JP2008204036A - 遠隔バックアップシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】業務データの発生に応じてバックアップデータを日毎に最新状態にできるとともに、操作ミス等によるデータ消失や災害発生時等に復旧を速やかに行えること。
【解決手段】サーバ1の業務データ5が、バックアップイメージファイルとして管理PC2にバックアップされる。さらに、管理PC内に保存されたバックアップイメージファイルは、インターネット3を経由して遠隔地のデータセンター4におけるディスク11にバックアップされる。これにより、サーバ1のデータを管理PC2とデータセンター4で日毎に最新状態としてバックアップすることできる。さらに、管理PC2とデータセンター4での2重構造のバックアップ体制が築けたことで、よりバックアップデータの消失リスクが軽減される。また、サーバ1のデータが操作ミス等により消失した場合や、災害等で復旧が必要な場合などに復旧作業を速やかに行えるようになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、指定日時の指定時刻における遠隔地へのデータベース及び業務データのバックアップ方法並びにデータベース及び業務データのバックアップ装置、また、災害時等や日常業務中における作業ミス等で発生しうる業務で使用するメインサーバ内のデータ消失ないしデータ紛失に際し、バックアップ装置からのデータベース及び業務データの復元方法並びにデータベース及び業務データ復元装置に関する。
近年、ITはビジネスの基盤となっており、その重要性はますます高まっている。そのため、企業の日常業務においてシステムダウンが及ぼす影響は非常に大きく、場合によっては巨額の損失が発生する可能性があると言われている。以上の背景から、災害時であっても企業活動を継続させることを目的に業務データをバックアップするディザスターリカバリが注目を集めている。
具体的には、地震や火災等の自然災害が発生した場合、業務等において日常的に作成しておいたデータが消失されたり、破壊されたりするのを防ぐために、バックアップデータを作成しておきそのことに対処するという方法がとられている。
だが、予想を超えた巨大地震や火災等の広範囲に及ぶような大規模な自然災害が発生した場合、同じ建築物内、あるいは同じ災害地域内にバックアップデータを用意しておいたとしても、そのバックアップデータまで破損し、復旧が著しく困難になる場合も考えられる。
また、非特許文献1によれば、データバックアップシステムの概念のひとつとしてレプリケーションという仕組みがある。これは、サーバ内のオリジナルデータに対して遠隔地にデータコピーをもつ仕組みである。
図7は、非特許文献1に基づいた従来の構成を示す概念図である。図7で示されたバックアップシステムは、使用者が操作するバックアップ対象サーバ70が設置された場所に対し、一定距離以上離れた遠隔地にバックアップセンター71を設置したものになる。このバックアップセンター71に設置されたデータベース72には、バックアップ対象サーバ70をフルバックアップしたデータ全体80が格納される。そして、業務発生により生じる差分バックアップデータ81については記憶媒体(磁気テープやCD−ROM等)や、ネットワーク73等を介してデータベース72に随時格納される。
これにより、バックアップ対象サーバ70のフルバックアップ80および差分バックアップデータ81を遠隔地のバックアップセンター71にバックアップさせておくことができ、バックアップ対象サーバ70の設置個所が災害等で損傷を受けた場合には、バックアップセンター71からバックアップデータ82(フルバックアップ80および差分バックアップデータ81からなる)を取り寄せてデータ内容の復旧を図ることができるようになる。
このように、特定の広範囲の地域に起こる災害に備えて、遠隔地にデータベースを格納する手段を設置し、データを遠隔地のバックアップセンターにバックアップデータとして格納するという技術は、下記の特許文献1に開示されている。
特開平9−146812号公報 谷井成吉 著 「実践マニュアル コンピュータシステム災害復旧の対策 ディザスターリカバリ対策の構築」 ダイヤモンド社発行 2006年
しかしながら、大規模かつ多量なデータを取り扱っている金融機関や大企業とは違い、中小・零細企業には従来の技術では不向きであった。というのも、従来のシステムには、バックアップ方法及びバックアップ装置の規模が大きくなりがちで導入コストや通信コストがあまりにも高額になってしまうという問題点があった。
特に、バックアップデータを送信するためのメインサーバとバックアップセンターにおける記憶装置間に使用する回線は専用回線を必要とし、月当たり数百万から数千万円の回線コストがかかる。
さらに、回線コストを削減させる手段として、バックアップデータをメインサーバからバックアップセンターに送信する際に使用する回線に回線の通信品質を問わなければ、安価な公衆回線を利用する方法が検討されるが、公衆回線の場合、利用するエンドユーザにより回線使用率が変動するため、バックアップデータをメインサーバからバックアップセンターへ送信する際に、使用される帯域を確保できず、バックアップセンター内にバックアップデータを作成するのに要する時間が大きくかかる可能性がある。
また、とりわけネットワークを介して、業務メインサーバに格納されているデータベース及び業務データを対象となる特定のバックアップセンターにバックアップデータとして格納する際に、業務メインサーバと特定のバックアップセンター間で通信させる必要があり、このときに、業務メインサーバを運用しながらバックアップセンターにバックアップデータを送信することで業務メインサーバにかなりの負荷をかけてしまいメインサーバの運営について不安定な状態に陥ってしまうという問題点もある。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、欠損なしのデータのバックアップと回復及び、バックアップセンター間とのオンライン性能を維持しながらも、平常時の運用管理コストを低減可能とすることにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1 の発明にかかるデータバックアップシステムは、日常の業務において主要的な働きをしているサーバ(以下、「業務サーバ」と表示する)と、その業務サーバ内のデータ内容をバックアップするためのコンピュータ(以下、「管理PC」と表示する)と、管理PCにバックアップされたデータを、バックアップする遠隔地のインターネットデータセンター(以下、「データセンター」と表示する)とからなるデータバックアップシステムにおいて、前記の業務サーバは、日毎に発生したデータをバックアップする前記の管理PCに指定された時刻に転送する手段を持ち、前記の管理PCは、前記の業務サーバからデータをバックアップしたデータを保存する手段と、日毎に前記の業務サーバから受け取ったバックアップデータをデータセンターへ指定された時刻に転送する手段を持ち、前記のデータセンターは、前記の管理PCにおける業務サーバからバックアップしたデータを保存する手段を持つことを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、前記の業務サーバは、日毎の増分バックアップデータと定期的なフルバックアップデータを、イメージファイルに変換させ、増分バックアップイメージファイルとフルバックアップイメージファイルとして管理PC内に保存させる手段を備えたことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、前期の管理PCにおけるデータ処理手段は、バックアップ処理を、前記業務サーバから管理PCへ行った際にイメージファイルへ変換されたバックアップデータに対して、そのイメージファイルをコピーする手段を有し、コピーされたバックアップデータをデータセンターへ転送を実行することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、前記のデータセンターは、前記の管理PCにおける業務サーバから日毎の増分バックアップデータとフルバックアップデータを格納する格納手段と、前記管理PCからフルバックアップされたデータを受ける都度、データセンターにおける格納手段にデータのフルバックアップのバックアップ処理が完了した後にフルバックアップデータを再格納し、旧世代前のバックアップデータを消去するデータ処理手段を備えているので、日毎に全体バックアップデータを最新状態に維持することができ、業務サーバの設置個所が災害等でデータに損傷を受けた場合には、データセンターの全体バックアップデータを用いて迅速な復旧を図ることができる。
この請求項5の発明によれば、データのバックアップ処理実行の有無を適切に判断できるようになり、全体のバックアップデータを常時正常な状態に維持することができるようになる。
また、請求項6の発明にかかるデータバックアップシステムは、請求項5に記載の発明において、前記検証手段は、バックアップ処理の実行が適切でないときには、該当するエラー内容を記録することを特徴とする。
この請求項7の発明によれば、ネットワークを介して業務サーバ、管理PC、データセンター間での、フルバックアップデータや増分バックアップデータを転送することができ、データ転送を容易に行えるようになる。また、セキュリティの高いネットワークを使用しているため、通信途中でデータをやり取りする際に、第三者からの不正的なアクセスや、データの改竄などを防ぐことを特徴とする。
本発明の効果は以下の通りである。
まず、請求項目1、請求項目2、請求項目3、請求項目4に記載の発明より表れる効果について記す。
請求項目1、請求項目2、請求項目3、請求項目4に記載の発明より表れる第一の効果は、業務用サーバ内におけるバックアップ対象のデータの暗号化を自動的に行った後、管理PC へのバックアップを自動的に行うことにある。これにより、使用者は、データが更新される毎に行っていたバックアップ作業や、あるいは、定期的なデータのバックアップ作業に関して、自動的に業務サーバから管理PCへデータのバックアップが行われる。
請求項目1、請求項目2、請求項目3、請求項目4に記載の発明より表れる第二の効果は、管理PCからデータセンターへの自動転送にある。バックアップ管理端末にイメージ化して保存された情報は、データセンターに定期的に自動転送され、保管される。
請求項目1、請求項目2、請求項目3、請求項目4に記載の発明より表れる第三の効果は、業務用サーバにおいて欠損した特定のファイルの復旧にある。業務用サーバ内の特定のファイルのみを復旧させたい場合、管理PCからの復旧作業にて行うことができる。これにより、業務用サーバ上のファイルを消してしまい、それをすぐに復元したい場合、データセンターを介することなく、速やかに復元させることが可能となる。
請求項目1、請求項目2、請求項目3、請求項目4に記載の発明より表れる第四の効果は、業務用サーバ本体に何らかの障害が発生し、故障した場合の復旧にある。この場合は、別途、同型のバックアップ用対象サーバを用意し復旧用プログラムから起動させ、管理PC内にあるバックアップファイルから復旧作業を行うことができる。
請求項目1、請求項目2、請求項目3、請求項目4に記載の発明より表れる第五の効果は、バックアップ対象サーバ本体及び、管理PCのどちらともが同時に障害が発生した場合の復旧にある。この場合にも、別途、同型のバックアップ用対象サーバと適当な管理PCを用意し、管理PC側にデータセンターからのバックアップファイルのコピーを行った後に、管理PC内のバックアップファイルからバックアップ対象サーバへの復旧作業を行うことができる。
また、請求項目3に記載の発明により、管理PCにおけるデータ処理手段は、バックアップ処理を、前記業務サーバから読み出した際に、バックアップデータをイメージファイルに変化させたイメージファイルのコピーに対して実行するので、バックアップデータを保護しながらデータ処理を行うことができるようになり、システムの信頼性を向上できるという効果が表れる。
続いて、請求項目5に記載の発明より、データセンターにおいて、データ処理手段は、バックアップ処理の実行が適切であるか検証する検証手段を備え、適切でないときには前記バックアップ処理を不実行にするので、データのバックアップ処理実行の有無を適切に判断できるようになり、全体のバックアップデータを常時正常な状態に維持する効果が表れる。
また、請求項目6に記載の発明より、請求項5に記載の発明においての検証手段にて、前記バックアップ処理の実行が適切でないときには、該当するエラー内容を記録するので、バックアップデータ及びデータ処理の異常を検出し、適切な対策を施せるという効果が表れる。
請求項目7に記載の発明より、請求項1 〜 6のいずれか一つに記載において、前記の管理PCと前記のデータセンターとの間でデータを転送するネットワークを備えたことで、管理PCとデータセンター間のオンライン性能を維持しつつ、業務サーバは常時安定したパフォーマンスを発揮できるという効果が表れることに加え、ネットワークを介して業務サーバ、管理PC、データセンター間での、フルバックアップデータや増分バックアップデータをセキュリティが保たれた状態で安全に転送することができるとともに、データ転送を容易に行える効果が表れる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるデータバックアップシステムおよびデータバックアップ方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。図1〜図6を参照すると、本発明のデータバックアップシステムの一実施形態が示されている。
図1は、この発明にかかるデータバックアップシステムの構成を示す概要図である。利用者は、所定個所にバックアップ対象サーバ1と管理PC2 を設置している。そして、このバックアップ対象サーバ1と管理PC設置個所から、所定距離離れた遠隔地には、データセンター4 が設けられている。
バックアップ対象サーバ1 は、業務データ5を有している。業務データ5 は、定期的なフルバックアップと日毎の増分バックアップを管理PC側へ行う。この時、サーバ1側はフルバックアップデータ及び、増分バックアップデータをそれぞれ、フルバックアップイメージファイル6と増分バックアップイメージファイル7とし、イメージファイルに変換(イメージファイル化8)させ、管理PC2側へ転送9する。
管理PC内に蓄えられたイメージファイルは、インターネット 3を介してデータセンター3 に転送される。
管理PCからデータセンターへのデータ転送においては、VPN回線10を使用しているためセキュリティが保たれた状態で安全的に転送することができる。
データセンター4 に、日毎、管理PCから送られてくるイメージファイルのデータはディスク11に格納される。
データセンターから管理PCへデータをリストアする12場合は、VPN回線を使用し、データセンターに保存されているイメージファイルからリストア対象のイメージファイルを管理PC側へ転送する。
管理PCからバックアップ対象サーバへデータをリストアする13場合は、管理PCに保存されているイメージファイルをバックアップファイル対象サーバからリストア対象のイメージファイルを呼び出す。
次に、図2のフローチャート図より本発明の動作について説明する。
バックアップ対象サーバから予め指定された日時に従って、管理PCへバックアップを開始するa2。
管理PCはバックアップ対象サーバから送られてきたバックアップファイルを保存するa3。
管理PCは保存されたバックアップファイルを予め定められたスケジュールに従いデータセンターへの転送プログラムを起動するa4。
このとき、管理PC側より起動された転送プログラムよりデータセンターとの通信が正常に接続されているかどうかを判断するa5。
転送プログラムが管理PC側とデータセンターとの通信の接続を異常と判断した場合、バックアップ処理が実行されず、ログにエラー内容が記録されa7、バックアップ処理が終了するa12。
管理PC側とデータセンターとの通信の接続が正常と判断した場合、バックアップ処理が実行され、データセンターへバックアップファイルが転送されるa6。
転送プログラムは、データセンターへ転送されたバックアップファイルのバックアップが完了した時点で、データセンター内にある保管されているファイルとの世代の情報を確認するa8。
転送プログラムは、データセンター内に保管されているファイルについて世代交代についての必要の有無を判断するa9。
データセンターへ転送されてきたバックアップファイルが新世代のものであると転送プログラムが判断した場合、旧世代の保管ファイルは削除されるa10。
データセンターへ転送されてきたバックアップファイルが同世代だった場合は、管理PC側のログへ、データセンターへのバックアップが正常に完了した内容が出力されるa11。
また、a10より旧世代の保管ファイルが削除された場合は、管理PC側のログへ、データセンターへのバックアップが正常に完了した内容と旧世代の保管ファイルが削除された内容が出力されるa11。
管理PCへのログが出力され、バックアップ処理が終了a12する。
図3は、本発明のデータバックアップシステムにおいてデータ転送機能を示すブロック図である。
バックアップ対象サーバから、管理PCへバックアップを開始するとき(a2)、バックアップ対象サーバ内では、インストールされているバックアップソフトウェアから予め設定されているスケジュールプログラムが開始されるc1。
このバックアップソフトウェアバックアップ対象ドライブ毎バックアップc2をイメージファイルに変換し管理PC側へ行う。
バックアップ対象サーバから送られてきたイメージファイル化されたバックアップファイルのデータは管理PC内のディスクにある共有領域c3に格納され、バックアップファイルとして保存される(a3)。
c3に格納されたバックアップファイルは、管理PC内の転送プログラムによりコピーされ、転送プログラムが定められたスケジュールに則り、データセンターとの接続が正常であることを確認してコピーされたバックアップファイルをデータセンターのディスクへ転送するc4。
管理PCから転送されてきたバックアップファイルはデータセンターのディスクに格納されるc5。
また管理PC内には、VPNのクライアントソフトウェアc6が、データセンター内にはソフトウェアVPN受付サーバc7が用意されており、c4からc5へかけての転送手段として用いられる管理PC・データセンター間のネットワーク回線はVPN回線を使用している。
図4、図5、図6はデータ復旧時の動作を表したフローチャート図である。
図4は、図1の12における工程を表したフローチャート図である。これは、主に、管理PCが故障してしまいデータセンター側からデータをリストアする必要があるときに行われる。
まず、管理PCを起動させた後に、復旧プログラムを起動するd2。
復旧プログラムはデータセンターとの接続を開始するd3。このとき復旧プログラムはデータセンターとの接続を確認し、データセンターとの通信が正常に接続されているかどうかを判断するd4。
復旧プログラムが管理PC側とデータセンターとの通信の接続を異常と判断した場合、復旧するデータのリストアが実行されず、ログにエラー内容が記録されd5、データの復旧処理が終了するd14。
管理PC側とデータセンターとの通信の接続が正常と判断した場合、復旧プログラムはデータセンター内にあるファイルリストの情報を取得するd6。
取得されたファイルリストは管理PCにおいて復元ファイルリストとして表示されるd7。ここで、利用者は復元するファイルの選択d8を行い、データセンターに管理PCへの転送の要求を行うd9。
データセンター側では、管理PCから復旧プログラムによって要求されたファイルを管理PCへ転送するd10。
復旧プログラムは、データセンターから管理PCへ復元ファイルが正常に転送されたかどうかの可否を判断しd11、成功時の内容、失敗時の内容がそれぞれログに出力されるd12,d13。
転送が成功した場合は、管理PCへバックアップイメージファイルは再格納され、復元プログラムは終了するd14。
以上により、図4の管理PC内において、バックアップ対象サーバにおけるバックアップファイルの復元は完了し、バックアップ対象サーバから復旧の要求があった場合、速やかに実行することができる。
図5は、図1の13における工程を表したフローチャート図である。これは、主に、バックアップ対象サーバ内において特定のファイルが紛失あるいは破壊された場合、そのファイルを復旧させるため、管理PC側から該当するデータをリストアする必要があるときに行われる。
まず、バックアップ対象サーバ内にあるバックアップソフトを起動させるe2。
起動したバックアップソフトは管理PCとの接続を開始するe3。このときバックアップ対象サーバと管理PCとの間において通信の接続ができなかった場合、復旧処理は終了するe11。
バックアップソフトが管理PCとの通信の接続を確認した場合、管理PC内にあるファイルリストの情報を取得するe4。
取得されたファイルリストはバックアップ対象サーバにおいて復元ファイルリストとして表示されるe5。ここで、利用者は復元するファイルの選択e6を行い、管理PC側にバックアップ対象サーバへの転送の要求を行うe7。
管理PC側では、バックアップ対象サーバからバックアップソフトによって要求されたファイルをバックアップ対象サーバへ転送するe8。
バックアップソフトは、管理PCからバックアップ対象サーバへ復元ファイルが正常に転送されたかどうかの可否を判断しe9、成功の場合ファイルの復元e10が行われ、終了するe11。転送が失敗した場合は、復旧処理は終了するe11。
以上により、図5のバックアップ対象サーバの復旧プロセスは完了する。バックアップ対象サーバと管理PCは同一LAN上に存在するため、復旧作業に要する時間はそれほどかからないことから、これは、単純な業務ミスによるデータ紛失や破損などの復旧に適している。
図6は、図1の13における工程を表したフローチャート図である。これは、主に、バックアップ対象サーバが故障してしまい管理PC側からデータをリストアする必要があるときに行われる。
まずは、バックアップ対象サーバを復旧用CD−ROMから起動させるf2。
復旧用CD−ROMから起動したバックアップソフトより、管理PCへの接続の設定を行うf3。
管理PCへの接続設定を行ったバックアップ対象サーバから、バックアップソフトは管理PCとの接続を開始するf4。このときバックアップ対象サーバと管理PCとの間において通信の接続ができなかった場合、復旧処理は終了するf12。
バックアップソフトが管理PCとの通信の接続を確認した場合、管理PC内にあるイメージファイルの情報を取得するf5。
取得されたイメージファイルはバックアップ対象サーバにおいてイメージファイルのリストとして表示されるf6。ここで、利用者は復元するイメージファイルの選択f7を行い、管理PC側にバックアップ対象サーバへの復元の要求を行うf8。
管理PC側では、バックアップ対象サーバからバックアップソフトによって要求されたイメージファイルをバックアップ対象サーバへ送り復元が開始するf9。
バックアップソフトは、管理PCからバックアップ対象サーバへ復元ファイルが正常に転送されたかどうかの可否を判断しf10、成功の場合ファイルの復元f11が行われ、終了するf12。転送が失敗した場合は、復旧処理は終了するf12。
以上により、図6のバックアップ対象サーバの復旧プロセスは完了する。この場合の復旧にかかる時間は、復元されたデータをバックアップしたときにかかった時間とほぼ同程度である。
これら、本発明にかかるデータバックアップシステムおよびデータバックアップ方法は、データのフルバックアップおよび増分バックアップ処理を行うために有用であり、特に、日常発生しうる業務ミスから災害発生時等まで広い範囲でデータの復旧に適している。
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例である。ただし、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施および応用が可能である。
本発明のデータバックアップシステムにおける構成を示す概要図。 本発明のデータバックアップシステムにおけるデータ処理手順を示すフローチャート図。 本発明のデータバックアップシステムにおいてデータ転送機能を示すブロック図 業務サーバ及び、管理PCに障害が発生し、利用者側からデータの修復が不可能になった場合の復旧時のフローチャート図。 業務サーバの一部のファイルが破壊されていたり、消失していたりした場合の復旧時のフローチャート図。 業務サーバに障害が発生し、サーバ内でのデータの修復が不可能になった場合の復旧時のフローチャート図。 従来のデータバックアップシステムの構成を示す概要図。
符号の説明
1 バックアップ対象サーバ
2 管理PC
3 インターネット
4 データセンター
5 業務データ
6 フルバックアップイメージファイル
6a 管理PC からコピーされたフルバックアップイメージファイル
7 増分バックアップイメージファイル
7a 管理PC からコピーされた増分バックアップイメージファイル
8 イメージファイル化
9 バックアップ対象サーバから管理PCへの転送
10 VPN回線

11 バックアップファイル格納ディスク
12 データセンターから管理PCへのリストア
13 管理PCからバックアップ対象サーバへのリストア

Claims (7)

  1. 日常の業務において主要的な働きをしているサーバ(以下、「業務サーバ」と表示する)と、その業務サーバ内のデータ内容をバックアップするためのコンピュータ(以下、「管理PC」と表示する)と、管理PCにバックアップされたデータを、バックアップする遠隔地のインターネットデータセンター(以下、「データセンター」と表示する)とからなるデータバックアップシステムにおいて、前記の業務サーバは、日毎に発生したデータと定期的なフルバックアップデータをバックアップする前記の管理PCへ指定された時刻に転送する手段を持ち、前記の管理PCは、前記の業務サーバからバックアップしたデータを保存する手段と、日毎に前記の業務サーバから受け取ったバックアップデータをデータセンターへ指定された時刻に転送する手段を持ち、前記のデータセンターは、前記の管理PCにおける業務サーバからバックアップしたデータを保存する手段を持つことを特徴とするデータバックアップシステム。
  2. 前記の業務サーバは、日毎の増分バックアップデータと定期的なフルバックアップデータを、イメージファイルに変換させ、増分バックアップイメージファイルとフルバックアップイメージファイルとして管理PC内に保存させる手段を備えたことを特徴とするデータバックアップシステム。
  3. 前期の管理PCにおけるデータ処理手段は、バックアップ処理を、前記業務サーバから管理PCへ行った際にイメージファイルへ変換されたバックアップデータに対して、そのイメージファイルをコピーする手段を有し、コピーされたバックアップデータをデータセンターへ転送を実行することを特徴とするデータバックアップシステム。
  4. 前記のデータセンターは、前記の管理PCから転送されてきた業務サーバ内の日毎の増分バックアップデータと定期的なフルバックアップデータを保存する手段と、前記の管理PCからフルバックアップされたデータを受け取る度に、データセンターにおけるデータの保管場所にデータのフルバックアップのバックアップ処理が完了した後にフルバックアップデータを再格納し、旧世代前のバックアップデータを消去するデータ処理手段を備えたことを特徴とするデータバックアップシステム。
  5. 前記のデータセンターにおいて、データ処理手段は、バックアップ処理の実行が適切であるかどうか検証する手段を備え、適切でないときには前記バックアップ処理を実行に移さないことを特徴とする請求項1 〜4 のいずれか一つに記載のデータバックアップシステム。
  6. 前記検証手段は、前記バックアップ処理の実行が不適切なときに、該当するエラー内容を記録することを特徴とする請求項5に記載のデータバックアップシステム。
  7. 前記の管理PCと前記のデータセンターとの間でデータを転送する手段として、VPNを使用することで、データは認証や暗号化で厳重に保護・管理されるためセキュリティの高いネットワークを備えたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載のデータバックアップシステム。
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