JP2008216428A - 表示装置 - Google Patents

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JP2008216428A JP2007051236A JP2007051236A JP2008216428A JP 2008216428 A JP2008216428 A JP 2008216428A JP 2007051236 A JP2007051236 A JP 2007051236A JP 2007051236 A JP2007051236 A JP 2007051236A JP 2008216428 A JP2008216428 A JP 2008216428A
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伊藤  渉
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Abstract

【課題】例えば落下により周縁に加わった衝撃によるガラス基板の損傷を抑制することが
できる表示装置を提供する。
【解決手段】ガラス基板17が接合された背面基板15の周縁上には、ガラス基板17の
周面を包囲する環状に形成された反り抑制部25が設けられている。反り抑制部25は、
背面基板15と同一の材質によって形成され、背面基板15とガラス基板17との加熱及
び加圧接合に伴って発生する背面側電極基板12の反りを抑制する。また、ガラス基板1
7と反り抑制部25との間には、反り抑制部25からガラス基板17へ伝達される衝撃を
抑制する環状衝撃吸収部材26が設けられている。
【選択図】図1

Description

この発明は、液晶表示装置、有機エレクトロ・ルミネッセンス表示装置、電気泳動表示
装置等の表示装置に係り、詳しくは、表示層を駆動するための画素電極配線層が一表面に
形成されたガラス基板を背面基板に接合した表示装置に関するものである。
従来、この種の表示装置としては、図6に示すような、電気泳動表示方式のものがある
(例えば特許文献1)。この表示装置50は、背面側電極基板51、この背面側電極基板
51に対向する正面側電極基板52、及び、背面側電極基板51と正面側電極基板52と
の間に配置された電気泳動表示層53とにより構成されている。背面側電極基板51は、
一表面に半導体回路層54が形成されたガラス基板55に背面基板56を張り合わされて
構成される。正面側電極基板52は、透明基板57上に透明共通電極58を形成して構成
される。電気泳動表示層53は、多数のマイクロカプセル59をバインダ60で固定して
構成される。この表示装置50において、ガラス基板55は、背面基板56と同じ大きさ
に形成され、ガラス基板55の周縁と背面基板56の周縁とは同じ位置にある。
前記ガラス基板55は、薄膜トランジスタを用いた半導体回路層50を高温下で形成す
るために、軟化点や融点が高い石英ガラスや耐熱ガラスからなる。また、ガラス基板55
は、表示装置50の薄型化や低コスト化のために、例えば200μm程度の厚さにして用
いられる。
上記のようなガラス基板55を用いた表示装置50を例えば床面上に落下させた場合、
表示装置50の周縁が床面に衝突すると、表示装置50の周縁に位置するガラス基板55
の周縁に対して局所的な衝撃が加わる。この結果、ガラス基板55の周縁に応力が集中し
、ガラス基板55が割れてしまったり、表示装置50の使用中において割れにつながるよ
うなクラックが発生したりし易かった。
これに対し、特許文献2には、レーザ光を用いてガラス基板の稜線部を面取り加工し、
稜線部におけるチッピングやマイクロクラックの発生を防止しようとする技術が開示され
ている。
特開平9−225665号公報 特開2005−77945号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示されたように面取りされたガラス基板を用いた表
示装置50は、例えば床面上への落下によって表示装置50の周縁に加わった衝撃による
ガラス基板55の周縁への応力集中を抑制するものではなく、衝撃からガラス基板55を
有効に保護することはできない。
また、背面側電極基板51は、一表面に半導体回路層54が形成されたガラス基板55
に背面基板56を張り合わされて構成される。この背面基板56は、例えばポリエチレン
テレフタレートのような合成樹脂によって形成されており、その熱膨張係数とガラス基板
55の熱膨張係数とには無視できない差が存在する。この結果、ガラス基板55と背面基
板56とを加熱状態で加圧して接合すると、作製された背面側電極基板51に反りが生じ
易かった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。
その目的とするところは、例えば床面上への落下によって周縁に加わった衝撃によるガラ
ス基板の損傷を抑制することができる表示装置を提供することにある。
また、別の目的は、製造時における反りが抑制された表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この発明は、表示層を駆動するための画素電極配線層が
一表面に形成されたガラス基板を背面基板に接合した表示装置において、前記背面基板上
に、前記ガラス基板の周縁に対して加わる衝撃を抑制するガラス基板保護部を設けたこと
を特徴とする。ここで「画素電極配線層」とは、複数の電極と、この各電極に通電するた
めの配線とにより構成された受動型駆動方式の回路と、画素電極、薄膜トランジスタ等の
アクティブ素子からなる画素駆動回路、及び、この画素駆動回路に通電するための配線に
より構成された能動型駆動方式の回路とを含む。
この構成によれば、例えば床面上への落下によって表示装置の周縁に衝撃が加わったと
き、ガラス基板の外周に設けられたガラス基板保護部により、ガラス基板の周縁に加わる
衝撃が低減され、同周縁における応力集中が抑制される。この結果、ガラス基板の周縁に
おける割れ目や欠けの発生が抑制され、これらを起点とするガラス基板の損傷が抑制され
る。
また、この発明において、前記ガラス基板保護部は、前記ガラス基板の周縁を包囲する
環状に形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ガラス基板の周縁を包囲する環状に形成されたガラス基板保護部に
より、表示装置の周縁部に対してその外周のいずれの方向から衝撃が加わっても、ガラス
基板の損傷が抑制される。
また、この発明において、前記ガラス基板保護部は、前記背面基板の反りを抑制する反
り抑制部を兼ねることを特徴とする。
この構成によれば、表示素子の製造時においてガラス基板、背面基板及び表示層を加熱
及び加圧して接合するときに、ガラス基板、背面基板及び表示層の各熱膨張率の差による
反りの発生が反り抑制部により抑制される。この結果、製造時における表示装置の反りが
抑制される。
また、この発明において、前記ガラス基板保護部は、前記反り抑制部の内周に、同反り
抑制部から前記ガラス基板へ伝達される衝撃を抑制する衝撃抑制部を備えることを特徴と
する。
この構成によれば、例えば床面上への落下によって表示装置の周縁に衝撃が加わったと
きに、反り抑制部からガラス基板へ伝達される衝撃が衝撃抑制部により低減される。この
結果、ガラス基板の衝撃による損傷が有効に抑制される。
また、この発明において、前記衝撃抑制部は、前記反り抑制部とガラス基板との間に設
けられた衝撃吸収部材であることを特徴とする。
この構成によれば、表示装置の周縁に衝撃が加わったときに、反り抑制部からガラス基
板へ伝達される衝撃が衝撃吸収部材により低減される。
また、この発明において、前記衝撃抑制部は、前記反り抑制部とガラス基板との間に設
けられた空間であることを特徴とする。
この構成によれば、表示装置の周縁に衝撃が加わったときに、反り抑制部からガラス基
板へ伝達される衝撃が空間の存在により低減される。
この発明によれば、例えば床面上への落下によって周縁に加わった衝撃によるガラス基
板の損傷を抑制することができる。また、この発明によれば、製造時における反りの発生
を抑制することができる。
(第1実施形態)
次に、この発明を、電子ペーパーとしての可撓性を有する電気泳動表示装置に具体化し
た第1実施形態について、図1を参照して説明する。
図1に示すように、この実施形態の表示装置11は、背面側電極基板12、この背面側
電極基板12に対向する正面側電極基板13、及び、背面側電極基板12と正面側電極基
板13との間に挟まれた電気泳動表示層(以下、単に表示層という)14とより構成され
ている。
前記背面側電極基板12は、可撓性を有する背面基板15と、画素電極配線層としての
半導体回路層16が形成されたガラス基板17とを接着層18を介して接合して構成され
ている。半導体回路層16は、能動型駆動方式の回路であって、行方向及び列方向にそれ
ぞれ複数配列された画素電極、画素駆動回路、配線等により構成され、画素駆動回路は、
薄膜トランジスタ(TFT)により構成されている。各画素駆動回路は、図示しない行デ
コーダ及び列デコーダを介して外部の駆動回路に接続される。前記背面基板15は、熱硬
化性樹脂とガラス布とを組み合わせて多層に形成され、屈曲性を有するプリント配線材(
日立化成(株)製、製品コードTC-C-300)を用いて形成されている。なお、背面基板15
に用いる材料は、可撓性、弾性等に優れた熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂材料、例えばポ
リエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリエチレン等であっても
よい。ガラス基板17は、無アルカリガラス(旭硝子(株)製、製品コードAN100 )を用
いて例えば200μm以下の厚さに形成されている。ガラス基板17に用いる材料として
は、石英ガラス、ソーダガラス、耐熱ガラス等の前記無アルカリガラスとは軟化点及び融
点が異なるガラスであってもよい。また、半導体回路層16は、例えば真空蒸着、スパッ
タリング、化学気相成長(CVD)等によりガラス基板17上に形成されている。
前記正面側電極基板13は、可撓性を有する透明基板19を備え、その下面には、透明
共通電極20が形成されている。透明基板19は、透明性、可撓性等に優れた熱可塑性樹
脂又は熱硬化性樹脂材料、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリ
イミド、ポリエチレン等により形成されている。透明共通電極20層は、インジウムスズ
酸化物、ポリアニリン等の電子導電性高分子等のスパッタリングによって形成されている
前記電気泳動表示層14は、バインダ21によって一体化された多数のマイクロカプセ
ル22によって構成されている。マイクロカプセル22には、電気泳動分散媒23と、電
気泳動粒子24とが封入されている。電気泳動粒子24は、マイクロカプセル22に印可
された電界の向きに応じて電気泳動分散媒23中を泳動する。マイクロカプセル22は、
例えばアラビアゴム・ゼラチン系化合物、ウレタン系化合物等により形成されている。電
気泳動分散媒23は、例えば水、メタノール、エタノール等からなり、電気泳動粒子24
は、例えばアニリンブラック、カーボンブラック、二酸化チタン等により形成されている
。そして、電気泳動表示層14は、マイクロカプセル22とバインダ21との混合液を例
えばロールコータによって正面側電極基板13の透明共通電極20上に塗布し、これを乾
燥させることによって形成されている。
また、図1に示すように、ガラス基板17、電気泳動表示層14及び正面側電極基板1
3は、背面基板15よりも小さく形成され、背面基板15の周縁部は、ガラス基板17、
電気泳動表示層14及び正面側電極基板13の周面から外周に張り出されている。そして
、背面基板15の周縁部上には、ガラス基板17、電気泳動表示層14及び正面側電極基
板13をその外周から包囲する環状に形成された反り抑制部25が設けられている。この
反り抑制部25は、背面基板15と同じ材料によって形成され、半導体回路層16、ガラ
ス基板17、電気泳動表示層14及び正面側電極基板13を合わせた厚さを有するととも
に、背面基板15上においてガラス基板17の周面から外周に離れた位置に接着層18に
よって固定されている。
また、背面基板15の周縁部上において、ガラス基板17と反り抑制部25との間に形
成された環状の空間には、反り抑制部25と同一の厚さを有する衝撃吸収部としての環状
衝撃吸収部材26が配置されている。この環状衝撃吸収部材26は、各種合成ゴム、天然
ゴムよりなる中実材又は発泡材や、熱可塑性エラストマーよりなる中実材又は発泡材によ
って形成されている。この実施形態においては、反り抑制部25及び環状衝撃吸収部材2
6によりガラス基板保護部が構成されている。
また、透明基板19、反り抑制部25及び環状衝撃吸収部材26の外面(図1における
上面)には、ゴムや熱可塑性エラストマーの中実材や発泡材よりなるシート状衝撃吸収部
材27が張り合わされている。
背面側電極基板12と、電気泳動表示層14が形成された正面側電極基板13と、シー
ト状衝撃吸収部材27とは、それらが積層された状態で例えば真空ラミネータにより加熱
及び加圧されることによって接合一体化されている。また、反り抑制部25及び環状衝撃
吸収部材26は、背面基板15とシート状衝撃吸収部材27との間に挟まれた状態で両電
極基板12,13に接合一体化される。
さて、上記のように構成された表示装置11の製造時において、背面側電極基板12は
、半導体回路層16が形成されたガラス基板17を背面基板15に対して接着層18を介
して接合することにより形成される。そして、接着層18を挟んで積層された背面基板1
5及びガラス基板17は、真空ラミネータを用いて加熱及び加圧される。このとき、接合
される背面基板15及びガラス基板17には、両者の熱膨張係数の差によって反りが発生
しようとする状態となる。しかしながら、背面基板15と同一材料によりガラス基板17
を外周から包囲する環状に形成されるとともに背面基板15の周縁部上に接合された反り
抑制部25の存在により、背面基板15の反りに対する剛性が向上している。すなわち、
背面基板15と反り抑制部25は熱膨張係数が同一であるため、反り抑制部25の存在に
より背面基板15が反りにくくなっている。このため、形成された背面側電極基板12に
おける反りの発生が抑制され、その結果、製造された表示装置11における反りの発生が
抑制される。
また、上記の表示装置11を例えば床面上に落下させて表示装置11の周縁を床面に衝
突させた場合には、ガラス基板17の周面を包囲する環状に形成された反り抑制部25に
より、ガラス基板17の周縁に加わる衝撃が低減され、同周縁における応力集中が抑制さ
れる。この結果、ガラス基板17の周縁における割れ目や欠けの発生が抑制され、これら
を起点とするガラス基板17の損傷が抑制される。
また、ガラス基板17と反り抑制部25との間に設けられた環状衝撃吸収部材26によ
り、反り抑制部25からガラス基板17へ伝達される衝撃が低減される。この結果、ガラ
ス基板17の衝撃による損傷が有効に抑制される。
以上詳述したこの実施形態は、以下の各効果を有する。
(1) ガラス基板17の周囲を包囲する環状の反り抑制部25を設けたので、表示装
置11の周縁に対してその外周のいずれの方向から衝撃が加わってもガラス基板17の損
傷を抑制することができる。
また、反り抑制部25を背面基板15と同一の材質によって形成し、その熱膨張係数を
等しくしたので、製造時における反りの発生を抑制することができる。
(2) ガラス基板17と反り抑制部25との間に環状衝撃吸収部材26を設けたので
、ガラス基板17の衝撃による損傷を有効に抑制することができる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した第2実施形態について、図2を参照して説明する。なお、
以降の各実施形態の説明において第1実施形態と同じ構成については、符号を同じにして
その説明を省略し、第1実施形態と異なる構成のみについて説明する。
図2に示すように、この実施形態の表示装置11においては、第1実施形態の反り抑制
部25が、背面基板15に一体形成されている。
この実施形態の表示装置11においても、ガラス基板17を外周から包囲する環状に形
成されるとともに背面基板15の周縁部上に一体形成された反り抑制部25により、製造
時における反りの発生と、床面等への落下時におけるガラス基板17の損傷が抑制される
この実施形態は、第1実施形態の各効果に加えて、次の効果を有する。
(3) 反り抑制部25を背面基板15に一体形成したので、部品点数が少なくなり、
この結果、製造工数を少なくすることができる。
(第3実施形態)
次に、この発明を具体化した第3実施形態について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、この実施形態の表示装置11では、第1実施形態の反り抑制部25
及び環状衝撃吸収部材26が、ガラス基板17及び半導体回路層16の合計厚さと同じ厚
さに形成されている。そして、電気泳動表示層14は、背面基板15よりやや小さい大き
さとされ、電気泳動表示層14の周面は、背面基板15の周面のやや内側の位置にある。
この実施形態の表示装置11においても、ガラス基板17を外周から包囲する環状に形
成されるとともに背面基板15の周縁部上に接合された反り抑制部25により、製造時に
おける反りの発生と、床面等への落下時におけるガラス基板17の損傷が抑制される。従
って、この実施形態は、第1実施形態の各効果を有する。
(第4実施形態)
次に、この発明を具体化した第4実施形態について、図4を参照して説明する。
図4に示すように、この実施形態の表示装置11では、前記第1実施形態と同様な反り
抑制部25とガラス基板17との間に、環状衝撃吸収部材26が設けられておらず、その
代わりに、衝撃吸収部としての環状の空間30が設けられている。すなわち、この実施形
態においては、反り抑制部25及び空間30によりガラス基板保護部が構成されている。
この実施形態の表示装置11においては、ガラス基板17と反り抑制部25との間に設
けられた空間30により、反り抑制部25からガラス基板17へ伝達される衝撃が低減さ
れる。
この実施形態は、第1実施形態の各効果の他に、次の効果を有する。
(4) 環状衝撃吸収部材26の代わりに空間30を設けたので、部品点数が少なくな
り、この結果、製造工数を少なくすることができる。
(第5実施形態)
次に、この発明を具体化した第5実施形態について、図5を参照して説明する。
図5に示すように、この実施形態の表示装置11は、上記第1〜第4実施形態における
電気泳動表示層14とは異なる構成の電気泳動表示層14を備えている。すなわち、この
電気泳動表示層14は、マイクロカプセル22をバインダ21により固定した構成ではな
く、背面側電極基板12上に形成された枠32によって区画された多数の室33に電気泳
動分散媒23及び電気泳動粒子24よりなる電気泳動分散液が充填されて構成されている
。なお、枠32は、フォトレジストやオフセット印刷によって形成されている。また、電
気泳動分散液は、例えば液滴吐出法(インクジェット法)により枠32の各室33に充填
されている。
このような構成の表示装置11も、第1実施形態の各効果を有する。
(他の実施形態)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 第1〜第5実施形態において、半導体回路層16に代えて、複数の電極と、この各
電極に通電するための配線とにより構成された受動型駆動方式の回路を設けた構成とする
こと。
・ この発明を、球状ツイストボール、磁気ツイストボール又は円柱ツイストボールを
用いた粒子回転方式の粒子方式表示層を備えた表示装置に具体化すること。
また、帯電トナー又は電子粉流体を用いた粒子移動方式の粒子方式表示層を備えた表示
装置に具体化すること。
また、磁気泳動型又は磁気感熱型の磁気泳動方式の粒子方式表示層を備えた表示装置に
具体化すること。
・ この発明を、表示層として液晶表示部を備えた表示装置に具体化すること。
・ この発明を、表示層として有機エレクトロ・ルミネッセンス表示部を備えた表示装
置に具体化すること。
第1実施形態の表示装置を示す縦断面図。 第2実施形態の表示装置を示す縦断面図。 第3実施形態の表示装置を示す縦断面図。 第4実施形態の表示装置を示す縦断面図。 第5実施形態の表示装置を示す縦断面図。 従来の表示装置を示す縦断面図。
符号の説明
11…表示装置、14…表示層としての電気泳動表示層、15…背面基板、16…画素
電極配線層としての半導体回路層、17…ガラス基板、21…画素電極配線層を構成する
バインダ、22…同じくマイクロカプセル、25…ガラス基板保護部を構成する反り抑制
部、26…ガラス基板保護部を構成する衝撃抑制部としての環状衝撃吸収部材、30…ガ
ラス基板保護部を構成する衝撃抑制部としての空間。

Claims (6)

  1. 表示層を駆動するための画素電極配線層が一表面に形成されたガラス基板を背面基板に
    接合した表示装置において、
    前記背面基板上に、前記ガラス基板の周縁に対して加わる衝撃を抑制するガラス基板保
    護部を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記ガラス基板保護部は、前記ガラス基板の周縁を包囲する環状に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記ガラス基板保護部は、前記背面基板の反りを抑制する反り抑制部を兼ねることを特
    徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記ガラス基板保護部は、前記反り抑制部の内周に、同反り抑制部から前記ガラス基板
    へ伝達される衝撃を抑制する衝撃抑制部を備えることを特徴とする請求項3に記載の表示
    装置。
  5. 前記衝撃抑制部は、前記反り抑制部とガラス基板との間に設けられた衝撃吸収部材であ
    ることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記衝撃抑制部は、前記反り抑制部とガラス基板との間に設けられた空間であることを
    特徴とする請求項4に記載の表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011104896A1 (ja) * 2010-02-26 2011-09-01 住友化学株式会社 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法及び液晶表示装置の製造装置

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