JP2008205773A - 表示制御装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示部3の光源数が増えるほどCPUのポート数やワイヤハーネスの本数が増加によるコストが増大や、コネクタの大型化によって基板の実装面積の圧迫を防ぎ、各光源の光量が均一な表示制御装置を提供する。
【解決手段】複数の光源を有する表示部3の表示を制御する表示制御装置1において、複数の光源を点灯させるため複数の点灯回路45を有する光源駆動部40と、バイナリコード解読部42と、点灯すべき光源を示すバイナリコードを生成し、バイナリコード解読部42に送信する表示制御部41を有し、光源駆動部40は、バイナリコード解読部42により解読された信号により、駆動する点灯回路45が選択され、表示制御部41は、全ての光源を点灯させる際の光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比を表示部3が備える光源の個数で割った値の単位で、電源VDD1のデューティ比を制御する。
【選択図】図2
【解決手段】複数の光源を有する表示部3の表示を制御する表示制御装置1において、複数の光源を点灯させるため複数の点灯回路45を有する光源駆動部40と、バイナリコード解読部42と、点灯すべき光源を示すバイナリコードを生成し、バイナリコード解読部42に送信する表示制御部41を有し、光源駆動部40は、バイナリコード解読部42により解読された信号により、駆動する点灯回路45が選択され、表示制御部41は、全ての光源を点灯させる際の光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比を表示部3が備える光源の個数で割った値の単位で、電源VDD1のデューティ比を制御する。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の光源を有する表示部の表示を制御するための表示制御装置に関するものであり、特に、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置及びこれら機能を複数有する複合機の表示部に関する。
従来から、各種装置(例えば、複写機等の画像形成装置や複合機等)において、使用者が装置の操作、入力を行い、装置の状態を表示するための表示部が設けられる。この表示部は、装置への入力のためボタン、テンキーやタッチパネル等を有し、又、装置の状態、モード、使用している機能、進行中のジョブの種類等を示すために1又は複数の光源(例えばLEDや電球)を有する。そして、この光源を適宜選択して発光させ、装置の状態(例えば、エラー状態や選択している機能等)を表示し、使用者は視覚により認識する。即ち、光源は、使用者に情報を伝達するために設けられる。
特に、表示部の基板にCPUを搭載しない場合、装置本体に設けられた制御基板(制御部)から、表示部の基板の光源を選択的に点灯させるためのインターフェイスが必要となる。この場合、従来から、LED等の光源1つに対し電源とつながる1本の信号線を割り当て、LED等の光源の点灯を制御している。
尚、LEDの点灯を制御するものとしては、特許文献1記載の発明が存在する。特許文献1には、1列の書込素子をn個の書込素子からなるm個のブロックに分割し、1個の階調ドライバICに複数のバイナリコードで構成される階調データ信号が入力され、階調ドライバICは、n個のドライブ出力信号を生成して、書込素子に出力し、ブロックの切替タイミングとドライブ出力信号の出力タイミングを同期させる階調LEDアレイ駆動方法が示されている。これにより、階調ドライバICの使用個数を減らそうとしている(特許文献1:請求項1、段落0019等参照)。
特開平04−329159号
ここで、従来のように、LED等の光源1つに対し1本の信号線を割り当て、LED等の光源の点灯を制御する構成は、光源の数が増えるほどCPUのポート数やワイヤハーネスの本数が増えコストが増大するという問題がある。又、装置本体側及び表示部側の両方の基板におけるコネクタが大型化し、基板の実装面積を圧迫するという問題もある。即ち、基板が大型化してコストアップを招くとともに、小型化の要請に応え難いものとなる。
特に、近年、コピー、プリンタ、FAX、スキャナ等の機能を複合させた複合機のような画像形成装置では、より多くの光源を表示部に備えるようにして使用者に多くの情報を伝達しようとする傾向があり、光源1つに対し1本の信号線を割り当てると、コストが増大や基板の大型化を招く場合が生じ易いという問題もある。
尚、特許文献1記載の発明は、階調LEDアレイを原稿濃度に合わせてLEDの点灯時間を調整するものであり、又、階調ドライバICの使用個数を減らし、コストダウンを図ろうとするものであって、表示部における光源の点灯にそのまま適用できない。又、表示部においては、光源の発光に階調を持たせる必要はほとんどなく、表示部の光源の点灯はちらつくことなく、各光源の光量が均一であることが求められる。従って、特許文献1の発明では、表示部の光源に係る上記問題に対応できないという問題がある。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、表示部に備えられる光源の数が増えるほどCPUのポート数やワイヤハーネスの本数が増えコストが増大することや、コネクタの大型化によって基板の実装面積が圧迫されることがなく、各光源の光量が均一な表示制御装置を提供することを課題とする。又、この表示制御装置を備えることにより、低コストで、本体側及び表示部の基板が小型化できる画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため請求項1に係る発明は、複数の光源を有する表示部の表示を制御するための表示制御装置において、複数の前記光源をそれぞれ点灯させるため複数の点灯回路を有する光源駆動部と、前記光源駆動部と同一基板上に設けられ、バイナリコードを解読するバイナリコード解読部と、前記光源駆動部と前記バイナリコード解読部とは別基板上に設けられ、点灯させるべき前記光源を示すバイナリコードを生成し、バイナリコード解読部に送信する表示制御部を有し、前記光源駆動部は、バイナリコード解読部により解読された信号により、駆動する前記点灯回路が選択され、前記表示制御部は、全ての光源を点灯させる際の前記光源駆動部の電源のデューティ比を前記表示部が備える前記光源の個数で割った値の単位で、前記光源駆動部の電源のデューティ比を制御することとした。
又、請求項2に係る発明は、請求項1記載の表示制御装置において、前記表示制御部は、点灯すべき前記光源の個数を前記表示部が備える前記光源の全個数で割った値を、デューティ比として、前記光源駆動部の電源のデューティ比を制御することとした。
又、請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の表示制御装置において、前記光源駆動部は、前記電源に対し並列に各前記点灯回路が接続されることとした。
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3いずれか1項に記載の表示制御装置において、各前記点灯回路は、トランジスタを用いて構成されることとした。
又、請求項5に係る発明は、請求項1乃至4いずれか1項に記載の表示制御装置において、前記バイナリコード解読部は、バイナリコードの論理積を求める複数の論理回路で構成され、論理積の結果が各前記点灯回路に伝達されることとした。
又、請求項6に係る発明は、画像形成装置において、複数の光源を有する表示部と、請求項1乃至5いずれか1項に記載の表示制御装置を備えることとした。
又、請求項7に係る発明は、請求項6記載の画像形成装置において、前記光源はLEDで構成されることとした。
請求項1記載の発明によれば、表示制御部からのバイナリコードをバイナリコード解読部が解読し、その解読結果に基づき光源駆動部が駆動するから、表示制御部側の基板と表示部側の基板とをバイナリコードを送信するための信号線で接続するだけで、点灯すべき光源を選択することができる。従って、従来のように、LED等の光源1つに対し1本の信号線を表示制御部側の基板と繋ぐ必要がなくなり、光源の搭載数が増えても基板上のコネクタ数やワイヤハーネスの本数が大きく増えることがなく、コスト削減を図ることができ、実装面積の圧迫を防ぐことができる。
更に、点灯させるべき光源の個数にあわせて、デューティ比を定めるから、表示部に設けられる光源のうち、一部が明るく一部が暗いというような各光源の光量のばらつきを防ぐことができる。又、デューティ比により、光源の点灯がダイナミックになされるから、省電力を達成することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1の発明のデューティ比制御の好適な例を示すものであって、全ての光源を点灯させる場合の光源駆動部の電源のデューティ比を100%とし、これに基づき、光源駆動部の電源のデューティ比を制御するものである。このように構成することで、全ての光源の光量が同じに見えるとともに、各光源を最も安定して点灯させることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明の効果に加え、電源に対し点灯回路が並列に接続されているから、光源駆動部における各点灯回路に対してバイナリコード解読部で解読された信号を入力することで、各点灯回路を個別に動作させ、光源を点灯させることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1乃至3記載の発明の効果に加え、トランジスタにより、点灯回路のON・OFFを制御するから、構成が簡易であり、光源を正確に個別に点灯させることができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1乃至4記載の発明の効果に加え、各点灯回路に対し論理積の結果を伝達するだけで、点灯回路のON/OFFを制御することができ、構成が簡易であり、光源を正確に個別に点灯させることができる。
請求項6記載の発明は、複数の光源を有する表示部及び請求項1乃至5いずれか1項に記載の表示制御装置を備えるから、従来よりも制御基板や表示部の基板のコネクタ部が小型化され、ワイヤハーネスの本数も少なく、小型化され、低コストの画像形成装置を提供することができる。又、光源の発光量が均一であるから、使用者にとって表示部を視認し易い画像形成装置を提供することができる。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明の効果に加え、光源にLEDを用いるからコスト的に比較的安価に表示部を構成でき、実装面積も小さく、消費電力の点で有利な画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について図1〜5を参照しつつ説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
最初に、本発明に係る表示制御装置1は、各種装置に適用可能であるが、代表例として画像形成装置2に用いた場合について説明する。そこで、本発明の実施形態に係る画像形成装置2について、図1を用いてその構造の概略を説明する。図1(a)は、本発明の実施形態に係る画像形成装置2の概略構造を示すブロック図である。図1(b)は、本発明の実施形態に係る表示部3の一例を示す平面図である。
本実施形態における画像形成装置2は、図1(a)に示すように、表示部3、原稿読取部4、制御部5、画像処理部6、画像形成部7、定着装置8等を有する。尚、図1に示すように、外部コンピュータ9やファクシミリ装置10とも接続されているので、本実施形態に係る画像形成装置2は、いわゆる複合機である。そこで、以下では、まず、複写機として用いる際に使用される構成について説明する。
前記表示部3は、詳細は後述するが、使用者が画像形成装置2の操作・入力を行うとともに装置の状態、状況を表示する部分である。この表示部3は、例えば、制御部5により表示が制御される。
前記原稿読取部4は、原稿を読み取り電気信号に変換する。具体的には、原稿読取部4内に露光ランプ、反射板、ミラーといった光学系や、反射光を結像させるためのレンズ、光電変換素子としてのCCDセンサ等(いずれも不図示)が設けられ光学的に原稿を走査する。これらにより、走査した原稿の反射光を読み取り、アナログの電気信号に変換する。尚、原稿の読み取りは光学系の原稿に対する相対的な移動により原稿の読み取りを行ってもよく、光源および光学系を静止させ原稿を移動させて原稿の読み取りを行ってもよい。
原稿を読み取り後の電気信号は、前記制御部5及び画像処理部6に送られ、種々の処理を受けた後に、画像形成部7に与えられる。制御部5は、画像形成装置2の処理が的確に行われるように画像形成装置2を制御する部分である。前記画像形成部7は、電子写真方式を採用しており、制御部5にその動作が制御されつつ、原稿の画像データに基づきトナー像を形成し、その形成したトナー像を用紙、OHPシート、ラベルシート等の転写材(以下、「シート」という。)に転写する。
具体的には、画像形成部7は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、転写ローラ等(いずれも不図示)を有する。感光体ドラムは、その表面に例えばアモルファスシリコンのような感光層が設けられる。そのプロセスについて説明すると、この感光体ドラムの周面を、帯電装置により所定の電位に帯電させる。次に、露光装置が、形成すべき画像の画像データにあわせてレーザ光やLEDラインヘッドの光等により、感光体ドラム表面に光を照射して露光し、静電潜像を形成する。
そして、静電潜像に対し、現像装置から所定の電位に帯電したトナーが供給され、静電潜像がトナー像として現像される。ここで、転写ローラは、感光体ドラムと圧接されておりニップを形成している。このニップに、シートを適宜のタイミングで通過させるとともに、転写ローラに感光体ドラムの帯電電位と逆極性の所定の電圧を印加することでトナー像が感光体ドラムからシートに転写される。このようにして、画像形成部7は、シート上にトナー像を形成する。尚、カラー対応の場合は、現像装置や感光体ドラム、帯電装置、露光装置、転写ローラ等を適宜複数備え、場合により、各色のトナー像をシートに転写する前に一時的に転写するための中間転写部を設けてもよく、公知の構成を適用することができる。
前記定着装置8は、トナー像を転写された用紙等のシートが通過する装置である。定着装置8では、用紙及びそのトナー像に対し、加圧・加熱を行いトナーを溶融し、用紙にトナー像を定着させる。そして、トナー像が定着された用紙は、画像形成装置2内から排出され、排出された用紙は、排出トレイ(不図示)等が受け止める。
図1(a)に示す外部コンピュータ9は、画像形成装置2に対し、画像データを送信できるようになっている。そして、本実施形態における画像形成装置2は、原稿読取部4で読み込んだ画像だけでなく、外部コンピュータ9から入力される画像についても画像形成を行うことができる。即ち、本実施形態に係る画像形成装置2は、プリンタとしての機能を有する。
一方、外部コンピュータ9に対し、画像形成装置2から画像データを送信することもできる。即ち、本実施形態に係る画像形成装置2においては、使用者の指示、入力により、原稿読取部4で読み取られ、画像処理部6で処理された原稿の画像データを外部コンピュータ9は、受け取ることができる。即ち、本実施形態に係る画像形成装置2は、スキャナとしての機能を有する。尚、画像データは、画像形成装置2内部の例えば、HDDやフラッシュメモリのような記憶装置(不図示)に記憶しておいてもよい。
又、画像形成装置2は、図1(a)に示すファクシミリ装置10と、電話線等により接続できる。これにより、原稿読取部4で読み取った原稿をファクシミリ装置10に送信したり、外部コンピュータ9は、画像形成装置2を介しファクシミリ装置10に画像データを送信したりすることができる。又、相手方のファクシミリ装置10から受信した画像データに対し画像形成部7等を用いることでプリントアウトすることもできる。即ち、本実施形態に係る画像形成装置2は、ファクシミリとしての機能も有する。
続いて、図1(b)に基づき、本発明の実施形態に係る画像形成装置2の表示部3について説明する。
前記表示部3は、画像形成装置2の正面側上部に配され、図1(b)に示すように、中央にタッチパネル式の液晶表示部11を備える。液晶表示部11では、使用する用紙サイズや、倍率設定、濃度設定、シート枠消し、両面印刷等、画像形成装置2の有する各機能を設定できる。また、右側に種々の基本操作入力キー群12を備える。基本操作入力キー群12は、例えば、コピー枚数やFAX番号など入力するテンキー部13、スタートキー14、クリア/ストップキー15、リセットキー16等から構成され画像形成装置2の動作の基本入力を行うためのキー群となっている。
液晶表示部11の左側には、種々の機能を選択するための機能選択キー群17を備えている。そして、使用者は、画像形成装置2のコピーキー18、プリンタキー19、スキャナキー20、ファックスキー21のいずれかを押下することで、画像形成装置2が備えるいずれの機能を使用するか選択できる。又、画像形成や原稿読み取り等においてカラーで行うか、白黒で行うか、自動判定により行うか自動カラーキー22、フルカラーキー2323、白黒キー24により選択できる。
液晶表示部11、基本操作入力キー群12、機能選択キー群17の上方には、横一列に種々の上方キー群25が配されている。図1(b)の右側から、装置本体の電源を投入するための電源キー26、節電モードを使用するための節電キー27、ジョブ中に割り込んで他のジョブを行う割り込みキー28、画像形成装置2の管理のための部門管理キー29、文書管理キー30、出力管理キー31等が配されている。又、再コピー出力キー32や応用コピーキー33、原稿サイズ混載キー34等も配されている。
ここで、例えば、図1(b)における機能選択キー群17を見ると、コピーキー18、プリンタキー19、スキャナキー20、ファックスキー21の左方には、各モードが選択されていることを示すLED群35が設けられることがある。又、自動カラーキー22、フルカラーキー23、白黒キー24の内部には、どのカラーモードが選択されているか示すためのLEDを設けることもできる。又、基本操作入力キー群12においては、スタートキー14、クリア/ストップキー15、リセットキー16の一部を透光性の部材で構成し、その透光性の部材の下方にLEDを設けて、例えば、スタートキー14はジョブ中は点滅させるような構成が取られることがある。又、上方キー群25においても、各キーを透光性又は半透光性とし、内部にLEDを設け、そのLEDを点灯させ、そのキーに関する設定を行っていることを示すこともある。
このように、表示部3には、多数の光源としてのLEDが設けられることがある。又、複数の光源を同時に点灯させる場合もあれば、1つの光源のみを点灯すべき場合もある。従って、表示部3における光源の表示制御を的確に行わなければ、使用者に対し誤った認識を与えてしまう。又、複数の光源を同時に点灯させる場合、光量が異なることなく光源を点灯をさせる必要がある。尚、本発明における光源は、LEDに限られず、電球等異なる光源を採用することも可能である。
そこで、本発明の実施形態に係る表示制御装置1について、図2を用いて説明する。図2は、本発明の実施形態に係る表示制御装置1の回路図である。
本発明の実施形態に係る表示制御装置1は、大別して、光源駆動部40、表示制御部41、バイナリコード解読部42から構成される。尚、図2では、説明の便宜上、4つの光源の点灯制御を行う表示制御装置1について説明する。又、光源駆動部40及びバイナリコード解読部42は、表示部3における基板上に設けられ、表示制御部41は本体内の基板上に設けられる場合について説明する。
前記光源駆動部40は、光源の数と同数(図2では4つ)のトランジスタ43a、43b、43c、43dを用いて構成される。尚、各トランジスタ43a、43b、43c、43dにおいて同様に説明できる部分は、以下a、b、c、dの符号を、特に説明する場合を除き省略し、トランジスタ43として説明する。尚、トランジスタ43に変えて、例えばFETを用いてもよい。
まず、トランジスタ43のコレクタには、直流の電源VDD1が接続され、電源VDD1に対し、それぞれのトランジスタ43は、並列に接続される。そして、電源VDD1と、コレクタの間に本実施形態においては、光源としての発光ダイオード、即ち、LED44a、44b、44c、44dがそれぞれ接続される(尚、各LED44a、44b、44c、44dにおいて同様に説明できる部分は、以下a、b、c、dの符号を、特に説明する場合を除き省略して説明する。)。一方、エミッタは接地される。
トランジスタ43のベースには、それぞれ2つの抵抗が並列に接続される。トランジスタ43aには抵抗R1a、R2a、トランジスタ43bには抵抗R1b、R2b、トランジスタ43cには抵抗R1c、R2c、トランジスタ43dには抵抗R1d、R2dが接続される。(尚、各抵抗においても同様に説明できる部分は、以下a、b、c、dの符号を、特に説明する場合を除き省略して説明する。)そして、一方の抵抗R1は、後述するバイナリコード解読部42を構成する1つのAND回路61a、61b、61c、61dの出力のいずれかとつながっている。従って、この抵抗R1は、トランジスタ43のベースに流入する電流を制限する役割を果たす。又、一方の抵抗R2は接地される。抵抗R2が接地されることで、AND回路61a、61b、61c、61dからの出力電圧を分圧し、ベースに対し適切な電流が流れる。
動作を説明すると、VDD1がONされている状態で、1つのAND回路61a、61b、61c、61dにおいて論理積がとられ、AND回路61a、61b、61c、61dのいずれかの出力が1(High状態)となれば、対応するトランジスタ43のベースにベース電流が流れ、更に、コレクタ(エミッタ)電流が流れる。そして、コレクタ電流が流れるということは、LED44に順方向の電流が流れることであり、LED44が点灯する。尚、トランジスタ43に、状況に応じて2つ又はそれ以上のLED44を直列につなぎ、同時に点灯させてもよい。
即ち、この1つのトランジスタ43と2つの抵抗R1、R2により、1つのLED44を点灯させるための1つの点灯回路45が形成される。言い換えると、1つの点灯回路45は、1つのLED44の点灯スイッチの役割を果たす。又、トランジスタ43により、点灯回路45のON・OFFを制御するから、構成が簡易であり、光源を正確に個別に点灯させることができる。尚、一般にLED44に電流を流しすぎると、破損するが、点灯回路45ごとに、トランジスタ43の増幅率、抵抗の値を適宜設定することで回避することができる。従って、点灯回路45の構成を適宜設定すれば発光色が異なるLED44や、定格値が異なるLED44を表示部3で組み合わせて使用する必要があっても、本実施形態に係る表示制御装置1で、点灯させることができる。
ここで、図2では、4つの点灯回路45を組み合わせて1つの光源駆動部40が構成されているが、光源駆動部40を構成する点灯回路45は、電源に対し並列に接続されている。これにより、各点灯回路45に対してバイナリコード解読部42で解読された信号を入力することで、各点灯回路45を個別に動作させ、光源を個別に点灯させることができる。
次に、表示制御部41について説明する。
本実施形態における表示制御部41は、表示制御装置1における制御を行うものであり、図2に示すように、中央演算処理装置としてのCPU51、制御に必要となる画像形成装置2の状態情報や、プログラムを記憶させておく等のために、読み書き自在の記憶部であるRAM52、読み出し専用の記憶部であるROM53、場合によりハードディスクドライブ(HDD54)等の記憶装置を有する。又、バイナリコード解読部42にバイナリコードを送信するためのバイナリコード送信部55を有する。
尚、本実施形態における表示制御部41は、画像形成装置2を使用する上で必要となる他の多くの制御も行うこともでき、言い換えると、上述した制御部5(図1(a)参照)の一部を構成するといえるが、ここでは、表示部3における表示制御に関する部分についてのみ記載する。
ここで、表示制御部41には、表示部3での使用者による各種キー(例えばコピーキー18や自動カラーキー22等、図1(b)参照)の入力が伝達される。この表示部3への各種キー入力にあわせて、表示制御部41は、点灯させるべき光源(LED44)について制御を行う。
例えば、電源キー26が押下された場合や画像形成装置2においてコピーやファックス等のいずれかの機能が選択された等、画像形成装置2の状態は、例えば、RAM52に記憶される。この状態情報により、点灯させるべきLED44がCPU51に判断され、具体的な、表示制御部41の動作プログラムは、ROM53や場合によってHDD54から読み出され、実行される。そして、CPU51はバイナリコード送信部55に、後述するバイナリコード解読部42に向けて送信すべきバイナリコードを指示する。
前記バイナリコード送信部55は、バイナリコード解読部42にバイナリコードを送信するためのものであり、バイナリコード解読部42に接続される信号線data1、data2(図2では2本)が接続される。
ここで、詳細は後述するが、表示制御部41は、光源駆動部40と電源VDD1との接続をON又はOFFするスイッチ56も制御する。例えば、スイッチ56には、トランジスタスイッチを用いることができる。
次に、バイナリコード解読部42について説明する。バイナリコード解読部42は、点灯回路45と同数即ち、表示部3が備える光源と同数(図2では4つ)のAND回路61a、61b、61c、61dと、AND回路61a、61b、61c、61dの個数及び信号線data1、data2の数にあわせた(図2では2つ)のNOT回路62a、62bにより構成される。(尚、AND回路61a、61b、61c、61d及びNOT回路62a、62bにおいて同様に説明できる部分は、以下a、b、c、dの符号を、特に説明する場合を除き省略して説明する。)
具体的には、各信号線data1、data2を2本に分岐し、その内1本にNOT回路62が設けられる。尚、バイナリコード解読部42は、電源VDD2と接続され、光源駆動部40とは別に電力が供給されている。
ここで、バイナリコード解読部42の動作を説明すると、図2に示すAND回路61は、2入力1出力であり、論理積をとり、信号線data1、data2から入力される信号がいずれも1(High状態)であれば、出力として例えば、5Vの電圧を出力する。図2に示すように、例えば、信号線data1、data2の出力が1の状態(High状態)であれば、AND回路61aが1の状態(High状態)を出力する。
そして、1本の信号線data1、data2につき、1つのNOT回路62が接続され、NOT回路62を通過すれば信号線data1、data2の出力は、High状態とLow状態が反転する。従って、本実施形態では、図2に示すように、AND回路61aは信号線data1と信号線data2につなぎ、AND回路61bは信号線data1とNOT回路62bによる反転後の信号線data2につなぎ、AND回路61cはNOT回路62aによる反転後の信号線data1と信号線data2につなぎ、AND回路61dは、NOT回路62aによる反転後の信号線data1とNOT回路62bによる反転後の信号線data2に接続する。即ち、信号線data1、data2の出力の組み合わせが、「11」ならばAND回路61a、「10」ならばAND回路61bが、「01」ならばAND回路61cが、「00」ならばAND回路61dが、それぞれ出力1(High状態)を出力する。
そして、各AND回路61の出力は、光源駆動部40の各点灯回路45のベースに接続される。このように、光源駆動部40において、動作する点灯回路45、即ち、点灯する光源を、表示制御部41がバイナリコードにより選択することが可能となる。従って、表示部3にCPU51を搭載しない場合であって、表示部3と表示制御部41が別に構成されている場合、従来のように、LED44等の光源1つに対し表示制御部41から1本の信号線を繋がないから、光源の搭載数が増えても基板上のコネクタ数やワイヤハーネスの本数が大きく増えることがなくコスト削減を図ることができ、実装面積の圧迫を防ぐことができる。
図3を用いて、より詳細にその効果を述べる。図3は、本発明の実施形態に係る表示部3が光源を8つ備えた場合のバイナリコード解読部42を示す回路図である。要するに、図3の回路は、図2の回路を発展させたものである。
まず、本発明においては、バイナリコード解読部42と表示制御部41との信号線の数をn本とすると、2のn乗個のAND回路61を選択することができる、即ち、点灯回路45を介し点灯させる光源を2のn乗個選択することができる。具体的には、図3に示すように、3本の信号線data1、data2、data3を有するなら、8個のAND回路(図3の左側から順にみてAND回路61a〜61h)を選択することができる。ここで、本実施形態における表示制御装置1では、図2に示すように、光源駆動部40と電源を接続するための配線がその構成上1本必要である。従って、図3に示すように8個の光源を表示部3が備えるならば配線は4本必要となる。具体的に式として表すと、
総配線数=n+1(2n-1<N<2n)
但し、n:表示制御部41とバイナリコード解読部42を結ぶ信号線数
N:表示部3が備える総光源数
となる。
総配線数=n+1(2n-1<N<2n)
但し、n:表示制御部41とバイナリコード解読部42を結ぶ信号線数
N:表示部3が備える総光源数
となる。
従って、例えば、従来ならば、表示部3が8個のLED44を備えるならば、8本のワイヤハーネスが表示制御部41の基板と表示部3の基板にそれぞれ接続され、基板に実装するコネクタが大きなものとなっていたが、本実施形態に係る発明によれば、配線は半分の4本で済む。
更にいえば、上記の式に当てはめると、表示部3が16個の光源を備えるならば、従来なら16本の配線が必要であるところ、本発明によれば5本で済み、表示部3が32個の光源を備えるならば、従来なら32本の配線が必要であるところ、本発明によれば6本で済む。従って、表示部3が備える光源が増加するに従って、効果が顕著となる。
次に、図4及び図5に基づき、具体的なLED44の点灯制御について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る点灯制御の一例を示すタイミングチャートであり、(a)は、図2の回路におけるLED44dのみを点灯させる場合のタイミングチャートであり、(b)は、図2の回路におけるLED44a、44b、44c、44dの全てを点灯させる場合のタイミングチャートであり、(c)は、図2の回路におけるLED44c、44d3及び4を点灯させる場合のタイミングチャートである。図5は、本発明の実施形態に係る図3の回路におけるタイミングチャートである。
図4(a)に示すように、図2の回路において、LED44dのみを点灯させる場合、信号線data1、data2の状態は、両方とも、0(Low状態)とすればよい。ここで、周期Tにつき、一定の時間のみ、LED44dを点灯させる。これにより、省電力を達成することができる。具体的に本実施形態では、表示制御部41は、点灯すべき光源の個数を表示部3が備える光源の全個数で割った値を、デューティ比として、光源駆動部40と電源VDD1との接続をスイッチ56で制御し、ON又はOFFする。即ち、図2では、点灯回路45は4つ設けられ、動作すべき点灯回路45は1つであるから、1÷4=0.25であり、光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比は、25%となる。
上記は、全LED44を点灯させる際の電源VDD1のデューティ比を100%とする場合を示すが、全ての光源を点灯させる際の光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比を100%以下とした場合、表示制御部41は、そのデューティ比を表示部3が備える光源の個数で割った値の単位で、光源駆動部40の電源のデューティ比を制御できるようにしておけば、全LED44を点灯させた場合と、1つのLED44が点灯しているときの光量を同じようにすることができる。
次に、図4(b)に示すように、図2の回路において、全てのLED44(具体的には44a〜44d)を点灯させる場合、信号線data1、data2は、周期Tにつき、0(Low状態)と1(High状態)が交互に出力されている必要がある。具体的な信号線data1、data2における状態の組み合わせは、「00」、「01」、「10」、「11」となる。この場合、LED44a〜44dが交互に点灯していくことになる。尚、電源VDD1のデューティ比は100%としている。
次に、図4(c)に示すように、図2の回路において、LED44c、44dを点灯させる場合信号線data1、data2の状態は、信号線data1は、0(Low状態)のままでよいが、信号線data2は、0(Low状態)と1(High状態)が交互に出力されている必要がある。そして、ここでも省電力のため、周期Tにつき、一定の時間のみ、LED44c、44dを点灯させる。具体的には、表示制御部41は、全LED44を点灯させる場合の電源VDD1のデューティ比を100%とした場合、点灯すべき光源の個数(2個)を表示部3が備える前記光源の全個数(4個)で割った値、即ち、2/4=0.5となり、光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比は、50%となるように、表示制御部41は、電源VDD1のON・OFFを行う。
尚、参考までに、基本的な点は、図4での説明と同様であるが、図5を用いて8つのLED44を表示部3が備える場合について説明する。図5に示すように、図3の回路において、AND回路61d及び61eにつながるLED44を点灯させる場合、信号線data1〜data3の状態の組み合わせを、「011」、「100」とすれば、周期Tにつき一定の間、2つのLED44が点灯する。尚、図4における周期Tと図5の周期Tを同一とした場合、信号線data1〜data3におけるパルス幅は半分となる。そして、表示部3が備えるLED44の全てを点灯させた場合の電源VDD1のデューティ比を100%とすると、図5の場合においては、2÷8=0.25であり、光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比は、25%となる。
このように、表示制御部41は、全ての光源を点灯させる際の光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比を表示部3が備える光源の個数で割った値の単位で、光源駆動部40の電源のデューティ比を制御するから、全LED44が点灯中の光量と、1つのLED44が点灯している時の光量が同じに見えるようにすることができる。しかし、全LED44が点灯しているときの光量と、1つのLED44が点灯している時の光量が同じに見える必要がなければ、デューティ比について異なる制御を行うことは、可能である。
ここで、使用者にとって、周波数でいえば50Hzを下回ると、人間の目がちらつきを認識すると言われることを勘案すると、LED44がちらついて見えることを避けるため、少なくとも、周期Tは、20ms以下とすることが望ましい。更に、現在のテレビのリフレッシュレートが60Hzであることを勘案すれば、より好ましくは、約16.7ms以下とすることが望ましい。更に万全を期すならば、10ms以下とすればよい。周期Tをこのように設定することで、LED44の点灯のちらつきを防ぎ、使用者にとって不快感を与えることがない。
従って、図4(a)の場合においては、周期Tを4分割することを考えると、例えば、表示制御部41は電源VDD1や信号線data1、data2のスイッチングを、5.0ms以下の単位で行うことが必要となる。又、図5の場合においては、2.5ms以下の単位でスイッチングを行うことが必要となる。この点は、周期Tにより適宜定めることが可能である。
このようにして、複数の光源を有する表示部3の表示を制御するための表示制御装置1において、複数の光源をそれぞれ点灯させるため複数の点灯回路45を有する光源駆動部40と、光源駆動部40と同一基板上に設けられ、バイナリコードを解読するバイナリコード解読部42と、光源駆動部40とバイナリコード解読部42とは別基板上に設けられ、点灯させるべき光源を示すバイナリコードを生成し、バイナリコード解読部42に送信する表示制御部41を有し、光源駆動部40は、バイナリコード解読部42により解読された信号により、駆動する点灯回路45が選択され、表示制御部41は、全ての光源を点灯させる際の光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比を表示部3が備える光源の個数で割った値の単位で、光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比を制御するようにすれば、表示制御部41と表示部3側の基板とをバイナリコードを送信するための信号線data1、data2で接続するだけで、点灯すべき光源を選択することができる。従って、従来のように、LED44等の光源1つに対し1本の信号線を繋ぐ必要がなくなり、光源の搭載数が増えても基板上のコネクタ数やワイヤハーネスの本数が大きく増えることがないから、コスト削減を図ることができ、実装面積の圧迫を防ぐことができる。
更に、点灯させるべき光源の個数にあわせて、デューティ比を定めるから、表示部3に設けられる光源のうち、一部が明るく一部が暗いというような各光源の光量のばらつきを防ぐことができる。又、デューティ比により、光源の点灯がダイナミックになされるから、省電力を達成することができる。
そして、表示制御部41は、点灯すべき光源の個数を表示部3が備える光源の全個数で割った値を、デューティ比として、光源駆動部40の電源VDD1のデューティ比を制御するようにすれば、全ての光源を点灯させる場合の光源駆動部40の電源のデューティ比を100%とし、これに基づき、光源駆動部40の電源のデューティ比を制御する。このように構成することで、全ての光源の光量が同じに見えるとともに、各光源を最も安定して点灯させることができる。
又、光源駆動部40は、電源VDD1に対し並列に各点灯回路45が接続されるようにすれば、光源駆動部40における各点灯回路45に対してバイナリコード解読部42で解読された信号を入力することで、各点灯回路45を個別に動作させ、光源を個別に容易に点灯させることができる。
又、各点灯回路45は、トランジスタ43を用いて構成されるようにすれば、点灯回路45のON・OFF制御にトランジスタ43を用いるから、構成が簡易であり、光源を正確に個別に点灯させることができる。
又、バイナリコード解読部42は、バイナリコードの論理積を求める複数の論理回路で構成され、論理積の結果が各点灯回路45に伝達されるようにすれば、各点灯回路45に対し論理積の結果を伝達するだけで、点灯回路45のON/OFFを制御することができ、構成が簡易であり、光源を正確に個別に点灯させることができる。
又、画像形成装置2において、複数の光源を有する表示部3と上記の表示制御装置1を備えるようにすれば、従来よりも制御基板や表示部3の基板のコネクタ部が小型化され、ワイヤハーネスの本数の少なく、低コストの画像形成装置2を提供することができる。又、光源の発光量が均一であるから、使用者にとって表示部3を視認し易い画像形成装置2を提供することができる。
又、表示部3の光源はLED44で構成されるようにすれば、コスト的に比較的安価に表示部3を構成でき、実装面積も小さく、消費電力の点で有利である画像形成装置2を提供することができる。
本発明は、複数の光源を有する表示部の表示を制御するための表示制御装置及びこれを備えた画像形成装置等に利用可能である。
1 表示制御装置
2 画像形成装置
3 表示部
40 光源駆動部
41 表示制御部
42 バイナリコード解読部
43、43a〜43d トランジスタ
44、44a〜44d LED(光源)
45 点灯回路
61、61a〜61h AND回路(論理回路)
VDD1 電源
2 画像形成装置
3 表示部
40 光源駆動部
41 表示制御部
42 バイナリコード解読部
43、43a〜43d トランジスタ
44、44a〜44d LED(光源)
45 点灯回路
61、61a〜61h AND回路(論理回路)
VDD1 電源
Claims (7)
- 複数の光源を有する表示部の表示を制御するための表示制御装置において、
複数の前記光源をそれぞれ点灯させるため複数の点灯回路を有する光源駆動部と、
前記光源駆動部と同一基板上に設けられ、バイナリコードを解読するバイナリコード解読部と、
前記光源駆動部と前記バイナリコード解読部とは別基板上に設けられ、点灯させるべき前記光源を示すバイナリコードを生成し、バイナリコード解読部に送信する表示制御部を有し、
前記光源駆動部は、バイナリコード解読部により解読された信号により、駆動する前記点灯回路が選択され、
前記表示制御部は、全ての光源を点灯させる際の前記光源駆動部の電源のデューティ比を前記表示部が備える前記光源の個数で割った値の単位で、前記光源駆動部の電源のデューティ比を制御することを特徴とする表示制御装置。 - 前記表示制御部は、点灯すべき前記光源の個数を前記表示部が備える前記光源の全個数で割った値を、デューティ比として、前記光源駆動部の電源のデューティ比を制御することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
- 前記光源駆動部は、前記電源に対し並列に各前記点灯回路が接続されることを特徴とする請求項1又は2記載の表示制御装置。
- 各前記点灯回路は、トランジスタを用いて構成されることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の表示制御装置。
- 前記バイナリコード解読部は、バイナリコードの論理積を求める複数の論理回路で構成され、論理積の結果が各前記点灯回路に伝達されることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の表示制御装置。
- 複数の光源を有する表示部と請求項1乃至5いずれか1項に記載の前記表示制御装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
- 前記光源はLEDで構成されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007038975A JP2008205773A (ja) | 2007-02-20 | 2007-02-20 | 表示制御装置及びこれを備えた画像形成装置 |
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ID=39782797
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JP (1) | JP2008205773A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017103763A (ja) * | 2015-11-20 | 2017-06-08 | 株式会社リコー | 画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法 |
-
2007
- 2007-02-20 JP JP2007038975A patent/JP2008205773A/ja active Pending
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