JP2008204020A - 情報処理方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顧客の行動履歴に対応するショッピングカートの移動履歴から有意なデータを抽出する。
【解決手段】本方法は、ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、位置データ格納部に格納するステップと、位置データ格納部に格納されている位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、移動データ格納部に格納する区間抽出ステップと、移動データ格納部に格納されている位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている位置データを含む移動区間における位置データを除外するステップとを含む。このように移動速度が所定時間以上となっている場合には、子供などが遊びでショッピングカートを動かしているか、又は単に急いで移動しているだけであって、有意なデータを抽出できないためである。
【選択図】図3

Description

本発明は、顧客の行動履歴から有意なデータを抽出し、利用するための技術に関する。
例えば、特開2006−185293号公報には、店舗等における顧客行動を把握し、行動パターンから興味を示す商品を推定し、さらには購入に至るまでの行動パターンなどの特徴を、商品の購入、非購入に関係なく収集するための技術が開示されている。具体的には、店舗の入出口および売場毎に設置され、顧客が保持している無線タグから顧客識別情報を読み取る読み取り手段と、読み取った顧客識別情報に基づき各顧客の店舗内での移動経路および立ち寄った売場での滞在時間を格納する第1のデータベースと、格納した移動経路および売場毎の滞在時間に基づき各顧客が興味を示す商品を推定し、その推定した商品の情報を第2のデータベースに格納する手段とを備えるものである。
また、特開2003−288472号公報には、テーマパーク、ショッピングモールその他の施設において運営の効率化を図るための技術が開示されている。具体的には、テーマパークにおいて、ビジターガイド装置の利用状況に基づいて購入履歴情報を取得するRFID検出部と、RFID検出部で取得した購入履歴情報をビジター管理サーバに送信する通信部とを建物に設置する。ビジター管理サーバは、購入履歴情報を受信したときは、受信した購入履歴情報に基づいて、ビジターが購入したことのある商品またはサービスに関連する商品またはサービスに関する関連商品案内情報を生成し、生成した関連商品案内情報をビジターガイド装置に送信する。ビジターガイド装置は、関連商品案内情報を受信したときは、受信した関連商品案内情報を表示部に表示する。
特開2006−185293号公報 特開2003−288472号公報
これらの従来技術のように、店内での顧客の停滞位置を分析すれば、顧客が興味を持った商品を推測できる。しかし、顧客が所持する装置などによって移動経路を記録するとプライバシーの問題が発生する。従って、ショッピングカートの位置情報を利用することが考えられる。
但し、ショッピングカートの移動履歴から無条件に情報を抽出すると、誤った分析を行う可能性がある。例えば、ショッピングカートの停滞位置を、そのまま顧客が品定めをしている位置とみなすには、問題がある。
従って、本発明の目的は、顧客の行動履歴に対応するショッピングカートの移動履歴から有意なデータを抽出するための技術を提供することである。
本発明の情報処理方法は、処理部と、位置データ格納部と、移動データ格納部とを有するコンピュータによって実行される情報処理方法であって、処理部により、ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、位置データ格納部に格納するステップと、処理部により、位置データ格納部に格納されている位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、移動データ格納部に格納する区間抽出ステップと、処理部により、移動データ格納部に格納されている位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている位置データを含む移動区間における位置データを除外するステップとを含む。
このように移動速度が所定時間以上となっている場合には、子供などが遊びでショッピングカートを動かしているか、又は単に急いで移動しているだけであって、有意なデータを抽出できないためである。
また、本発明の情報処理方法が、処理部により、ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップをさらに含むようにしてもよい。そして、上で述べた所定のルールが、商品投入データ格納部に格納されている商品投入の情報を用いて特定される商品の投入位置が、当該商品の陳列位置の所定範囲内である場合において、商品の投入位置に対応し且つ位置データ格納部に格納されている位置データを含む移動区間である場合もある。商品の投入位置が、商品の陳列位置から離れている場合には、ショッピングカートが放置されているか又は購買者とは別の者が操作していると考えられ、ショッピングカートの移動軌跡を見ても有意なデータが含まれている可能性は低いためである。
さらに、本発明の情報処理方法が、処理部により、ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップをさらに含むようにしてもよい。そして、上で述べた区間抽出ステップが、投入データ格納部に格納されている商品投入の情報に関連し且つ位置データ格納部に格納されている位置データを特定する特定ステップと、商品の陳列位置のデータを格納する陳列データ格納部を上記商品投入の情報に含まれる商品データで検索して、当該商品投入に係る商品の陳列位置のデータを特定するステップと、特定ステップで特定された位置データが商品投入に係る商品の陳列位置の所定範囲内であることを示しているか判断するステップと、特定ステップで特定された位置データが商品投入に係る商品の陳列位置の所定範囲内であることを示している場合には、特定ステップで特定された位置データを含む移動区間の移動データを移動データ格納部に格納するステップと、を含むようにしてもよい。このような処理を具体的に実施することによって、商品の投入位置が商品の陳列位置から離れているケースに該当する位置データを除外する。
なお、特定ステップで特定された前記位置データを含む移動区間が、商品投入の情報の直前の商品投入の情報に関連する位置データから、特定ステップで特定された位置データまでの区間である場合もある。
さらに、本発明の情報処理方法は、処理部により、ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップと、処理部により、検索条件として指定された商品のデータで投入データ格納部を検索し、該当する商品投入の情報を抽出するステップと、処理部により、抽出された商品投入の情報に関係するショッピングカートについての位置データを移動データ格納部から抽出するステップと、処理部により、抽出された位置データにおいてショッピングカートの停滞に相当する位置データで、商品の陳列位置のデータを格納する陳列データ格納部を検索してショッピングカートの停滞位置における商品を特定するステップと、処理部より、ショッピングカートの停滞位置における商品についてデータを出力する出力ステップとをさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、検索条件に係る商品に関連して購買者が購入を検討したと考えられる商品についてデータを取得することができるようになる。
なお、上で述べた出力ステップは、ショッピングカートの停滞位置における商品についてデータを、店内地図上に配置するステップを含むようにしてもよい。このようにすれば、店内の商品配置などマーケティング活動において有用である。
なお、本情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、このプログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークなどを介してデジタル信号として配信される場合もある。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
本発明によれば、顧客の行動履歴に対応するショッピングカートの移動履歴から有意なデータを抽出することができるようになる。
本発明の実施の形態では、ショッピングカートの移動軌跡を単純に用いるのではなく、有意な移動軌跡を抽出する。例えば、図1に示すように、ショッピングカートの移動軌跡は、子供がショッピングカートを操作する場合などがあるため、購買者の移動軌跡とは必ずしも一致しない。一致しないことは、図1の例では、ショッピングカートの移動軌跡上に存在しない商品Aを購入していることから分かるが、実際に購入者がショッピングカートを操作している区間は判別できない。
本実施の形態では、図2に示すように、ショッピングカートへの購入商品の投入位置をショッピングカートの移動軌跡に重ねると共に当該購入商品の投入位置の陳列位置との乖離を把握することによって、購買者自身がショッピングカートを操作していた区間を推定する。
具体的には、図2の例では、購入商品Aについては、陳列位置と商品投入位置が大幅に離れているので、購入商品Aの投入位置までの区間は無効区間と設定する。一方、購入商品Bについては、陳列位置と商品投入位置とがほぼ一致しているので、前回商品投入位置から商品Bの商品投入位置までの区間については有効区間として採用する。なお、単に購入商品のみに着目するものではなく、ショッピングカートの移動軌跡上における停滞位置から有意なデータを抽出することを目的とするため、停滞時間が短く移動速度が速い場合には、有意なデータを抽出できないので、当該有効区間を無効化する。
そして、例えば特定の商品を購入した購入者が、移動軌跡の有効区間内でどのような位置に停滞したかを分析することによって、有効なマーケティング活動を行うことができるようになる。
本実施の形態では、このようにショッピングカートの移動軌跡における有効区間を適切に抽出し、有意なデータを移動DBに蓄積し、分析するものである。
図3に、本実施の形態に係るシステム概要図を示す。販売フロアの開始エリア13には自身から所定の範囲内に入ったカートRFIDを読み取るRF(Radio Frequency)IDリーダ132とRFIDリーダ132が読み取ったRFID等を例えば無線で送信する送信部131のセットが配置されており、各陳列棚11及び12にもRFIDリーダ112及び122と送信部111及び121のセットが配置されており、終了エリア10にもRFIDリーダ102と送信部101のセットが配置されている。送信部101乃至131は、RFIDリーダ102乃至132が読み取ったショッピングカートのRFIDと読み取り日時と自己のリーダIDとを例えば無線基地局3及びネットワーク1を介して管理サーバ7に送信する。なお、送信部101乃至131は、有線でネットワーク1に接続されている場合もある。また、本実施の形態では、ショッピングカート5は必ず開始エリア13から終了エリア10に移動するものとする。
ショッピングカート5には、カートRFID51と、商品52に付されている商品RFID521を読み取るRFIDリーダ53と、RFIDリーダ53が読み取った商品RFID521等を無線により送信する送信部54とが搭載されている。送信部54は、RFIDリーダ53が読み取った商品RFID521と読み取り日時と自己のリーダIDとを無線基地局3及びネットワーク1を介して管理サーバ7に送信する。
システムサイドのネットワーク1には、販売フロア側に設置されている無線基地局3と、管理サーバ7とが接続されている。管理サーバ7は、管理サーバ7に接続されている検索端末9からの検索要求に応答する検索部71と、本実施の形態における主要な処理を実施する選別部72と、ネットワーク1を介して受信したデータを適切なデータベース(DB)に格納する受信部73と、移動DB74と、陳列DB75と、位置DB76と、投入DB77と、移動IDテーブル78と、商品表示テーブル79とを含む。検索部71と選別部72と受信部73とは、移動DB74と陳列DB75と位置DB76と投入DB77とにアクセス可能となっている。なお、検索部71は、移動IDテーブル78及び商品表示テーブル79を用いて処理を行う。
次に、図4乃至図25を用いて図3に示したシステムの処理内容を説明する。まず、図4乃至図9を用いて、データ収集フェーズにおける処理を説明する。開始エリア13のRFIDリーダ132は、顧客が開始エリア13を通過する際に、顧客が利用するショッピングカート5のカートRFID51を読み取り、そのカートIDと通過日時とを取得する(ステップS1)。そして、RFIDリーダ132は、カートIDと通過日時のデータとRFIDリーダ132のリーダID(以下、開始リーダIDと呼ぶ)とを送信部131に出力する。送信部131は、RFIDリーダ132から、カートIDと通過日時と開始リーダIDとを取得すると、取得したカートIDと通過日時と開始リーダIDとを無線基地局3及びネットワーク1を介して管理サーバ7に送信する(ステップS3)。管理サーバ7の受信部73は、開始エリア13の送信部131から、カートID及び通過日時と開始リーダIDとを受信し、位置DB76に登録する(ステップS5)。
同様に、販売フロアにおける陳列棚12のRFIDリーダ122は、顧客が当該陳列棚12を通過する際に、顧客が利用するショッピングカート5のカートRFID51を読み取り、そのカートIDと通過日時とを取得する(ステップS7)。そして、RFIDリーダ122は、カートIDと通過日時のデータと陳列棚12のRFIDリーダ122のリーダIDとを送信部121に出力する。送信部121は、RFIDリーダ122から、カートIDと通過日時とリーダIDとを取得すると、取得したカートIDと通過日時とリーダIDとを無線基地局3及びネットワーク1を介して管理サーバ7に送信する(ステップS9)。管理サーバ7の受信部73は、陳列棚12の送信部121から、カートIDと通過日時とリーダIDとを受信し、位置DB76に登録する(ステップS11)。このような処理を、各移動先の陳列棚で繰り返す。
そして、最後に、終了エリア10のRFIDリーダ102は、顧客が終了エリア10を通過する際に、顧客が利用するショッピングカート5のカートRFID51を読み取り、そのカートIDと通過日時とを取得する(ステップS13)。そして、RFIDリーダ102は、カートIDと通過日時のデータとRFIDリーダ102のリーダID(以下、終了リーダIDと呼ぶ)とを送信部101に出力する。送信部101は、RFIDリーダ102から、カートIDと通過日時と終了リーダIDとを取得すると、取得したカートIDと通過日時と終了リーダIDとを無線基地局3及びネットワーク1を介して管理サーバ7に送信する(ステップS15)。管理サーバ7の受信部73は、終了エリア10の送信部101から、カートID及び通過日時と終了リーダIDとを受信し、位置DB76に登録する(ステップS17)。
例えば、図5に示したような販売フロアにおいて、太線で示すようにショッピングカート5が移動した場合には、図6に示すようなデータが位置DB76に格納される。なお、図5において丸印は、ショッピングカートの停滞位置を示している。また、1乃至6の矩形は陳列棚を示しており、L1乃至L3、R1乃至R3は、RFIDリーダを表す。さらに、Sは開始エリア13を表し、Eは終了エリア10を表す。
また、図6のテーブル例では、リーダIDの列と、カートIDの列と、通過日時の列と、移動IDの列とを含む。なお、ショッピングカートは何回も使用されるため、開始から終了までの1回の使用を識別するためのIDが、移動IDである。但し、移動IDは現段階では登録されない。また、DRSSSは開始エリアを表し、DR1L2は陳列棚DR1のRFリーダL2であることを表し、DREEEは終了エリアを表す。なお、実際には複数のカートIDのレコードが混在することになるが、図6の例では簡単化するため1つのカートIDしか出現しない例を示している。また、移動速度が速い場合には処理対象から除外されるが、図6の例では星印のレコードが前のレコードとの差分時間が2秒以下であり、後の処理において処理対象から除外される。
また、顧客がショッピングカート5に対して商品を投入する際の処理を、図7を用いて説明する。まず、ショッピングカート5のRFIDリーダ53は、顧客による商品52のショッピングカートへの投入に応じて、商品RFID521から商品IDを読み取ると共に、投入日時を取得し(ステップS21)、送信部54に商品ID及び投入日時を出力する。送信部54は、商品ID及び投入日時とショッピングカート5のIDであるカートIDとを、無線基地局3及びネットワーク1を介して、管理サーバ7に送信する(ステップS23)。管理サーバ7の受信部73は、ショッピングカート5の送信部54から、商品ID及び投入日時とカートIDを受信し、投入DB77に登録する(ステップS25)。
例えば、図8に示したような販売フロアにおいて、黒丸で示すような位置でショッピングカート5に商品を投入する。ここでは、商品IDがP002、P031、P005及びP044である商品がその商品の陳列棚の前でショッピングカートに投入され、商品IDがP033及びP028である商品がそれらの商品の陳列棚から離れた位置でショッピングカートに投入されている様子を示している。
また、図8で示した商品の投入は、投入DB77に図9に示すように反映される。図9のテーブル例では、カートIDと、投入商品IDと、投入日時とが登録されるようになっている。ショッピングカート5だけではどの位置で投入されたかは分からないので、投入DB77には位置は登録されない。なお、実際には複数のカートIDが混在するデータが蓄積されるが、ここでは簡単化のため1つのカートIDしか出現しない例を示している。
次に、選別部72の処理を図10乃至図18を用いて説明する。まず、図10により選別部72の処理概要を説明する。まず、選別部72は、移動データ生成処理を実施する(ステップS31)。その後、移動区間削除処理を実施する(ステップS33)。これによって、移動DB74に有意なデータが蓄積され、後に説明する検索処理にてマーケティング活動に必要なデータが抽出できるようになる。
次に、図11乃至図15を用いて移動データ生成処理について説明する。選別部72は、位置DB76内のレコードをカートID及び通過日時でソートする(ステップS41)。そして、開始リーダIDから終了リーダIDまでを1単位として移動IDを付与する(ステップS43)。図6に示したように同一移動IDが、開始エリアを表すDRSSSがリーダIDとして登録されているレコードから、終了エリアを表すDREEEがリーダIDとして登録されているレコードまでに割り振られる。
次に、選別部72は、投入DB77の未処理レコードを1つ読み出す(ステップS45)。例えば処理対象範囲における先頭レコードを読み出す。そして、位置DB76において、ステップS45で読み出したレコードにおけるカートID及び通過時刻に該当するレコードを検索する(ステップS47)。
ステップS47で該当レコードが抽出できなければ(ステップS49:Noルート)、端子Bを介して図13のステップS63に移行する。一方、ステップS47で該当レコードを抽出できれば(ステップS49:Yesルート)、選別部72は、位置DB76の該当レコードと投入DB77における処理対象レコードにおける商品IDとを対応付けて例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS51)。また、陳列DB75を、投入DB77から読み出したレコードにおける商品名又は商品IDで検索し、陳列位置を特定する(ステップS53)。例えば、陳列DB75には、図12に示すようなデータが格納されている。図12のテーブル例では、陳列RFIDリーダ毎に、陳列RFIDリーダIDと、カバー範囲と、商品IDと、商品名とが格納されている。このように商品名又は商品IDに対応する陳列位置、すなわち陳列RFIDリーダIDを特定することができる。
そして、選別部72は、陳列位置がステップS47で抽出されたレコードにおける投入位置と一致しているか判断する(ステップS55)。不一致である場合には、陳列位置と異なる位置で商品が投入されたものとして、端子Bを介して図13のステップS63に移行する。一方、一致する場合には、端子Aを介して図13のステップS57に移行する。
図13の処理の説明に移行して、選別部72は、ステップS47で今回抽出された、位置DB76におけるレコードそれ自身を除き、当該レコードにおける移動IDと同じ移動IDのレコードが、メインメモリなどの記憶装置に格納されているか判断する(ステップS57)。ステップS51で、ステップS47で抽出された、位置DB76の該当レコードと商品IDとを格納しているが、これより前に、同じ移動IDのレコードを抽出済みであるかを判断する。ステップS47で今回抽出された、位置DB76におけるレコードそれ自身を除き、当該レコードにおける移動IDと同じ移動IDのレコードが、メインメモリなどの記憶装置に格納されていない場合には、同じ移動IDについて開始位置から今回の商品投入位置までのレコードを位置DB76から読み出し、移動DB74に書き込む(ステップS59)。この際、商品投入位置のレコードには、投入商品の商品IDを追加する。そしてステップS63に移行する。
一方、ステップS47で今回抽出された、位置DB76におけるレコードそれ自身を除き、当該レコードにおける移動IDと同じ移動IDのレコードが、メインメモリなどの記憶装置に格納されている場合には、選別部72は、同じ移動IDのレコードであって1回前にメインメモリなどの記憶装置に格納されているレコードを特定し、当該特定されたレコードから今回の商品投入位置までのレコードを位置DB76から読み出し、移動DB74に書き込む(ステップS61)。この際、商品投入位置に該当するレコードには、投入商品の商品IDを追加する。また、位置DB76に書き込む際に、そのまま書き込もうとすると、前回商品投入位置に該当するレコードは重複する場合もある。この場合には重複して書き込む必要はない。そしてステップS63に移行する。
移動DB74には、例えば図14に示すようなデータが格納される。図14のテーブル例には、陳列RFIDリーダIDと、カートIDと、通過日時と、移動IDと、投入商品の商品IDとが登録されるようになっている。なお、図8の場合、開始位置から商品P002投入まで、商品P002投入から商品P031投入まで、商品P031投入から商品P005投入まで、商品P005投入から商品P044投入までのレコードがそれぞれ移動DB74に登録される。
ステップS63では、選別部72は、投入DB77に未処理のレコードが存在するか判断し(ステップS63)、未処理のレコードが存在する場合は、投入DB77の次のレコードを読み出し(ステップS65)、図11のステップS47に戻る。一方、全てのレコードについて処理を行った場合には、元の処理に戻る。
このような処理を行えば、図15に示すように、商品Aの商品投入位置が陳列位置と一致する場合であっても、次にショッピングカートに投入した商品Bの商品投入位置が陳列位置と一致しない場合には、商品Aの商品投入位置から商品Bの商品投入位置までのレコードは移動DB74には登録されない。一方、次にショッピングカートに投入した商品Cの商品投入位置が陳列位置と一致する場合には、商品Bの商品投入位置から商品Cの商品投入位置までのレコードは移動DB74に登録される。なお、商品Bの商品投入位置が仮に陳列位置と一致する場合には、商品Aの商品投入位置から商品Bの商品投入位置までのレコードと、商品Bの商品投入位置から商品Cの商品投入位置までのレコードが移動DB74に登録されるが、商品Bの商品投入位置のレコードが重複するので、本実施の形態では重複登録を行わない。但し、重複登録するようにしても良い。なお、商品Aの商品投入位置から商品Bの商品投入位置までのレコードと、商品Cの商品投入位置から商品Dの商品投入位置までのレコードとが登録される場合には、商品Bの商品投入位置のレコードと商品Cの商品投入位置のレコードが並ぶことになる。
また、ステップS45及びS65からも分かるように、投入DB77に格納されたレコードをベースに処理を行っているので、投入DB77についてもカートID及び読み取り時刻でソートする方が好ましい。ソートしない場合には、最終的に移動DB74の全てのレコードを移動ID及び時刻でソートすることが好ましい。
次に、図16乃至図18を用いて、図10におけるステップS33の移動区間削除処理について説明する。選別部72は、まず移動DB74において未処理の移動IDを特定し(図16:ステップS70)、nを1に初期化する(ステップS71)。そして、特定の移動IDについて、移動DB74におけるn番目のレコードとn+1番目のレコードとを読み出す(ステップS73)。そして、n番目のレコードとn+1番目のレコードの通過時間についての差分時間を算出する(ステップS75)。そして、この差分時間が所定時間以下であるか判断する(ステップS77)。すなわち、移動スピードが所定の基準以上であるかを判断している。差分時間が所定時間を超える場合にはステップS81に移行する。
一方、差分時間が所定時間以下である場合には、前回商品投入位置からその次の商品投入位置までのレコードを移動DB74から削除する(ステップS79)。例えば図17の例では、商品Bと商品Cの商品投入位置の間に、×印で示されているように、移動スピードが所定の基準以上となってしまっているレコードが存在する場合には、商品Bの商品投入位置から商品Cの商品投入位置までのレコードを削除する。但し、例えば商品Bの商品投入位置のレコードより1つ前のレコードに商品IDが登録されているレコードが存在しない場合には、商品Bの商品投入位置のレコードの次のレコードから商品Cの商品投入位置のレコードまでを削除する。上の処理で重複登録を避けるようにしているため本処理で削除すると、重複して削除したことになるためである。
そしてステップS81では、n+1番目のレコードが、同一移動IDについての最終レコードであるか判断する(ステップS81)。同一移動IDについての最終レコードではないと判断された場合には、nを1インクリメントしてステップS73に戻る(ステップS83)。一方、同一移動IDについての最終レコードである場合には、全ての移動IDについて処理したか判断し(ステップS84)、未処理の移動IDが存在する場合にはステップS70に戻る。一方、全ての移動IDについて処理した場合には元の処理に戻る。
このように、移動スピードが所定の基準以上となっている区間を移動DB74から削除することによって、購買者が自らショッピングカートを操作していないと推測される区間及び単に急いで移動していると推測される区間を無効化することができる。
図14の例では、星印のレコードが前のレコードと比較して差分時間が所定時間2秒以内であるから、商品P005から商品P044までの区間が削除される。但し、商品P005の商品投入位置のレコードは残される。従って、図18に示されるようなデータが、図16の処理の後には移動DB74に残ることになる。
次に、図19乃至図25を用いて、移動DB74に蓄積されたデータを活用するための検索処理について説明する。例えば、検索者は検索端末9を操作して管理サーバ7の検索部71にアクセスする。そうすると、検索サーバ7の検索部71は、例えば検索条件入力ページ・データを検索端末9に送信する。検索端末9は、例えば検索条件入力ページ・データを受信し、表示装置に表示する。例えば図19に示すような画面が表示される。図19の画面例では、検索条件である検索方法として検索対象の商品を入力する欄と、検索対象期間を入力する欄と、検索実行を指示する実行ボタンと、元のメニューページなどに戻るための戻るボタンとを含む。なお、検索方法については、他の方法を選択できるようにしてもよい。例えば、検索対象商品として、指定商品に加え、ショッピングカートが停止した位置にある他の商品という検索方法を選択できるようにしても良い。ここでは、説明を単純化するために商品を指定する場合について説明する。
検索者が、検索条件として検索対象商品の入力を行い、検索対象期間の入力を行い、さらに実行ボタンをクリックすると、検索者端末9は、検索条件の入力を受け付け、当該検索条件のデータを管理サーバ7の検索部71に送信する。検索部71は、検索者端末9から検索対象商品及び検索対象期間についてのデータを含む検索条件を受信し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS91)。
そして、検索部71は、投入DB77を検索条件に係る商品のデータで検索し、検索条件に係る商品(例えば商品A)が投入されているとされるレコードを特定する(ステップS95)。そして、特定されたレコードにおいて投入日時が検索条件に係る検索対象期間内であるか判断する(ステップS97)。
特定されたいずれのレコードにおいても、その投入日時が検索条件に係る検索対象期間内ではないと判断された場合には、検索部71は、検索条件の再指定を促す通知を検索端末9に送信し、当該通知を表示させる(ステップS99)。そしてステップS91に戻る。
一方、特定されたいずれかのレコードにおいて投入日時が検索条件に係る検索対象期間内である場合には、特定されたレコードであって投入日時が検索条件に係る検索対象期間内であるレコードの投入時間帯及びカートIDで位置DB76を検索し、該当するレコードを位置DB76から抽出し、当該レコードの対応する移動IDを移動IDテーブル78に登録する(ステップS101)。このように、検索条件に合致する、投入DB77内のレコードを特定し、当該レコードに関係する移動IDを特定して、後の処理で移動DB74内の関連レコードを特定する。ステップS101の後に、処理は端子Dを介して図22の処理に移行する。なお、移動IDテーブル78には、例えば図21のようなデータが格納される。すなわち、該当する移動IDのリストである。
図22の処理の説明に移行して、検索部71は、移動IDテーブル78の未処理移動IDを特定する(ステップS103)。そして、特定された移動IDと一致する移動IDを有するレコードを移動DB74から抽出する(ステップS105)。例えば移動IDが「M0001」であれば、図18に示したようなデータが抽出される。そして、商品表示テーブル79を初期化し(ステップS107)、nを1に初期化する(ステップS109)。
そして、検索部71は、ステップS105で抽出したレコードのうちn番目のレコードとn+1番目のレコードを読み出し(ステップS111)、n番目のレコードとn+1番目のレコードの通過時刻についての差分時間を算出する(ステップS113)。なお、n番目のレコードとn+1番目のレコードで通過時間が不連続になっている場合もある。例えば、商品IDが登録されているレコードが連続する場合には、その間に削除されてしまったレコードが存在しているが、そのような場合には、差分時間を、以下で述べる第2の所定時間未満の固定値であるとして設定するようにしても良い。
そして、検索部71は、差分時間が第2の所定時間以上であるか判断する(ステップS115)。すなわち、充分ショッピングカートを停止させているかを判断する。そして、差分時間が第2の所定時間未満である場合には、nを1インクリメントしてステップS111に戻る(ステップS117)。一方、差分時間が第2の所定時間以上である場合には、処理は端子Eを介して図23の処理に移行する。
図23の処理の説明に移行して、検索部71は、n番目のレコードの位置(陳列RFIDリーダID)で商品表示テーブル79を検索する(ステップS119)。該当レコードが存在していない場合には(ステップS121:Noルート)、n番目のレコードの位置で陳列DB75を検索し、該当商品ID及び商品名を特定する(ステップS125)。そして、商品表示テーブル79に、位置、商品ID、商品名及びカウント=1を新規レコードとして登録する(ステップS127)。そしてステップS129に移行する。一方、該当レコードが既に商品表示テーブル79に存在している場合には(ステップS121:Yesルート)、該当レコードのカウントを1インクリメントする(ステップS123)。そしてステップS129に移行する。
商品表示テーブル79に格納されるデータの一例を図24に示す。図24の例では、陳列RFIDリーダIDと、商品IDと、商品名と、カウントとが登録されるようになっている。この商品表示テーブル79は、検索条件に係る商品を購入した購入者が、有意な移動軌跡区間において第2の所定時間以上停止した場所の商品のデータを蓄積することになる。なお、本実施の形態では、陳列棚に陳列RFIDリーダが設置されている例を採用しているが、もし陳列棚以外にRFIDリーダが設置されている場合には、例えばステップS125で商品ID及び商品名が陳列DB75から抽出できないので、ステップS127をスキップすればよい。
ステップS129では、検索部71は、ステップS105で抽出されたレコードに未処理レコードが存在しているか判断する(ステップS129)。未処理のレコードが存在している場合には、端子Fを介して図22のステップS117に移行する。一方、ステップS105で抽出されたレコードが全て処理された場合には、移動IDテーブル78において未処理の移動IDが存在しているか判断する(ステップS131)。未処理の移動IDが存在する場合には、端子Dを介して図22のステップS103に移行する。
一方、未処理の移動IDが存在しない場合には、検索部71は、予め例えば陳列DB75に格納されているフロア図上に商品表示テーブル79のデータを配置する(ステップS133)。多数のレコードが商品表示テーブル79に格納されている場合には、カウント値が大きな値のレコードを優先する。さらに、検索条件に係る商品を陳列DB75で検索し、検索結果をフロア図に配置する(ステップS135)。そして、処理後のフロア図を検索結果として、検索端末9に送信する(ステップS137)。検索端末9は、管理サーバ7から検索結果を受信し、表示装置に表示する。
例えば図25のような画面が表示される。図25の画面例では、フロア図において陳列棚4の陳列RFIDリーダL1付近に検索条件に係る商品Aのデータ(商品Aと商品ID「P030」)が配置されており、陳列棚2の陳列RFIDリーダR3付近に商品表示テーブル79内の商品のデータ(商品名「鶏がらスープの素」と商品ID「P028」とカウント値「12」)が配置されており、陳列棚5の陳列RFIDリーダL2付近に商品表示テーブル79内の商品のデータ(商品名「サラダ油」と商品ID「P041」とカウント値「25」)が配置されている。このようにすれば、商品Aに関連して、商品P028及びP041に注目する購買者が多いということが分かる。
また、検索条件を追加すれば、上で述べた興味を持った商品のうち購入した商品をも特定することも可能である。
このように、ショッピングカートの移動軌跡のうち有意な区間のデータを抽出することによって、様々なマーケティングに関する有効なデータを抽出することができるようになる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図3に示した機能ブロック図は必ずしも実際のプログラムモジュール構成と一致しない場合もある。
さらに、処理フローについても上で述べた処理ステップの配列でなくとも、同様の機能を実現することができれば、どのように変更することも可能である。
なお、検索端末9と管理サーバ7は例えばコンピュータ装置であって、図26に示すように当該コンピュータ装置においては、メモリ2501(記憶部)とCPU2503(処理部)とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS)及びWebブラウザを含むアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。このようなコンピュータは、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
処理部と、位置データ格納部と、移動データ格納部とを有するコンピュータによって実行される情報処理方法であって、
前記処理部により、ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、前記位置データ格納部に格納するステップと、
前記処理部により、前記位置データ格納部に格納されている前記位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、前記移動データ格納部に格納する区間抽出ステップと、
前記処理部により、前記移動データ格納部に格納されている前記位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている前記位置データを含む前記移動区間における位置データを除外するステップと、
を含む情報処理方法。
(付記2)
前記処理部により、前記ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップ
をさらに含み、
前記所定のルールが、
前記商品投入データ格納部に格納されている前記商品投入の情報を用いて特定される商品の投入位置が、当該商品の陳列位置の所定範囲内である場合において、前記商品の投入位置に対応し且つ前記位置データ格納部に格納されている前記位置データを含む移動区間であることである
付記1記載の情報処理方法。
(付記3)
前記処理部により、前記ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップ
をさらに含み、
前記区間抽出ステップが、
前記投入データ格納部に格納されている前記商品投入の情報に関連し且つ前記位置データ格納部に格納されている前記位置データを特定する特定ステップと、
商品の陳列位置のデータを格納する陳列データ格納部を前記商品投入の情報に含まれる商品データで検索して、当該商品投入に係る商品の陳列位置のデータを特定するステップと、
前記特定ステップで特定された前記位置データが前記商品投入に係る商品の陳列位置の所定範囲内であることを示しているか判断するステップと、
前記特定ステップで特定された前記位置データが前記商品投入に係る商品の陳列位置の所定範囲内であることを示している場合には、前記特定ステップで特定された前記位置データを含む移動区間の位置データを前記移動データ格納部に格納するステップと、
を含む付記1記載の情報処理方法。
(付記4)
前記特定ステップで特定された前記位置データを含む移動区間が、前記商品投入の情報の直前の前記商品投入の情報に関連する位置データから、前記特定ステップで特定された前記位置データまでの区間である付記3記載の情報処理方法。
(付記5)
前記処理部により、前記ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップと、
前記処理部により、検索条件として指定された商品のデータで前記投入データ格納部を検索し、該当する前記商品投入の情報を抽出するステップと、
前記処理部により、抽出された前記商品投入の情報に関係する前記ショッピングカートについての前記位置データを前記移動データ格納部から抽出するステップと、
前記処理部により、抽出された前記位置データにおいて前記ショッピングカートの停滞に相当する前記位置データで、商品の陳列位置のデータを格納する陳列データ格納部を検索して前記ショッピングカートの停滞位置における商品を特定するステップと、
前記処理部より、前記ショッピングカートの停滞位置における商品についてデータを出力する出力ステップと、
をさらに含む付記1記載の情報処理方法。
(付記6)
前記出力ステップが、
前記ショッピングカートの停滞位置における商品についてデータを、店内地図上に配置するステップ
を含む付記5記載の情報処理方法。
(付記7)
ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、位置データ格納部に格納するステップと、
前記位置データ格納部に格納されている前記位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、移動データ格納部に格納する区間抽出ステップと、
前記移動データ格納部に格納されている前記位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている前記位置データを含む前記移動区間における位置データを除外するステップと、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記8)
ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、位置データ格納部に格納する手段と、
前記位置データ格納部に格納されている前記位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、移動データ格納部に格納する区間抽出手段と、
前記移動データ格納部に格納されている前記位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている前記位置データを含む前記移動区間における位置データを除外する手段と、
を有する情報処理装置。
ショッピングカートの移動軌跡と購入者の移動軌跡の乖離を説明するための図である。 ショッピングカートの移動軌跡に商品の投入位置を重ねた場合を説明するための図である。 本発明の実施の形態における機能ブロック図である。 位置データの登録処理フローを示す図である。 ショッピングカートの移動経路の一例を示す図である。 位置DBに格納されるデータの一例を示す図である。 商品投入データの登録処理フローを示す図である。 商品投入の一例を示す図である。 投入DBに格納されるデータの一例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるメインの処理フローを示す図である。 移動データ生成処理の処理フローの第1の部分を示す図である。 陳列DBに格納されたデータの一例を示す図である。 移動データ生成処理の処理フローの第2の部分を示す図である。 移動DBに格納されるデータの一例を示す図である。 移動データ生成処理の概要を説明するための図である。 移動区間削除処理の処理フローを示す図である。 移動区間削除処理を実施する際に削除される移動区間を説明するための図である。 移動区間削除処理を実施した後の移動DBに格納されているデータの一例を示す図である。 検索条件入力画面の一例を示す図である。 検索処理の処理フローの第1の部分を表す図である。 移動IDテーブルの一例を示す図である。 検索処理の処理フローの第2の部分を表す図である。 検索処理の処理フローの第3の部分を示す図である。 商品表示テーブルの一例を示す図である。 検索結果表示画面の一例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
1 ネットワーク 3 無線基地局
5 ショッピングカート 7 管理サーバ
9 検索端末
10 終了エリア 11 陳列棚 12 陳列棚
13 開始エリア
51 カートRFID 52 商品 53 RFIDリーダ
54 送信部 521 商品RFID
101,111,121,131 送信部
102,112,122,132 RFIDリーダ
71 検索部 72 選別部 73 受信部
74 移動DB 75 陳列DB 76 位置DB
77 投入DB 78 移動IDテーブル
79 商品表示テーブル

Claims (6)

  1. 処理部と、位置データ格納部と、移動データ格納部とを有するコンピュータによって実行される情報処理方法であって、
    前記処理部により、ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、前記位置データ格納部に格納するステップと、
    前記処理部により、前記位置データ格納部に格納されている前記位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、前記移動データ格納部に格納する区間抽出ステップと、
    前記処理部により、前記移動データ格納部に格納されている前記位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている前記位置データを含む前記移動区間における位置データを除外するステップと、
    を含む情報処理方法。
  2. 前記処理部により、前記ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップ
    をさらに含み、
    前記所定のルールが、
    前記商品投入データ格納部に格納されている前記商品投入の情報を用いて特定される商品の投入位置が、当該商品の陳列位置の所定範囲内である場合において、前記商品の投入位置に対応し且つ前記位置データ格納部に格納されている前記位置データを含む移動区間であることである
    請求項1記載の情報処理方法。
  3. 前記処理部により、前記ショッピングカートに対する商品投入の情報を取得し、投入データ格納部に格納するステップと、
    前記処理部により、検索条件として指定された商品のデータで前記投入データ格納部を検索し、該当する前記商品投入の情報を抽出するステップと、
    前記処理部により、抽出された前記商品投入の情報に関係する前記ショッピングカートについての前記位置データを前記移動データ格納部から抽出するステップと、
    前記処理部により、抽出された前記位置データにおいて前記ショッピングカートの停滞に相当する前記位置データで、商品の陳列位置のデータを格納する陳列データ格納部を検索して前記ショッピングカートの停滞位置における商品を特定するステップと、
    前記処理部より、前記ショッピングカートの停滞位置における商品についてデータを出力する出力ステップと、
    をさらに含む請求項1記載の情報処理方法。
  4. 前記出力ステップが、
    前記ショッピングカートの停滞位置における商品についてデータを、店内地図上に配置するステップ
    を含む請求項3記載の情報処理方法。
  5. ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、位置データ格納部に格納するステップと、
    前記位置データ格納部に格納されている前記位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、移動データ格納部に格納する区間抽出ステップと、
    前記移動データ格納部に格納されている前記位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている前記位置データを含む前記移動区間における位置データを除外するステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  6. ショッピングカートの店内移動状況を表す位置データを取得し、位置データ格納部に格納する手段と、
    前記位置データ格納部に格納されている前記位置データから、所定のルールに合致する移動区間における位置データを抽出し、移動データ格納部に格納する区間抽出手段と、
    前記移動データ格納部に格納されている前記位置データのうち、移動速度が所定値以上となっている前記位置データを含む前記移動区間における位置データを除外する手段と、
    を有する情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017033442A (ja) * 2015-08-05 2017-02-09 株式会社ニューロマジック 位置情報収集装置、感応型コンテンツ表示装置、位置情報管理サーバ、及びその方法
CN112926704A (zh) * 2019-12-06 2021-06-08 东芝泰格有限公司 信息处理装置和存储介质
WO2022001741A1 (zh) * 2020-06-29 2022-01-06 菜鸟智能物流控股有限公司 提醒装置及提醒装置管理系统

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