JP2008211961A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. ステータコアが固定されたベースフレームと、前記ステータコアに導体線を巻回して成るステータコイルと、前記ステータコイルに通電するための薄板状のフレキシブル配線板と、を具備して構成されるモータにおいて、
   前記フレキシブル配線板は、
   前記導体線の端部を導電接続したランド部を有して前記ベースフレームの内底面側に配設された内側配線部と、
   前記ベースフレームに形成された長孔状の貫通孔を通じて前記内底面側から該内底面とは反対の外底面側に引き出された引出配線部と、を有し、
   前記引出配線部の幅は前記貫通孔の長手長さより小さく、該引出配線部と前記内側配線部は、前記引出配線部の幅より大きい幅広封止部を介して連なり、
   前記幅広封止部は、前記貫通孔を塞ぐ位置に配置されていることを特徴とするモータ。
2. 前記幅広封止部は、前記引出配線部の幅方向両側に突出する翼状の突片であることを特徴とする請求項１に記載のモータ。
3. 前記幅広封止部は、前記内側配線部と境目なく連なる形状であることを特徴とする請求項１に記載のモータ。
4. 前記幅広封止部の幅は、前記貫通孔の長手長さ以下であることを特徴とする請求項２または請求項３に記載のモータ。
5. 前記フレキシブル配線板は、前記内底面に貼着固定されていることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載のモータ。
6. 前記フレキシブル配線板は、前記ベースフレームに取り付けられたシールドプレートに固着されていることを特徴とする請求項１から請求項４のいずれか１項に記載のモータ。
7. 前記幅広封止部の前記引出配線部側の端縁は、前記ベースフレームとの間に隙間が形成されて配置されていることを特徴とする請求項１から請求項６のいずれか１項に記載のモータ。
8. 前記貫通孔には、シーリング材が注入されていることを特徴とする請求項１から請求項７のいずれか１項に記載のモータ。
9. 前記引出配線部と前記幅広封止部との境界部分が前記シーリング材により前記ベースフレームに固着されていることを特徴とする請求項８に記載のモータ。
10. 前記シーリング材は、前記ベースフレームと前記引出配線部との間で、前記引出配線部の全幅に亘って連なることを特徴とする請求項９に記載のモータ。