JP2008215073A5

JP2008215073A5 -

Info

Publication number: JP2008215073A5
Application number: JP2008141256A
Authority: JP
Filing date: 2008-05-29
Publication date: 2009-02-05

Claims

吸湿・吸冷により潜熱的に蓄冷するために用いる、
建物を構造的に支える基礎・土台・柱・桁・梁の構造部材並びに屋根・外壁・断熱層を具備する屋根体・壁体から構成され、天井と内壁と床により室内空間を構成し、
吸放湿材に対流冷気を供給する給冷手段を備え、
太陽熱エネルギーの日射に曝される建物の、
北側を除いた東・西・南面の屋根体及び／又は壁体の少なくとも一部に用いる、含水率が日変動差を有し、多孔質材の表面で湿気の飽和状態により凝縮熱及び液体状のＨ２Ｏを生成し、凝縮熱の処理に対流する冷気を吸収し、液化したＨ２Ｏを吸収できる、吸放湿とＨ２Ｏの相変化との連携の比率の高い吸放湿材であって、
液化の際生成する凝縮熱の上記対流冷気による処理を通じ、上記対流冷気を潜熱的に吸収し、相対湿度の変動の範囲を超えて、上記吸湿・吸冷により、生成された液体状のＨ２Ｏを保持する潜熱的蓄冷手段として用いることを特徴とする吸放湿とＨ２Ｏの相変化との連携の比率の高い吸放湿材。
建物を構造的に支える基礎・土台・柱・桁・梁の構造部材並びに屋根・外壁・断熱層を具備する屋根体・壁体から構成され、天井と内壁と床により室内空間を構成し、
太陽熱エネルギーの日射に曝される建物であって、
北側を除いた東・西・南面の屋根体及び／又は壁体の少なくとも一部に含水率が日変動差を有し、多孔質材の表面で湿気の飽和状態により凝縮熱及び液体状のＨ２Ｏを生成し、凝縮熱の処理に冷気を吸収し、液化したＨ２Ｏを吸収できる、吸放湿とＨ２Ｏの相変化との連携の比率の高い吸放湿材を用い、
上記吸放湿材に対流冷気を供給する給冷手段を備え、
上記吸放湿材は、吸湿・吸冷の液化により、液化の際生成する凝縮熱の上記対流冷気による処理を通じ、上記対流冷気を潜熱的に吸収する潜熱的蓄冷を促し、相対湿度の変動の範囲を超えて、生成された液体状のＨ２Ｏを保持し、上記液体状のＨ２Ｏを源に太陽熱エネルギーを吸収し、エネルギー移動の方向を制御することを特徴とするエコ住宅。
エネルギー移動の方向を制御するために用いる、
建物を構造的に支える基礎・土台・柱・桁・梁の構造部材並びに屋根・外壁・断熱層を具備する屋根体・壁体から構成され、天井と内壁と床により室内空間を構成し、
吸放湿材に吸放湿材の屋外側から対流冷気を供給する給冷手段を備え、
太陽熱エネルギーの日射に曝される建物の、北側を除いた東・西・南面の屋根体及び／又は壁体の少なくとも一部に用いる、含水率が日変動差を有し、多孔質材の表面で湿気の飽和状態により凝縮熱及び液体状のＨ２Ｏを生成し、凝縮熱の処理に冷気を吸収し、液化したＨ２Ｏを吸収できる、吸放湿とＨ２Ｏの相変化との連携の比率の高い吸放湿材の屋内側に貼設する防水層であって、
上記吸放湿材の、吸湿・吸冷の液化により、液化の際生成する凝縮熱の上記対流冷気による処理を通じ、上記対流冷気を潜熱的に吸収する潜熱的蓄冷を促し、相対湿度の変動の範囲を超えて、生成された液体状のＨ２Ｏを保持し、上記液体状のＨ２Ｏは上記防水層を透過せず、上記液体状のＨ２Ｏを源に太陽熱エネルギーを吸収し、熱損失の増大を抑えられることを特徴とする防水層。