JP2008212357A - 芳香成分消臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気砲等に残留する芳香成分を流出させることなく消臭する。
【解決手段】空気砲12,13に対して芳香成分を供給する際には、芳香成分が含浸された多孔質体40aを配管21に対向させるように回動板40が回動される。この状態のもとで、空気砲12,13を作動させることにより、空気砲12,13から芳香成分を含んだ渦輪V1,V2が発射される。そして、渦輪V1,V2が発射されると、配管21,30に貫通孔40cを対向させるように回動板40が回動され、オゾン発生部33によってオゾンが生成されるとともに、空気砲12,13から空気を吸引するように送風ファン31が駆動される。これにより、放出口12c,13cから取り込まれた空気が、配管21、芳香供給部20、配管30、送風ファン31、配管32を経てオゾン発生部33に案内され、この案内された芳香成分を含む空気に対して消臭効果を有するオゾンが供給される。
【選択図】図5

Description

本発明は、芳香成分を消臭する芳香成分消臭装置に関する。
車室内の環境を良好に保つため、芳香成分をエアコンディショナの吹き出し口から供給する供給装置が提案されている。しかしながら、吹き出し口から芳香成分を供給してしまうと、車室内に芳香成分が充満することになるため、多量の芳香成分が必要となるばかりか、各乗員の好みに応じた車内環境を提供することが困難となっていた。
そこで、芳香成分を含んだ渦輪を乗員に向けて発射するための空気砲を備えた供給装置が提案されている。これにより、芳香成分を局所的に供給することができるため、少量の芳香成分を用いて各乗員の好みに応じた車内環境を提供することが可能となる。また、複数の芳香成分を切り換えて供給するようにした供給装置も提案されている(たとえば、特許文献1または2参照)。
特開2006−280748号公報 特開2004−298607号公報
ところで、複数の芳香成分を切り換えて供給しようとすると、空気砲のチャンバー等において異なる芳香成分が混ざり合うことから、芳香成分の種類によっては乗員に不快感を与えるという問題があった。そこで、特許文献2に記載の供給装置にあっては、空気砲のチャンバー内に光触媒である酸化チタンを塗布するとともに、チャンバー内に紫外線ランプを取り付けることにより、装置内に残留する芳香成分を消臭するようにしている。
しかしながら、光触媒を利用して芳香成分を消臭するようにしても、空気砲には渦輪を放出する放出口が形成されることから、この放出口を介して車室内に芳香成分が流出してしまうおそれがある。このように、単に空気砲内の空気を消臭するだけでは、空気砲から芳香成分を流出させてしまうおそれがあるため、装置内に残留する芳香成分を十分に消臭することが困難となっていた。
本発明の目的は、残留する芳香成分を効果的に消臭することが可能な芳香成分消臭装置を提供することにある。
本発明の芳香成分消臭装置は、芳香成分を含んだ空気渦を放出口から発射する発射手段と、前記発射手段に接続され、前記放出口から前記発射手段内に空気を吸引する吸引手段と、前記発射手段に接続され、前記発射手段内に吸引された空気が案内される消臭手段とを有することを特徴とする。
本発明の芳香成分消臭装置は、前記発射手段と前記消臭手段との間に設けられ、前記発射手段に前記芳香成分を供給する芳香供給手段を有し、前記吸引手段は、前記放出口から前記芳香供給手段を介して前記消臭手段に空気を案内することを特徴とする。
本発明の芳香成分消臭装置は、前記消臭手段はオゾンを発生させるオゾン発生手段であることを特徴とする。
本発明によれば、放出口から発射手段内に取り込まれた空気を消臭手段に案内するようにしたので、発射手段内に残留する芳香成分を放出口から外部に流出させることなく消臭することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は芳香成分供給装置10(以下、供給装置という)が搭載された車両を示す説明図であり、図2(A)および(B)は供給装置10の作動状態を示す説明図である。また、図示する供給装置10には、本発明の一実施の形態である芳香成分消臭装置が組み込まれている。
図1に示すように、車室内のインストルメントパネル11には、運転席側の乗員Dと助手席側の乗員Pとに芳香成分を供給する供給装置10が設置されている。図2(A)および(B)に示すように、供給装置10には芳香成分を含んだ空気の渦輪(空気渦)V1,V2を発射する一対の空気砲(発射手段)12,13が設けられており、この供給装置10は運転席側位置と助手席側位置とに回動するようになっている。図2(A)に示すように、供給装置10を運転席側位置に回動させて空気砲12,13から渦輪V1,V2を発射させることにより、運転席側の乗員Dに向けて芳香成分を供給することが可能となっている。一方、図2(B)に示すように、供給装置10を助手席側位置に回動させて空気砲12,13から渦輪V1,V2を発射させることにより、助手席側の乗員Pに向けて芳香成分を供給することが可能となっている。
なお、空気砲12から発射される渦輪V1と空気砲13から発射される渦輪V2とは、乗員D,Pの鼻先に設定される効能領域A1,A2において互いに衝突するようになっており、芳香成分を効能領域A1,A2で拡散させることが可能となる。このように、一対の渦輪V1,V2を衝突させて渦輪V1,V2を打ち消すことにより、乗員D,Pに対して風圧による違和感を与えることなく芳香成分を供給することが可能となっている。また、双方の渦輪V1,V2に対して芳香成分を含めるようにしているが、いずれか一方の渦輪V1,V2に対して芳香成分を含めるようにしても良い。
続いて、図3(A)および(B)は空気砲12,13の内部構造を示す説明図であり、図4は供給装置10の構成を示すブロック図である。図3(A)および(B)に示すように、空気砲12,13は、伸縮自在となる蛇腹形状のポンプ本体12a,13aと、ポンプ本体12a,13aを伸縮させるポンプ駆動部12b,13bと、放出口12c,13cを備えた円筒形状の砲身部12d,13dとによって構成されている。また、ポンプ駆動部12b,13bには前後進駆動されるロッド部材12e,13eが組み込まれており、このロッド部材12e,13eはポンプ駆動部12b,13b内の図示しない電動モータによって駆動される。そして、図3(B)に示すように、ロッド部材12e,13eを前進移動させてポンプ本体12a,13aを急速に縮めることにより、ポンプ本体12a,13a内の空気を放出口12c,13cから渦輪V1,V2として発射することが可能となる。なお、空気砲12,13の砲身部12d,13dに対して芳香成分を供給することにより、空気砲12,13から芳香成分を含んだ渦輪V1,V2を発射させることが可能となっている。
続いて、図4に示すように、供給装置10には、空気砲12,13に芳香成分を供給する芳香供給部(芳香供給手段)20が設けられており、この芳香供給部20は配管21を介して空気砲12,13の砲身部12d,13dに接続されている。この芳香供給部20には、それぞれに異なる芳香成分が含浸された複数の多孔質体が設けられており、後述する制御ユニット22からの制御信号に基づき多孔質体と配管21との対向状態が切り換えられている。このように、多孔質体と配管21との対向状態を切り換えることにより、空気砲12,13に対して供給する芳香成分の種類を切り換えることが可能となる。なお、図示する芳香供給部20にあっては、セラミックやスポンジ等の多孔質体から芳香成分を拡散させることにより、空気砲12,13に対して芳香成分を供給しているが、これに限られることはなく、芳香成分の供給流路を切り換える電磁バルブや、空気砲12,13に芳香成分を圧送する圧送ポンプを組み込むようにしても良い。
また、空気砲12,13のポンプ駆動部12b,13bを駆動制御するため、供給装置10には駆動電流を制御する空気砲駆動回路23が設けられており、この空気砲駆動回路23は後述する制御ユニット22からの制御信号に基づき制御されている。そして、空気砲駆動回路23からの駆動電流をポンプ駆動部12b,13bに供給することにより、ロッド部材12e,13eを押し出して渦輪V1,V2を発射させることが可能となっている。さらに、供給装置10を運転席側位置と助手席側位置とに回動させるため、供給装置10には回動モータ24が組み付けられている。この回動モータ24に対して駆動電流を供給するため、供給装置10には駆動電流を制御するモータ駆動回路25が設けられており、このモータ駆動回路25は後述する制御ユニット22からの制御信号に基づき制御されている。
前述した空気砲12,13、芳香供給部20、回動モータ24等に対して制御信号を出力するため、供給装置10には制御ユニット22が設けられている。この制御ユニット22は、図示しないマイクロプロセッサ(CPU)を備えており、このCPUにはバスラインを介してROM、RAMおよびI/Oポートが接続される。ROMには制御プログラムや各種マップデータなどが格納されており、RAMにはCPUで演算処理したデータが一時的に格納されている。さらに、制御ユニット22には、芳香成分の種類や渦輪V1,V2の発射モード等を設定するために操作されるスイッチ26、乗員D,Pの鼻部位置を検出する図示しない車内カメラ等が接続されている。そして、制御ユニット22は、スイッチ26の操作信号等に基づいて各種制御信号を演算し、芳香成分の種類や渦輪V1,V2の発射モード等を制御することになる。
続いて、供給装置10に組み込まれた芳香成分消臭装置の消臭機能について説明する。前述したように、乗員のスイッチ操作等に応じて複数の芳香成分が切り換えられることから、切換前の芳香成分と切換後の芳香成分との混合を回避するため、供給装置10には空気砲12,13や芳香供給部20を消臭する消臭機能が組み込まれている。まず、図4に示すように、それぞれの芳香供給部20には配管30を介して吸引手段としての送風ファン31が接続されており、この送風ファン31には配管32を介して消臭手段としてのオゾン発生部(オゾン発生手段)33が接続されている。また、送風ファン31に対して駆動電流を供給するため、供給装置10には駆動電流を制御するファン駆動回路34が設けられており、このファン駆動回路34は制御ユニット22からの制御信号に基づき制御されている。さらに、オゾン発生部33に対して高圧電流を供給するため、供給装置10には高圧電流を制御する高電圧発生回路35が設けられており、この高電圧発生回路35は制御ユニット22からの制御信号に基づき制御されている。
ここで、図5(A)および(B)は供給装置10の作動状態を示す説明図であり、(A)には空気砲12,13に対して芳香成分を供給する芳香供給モードが示され、(B)には空気砲12,13および芳香供給部20に残留する芳香成分を消臭する装置消臭モードが示されている。まず、図5(A)および(B)に示すように、芳香供給部20は配管21と配管30との間に設けられる回動板40によって構成されている。この回動板40には、芳香成分Aを含浸させた多孔質体40aと、芳香成分Bを含浸させた多孔質体40bとが設けられるとともに、配管21と配管30とを連通する貫通孔40cが形成されている。乗員のスイッチ操作等に応じて回動板40を所定角度で回動させることにより、芳香供給部20は、配管21に対して多孔質体40aを対向させる第1芳香供給位置、配管21に対して多孔質体40bを対向させる第2芳香供給位置、そして配管21,30に対して貫通孔40cを対向させる装置消臭位置に切り換えられるようになっている。また、オゾン発生部33は、針状の放電電極33aと環状の対向電極33bとによって構成されており、放電電極33aと対向電極33bとに高電圧を印加して、放電電極33aの先端近傍で無声放電を生じさせることにより、消臭効果を有するオゾン(O)を発生させることが可能となっている。
空気砲12,13に芳香成分Aを供給する第1芳香供給モードにあっては、図5(A)に示すように、芳香供給部20の回動板40を第1芳香供給位置に作動させ、所定の芳香成分Aが含浸された多孔質体40aを配管21に対向させる。これにより、多孔質体40aから拡散する芳香成分Aが配管21を介して空気砲12,13の砲身部12d,13dに供給されることになる。この状態のもとで、空気砲12,13のポンプ駆動部12b,13bを駆動することにより、所定の芳香成分Aを含んだ渦輪V1,V2が空気砲12,13から発射されることになる。同様に、空気砲12,13に芳香成分Bを供給する第2芳香供給モードにあっては、芳香供給部20の回動板40を第2芳香供給位置に作動させ、所定の芳香成分Bが含浸された多孔質体40bを配管21に対向させることになる。
そして、渦輪V1,V2を発射した後に、供給装置10は空気砲12,13や配管21に残留する芳香成分を消臭する装置消臭モードを実行する。図5(B)に示すように、装置消臭モードを実行する際には、配管21,30に貫通孔40cを対向させる装置消臭位置に回動板40が回動されるとともに、オゾン発生部33の放電電極33aと対向電極33bとに対して高電圧が印加される。次いで、空気砲12,13の放出口12c,13cから空気を吸引するように送風ファン31が駆動され、空気砲12,13の放出口12c,13cから取り込まれた空気が、配管21、芳香供給部20、配管30、送風ファン31、配管32を経てオゾン発生部33に案内される。そして、オゾン発生部33に流れ込んだ空気に対してオゾンが供給され、空気内の芳香成分が消臭された後に配管41を介して吹き出し口42より排出されることになる。なお、この装置消臭モードは、空気砲12,13、配管21、芳香供給部20に残留する芳香成分を消臭するまでの所定時間に渡って実行されることになる。
続いて、前述した芳香供給モードおよび装置消臭モードの実行手順をフローチャートに沿って説明する。ここで、図6は芳香供給モードおよび装置消臭モードの実行手順を示すフローチャートである。図6に示すように、ステップS1では、スイッチ操作等に応じて芳香供給部20が第1または第2芳香供給位置に切り換えられる。続くステップS2では渦輪V1,V2の発射条件が成立したか否かが判定され、発射条件が成立している場合には、ステップS3に進み、空気砲12,13から所定の芳香成分を含んだ渦輪V1,V2が発射される。そして、渦輪V1,V2が発射されると、ステップS4では芳香供給部20が装置消臭位置に切り換えられ、ステップS5ではオゾン発生部33によってオゾンが生成され、ステップS6では送風ファン31が駆動される。次いで、ステップS7において装置消臭モードが実行されてから所定時間が経過したか否かが判定され、所定時間が経過していない場合には、ステップS5に戻って装置消臭モードが継続される。一方、ステップS7において所定時間が経過していると判定された場合には、ステップS8においてオゾン発生部33によるオゾンの生成が停止され、ステップS9において送風ファン31の駆動が停止されることになる。
このように、空気砲12,13に向けてオゾンを供給するのではなく、空気砲12,13からオゾン発生部33に向けて空気を吸引し、この吸引された空気に対してオゾンを供給するようにしたので、空気砲12,13の放出口12c,13cから芳香成分を流出させることなく消臭することが可能となる。しかも、空気砲12,13から芳香供給部20を介してオゾン発生部33に空気を案内するようにしたので、空気砲12,13内を消臭するだけでなく芳香供給部20も効率良く消臭することが可能となる。これにより、芳香成分を切り換えて使用する場合であっても、芳香成分を混合させずに切り換えることが可能となる。
また、前述した装置消臭モードは、空気砲12,13等に残留する芳香成分を消臭するだけでなく、オゾン濃度や送風量を適宜設定して車室内の消臭や除菌を行う車内消臭モードとして使用することも可能である。この車内消臭モードとしては、車室内に乗員がいる状態のもとで実行され、車室内に低濃度オゾンを供給する低出力モードと、車室内に乗員がいない状態のもとで実行され、車室内に高濃度オゾンを供給する高出力モードとが設定されている。
乗員のスイッチ操作等によって低出力モードが設定された場合には、所定時間に渡って車室内に低濃度オゾンが供給されて車室内の除菌や消臭が実行される。この低出力モードにおけるオゾン濃度としては、人体に対して影響を与えることのない濃度(例えば、0.06ppm以下)に設定することが望ましい。また、乗員のスイッチ操作等によって高出力モードが設定された場合には、車内カメラや赤外線センサ等によって車室内に乗員がいないと判定された後に、所定時間に渡って車室内に高濃度オゾンが供給されて車室内の除菌や消臭が実行される。この高出力モードにおけるオゾン濃度としては、十分な消臭効果や除菌効果を得ることができる濃度(例えば、0.06ppm以上0.10ppm以下)に設定することが望ましい。このように、装置消臭モードによって供給装置10内に残留する芳香成分を消臭するだけでなく、車内消臭モードによって車室内の消臭や除菌を実行することにより、芳香成分消臭装置の有効利用を図ることができ、車両品質を向上させることが可能となる。
さらに、車室内にオゾンを放出する際には、供給装置10の吹き出し口42からオゾンを放出するようにしているが、これに限られることはなく、オゾン発生部33を図示しないエアコンディショナの送風ダクトに対して接続することにより、送風ダクトに対してオゾンを供給するようにしても良い。これにより、車室内だけでなくエアコンディショナ内部の消臭や除菌を行うことができ、良好な車両環境を提供することが可能となる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。たとえば、図示する場合には、オゾン発生部33の上流側に送風ファン31を配置しているが、これに限られることはなく、オゾン発生部33の下流側に送風ファン31を配置するようにしても良い。また、空気砲12,13から吸引した空気をオゾン発生部33に案内する吸引手段として送風ファン31を設けるようにしているが、吸引手段としてはプロペラや羽根車を備える送風機に限られることはなく、ロータを回転させて空気を圧送するようにした送風機を採用するようにしても良い。
また、消臭手段としてオゾン発生部33を設けるようにしているが、これに限られることはなく、消臭手段として活性炭フィルタや光触媒等を用いるようにしても良い。さらに、図示する場合には、空気砲12,13の砲身部12d,13dに対して配管21を接続しているが、配管21を空気砲12,13のポンプ本体12a,13aに接続しても良いことはいうまでもない。さらに、2種類の芳香成分を切り換えて使用するようにしているが、3種類以上の芳香成分を切り換えるようにしても良く、1種類の芳香成分を使用するようにしても良い。さらに、発射手段として一対の空気砲12,13を設けるようにしているが、3つ以上の空気砲を設けるようにしても良く、1つの空気砲を設けるようにしても良い。
また、図示する場合には、電動モータを駆動してロッド部材12e,13eを突出させることにより、空気砲12,13から渦輪V1,V2を発射させるようにしているが、この構造に限られることはなく、空気砲12,13に対して電磁コイルと可動鉄心とを組み込むことにより、電磁力を用いて空気砲12,13から渦輪V1,V2を発射させるようにしても良い。さらに、空気砲12,13は蛇腹形状のポンプ本体12a,13aを備えているが、ダイアフラムを用いて空気を押し出すようにしても良い。なお、空気砲12,13から環状の渦輪V1,V2を発射するようにしているが、空気渦の形状としては、環状に限られることはなく、まとまった形状で所定距離を飛ばすことが可能であれば、いかなる形状の空気渦であっても良い。
芳香成分供給装置が搭載された車両を示す説明図である。 (A)および(B)は芳香成分供給装置の作動状態を示す説明図である。 (A)および(B)は空気砲の内部構造を示す説明図である。 芳香成分供給装置の構成を示すブロック図である。 (A)および(B)は芳香成分供給装置の作動状態を示す説明図である。 芳香供給モードおよび装置消臭モードの実行手順を示すフローチャートである。
符号の説明
12,13 空気砲(発射手段)
12c,13c 放出口
20 芳香供給部(芳香供給手段)
31 送風ファン(吸引手段)
33 オゾン発生部(消臭手段,オゾン発生手段)
V1,V2 渦輪(空気渦)

Claims (3)

  1. 芳香成分を含んだ空気渦を放出口から発射する発射手段と、
    前記発射手段に接続され、前記放出口から前記発射手段内に空気を吸引する吸引手段と、
    前記発射手段に接続され、前記発射手段内に吸引された空気が案内される消臭手段とを有することを特徴とする芳香成分消臭装置。
  2. 請求項1記載の芳香成分消臭装置において、
    前記発射手段と前記消臭手段との間に設けられ、前記発射手段に前記芳香成分を供給する芳香供給手段を有し、
    前記吸引手段は、前記放出口から前記芳香供給手段を介して前記消臭手段に空気を案内することを特徴とする芳香成分消臭装置。
  3. 請求項1または2記載の芳香成分消臭装置において、
    前記消臭手段はオゾンを発生させるオゾン発生手段であることを特徴とする芳香成分消臭装置。
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