JP2008208587A - 施錠用ボルト - Google Patents

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Abstract

【課題】 市販の南京錠と組み合わせて使用することにより、部外者の取り外しを防止できる施錠用ボルトを提供する。
【解決手段】 施錠用ボルト1は、締め付け対象31の凹部32内のボルト孔33に挿入してボックスレンチで締め付け、固定部材34のボルト孔35に螺合する。ボルト1は、本体2と、本体2に軸周り回転、上下動自在の施錠ピン5とからなる。本体2は、頭部3と軸部4からなり、ガイド穴6と、受け穴7と、貫通孔8を持つ。施錠ピン5は、頭部10と、軸部11と、抜け止め部12とからなる。頭部10は、錠掛け孔14を持ち、本体3の受け穴7に受け入れられる。施錠用ボルト1で、締め付け対象31を固定部材34に締め付けた後、頭部3から突出させた施錠ピン5の錠掛け孔14に南京錠21のシャックル22を挿通させて施錠することにより、頭部3へのボックスレンチの係合を不可能とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、固定部材に螺合させて締め付け対象を締め付けた後、南京錠で施錠して部外者が取り外しできなくするボルトに関する。
従来、セキュリティー機能を有するマンホール蓋用施錠装置として特許文献1に記載されたものが知られている。この施錠装置は、蓋の垂直孔に筒状ケースに収容した締付ボルトを挿入し、その螺子軸部を固定部材の螺子孔にねじ込むもので、筒状ケース内の締付ボルトの上部には、締付ボルトの頭部の回転受動部を隠蔽する錠前ユニットを施錠可能に収容する。錠前ユニットを解錠して筒状ケースから抜き取った後でなければ締付ボルトを抜き取ることができない。二つの操作軸を持ったキーハンドルの一方の操作軸を用いて錠前ユニットの施錠軸を回転操作し、解錠した後、他方の操作軸を用いて締付ボルトの回転受動部を回転操作し、固定部材に対する蓋の固着を解除する。
特開2004−285694
上記従来のマンホール蓋用施錠装置は、蓋の垂直孔自体をこの施錠装置に対応する特殊構造にする必要があり、また、いずれも特殊構造のボルト、筒状ケース、錠前ユニット及びキーハンドルを必要とする。したがって、従来一般に用いられているマンホール蓋のボルト装着部の施錠に汎用することができないという制約がある。
この出願に係る発明は、市販の南京錠と組み合わせて使用することにより、一般に用いられるマンホール蓋等の施錠に汎用することができる施錠用ボルトを提供することを課題とする。
以下、添付図面の参照符号を付して説明するが、この出願に係る発明はこれに限定されるものではない。この出願に係る発明は、締め付け対象31のボルト受け凹部32内に形成されたボルト孔33に挿入してボックスレンチで締め付けることにより、固定部材34のボルト孔35に螺合される施錠用ボルトを提供する。施錠用ボルト1は、頭部3と軸部4とを有するボルト本体2と、これに結合される施錠ピン5とからなる。ボルト本体2は、ガイド穴6と、受け穴7と、貫通孔8とを具備する。ガイド穴6は、軸部3の中心に軸線方向に形成される。受け穴7は、頭部3の中心にガイド穴6に達しない深さで軸線方向に形成る。貫通孔8は、ガイド穴6および受け穴7のいずれよりも小径で両穴間を連通する。施錠ピン5は、施錠頭部10と、この施錠頭部10の下部にこれと同心に延出するガイド軸部11と、このガイド軸部11の先端に設けられる抜け止め部12とを具備する。施錠頭部10は、南京錠21のシャックル22を挿通させるための軸線直交方向の錠掛け孔14を具備し、ボルト本体3の受け穴7に軸周り回転および上下動自在に、かつ常時は上方に突出しないように受け入れられる。ガイド軸部11は、ボルト本体2の貫通孔8を軸線方向相対移動および軸周り回転自在に貫通する。抜け止め部12は、ガイド軸部11を抜け止めするために、ボルト本体2の貫通孔8より大径に形成される。締め付け対象31を固定部材34に締め付けた後、頭部3から突出させた施錠ピン5の錠掛け孔14に南京錠21のシャックル22を挿通させて施錠することにより、頭部3へのボックスレンチの係合を不可能とする。
この出願に係る発明の施錠用ボルト1によれば、施錠ピン5の頭部10がボルト本体頭部3の受け穴7に埋没した状態で、締め付け対象31のボルト受け凹部32内のボルト孔33に軸部4を挿入し、通常のボックスレンチをボルト本体頭部3に掛けて固定部材34のボルト孔35に軸部4を螺合させることにより、通常のボルトの締め付けと同様に、容易に締め付け作業を行うことができる。締め付け作業完了後、ボルト本体頭部3の受け穴7から施錠ピン5を引き上げて、施錠頭部10の錠掛け孔14に市販の南京錠21のシャックル22を挿通させて施錠すれば、ボルト本体頭部3へボックスレンチを係合させることができなくなる。従来使用しているボルトを、施錠用ボルト1に変更し、市販の南京錠21と組み合わせて使用するだけで、マンホール蓋やそれの固定枠のような、締め付け対象や固定部材に構造上の変更を加えることなく、容易にボルトに施錠することができ、それにより設備のセキュリティを高めることができる。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1はこの出願に係る発明の施錠用ボルトの断面図で、(a)は螺合状態、(b)は施錠状態を示し、図2は図1の施錠用ボルトの施錠状態の平面図、図3は図1の施錠用ボルトの施錠状態の側面図である。
施錠用ボルト1は、締め付け対象31のボルト受け凹部32内に形成されたボルト孔33に挿入してボックスレンチで締め付けることにより、固定部材34のボルト孔35に螺合される。施錠用ボルト1は、頭部3と軸部4とを有するボルト本体2と、このボルト本体2に結合される施錠ピン5とからなる。
ボルト本体2は、軸部4の中心に軸線方向に形成されたガイド穴6と、頭部3の中心に軸線方向に形成された受け穴7と、両穴6,7間を連通する貫通孔8とを具備する。受け穴7は、頭部3の上面から、ガイド穴6に達しない深さに設定される。貫通孔8は、受け穴7およびガイド穴6のいずれよりも小径であり、両穴6,7間に環状の段部9が形成される。頭部3の上面の受け穴7の上縁部には、大径の座ぐり部13が形成され、また頭部には、外周から受け穴7に達する水抜き孔18が形成される。頭部3の高さ寸法は、締め付け対象31のボルト受け凹部32の深さ寸法とほぼ同等に設定される。
施錠ピン5は、円柱状の施錠頭部10と、この施錠頭部10の下部に、これと同心に延出する円柱状のガイド軸部11と、このガイド軸部11の先端に設けられる抜け止め部12とを具備する。
施錠頭部10は、南京錠21のシャックル22を挿通させるための軸線直交方向の錠掛け孔14を具備する。施錠頭部10は、ボルト本体2の受け穴7に軸周り回転自在に、かつ上方に突出しないように受け入れられる。施錠頭部10の上縁には、外周が上広がりのフランジ部15が形成される。ボルト本体頭部10の座ぐり部13は、フランジ部15よりも大径で、フランジ部15を載せ受けた状態で、それの周囲に、指掛け凹部16が形成される。
ガイド軸部11は、ボルト本体2の貫通孔8を軸線方向相対移動および軸周り回転自在に貫通する。抜け止め部12は、ガイド軸部11を抜け止めするために、ボルト本体の貫通孔8より大径に形成される。図示の実施形態において、抜け止め部12は、ガイド軸部11の先端中心に下方から軸線方向に螺合された抜け止めボルト17の頭部によって形成される。
この実施形態の施錠用ボルト1を用いる場合には、施錠ピン5の施錠頭部10がボルト本体頭部3の受け穴7に埋没した図1(a)に示す状態で、締め付け対象31のボルト受け凹部32内のボルト孔33に軸部4を挿入し、ボックスレンチを頭部3に掛けて、固定部材34のボルト孔35に軸部4を螺合させる。このとき、施錠ピン5は、頭部3の受け穴7に埋没して、上方へ突出していないから、レンチを掛ける障害とならない。
締め付け作業完了後、ボルト本体頭部3の受け穴7から施錠ピン5を引き上げ、施錠頭部10の錠掛け孔14に市販の南京錠21のシャックル22を挿通させて施錠すれば、南京錠21が障害となって、ボルト本体頭部3へボックスレンチを係合させることができなくなる。施錠ピン5は、ボルト本体2に対して軸周り回転自在であるから、南京錠21を手がかりにボルト本体2を回そうとしても回転が伝わらない。
従来使用しているボルトを施錠用ボルト1に変更し、市販の南京錠と組み合わせて使用するだけで、締め付け対象や固定部材に構造上の変更を加えることなく、容易にボルトに施錠することができる。
この出願に係る発明の施錠用ボルトの断面図で、(a)は螺合状態、(b)は施錠状態を示す。 図1の施錠用ボルトの施錠状態の平面図である。 図1の施錠用ボルトの施錠状態の側面図である。
符号の説明
1 施錠用ボルト
2 ボルト本体
3 頭部
4 軸部
5 施錠ピン
6 ガイド穴
7 受け穴
8 貫通孔
9 環状の段部
10 施錠頭部
11 ガイド軸部
12 抜け止め部
13 座ぐり部
14 錠掛け孔
15 フランジ部
16 指掛け凹部
17 抜け止めボルト
18 水抜き孔
21 南京錠
22 シャックル
31 締め付け対象
32 ボルト受け凹部
33 ボルト孔
34 固定部材
35 ボルト孔

Claims (5)

  1. 締め付け対象のボルト受け凹部内に形成されたボルト孔に挿入してボックスレンチで締め付けることにより、固定部材のボルト孔に螺合されるボルトであって;頭部と軸部とを有するボルト本体と;このボルト本体に結合される施錠ピンとからなり;前記ボルト本体は、軸部の中心に軸線方向に形成されたガイド穴と;頭部の中心に軸線方向に形成された、前記ガイド穴に達しない深さの受け穴と;前記ガイド穴および受け穴のいずれよりも小径で両穴間を連通する貫通孔とを具備し;前記施錠ピンは、施錠頭部と;この施錠頭部の下部にこれと同心に延出するガイド軸部と;このガイド軸部の先端に設けられる抜け止め部とを具備し;前記施錠頭部は、前記ボルト本体の受け穴に、常時は上方に突出しないように軸線方向相対移動および軸周り回転自在に受け入れられ、南京錠のシャックルを挿通させるための軸線直交方向の錠掛け孔を具備し;前記ガイド軸部は、前記ボルト本体の貫通孔を軸線方向相対移動および軸周り回転自在に貫通し;前記抜け止め部は、前記ガイド軸部を上方に抜け止めするために、前記ボルト本体の貫通孔より大径に形成され;前記締め付け対象を前記固定部材に締め付けた後、前記ボルト本体の頭部から突出させた前記施錠ピンの錠掛け孔に南京錠のシャックルを挿通させて施錠することにより、ボルト本体の頭部への前記ボックスレンチの係合を不可能とすることを特徴とする施錠用ボルト。
  2. 前記施錠ピンの施錠頭部の上縁には、外周が上広がりのフランジ部が形成され;前記ボルト本体の受け穴の上縁部には、前記施錠頭部のフランジ部を載せ受けるための当該フランジ部よりも大径の座ぐり部が形成され;それによって、当該座ぐり部に載った前記フランジ部の周囲に、指掛け凹部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の施錠用ボルト。
  3. 前記ボルト本体の頭部には、外周から前記受け穴に達する水抜き孔が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の施錠用ボルト。
  4. 前記施錠ピンの抜け止め部は、前記ガイド軸部の先端に螺合された抜け止めボルトの頭部によって形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の施錠用ボルト。
  5. 前記ボルト本体の頭部の高さ寸法は、前記締め付け対象のボルト受け凹部の深さ寸法とほぼ同等に設定されることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の施錠用ボルト。
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US9272716B2 (en) 2013-06-14 2016-03-01 Union Pacific Railroad Company Anti-theft device for a locomotive horn

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