JP2008212840A - 自走式処理機械 - Google Patents

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Toshihisa Ishii
俊久 石井
Takashi Moro
茂呂  隆
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Abstract

【課題】自走式処理機械の難しい移動操作を要することなく本体フレームに対する作業装置の着脱を実現させることができる自走式処理機械の提供。
【解決手段】走行体1と、この走行体1上に配置される本体フレーム3と、この本体フレーム3に搭載され、処理対象物の処理が可能な処理装置例えば破砕装置6、及びパワーユニット7と、本体フレーム3に着脱可能で、処理対象物の処理作業が可能な作業装置例えばコンベア装置10と、このコンベア装置10を本体2に着脱させる着脱機構8とを備えるとともに、コンベア装置10が、少なくとも3本の支持脚と、これらの支持脚の下端のそれぞれに装着される車輪とを有し、上記支持脚が、コンベア装置の一方の側に配置される第1支持脚11と、コンベア装置10の他方の側に配置される第2支持脚12とから成る構成にしてある。
【選択図】図9

Description

本発明は、処理対象物の処理が可能な処理装置を搭載する本体フレームに対し、処理対象物の搬送処理作業等が可能なコンベア装置等の作業装置を着脱させる着脱機構を備えた自走式処理機械に関する。
この種の従来技術として、特許文献1に示されるものがある。この従来技術に示される自走式建設機械、すなわち自走式処理機械は、処理対象物である被破砕物を処理する処理装置、例えば破砕装置が搭載された本体フレームに対し、処理対象物の搬送処理作業が可能なコンベア装置、すなわち作業装置を着脱可能にさせる着脱機構を備えている。この着脱機構は、作業装置に設けた係合手段と、本体フレームに設けられ、作業装置の係合手段に水平方向からの係合が可能な係合手段とから成っている。
このような構成を有する従来技術では、本体フレームに作業装置を装着させる場合には、例えば作業装置の先端部側をクレーン等の重機で吊り上げた状態において、自走式処理機械を作業装置方向へ前進させて、本体フレームの係合手段と作業装置の係合手段とを水平方向から係合させ、これによって作業装置を本体フレームに装着させるようになっている。なお、この自走式処理機械を車両等に載せて運搬する場合などにあっては、本体フレームから作業装置を離脱させて分解するための上述とは逆の動作が実施される。
特開2004−73963公報
上述した従来技術は、コンベア装置すなわち作業装置を、クレーン等の重機で吊り上げた状態で自走式処理機械を作業装置方向へ前進させて、本体フレームに対して作業装置を着脱させるようになっていることから、この着脱を可能にするための本体フレームと作業装置との精度の良い位置決めを実現させる自走式処理機械の移動操作が難しくなる懸念がある。このために、この本体フレームに対する作業装置の着脱作業の能率の向上を見込めない問題がある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、自走式処理機械の難しい移動操作を要することなく本体フレームに対する作業装置の着脱を実現させることができる自走式処理機械を提供することにある。
この目的を達成するために、本発明は、走行体と、この走行体上に配置される本体フレームと、この本体フレームに搭載され、処理対象物の処理が可能な処理装置及びパワーユニットと、上記本体フレームの下側に着脱可能に配置され、上記処理対象物の処理作業が可能な作業装置と、この作業装置を上記本体フレームに着脱させる着脱機構とを備えた自走式処理機械において、上記作業装置が、少なくとも3本の支持脚と、これらの支持脚の下端のそれぞれに装着される車輪とを有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、本体フレームに対する作業装置の着脱に際して、3本の支持脚と、これらの支持脚に装着される車輪を介して、作業装置を本体フレームに近づく方向へ、あるいは本体フレームから離れる方向へ、安定して、しかも簡単に移動させることができる。したがって、自走式処理機械の難しい移動操作を要することなく、本体フレームに対する作業装置の着脱を実現させることができる。
また、本発明は上記発明において、上記支持脚が、上記作業装置の一方の側に配置される第1支持脚と、上記作業装置の他方の側に配置される第2支持脚とから成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、例えば第1支持脚を2本の支持脚によって構成し、第2支持脚を1本の支持脚によって構成することができる。
また、本発明は上記発明において、上記作業装置の重心が上記第1支持脚と上記第2支持脚との間に位置するように、上記作業装置を設けたことを特徴としている。このように構成した本発明は、本体フレームに対する作業装置の着脱に際しての作業装置の姿勢の安定性を確保できる。
また、本発明は上記発明において、上記支持脚が、折り畳み可能に上記作業装置に装着されるものから成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、本体フレームに作業装置を装着させた後には支持脚を折り畳めばよく、また、本体フレームに作業装置を装着させる際、及び本体フレームから作業装置を離脱させる際には、支持脚を展開させればよい。このような支持脚の折り畳み、及び展開を介して着脱作業をより簡単に行なうことができる。
また、本発明は上記発明において、上記支持脚が、上記作業装置に着脱可能なものから成ることを特徴としている。このように構成した本発明は、本体フレームに作業装置を着脱させる際、及び本体フレームから作業装置を離脱させる際には、作業装置に支持脚を装着させればよく、また、本体フレームに作業装置を装着させた後には、作業装置から支持脚を離脱させればよい。すなわち、本体フレームに作業装置を装着させた後には、支持脚を他の邪魔にならないように取り除くことができる。
本発明は、作業装置が、少なくとも3本の支持脚と、これらの支持脚の下端のそれぞれに装着される車輪とを有することから、支持脚と車輪を介して作業装置を本体フレームに近づく方向へ、あるいは本体フレームから離れる方向へ安定して、しかも簡単に移動させることができ、これによって従来行なわれているような自走式処理機械の難しい移動操作を要することなく、本体フレームに対する作業装置の着脱を実現させることができる。これにより従来に比べてこの本体フレームに対する作業装置の着脱作業の能率を向上させることができる。
以下,本発明に係る自走式処理機械を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係る自走式処理機械の第1実施形態を示す説明図で、(a)図は側面図、(b)図は模式図として描いた平面図である。図2は第1実施形態に係る図で、(a)図は正面図、(b)図は背面図、図3は第1実施形態から走行体を除いて示した側面図である。
これらの図1〜3に示すように、本発明の自走式処理機械に係る第1実施形態は、走行体1と、この走行体1上に配置される本体2と、この本体2に着脱可能で、処理対象物の処理作業が可能な作業装置、例えば処理対象物の搬送処理作業が可能なコンベア装置10とを備えている。
本体2には、走行体1上に位置する本体フレーム3と、この本体フレーム3上に搭載されるホッパ4、グリズリフィーダ5、破砕装置6、及びパワーユニット7が含まれている。ホッパ4には、処理対象物、例えばコンクリート塊等の被破砕物が投入される。このホッパ4から投入された被破砕物は、供給装置であるグリズリフィーダ5によって破砕装置6に送られ、この破砕装置6で破砕される。この破砕装置6で破砕された処理物は、コンベア措置10に供給され、このコンベア装置10で所定の場所まで搬送される。
上述したホッパ4、グリズリフィーダ5、及び破砕装置6は、本体フレーム3上に搭載され、被破砕物の処理が可能な処理装置を構成している。
また、上述したパワーユニット7には、エンジン、このエンジンによって駆動される油圧ポンプ、この油圧ポンプから吐出される圧油の流れを制御して、走行体1の走行、あるいはコンベア装置10の駆動等を実施させるコントロールバルブ等が含まれている。
コンベア装置10は、着脱機構8を介して本体フレーム3に対して着脱されるようになっている。本体フレーム3にコンベア装置10が装着された状態では、コンベア装置10の上側部分が接続ロッド9を介して本体2に連結される。また、コンベア装置10は、少なくとも3本の支持脚と、これらの支持脚の下端のそれぞれに装着される車輪とを有している。支持脚は、例えばコンベア装置10の一方の側、すなわち本体2から遠い側に配置され、2本の支持脚から成る第1支持脚11と、コンベア装置10の他方の側に配置される1本の第2支持脚13とから構成されている。第1支持脚11の下端のそれぞれには、第1車輪12を装着させてあり、第2支持脚13の下端には第2車輪14を装着させてある。例えば第1支持脚11は、折り畳み可能にコンベア装置10に装着され、第2支持脚13は、コンベア装置10に固定されている。また、コンベア装置10の重心が第1支持脚11と第2支持脚13との間に位置するように、コンベア装置10を製作してある。
図4は第1実施形態に備えられる吊り上げ装置、雄形状部、雌形状部、及び雄形状部のロック機構を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部拡大図、(b)図はコンベア装置を本体に装着させる直前の状態、あるいはコンベア装置を本体から離脱させた直後の状態を示す要部拡大図である。図5は第1実施形態に備えられる雄形状部を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図、図6は第1実施形態に備えられる雄形状部、及び雄形状部のロック機構を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は側面図、(c)図は平面図である。
図4に示すように、第1実施形態に備えられる着脱機構8は、本体フレーム3側、例えば本体フレーム3に設けられ、コンベア装置10の吊り上げが可能な吊り上げ装置と、本体フレーム3及びコンベア装置10のいずれか一方、例えばコンベア装置10に設けられる雄形状部19と、本体フレーム3及びコンベア装置10のいずれか他方、例えば本体フレーム3に設けられ、雄形状部19に上下方向から相対的に係合可能な雌形状部20の組み合わせとを含み、雄形状部19及び雌形状部20の形状を後述するように設定することにより、これらの雄形状部19及び雌形状部20の少なくとも一方、例えば双方が互いに他方に対する案内機能を有するようになっている。
上述した吊り上げ装置は、本体フレーム3に揺動可能に連結される油圧シリンダ18と、この油圧シリンダ18の下端部に形成されたフック17と、コンベア装置10に設けられ、フック17が係合可能なピン16とによって構成されている。また、本体フレーム3の一方の側、すなわち図1に示すパワーユニット7が位置する側に配置される油圧シリンダ18は2本設けてあり、本体フレーム3の他方の側、すなわち図1に示すグリズリフィーダ5が位置する側に配置される油圧シリンダ18は1本設けてある。
上述した雄形状部19は、図5にも示すように、胴部に切欠き部19aを有し、先端部19bが錐体形状、例えば円錐形状に形成されている。雌形状部20は、図6にも示すように、雄形状部19の先端部19bの円錐形状に適合可能な穴20aを有している。これらの雄形状部19の先端部19bの円錐形状と、雌形状部20の穴20aの双方が、相手に対する案内機能を有している。
また、この第1実施形態は、本体フレーム3にコンベア装置10を装着させた状態で雄形状部19が下降しないようにロックするロック機構を備えており、このロック機構は図6にも示すように、雄形状部19に形成した上述の切欠き部19aと、本体フレーム3側に回動可能に保持され、切欠き部19aに係合可能な下端部を有する係止部21と、この係止部21に一体的に設けた枠体22と、上端が本体フレーム3に固定され、下端が枠体22に固定されるばね23とを含んでいる。
図7は第1実施形態の本体に装着される前のコンベア装置を示す側面図、図8はコンベア装置が装着される前の第1実施形態の本体を示す図で、(a)図は側面図、(b)図は正面図、(c)図は背面図、図9はコンベア装置を本体に装着させる直前の状態、あるいはコンベア装置を本体から離脱させた直後の状態を示す図で、走行体を除いた状態を示す側面図である。
上述した第1実施形態に係るコンベア装置10を本体フレーム3に装着する場合には、図7に示すように、第1支持脚11を展開することが行なわれる。この状態で第1車輪12、第2車輪14を転動させて、コンベア装置10に設けられた雄形状部19が本体フレーム3の雌形状部20に対向するように、このコンベア装置10をその下側部分が図8に示す本体フレーム3の下方に至るように接地面上を移動させると図9に示す状態となる。
ここで、図4の(b)図に例示するように、ロック機構を構成する枠体22の一方側に押圧力を与えてばね23の力に抗して下降させ、係止部21の下端を雄形状部19の切欠き部19aから離隔させる。この状態において吊り上げ装置を構成する伸張させた状態にある油圧シリンダ18のそれぞれのフック17を、コンベア装置10のピン16に係合させ、係合後に全ての油圧シリンダを収縮させると、コンベア装置10が吊り上げられる。この動作の間、コンベア装置10の雄形状部19の先端部19bが雌形状部20の穴20a内に挿入され、また、これらの雄形状部19と雌形状部20とが互いに相手によって案内されて、雄形状部19と雌形状部20とが係合し、これらが相対的に移動する。雄形状部19が雌形状部20に係止されるまでコンベア装置10が吊り上げられると、コンベア装置10の上方向への移動が停止し、このコンベア装置10が本体2に対して、水平面内の前後左右方向に対して、また、鉛直方向に対して位置決めされる。
この状態において、枠体22に加えていた押圧力を解くと、ばね23の力により枠体22の上述の一端部が上昇し、この枠体22と一体に設けられた係止部21の下端が雄形状部19の切欠き部19aに係合し、図4の(a)図に示すように雄形状部19が下降しないようにロックされる。
なお、このようにコンベア装置10が本体2に対して位置決めされた状態にあっては、例えば第1支持脚11は、図1に示すように折り畳まれる。このような状態において、上述したように、ホッパ4に被破砕物が投入され、破砕装置6、コンベア装置10等によって被破砕物の破砕処理、搬送処理作業等が実施される。
車両への搭載等のためにコンベア装置10を本体フレーム3から離脱させる場合には、上述と逆の動作をすればよい。すなわち、ロック機構を構成する枠体22の一端側に押圧力を与えてばね23の力に抗してこの枠体22を下降させ、係止部21の下端を図4の(b)図に例示するように雄形状部19の切欠き部19aから離隔させ、この状態において全ての油圧シリンダ18を伸長させると、コンベア装置10が下降し、コンベア装置10の第1支持脚11に装着させた第1車輪12、及び第2支持脚13に装着させた第2車輪14が例えば接地する。
この状態において、図4の(b)図に例示するように、油圧シリンダ18のフック17とコンベア装置10のピン16との係合を解くと、コンベア装置10が移動可能となる。したがって、コンベア装置10を本体2から離隔させることができる。
このように構成した第1実施形態によれば、本体フレーム3に作業装置であるコンベア装置10を装着させる場合には、本体フレーム3の下方にコンベア装置10の一部を配置した状態で、吊り上げ装置を構成する油圧シリンダ18によってコンベア装置10を吊り上げながら、雄形状部19と雌形状部20とを上下方向から互いに接近させて係合させるようにすればよい。この動作の間、雄形状部19及び雌形状部20の双方によって、互いに相手方が案内されるので、本体フレーム3にコンベア装置10を装着させる直前の雄形状部19と雌形状部20の位置関係は、上述した案内が可能な範囲内に互いが配置される位置関係でよく、したがって、本体フレーム3に対するコンベア装置10の装着直前の位置の自由度を比較的大きくすることができる。このように、この第1実施形態では、本体フレーム3に設けられた油圧シリンダ18を含む吊り上げ装置と、案内機能を有する雄形状部19と雌形状部20の組み合わせを介して、クレーン等の重機を要することなく本体フレーム3に対するコンベア装置10の着脱を実現させることができ、この着脱作業の能率を向上させることができる。
また、本体フレーム3に対するコンベア装置10の着脱に際して、3本の支持脚、すなわち2本の第1支持脚11と、1本の第2支持脚13と、これらの支持脚11,13に装着される第1車輪12、第2車輪14を介して接地面上を、コンベア装置10が本体フレーム3に近づく方向へ、あるいは本体フレーム3から離れる方向へ、安定して、しかも簡単に移動させることができる。したがって、本体2を含む自走式処理機械の難しい移動操作を要することなく、本体フレーム2に対するコンベア装置10の着脱を実現させることができ、この着脱作業の能率を向上させることができる。
また、コンベア装置10の重心が第1支持脚11と第2支持脚13との間に位置するように、コンベア装置10を製作してあることから、本体フレーム2に対するコンベア装置10の着脱に際してのコンベア装置10の姿勢の安定性を確保できる。
また、第1支持脚11が折り畳み可能に構成されていることから、この第1支持脚11の折り畳み、及び展開を介して着脱作業をより簡単に行なうことができる。
図10は第1実施形態に具備可能な雄形状部の別の例を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図、図11は第1実施形態に具備可能な雌形状部の別の例を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は平面図である。
図12〜14は第1実施形態に図10,11に示す雄形状部、及び雌形状部を備えた場合の動作を示す図で、図12は、コンベア装置を本体に装着する直前の状態を示す要部拡大図、図13はコンベア装置を本体に装着する途中の状態を示す要部拡大図、図14はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部拡大図である。
図15は図10,11に示す雄形状部と雌形状部の係合関係を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着させる前の状態を示す図、(b)図は(a)図の状態から雄形状部を上昇させた状態を示す図、(c)図は(b)図の状態からさらに雄形状部を上昇させた状態を示す図、(d)図はコンベア装置を本体に装着させたときの状態を示す図である。
これらの図10〜15に示すように、上述した図1〜9に示した第1実施形態における雄形状部19及び雌形状部20の代わりに、胴部に切欠き部を備えておらず、先端部30aが円錐形状に形成された雄形状部30と、この雄形状部30の先端部30aの円錐形状に適合する穴31aを有する雌形状部31の組み合わせを設けた構成とすることもできる。すなわち、雄形状部30のロック機構を備えない構成とすることもできる。このような雄形状部30と雌形状部31との組み合わせは、吊り上げ装置を構成する油圧シリンダ18によってコンベア装置10を確実に吊り上げ保持できる場合に有効である。
このように構成される雄形状部30と雌形状部31との組み合わせを第1実施形態に備えた場合も、図12〜14に示すように、あるいは図15の図(a)〜(d)に示すように、上述した第1実施形態とほぼ同等の動作を実現できる。
図16は第1実施形態に具備可能な雄形状部のさらに別の例を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図、図17は第1実施形態に具備可能な雌形状部のさらに別の例を示す図で、(a)図は正面断面図、(b)図は正面図、(c)図は平面図である。
これらの図16,17に示すように、上述した図1〜9に示した第1実施形態における雄形状部19及び雌形状部20の代わりに、胴部に切欠き部を備えておらず、先端部32aが四角錐形状に形成された雄形状部32と、この雄形状部32の先端部32aの四角錐形状に適合する四角錐形状の穴33aを有する雌形状部33との組み合わせを設けた構成とすることもできる。このような雄形状部32と雌形状部33との組み合わせを第1実施形態において設けることもできる。
図18は第1実施形態に具備可能な車輪部分の別の例を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着させる直前の状態を示す要部正面図、(b)図はコンベア装置を本体に装着させる直前の状態を示す要部側面図、(c)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部正面図、(d)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部側面図である。
この図18に示すように、上述した図1〜9に示した第1実施形態におけるコンベア装置10に固定される第2支持脚13の代わりに、コンベア装置10に対して回動可能な第2支持脚25を設ける構成とすることもできる。すなわち、第2支持脚25をコンベア装置10に回動可能に設けるとともに、第2支持脚25にプレート27を固定し、また、下端がコンベア装置10に回動可能に連結されるねじ棒26を備え、プレート27にねじ棒26が挿通される穴を形成するとともに、そのプレート27の穴を挟むように、プレート27の両面にねじ棒26が螺合するナット28を回転可能に配置した構成とすることもできる。
このように構成した第2支持脚25を上述した第1実施形態に備えたものでは、コンベア装置10を本体フレーム2に装着させる直前にあっては、図18の図(a)(b)に示すように、ナット28を回転させての調整により第2車輪14が接地可能なように第2支持脚25を下降させた状態に保持でき、また、コンベア装置10を本体フレーム3に装着させた状態にあっては、図18の図(c)(d)に示すように、第2支持脚25を上昇させた状態に保持できる。これによって、コンベア装置10を本体フレーム3に装着させた状態にあっては、第2車輪14の高さ位置をそれまでよりも高い位置に保持できる。
図19は本発明の第2実施形態を示す側面図である。
この第2実施形態では、コンベア装置10が磁選機39を備えるとともに、第1車輪36が装着された第1支持脚35、及び第2車輪38が装着された第2支持脚37のそれぞれを、コンベア装置10に対して着脱可能に構成してある。その他の構成は、上述した図1〜9に示した第1実施形態と同等の構成になっている。
このように構成した第2実施形態は、第1実施形態と同等の作用効果が得られる他、本体フレーム3にコンベア装置10を装着させた後には、第1支持脚35及び第2支持脚37を他の部材、装置等の邪魔にならないように取り除くことができる。
図20は本発明の第3実施形態を示す図で、(a)図は側面図、(b)図は模式図として示した平面図である。図21は第3実施形態に備えられる雄形状部と雌形状部との係合関係を示す図で、(a)図は要部を拡大した側面図、(b)図は(a)図のA−A矢視に相応する雌形状部を示す図、(c)図は(a)図のB−B矢視に相応する雄形状部を示す図である。図22は第3実施形態に備えられる雄形状部を示す斜視図である。図23は第3実施形態に備えられる雄形状部及び雌形状部の動作を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着する直前の状態を示す要部拡大図、(b)図はコンベア装置を本体に装着する途中の状態を示す要部拡大図、(c)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部拡大図である。
この第3実施形態では、図22に示すように、先端部の一部が切り欠かれて形成された角錐形状の突出部40aを有する雄形状部40と、突出部40aが係合可能なテーパ状の内壁面を有する穴41aを有する雌形状部41との組み合わせを設けてある。その他の構成は、上述した第1実施形態と同等の構成となっている。
この第3実施形態におけるように、雄形状部40の先端部の全体を錐体形状にしなくとも、また、雌形状部41の穴41aの全体を錐体形状に相応する形状の穴としなくとも、互いに相手方に対する案内機能を有する雄形状部40、雌形状部41とすることができ、第1実施形態におけるのとほぼ同等の作用効果を得ることができる。
図24は本発明の第4実施形態を示す図で、走行体を除いて示した側面図である。
この図24に示すように第4実施形態は、本体フレーム3に着脱機構8を介して着脱される作業装置として、混合攪拌処理作業が可能な混合攪拌機50を設け、この混合攪拌機50の下方にコンベア装置51の下側部分を配置した構成にしてある。混合攪拌機50を本体フレーム3に着脱させる着脱機構8の構成は、上述した第1実施形態におけるのと同等である。
この第4実施形態で例示するように、本体フレーム3に着脱させる作業装置としては、第1実施形態に備えられるコンベア装置10には限られず、混合攪拌機50を設けることができる。また、図示しないが混合攪拌機50の他に、破砕装置、解砕機等を設けるようにしてもよい。
本発明に係る自走式処理機械の第1実施形態を示す説明図で、(a)図は側面図、(b)図は模式図として描いた平面図である。 第1実施形態に係る図で、(a)図は正面図、(b)図は背面図である。 第1実施形態から走行体を除いて示した側面図である。 第1実施形態に備えられる吊り上げ装置、雄形状部、雌形状部、及び雄形状部のロック機構を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部拡大図、(b)図はコンベア装置を本体に装着させる直前の状態、あるいはコンベア装置を本体から離脱させた直後の状態を示す要部拡大図である。 第1実施形態に備えられる雄形状部を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図である。 第1実施形態に備えられる雄形状部、及び雄形状部のロック機構を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は側面図、(c)図は平面図である。 第1実施形態の本体に装着される前のコンベア装置を示す側面図である。 コンベア装置が装着される前の第1実施形態の本体を示す図で、(a)図は側面図、(b)図は正面図、(c)図は背面図である。 コンベア装置を本体に装着させる直前の状態、あるいはコンベア装置を本体から離脱させた直後の状態を示す図で、走行体を除いた状態を示す側面図である。 第1実施形態に具備可能な雄形状部の別の例を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図である。 第1実施形態に具備可能な雌形状部の別の例を示す図で、(a)図は正面図、(b)図は平面図である。 第1実施形態に図10,11に示す雄形状部、及び雌形状部を備えた場合の動作を示す図で、コンベア装置を本体に装着する直前の状態を示す要部拡大図である。 第1実施形態に図10,11に示す雄形状部、及び雌形状部を備えた場合の動作を示す図で、コンベア装置を本体に装着する途中の状態を示す要部拡大図である。 第1実施形態に図10,11に示す雄形状部、及び雌形状部を備えた場合の動作を示す図で、コンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部拡大図である。 図10,11に示す雄形状部と雌形状部の係合関係を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着させる前の状態を示す図、(b)図は(a)図の状態から雄形状部を上昇させた状態を示す図、(c)図は(b)図の状態からさらに雄形状部を上昇させた状態を示す図、(d)図はコンベア装置を本体に装着させたときの状態を示す図である。 第1実施形態に具備可能な雄形状部のさらに別の例を示す図で、(a)図は平面図、(b)図は正面図、(c)図は側面図である。 第1実施形態に具備可能な雌形状部のさらに別の例を示す図で、(a)図は正面断面図、(b)図は正面図、(c)図は平面図である。 第1実施形態に具備可能な車輪部分の別の例を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着させる直前の状態を示す要部正面図、(b)図はコンベア装置を本体に装着させる直前の状態を示す要部側面図、(c)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部正面図、(d)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部側面図である。 本発明の第2実施形態を示す側面図である。 本発明の第3実施形態を示す図で、(a)図は側面図、(b)図は模式図として示した平面図である。 第3実施形態に備えられる雄形状部と雌形状部との係合関係を示す図で、(a)図は要部を拡大した側面図、(b)図は(a)図のA−A矢視に相応する雌形状部を示す図、(c)図は(a)図のB−B矢視に相応する雄形状部を示す図である。 第3実施形態に備えられる雄形状部を示す斜視図である。 第3実施形態に備えられる雄形状部及び雌形状部の動作を示す図で、(a)図はコンベア装置を本体に装着する直前の状態を示す要部拡大図、(b)図はコンベア装置を本体に装着する途中の状態を示す要部拡大図、(c)図はコンベア装置を本体に装着させた状態を示す要部拡大図である。 本発明の第4実施形態を示す図で、走行体を除いて示した側面図である。
符号の説明
1 走行体
2 本体
3 本体フレーム
4 ホッパ(処理装置)
5 グリズリフィーダ(処理装置)
6 破砕装置(処理装置)
7 パワーユニット
8 着脱機構
10 コンベア装置(作業装置)
11 第1支持脚
12 第1車輪
13 第2支持脚
14 第2車輪
15 重心
25 第2支持脚
26 ねじ棒
27 プレート
28 ナット
35 第1支持脚
36 第1車輪
37 第2支持脚
38 第2車輪
50 混合攪拌機(作業装置)
51 コンベア装置

Claims (5)

  1. 走行体と、この走行体上に配置される本体フレームと、この本体フレームに搭載され、処理対象物の処理が可能な処理装置及びパワーユニットと、上記本体フレームの下側に着脱可能に配置され、上記処理対象物の処理作業が可能な作業装置と、この作業装置を上記本体フレームに着脱させる着脱機構とを備えた自走式処理機械において、
    上記作業装置が、少なくとも3本の支持脚と、これらの支持脚の下端のそれぞれに装着される車輪とを有することを特徴とする自走式処理機械。
  2. 上記請求項1記載の発明において、
    上記支持脚が、上記作業装置の一方の側に配置される第1支持脚と、上記作業装置の他方の側に配置される第2支持脚とから成ることを特徴とする自走式処理機械。
  3. 上記請求項2項記載の発明において、
    上記作業装置の重心が上記第1支持脚と上記第2支持脚との間に位置するように、上記作業装置を設けたことを特徴とする自走式処理機械。
  4. 上記請求項1記載の発明において、
    上記支持脚が、折り畳み可能に上記作業装置に装着されるものから成ることを特徴とする自走式処理機械。
  5. 上記請求項1記載の発明において、
    上記支持脚が、上記作業装置に着脱可能なものから成ることを特徴とする自走式処理機械。
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