JP2008210625A - 気液分離システム及び燃料電池システム - Google Patents

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Abstract


【課題】 結露を抑制可能な気液分離システム及びこれを用いた燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 気体導入口17及び気体排出口18を有する収納容器11と、収納容器11内に収納された分離管12と、分離管12に設けられた分離膜13と、気体導入口17及び気体排出口18を介して収納容器11外部の気体を収納容器11内に流通させるポンプ40とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、気液分離システム及び気液分離システムを用いた燃料電池システムに関する。
アルコール等の液体燃料を直接発電部に供給する直接型燃料電池は、気化器や改質器等の補器が不要なため、携帯機器の小型電源等への利用が期待されている。例えば、直接メタノール供給型燃料電池(DMFC)は、アノードおよびカソードを有する単セルを複数個積層したセルスタック(起電部)を備える。起電部では、アノード側に希釈したメタノールを供給し、カソード側に空気を供給することにより、化学反応を生じさせ、発電を行っている。その結果、アノード側からは未反応のメタノール及び炭酸ガスを含む気液二相流が排出され、カソード側からは水が排出される。
アノード側から排出された気液二相流は、回収流路等を通して燃料タンクへ送られ、回収流路に接続された燃料タンク内において発電に最適な濃度のメタノール水溶液に調整された後に、起電部のアノード側へ循環される。アノード側から排出される気液二相流を効率よく再利用するためには、気液二相流に含まれる炭酸ガスがアノード側へ循環しないように、気液二相流から炭酸ガスを分離排出しておく必要がある。炭酸ガスを分離排出する方法としては、例えば、アノード出口側の流路に気液分離膜を配置した気液分離器を設ける方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、気液分離膜から排出された気相は水蒸気を含むため、気体分離膜を介して流出した水蒸気が気液分離器内の空間に充満し、結露を生じさせる場合がある。特に、燃料電池の起電部から排出される気液二相流は、温度が室温よりも高い上に、水蒸気の含水量も多いため、気液分離器の温度を気液二相流の温度よりも高くしない限り、気液分離器内の結露が生じる。
特開2005−238217号公報
本発明は、結露を抑制可能な気液分離システム及びこれを用いた燃料電池システムを提供する。
本願発明の態様によれば、気体導入口及び気体排出口を有する収納容器と、収納容器内に収納された分離管と、分離管に設けられた分離膜と、気体導入口及び気体排出口を介して収納容器外部の気体を収納容器内に流通させるポンプとを備える気液分離システムが提供される。
本願発明の他の態様によれば、アノード及びカソードを有する起電部と、気体導入口及び気体排出口を有する収納容器、収納容器内に収納され、アノードに接続された分離管、及び分離管に設けられた分離膜を有する気液分離器と、気体導入口及び気体排出口を介して収納容器の外部の気体を収納容器内に流通させるポンプと、分離管から排出される液体をアノードへ循環させるための燃料を貯蔵する燃料タンクとを備える燃料電池システムが提供される。
本発明によれば、結露を抑制可能な気液分離システム及びこれを用いた燃料電池システムが提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載においては、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の構造、配置等を下記のものに特定するものではない。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態に係る燃料電池システム(気液分離システム)は、図1に示すように、アノード9a及びカソード9bを有する起電部9と、アノード9aから排出される気液混合流体を気液分離する気液分離器10と、気液分離器10から排出される流体を燃料容器1から供給される高濃度燃料とを混合させてアノード9aへ供給するための燃料を調製する燃料タンク5とを備える。
燃料タンク5は、配管20を介して送液ポンプ7に接続されている。送液ポンプ7は、配管21を介して起電部9のアノード9aに接続されている。アノード9aは、配管22を介して気液分離器10に接続されている。気液分離器10は、配管23を介して燃料タンク5に接続されている。配管20、21、22、23により、アノード9aへ供給した燃料を再びアノード9aへ循環させるための「燃料流路」が形成されている。
カソード9bの上流側は、配管32により送気ポンプ4が接続されている。送気ポンプ4の上流側は、配管31により除去フィルタ6が接続されている。除去フィルタ6の上流側の配管30には、吸気口が配置されている。カソード9bの下流側は、配管33により除去フィルタ8が接続されている。除去フィルタ8の下流側には、排気口が配置されている。吸気口、配管30、32、33及び排出口により、カソード9bに空気を流すための「空気流路」が形成されている。
燃料容器1は、ポンプ3を介して配管23に接続されている。燃料容器1は密閉構造を有し、高濃度燃料を収容する。高濃度燃料としては、例えば純度99.9%以上のメタノール液又は濃度が10mol/L以上のメタノールと水の混合溶液等が利用可能である。ポンプ3により配管23を介して燃料タンク5に供給された燃料容器1内の高濃度燃料は、燃料タンク5内において水及び気液分離器10から排出される流体と混合され、一定濃度の燃料(メタノール水溶液)に調製される。
燃料タンク5には、各種センサ19が設けられている。センサ19としては、例えば、燃料の液面の高さ(水位)を測定し、燃料の残量を検出するための水位センサ、或いは、燃料タンク5の傾き具合を測定し、燃料の送給能力を検出するための傾斜センサ等が利用可能である。送液ポンプ7は、燃料タンク5内の燃料を、配管20及び配管21を介して起電部9のアノード9aに供給する。
起電部9としては、アノード9a、カソード9b、及びアノード9aとカソード9bとの間に挟まれた膜・電極複合体(MEA9c(図3参照))を有する単セルを複数個積層したセルスタックが好適である。起電部9で発生した電力は、起電部9に接続された電池制御部90により制御され、給電対象機器等に供給される。電池制御部90は、センサ19からの検出信号に基づいて、起電部9の発電能力を制御する。
図1に示す燃料電子システムを運転する場合は、まず、燃料容器1から高濃度燃料が燃料タンク5に供給され、燃料タンク5において発電に好適な濃度のメタノール水溶液が調製される。燃料タンク5内のメタノール水溶液が、送液ポンプ7により配管20及び配管21を介してアノード9aに供給される。アノード9aでは、化学反応によりメタノール水溶液から二酸化炭素、水等の副生成物が生成される。アノード9aから排出された複生成物及び未反応のメタノール水溶液を含む気液混合流体(気液二相流)は、配管22を介して気液分離器10に供給される。気液分離器10内において気液分離が行われる。分離後の流体は、配管23を通って再び燃料タンク5へ供給される。
カソード9b側では、吸気口から配管30を介して空気が送給され、送給された空気が、送気ポンプ4により、除去フィルタ6、配管31、32を介してカソード9bに供給される。カソード9bでは、化学反応により水等の副生成物が生成される。副生成物と排気ガスは、配管33、除去フィルタ8を介して排気口から排気される。
図1に示す気液分離器10の詳細を図2に示す。第1の実施の形態に係る気液分離器10は、気体導入口17及び気体排出口18が設けられた収納容器11と、収納容器11内に収納された分離管12と、分離管12に設けられた分離膜13を備える。分離膜13としては、例えば、孔径約1μm、空孔率約70%の疎水性を持つポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製の多孔膜を管形状にし、コネクタ等で分離管12と接続したものが利用可能である。
気体導入口17の上流側には、ポンプ40が配管41により接続されている。ポンプ40は、気液分離器10の外部の気体を吸い上げ、配管41及び気体導入口17を介して、収納容器11内の分離管12を囲む領域(以下、空間領域14という。)内に供給する。空間領域14内に供給する気体としては、空気が好適である。ポンプ40により吸い上げられた気体は、空間領域14を流れ、分離膜13から流れ出た水蒸気及び炭酸ガス(CO2)を含む気体と接触する。接触後の気体は、気体排出口18に接続された配管25を介して気液分離器10の外部へ排気される。排気された気体は、図1に示すように、配管25に接続されたヒータ2にて温められた後に再び配管30に導入可能である。
図2の収納容器11は、分離管12に接続された流入口15及び流出口16を備える。流入口15には配管22が接続されている。流出口16には配管23が接続されている。図1のアノード9aから排出された流体は、配管22を通って、流入口15から図2の分離管12内に供給される。よって、燃料電池システムの運転時、分離管12内には、メタノールと水を含む液体100aと炭酸ガス等の気体100bを含んだ気液混合流体が流れる。
気液分離器10内においては、分離管12の内圧を、空間領域14内の圧力よりも高くすることにより、気液分離が行われる。分離管12の内圧を空間領域14の圧力より高くすることにより、分離管12内の流体中の気体100bが、分離膜13の微細な孔から収納容器11の空間領域14へと流れ出る。一方、液体100aは、分離膜13が疎水性を有することにより、孔への侵入を妨げる方向に表面張力が働くため、透過が抑制され、分離管12の流出口16側へと流れる。
分離膜13を介して空間領域14へ流れ出る気体は水蒸気を含むため、流れ出た水蒸気が結露を生じさせる恐れがある。図2に示す気液分離器10は、ポンプ40により、収納容器11の空間領域14内に収納容器11の外部の気体を流通させて、分離管12から流れ出た水蒸気を含む気体を外部の気体と接触させる。水蒸気を含む気体と接触した外部の気体は、気体排出口18から気液分離器10の外部へ排出させるため、気体導入口17を持たない容器を用いる場合よりも、空間領域14内の水蒸気含有量を少なくすることができ、結露を抑制できる。
更に、図2に示す気液分離器10は、ポンプ40を気体導入口17の上流側に接続しているため、ポンプ40が、収納容器11内の水蒸気に晒されない。そのため、ポンプ40としては、水蒸気の侵入を許容しないタイプの種々の装置を用いることができるので、装置選択の自由度も高くなる。
(第1変形例)
図3に示すように、第1変形例に係る燃料電池システム(気泡分離システム)は、気体排出口18から排出される気体をカソード9bに供給する配管(配管経路)42と、配管42に設けられた燃焼器60を備える。燃焼器60としては、例えば、気体排出口18から排出された気体を流す流路上に分解触媒等を担持した触媒燃焼装置等が利用可能である。他は図2に示す例と実質的に同様であるので記載を省略する。
図3に示す燃料電池システムによれば、空間領域14内に空気を送給するためのポンプ40を用いて、カソード9bに気体を送給することができるので、カソード9bに気体を送給するため送気ポンプ4(図1参照)を省略でき、システムの簡素化及び小型化が図れる。
(第2変形例)
図4に示すように、第2変形例に係る燃料電池システム(気泡分離システム)は、ポンプ40が、気液分離器10の気体排出口18より下流側、即ち、カソード9bの下流側に接続されている点が、図2又は図3に示すシステムと異なる。この場合、ポンプ40としては、水蒸気の混入を許容するタイプのポンプが用いられる。他は、図3に示す例と実質的に同様である。
図4に示す燃料電池システムによれば、カソード9bの下流側に接続されたポンプ40によって空間領域14内の気体を吸引するため、図3の例に比べて空間領域14内の圧力と分離管12の内圧との圧力差を大きくできる。圧力差が大きければ大きいほど、分離管12内の気体が、分離膜13を介して空間領域14へ流出しやすくなるため、図3の例に比べて気液分離器10の気液分離能力を向上させることができる。
(第3変形例)
図5に示すように、第3変形例に係る燃料電池システム(気液分離システム)は、空間領域14内への気体の流通を遮断する弁46と、分離管12に接続された燃料タンク5(液体収容部51)と、液体収容部51内に配置され、ポンプ40に接続された伸縮自在の袋52と、弁46及びポンプ40により、分離管12内の液体100aを液体収容部51内に収容させる圧力制御部70を備える。
弁46は、気体導入口17の上流側に接続された配管41cに接続されている。弁46は、気体排出口18の下流側に接続された配管42に接続してもよい。弁46の上流側に接続された配管41bには、分岐部材45が接続されている。分岐部材45の上流側は、配管41aを介してポンプ40が接続されている。分岐部材45は、圧力導管53に接続されている。
分離管12と液体収容部51との間を接続する配管23は、分岐部材26を備える。燃料容器1中の高濃度燃料は、分岐部材26に接続された配管24a、24bを介してポンプ3により供給される。
袋52としては、樹脂製のベローズ等が好適である。袋52は、圧力導管53に接続されており、圧力導管53を介してポンプ40から送給される空気を収容可能である。また、袋52は、圧力導管53を介してポンプ40の吐出圧により加圧され、液体収容部51内の液体の圧力によって潰れないように制御されている。
図5では、袋52を加圧するために、空間領域14内に気体を供給するためのポンプ40を利用してシステムの簡素化を図っているが、ポンプ40の空気供給能力が不十分ならば、袋52内へ圧力印加するための圧力印加手段(図示せず)を別途設けてもよい。
圧力制御部70は、ポンプ40と弁46に電気的に接続されている。圧力制御部70は、起電部9により発電が行われない場合に、気液分離器10内の分離管12内から液体を除去するための「除去モード」を実現する。
「除去モード」とは、例えば図6に示すように、起電部9での発電が停止し、気液分離器10に新たに流体が導入されなくなった場合に、圧力制御部70が、弁46を閉状態にし、ポンプ40を逆回転させて袋52を縮ませる態様をいう。袋52が収縮することにより、液体収容部51に収容可能な液体の量が増加する。配管20、21、22、23等で構成される燃料流路は閉ループ構造となっているため、袋52が縮むことにより液体収容部51が減圧され、分離管12内の液体が液体収容部51内に引き込まれる。その結果、分離膜13を透過した空間領域14の気体が分離管12内部に取り込まれると共に、気液分離器10の内部の液体が除去されるため、起電部9の発電を停止した場合においても、気液分離器10内に残留する液体が蒸発することによる気液分離器10内の結露を抑制できる。
なお、流出口16に接続された配管23に減圧手段(絞り部)29を接続してもよい。減圧手段29を配管23に接続することにより、液体収容部51内の圧力と分離管12の内圧の圧力差をより大きくすることができるので、分離管12内の液体を液体収容部51内へ収容しやすくできる。また、減圧手段29を設けることにより、分離管12の内圧を空間領域14の内圧より更に大きくできるので、気液分離性能がより向上する。
配管20、23内を流れる流体中の気泡を検知するために、例えば、配管20、23に赤外線等を当てて気泡を光学的に検出する気泡検出センサ(第1センサ27、第2センサ28)を配置してもよい。第1及び第2センサ27、28を配置することにより、気液分離器10の気液分離能力をモニタできるため、起電部9の発電能力(発電量)を制御しやすくできる。また、第1及び第2センサ27、28の検出結果に応じて、圧力制御部70が袋52を伸縮させ、液体収容部51内の圧力を調整するようにしてもよい。
第3変形例に係る燃料電池システムによれば、起電部9による発電を停止させた場合に、圧力制御部70が、気液分離器10内の液体を除去する「除去モード」を駆動させることにより、気液分離器10内の液体を燃料タンク5中に収容できる。そのため、気液分離器10を運転しない場合に、気液分離器10に残留する液体が発生させる結露を抑制できる。
また、圧力制御部70により、袋52の伸縮を制御し、液体収容部51に収容するバッファ量を可変とすることで、燃料電池システムの運転状況に応じて、例えばアノード9aで発生するCO2気泡の体積が変化した場合においても、アノード流路の燃料欠乏や圧力増加が生じることを抑制でき、安定的に運転可能な燃料電池システムが提供できる。
なお、袋52の伸縮により変化する液体収容部51の液体収容量(可変バッファ量)は、アノード9aの入口から分離管12入口までの流路の総容量より大きいことが好ましい。これにより、安定的にアノード9aに燃料を供給することができる。
(第2の実施の形態)
図7に示すように、第2の実施の形態に係る燃料電池システム(気液分離システム)は、アノード9a及びカソード9bを有する起電部9と、アノード9aに接続され、アノード9aから送給される気液混合流体を気体と液体とに分離する気液分離器10と、気液分離器10に接続され、気液分離器10から排出される液体をアノード9aへ循環させるための燃料を貯蔵する燃料タンク5と、燃料タンク5内に配置された伸縮自在の袋52と、袋52を加圧し、燃料タンク5内の圧力を調整するポンプ(加圧ポンプ)40と、ポンプ40の吐出圧を制御する圧力制御部70とを備える。
ポンプ40は、カソード9bに接続された配管(配管経路)47に接続されている。配管47は、分岐部材45を備える。分岐部材45には、袋52に接続された圧力導管53が接続されている。袋52は、液体収容部51の圧力PLによって潰れないように、ポンプ40及び圧力導管53により圧力PGに保たれている。
図7においては、気液分離器10として、気体導入口17及び気体排出口18が設けられた収納容器11、収納容器11内に収納され、燃料タンク5の液体収容部51に接続された分離管12、及び分離管12に設けられた分離膜13を備える装置を例示しているが、分離膜13による気液分離を行わない他の方式の気液分離器を用いてもよい。
なお、図7においては、気体導入口17及び気体排出口18を介して空間領域14が大気に開放されているため、空間領域14の圧力Pairは、大気圧とほぼ同等である。配管47には、ポンプ40の吐出圧Paを測定するための圧力計101が接続されていてもよい。圧力制御部70は、ポンプ40の吐出圧を制御し、袋52の加圧状態を変化させることにより、袋52を伸縮させ、袋52を収容する液体収容部51の物理状態(体積、圧力)を変化させる。
一般に、圧力差を利用して気液分離を行う場合は、その圧力差が大きいほど気液分離能力が向上するため、分離管12の内圧(Pin、Pout)を、空間領域14内の圧力Pairよりも高くする方が好ましい。また、分離管12の流入口15を流れる流体の内圧をPin、下流側の流出口16を流れる流体の内圧をPoutとすると、内圧Pinと内圧Poutの圧力差ΔP=Pin−Poutを大きくすればするほど、気液分離能力が向上する。
図7に示す燃料電池システムによれば、例えば、圧力制御部70により、ポンプ40の吐出圧力を制御して袋52の圧力PG及び体積を変化させることにより、袋52を収容する液体収容部51の物理状態(圧力PL及び体積)を変化させる。例えば、ポンプ40を用いて袋52内の圧力PGを高くすることにより、液体収容部51の圧力PLも高くなるため、分離管12の流出口16を流れる流体の内圧Poutと空間領域14の流体の圧力Pairとの差が大きくなる。これにより、気液分離能力をより向上させることができる。
更に、流出口16と液体収容部51との間の配管23に減圧手段29を設けることにより、減圧手段29の上流側と下流側の流体の圧力差をより大きくすることができるため、内圧Pin、内圧Poutの圧力と空間領域14内の流体の圧力Pairとの差がより大きくなり気液分離性能を更に向上できる。
(第1変形例)
図8に示すように、第1変形例に係る燃料電池システム(気液分離システム)は、ポンプ40と気液分離器10との間に接続され、ポンプ40が吐出する気体を空間領域14内に送給する配管(配管経路)41と、配管41に設けられた分岐部材45と、一端が分岐部材45に接続され、他端が袋52に接続された圧力導管53と、分離管12と液体収容部51との間の配管23に接続された減圧手段29とを備える。
配管41は、配管41a、配管41b、配管41cを含む。配管41aと配管41bとの間には分岐部材45が設けられている。圧力導管53に接続された袋52は、圧力導管53を通じてポンプ40により加圧され、潰れないようになっている。なお、燃料タンク5に液体収容部51の圧力PLを測定するための圧力計(図示省略)を設け、圧力制御部70が、圧力PLの圧力変化に応じて、圧力制御部70がポンプ40の吐出圧を制御するようにしてもよい。配管41bと配管41cとの間には、弁46が接続されている。
ポンプ40には、吐出圧を測定するための圧力計101が接続されていてもよい。圧力制御部70は、圧力計101を用いてポンプ40の吐出圧を制御し、弁46の開閉を制御する。減圧装置(絞り部)29は、配管23に接続されており、配管23を流れる流体の圧力を低くする。他は、図5及び6に示す例と実質的に同様である。
ポンプ40の吐出圧をPaとすると、空間領域14の圧力Pairは、ポンプ40の吐出圧Paから配管41a、分岐部材45、配管41b、弁46、配管41cを通過する際の圧力損失(ΔP1)を引いた圧力(Pair=Pa−ΔP1)となる。一方、分離管12の内圧Poutは、ポンプ40の吐出圧Paから、配管41a、分岐部材45、圧力導管53通過する場合の圧力損失(ΔP2)を引いた圧力に、袋52の圧力PGと液体収容部51の圧力PLの間の圧力差(ΔP3)と、配管23を通過する場合の圧力損失(ΔP4)と、減圧手段29が減圧した圧力(ΔP5)を足した圧力(Pout=Pa−ΔP2+ΔP3+ΔP4+ΔP5)となる。
圧力損失の値は予め計算等により求めることができるため、圧力制御部70は、配管41、分岐部材45、弁46、圧力導管53、袋52、配管23、分岐部材26、減圧手段29の圧力損失の値に基づいて、例えば、空間領域14内の圧力Pairと分離管12の下流側の内圧Poutの圧力差(Pair−Pout)が一定以上となるように、ポンプ40及び弁46を制御し、気液分離器10の気液分離能力を制御してもよい。
なお、例えば、図8に示す燃料電池システムにおいて、配管23、41、分岐部材26、45、圧力導管53、弁46、袋52、液体収容部51における圧力損失を無視し、空気の圧力を0kPa、気液分離器10の分離管12の上流側の内圧Pinを4.2kPaとした場合に、各領域の圧力を数値例を挙げて説明する。
分離管12の上流側の内圧Pinが例えば4.2kPaの場合、分離管12の下流側の内圧Poutは、分離管12の内部を流れる流体から気体が分離膜13を介して流れ出ることにより内圧Pinに比べて低くなるため、例えば、3.6kPaとなる。分離管12から流出口16を介して流れ出た流体は、減圧手段29により更に減圧される。ここで、減圧手段29の減圧能力を1.4kPaとすると、配管23の下流側に接続された液体収容部51内の圧力PLは、3.6−1.4=2.2kPaとなる。ここで、例えばPL≒PGとなるように、圧力制御部70によりポンプ40の吐出圧を2.2kPaとし、弁46を開状態に調整した場合、空間領域14の圧力Pairは2.2kPaとなる。このように、図8に示す構成によれば、分離管12の内圧Pinが3.6kPa、空間領域14の圧力Pairが2.2kPaとなり、分離管12の内圧Pinと空間領域の圧力Pairとの間に圧力差を設けることができるので、気液分離能力がより向上する。
なお、圧力制御部70が弁46の開閉状態を制御することにより、配管41bから配管41cを流れる流体の圧力損失がより大きくなるように変化させれば、空間領域14内の圧力Pairと分離管12の流出口16付近の内圧Poutの圧力差をより大きくできるため、気液分離器10の気液分離能力を更に向上できる。
(第2変形例)
図9に示すように、第2変形例に係る燃料電池システム(気液分離システム)は、分岐部材45と気液分離器10との間を接続する配管41cに接続された減圧手段(絞り部)39を更に備える点が、図8に示す燃料電池システムと異なる。他は、図8に示す燃料電池システムと実質的に同様である。
図9に示す燃料電池システムによれば、ポンプ40から送給される気体を減圧手段39により減圧することにより、空間領域14内へ送給する気体の圧力Pairが減圧されるため、減圧手段39を配置しない場合に比べて、圧力Pairと分離管12の内圧(Pin、Pout)との圧力差をより大きく保つことができ、気液分離能力を向上できる。また、ポンプ40により空間領域14に気体を流通させることにより、気液分離器10内の結露も抑制できる。
(第3変形例)
図10に示すように、第3変形例に係る燃料電池システム(気液分離システム)は、ポンプ40と袋52との間に接続された圧力導管53と、空間領域14に気液分離器10外部の気体を送給する送気ポンプ61と、送気ポンプ61に接続され、送気ポンプ61が吐出する気体を空間領域14内に送給する配管62とを備える。圧力導管53には、ポンプ40の吐出圧を測定するための圧力計101が接続されている。配管62には、送気ポンプ61の吐出圧を測定するための圧力計102が接続されている。圧力制御部70は、分離管12の流出口16側の内圧Poutが空間領域14の圧力Pairより高くなるように、ポンプ40及び送気ポンプ61の吐出圧を制御する。他は、図7に示す例と実質的に同様である。
図10に示す燃料電池システムによれば、送気ポンプ61により気液分離器10の外部の気体を空間領域14に供給することによって、気液分離器10内の結露を抑制しつつ、圧力制御部70により、送気ポンプ61及びポンプ40の吐出圧を制御することによって、圧力Pairと分離管12の内圧(Pin、Pout)との圧力差をより大きく保つことができるため、気液分離能力をより向上させることができる。
(第4変形例)
図11に示すように、第4変形例に係る燃料電池システム(気液分離システム)は、配管23を流れる流体の気泡を検知する第1センサ27と、配管20を流れる流体内の気泡を検知する第2センサ28と、第1センサ27及び第2センサ28の検出結果に基づいて、燃料タンク5内の気泡量及び液体量を計算する計算部91とを更に備える。
第1センサ27及び第2センサ28としては、例えば、配管20、23に赤外線等を当てて、流体中の気泡を光学的に検出するセンサ等が好適である。計算部91は、第1センサ27が検出した気泡量と第2センサ28が検出した気泡量の差分を計算し、燃料タンク5の液体収容部51に収容される気泡量及び液体収容量を計算する。
計算部91は、起電部9に接続された電池制御部90に接続されている。電池制御部90は、計算部91が計算した気泡量の計算結果、或いは第2センサ28による気泡の検出結果に基づいて、起電部9の発電量を制御する。例えば、電池制御部90が、第2センサ28の検出値に基づいて、燃料電池システム運転中に燃料タンク5から連続的に排出される気泡量が所定の値を超えたと判断した場合に、所定の時間だけ起電部9における発電量(発電能力)を下げるようにすることができる。
また、燃料タンク5には、燃料タンク5の傾斜状態を検出するための傾斜センサ92が設けられていてもよい。そして、電池制御部90が、傾斜センサ92の検出結果に基づいて、起電部9の発電能力を制御するようにしてもよい。例えば、燃料電池システム運転時に、傾斜センサ92による検出値が所定の範囲内にある場合であって、第1センサ27及び第2センサ28の気泡の検出値に基づいて、燃料タンク5から連続的に排出される液量が所定の値を超えた場合に、電池制御部90が起電部9の運転を行うように制御してもよい。
図11に示す燃料電池システムによれば、第1センサ27及び第2センサ28が設けられることにより、気液分離器10にて除去しきれなかった気泡が検知される。計算部91によって計算される気泡量の計算結果に基づいて、電池制御部90により起電部9の発電量を制御することができるので、アノード9aへの気泡混入状態に応じて、起電部9における発電能力の増減を制御でき、より安定的に燃料電池システムを運転することができる。なお、図11に示す第1及び第2センサ27、28、傾斜センサ92、計算部91は、図1〜図10において説明した燃料電池システムにも適用可能であることは勿論である。
本発明は上記の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が可能である。このように、本発明は、この開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によって表されるものであり、実施段階においては、その要旨を逸脱しない範囲で変形して具体化できる。
本発明の第1の実施の形態に係る燃料電池システムの一例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る気液分離器の一例を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態の第1変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態の第2変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態の第3変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第1の実施の形態の第3変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態の第1変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態の第2変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態の第3変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態の第4変形例に係る燃料電池システムの一例を示す説明図である。
符号の説明
1…燃料容器
2…ヒータ
3…ポンプ
4…送気ポンプ
5…燃料タンク
6…除去フィルタ
7…送液ポンプ
8…除去フィルタ
9…起電部
10…気液分離器
11…収納容器
12…分離管
13…分離膜
14…空間領域
15…流入口
16…流出口
17…気体導入口
18…気体排出口
19…センサ
26…分岐部材
27…第1センサ
28…第2センサ
29…減圧手段
39…減圧手段
40…ポンプ
45…分岐部材
46…弁
50…タンク
51…液体収容部
52…袋
53…圧力導管
60…燃焼器
61…送気ポンプ
70…圧力制御部
90…電池制御部
91…計算部
92…傾斜センサ
101…圧力計
102…圧力計

Claims (9)

  1. 気体導入口及び気体排出口を有する収納容器と、
    前記収納容器内に収納された分離管と、
    前記分離管に設けられた分離膜と、
    前記気体導入口及び前記気体排出口を介して前記収納容器外部の気体を前記収納容器内に流通させるポンプ
    とを備えることを特徴とする気液分離システム。
  2. 前記ポンプが、前記気体導入口の上流側に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の気液分離システム。
  3. 前記ポンプが、前記気体排出口の下流側に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の気液分離システム。
  4. 前記気体導入口の上流側又は前記気体排出口の下流側に接続され、前記収納容器内への気体の流通を遮断する弁と、
    前記分離管に接続された液体収容部と、
    前記液体収容部内に配置され、前記ポンプを用いて加圧可能な袋と、
    前記弁を閉状態にし、前記ポンプにより前記袋を収縮させることにより前記液体収容部内の圧力を制御し、前記分離管内の液体を前記液体収容部内へ収容させる圧力制御部
    とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の気液分離システム。
  5. 前記分離管と前記液体収容部の間に設けられた減圧手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の気液分離システム。
  6. アノード及びカソードを有する起電部と、
    気体導入口及び気体排出口を有する収納容器、前記収納容器内に収納され、前記アノードに接続された分離管、及び前記分離管に設けられた分離膜を有する気液分離器と、
    前記気体導入口及び前記気体排出口を介して前記収納容器の外部の気体を前記収納容器内に流通させるポンプと、
    前記分離管から排出される液体を前記アノードへ循環させるための燃料を貯蔵する燃料タンク
    とを備えることを特徴とする燃料電池システム。
  7. 前記気体導入口の上流側又は前記気体排出口の下流側に設けられた弁と、
    前記燃料タンク内に配置され、前記ポンプを用いて加圧可能な袋と、
    前記気液分離器の運転状況に基づいて、前記弁及び前記ポンプを用いて前記燃料タンク内の圧力を制御し、前記気液分離器内の液体を前記燃料タンクへ収容させる圧力制御部
    とを更に備えることを特徴とする請求項6に記載の燃料電池システム。
  8. 前記圧力制御部が、前記気液分離器が気液二相流の受け入れを行わない場合に、前記弁を閉状態にし、前記ポンプに前記袋内の気体を吸引させることにより、前記燃料タンクの圧力を減圧させることを特徴とする請求項7に記載の燃料電池システム。
  9. 前記袋の伸縮により変化する前記燃料タンクの可変バッファ量が、前記アノードの入口から前記分離管入口までの流路の総容量より大きいことを特徴とする請求項7又は8に記載の燃料電池システム。
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