JP2008211413A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、撮影対象領域が変化した場合に、より適正な撮影条件で撮影することができるビデオカメラ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】第2入力手段によって入力された移動方向に向かって、入力された移動速度で撮影対象領域を移動させる手段、第2入力手段によって入力された移動速度が所定値より大きいか否かを判別する手段、第2入力手段によって入力された移動速度が所定値より大きいと判別した場合には、撮影条件を基本撮影条件に切り替える手段、および第2入力手段によって入力された移動速度が所定値以下であると判別した場合には、現状の撮影条件を維持させる手段を備えている。
【選択図】図6

Description

この発明は、監視カメラ等に用いられるビデオカメラ装置に関する。
監視カメラでは、ホワイトバランス設定、逆光補正機能、アイリス設定等の画質・機能設定(以下、撮影条件設定という)が可能であり、撮影環境に応じて適正な撮影条件を設定できるようになっている。また、監視カメラとして、パン、チルト、ズーム動作が可能な旋回型のカメラ(PTZカメラ)を用いた場合、監視位置(撮影対象領域)を自由に変えることが可能となる。ただし、監視位置毎に撮影環境は変化する。
そこで、この種の監視用カメラとして、監視を行ないたい1または複数の撮影対象領域それぞれをプリセット位置として設定登録しておくとともに、登録した各プリセット位置毎にそのプリセット位置の撮影環境に適した撮影条件を設定登録しておけるものが、既に開発されている。例えば、自然光の環境下にあるプリセット位置では、撮影条件の1つであるホワイトバランスモードとして自動モードを設定し、ハロゲン灯で照明されている環境下にあるプリセット位置ではホワイトバランスモードとして室内モードを設定する。
このように、プリセット位置毎に撮影条件を設定登録しておける監視カメラにおいても、プリセット位置に関係なく自由にカメラを旋回させて撮影させる場合や、手動操作によってパン・チルト動作を行なっている場合には、撮影環境を特定できない。そこで、平均的に適正となる撮影条件を基本撮影条件として設定登録しておき、撮影環境が特定できない場合には、撮影条件として基本撮影条件を使用するようにしている。
この種の監視カメラにおいて、既に登録されている複数のプリセット位置のうちの1つのプリセット位置に監視位置を移動させる命令(プリセット移動命令)を入力すると、監視位置が指定されたプリセット位置に移動せしめられるとともに、撮影条件が当該プリセット位置に対して登録されている撮影条件に切り替えられる。
このようにプリセット移動命令によって監視位置が所定のプリセット位置に移動せしめられた後に、コントローラ上のジョイステック操作等によって、手動操作によってパン、チルト動作が行なわれた場合には、従来においては、撮影条件が基本撮影条件に切り替えられる。
特開2002−252879号公報 特開2006−211371号公報
ところで、撮影対象領域を手動操作によってプリセット位置からわずかに移動させた場合には、移動後の撮影対象領域の撮影環境は移動前の撮影環境とほとんど変化しないので、撮影条件としては、基本撮影条件を用いるよりも、移動前のプリセット位置に対して登録されている撮影条件を用いる方が適正である場合が多い。しかしながら、従来の技術においては、撮影対象領域を手動操作によってプリセット位置からわずかに移動させた場合にも、撮影条件が基本条件に切り替わってしまう。
この発明は、撮影対象領域が変化した場合に、より適正な撮影条件で撮影することができるビデオカメラ装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、撮影対象領域が変更可能なビデオカメラ装置において、1または複数の撮影対象領域をプリセット位置として設定登録するためのプリセット位置設定手段、各プリセット位置毎にプリセット撮影条件を設定登録するためのプリセット撮影条件設定手段、プリセット位置の指定を伴うプリセット移動命令を入力するための第1入力手段、第1入力手段によってプリセット移動命令が入力されたときに、撮影対象領域をプリセット移動命令によって指定されたプリセット位置に移動させるとともに、撮影条件を当該プリセット位置に対して登録されているプリセット撮影条件に設定する第1制御手段、任意の撮影対象領域へ移動させるために、移動方向および移動速度を入力させるための第2入力手段、第2入力手段によって移動される撮影対象領域に適用される基本撮影条件を任意に設定するための基本撮影条件設定手段、ならびに第1制御手段による指定されたプリセット位置に対して登録されているプリセット撮影条件で撮影が行なわれている状態において、第2入力手段によって移動方向および移動速度が入力されたときには、第2入力手段によって入力された移動方向および移動速度に基づいて、撮影対象領域の移動制御および撮影条件の切替制御を行なう第2制御手段を備えており、第2制御手段は、第2入力手段によって入力された移動方向に向かって、入力された移動速度で撮影対象領域を移動させる手段、第2入力手段によって入力された移動速度が所定値より大きいか否かを判別する手段、第2入力手段によって入力された移動速度が所定値より大きいと判別した場合には、撮影条件を基本撮影条件に切り替える手段、および第2入力手段によって入力された移動速度が所定値以下であると判別した場合には、現状の撮影条件を維持させる手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のビデオカメラ装置において、任意の撮影対象領域において基本撮影条件で撮影が行なわれている状態において、第2入力手段によって移動方向および移動速度が入力されたときには、第2入力手段によって入力された移動方向に向かって、入力された移動速度で撮影対象領域を移動させるとともに、撮影条件を基本撮影条件に設定する第3制御手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、プリセット移動命令によって撮影対象領域が所定のプリセット位置に移動せしめられた後に、手動操作によって撮影対象領域の移動が行なわれた場合には、移動速度に基づいて撮影対象領域が大きく変化したか否かを判別し、撮影対象領域が大きく変化したと判別したときには、撮影条件を基本撮影条件に切り替え、撮影対象領域が大きく変化していないと判別したときには、現状の撮影条件を維持させる。したがって、撮影対象領域が変化した場合に、より適正な撮影条件で撮影することができる。
以下、この発明を監視カメラシステムに適用した場合の実施例について説明する。
図1は、監視カメラシステムの構成を示している。
監視カメラシステムは、天井に取り付けられるドーム型の監視カメラ1と、監視カメラ1を遠隔操作するためのコントローラ2と、監視カメラ1によって撮影された映像を表示するビデオモニタ3を備えている。この監視カメラ1では、パン動作(矢印Aで示す方向への移動)、チルト動作(矢印Bで示す方向への移動)およびズーム動作が可能である。監視カメラ1とコントローラ2とは通信線によって接続されているとともに、監視カメラ1とビデオモニタ3とは通信線によって接続されている。
パン、チルト、ズーム等の操作、各種設定は、コントローラ2によって行なわれる。なお、各種設定を行なう際には、設定画面がビデオモニタ3にオンスクリーン表示される。コントローラ2には、各種の操作ボタンの他、ジョイステックが設けられている。
この監視カメラシステムでは、監視を行ないたい1または複数の撮影対象領域それぞれをプリセット位置として設定登録しておくとともに、登録した各プリセット位置毎にそのプリセット位置の撮影環境に適した撮影条件を設定登録しておくことができる。また、平均的な撮影条件を基本撮影条件として設定登録しておくことができる。
図2〜図4は、設定画面例を示している。
図2は、基本撮影条件を設定するための設定画面を示している。
基本撮影条件の設定項目には次のような項目がある。
・フリッカーの軽減機能のON/OFF ・アイリスの設定
・ホワイトバランスの設定
・逆光補正機能のON/OFF
・電子シャッター機能のON/OFF
・アパーチャー補正の設定
・AGCの設定
・ガンマ特性の設定
・デイナイトの設定
図3は、プリセット位置に関する設定を行なうための設定画面を示している。
”プリセット番号”は、プリセット位置を識別するための番号を表している。”ポジション”は、プリセット位置を設定するための項目であり、パン位置、チルト位置およびズーム位置が設定される。”タイトル”には、タイトルが入力できる。
”設定パターン”は、当該プリセット位置に対応する撮影条件のパターン番号を登録する。”設定パターン”の項目から、図4に示すような設定画面を表示させて、当該プリセット位置に適した撮影条件を設定することができる。なお、”設定パターン”をOFF(切)にすると、当該プリセット位置に対応する撮影条件は基本撮影条件(図2参照)となる。この例では、”設定パターン”としては、”1”が選択されており、当該プリセット位置に対応する撮影条件として、図4の設定画面で設定された撮影条件が登録されている。
”ホールド”は、プリセット位置から手動操作したときに、撮影条件を基本撮影条件に切り替えるか当該プリセット位置に対して登録されている撮影条件を維持させるかを、パン・チルトの移動速度に基づいて決定する機能(本実施例の特徴的な機能)を有効(ON)とするか無効(OFF)とするかを設定するための項目である。この実施例では、ONにされている。なお、”ホールド”をOFFに設定した場合には、プリセット位置から手動操作したときには、撮影条件は従来と同様に必ず基本撮影条件に切り替えられる。
”シーケンスグループ”とは、後述するシーケンスモードで動作させる場合に選択されるグループをいう。”シーケンスグループ”には、当該プリセット位置がどのシーケンスグループに属しているかが設定される。”静止時間”には、シーケンスモードで動作させる場合に、当該プリセット位置でのカメラ静止時間が設定される。
なお、図4において、”モーションセンサーの設定”は、撮影画像に基づいて侵入者等の動きのある被写体が存在するか否かを判別し、動きのある被写体が存在すると判別した場合にはアラームを発生させる機能をONまたはOFFさせるための項目である。
この監視システムでは、監視位置を自動的に移動せしめられるオートモードが用意されている。この例では、オートモードには、シーケンスモードとオートパンモードとがある。シーケンスモードとは、予め指定した複数のプリセット位置を順次移動するように、監視位置を切り替えていくモードである。オートパンモードとは、予め指定した2つの位置の間をパン移動させるモードである。シーケンスモードでは、撮影条件を基本撮影条件に固定しておくように設定することも可能であるし、撮影条件をプリセット位置毎に自動的に切り替えるように設定することも可能である。オートパンモードでは、撮影条件は基本撮影条件に固定される。
以下の説明においては、説明の便宜上、シーケンスモードおよびオートパンモードを総称して、オートモードと呼ぶことにする。オートモードのオン操作により、オートモードをオンさせることができる。オートモードがオンである状態をオートモード状態ということにする。オートモード状態では、監視位置(撮影対象領域)が自動的に移動せしめられる。
オートモード状態において、オートモードオフ命令の入力操作を行なったり、ジョイステックを操作させたり、プリセット移動命令の入力操作を行なったりすると、オートモード状態が解除される。オートモード状態において、オートモードオフ命令の入力操作を行なうことにより、オートモード状態を解除させた場合、およびオートモード状態において、ジョイステックを操作させることにより、オートモード状態を解除させた場合には、動作状態は手動モード状態となる。オートモード状態において、プリセット移動命令の入力操作を行なうことにより、オートモード状態を解除させた場合には、動作状態はプリセット固定モード状態となる。
プリセット固定状態において、ジョイステックを操作させると、プリセット固定状態が解除され、手動モード状態となる。手動モード状態において、プリセット移動命令の入力操作を行なうと、手動モード状態が解除され、プリセット固定モード状態となる。手動モード状態またはプリセット固定モード状態において、オートモードのオン操作が行なわれると、手動モード状態またはプリセット固定モード状態が解除され、オートモード状態となる。
手動モード状態においては、ジョイステックの操作に応じたパン・チルト動作(手動操作に基づく移動動作)が行なわれる。これにより、監視位置(撮影対象領域)が移動せしめられる。なお、ジョイステックの傾倒方向がパン・チルトの移動方向を表し、ジョイステックの傾き角の大きさが移動速度を表している。
プリセット移動命令の入力操作が行なわれた場合には、プリセット移動命令によって指定されたプリセット位置へのパン・チルト動作(プリセット移動動作)が行なわれる。これにより、監視位置(撮影対象領域)がプリセット移動命令によって指定されたプリセット位置に移動せしめられる。また、撮影条件が当該プリセット位置に対して登録されている撮影条件に切り替えられる。
図5を参照して、本実施例の考え方について説明する。
図5の領域100は、監視カメラ1で撮影可能な全空間範囲を、便宜的に二次元平面で表している。図5において領域A、Bはそれぞれプリセット位置を示している。各プリセット位置A、B毎に、撮影条件が個別に設定登録されているものとする。
従来は、プリセット位置A(またはB)を撮影対象領域として当該プリセット位置に対応して登録されている撮影条件によって撮影が行なわれている状態から、手動操作によってパン・チルト移動を行なった場合には、手動操作を行なった時点で、撮影条件が基本撮影条件に切り替えられていた。
本実施例では、このような場合には、単位時間当たりのパン・チルトの移動量の大きさにより、撮影条件をそのまま維持させるか基本撮影条件に切り替えるかを判別するようにしている。
例えば、図5において、手動操作によって監視位置(撮影対象位置)をプリセット位置Aから位置A’に移動させた場合と、手動操作によって監視位置をプリセット位置Bから位置B’に移動させた場合とを示している。AからA’への移動量と、BからB’への移動量は、それぞれ単位時間当たりの移動量を示している。
AからA’への移動は、単位時間当たりの移動量が小さい移動であり、現在監視している被写体を引続き監視したいが、撮影範囲外なので、当該被写体が捉えられるように、監視位置を少し移動させるための動作であると想定できる。このような場合には、撮影環境はほぼ同じであると考えられるので、現状の撮影条件(プリセット位置Aに対応して登録されている撮影条件)を維持させる。
一方、BからB’への移動は、単位時間当たりの移動量が大きい場合であり、プリセット位置Bとは全く異なる別の位置を監視させるための動作であると想定できる。このような場合には、撮影環境が大きく変化すると考えられるので、撮影条件を基本撮影条件に切り替える。
図6は、プリセット移動命令によって監視位置が移動せしめられた状態から、各種操作が行なわれたときの撮影条件の切替制御処理の手順を示している。
任意の動作モード状態(オートモード状態、手動モード状態またはプリセット固定モード状態)である場合において、プリセット移動命令の入力操作が行なわれると(ステップS1)、監視位置をプリセット移動命令によって指定されたプリセット位置に移動させるとともに、撮影条件を当該プリセット位置に対して登録されている撮影条件に切り替える(ステップS2)。動作モード状態はプリセット固定モード状態となる。
この後、手動による移動操作が行なわれたか否かを判別する(ステップS3)。つまり、ジョイステックが操作されたか否かを判別する。手動による移動操作が行なわれていないと判別した場合には、オートモードのオン操作が行なわれたか否かを判別する(ステップS4)、オートモードのオン操作が行なわれていない場合には、プリセット移動命令の入力操作が行なわれた否かを判別する(ステップS5)。プリセット移動命令の入力操作が行なわていない場合には、ステップS3に戻る。
上記ステップS3において、手動による移動操作が行なわれたと判別した場合には、移動速度(PT速度)が所定の閾値Thより大きいか否かを判別する(ステップS6)。移動速度(PT速度)がTh以下である場合には、現状の撮影条件を維持したまま、手動操作に基づく移動動作を行う(ステップS7)。動作モード状態は手動モード状態となる。そして、ステップS3に戻る。
上記ステップS6において、移動速度(PT速度)がThより大きいと判別した場合には、撮影条件を基本撮影条件に切り替えるとともに、手動操作に基づく移動動作を行う(ステップS8)。動作モード状態は手動モード状態となる。
上記ステップS4において、オートモードのオン操作が行なわれたと判別した場合には、オートモード状態となり、オートモードによる移動動作(自動動作)を行う(ステップS9)。この際には、オートモードの種類およびその設定内容に応じて、撮影条件が決定される。動作モード状態はオートモード状態となる。
上記ステップS5において、プリセット移動命令の入力操作が行なわれたと判別した場合には、監視位置をプリセット移動命令によって指定されたプリセット位置に移動させるとともに、撮影条件を当該プリセット位置に対して登録されている撮影条件に切り替える(ステップS10)。動作モード状態はプリセット固定モード状態となる。そして、ステツプS3に戻る。
なお、オートモード状態である場合において、手動による移動操作が行なわれたときには、移動速度が閾値Thより大きいか否かが判別されることなく、撮影条件が基本撮影条件に設定される。
上記ステップS6からS7に移行した場合のように、手動モード状態になっても、いずれかのプリセット位置に対応して登録されている撮影条件を維持する場合には、その手動モード状態において手動による移動操作があったときには、ステップS6に移行し、移動速度に応じて撮影条件が制御される。
しかしながら、オートモード状態から手動モード状態に移行した場合や上記ステップS6からステップS8に移行した場合のように、上記ステップS6からS7に移行した場合以外の処理手順によって手動モード状態になった場合には、その手動モード状態において手動による移動操作があったときには、移動速度が閾値Thより大きいか否かが判別されることなく、撮影条件が基本撮影条件に設定される。
なお、上述した実施例では、監視カメラシステムを用いて説明しが、同様の動作をする装置であれば、これに限定されるものではない。
監視カメラシステムの構成を示すブロック図である。 基本撮影条件を設定するための設定画面の一例を示す模式図である。 プリセット位置に関する設定を行なうための設定画面の一例を示す模式図である。 プリセット位置に適した撮影条件を設定するための設定画面の一例を示す模式図である。 本願発明の基本的な考え方について説明するための模式図である。 プリセット移動命令によって監視位置が移動せしめられた状態から、各種操作が行なわれたときの撮影条件の切替制御処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 監視カメラ
2 コントローラ
3 ビデオモニタ

Claims (2)

  1. 撮影対象領域が変更可能なビデオカメラ装置において、
    1または複数の撮影対象領域をプリセット位置として設定登録するためのプリセット位置設定手段、
    各プリセット位置毎にプリセット撮影条件を設定登録するためのプリセット撮影条件設定手段、
    プリセット位置の指定を伴うプリセット移動命令を入力するための第1入力手段、
    第1入力手段によってプリセット移動命令が入力されたときに、撮影対象領域をプリセット移動命令によって指定されたプリセット位置に移動させるとともに、撮影条件を当該プリセット位置に対して登録されているプリセット撮影条件に設定する第1制御手段、
    任意の撮影対象領域へ移動させるために、移動方向および移動速度を入力させるための第2入力手段、
    第2入力手段によって移動される撮影対象領域に適用される基本撮影条件を任意に設定するための基本撮影条件設定手段、ならびに
    第1制御手段による指定されたプリセット位置に対して登録されているプリセット撮影条件で撮影が行なわれている状態において、第2入力手段によって移動方向および移動速度が入力されたときには、第2入力手段によって入力された移動方向および移動速度に基づいて、撮影対象領域の移動制御および撮影条件の切替制御を行なう第2制御手段を備えており、
    第2制御手段は、
    第2入力手段によって入力された移動方向に向かって、入力された移動速度で撮影対象領域を移動させる手段、
    第2入力手段によって入力された移動速度が所定値より大きいか否かを判別する手段、 第2入力手段によって入力された移動速度が所定値より大きいと判別した場合には、 撮影条件を基本撮影条件に切り替える手段、および
    第2入力手段によって入力された移動速度が所定値以下であると判別した場合には、 現状の撮影条件を維持させる手段、
    を備えていることを特徴とするビデオカメラ装置。
  2. 任意の撮影対象領域において基本撮影条件で撮影が行なわれている状態において、第2入力手段によって移動方向および移動速度が入力されたときには、第2入力手段によって入力された移動方向に向かって、入力された移動速度で撮影対象領域を移動させるとともに、撮影条件を基本撮影条件に設定する第3制御手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載のビデオカメラ装置。
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