JP2008208679A - 仮り置きレール測定装置 - Google Patents

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Masafumi Kurita
雅史 栗田
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FUTABA TETSUDO KOGYO KK
NAGAYAMA KOGYO KK
SOYU KIKO KK
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FUTABA TETSUDO KOGYO KK
NAGAYAMA KOGYO KK
SOYU KIKO KK
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Abstract

【課題】仮り置きレールの既設レールからの離隔寸法及び仮り置きレールの頭部頂面の高低寸法の測定の容易化。
【解決手段】既設レール6,8の頭部に載置され、且つ係止する中空部材2とを設ける。そして、この中空部材2内に挿入さして表面に目盛14が表示された水平方向の測定部材3を設ける。さらに、この水平方向の測定部材3の端に垂直方向の測定部材4を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、鉄道のレール交換のために、道床に仮り置き設置されるレールの既設レールからの離隔寸法及び既設レールと仮り置きレールの頭部頂面位置の高低差の測定に関する。
鉄道に用いられているレール(以下既設レールという)は、車両の走行により摩耗したり劣化することから、交換しなければならない。レールの交換は、既設レールの近傍で道床上に交換レールを仮り置きした上で、所望の交換日に既設レールを枕木から外し、その後に仮り置きレールを枕木上に組付けることで行われている。
しかし、交換用の仮り置きレールは、交換日まで道床等に置かれているため、既設レール側に近づいたり、また既設レールの頭部頂面位置よりも高いと、走行する車両の下部に衝突する危険があり、車両の安全性に問題があった。
このため、近年レールを仮り置きする場合でも、既設レールから所定寸法(950mm以上)離れると共に、仮り置きレールの頭部頂面位置が既設レールの頭部頂面よりも低くしなければならず、建築限界を確保することが要求されている。
しかし、仮り置きレールの測定装置が無いため、所定の長さ(950mm)のテープを使用し、一人が一方を持ち、他の一人が他方を持ちながら、既設レールと仮り置きレール間を測定し、また他の人が既設レールと仮り置きレールの頭部頂面位の高低差を測定していた。
仮り置きレールと既設レールとの間の水平方向及び垂直高低差寸法の測定は、今年度(平成18年)から始まったばかりで、従来例となるような特許文献は発見されなかった。近似する例として、特許文献1を示すことができる。この例の従来例には、棒状の直定規を用いて、地下鉄道等に用いられる第3軌条の軌道狂いを測定する装置である。
実公昭63−6645号公報
そこで、この発明は、1人で運んで、既設レールと仮り置きレール間の水平方向寸法と、既設レールと仮り置きレールの頭部頂面の垂直方向の高低差寸法を容易に測定できる測定装置を提供することにある。
この発明に係る仮り置きレール測定装置は、既設レールの頭部に載置され、且つ係止する中空部材と、これに挿入され表面に目盛が表示された水平方向の測定部材と、この水平方向の測定部材の端に設けられた垂直方向の測定部材とより成ることを特徴としている(請求項1)。
これにより、既設レール上に中空部材を載置し、既設レールに係止する。それから、引き出されている水平方向の測定部材の先端の垂直方向の測定部材を仮り置きレールの頭部の側面に当接する。そして、水平方向の測定部材の中空部材からの引き出された部位の目盛を読むことで、水平方向寸法が明らかとなる。
それから、垂直方向の測定は、仮り置きレールの頭部頂面の目盛を読むことで既設のレールの頭部頂面とどのぐらいの高低差があるか明らかとなる。このように水平方向寸法が950mmよりも大きいこと、仮り置きレールの頭部頂面が既設レール頭部頂面より低いことが確認できれば、仮り置きレール設置の修正は必要ないが、逆の場合には仮り置きレールの設置を修正しなければならない。
前記垂直方向の測定部材は、前記水平方向の測定部材に固着の固定部材と、これに対し垂直方向に移動し、且つ複数の目盛が表示された目盛表示部材とより成ることを特徴とする(請求項2)。
これにより、垂直方向の測定即ち、既設レールの頭部頂面と仮り置きレールの頭部帳面との高低差の寸法を測定できる。また基準となる既設レールの頭部頂面よりプラス方向(高い方向)又はマイナス方向(低い方向)に大きくずれた場合には目盛が対応できないことがあり、この場合に切換えて使用することができる。
前記中空部材とこれに挿入され、水平方向の測定部材は、前記中空部材とこれに挿入され、水平方向の測定部材は、共に角パイプが用いられ、一つの角が頂となるように配置して使用されることを特徴とする(請求項3)。これにより、自重に対するたわみ量を少なくすることができる。また内部に挿入の水平方向の測定部材が下側の斜傾する2辺にて支えられることから、摺動抵抗が小さくでき、動きが軽くスムーズとなる。
なお、前記中空部材は、2つの部材からなり、一方が他方に挿入されるように構成されたことを特徴としていることから(請求項4)、測定場所への持ち運び時や収納時に、軸方向寸法を短くすることができ、便利である。
以上のように、この発明によれば、仮り置きレールと既設レールとの離隔寸法及び仮り置きレールと既設レールとの頭部頂面の高低差寸法を容易に測定することができる。しかも、水平方向の測定部材の中空部材から引き出された部位の目盛を目視すれば、離隔寸法が確認でき、また垂直方向の測定部材に当接する仮り置きレールの頭部頂面位置の目盛を目視すれば、既設レールの頭部頂面との高低差を確認できる。その確認作業はきわめて簡単である(請求項1)。
垂直方向の測定部材は、目盛表示が垂直方向に動くことができるため、複数表示の目盛を使い分けることができる(請求項2)。
中空部材と、水平方向の測定部材は、共に角パイプの角が頂きとなるように設置されることから、自重によるたわみ量を少なくすることができる。また水平方向の測定部材が中空部材との摺動も軽くスムーズとなっている(請求項3)。
中空部材は、2つの部材からなり、挿入自在となる構成であり、また水平方向の測定部材も中空部材に対して挿入自在であるから、持ち運び時や収納時に長手方向寸法を短くすることができる(請求項4)。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1において、この発明の仮り置きレールの測定装置1の全体を表し、測定状態を示し、図2において、持ち運び時の縮状態の図を表している。
仮り置きレールの測定装置1は、中空部材2と、この中空部材2内に挿入され、伸縮自在の水平方向の測定部材3と、この水平方向測定部材3の先端に固着の垂直方向の測定部材4より成っている。
中空部材2は、角パイプが用いられ、2つのパイプ2a,2bより成り、一方が他方に入り込むことができ、伸縮自在で、一方側の中空部材2aには、既設のレール6に載置される置き座7を有し、他方側の中空部材2bにも、その反他方の既設レール8の置き座9を有している。
この中空部材2は、図3乃至図5に詳細に示され、これを加えて説明すると、前記置き座7と前記置き座9は同一構成で、中空部材2の一つの角を頂きとするようにベース板7a,9aと支え板7b、9bにて支えられている。
一方の置き座9は、そのベース板9bにアングル状の係止板11が取付られている。この係止板11は、測定時に仮り置きレール13側の既設レール8の頭部8a側面に係止して使用する。
水平方向の測定部材3は、角パイプが用いられ、前記したように、前記中空部材2内に挿入され、伸縮自在で、表面に目盛14が表示されている。この目盛14の中空部材2から引き出された位置を読むことで水平方向の寸法が確認できる。
垂直方向の測定部材4は、図6,図7を加えて説明すると、前記水平方向の測定部材3に固着の固定部材16と、この固定部材16に対し垂直方向へ動き、且つ2つの目盛22,23が表示された目盛表示部材17とより成っている。
この目盛表示部材17はアングル状に形成され、一面には縦方向に長溝18が形成され、該長溝18に前記固定部材16に立設のガイドピン19と蝶ねじ20が配されている。これにより目盛表示部材17は縦方向に移動するが、蝶ねじ20により選択された位置に固定される。
また目盛表示部材17は、縦方向に目盛22,23が表示され、下方の矢印を固定部材16の基準ライン24に合わせると、目盛22が使用され、図示例では、前記既設のレール8の頭部8aの頂部と同等のレベル表示となっている。
この垂直方向の測定部材4の使用例は、図6に示すように、仮り置きレール13の頭部13aの側面に当接して、頂面を目視することで行われる。この例では仮り置きレール13は高低差のない設置即ち0レベルとなっている。
さらに、目盛表示部材4の上方の矢印を基準ライン24に合わせると、他方の目盛23が使用されるようになり、下方(マイナス方向)への目盛を多くすることができる。
仮り置きレールの測定装置1の使用例は、図1に示すように中空部材2を既設レール間隔に伸ばし、載置する。それから係止板11を既設レールに係止した上で、水平方向の測定部材3を伸ばし、先端の垂直方向の測定部材4を仮り置きレール13の頭部13aの側面に当接させる。
そして、水平方向の測定部材3の中空部材2からの引き出された部位を読むことで、仮り置きレールの離隔寸法が測定される。それから、仮り置きレール13の頭部13aの頂面位置の目盛を読むことで、仮り置きレール13の高低差寸法を確認できる。
この発明の実施例を示し、使用状態の正面図である。 同上の運搬時や収納時に縮めた状態の正面図である。 同上の中空部材と水平方向の測定部材との拡大正面図である。 図3A−A線方向から見た側面図である。 図3B−B線に添う断面図である。 垂直方向の測定部材の拡大正面図である。 垂直方向の測定部材の拡大斜視図である。
符号の説明
2 中空部材
3 水平方向の測定部材
4 垂直方向の測定部材
6 既設レール
7 置き座
8 既設レール
9 置き座
11 係止板
13 仮り置きレール
14 目盛
16 固定部材
17 目盛表示部材
18 長溝
20 蝶ねじ
22 目盛
23 目盛
24 基準ライン

Claims (4)

  1. 既設レールの頭部に載置され、且つ係止する中空部材と、これに挿入され表面に目盛が表示された水平方向の測定部材と、この水平方向の測定部材の端に設けられた垂直方向の測定部材とより成ることを特徴とする仮り置きレールの測定装置。
  2. 前記垂直方向の測定部材は、前記水平方向の測定部材に固着の固定部材と、これに対し垂直方向に移動し、且つ複数の目盛が表示された目盛表示部材とより成ることを特徴とする請求項1記載の仮り置きレールの測定装置。
  3. 前記中空部材とこれに挿入され、水平方向の測定部材は、共に角パイプが用いられ、一つの角が頂となるように配置して使用されることを特徴とする請求項1記載の仮り置きレールの測定装置。
  4. 前記中空部材は、2つの部材からなり、一方が他方に挿入されるように構成されたことを特徴とする請求項1又は3記載の仮り置きレールの測定装置。
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