JP2008207094A - 有機物含有水の生物処理装置および生物処理方法 - Google Patents

有機物含有水の生物処理装置および生物処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】好気的生物処理全体を見直し、処理水の悪化を回避して汚泥減容化とBOD負荷向上とを可能とする。
【解決手段】第1の生物処理槽11と第2の生物処理槽12とを直列に並べ、第1の生物処理槽11を高負荷で運転して分散性の細菌を増殖させる。第1の生物処理槽11から流出する第1の処理液は、無機凝集剤を添加することなく第1の浮上分離槽21で固液分離して分離汚泥と分離液とを得る。分離汚泥は消化槽14で生物学的に減容し、分離液は低負荷で運転し担体15を有する第2の生物処理槽12で好気的に生物処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、有機物含有水を活性汚泥法により処理する有機物含有水の生物処理装置および生物処理方法に関し、特に、生物処理槽を2段以上、直列接続した多段式の生物処理装置および生物処理方法に関する。
有機物含有水の生物処理は、物理化学的処理に比べて処理に要するエネルギーが少ないため、経済性に優れる。有機物含有水の生物処理は、好気的処理と嫌気的処理に大別される。嫌気的処理は、処理に要するエネルギーが好気的処理に比べても少なく、有機物が微生物に転換されることで発生する余剰汚泥の発生量も少ない。このため、嫌気的処理は、好気的処理より経済性に優れる利点を有するが、適用可能な有機物含有水の範囲、条件は狭い。
一方、好気的処理は嫌気的処理に比べて様々な性状の有機物含有水に適用可能であり、メンテナンスも容易で、また良好な水質の処理水が得られることから、生物処理の中では好気的処理が広く用いられている。しかし、活性汚泥法に代表される好気的処理では、生物処理槽に導入される有機物含有水に含まれるBOD成分(生物化学的酸素消費量で表される有機物)の20〜30質量%が、活性汚泥を構成する細菌の増殖に用いられる。BOD成分を基質として増殖した細菌は余剰汚泥として排出されるため、通常の活性汚泥法では大量の余剰汚泥が発生し、余剰汚泥の処理が必要になる。
また、好気的処理では、生物処理槽に酸素を供給する必要があるため、酸素を供給する曝気装置を駆動させるエネルギーが必要である。さらに、好気的処理では嫌気的処理に比べて生物処理槽の負荷が低いため、より大型の生物処理槽が必要になる。好気的処理における余剰汚泥の発生量、曝気用のエネルギー量、および生物処理槽容積は、有機物含有水のBOD濃度が高いほど大きくなり、処理コストが高くなる。
上記好気的処理の課題を解決するため、例えば、酸化剤や熱で余剰汚泥を可溶化させた後、生物学的消化処理を行うことで余剰汚泥の発生量を減らす汚泥減容化技術が開発されている。また、生物処理槽に、微生物を保持する担体を添加することで生物処理槽の微生物濃度を高めて槽容積の小型化を図る生物膜法も開発されている。
上記従来技術は、好気的生物処理における課題を個別に解決しようとするものである。例えば、汚泥を可溶化して減容すると、生物処理槽の負荷が高くなるため、生物処理槽の大型化を招く。生物処理槽に担体を添加する生物膜法ではBOD負荷を高くできるものの余剰汚泥の発生は浮遊式の通常の活性汚泥法より多くなる。
これら従来技術に対し、複数の生物処理槽を直列接続した多段式の好気的生物処理法も開発されている。多段式の好気的生物処理法では、例えば第1の生物処理槽と第2の生物処理槽とを直列に並べ、第1の生物処理槽をBOD成分容積負荷1kg−BOD/m/日以上の高負荷で、第2の生物処理槽をBOD成分汚泥負荷1kg−BOD/kg−VSS/日以下の低負荷で運転する。このように、第1の生物処理槽を高負荷で運転することで、微生物を対数増殖させて分散性の細菌を増殖させる。一方、第2の生物処理槽では、原生動物による分散性細菌の捕食および微生物の自己消化を利用して、余剰汚泥を減量させるとともに微生物群集の凝集(フロック化)を進行させる。
このように、多段式活性汚泥法は生物処理槽の小型化と余剰汚泥減容化を図るものであるが、第2の生物処理槽で汚泥を減容化しつつフロック化を進行させる条件の維持は容易ではない。例えば、第1の生物処理槽で生物分解が容易なBOD成分のほとんどが除去されることで、第2の生物処理槽で必要とされる有機物量が不足してフロック化が進行しない場合がある。そこで、BOD成分を多く含む有機物含有水の一部を、第1の生物処理水を迂回して第2の生物処理槽に直接導入することで、かかる問題の解決を図った技術も提案されている(特許文献1)。
特許第3258600号公報
しかし、本発明者らは、特許文献1に記載された技術では、第2の生物処理槽から流出する第2の処理液中に有機物が残存し易くなることを知見した。このように、好気的生物処理における複数の課題を同時に解決することは困難である。このため、上述したとおり好気的処理においては、各要素技術を個別に向上させることを目的として(例えば汚泥減容のみを目的とする、あるいは負荷増大のみを目的として)技術開発が行われる傾向がある。
これに対し、本発明は好気的生物処理の一連の処理操作全体を調整して上記複数の課題を同時に解決することを目的とする。具体的には、多段式活性汚泥法全体の処理フローを見直して、BOD容積負荷向上による処理槽の小型化および汚泥減容化を同時に実現し、かつ、処理水水質を悪化させない有機物含有水の生物処理装置を提供することを目的とする。
本発明者は、多段式生物処理法において、無機凝集剤を添加せずに第1の生物処理槽から流出する第1の処理液を固液分離した後、分離液を第2の生物処理槽で好気的に生物処理すると共に分離汚泥を生物学的に減容化させることで上記課題を達成できること見出し、本発明を完成した。具体的には、本発明は以下を提供する。
(1)有機物を含む有機物含有水が導入され好気的処理を行う第1の生物処理槽と、 前記第1の生物処理槽から流出する第1の処理液が導入され、無機凝集剤を用いることなく前記第1の処理液を分離液と分離汚泥とに固液分離する固液分離手段と、 前記分離液が導入され好気的処理を行う第2の生物処理槽と、 前記分離汚泥を生物学的に減容する減容手段と、を含む有機物含有水の生物処理装置。
(2)前記第2の生物処理槽は、担体流動床式である(1)に記載の有機物含有水の生物処理装置。
(3)前記第2の生物処理槽は、膜式活性汚泥方式である(1)に記載の有機物含有水の生物処理装置。
(4)前記固液分離手段は浮上分離槽である(1)から(3)のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理装置。
(5)前記減容手段は、高温好気性消化槽を含む(1)から(4)のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理装置。
(6)前記減容手段は、前記高温好気性消化槽から流出する消化液が導入され前記消化液を濃縮して濃縮汚泥と脱離液とを排出する濃縮機と、前記濃縮汚泥を前記高温好機性消化槽に返送する濃縮汚泥返送路と、前記脱離液を前記第1の生物処理槽に返送する脱離液返送路と、をさらに含む(5)に記載の有機物含有水の生物処理装置。
(7)前記第2生物処理槽から流出する第2の処理液を高度処理する高度処理手段をさらに含む(1)から(6)のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理装置。
(8)有機物を含む有機物含有水を第1の生物処理槽で好気的に処理し、 前記第1の生物処理槽から流出する第1の処理液を、無機凝集剤を用いることなく分離液と分離汚泥とに固液分離し、 前記分離液を第2の生物処理槽で好気的に処理し、 前記分離汚泥を生物学的に減容する有機物含有水の生物処理方法。
(9)前記第2の生物処理槽は、担体流動床式である(8)に記載の有機物含有水の生物処理装置。
(10)前記第2の生物処理槽は、膜式活性汚泥方式である(8)に記載の有機物含有水の生物処理装置。
(11)前記第1の生物処理槽において、BOD成分容積負荷2kg−BOD/m/日以上の高負荷での好気的処理を行い、 前記第1の処理液を浮上分離する(8)から(10)のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理方法。
第1の生物処理槽は、活性汚泥による江気的処理を行なう処理槽であって、有機物含有水に含まれるBOD成分の大部分(例えば60%程度以上、特に70〜80%程度)を除去し、かつ、BOD成分を基質として増殖した活性汚泥の自己消化が起こらないように運転される。具体的には、第1の生物処理槽は2〜20kg−BOD/m/日、特に4〜15kg−BOD/m/日、の負荷とするとよい。
第1の生物処理槽には、溶存酸素(DO)濃2mg/L程度となるように酸素を供給する。酸素の供給手段は限定されず、散気管等を槽内に設置して空気を吹き込めばよいが、高い負荷(例えば10kg−BOD/m/日以上)をかける場合、エジェクタを用いるか、空気に代えて純酸素を供給するとよい。
第1の生物処理槽の形式も限定されないが、高負荷条件下で菌体を安定的に保持するため、担体を添加して生物膜式とすることが好ましい。また、浮遊式とする場合は、第1の生物処理槽からの流出水が導入される固液分離手段(第1の固液分離手段)で分離された汚泥を返送するとよい。pHや温度等のその他の条件は通常の活性汚泥法と同様でよい。
第1の生物処理槽は、固液分離手段(第1の固液分離手段)と接続し、第1の生物処理槽からの流出液(第1の処理液)を第1の固液分離手段で固液分離する。第1の固液分離手段としては、凝集剤、特に無機凝集剤を用いることなく固液分離が可能な装置を用いる。第1の処理液は、フロック化していない分散状態の微生物を含み、汚泥沈降性は例えばSVI(Sludge Volume Index)は200を超える。なお、SVIとは汚泥1gあたりの沈降体積(ml)を意味し、数式1で示される。また数式1にSV30おいては、汚泥を30分間、静置したときの沈降体積(%)である。
(数式1)
SVI=SV30×10/汚泥濃度(MLSS)
凝集沈殿槽や膜分離装置は、無機凝集剤を用いずに上述した性状の生物処理液を固液分離するには必ずしも適していないため、第1の固液分離手段としては浮上分離槽を使用することが好ましい。凝集剤を添加して凝集浮上分離を行う場合、凝集剤としては生物分解されやすい有機凝集剤、例えばキトサン類やポリアスパラギン酸塩を使用し、添加量は数〜50mg/L程度とするとよい。
第1の固液分離手段は、第2の生物処理槽および減容手段と接続する。第1の固液分離手段で固形分と分離された液分(分離液)は第2の生物処理槽へ、液分と分離された固形分(分離汚泥)は減容手段へ供給して、減容化手段で減容する。
分離汚泥は無機凝集剤を添加せずに得られ、分離汚泥を構成する細菌はポリマー状物質を産生していない分散状態の菌体であり、生物分解性が高い。このため、減容化手段として消化槽を採用することで、生物の代謝反応を利用して汚泥減容に要するエネルギー消費を抑えて汚泥を減容化できる。消化速度を高くするため分離汚泥は高温消化するとよく、必要に応じて分離汚泥を濃縮して消化すれば、消化の際の反応熱を利用することで高温条件の維持に必要なエネルギーを低減できる。また、分離汚泥は酸化剤、加熱、機械的破壊等により可溶化して消化槽に供給して消化効率を上げるとよい。消化槽は、嫌気性であってもよいが、好気性消化槽は運転管理が容易であり、分散性細菌由来の分離汚泥の自己消化を促すため、本発明において好適に採用できる。
一方、分離液は第2の生物処理槽で処理する。第2の生物処理槽にはBODを含む原水(有機物含有水)のバイパス注入を行わず、第2の生物処理槽に導入する液のBOD濃度を低く(例えば500mg/L以下)して分離液を処理すると、第2の生物処理槽で処理されて得られる処理液(第2の処理液)の水質を良好にできる。
第2の生物処理槽としては、担体流動床式または膜式活性汚泥方式を採用し、第1の生物処理槽から流入する主として難分解性の物質を基質として資化する菌を優占種として保持する。第2の生物処理槽を担体流動床式とする場合には、第2の生物処理槽に担体を添加し、第1の生物処理槽より有機物負荷を低くする。担体の添加量は、30容積%以上70容積%以下程度とすればよい。第2の生物処理槽の負荷は、分離液の有機物濃度と目標水質に応じて設定すればよいが、概ね2kg−BOD/m/日以下、特に1.5kg−BOD/m/日以下の範囲に設定すればよい。第2の生物処理槽のDO濃度、pH、温度条件は通常の活性汚泥法と同様でよく、酸素供給方法も特に限定されない。
膜式活性汚泥方式は、処理水と活性汚泥との固液分離に限外濾過膜、精密濾過膜等の分離膜を用いるもので、曝気槽内に分離膜を浸漬して設置する膜浸漬型と、曝気槽内の混合液を曝気槽外に設けた膜分離機で固液分離して分離汚泥を曝気槽に返送する非膜浸漬型とがある。第2の生物処理槽として、前述の担体流動床式に代えて、この膜式活性汚泥方式のものを採用することができる。
第2の生物処理槽から流出する第2の処理液は、第2の固液分離手段で固液分離し、処理水を得る。第2の固液分離手段は、第2の処理液の沈降性が悪い場合は浮上分離槽を用いればよく、凝集性がよければ無機凝集剤を使用する凝集沈殿池を用いてもよい。処理水を回収して再利用する等の理由で、処理水を活性炭や膜分離装置、イオン交換樹脂塔等に供給する場合は、凝集浮上濾過装置、凝集沈殿濾過装置、膜分離装置等を用いて高度処理するとよい。第2の固液分離手段で分離された汚泥は減容化手段に供給してもよいが、無機凝集剤の含有量が多い(例えば1,000mg/L以上)場合は減容化手段へは供給しない。
本発明では、第1の生物処理槽で分散性の細菌を増殖させることでBOD負荷を高くして処理槽の容積を小さくできる。また、生分解しがたいポリマー状物質に覆われていない分散性の細菌を減容化するため、好気性消化が進行しやすく、減容化に要するエネルギー量を低減でき、余剰汚泥を減容することで余剰汚泥の処分コストも低減できる。このように、本発明によれば、生物処理槽の容積低減、および余剰汚泥発生量の低減等の複数の課題を同時に解決できる。
以下、本発明について図面を用いて詳細に説明する図1は、本発明の第1実施形態に係る有機物含有水の生物処理装置(以下、単に「処理装置」という)1の模式図である。処理装置1は、2つの生物処理槽が互いに直列に並べられた二段活性汚泥処理装置であり、第1の生物処理槽11、第1の固液分離手段としての第1の浮上分離槽21、第2の生物処理槽12、第2の固液分離手段としての第2の浮上分離槽22、および減容化手段40を含む。
第1の生物処理槽11には原水管31が接続され、原水管31を介して有機物含有水が第1の生物処理槽11に導入される。有機物含有水は、従来用いられている活性汚泥法で処理される有機物含有水より有機物濃度が高くてよく、例えば全有機物(TOC)濃度400〜2,000mg/L程度、BOD濃度1,000〜6,000mg/L程度であってよい。このような有機物濃度が比較的高い有機物含有水は、従来法に係る活性汚泥法では処理コストが高くなるが本発明によれば後述するように、処理コストの増大を抑制できるためである。
第1の生物処理槽11は高濃度の菌体を保持しており、高負荷で運転して分散性の細菌を増殖させる。第1の生物処理槽11の好ましい運転条件は上述したとおりであり、本実施態様では担体15を添加量30容積%程度で添加した生物膜式としている。第1の生物処理槽11には、酸素供給手段としてエジェクタ16を設置して酸素の溶解効率を高めて、高負荷条件下でもDO濃度2mg/L以上を維持できるようにしている。
第1の生物処理槽11は、第1処理液管32を介して第1の浮上分離槽21と接続されている。第1の浮上分離槽21は加圧浮上分離槽であり、凝集剤を用いることなく加圧気体を供給して大気圧開放することにより固形分を浮上させて液分から分離する。
第1の浮上分離槽21は、分離液管33を介して第2の生物処理槽12と接続され、分離汚泥管41を介して減容化手段40の消化槽14と接続されている。分離汚泥管41の途中には後述する凝集分離汚泥管43が接続され、さらに、遠心濃縮機23が設けられている。なお、分離汚泥管41は分岐させ、分岐先を第1の生物処理槽11と接続することで分離汚泥の一部を第1の生物処理槽11へ返送するようにしてもよい。
消化槽14は、酸素供給手段としての散気管18を有する高温好気性消化槽であり、第1の浮上分離槽21から排出された分離汚泥は遠心濃縮機23で濃縮して汚泥濃度を高くして消化槽14に供給する。分離汚泥の濃縮により排出される濃縮濾液は、濃縮濾液管42から第1の生物処理槽11へ返送する。
遠心濃縮機23で濃縮された分離汚泥は、濃縮分離汚泥管47から消化槽14へ送る。このように消化処理する汚泥濃度を高くすることで、消化槽14の槽内液を消化する高温消化に要するエネルギー量を低減できる。消化槽14には散気管18から純酸素を吹き込めば、曝気による温度低下を防止できる。また、本実施態様では濃縮分離汚泥管47の途中にオゾン反応槽13を設け、濃縮した分離汚泥をオゾンで可溶化してから消化するようにしている。このように、分離汚泥を可溶化することで、消化効率を高めることができる。消化槽14には、消化汚泥管44が接続され、消化汚泥が消化汚泥管44から適宜、排出される。
第2の生物処理槽12は、担体15が添加量50%程度で添加された担体流動床式で、酸素供給手段として散気管17が設置されている。第2の生物処理槽12の好ましい運転条件は上述したとおりである。第2の生物処理槽12は、第2処理液管34を介して第2の浮上分離槽22と接続されている。
第2の浮上分離槽22は、凝集剤添加手段(図示せず)を有する凝集浮上槽である。凝集剤としては、上述した有機系のポリマーを用いることが好ましく、添加量は1〜50mg/L程度とすることが好ましいが、これに限定されず、無機凝集剤を使用してもよい。
第2の浮上分離槽22から排出される固形分(凝集分離汚泥)は、凝集分離汚泥管43を介して排出する。本実施態様では、凝集分離汚泥管43は、分離汚泥管41と接続され、凝集分離汚泥が消化槽14で消化されるように構成されている。凝集分離汚泥は、凝集剤を含むが、その発生量は、第1の浮上分離槽21から排出される分離汚泥の量の5〜30%と少なく、凝集分離汚泥を消化槽14に供給しても凝集剤が消化を阻害するおそれは少なく、凝集分離汚泥を減容することで、生物処理装置1全体から排出される余剰汚泥量を低減できる。
第2の浮上分離槽22で凝集分離汚泥と分離された液分は処理水として取り出すが、回収水等として再利用する場合は、高度処理を行う。図2は、本発明の第2実施態様に係る生物処理装置2の模式図である。生物処理装置2では、第2の固液分離手段を凝集沈殿池22Aと砂濾過装置22Bとを含む高度処理手段として構成している。凝集沈殿池22Aと砂濾過装置22Bとは接続管22Cで接続し、凝集沈殿した液を砂濾過によってさらに清澄化する。
また、生物処理装置2では、消化槽14の後段に消化汚泥濃縮機24を設け、消化汚泥管44を介して消化槽14から排出される消化汚泥を消化汚泥濃縮機24に供給する。消化汚泥濃縮機24で濃縮された固形分は濃縮消化汚泥管45から排出する。濃縮汚泥管45は、消化槽14に接続して濃縮した消化汚泥をさらに消化し、一部は余剰汚泥として排出すればよい。液分(消化脱離液)は、消化脱離液管46から取り出す。消化脱離液管46は、濃縮濾液管42と接続することで、消化脱離液管46と濃縮濾液管42とを脱離液返送路として、消化脱離液を第1の生物処理槽11で生物処理するように構成している。
このように構成すれば、消化槽14での生物処理残渣であって無機成分等が濃縮された汚泥(余剰汚泥)を消化槽14から排出し、濃縮することで含水率を低下させることができるため、生物処理装置2全体から排出される余剰汚泥量をさらに低減できる。
図3は、本発明の第3実施態様に係る生物処理装置3の模式図である。生物処理装置3では、分離汚泥管41および凝集分離汚泥管43を汚泥供給管48に接続し、汚泥供給管48を遠心濃縮機23に接続する。第1の浮上分離槽21から排出される分離汚泥と第2の浮上分離槽22から排出される凝集分離汚泥を遠心濃縮機23で濃縮する。遠心濃縮機23で濃縮された濃縮汚泥は、濃縮分離汚泥管47を介して消化槽14に供給して減容化する。
消化槽14からは適宜、余剰汚泥を排出するが、本実施態様では、消化槽14から消化汚泥を引き抜く消化汚泥管44を汚泥供給管48に接続することで消化汚泥を遠心濃縮機23で濃縮する。余剰汚泥は、遠心濃縮機23に取り付けた余剰汚泥管45から排出する。遠心濃縮機23から排出される濃縮濾液は消化脱離液管46を介して第1の生物処理槽11に送る(図示せず)。
生物処理装置3における汚泥減容処理は、バッチ処理で行えばよい。生物処理装置3では1台の濃縮機により、消化槽14に供給する分離汚泥の濃度を高くし、かつ、消化槽14から排出される余剰汚泥の含水率を低下させることができる。このため、生物処理装置2に比べて簡易な装置で装置全体から発生する余剰汚泥の量を低減できる。
本発明では、第1の生物処理槽において高い負荷をかけることで処理槽あたりのBOD除去効率(BOD除去量/処理槽容積m/日)を高める。第1の生物処理槽を高負荷で運転すると、細菌の自己消化が起こらないため余剰汚泥の発生量は多くなるが、フロック化しない分散性の細菌が増殖する。このような分散性の細菌は、ポリマー状の物質で包まれていないため濃縮しやすく高温消化により容易に減容化できる。本発明では、凝集剤を用いずに分散性の細菌を液分から分離し、好ましくは濃縮して高温消化により減容化することで、高いBOD除去効率を得つつ、余剰汚泥の減容化を可能とする。
また、第2の生物処理槽に供給する液分は、第1の固液分離手段により固形分と分離されているため、第2の生物処理槽でのBOD分解負荷が低い。このため、第2の生物処理槽では、BOD以外の有機物、例えば難分解性有機物と呼ばれる界面活性剤のような有機物を分解する微生物が増殖しやすくなり、第2の生物処理槽で処理された処理水の水質が向上する。さらに、第2の生物処理槽に担体を添加することで、増殖速度が遅い原生動物等も第2の生物処理槽に保持できるため、原生動物の捕食作用による汚泥減容も図ることができる。
〈実施例〉
以下、実施例に基づき本発明をさらに詳しく説明する。実施例で用いる有機物含有水は流量24m/日、BOD濃度2,000mg/L、全窒素濃度300mg/L、全リン濃度25mg/L、導電率50mg/m、pH8、温度25℃、不溶解性懸濁物(SS)濃度1mg/L未満であった。
実施例では、図1に示す処理装置1を模した実験装置を用いた。第1の生物処理槽および第2の生物処理槽は、いずれもポリウレタン製の角型担体を容積比40%で添加した担体添加流動床式である。その他の装置の仕様および処理条件を以下に記載する。
[第1の生物処理槽]
容積 ;4m
MLSS濃度 ;5,000mg/L
BOD槽負荷 ;12kg−BOD/m/日
HRT ;4時間
[第2の生物処理槽]
容積 ;9m
MLSS濃度 ;2,500mg/L
BOD槽負荷 ;1kg−BOD/m/日
HRT ;9時間
[第1の生物処理槽および第2の生物処理槽を合せた生物処理槽全体]
処理水量 ;24m/日
減容手段としては、高温好気消化槽を用い、遠心濃縮機で第1の浮上分離槽および第2の浮上分離槽から送られた分離汚泥を濃縮して消化槽に供給した。消化槽に供給する濃縮汚泥は、オゾン反応槽でオゾン処理して可溶化した。可溶化処理および減容手段での減容処理の条件は以下である。
[消化槽]
容積 ;4.8m
[オゾン反応槽]
容積 ;4.8m
オゾン供給量 ;0.6kg/日
第1の浮上分離槽および第2の浮上分離槽では加圧浮上を行うこととした。詳細を以下に記載する。
[第1の浮上分離槽]
容積 ;0.5m
凝集剤 ;添加なし
[第1の浮上分離槽]
容積 ;0.5m
凝集剤 ;あり
実施例において、第1の生物処理槽および第2の生物処理槽それぞれから発生した汚泥量は1日あたりそれぞれ12kg、0.9kgであり、生物処理装置全体から発生した余剰汚泥量は1日あたり1kgであった。また、第1の生物処理槽から流出し、第1の浮上分離槽で固液分離された分離液の水質(TOC濃度)は150mg/L、および第2の生物処理槽から流出し、第2の浮上分離槽で固液分離された処理水の水質(TOC濃度)は5mg/Lとなった。
〈比較例1〉
比較例1では、図4に示す生物処理装置4を模した実験装置を用いた。生物処理装置4は原水管31から分岐したバイパス管30が第2の生物処理槽12と接続され、原水の一部が第1の生物処理槽11を迂回して第2の生物処理槽12に添加されるようになっている。また、第1の固液分離手段21´および第2の固液分離手段22´´は、凝集沈殿池であり、凝集剤貯槽20に貯留された凝集剤(ポリ塩化アルミニウム、以下「PAC」)を添加した。詳細を以下に記載する。
[第2の生物処理装置]
原水分注量 ;5m/日
[第1の固液分離手段]
容積 ;0.5m
凝集剤(PAC)添加量 ;500mg/L
[第2の固液分離手段]
容積 ;0.5m
凝集剤(PAC)添加量 ;100mg/L
比較例1では、原水をバイパスさせたことと、凝集剤を用いて第1の処理液および第2の処理液を固液分離したこと以外は実施例と同じ条件で試験を行った。その結果、第1の生物処理槽および第2の生物処理槽それぞれから発生した汚泥量はそれぞれ1日あたり9.8kg、3.1kgであり、生物処理装置全体から発生した余剰汚泥量は1日あたり2.3kgであった。また、第1の生物処理槽から流出し、第1の固液分離手段で固液分離された分離液の水質(TOC濃度)は120mg/L、および第2の生物処理槽から流出し、第2の固液分離手段で固液分離された処理水の水質(TOC濃度)は20mg/Lとなった。
表1に実施例および比較例1の結果を示す。
Figure 2008207094
表1に示すように、本発明によれば比較例に比べて処理装置全体から発生する汚泥発生量が少なく、処理水水質も良好となることが示された。
〈比較例2〉
比較例2として、実施例において生物処理槽を1段とした実験を行った。図5に比較例2で用いた実験装置の模式図を示し、装置仕様および処理条件を以下に記載する。
[生物処理槽]
容積 ;32m
MLSS濃度 ;4,000mg/L
BOD槽泥負荷 ;1.5kg−BOD/m/日
HRT ;32時間
比較例2では、固液分離手段も1台にした。その他の条件は、実施例と同じにした結果、処理装置5全体から発生した余剰汚泥量は生物処理槽から発生した余剰汚泥量は1日あたり9.6kg、処理装置5全体の余剰汚泥発生量は1.12kg/日であり、処理水質(TOC濃度)は30mg/Lであった。
以上のように、本発明によれば高い有機物負荷で生物処理槽の容積を小型化しつつ余剰汚泥の発生量を低減し、かつ、良好な水質の処理水を得ることができた。
本発明は、有機物含有水の処理に用いることができる。
本発明の第1実施形態に係る生物処理装置の模式図。 本発明の第2実施形態に係る生物処理装置の模式図。 本発明の第3実施形態に係る生物処理装置の模式図。 比較例1で用いた生物処理装置の模式図。 比較例2で用いた生物処理装置の模式図。
符号の説明
1〜5 生物処理装置
11 第1の生物処理装置
12 第2の生物処理装置
13 オゾン反応槽
14 消化槽
15 担体
21 第1の固液分離手段
22 第2の固液分離手段
23 遠心濃縮機
24 消化汚泥濃縮機

Claims (11)

  1. 有機物を含む有機物含有水が導入され好気的処理を行う第1の生物処理槽と、
    前記第1の生物処理槽から流出する第1の処理液が導入され、無機凝集剤を用いることなく前記第1の処理液を分離液と分離汚泥とに固液分離する固液分離手段と、
    前記分離液が導入され好気的処理を行う第2の生物処理槽と、
    前記分離汚泥を生物学的に減容する減容手段と、を含む有機物含有水の生物処理装置。
  2. 前記第2の生物処理槽は、担体流動床式である請求項1に記載の有機物含有水の生物処理装置。
  3. 前記第2の生物処理槽は、膜式活性汚泥方式である請求項1に記載の有機物含有水の生物処理装置。
  4. 前記固液分離手段は浮上分離槽である請求項1から3のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理装置。
  5. 前記減容手段は、高温好気性消化槽を含む請求項1から4のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理装置。
  6. 前記減容手段は、前記高温好気性消化槽から流出する消化液が導入され前記消化液を濃縮して濃縮汚泥と脱離液とを排出する濃縮機と、前記濃縮汚泥を前記高温好機性消化槽に返送する濃縮汚泥返送路と、前記脱離液を前記第1の生物処理槽に返送する脱離液返送路と、をさらに含む請求項5に記載の有機物含有水の生物処理装置。
  7. 前記第2生物処理槽から流出する第2の処理液を高度処理する高度処理手段をさらに含む請求項1から6のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理装置。
  8. 有機物を含む有機物含有水を第1の生物処理槽で好気的に処理し、
    前記第1の生物処理槽から流出する第1の処理液を、無機凝集剤を用いることなく分離液と分離汚泥とに固液分離し、
    前記分離液を第2の生物処理槽で好気的に処理し、
    前記分離汚泥を生物学的に減容する有機物含有水の生物処理方法。
  9. 前記第2の生物処理槽は、担体流動床式である請求項8に記載の有機物含有水の生物処理方法。
  10. 前記第2の生物処理槽は、膜式活性汚泥方式である請求項8に記載の有機物含有水の生物処理方法。
  11. 前記第1の生物処理槽において、BOD成分容積負荷2kg−BOD/m/日以上の高負荷での好気的処理を行い、
    前記第1の処理液を浮上分離する請求項8から10のいずれかに記載の有機物含有水の生物処理方法。
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