JP2008215637A - 空調機の遠隔管理システムおよび空調機の初期設定装置 - Google Patents

空調機の遠隔管理システムおよび空調機の初期設定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現する。
【解決手段】空調機10aの遠隔管理システム1は、アダプタ20aとルータ40と遠隔管理サーバ30と初期設定ツール60とを備える。アダプタ20aは、空調機10aをLAN5aに接続する。ルータ40は、LAN5aとインターネット6とを中継する。遠隔管理サーバ30は、インターネット6を介して空調機10aに空調管理データを送信することにより、空調機10aを遠隔から管理する。初期設定ツール60は、アドレス変換定義情報41aをルータ40に設定する。アドレス変換定義情報41aは、アダプタ20aのインターネット6上のアドレスWAaとアダプタ20aのLAN5a上のアドレスLAaとを変換するための情報である。ルータ40は、アドレス変換定義情報41aに基づいて、遠隔管理サーバ30からの空調管理データをアダプタ20aに送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、空調機の遠隔管理システムおよび空調機の初期設定装置に関する。
従来より、インターネット等のWAN(Wide Area Network)を介して空調機を当該空調機の遠隔に存在する遠隔管理装置から管理する遠隔管理サービスが利用されている。そして、このような遠隔管理サービスにおいては、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスには、通信の安全性を確保するための工夫が必要となる。
そこで、出願人は、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセス方法に関して以下のような発明に至り、平成19年2月19日に出願した(特許文献1)。
特願2007−37348
すなわち、遠隔管理装置側から空調機側へ空調管理データを送信する場合においては、まず、遠隔管理装置が空調機にコールバック要求を送る。そして、コールバック要求を受け取った空調機は、予め登録されているコールバック先に問い合わせを行い、当該問い合わせに対する応答として遠隔管理装置から空調管理データを受け取る。すなわち、空調機に対してコールバック要求を送信してきた者が誰であろうとも、空調機が空調管理データを送るように指示するコールバック先は予め決定されている。したがって、第3者が空調機に不正にアクセスしてきた場合においても、当該第3者から不正な空調管理データを取得してしまうことがない。これにより、遠隔管理装置側から空調機側への通信の安全性が確保されるようになっている。
しかしながら、上記アクセス方法を採用するに当たっては、最初に、遠隔管理装置が空調機にコールバック要求を送る必要がある。ところが、通常、空調機はLAN(Local Area Network)に接続されており、WANからLANへの入口にはルータが存在している。したがって、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを実現するためには、当該ルータに空調機を登録することが必要となる。しかしながら、このようなルータの設定を行う者には通信ネットワーク技術に関する豊富な知識が必要とされ、また、当該設定にはネットワーク管理者権限が必要となることも多い。このため、当該ルータの設定作業は容易に実現し難いというのが現状である。なお、この問題は、特許文献1のアクセス方法を採用する場合だけでなく、広く一般に遠隔管理装置がWANを介してLAN内の空調機にアクセスしようとする場合に生じ得る。
本発明の課題は、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することにある。
第1発明にかかる空調機の遠隔管理システムは、アダプタと、中継装置と、遠隔管理装置と、空調機の初期設定装置とを備える。アダプタは、空調機をLANに接続する。中継装置は、LANとWANとを中継する。遠隔管理装置は、WANに接続され、WANを介して空調機に空調管理データを送信することにより空調機を遠隔から管理する。初期設定装置は、変換定義情報を中継装置に設定する。変換定義情報は、アダプタのWAN上のアドレスとアダプタのLAN上のアドレスとを変換するための情報である。中継装置は、変換定義情報に基づいて、遠隔管理装置からの空調管理データをアダプタに送信する。
この遠隔管理システムでは、空調機の初期設定装置が、中継装置に、アダプタのWAN上のアドレスとLAN上のアドレスとを変換可能にするための設定を行う。したがって、この遠隔管理システムでは、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第2発明にかかる空調機の遠隔管理システムは、アダプタと、中継装置と、遠隔管理装置とを備える。アダプタは、空調機をLANに接続する。中継装置は、LANとWANとを中継する。遠隔管理装置は、WANに接続され、WANを介して空調機に空調管理データを送信することにより空調機を遠隔から管理する。アダプタは、変換定義情報を中継装置に設定する。変換定義情報は、アダプタのWAN上のアドレスとアダプタのLAN上のアドレスとを変換するための情報である。中継装置は、変換定義情報に基づいて、遠隔管理装置からの空調管理データをアダプタに送信する。
この遠隔管理システムでは、アダプタが、中継装置に、アダプタのWAN上のアドレスとLAN上のアドレスとを変換可能にするための設定を行う。したがって、この遠隔管理システムでは、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第3発明にかかる空調機の遠隔管理システムは、アダプタと、中継装置と、遠隔管理装置と、空調機の初期設定装置とを備える。アダプタは、空調機をLANに接続する。中継装置は、LANとWANとを中継する。遠隔管理装置は、WANに接続され、WANを介して空調機に空調管理データを送信することにより空調機を遠隔から管理する。初期設定装置は、アダプタのアドレスを中継装置に設定する。中継装置は、アダプタのアドレスに基づいて、遠隔管理装置からの空調管理データをアダプタに送信する。
この遠隔管理システムでは、空調機の初期設定装置が、中継装置に、アダプタのアドレスの設定を行う。したがって、この遠隔管理システムでは、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第4発明にかかる空調機の遠隔管理システムは、第1発明から第4発明のいずれかにかかる空調機の遠隔管理システムであって、アダプタは、空調機に内蔵されている。
この遠隔管理システムでは、外観上、空調機をLANに直接接続することができる。
第5発明にかかる空調機の遠隔管理システムは、第1発明から第4発明のいずれかにかかる空調機の遠隔管理システムであって、アダプタは、空調機の集中コントローラである。
この遠隔管理システムでは、空調機を管理する集中コントローラにより、空調機をLANに接続することができる。
第6発明にかかる空調機の初期設定装置は、第1接続部と、第2接続部と、設定部とを備える。第1接続部は、アダプタに接続される。アダプタは、空調機をLANに接続する。第2接続部は、中継装置に接続される。中継装置は、LANとWANとを中継する。設定部は、変換定義情報を中継装置に設定する。変換定義情報は、アダプタのWAN上のアドレスとアダプタのLAN上のアドレスとを変換するための情報である。
この空調機の初期設定装置は、中継装置に、アダプタのWAN上のアドレスとLAN上のアドレスとを変換可能にするための設定を行う。したがって、第6発明では、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第7発明にかかる空調機の初期設定装置は、第6発明にかかる初期設定装置であって、アダプタは、空調機に内蔵されている。
第7発明では、外観上、空調機をLANに直接接続することができる。
第8発明にかかる空調機の初期設定装置は、第6発明にかかる初期設定装置であって、アダプタは、空調機の集中コントローラである。
第8発明では、空調機を管理する集中コントローラにより、空調機をLANに接続することができる。
第1発明では、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第2発明では、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第3発明では、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第4発明では、外観上、空調機をLANに直接接続することができる。
第5発明では、空調機を管理する集中コントローラにより、空調機をLANに接続することができる。
第6発明では、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができる。
第7発明では、外観上、空調機をLANに直接接続することができる。
第8発明では、空調機を管理する集中コントローラにより、空調機をLANに接続することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態にかかる空調機10a,10b,・・・の遠隔管理システム1について説明する。
<全体構成>
図1に、遠隔管理システム1の全体構成を示す。遠隔管理システム1は、物件2に設置されている空調機10a,10b,・・・を遠隔管理センタ3に設置されている遠隔管理サーバ30から管理するシステムである。空調機10a,10b,・・・と遠隔管理サーバ30とは、インターネット6を介して相互に通信可能となっている。また、空調機10a,10b,・・・の利用者は、インターネット6に接続可能な利用者端末50を用いて、外出先から遠隔管理サーバ30にインターネット6を介してアクセスすることができる。これにより、利用者は、遠隔管理サーバ30を中継して空調機10a,10b,・・・に制御命令(空調管理データ)を送ることができる。
物件2には、空調機10a,10b,・・・の他、アダプタ20a,20b,・・・とルータ40とが設置されている。アダプタ20a,20b,・・・は、それぞれ空調機10a,10b,・・・に接続されている。プロトコル変換機能を有する各アダプタ20a,20b,・・・は、専用ネットワーク5dを介して他機器と通信可能な空調機10a,10b,・・・を、イーサネット(登録商標)に対応したLAN5aに接続している。LAN5aには、アダプタ20a,20b,・・・の他、物件2内で使用されるパソコン等の機器(図示されない)も接続されている。一方、ルータ40は、インターネット6とLAN5aとを中継する役割を果たしている。LAN5aに接続されている初期設定ツール60は、空調機10a,10b,・・・をインターネット6に接続するための通信設定を、アダプタ20a,20b,・・・およびルータ40に対して行うツールである。初期設定ツール60は、当該通信設定時に、サービスマンなどの作業者によりLAN5aに接続されることになる。
遠隔管理サーバ30の設置されている遠隔管理センタ3には、遠隔管理サーバ30の他、データベース31が設置されている。データベース31には、物件2から送られてくる空調機10a,10b,・・・に関連する空調関連データが蓄積されてゆく。
なお、図1においては明示されていないが、遠隔管理サーバ30は、1つのサーバコンピュータから構成されていてもよいし、複数のサーバコンピュータから構成されていてもよい。遠隔管理サーバ30が複数のサーバコンピュータから構成される場合には、遠隔管理センタ3に負荷分散装置が設置され、遠隔管理サーバ30を構成する複数のサーバコンピュータが連携して動作し、全体として1つの機能を果たすものとする。
また、簡単のために、図1においては物件2が1つしか示されていないが、実際には遠隔管理システム1には複数の物件2が含まれており、遠隔管理サーバ30は複数の物件2に設置されている空調機10a,10b,・・・を管理しているものとする。同様に、図1においては遠隔管理センタ3が1つしか示されていないが、実際には遠隔管理システム1には全国各地に点在する複数の遠隔管理センタ3が含まれており、複数の遠隔管理センタ3に設置されている複数のデータベース31は互いに同期を取っているものとする。
<空調機>
次に、図2を参照して、空調機10aの構成を説明する。なお、複数の空調機10a,10b,・・・は互いに同様の構成を有しているものとし、その他の空調機10b,・・・については空調機10aと同様であるとして説明を省略する。
物件2の室内を空気調和する空調機10aは、図示されない圧縮機や熱交換器等から構成される冷媒回路を有している。また、空調機10aには、各種センサ12a,12b,12c,12d,12e,・・・が取り付けられている。センサ12aは、空調機10aの設置されている部屋の温度を検出する。センサ12bは、空調機10aの設置されている物件2付近の外気の温度を検出する。センサ12cは、空調機10aに含まれる圧縮機(図示されない)の吐出管における冷媒の温度である吐出温度を検出する。センサ12dは、空調機10aに含まれる圧縮機(図示されない)の吐出管における冷媒の圧力である吐出圧を検出する。センサ12eは、空調機10aに含まれる圧縮機(図示されない)の吸入管における冷媒の圧力である吸入圧を検出する。
また、空調機10aは、制御部11を有している。制御部11は、リモコン13を介して物件2内の利用者から入力された制御命令に従って、空調機10aの動作を制御する、すなわち、冷媒回路に含まれる圧縮機等の各部の動作を制御する。
また、制御部11は、所定の間隔(例えば、5分)で空調関連データをインターネット6を介して遠隔管理サーバ30に送信する。空調関連データには、空調機10aの状態を示すデータ等が含まれる。空調機10aの状態を示すデータとは、例えば、空調機10aが現在起動しているか停止しているかを示すデータ、空調機10aの運転にかかる設定温度や設定湿度等の設定値を示すデータ、制御部11に接続されている各種センサ12a,12b,12c,12d,12e,・・・において検出された値を示すデータである。
さらに、制御部11は、インターネット6およびLAN5aを介して遠隔管理サーバ30から送られてくる制御命令を受け取り、実行する。遠隔管理サーバ30から送られてくる制御命令とは、例えば、空調機10aを起動・停止させたり、空調機10aの運転にかかる設定温度や設定湿度等の設定値を変更させたり、空調関連データを遠隔管理サーバ30に向けて送信させたりする命令である。
<ルータ>
インターネット6とLAN5aとを接続するルータ40は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)機能を有しており、ルータ40に接続されている各アダプタ20a,20b,・・・にLAN5a上のアドレスLAa,LAb,・・・を自動的に割り当てることができる。そして、ルータ40は、各アダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のアドレスLAa,LAb,・・・と、各アダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・とを対応付けたものを、アドレス変換定義情報41aとして記憶しておくことが可能である(図3参照)。
なお、ルータ40へのアドレス変換定義情報41aの登録処理は、空調機10a,10b,・・・の通信設定時にLAN5aに接続される初期設定ツール60により制御・管理されることになる。この処理の詳細は、後述する。
また、インターネット6上のアドレスとは、グローバルIPアドレスとポート番号とからなるグローバルアドレスのことであり、LAN5a上のアドレスとは、プライベートIPアドレスとポート番号とからなるプライベートアドレスのことである。したがって、アダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のアドレスLAa,LAb,・・・とは、それぞれアダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・と所定のポート番号P1a,P1b,・・・とを組み合わせたものであり、アダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・とは、それぞれルータ40のインターネット6上のIPアドレスIPA2と所定のポート番号P2a,P2b,・・・とを組み合わせたものである。また、ルータ40に接続されている各アダプタ20a,20b,・・・についてのアドレス変換定義情報41aを集めたものが、図3に示すアドレス変換テーブル41である。
そして、実際に、インターネット6側からアダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・を指定してルータ40にデータが送られてきた場合には、ルータ40は、アドレス変換テーブル41を参照して、指定されているアドレスWAa,WAb,・・・に対応するLAN5a上のアドレスLAa,LAb,・・・に当該データを転送する。
また、ルータ40は、ファイアウォール機能を有している。ルータ40は、アドレス変換テーブル41に登録されていないインターネット6上のアドレスを指定するアクセスをブロックし、当該アクセスにかかるデータをLAN5a内に通さないように設定されている。なお、LAN5a内の機器側からLAN5a外の機器側への問い合わせの応答についてはこの限りではない。
<アダプタ>
次に、図4を参照して、アダプタ20aの構成を説明する。なお、複数のアダプタ20a,20b,・・・は互いに同様の構成を有しているものとし、その他のアダプタ20b,・・・についてはアダプタ20aと同様であるとして説明を省略する。
アダプタ20aは、通信部21と、制御部22と、記憶部23とを有しており、ネットワーク5a,5b間でのプロトコルの相違を吸収する。通信部21は、アダプタ20aの通信機能を担っている。制御部22は、プロトコルの変換処理等の各種処理を行う。記憶部23には、登録情報23aが記憶されている。登録情報23aの詳細については、後述する。
<初期設定ツール>
次に、図5を参照して、初期設定ツール60の構成を説明する。初期設定ツール60は、原則的に、空調機10a,10b,・・・の通信設定時にのみ遠隔管理システム1に導入されることになる。初期設定ツール60は、例えば、後述するような動作を行うためのプログラムのインストールされた通常のパーソナルコンピュータであり、通信部61と、制御部62と、表示部63と、入力部64とを有している。
通信部61は、第1接続部61aおよび第2接続部61bとして動作する。第1接続部61aは、LAN5aを介してアダプタ20a,20b,・・・に接続され、初期設定ツール60とアダプタ20a,20b,・・・との通信を可能にしている。第2接続部61bは、LAN5aを介してルータ40に接続され、初期設定ツール60とルータ40との通信を可能にしている。したがって、第2接続部61bにより、初期設定ツール60は、ルータ40を経由してインターネット6に接続されている遠隔管理サーバ30と通信することが可能となっている。
制御部62は、ルータ40を経由してインターネット6に接続されている遠隔管理サーバ30と通信しながら、アダプタ20a,20b,・・・についてのアドレス変換定義情報41aをルータ40のアドレス変換テーブル41に登録する。
表示部63は、サービスマンなどの初期設定ツール60の操作者に視認可能なディスプレイであり、入力部64は、当該操作者が初期設定ツール60に対して操作命令を入力する際に用いられる。
<遠隔管理サーバ>
図6に示す遠隔管理サーバ30は、通信部30aと、制御部30bとを有している。
通信部30aは、遠隔管理サーバ30の通信機能を担っている。
制御部30bは、空調機10a,10b,・・・の遠隔管理に伴う各種処理を実行する。空調機10a,10b,・・・の遠隔管理に伴う処理とは、例えば、インターネット6を介して空調機10a,10b,・・・から送られてきた空調関連データに基づいて当該空調機10a,10b,・・・における異常を検査したり、外出中の物件2の利用者からインターネット6を介して受け取った空調機10a,10b,・・・に対する制御命令をインターネット6を介して当該空調機10a,10b,・・・に向けて送信したりする処理のことをいう。また、空調機10a,10b,・・・に制御命令を送るべくインターネット6を介して遠隔管理サーバ30にアクセスしてきた者が正規の利用者であるか否かを認証する認証処理も、空調機10a,10b,・・・の遠隔管理に伴う処理として遠隔管理サーバ30において実行される。
<データベース>
データベース31には、空調機10a,10b,・・・からインターネット6を介して遠隔管理サーバ30に送られてきた空調関連データが蓄積されてゆく。すなわち、データベース31には、所定の間隔(例えば、5分)で空調機10a,10b,・・・から送られてくる空調機10aの状態を示すデータ等が蓄積される。また、データベース31には、アダプタ20a,20b,・・・およびルータ40に登録される各種通信設定値も記憶される。また、データベース31には、インターネット6を介してアクセスしてきた利用者を認証するために必要となるパスワード等の認証情報も記憶される。
<利用者端末>
利用者端末50は、インターネット6に接続可能な端末である。利用者端末50は、例えば、外出中の利用者に携帯される携帯電話であってもよいし、外出先に設置されているコンピュータであってもよい。
<空調機の通信設定処理>
以下に、図7を参照して、空調機10a,10b,・・・の通信設定時の処理の流れを説明する。
空調機10a,10b,・・・の通信設定を行うサービスマン等の作業者は、初期設定ツール60上にブラウザを立ち上げ、当該ブラウザ上で遠隔管理サーバ30のURLを指定することにより、遠隔管理サーバ30にアクセスする。そして、作業者は、遠隔管理サーバ30から提供される、初期設定ツール60のブラウザ上に展開される各種画面を入力部64を介して操作することにより、初期設定ツール60を以下のように動作させる。以下に説明する初期設定ツール60の動作は、遠隔管理サーバ30からダウンロードされるソフトウェアプログラム、あるいは、初期設定ツール60にもともと搭載されているソフトウェアプログラムによって実現される。なお、以下の説明において、初期設定ツール60と、アダプタ20a,20b,・・・、ルータ40および遠隔管理サーバ30との間での通信は、初期設定ツール60をクライアントとする、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)で行われるものとする。また、図7に示す初期設定ツール60上で実行される処理のうち、処理A1は主に第1接続部61aにより行われ、処理A2は主に第2接続部61bにより行われ、処理A3は主に制御部62により行われるものとする。
まず、ステップS20において、LAN5aに接続されている初期設定ツール60は、同じくLAN5a内にあるネットワーク機器を検索し、LAN5aにアダプタ20a,20b,・・・が接続されていることを検出する。続いて、初期設定ツール60は、検出された各アダプタ20a,20b,・・・に対して問い合わせを行い、当該問い合わせに対する応答として各アダプタ20a,20b,・・・から各アダプタ20a,20b,・・・のMACアドレスおよびネットワーク設定値を取得する。なお、ネットワーク設定値とは、ネットマスクやDNSサーバアドレス等である。
次に、初期設定ツール60は、ルータ40にアクセスし、ルータ40がLAN5a内のネットワーク機器に割り当てることが可能なLAN5a上の空きIPアドレスのリストを取得する。そして、初期設定ツール60は、インターネット6を介して遠隔管理サーバ30にアクセスし、各アダプタ20a,20b,・・・から取得した各アダプタ20a,20b,・・・のMACアドレスおよびネットワーク設定値、ならびに、ルータ40から取得したLAN5a上の空きIPアドレスのリストを遠隔管理サーバ30に送信する(ステップS21)。
次に、ステップS22では、遠隔管理サーバ30は、初期設定ツール60から受け取った各アダプタ20a,20b,・・・のMACアドレスおよびネットワーク設定値を各アダプタ20a,20b,・・・に対応付けてデータベース31に格納する。また、遠隔管理サーバ30は、初期設定ツール60から受け取ったLAN5a上の空きIPアドレスのリストの中から、各アダプタ20a,20b,・・・にLAN5a上のIPアドレスを1つずつ割り当てる。そして、各アダプタ20a,20b,・・・に割り当てたLAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・を各アダプタ20a,20b,・・・に対応付けてデータベース31に格納する。さらに、遠隔管理サーバ30は、ルータ40のインターネット6上のIPアドレスIPA2をデータベース31に格納する。なお、ルータ40のインターネット6上のIPアドレスIPA2は、初期設定ツール60とのHTTP通信時に取得される。
次に、遠隔管理サーバ30は、初期設定ツール60の表示部63上に表示すべき機器名称設定画面を作成する。この機器名称設定画面は、作業者が各アダプタ20a,20b,・・・に管理上の名称を設定する際に参照する画面である。この機器名称設定画面は、遠隔管理サーバ30からインターネット6を介して初期設定ツール60に送信され、初期設定ツール60の表示部63上に表示される(ステップS23)。この機器名称設定画面上には、遠隔管理サーバ30により自動的に設定された各アダプタ20a,20b,・・・の管理上の名称がデフォルト値として表示されることになる。この機器名称設定画面を介して各アダプタ20a,20b,・・・に管理上の名称を設定する作業者は、当該デフォルト値と異なる名称を管理上の名称とすることも可能である。そして、作業者により最終的に選択された各アダプタ20a,20b,・・・の管理上の名称は、初期設定ツール60からインターネット6を介して遠隔管理サーバ30に送信される(ステップS24)。
なお、図7に示すように、ステップS23およびステップS24において遠隔管理サーバ30および初期設定ツール60間で各アダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のIPアドレスおよびMACアドレスが送受信されるのは、遠隔管理サーバ30および初期設定ツール60が各アダプタ20a,20b,・・・を識別するためである。
次に、遠隔管理サーバ30は、初期設定ツール60から受け取った各アダプタ20a,20b,・・・の管理上の名称を各アダプタ20a,20b,・・・に対応付けてデータベース31に登録する(ステップS25)。
次に、遠隔管理サーバ30は、初期設定ツール60の表示部63上に表示すべきルータ設定画面を作成する。このルータ設定画面は、作業者がルータ40のアドレス変換テーブル41にアドレス変換定義情報41aを追加登録する際に参照する画面である。このルータ設定画面は、遠隔管理サーバ30からインターネット6を介して初期設定ツール60に送信され、初期設定ツール60の表示部63上に表示される(ステップS26)。また、このルータ設定画面とともに、各アダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・に含まれることになるポート番号の候補値(デフォルト値)も、遠隔管理サーバ30から初期設定ツール60に送信される。なお、ポート番号の候補値は、遠隔管理サーバ30により自動的に設定される。そして、初期設定ツール60の表示部63上に表示されたルータ設定画面上には、当該ポート番号の候補値が表示されることになる。このルータ設定画面を操作する作業者は、各アダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・に含まれることになるポート番号として当該候補値と異なる値を設定することも可能である。
続いて、ステップS27では、初期設定ツール60は、ルータ40のインターネット6上のIPアドレスIPA2と、作業者により最終的に選択されたポート番号P2a,P2b,・・・とを組み合わせたものを、それぞれアダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・として定義する。また、初期設定ツール60は、遠隔管理サーバ30により割り当てられた各アダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・と、所定のポート番号P1a,P1b,・・・とを組み合わせたものを、各アダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のアドレスLAa,LAb,・・・として定義する。そして、初期設定ツール60は、定義されたインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・と、各アダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のアドレスLAa,LAb,・・・とをそれぞれ対応付けたもの(アドレス変換定義情報41a)をルータ40に向けて送信し、ルータ40のアドレス変換テーブル41内に記憶させる。
次に、初期設定ツール60は、ルータ40へのアドレス変換定義情報41aの登録が成功した旨を遠隔管理サーバ30に通知する(ステップS28)。なお、このとき、アダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・に含まれるポート番号が初期設定ツール60側で決定されたものである場合には、初期設定ツール60から遠隔管理サーバ30に当該ポート番号も送信される。一方、遠隔管理サーバ30は、初期設定ツール60からのポート番号(あれば)をデータベース31に格納し(ステップS29)、通信設定ファイル31a,31b,・・・を作成する(ステップS30)。通信設定ファイル31a,31b,・・・には、それぞれアダプタ20a,20b,・・・の各種通信設定値、例えば、LAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・やネットワーク設定値が記録されている。また、通信設定ファイル31a,31b,・・・には、それぞれアダプタ20a,20b,・・・に後述するステップS35の機器構成情報の送信処理を実行させるための制御命令も含まれている。
次に、遠隔管理サーバ30は、初期設定ツール60の表示部63上に表示すべき通信テスト画面を作成する。この通信テスト画面は、作業者が各アダプタ20a,20b,・・・に必要な通信設定値を登録するための画面である。この通信テスト画面は、遠隔管理サーバ30からインターネット6を介して初期設定ツール60に送信され、初期設定ツール60の表示部63上に表示される(ステップS31)。
続いて、初期設定ツール60は、各アダプタ20a,20b,・・・に、それぞれ通信設定ファイル31a,31b,・・・を遠隔管理サーバ30からダウンロードするように命令する(ステップS32)。そして、当該命令の送信が終了すると、その旨を通信テスト結果画面を作成(ステップS38)中の遠隔管理サーバ30に通知する(ステップS33)。
次に、アダプタ20a,20b,・・・は、初期設定ツール60からの命令を受けて、遠隔管理サーバ30にインターネット6を介してアクセスし、それぞれ通信設定ファイル31a,31b,・・・の送信を要求する(ステップS34)。アダプタ20a,20b,・・・は、それぞれ遠隔管理サーバ30から受け取った通信設定ファイル31a,31b,・・・の内容を参照して自身の通信設定を行うとともに、通信設定ファイル31a,31b,・・・に含まれるLAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・やネットワーク設定値などに関する情報を記憶部23に記憶する。これにより、アダプタ20a,20b,・・・において、LAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・が固定されることになる。なお、ステップS34が実行される時点においては、初期設定ツール60によるルータ40へのアドレス変換定義情報41aの登録が終了しているため、各アダプタ20a,20b,・・・はインターネット6を介して遠隔管理サーバ30にアクセス可能となっており、通信設定ファイル31a,31b,・・・をダウンロード可能となっている。
次に、アダプタ20a,20b,・・・は、それぞれ通信設定ファイル31a,31b,・・・に含まれていた制御命令に従って、空調機10a,10b,・・・の機器構成情報を遠隔管理サーバ30に向けて送信する(ステップS35)。機器構成情報とは、空調機10a,10b,・・・の構成を示す情報であって、例えば、空調機10a,10b,・・・の機種や製品番号、他機器との接続状態などである。遠隔管理サーバ30は、アダプタ20a,20b,・・・から空調機10a,10b,・・・の機器構成情報を受信し(ステップS36)、データベース31に登録する(ステップS37)。
そして、遠隔管理サーバ30は、データベース31への機器構成情報の登録が終了するのを待って通信テスト結果画面を作成し、この通信テスト結果画面を初期設定ツール60に送信する(ステップS38)。そして、初期設定ツール60の表示部63上には、通信設定テスト結果画面が表示される(ステップS39)。この通信テスト結果画面上には、各アダプタ20a,20b,・・・およびルータ40に対する通信設定の結果や空調機10a,10b,・・・の一覧が表示される。これにより、この通信テスト結果画面を見た作業者は、各アダプタ20a,20b,・・・およびルータ40に対する通信設定が無事終了した旨およびその詳細な結果を知ることができる。このように、初期設定ツール60上で実行されるステップS32の通信テストは、各アダプタ20a,20b,・・・に必要な通信設定値を登録しつつ、各アダプタ20a,20b,・・・が遠隔管理サーバ30と通信可能になっているか否かをテストする役割を担っている。
<利用者が外出先から空調機を制御する処理の流れ>
以下に、利用者が外出先から空調機10aを制御する処理の流れを説明する。なお、利用者が空調機10a以外の空調機10b,・・・を制御する場合も同様である。
空調機10aの利用者は、利用者端末50を用いて遠隔管理サーバ30にアクセスする(ステップS1)。なお、遠隔管理サーバ30はWebサーバ機能を有しており、利用者は利用者端末50に搭載されているWebブラウザ上で遠隔管理サーバ30のURLを指定することにより、遠隔管理サーバ30にインターネット6を介してアクセスすることができるようになっている。そして、利用者端末50からのアクセスを受けた遠隔管理サーバ30は、アクセスしてきた者が正規の利用者であるか否かをデータベース31に記憶されているパスワード等の認証情報によって認証する(ステップS2)。
そして、Webサーバ機能を有する遠隔管理サーバ30は、正規の利用者が使用しているものと認証された利用者端末50に、制御命令を入力するための入力画面を送信する(ステップS3)。一方、利用者は、利用者端末50のブラウザ上に表示された当該入力画面に空調機10aに対する制御命令を入力して、遠隔管理サーバ30に送信する(ステップS4)。
そして、遠隔管理サーバ30は、利用者端末50から空調機10aに対する制御命令を受け取ると、当該制御命令に所定のファイル名を付して所定のディレクトリに格納する(ステップS5)。
続いて、遠隔管理サーバ30は、アダプタ20aに向けてインターネット6を介してコールバック要求を送信する(ステップS6)。なお、このとき、遠隔管理サーバ30によってアダプタ20aのインターネット6上のアドレスWAaが指定されることになるが、指定されるべきアドレスWAaは、データベース31に格納されているアダプタ20aの通信設定値を参照することにより決定される。そして、この場合、アドレスWAaが、ルータ40のインターネット6上のIPアドレスIPA2と、アダプタ20aに対応するポート番号P2aとを組み合わせたものとなっているため、遠隔管理サーバ30からのコールバック要求は、アダプタ20aに達する前にルータ40に受け取られることになる。遠隔管理サーバ30からコールバック要求を受け取ったルータ40は、アドレス変換テーブル41を参照して、アダプタ20aのインターネット6上のアドレスWAaをアダプタ20aのLAN5a上のアドレスLAaに変換する。そして、ルータ40は、アドレスLAaを指定して、遠隔管理サーバ30からのコールバック要求をLAN5aを介してアダプタ20aに転送する。
一方、アダプタ20aでは、ルータ40によって中継されてくる遠隔管理サーバ30からのコールバック要求が、通信部21により受信される。アダプタ20aの制御部22は、通信部21がコールバック要求を受信したことに応答して、当該コールバック要求に対する応答であるコールバック応答の送信先を決定する。コールバック先に関する情報は、記憶部23に登録情報23aとして予め記憶されている。なお、ここでは、アダプタ20aのコールバック先に関する情報として、遠隔管理サーバ30のURLが記憶されているものとする。
続いて、アダプタ20aの通信部21は、当該URLを指定することにより、遠隔管理サーバ30に向けてインターネット6を介してコールバック応答を送信する(ステップS7)。なお、このコールバック応答の送信は、HTTPにより行われる。より具体的には、このコールバック応答は、HTTPの「getメソッド」を用いたものであり、遠隔管理サーバ30のディレクトリ名およびファイル名を指定して行うファイルの取得要求となっている。すなわち、このコールバック応答は、遠隔管理サーバ30に対して所定のファイルを送信するように依頼するメッセージとなっている。そして、ステップS7において指定されるディレクトリ名およびファイル名は、ステップS5において制御命令が保存されたディレクトリおよびファイルに対応する。
そして、遠隔管理サーバ30は、ステップS7におけるアダプタ20aからのHTTPに基づくファイルの取得要求(すなわち、コールバック応答)に応答して、アダプタ20aに向けて制御命令を送信する(ステップS8)。すなわち、アダプタ20aの通信部21は、遠隔管理サーバ30の所定のディレクトリに格納されている所定のファイル名の制御命令を、HTTPによりダウンロードする。なお、このとき、遠隔管理サーバ30においては、アクセス元であるアダプタ20a(すなわち、空調機10a)の認証が行われる。
続いて、制御命令を取得したアダプタ20aは、当該制御命令を空調機10aに転送する(ステップS9)。
そして、空調機10aの制御部11において、当該制御命令が実行される(ステップS10)。そして、制御部11は、当該制御命令の実行結果をアダプタ20aに送信する(ステップS11)。一方、アダプタ20aの通信部21は、制御部11から受け取った当該実行結果をインターネット6を介して遠隔管理サーバ30に向けて送信する(ステップS12)。すなわち、例えば、利用者により入力された制御命令が、空調機10aの起動状態を確認するためのものであった場合には、空調機10aから遠隔管理サーバ30に向けて空調機10aの起動状態を示すデータが送信されることになる。また、例えば、利用者により入力された制御命令が、停止状態の空調機10aを起動させるものであった場合には、空調機10aから遠隔管理サーバ30に向けて空調機10aを起動させたことを示す確認用のデータが送信されることになる。
一方、空調機10aから制御命令の実行結果を受け取った遠隔管理サーバ30は、当該実行結果をインターネット6を介して利用者端末50に転送する(S13)。これにより、利用者は、空調機10aの側にいない場合であっても、インターネット6に接続可能な状態にある場合には、遠隔管理サーバ30を介して空調機10aを制御することができるようになっている。
なお、アダプタ20aは、遠隔管理サーバ30以外の機器からコールバック要求を受け取った場合にも、ステップS7と同様に、コールバック先として予め登録されている遠隔管理サーバ30に向けてコールバック応答を送信する。すなわち、アダプタ20aは、コールバック要求をインターネット6上のどのような機器から受け取ろうとも、記憶部23に予め登録されている遠隔管理サーバ30に向けてコールバック応答を送信する。これにより、空調機10aは、遠隔管理サーバ30になりすました第3者から不正なアクセスを受けた場合にも、当該不正なアクセスを行った第3者から制御命令を受け取ることがない。これにより、遠隔管理サーバ30側から空調機10a側への安全性の高いアクセスを実現することができる。
また、ステップS6からステップS12までの遠隔管理サーバ30側から空調機10a側へのアクセス手順は、遠隔管理サーバ30側から空調機10a側へのアクセスが必要となるあらゆる場面において利用される。例えば、空調機10a,10b,・・・における異常発生時に遠隔管理センタ3の職員が当該空調機10a,10b,・・・の最新の状態を知りたいと思えば、上述したステップS6からステップS12までのアクセス方法によって遠隔管理サーバ30を介して当該空調機10a,10b,・・・の状態を示すデータ等を取得することができる。
<特徴>
上記実施形態では、初期設定ツール60により、アダプタ20a,20b,・・・のインターネット6上のアドレスWAa,WAb,・・・とLAN5a上のアドレスLAa,LAb,・・・とを対応付けるアドレス変換定義情報41aが、ルータ40に登録される。これにより、ルータ40に対する通信設定を簡易に行うことができる。
(2)
上記実施形態では、複数の空調機10a,10b,・・・の通信設定が初期設定ツール60によりなされている。したがって、複数の空調機10a,10b,・・・にそれぞれ対応する複数のアダプタ20a,20b,・・・に通信設定機能を持たせる必要がない。これにより、空調機10a,10b,・・・およびアダプタ20a,20b,・・・がそれぞれ複数存在する場合にも、空調機10a,10b,・・・の通信設定を低コストで実現することができる。
(3)
上記実施形態では、遠隔管理サーバ30が、初期設定ツール60から送られてきたLAN5a上の空きIPアドレスのリストに基づいて、各アダプタ20a,20b,・・・にLAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・を割り当てている。このように、複数のアダプタ20a,20b,・・・のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・が遠隔管理サーバ30により一元管理されることにより、IPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・の重複が回避され、遠隔管理サーバ30からアダプタ20a,20b,・・・への接続性が確保されるようになっている。
<変形例>
(A)
上記実施形態において、初期設定ツール60の有する空調機10a,10b,・・・の通信設定機能を、それぞれアダプタ20a,20b,・・・に所有させてもよい。この場合、空調機10a,10b,・・・の通信設定のために、初期設定ツール60を用意する必要がなくなる。
当該変形例にかかるアダプタ20a,20b,・・・は、上記実施形態においてアダプタ20a,20b,・・・に割り当てられている処理だけでなく、初期設定ツール60に割り当てられている処理も担うことになる。したがって、上記実施形態においてアダプタ20a,20b,・・・と初期設定ツール60との間で行われているHTTP通信は、当該変形例にかかるアダプタ20a,20b,・・・においては省略されるか、あるいは、内部処理とされる。
(B)
上記実施形態において、アダプタ20a,20b,・・・の代わりに、上記アダプタ20a,20b,・・・と同様の機能を有する集中コントローラ120が設置されていてもよい(図9参照)。
この集中コントローラ120は、アダプタ20a,20b,・・・と同様のプロトコル変換機能を有する他、複数の空調機10a,10b,・・・を物件2において集中的に管理する。この場合、空調機10a,10b,・・・は、空調関連データを所定の間隔(例えば、5分)で集中コントローラ120に送る。一方、集中コントローラ120は、所定のタイミングで、空調機10a,10b,・・・から受け取った空調関連データに基づいて遠隔管理サーバ30と通信する。例えば、集中コントローラ120は、1時間ごとに空調関連データに基づいて空調機10a,10b,・・における異常の発生を予知し、異常の発生が予知された場合にはその旨を示すデータを遠隔管理サーバ30に送ったり、空調機10a,10b,・・から受け取った空調関連データを加工したものを1日1回、日報データとして遠隔管理サーバ30に送ったりする。
さらに、この変形例において、初期設定ツール60の有する空調機10a,10b,・・・の通信設定機能を、集中コントローラ120に所有させてもよい。この場合、空調機10a,10b,・・・の通信設定のために、初期設定ツール60を用意する必要がなくなる。また、集中コントローラ120は、上記実施形態においてアダプタ20a,20b,・・・に割り当てられている処理だけでなく、初期設定ツール60に割り当てられている処理も担うことになる。したがって、上記実施形態においてアダプタ20a,20b,・・・と初期設定ツール60との間で行われるHTTP通信は、集中コントローラ120においては省略されるか、あるいは、内部処理とされる。
(C)
上記実施形態において、アダプタ20a,20b,・・・がそれぞれ空調機10a,10b,・・・に内蔵されていてもよい。
さらに、この変形例において、初期設定ツール60の有する空調機10a,10b,・・・の通信設定機能を、それぞれ空調機10a,10b,・・・に内蔵されるアダプタ20a,20b,・・・に所有させてもよい。この場合、空調機10a,10b,・・・の通信設定のために、初期設定ツール60を用意する必要がなくなる。また、当該変形例にかかる空調機10a,10b,・・・は、上記実施形態において空調機10a,10b,・・・およびアダプタ20a,20b,・・・に割り当てられている処理だけでなく、初期設定ツール60に割り当てられている処理も担うことになる。したがって、上記実施形態において空調機10a,10b,・・・とアダプタ20a,20b,・・・との間で行われる通信、および、空調機10a,10b,・・・と初期設定ツール60との間で行われるHTTP通信は、省略されるか、あるいは、空調機10a,10b,・・・における内部処理とされる。
(D)
上記実施形態においては、コールバック先を指定する登録情報23aはアダプタ20a,20b,・・・の記憶部23に記憶されていたが、その他の場所に記憶されていてもよい。また、登録情報23aの記憶される場所は、アダプタ20a,20b,・・・がアクセス可能であれば、LAN5a内であっても、LAN5a外であってもよい。
(E)
上記実施形態において、登録情報23aとして複数のコールバック先が登録されていてもよい。さらに、この場合、複数のコールバック先にプライマリ、セカンダリ等の別が設定されており、アダプタ20a,20b,・・・が複数のコールバック先に順に接続を試行するようになっていてもよい。
(F)
上記ステップS7におけるHTTP通信は、HTTPS通信であってもよい。
(G)
上記実施形態では、初期設定ツール60がルータ40からLAN5a上の空きIPアドレスを取得して遠隔管理サーバ30に送信し、遠隔管理サーバ30が各アダプタ20a,20b,・・・にLAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・を割り当てている。しかしながら、各アダプタ20a,20b,・・・のLAN5a上のIPアドレスIPA1a,IPA1b,・・・は、初期設定ツール60を介して作業者により割り当てられてもよいし、アダプタ20a,20b,・・・において固定の設定がなされていてもよい。
(H)
上記実施形態において、アダプタ20a,20b,・・・の電源投入時や、空調機10a,10b,・・・から遠隔管理サーバ30への空調関連データの送信時等の所定のタイミングで、アダプタ20a,20b,・・・およびルータ40からそれぞれの通信設定値が遠隔管理サーバ30へ送信されるようになっていてもよい。これにより、アダプタ20a,20b,・・・およびルータ40の通信設定値が変化した場合にも、その旨を遠隔管理サーバ30が定期的に確認することが可能であり、遠隔管理サーバ30からアダプタ20a,20b,・・・への接続性が確保されるようになっている。
本発明は、遠隔管理装置側から空調機側へのアクセスを簡易に実現することができるという効果を有し、空調機の遠隔管理システムおよび空調機の初期設定装置として有用である。
本発明の一実施形態にかかる遠隔管理システムの構成図。 空調機の構成図。 ルータの構成図。 アダプタの構成図。 初期設定ツールの構成図。 遠隔管理サーバの構成図。 空調機の通信設定処理の流れを示す図。 利用者が外出先から空調機を制御する処理の流れを示すシーケンス図。 変形例(B)にかかる遠隔管理システムの構成図。
符号の説明
1 遠隔管理システム
2 物件
3 遠隔管理センタ
5a LAN
6 インターネット(WAN)
10a,10b,・・・ 空調機
20a,20b,・・・ アダプタ
30 遠隔管理サーバ(遠隔管理装置)31 データベース
40 ルータ(中継装置)
41a 変換定義情報(アドレス変換定義情報)
60 初期設定装置(初期設定ツール)
61 通信部
61a 第1接続部
61b 第2接続部
62 制御部(設定部)
120 集中コントローラ

Claims (8)

  1. 空調機(10a,10b,・・・)をLAN(5a)に接続するアダプタ(20a,20b,・・・,120)と、
    前記LANとWAN(6)とを中継する中継装置(40)と、
    前記WANに接続され、前記WANを介して前記空調機に空調管理データを送信することにより前記空調機を遠隔から管理する遠隔管理装置(30)と、
    前記アダプタの前記WAN上のアドレスと前記アダプタの前記LAN上のアドレスとを変換する変換定義情報(41a)を前記中継装置に設定する前記空調機の初期設定装置(60)と、
    を備え、
    前記中継装置は、前記変換定義情報に基づいて、前記遠隔管理装置からの前記空調管理データを前記アダプタに送信する、
    空調機の遠隔管理システム(1)。
  2. 空調機(10a,10b,・・・)をLAN(5a)に接続するアダプタ(20a,20b,・・・,120)と、
    前記LANとWAN(6)とを中継する中継装置(40)と、
    前記WANに接続され、前記WANを介して前記空調機に空調管理データを送信することにより前記空調機を遠隔から管理する遠隔管理装置(30)と、
    を備え、
    前記アダプタは、前記アダプタの前記WAN上のアドレスと前記アダプタの前記LAN上のアドレスとを変換する変換定義情報(41a)を前記中継装置に設定し、
    前記中継装置は、前記変換定義情報に基づいて、前記遠隔管理装置からの前記空調管理データを前記アダプタに送信する、
    空調機の遠隔管理システム(1)。
  3. 空調機(10a,10b,・・・)をLAN(5a)に接続するアダプタ(20a,20b,・・・,120)と、
    前記LANとWAN(6)とを中継する中継装置(40)と、
    前記WANに接続され、前記WANを介して前記空調機に空調管理データを送信することにより前記空調機を遠隔から管理する遠隔管理装置(30)と、
    前記アダプタのアドレスを前記中継装置に設定する前記空調機の初期設定装置(60)と、
    を備え、
    前記中継装置は、前記アドレスに基づいて、前記遠隔管理装置からの前記空調管理データを前記アダプタに送信する、
    空調機の遠隔管理システム(1)。
  4. 前記アダプタ(20a,20b,・・・)は、前記空調機(10a,10b,・・・)に内蔵されている、
    請求項1から3のいずれかに記載の空調機の遠隔管理システム(1)。
  5. 前記アダプタ(120)は、前記空調機(10a,10b,・・・)の集中コントローラである、
    請求項1から3のいずれかに記載の空調機の遠隔管理システム(1)。
  6. 空調機(10a,10b,・・・)をLAN(5a)に接続するアダプタ(20a,20b,・・・,120)に接続される第1接続部(61a)と、
    前記LANとWAN(6)とを中継する中継装置(40)に接続される第2接続部(61b)と、
    前記アダプタの前記WAN上のアドレスと前記アダプタの前記LAN上のアドレスとを変換する変換定義情報(41a)を前記中継装置に設定する設定部(62)と、
    を備える、
    空調機の初期設定装置(60)。
  7. 前記アダプタ(20a,20b,・・・)は、前記空調機(10a,10b,・・・)に内蔵されている、
    請求項6に記載の空調機の初期設定装置(60)。
  8. 前記アダプタ(120)は、前記空調機(10a,10b,・・・)の集中コントローラである、
    請求項6に記載の空調機の初期設定装置(60)。
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