JP2008214722A - 高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼およびその製造方法 - Google Patents

高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 粉末冶金法による耐摩耗、耐割損、および耐熱用途に適したロール用高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 C:2.0〜2.2%、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以下、Cr:3.0〜5.0%、Mo:3.0〜6.0%、W:6.0〜9.0%、V:6.0〜8.0%、を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ2Mo+W:15%超〜20%未満であることを特徴とする高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼およびその製造方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、粉末冶金法による耐摩耗、耐割損、および耐熱用途に適したロール用高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼およびその製造方法に関するものである。
従来、耐摩耗性、耐熱性向上を狙いとして切削工具用ハイスなどではCoが添加されている。このCo添加は耐摩耗性、耐熱性を容易に得られるため、切削工具などの高速度工具鋼には有効であるが、しかしながら、ロールなどの用途では著しい靱性低下により、使用時の早期割損を引き起こして生産性を阻害する要因となっている。さらに、Coは高価であり、ロール加工時の切削性を悪化し加工コストを引上げる要因にもなっている。
そこで、例えば特表平6−509843号公報(特許文献1)に開示されているように、粉末冶金で製造した重量%で、C:2.2〜2.7%、Si:微量〜最高1.0%、Mn:微量〜最高1.0%、Cr:3.5〜4.5%、Mo:2.5〜4.5%、W:2.5〜4.5%、V:7.5〜9.5%、及び実質的に鉄からなる化学組成を有する高速度鋼が提案されている。
また、特開平6−256907号公報(特許文献2)には、重量%で、C:1.0〜2.0%、Si:0.1〜1.0%、Mn:1.0%以下、Cr:3.5〜5.0%、Mo:2.0〜12.0%、W:4.0〜20.0%およびV:2.7〜5.0%を含有し、N:200ppm以下であって、残部が実質上Feからなる高靱性高バナジウム工具鋼が提案されているが、しかしながら、特許文献1の場合は、W添加が不十分で、耐摩耗性が不足し、また、特許文献2の場合は、V添加が不十分で、耐摩耗性が不足するという問題がある。
また、特許第2760001号公報(特許文献3)に開示されているように、重量%で、C:0.4〜3.0%、Si:0.01〜2.0%、Cr:1〜8%、Mo:2.3%以下であって、2Mo+W:4〜15%、V:2〜10%、N:50ppm以下、及び残部が実質的にFeからなる高速度工具鋼が提案されているが、この高速度工具鋼では靱性などの機械的特性が劣化するという問題がある。
また、特許第2689513号公報(特許文献4)には、重量%で、C:0.2〜3.5%、Si:3.0%以下、Mn:2.0%以下、Cr:1.0〜20.0%、Mo:0.01〜15.0%、W:1.5〜30.0%、V:0.5〜10.0%、Co:20.0%以下、O:0.005%以下、S:0.01%以下、残部が実質的にFeからなる低酸素粉末高速度工具鋼が提案されているが、低酸素粉末工具鋼では低酸素によるアトマイズやHIP工程でのコストアップとなる。
また、特開平6−279943号公報(特許文献5)に開示されているように、重量%で、C:1〜2%、Si:0.1〜1%、Mn:0.5%以下、Ni:0.5%以下、Cr:2〜6%、Mo:1〜10%、W:3〜13%、V:2〜7%、Co:5〜11%、残部がFeおよび不可避不純物からなる高硬度・高靱性粉末高速度工具鋼や特開平8−41592号公報(特許文献6)の高V高速度工具鋼が提案されているが、いずれも上述したCo添加により靱性が劣化する。
また、特許第2962969号公報(特許文献7)に開示されているように、重量%で、C:1.5〜2.6%、Si:1.0%以下、Mn:0.5%以下、Cr:3〜5%未満、W:3〜15%、Mo:5〜10%、V:4〜7%、ただし、W当量としてW+2Mo:20〜30%、残部Feおよび不可避不純物からなる発錆性に優れた粉末ハイスが提案されているが、W+2Moの値が高く、靱性が劣化する。
また、特許第2999655号公報(特許文献8)に開示されているように、重量%で、C:0.7〜2.5%、Si:0.1〜2.0%、Mn:1.5%以下、Cr:3.0〜6.0%、V:0.8〜25.0%、P:0.009%未満を含有し、Mo:3.0〜10.0%又はW:1.0〜20.0%のいずれか1種又は2種を含有し、残部Feおよび不可避不純物からなる高靱性粉末ハイスが提案されているが、P低減で製造コストアップとなるという問題がある。
特表平6−509843号公報 特開平6−256907号公報 特許第2760001号公報 特許第2689513号公報 特開平6−279943号公報 特開平8−41592号公報 特許第2962969号公報 特許第2999655号公報
上述したような引用文献では、いずれもロールなどの用途では著しい靱性低下により、使用時の早期割損を引き起こして、生産性を阻害する要因となっている。特にCo添加の場合はCoが高価であり、ロール加工時の切削性を悪化し加工コストを引上げる要因にもなっている。
上述したような問題を解消するために、発明者らは鋭意開発を進めた結果、Coについては基地組織に固溶して、耐摩耗性、耐熱性を高めることが出来るが靱性を劣化させる。この問題に対し、本発明はCoを無添加とし、V量およびW量を大幅に増やすことで、靱性を改善しつつ、優れた耐摩耗性、耐熱性を保持することができ、また、熱間加工温度と鍛錬比を最適化し、炭化物サイズと面積率を制御することで耐摩耗性、耐熱性に優れたロール用鋼を低コストで提供することができた。
その発明の要旨とするところは、
(1)質量%で、C:2.0〜2.2%、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以下、Cr:3.0〜5.0%、Mo:3.0〜6.0%、W:6.0〜9.0%、V:6.0〜8.0%、を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ2Mo+W:15%超〜20%未満であることを特徴とする高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼。
(2)前記(1)に記載の鋼であって、炭化物面積率が20〜30%、炭化物平均粒径が4μm以下であることを特徴とする高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼。
(3)質量%で、C:2.0〜2.2%、Si:0.5%以下、Mn:0.5%以下、Cr:3.0〜5.0%、Mo:3.0〜6.0%、W:6.0〜9.0%、V:6.0〜8.0%、を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ2Mo+W:15%超〜20%未満である鋼を1120〜1180℃に加熱し、鍛錬比8以上の熱間加工後焼鈍することを特徴とする高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼の製造方法にある。
以上述べたように、本発明により耐摩耗性、耐熱性に優れたロール用鋼を低コストで提供でき、かつ耐割損性が改善されることで、生産性の向上、製品不良の低減に大きく寄与することができる極めて優れた効果を奏するものである。
以下、本発明に係る成分組成の限定理由を説明する。
C:2.0〜2.2%
Cは、焼入れ焼戻し後の硬度確保のために必要で、Cr,Mo,V,Wと炭化物を形成し耐摩耗に寄与する元素である。しかし、2.0%未満ではその効果が不十分であり、また、2.2%を超えると炭化物が粗大になり靱性を著しく劣化させる。従って、その範囲を2.0〜2.2%とした。
Si:0.5%以下
Siは、脱酸剤として添加するとともに、焼入れ性にも有効である。しかし、0.5%を超えると残留オーステナイトが分解しにくくなり経年変化が大きくなる。従って、その上限を0.5%とした。
Mn:0.5%以下
Mnは、Siと同様に、脱酸剤として添加するとともに、焼入れ性にも有効である。しかし、0.5%を超えると靱性を劣化させることから、その上限を0.5%とした。
Cr:3.0〜5.0%
Crは、焼入れ性と耐摩耗性の確保に必要な元素である。しかし、3.0%未満ではその効果が十分に得られない。また、5.0%を超えると炭化物が粗大化して靱性が悪化することから、その範囲を3.0〜5.0%とした。
Mo:3.0〜6.0%
Moは、析出炭化物による耐摩耗性を改善する元素である。しかし、3.0%未満ではその効果が十分に得られない。また、6.0%を超えると析出炭化物が凝集し、靱性が低下する。従って、その範囲を3.0〜6.0%とした。
W:6.0〜9.0%
Wは、Moと同様に、析出炭化物による耐摩耗性を改善する元素である。しかし、6.0%未満ではその効果が十分に得られない。また、9.0%を超えると析出炭化物が凝集し、靱性が低下する。従って、その範囲を6.0〜9.0%とした。
V:6.0〜8.0%
Vは、析出炭化物による耐摩耗性の改善と高温熱処理時の結晶粒粗大化抑制と高温での軟化抵抗性の改善を図る元素である。しかし、6.0%未満ではその効果が十分に得られない。また、8.0%を超えると析出炭化物が粗大化して、被削性と靱性が低下する。従って、その範囲を6.0〜8.0%とした。
2Mo+W:15%超〜20%未満
Wは、Moの等量的には2倍の作用を有し、2Mo+Wが15%以下では、析出炭化物による耐摩耗性の改善が十分でなく、また、20%以上では析出炭化物が凝集し、靱性が低下する。従って、その範囲を15%超〜20%未満とした。
加熱温度:1120〜1180℃
上述した鋼の加熱温度を1120〜1180℃としたのは、1120℃未満では析出炭化物面積率および炭化物平均粒径を最適範囲に制御するに十分な温度でなく、また、1180℃を超える温度は必要としないことから、その範囲を1120〜1180℃とした。
鍛錬比s:8以上
鍛錬比sを8以上としたのは、上記鋼の加熱温度との関係から8未満では、上記のように、V,Wを大幅に増加させたことから、一次炭化物が粗大になり、炭化物面積率を20%〜30%、炭化物平均粒径4μm以下の炭化物が得られないことから、その下限を8とした。
上記した加熱温度において鍛錬比sを8以上の条件での熱間加工を行い、ロールに加工するために、その後800〜900℃の温度で焼鈍した。焼鈍温度を800℃以上としたのは、一次炭化物を固溶させるためである。しかし、900℃を超えると炭化物の粗大化が進むため、その上限を900℃とした。この鋼を1100〜1200℃の温度で焼入れ、500〜600℃の温度で焼戻し、この操作を2〜4回実施する。その結果、以下述べる炭化物面積率および炭化物平均粒径を得ることができた。
炭化物面積率:20〜30%
炭化物面積率は、耐摩耗性を確保するための必要な条件である。しかし、20%未満ではその効果が十分でなく、また、30%を超えると靱性が劣化する。従って、その範囲を20〜30%とした。好ましくは25〜30%とする。
炭化物平均粒径:4μm以下
炭化物平均粒径は、靱性を確保するための必要な条件である。しかし、4μmを超えると靱性が劣化する。従って、その上限を4μmとした。
以下、本発明について実施例によって具体的に説明する。
表1に示す本発明鋼および比較鋼の成分組成の鋼を溶解し、溶湯を不活性ガス雰囲気によりガスアトマイズして粉末を得る。この粉末を1000μm以下でふるい分けした後、カプセルに充填、密封し、122MPa、1150℃で7時間、HIP(熱間静水圧プレス処理)処理を行った。このHIP処理済みカプセルを加熱炉にて、1115〜1190℃の温度範囲で加熱、鍛錬比5.5〜13.2sで熱間鍛伸を行い、平角材とした後、870℃で焼鈍した。この平角材中周部よりシャルピー衝撃試験片(10R2mmCノッチ)、大越式摩耗試験片(25mm×50mm×7mm)を割り出し、熱処理として1180℃焼入れした後560℃焼戻し×3回実施した後、各試験片を得た。
この試験片の切削性、熱処理硬さ、シャルピー衝撃値および比摩耗量の評価を行った。切削性の評価方法としては、平角材(80mm×150mm×200mm)をフライスで径120mm、12枚刃の工具を用いて切削した際の、切削工具刃先の平均摩耗幅が0.5mmになるまでの切削距離で相対比較を行う。その測定条件としては、回転数:500rpm、送り速度:300rpm、切り込み量:1mmで切削、その測定結果は比較例No.6の切削距離を1.0として、相対指数比較を行う。
硬さ測定方法としては、シャルピー衝撃試験片の平行部をロックウエル硬度計Cスケールで測定した。また、耐摩耗性試験としての大越式摩耗試験は、相手リングSCM420(硬さ86HRB)、荷重61.8N、摩擦距離200mm、摩擦速度2.4m/secの条件で試験を実施し、比摩耗量を算出した。これら試験結果を表2に示す。なお、表1に示す炭化物の面積率と粒径は、コンピュータによる画像解析により算出した。
Figure 2008214722
Figure 2008214722
表1および表2に示すように、No.1〜5は本発明例であり、No.6〜13は比較例である。
比較例No.6は成分組成としてのMnを除いて、C、Si,Cr,Moは高く、W,Vが低く、かつCoを含有することから炭化物面積率も高く、また炭化物平均粒径も大きく、そのために切削性指数が小さく、かつシャルピー衝撃値が小さく靱性が劣る。比較例No.7は成分組成としてのSi,Mnを除いて、C,W,Vが低く、Cr,Moが高く、かつCoを含有することから炭化物面積率も高く、また炭化物平均粒径も大きいために、切削性指数が小さく、かつシャルピー衝撃値が小さく靱性が劣り、かつ比摩耗量が大きく耐摩耗性に劣る。
比較例No.8は成分組成としてのCrを除いて、C,Si,Mn,Moが高く、W,Vが低く、かつCoを含有し鍛錬比が低いために、炭化物面積率も高く、また炭化物平均粒径も大きいために、切削性指数が小さく、かつシャルピー衝撃値が小さく靱性が劣り、かつ比摩耗量もやや大きく耐摩耗性に劣る。比較例No.9は成分組成としてのCrを除いて、C,Mo,Vが低く、C,Si,Mn,Wが高く、かつCoを含有することから炭化物面積率も高く、また炭化物平均粒径も大きいために、切削性指数が小さく、かつシャルピー衝撃値が小さく靱性が劣る。
比較例No.10は成分組成としてのC,Crを除いて、Si,Mn,Vが高く、Mo,Wは低く、かつCoを含有することから炭化物面積率も低く、また炭化物平均粒径が大きいために、切削性指数が小さく、かつシャルピー衝撃値が小さく靱性が劣り、比摩耗量もやや大きく耐摩耗性に劣る。比較例No.11は鍛伸加熱温度が高いために、炭化物面積率が高く、かつ炭化物平均粒径も大きく、シャルピー衝撃値が小さく靱性が劣る。
比較例No.12は鍛伸加熱温度が高く、鍛錬比が低いために、炭化物面積率が高く、かつ炭化物平均粒径も大きいために、シャルピー衝撃値が小さく靱性が劣る。比較例No.13は鍛伸加熱温度が低く、鍛錬比が低いために、炭化物面積率が高く、かつ炭化物平均粒径も大きく、シャルピー衝撃値が小さく靱性が劣る。
上述したように、Coを無添加とし、V量を大幅に増やすことで、靱性を改善しつつ、優れた耐摩耗性、耐熱性を保持することを可能とし、さらに熱間加工温度と鍛錬比を最適化することで、炭化物サイズと炭化物面積率を制御して、高価なCoを使用せずに、耐摩耗性、耐熱性に優れたロール用鋼を低コストで提供することができ、かつ耐割損性の改善も可能となり、生産性の向上、製品不良の低減を図ることが出来た。


特許出願人 山陽特殊製鋼株式会社
代理人 弁理士 椎 名 彊

Claims (3)

  1. 質量%で、
    C:2.0〜2.2%、
    Si:0.5%以下、
    Mn:0.5%以下、
    Cr:3.0〜5.0%、
    Mo:3.0〜6.0%、
    W:6.0〜9.0%、
    V:6.0〜8.0%、
    を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ2Mo+W:15%超〜20%未満であることを特徴とする高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼。
  2. 請求項1に記載の鋼であって、炭化物面積率が20〜30%、炭化物平均粒径が4μm以下であることを特徴とする高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼。
  3. 質量%で、
    C:2.0〜2.2%、
    Si:0.5%以下、
    Mn:0.5%以下、
    Cr:3.0〜5.0%、
    Mo:3.0〜6.0%、
    W:6.0〜9.0%、
    V:6.0〜8.0%、
    を含有し、残部Feおよび不可避的不純物よりなり、かつ2Mo+W:15%超〜20%未満である鋼を1120〜1180℃に加熱し、鍛錬比8以上の熱間加工後焼鈍することを特徴とする高耐摩耗、高靱性高速度工具鋼の製造方法。
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