JP2008207896A - エレベータ装置 - Google Patents

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Hiroaki Kamai
博章 釜井
Kimitake Ugawa
公丈 鵜川
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Abstract

【課題】凹型溝を持つ厚鋼板でエレベータ昇降路壁を構築し、この凹型溝をガイドレールとして使用することにより、昇降路構築の際にガイドレールも一緒に構築できるようにしたエレベータ装置を得る。
【解決手段】一部を凹ませて凹型溝2、5を一体的に形成した昇降路壁構築体1、4により、昇降路壁を構築するとともに、凹型溝をかご3又は釣合いおもり6のガイドレールとして用い、かご又は釣合いおもりに凹型溝に係合するガイドローラー9を設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、エレベータのかご及び釣合いおもりをガイドするガイドレールとして使用される凹型溝を持つ厚鋼板によりエレベータ昇降路壁を構築したエレベータ装置に関するものである。
従来、エレベータのかご及び釣合いおもりをガイドするガイドレールを設置する場合には、昇降路壁にレールブラケットを取り付け、このレールブラケットを用いて施工しなければならなかった(例えば、特許文献1参照)。
国際公開WO2004/024610
従来のエレベータのかご及び釣合いおもりをガイドするガイドレールでは、昇降路壁にレールブラケットを取り付け、このレールブラケットを用いて施工しなければならなかったため、ガイドレールの設置工事には多大な労力と時間が掛かっていた。昇降行程の長い高層ビルでは、ガイドレールを運搬するための運搬費や、ガイドレールを保管するための倉庫管理費が嵩むという問題があった。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、凹型溝を持つ厚鋼板でエレベータ昇降路壁を構築し、この凹型溝をガイドレールとして使用することにより、昇降路構築の際にガイドレールも一緒に構築できるようにしたエレベータ装置に関するものである。
この発明に係るエレベータ装置においては、一部を凹ませて凹型溝を一体的に形成した昇降路壁構築体により、昇降路壁を構築するとともに、凹型溝をかご又は釣合いおもりのガイドレールとして用い、かご又は釣合いおもりに凹型溝に係合するガイドローラーを設けたものである。
また、この発明に係るエレベータ装置においては、一部を凹ませて凹型溝を一体的に形成した断面コ字状の第1の昇降路壁構築体と、第1の昇降路壁構築体の両端部に連続するように設けられ、一部を凹ませて凹型溝を一体的に形成した左右一対の第2の昇降路壁構築体と、左右一対の第2の昇降路構築体の先端部間に跨って設けられた第3の昇降路壁構築体とにより、昇降路壁を構築するとともに、第1の昇降路壁構築体の凹型溝をかご用ガイドレールとして用い、第2の昇降路壁構築体の凹型溝をおもり用ガイドレールとして用い、かご及び釣合いおもりに各凹型溝にそれぞれ係合するガイドローラーを設けたものである。
この発明によれば、昇降路壁を構築する際、ガイドレールも一緒に構築することができるので、従来のように、昇降路壁にガイドレール取付用のレールブラケットを施工する必要がない。また、ガイドレールを運搬する必要がないため、運搬費や倉庫管理費を削減することができるという効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示す昇降路の横断面図、図2はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に用いられるローラーガイドシューを示す斜視図である。
図1において、1は平面から見て断面コ字状で単一の厚鋼板からなる第1の昇降路壁構築体である。この第1の昇降路壁構築体1は、前方壁1aと、この前方壁1aの両端部からそれぞれ同じ直交方向に延びる左右両側壁1b、1cと、この左右両側壁1b、1cにその一部を凹ませて一体的に形成され、かつ相対する位置に設けられた凹型溝2とから構成されている。この凹型溝2がエレベータのかご3の昇降をガイドするかご用ガイドレールとして使用される。4は平面から見てI字状で左右一対の厚鋼板からなる第2の昇降路壁構築体である。この第2の昇降路壁構築体4は、上記第1の昇降路壁構築体1の左右両側壁1b、1cの先端部に連続するように設けられて昇降路の左右側面壁の一部を構成し、かつ相対する位置に凹型溝5が一部を凹ませて一体的に形成されている。この凹型溝5が釣合いおもり6の昇降をガイドするおもり用ガイドレールとして使用される。7は平面から見て直線状で単一の厚鋼板からなる第3の昇降路壁構築体である。この第3の昇降路壁構築体7は、左右一対の上記第2の昇降路壁構築体4の先端部間に跨って設けられ、昇降路の後方壁を構成している。したがって、昇降路壁構築体は、第1の昇降路壁構築体1と、左右一対の第2の昇降路壁構築体4と、第3の昇降路壁構築体7とに分割されており、これら分割された昇降路壁構築体を、例えば建物のH型鋼からなる立柱8等により支持するとともに、上方向に順次積み上げて行く構造となっている。そして、この分割構造によりガイドレールとしての芯出し作業を可能としている。9はかご3及び釣合いおもり6の左右上下部に設けられたローラーガイドシューである。このローラーガイドシュー9は、図2に示すように、かご3及び釣合いおもり6の左右上下部に取り付け固定される断面コ字状の取付基体部10と、この取付基体部10の互いに対向する左右両側壁に両端部が軸支され、上記ガイドレールとして使用される凹型溝2、5にそれぞれ係合し、かご3及び釣合いおもり6の昇降に合わせて回転する円板状のガイドローラー11とから構成されている。
以上述べたように、この実施の形態1によれば、昇降路壁を構築する際、ガイドレールも一緒に構築することができるので、従来のように、昇降路壁にガイドレール取付用のレールブラケットを施工する必要がない。また、ガイドレールを運搬する必要がないため、運搬費や倉庫管理費を削減することができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるエレベータ装置に用いられるローラーガイドシューを示す斜視図である。
この実施の形態2においては、ローラーガイドシュー9の円板状のガイドローラー11に、円柱状のサイドローラー12を複数個放射状に配置したものである。
このように円柱状のサイドローラー12を円板状のガイドローラー11に複数個放射状に配置したローラーガイドシュー9を用いることにより、奥行き方向のスラスト荷重を受けることが可能となる。これにより、ガイドシュー反力を昇降路構築壁のレール(凹型溝)で抑えることが可能となり、乗り心地を向上させることができる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3におけるエレベータ装置を示す昇降路の斜視図、図5はこの発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に用いられる非常止め装置兼用ガイドシューを示す斜視図、図6は非常止め装置兼用ガイドシューの要部構成を示す詳細図、図7は非常止め装置兼用ガイドシューを設置したかごを横方向から見た概略構成図、図8は非常止め装置兼用ガイドシューを設置したかごを奥行き方向から見た概略構成図である。なお、図中、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付して説明を省略する。
かご3の昇降をガイドするかご用ガイドレールとして利用される凹型溝2の底面部に、最下部から最上部に亘って多数の抜き穴13からなるラック状角穴を備えている。また、同様に、釣合いおもり6の昇降をガイドするおもり用ガイドレールとして利用される凹型溝5の底面部に、最下部から最上部に亘って多数の抜き穴14からなるラック状角穴を備えている。そして、これらラック状の角穴13又は14と噛み合うピニオン歯車15をかご3(又は釣合いおもり6)に設けている。このピニオン歯車15は、スプロケット16、チェーン17、チェーン駆動用スプロケット18により連結駆動される。19はチェーン駆動用スプロケット18と同軸に連結されたディスクホイールであり、通常運転時はディスクホイール19を空転させている。一方、非常止め作動時には、ガバナロープ20と連結した咥え金21がベース板22に押し込まれることにより、ディスクブレーキ23によりディスクホイール19を両側から挟んでブレーキ動作させるような非常止め装置兼用ガイドシューを設けている(図5参照)。この非常止め装置兼用ガイドシューは、ベース板22内部にローラーが組み込まれており、非常止めの誤動作を予防している。また、図5に示す非常止め装置兼用ガイドシューは、多数の抜き穴13(又は14)により案内されるので、かご3(又は釣合いおもり6)のガイドシューの代用品にもなるものである。
なお、図中、24は調速機、25はガバナロープ張り車、26はロープ掴み、27は連結棒兼引き上げ棒である。
従来のエレベータでは、かご3の上下部にガイドシューが設置されていたが、この実施の形態3によれば、前記のような構成の非常止め装置兼用ガイドシューをかご3の上下部に設置することにより、非常止め装置の近くに設けていた下部ガイドシューが不要となり、コストを削減することができる。また、従来の非常止め装置に比較して構成が簡素化されているため、低コストとなり、かごの重量を軽量化することができる。
この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置を示す昇降路の横断面図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に用いられるローラーガイドシューを示す斜視図である。 この発明の実施の形態2におけるエレベータ装置に用いられるローラーガイドシューを示す斜視図である。 この発明の実施の形態3におけるエレベータ装置を示す昇降路の斜視図である。 この発明の実施の形態1におけるエレベータ装置に用いられる非常止め装置を示す斜視図である。 非常止め装置の要部構成を示す詳細図である。 非常止め装置を設置したかごを横方向から見た概略構成図である。 非常止め装置を設置したかごを奥行き方向から見た概略構成図である。
符号の説明
1 第1の昇降路壁構築体
1a 前方壁
1b、1c 左右両側壁
2 凹型溝(かご用ガイドレール)
3 エレベータのかご
4 第2の昇降路壁構築体
5 凹型溝(おもり用ガイドレール)
6 釣合いおもり
7 第3の昇降路壁構築体
8 立柱
9 ローラーガイドシュー
10 取付基体部
11 円板状のガイドローラー
12 円柱状のサイドローラー
13、14 抜き穴(ラック状の角穴)
15 ピニオン歯車
16 スプロケット
17 チェーン
18 チェーン駆動用スプロケット
19 ディスクホイール
20 ガバナロープ
21 咥え金
22 ベース板
23 ディスクブレーキ
24 調速機
25 ガバナロープ張り車
26 ロープ掴み
27 連結棒兼引き上げ棒

Claims (5)

  1. 一部を凹ませて凹型溝を一体的に形成した昇降路壁構築体により、昇降路壁を構築するとともに、前記凹型溝をかご又は釣合いおもりのガイドレールとして用い、かご又は釣合いおもりに前記凹型溝に係合するガイドローラーを設けたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 一部を凹ませて凹型溝を一体的に形成した断面コ字状の第1の昇降路壁構築体と、前記第1の昇降路壁構築体の両端部に連続するように設けられ、一部を凹ませて凹型溝を一体的に形成した左右一対の第2の昇降路壁構築体と、前記左右一対の第2の昇降路構築体の先端部間に跨って設けられた第3の昇降路壁構築体とにより、昇降路壁を構築するとともに、前記第1の昇降路壁構築体の凹型溝をかご用ガイドレールとして用い、前記第2の昇降路壁構築体の凹型溝をおもり用ガイドレールとして用い、かご及び釣合いおもりに前記各凹型溝にそれぞれ係合するガイドローラーを設けたことを特徴とするエレベータ装置。
  3. 昇降路構築体は、厚鋼板からなり、建物の立柱により支持することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ装置。
  4. ガイドローラーは、放射状に配置されてスラスト荷重を受ける複数のサイドローラーを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベータ装置。
  5. 昇降路構築体に一体的に形成された凹型溝の底面部に多数の穴からなるラック状の穴を設け、かご又は釣合いおもり側には、前記ラック状の穴に噛み合うピニオン歯車と、このピニオン歯車に伝達機構により連結されたブレーキとから構成された非常止め装置兼用ガイドシューを備え、通常運転時は前記ブレーキを非動作状態にしてガイドシューとして働かせ、非常止め動作時には、前記ブレーキを動作させて非常止め装置として働かせることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載のエレベータ装置。
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