JP2008202881A - 冷却ブロック体および冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱の効率の向上が図られ、流路の変更や修理が容易な冷却ブロック体および冷却装置を提供すること。
【解決手段】本体3a内部に備えられ、冷却媒体が流れる流路3bと、この流路3bへ冷却媒体が流入する流入部3eと、流路3bから冷却媒体が流出する流出部3eとを有する冷却ブロック体3を構成する。また、冷却装置2の流路の一部を冷却ブロック体3,4の内部に形成される流路3b,4bにより形成すること。
【選択図】 図1
【解決手段】本体3a内部に備えられ、冷却媒体が流れる流路3bと、この流路3bへ冷却媒体が流入する流入部3eと、流路3bから冷却媒体が流出する流出部3eとを有する冷却ブロック体3を構成する。また、冷却装置2の流路の一部を冷却ブロック体3,4の内部に形成される流路3b,4bにより形成すること。
【選択図】 図1
Description
本発明は、冷却ブロック体および冷却装置に関する。
冷却装置は、冷却媒体が循環する流路、この流路に配置される吸熱部と放熱部、および冷却媒体を該流路内に循環させるためのポンプ等を備える。そして、かかる冷却装置は、ポンプから送出された冷却媒体が、吸熱部から放熱部に送られ、そして再びポンプに戻るという順で流路を循環する構成になっている。このように流路内を冷却媒体が循環することにより、被冷却部の熱が冷却媒体に吸収され、そして、熱を吸収した冷却媒体の熱が放熱部において空気中等に放出されることで冷却媒体の冷却が行われる。すなわち、冷却媒体は流路内を循環することにより、被冷却部の熱を吸収し、そして、この吸収した熱を放熱部において放熱し冷却され、再び被冷却部の熱を吸収するというサイクルを繰り返す。
上述のような冷却装置においては、ポンプ、吸熱部および放熱部のそれぞれの間の流路は、例えば、特許文献1に開示されるように、金属製の肉薄の管体により形成されている。
しかしながら、流路を肉薄の管体で形成した場合には、管体の外周面積は管体の内周面積に比べてやや広くなる程度で、実質的にほぼ同程度である。すなわち、管体内を流れる冷却媒体の熱が空気中へ放出される部分(管体の外周面)の面積は狭いものとなっている。したがって、冷却媒体の熱が管体を介して空気中へ放出される際の効率は低いものである。つまり、冷却媒体に吸収された熱の放熱が行われる部分は、流路の途中に設けられた放熱部が大きな割合を占めている。言い換えれば、冷却媒体の放熱のほとんどは、該放熱部から行われ、管体からはほとんど行われていない。そのため、放熱の効率が低いという問題がある。
また、従来の冷却装置は、一旦、流路を形成すると、その流路の変形が困難である。さらに、流路の一部に損傷が発生した場合であっても流路を全部交換する必要があるなど、修理の際に大きな労力を要する。
そこで、本発明は、放熱の効率の向上が図られ、流路の変更や修理が容易な冷却ブロック体および冷却装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、冷却ブロック体を、本体内部に備えられ、冷却媒体が流れる流路と、流路へ冷却媒体が流入する流入部と、流路から冷却媒体が流出する流出部とを有する構成とした。
冷却ブロック体をこのように構成することで、流路内の冷却媒体の放熱の効率の向上が図れ、また、流路の変更や修理が容易となる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、流入部と流出部は、冷却媒体の流入方向と冷却媒体の流出方向とが互いに交差するように配設されていることとする。冷却ブロック体をこのように構成することで、流路の方向を変えることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、内部には流路が複数本形成されることとする。冷却ブロック体をこのように構成することで、流路を長くすることなく、流路と本体との接触面積を増やすことができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、冷却ブロックの流入部と、他の冷却ブロックの流入部とは互いに結合する結合部を有することとする。冷却ブロック体をこのように構成することで、冷却ブロック体同士を容易に接続することができる。
上述の課題を解決するため、流路内の冷却媒体をポンプにより循環させ、冷却媒体により被冷却部の吸熱を行う冷却装置において、流路の少なくとも一部が、上述の冷却ブロック体の内部に形成される流路により形成されていることとする。
冷却装置をこのように構成することで、流路内の冷却媒体の放熱の効率の向上を図ることができる。
また、他の発明は、上述の発明に加え、ポンプは、冷却ブロック体の流路中に配設されていることとする。冷却装置をこのように構成することで、ポンプの配設位置の自由度を高くすることができる。
本発明によれば、放熱の効率の向上が図られ、また、流路の変更や修理が容易な冷却装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態に係る冷却装置1について図1を参照しながら説明する。図1は、冷却装置1の斜視図である。この冷却装置1は、ポンプ2、複数(本実施の形態では4つ)の冷却ブロック体3、同じく複数(本実施の形態では3つ)の冷却ブロック体4および複数の管体5を有する。
以下、本発明の実施の形態に係る冷却装置1について図1を参照しながら説明する。図1は、冷却装置1の斜視図である。この冷却装置1は、ポンプ2、複数(本実施の形態では4つ)の冷却ブロック体3、同じく複数(本実施の形態では3つ)の冷却ブロック体4および複数の管体5を有する。
先ず、冷却ブロック体3の構成を図2(A)を参照しながら説明する。この図2(A)は、冷却ブロック体3の斜視図である。冷却ブロック体3は、熱伝導率の高い材料により形成されるブロック状の本体3aと本体3aの内部に形成された流路3bを有する。本実施の形態では、本体3aをアルミ材から形成しているものとする。
本体3aは、全体として扁平した直方体を呈し、幅広面3c,3cは略正方形を呈している。本体3aの内部には、幅広面3c,3cとの間に流路3bが形成されている。この流路3bは、直方体を呈する本体3aの互いに対向する側面である側面3dから側面3dに貫通するように形成されている。
流路3bの側面3d,3dへの貫通部分は、流入部または流出部となる開口部3e,3eとして形成される。冷却媒体は、一方の開口部3eから流入しそして他方の開口部3eから流出する。これらの開口部3e,3eには、その周縁に沿って、側面3d,3dに対して直角に立ち上がる円筒部を成す管体接続部3f,3fが形成されている。なお、流路3bは、側面3dと側面3dを通る本体3aの中心3Mに沿って形成されている。
次に、図2(B)を参照しながら冷却ブロック体4の構成を説明する。この図2(B)は、冷却ブロック体4の斜視図である。冷却ブロック体4も、冷却ブロック体3と同様に熱伝導率の高い材料としてアルミ材から形成される本体4aと、この本体4aの内部に形成される流路4bとを有する。
本体4aも、全体として扁平した直方体を呈し、幅広面4c,4cは略正方形を呈している。本体4aの内部には、幅広面4c,4cとの間にL字状の流路4bが形成されている。この流路4bは、直方体を呈する本体4aの互いに直交する側面4d,4dの内、一方の側面4dから他方の側面4dに貫通するように形成されている。
流路4bの側面4d,4dへの貫通部分は、開口部4e,4eとして形成される。冷却媒体は、一方の開口部4eから流入しそして他方の開口部4eから流出する。これらの開口部4e,4eにも、その周縁に沿って、側面4d,4dに対して直角に立ち上がる円筒部を成す管体接続部4f,4fが形成されている。なお、流路4bは、一方の側面4dを通る本体4aの中心4M1と他方の側面4dを通る本体4aの中心4M2に沿って形成され、本体4aの中心で直角に折れ曲がることで、一方の側面4dから他方の側面4dにL字状に貫通している。
本実施の形態における冷却装置1は、上述のように構成される冷却ブロック体3,4およびポンプ2を、ポンプ2の出力側2aから入力側2bに順に冷却ブロック体3と冷却ブロック体4とを交互に配置し、全体として、正方形の枠を成すように配置している。
冷却ブロック体3の管体接続部3fと冷却ブロック体4の管体接続部4fは、管体5が液密な状態で外挿されるようになっている。すなわち、隣接する冷却ブロック体3と冷却ブロック体4とは、管体接続部3fと管体接続部4fに管体5を外挿することにより管体5を介して接続されている。この外挿は、例えば、ねじ結合、嵌合、圧入等により行う。また、ポンプ2の出力側2aと入力側2bも管体5によりポンプ2の両側に配設される冷却ブロック体3,3に液密に接続されている。
上記のように、冷却ブロック体3、冷却ブロック体4およびポンプ2が管体5により接続されることで、冷却ブロック体3の流路3bと冷却ブロック体4の流路4bとが接続され、ポンプ2の出力側2aから入力側2bに巡る一繋がりの流路となる循環流路6が形成されることになる。つまり、冷却ブロック体3内の流路3b、冷却ブロック体4内の流路4bおよび管体5により循環流路6が構成される。このような循環流路6内に冷却媒体を充填し、ポンプ2を稼動すると、循環流路6内を、冷却媒体が、ポンプ2の出力側2aから入力側2bに向かって循環することになる。
ところで、管体5は、冷却ブロック体3と冷却ブロック体4による冷却性を高めるため、できるだけ短い長さにするのが好ましい。すなわち、冷却装置1は、管体5をできるだけ短く形成することにより、循環流路6が冷却ブロック体3,4により覆われる割合ができるだけ多くなるように構成することが好ましい。しかしながら、他の部材の配置関係等から、管体5を長くするように形成してもよい。例えば、図1に示す構成から、冷却ブロック体3を取り除き、残った冷却ブロック体4との間、および冷却ブロック体4とポンプ2との間を繋ぐ管体5を長くしてもよい。また、逆に、冷却ブロック体4を取り除き、残った冷却ブロック体3との間、および冷却ブロック体3とポンプ2との間を繋ぐ管体5を長くしてもよい。
上記のように構成される冷却装置1は、例えば、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)に相当する被冷却部R1(図1において点線で示す部分)に、複数の冷却ブロック体3の中の1つの冷却ブロック体3の幅広面3cを接触させ、また、他のCPUに相当する被冷却部R2(図1において点線で示す部分)に、複数の冷却ブロック体4の中の1つの冷却ブロック体4の幅広面4cを接触するように配設する。そして、ポンプ2を稼動し、循環流路6内に冷却媒体を循環させる。そうすると、被冷却部R1,R2に接触させられた冷却ブロック体3,4の幅広面3c,4cから被冷却部R1,R2の熱が吸収され、さらに、冷却ブロック体3,4が吸収した熱は冷却媒体に吸収されることで、被冷却部R1,R2を冷却することができる。このように、被冷却部R1,R2に接触させられる冷却ブロック体3,4は、被冷却部R1,R2の熱を吸収する吸熱手段として機能することになる。
吸熱手段として機能する冷却ブロック体3,4を通過する際に、冷却ブロック体3,4の熱を吸収した冷却媒体は、被冷却部R1,R2と接触していない各冷却ブロック体3,4を通過する際を通過する際に、これらの冷却ブロック体3,4へ熱が放熱される。冷却ブロック体3,4に放熱された熱は、冷却ブロック体3,4から空気中に放熱される。このように、被冷却部R1,R2に接触していない冷却ブロック体3,4は、冷却媒体の放熱手段として機能することになる。なお、管体5からも冷却媒体の熱は放熱される。
循環流路6を構成する流路3b,4bは、冷却ブロック体3,4内に形成され、冷却ブロック体3,4は上述したように、アルミ材により形成されている。このため、流路3b,4b内を流れる冷却媒体内の熱は、熱伝導率の高いアルミ材で形成される冷却ブロック体3,4にスムーズに吸収され(熱伝導し)、冷却ブロック体3,4の表面から空気中に放熱される。流路3b,4bを冷却ブロック体3,4の内部に形成することで、流路3b,4bを肉薄の管体で形成するのに比べて、流路3b,4b内を流れる冷却媒体の熱が空気中へ放出される部分の面積が広く確保されている。また、冷却装置1は、上述したように管体5は短く構成され、循環流路6が冷却ブロック体3,4に覆われている部分が多くなるように構成されている。そのため、循環流路6内の冷却媒体の放熱を冷却ブロック体3,4に対して効率良く行うことができる。
また、本実施の形態においては、冷却ブロック体3,4は、扁平した形状を呈している。そのため、扁平していない場合と比べると、同体積に対して広い表面積を確保することができ、循環流路6における放熱効率はより高いものとなる。また、扁平させることにより、被冷却部R1,R2に対して広い面積で接触することができ、吸熱効果が高いものとなる。例えば、扁平率は1:3〜1:30の範囲とすることが好ましい。1:3以上の比率とすると薄型化の面で非常に有利となり、また、1:30以下とすると、強度の面で非常に有利となる。
また、本実施の形態においては、被冷却部R1,R2に接触させられている冷却ブロック体3,4には、被冷却部R1,R2に接触している幅広面3c,4cと反対側の幅広面3c,4cに、それぞれペルチェ素子7,7が備えられている。そのため、被冷却部R1,R2は、冷却媒体による冷却に加えてペルチェ素子7,7によっても冷却が促される。なお、ペルチェ素子7,7の代わりにヒートパイプやヒートシンクを備えてもよい。
なお、本実施の形態における冷却装置1では、4つの冷却ブロック体3と3つの冷却ブロック体4を有する例を示しているが、これに限らず、これより多くの、あるいは少ない数の冷却ブロック体3,4により冷却装置1を構成するようにしてもよい。
ところで、冷却ブロック体3の本体3aと、冷却ブロック体4の本体4aは、共に同一形状であり、管体接続部3fと管体接続4fが配設される点を除いて、外観上、同一の形状となっている。また、冷却ブロック体3の各側面3d,3dに形成される管体接続部3f,3fは、互いに同一形状となっている。そして、冷却ブロック体4の各側面4d,4dに形成される管体接続部4f,4fも互いに同一形状であり、管体接続部3fと管体接続部4fとも、同一の形状を呈している。つまり、各冷却ブロック体3同士間の区別、および各冷却ブロック体4同士間の区別はなく、また、冷却ブロック体3の流路3bの方向性、および冷却ブロック体4の流路4bの方向性はない。
(冷却装置1の第1の変形例)
したがって、冷却ブロック体3,4および管体5により形成される循環流路6の形状は、図1に示すものに限らず、冷却ブロック体3,4を自在に組み合わせて他の形状の循環流路を形成することができる。例えば、図3に示す冷却装置1の第1の変形例である冷却装置1Aのように循環流路6aを形成し、被冷却部R1,R2の他に被冷却部R3を冷却するようにすることができる。つまり、被冷却部の位置や冷却装置1,1Aが配置される場所の形状等に応じて、冷却ブロック体3,4の配設と組合せを適宜に換えることで、所望の形状の循環流路を形成することができる。
したがって、冷却ブロック体3,4および管体5により形成される循環流路6の形状は、図1に示すものに限らず、冷却ブロック体3,4を自在に組み合わせて他の形状の循環流路を形成することができる。例えば、図3に示す冷却装置1の第1の変形例である冷却装置1Aのように循環流路6aを形成し、被冷却部R1,R2の他に被冷却部R3を冷却するようにすることができる。つまり、被冷却部の位置や冷却装置1,1Aが配置される場所の形状等に応じて、冷却ブロック体3,4の配設と組合せを適宜に換えることで、所望の形状の循環流路を形成することができる。
また、本実施の形態に示す冷却装置1,1Aに使用される冷却ブロック体3,4は、管体接続部3f,4fの配設位置を除いて同一の大きさと形状に構成されている。また、流路3bは、中心3Mに沿って形成され、また、流路4bも中心4M1,4M2に沿って構成されている。そのため、循環流路の形状の設計を行い易い。
(冷却ブロック体の第1の変形例)
冷却ブロック体3と冷却ブロック体4の接続は、管体接続部3fと管体5による他、図4に示すように、一方の側面3d,4dにそれぞれ設けられる結合部としての流路接続部8と、他方の側面3d,4dにそれぞれ設けられる結合部としての流路接続部9とにより行うようにしてもよい。
冷却ブロック体3と冷却ブロック体4の接続は、管体接続部3fと管体5による他、図4に示すように、一方の側面3d,4dにそれぞれ設けられる結合部としての流路接続部8と、他方の側面3d,4dにそれぞれ設けられる結合部としての流路接続部9とにより行うようにしてもよい。
図5に、冷却ブロック体3の流路接続部8と冷却ブロック体4の流路接続部9の部分の拡大断面図を示す。流路接続部8,9は共にスリーブ状を呈し、流路接続部8と流路接続部9は、流路接続部8が流路接続部9の外側に挿入(外挿)された状態で、流路接続部8と流路接続部9との間が液密となるように構成されている。また、流路接続部8の内周と流路接続部9の外周にはそれぞれ全周に亘って互いに係合可能な凸部8aと凹部9aが形成されている。凸部8aと凹部9aは、流路接続部8が流路接続部9に外挿された状態で互いに係合する。なお、流路接続部8,9は互いに、バヨネット形式で結合する構成としてもよい。
上記のように、流路接続部8と流路接続部9が構成されることで、例えば、冷却ブロック体3側の流路接続部8と冷却ブロック体4側の流路接続部9とを接続することで、冷却ブロック体3の開口部3eと冷却ブロック体4の開口部4eとが接続される。すなわち、開口部3eと開口部4eとが結合し、冷却ブロック体3の流路3bと冷却ブロック体4の流路4bが接続される。
冷却ブロック体3と冷却ブロック体4にそれぞれ流路接続部8と流路接続部9を設けることで、流路接続部9を流路接続部8に挿入するだけで簡単に冷却ブロック体3と冷却ブロック体4とを接続することができる。
(冷却ブロック体の第2の変形例)
図6に冷却ブロック体3の第2の変形例である冷却ブロック体10を示す。上述の冷却ブロック体3と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。上述の冷却ブロック体3は流路3bが真っ直ぐに形成されている。これに対し、冷却ブロック体10は、流路10aを蛇行させた構成となっている。
図6に冷却ブロック体3の第2の変形例である冷却ブロック体10を示す。上述の冷却ブロック体3と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。上述の冷却ブロック体3は流路3bが真っ直ぐに形成されている。これに対し、冷却ブロック体10は、流路10aを蛇行させた構成となっている。
このように流路10aが蛇行することにより、冷却ブロック体10内を通過する冷却媒体が本体3aに接触する面積を増やすことができる。また、流路10aを蛇行させることで、流路が長く構成されるため、冷却媒体の容量を増やすことができ、熱容量を高くすることもできる。そのため、冷却媒体の放熱の効率をさらに高めることができる。
(冷却ブロック体の第3の変形例)
さらに、図7に冷却ブロック体3の第3の変形例である冷却ブロック体11を示す。上述の冷却ブロック体3と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。冷却ブロック体11は、冷却ブロック体3の流路3bに替えて、内部を中空部11aに形成している。
さらに、図7に冷却ブロック体3の第3の変形例である冷却ブロック体11を示す。上述の冷却ブロック体3と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。冷却ブロック体11は、冷却ブロック体3の流路3bに替えて、内部を中空部11aに形成している。
このように流路3bが中空部11aとして形成されることで、中空部11a内に冷却媒体が充填され、冷却ブロック体11内を通過する冷却媒体が本体3aと接触する面積を増やすことができる。また、流路3bを中空部11aとすることにより、冷却媒体の容量が増え、吸熱できる熱容量を高くすることもできる。そのため、冷却媒体の吸熱と放熱の効率をさらに高めることができる。
(冷却ブロック体の第4の変形例)
次に、図8に冷却ブロック体4の変形例であり、冷却ブロック体としては第4の変形例である冷却ブロック体12を示す。上述の冷却ブロック体4と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。冷却ブロック体12は、冷却ブロック体4の流路4bに替えて、内部を中空部12aに形成している。
次に、図8に冷却ブロック体4の変形例であり、冷却ブロック体としては第4の変形例である冷却ブロック体12を示す。上述の冷却ブロック体4と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。冷却ブロック体12は、冷却ブロック体4の流路4bに替えて、内部を中空部12aに形成している。
このように流路4bが中空部12aとして形成されることで、冷却ブロック体12内を通過する冷却媒体が本体4aと接触する面積を増やすことができる。また、流路4bを中空部12aとすることにより、冷却媒体の容量が増え、吸熱できる熱容量を高くすることもできる。そのため、冷却媒体の吸熱と放熱の効率をさらに高めることができる。
(冷却ブロック体の第5の変形例)
また、図9に、冷却ブロック体4の変形例であり、冷却ブロック体としては第5の変形例であるポンプブロック体13を使用した冷却装置11を示す。上述の冷却ブロック体4と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。ポンプブロック体13は、流路4bの中にポンプ2が配設され、ポンプ2と冷却ブロック体4とが一体なった構成となっている。このようにポンプ2の部分についても、冷却ブロック体4等と同様にブロック化することで、循環流路の形成の自由度を増すことができる。なお、ポンプブロック体13は、図9においては、ポンプ2は、本体4aの厚さに収まるように構成されているが、ポンプ2の大きさによっては、本体4aの上方、あるいは下方にポンプ2を突出させるようにしてもよい。
また、図9に、冷却ブロック体4の変形例であり、冷却ブロック体としては第5の変形例であるポンプブロック体13を使用した冷却装置11を示す。上述の冷却ブロック体4と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。ポンプブロック体13は、流路4bの中にポンプ2が配設され、ポンプ2と冷却ブロック体4とが一体なった構成となっている。このようにポンプ2の部分についても、冷却ブロック体4等と同様にブロック化することで、循環流路の形成の自由度を増すことができる。なお、ポンプブロック体13は、図9においては、ポンプ2は、本体4aの厚さに収まるように構成されているが、ポンプ2の大きさによっては、本体4aの上方、あるいは下方にポンプ2を突出させるようにしてもよい。
(冷却ブロック体4の第6の変形例)
また、図10に、ポンプブロック体13の変形例であり冷却ブロック体としては第6の変形例のように、ポンプブロック体13には、ポンプ2の入力側2bに中空部13aを形成してもよい。このように中空部13aを形成することで、中空部13aをリザーバータンクとして利用することができる。なお、冷却ブロック体3の流路3bの中にポンプ2を配設し、ポンプ2と冷却ブロック体3とが一体なった冷却ブロックを構成するようにしてもよい。
また、図10に、ポンプブロック体13の変形例であり冷却ブロック体としては第6の変形例のように、ポンプブロック体13には、ポンプ2の入力側2bに中空部13aを形成してもよい。このように中空部13aを形成することで、中空部13aをリザーバータンクとして利用することができる。なお、冷却ブロック体3の流路3bの中にポンプ2を配設し、ポンプ2と冷却ブロック体3とが一体なった冷却ブロックを構成するようにしてもよい。
冷却装置1,1A,11は、冷却ブロック体3,4の他、上述の各変形例として示した冷却ブロック体10、冷却ブロック体11および冷却ブロック体12を適宜選択して構成するようにしてもよい。つまり、図1に示す冷却装置1に使用している冷却ブロック体3を全て、冷却ブロック体10あるいは冷却ブロック体12に替える他、複数の冷却ブロック体3の内1つだけ、あるいは幾つかを冷却ブロック体10あるいは冷却ブロック体11に替えるようにしてもよい。また、冷却ブロック体4についても、全てを冷却ブロック体12に替える他、複数の冷却ブロック体4の内1つだけ、あるいは幾つかを冷却ブロック体12に替えるようにしてもよい。なお、冷却ブロック体11あるいは冷却ブロック体12を使用することで、これらの冷却ブロック体11あるいは冷却ブロック体12は、冷却媒体を溜めるリザーバータンクとしても機能することになる。
(冷却装置1の第2の変形例)
図11に、上述の実施の形態に係る冷却装置1の第2の変形例として冷却装置14を示す。上述の冷却装置1と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。この冷却装置14は、ポンプ2、複数(本実施の形態では2つ)の冷却ブロック体15、同じく複数(本実施の形態では3つ)の冷却ブロック体16、複数(本実施の形態では2つ)の冷却ブロック体17および管体5を有する。
図11に、上述の実施の形態に係る冷却装置1の第2の変形例として冷却装置14を示す。上述の冷却装置1と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。この冷却装置14は、ポンプ2、複数(本実施の形態では2つ)の冷却ブロック体15、同じく複数(本実施の形態では3つ)の冷却ブロック体16、複数(本実施の形態では2つ)の冷却ブロック体17および管体5を有する。
図12(A)に冷却ブロック体15の斜視図を示す。冷却ブロック体15は、上述の冷却ブロック体3に対応するものであるが、流路3bが2本形成されている点で、冷却ブロック体3と構成が異なる。2本の流路3b,3bは、本体3aの中心3Mが、2本の流路3b,3bの真ん中に位置するように形成されている。
図12(B)に冷却ブロック体16の斜視図を示す。冷却ブロック体16は、上述の冷却ブロック体4に対応するものであるが、流路4bが2本形成されている点で、冷却ブロック体4と構成が異なる。2本の流路4b,4bは、本体4aの中心4M1,4M2が、2本の流路4b,4bの真ん中に位置するように形成されている。2本の流路3b,3bの間隔と2本の流路4b,4bの間隔は同一であり、冷却ブロック体15と冷却ブロック体16は、流路3b,3bと流路4b,4bとを対向させた状態で管体5により接続することができる。
図12(C)に冷却ブロック体17の斜視図を示す。冷却ブロック体17は、冷却ブロック体3等と同様に、アルミ材から形成される本体17aを有している。
本体17aは、全体として扁平した直方体を呈し、幅広面17b,17bは略正方形を呈している。本体17aの内部には、幅広面17b,17bとの間に流路17cが形成されている。この流路17cは、直方体を呈する本体17aの互いに対向する側面である側面17dから側面17dに貫通するように形成されている。この流路17cは、1本の流路17eが2本の流路17f,17fに分かれるように形成されている。1本の流路17eは本体17aの中心17Mに沿って形成され、また、2本の流路17f,17fは、本体17aの中心17Mが、2本の流路17f,17fの真ん中に位置するように形成されている。2本の流路17f,17fの間隔は、冷却ブロック体16の2本の流路4b,4bの間隔と同一に構成されている。
冷却ブロック体17の側面17d,17dには、各流路17e,17f,17fの開口部17g,17h,17hの周縁に沿って、側面17d,17dに対して直角に立ち上がる円筒部を成す管体接続部17i,17j,17jが形成されている。管体接続部17i,17j,17jは、それぞれ上述した管体接続部3f,4fと同一の形状、構造を呈している。
図11に示すように、ポンプ2の両側には、冷却ブロック体17が配設され、ポンプ2の出力側2aと入力側2bには、それぞれ冷却ブロック体17の流路17eが管体5により接続されている。また、ポンプ2の出力側2aにある冷却ブロック体17からポンプ2の入力側2bにある冷却ブロック体17の間は、冷却媒体の流れる方向に沿って、冷却ブロック体16と冷却ブロック体15が交互に配置されている。そして、冷却装置14は、全体として、正方形の枠を成すように配置されている。そして、流路3b,3b、流路4b,4bおよび流路17f,17fの間は、管体5により接続され、ポンプ2の出力側2aから入力側2bに巡る循環流路18が形成される。
循環流路18は、ポンプ2の出力側2aと入力側2bにおいては1本の流路17eで形成されるが、その中間は、流路3b,4b,17fからなる流路と、この流路と並行する流路3b,4b,17fからなる流路の2本の流路により形成されている。すなわち、ポンプ2の出力側2aは一本の流路17eに接続し、冷却ブロック体17の内部で2本の流路17fに別れる。そして、冷却ブロック体15,16内は2本の流路3b,3b,4b,4bにより形成される。ポンプ2の入力側2bにおいては、冷却ブロック体15に接続する冷却ブロック体17の内部で2本の流路17f,17fから1本の流路17eとなり、ポンプ2に接続する。
上述したように、循環流路18の一部を2本の流路とすることで、循環流路18内の冷却媒体が冷却ブロック体15,16,17に接触する面積が広くなり、放熱効率を高くすることができる。
ところで、一般に循環流路を流れる冷却媒体の流速は、ポンプの出力側からの流路長が長くなるに従い低下する。そして、冷却媒体の流速が遅くなるほど、冷却媒体が吸熱手段(本実施の形態においては、冷却装置14の被冷却部R1,R2に接触している冷却ブロック体15,16が相当する。)を通過する時間が長くなり、この時間が長くなるほど、吸熱手段を通過している部分の冷却媒体の温度は高くなる。そのため吸熱の効率が低下する。逆に、循環流路が短いほど、循環流路内の冷却媒体の全体的な流速は速いものとなる。そして、冷却媒体の流速を速くすることで、吸熱部分に温度が低い冷却媒体がすばやく流れ込むようにすることがきる。これにより、吸熱手段から冷却媒体への放熱の効率を高くすることができる。
したがって、冷却装置14のように、循環流路18を2本の流路とすることで、ポンプ2の出力側2aから入力側2bまでの流路長が長くならないようにしながら、循環流路18内の冷却媒体が冷却ブロック体15,16,17に接触する面積を広くすることができる。これにより、被冷却部R1,R2から冷却媒体への放熱の効率を高くすることができる。
(冷却ブロック体の第7変形例)
図13に冷却ブロック体17の変形例であり、冷却ブロック体としては第7の変形例である冷却ブロック体19を示す。上述の冷却ブロック体17と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。冷却ブロック体19は、流路17eと流路17f,17fを形成する代わりに、中空部19aを形成している。そして、冷却ブロック体19の対向する側面17d,17dの内の一方には1つの開口部17gが形成され、他方の側面17dには2つの開口部17h,17hが形成されている。
図13に冷却ブロック体17の変形例であり、冷却ブロック体としては第7の変形例である冷却ブロック体19を示す。上述の冷却ブロック体17と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。冷却ブロック体19は、流路17eと流路17f,17fを形成する代わりに、中空部19aを形成している。そして、冷却ブロック体19の対向する側面17d,17dの内の一方には1つの開口部17gが形成され、他方の側面17dには2つの開口部17h,17hが形成されている。
このように構成される冷却ブロック体19を、ポンプ2の出力側2aにある冷却ブロック体16とポンプ2との間に配設し、一方の側面17dの1つの開口部17gをポンプ2の出力側2aに管体5を解して接続する。そして、他方の側面17dに形成される2つの開口部17h,17hを、冷却ブロック体16の2つの流路4b,4bに管体5を介して接続することで、ポンプ2の出力側2aから流出する冷却媒体を、冷却ブロック体16の2本の流路4b,4bに流し込むことができる。
また、冷却ブロック体19を、ポンプ2の入力側2bにある冷却ブロック体16とポンプ2との間に配設し、一方の側面17dの1つの開口部17gを管体5を介してポンプ2の入力側2bに接続する。そして、他方の側面17dに形成される2つの開口部17h,17hを、冷却ブロック体16の2つの流路4b,4bに管体5を介して接続することで、冷却ブロック体16の2本の流路4b,4bから流出する冷却媒体をポンプ2に流し込むことができる。
(冷却装置1の第3の変形例)
図14に、上述の実施の形態に係る冷却装置1の第3の変形例として冷却装置20を示す。上述の冷却装置1と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。この冷却装置20は、冷却ブロック体21,22を備えることにより、循環流路23を立体的に形成したものである。図15に冷却装置20を図14の矢印Aの方向から見たときの冷却ブロック体21,22の構成の概略を示す。この図15に示すように、冷却ブロック体21は、1つの幅広面21aと1つの側面21bとに貫通する流路21cを有している。また、冷却ブロック22は、一方の幅広面22aから他方の幅広面22aに貫通する流路22bを有している。このような構成の冷却ブロック体21,22を用いることにより、循環流路23を立体的に構成することができ、循環流路23の形状を自由度を高く形成することができる。
図14に、上述の実施の形態に係る冷却装置1の第3の変形例として冷却装置20を示す。上述の冷却装置1と同様の構成部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。この冷却装置20は、冷却ブロック体21,22を備えることにより、循環流路23を立体的に形成したものである。図15に冷却装置20を図14の矢印Aの方向から見たときの冷却ブロック体21,22の構成の概略を示す。この図15に示すように、冷却ブロック体21は、1つの幅広面21aと1つの側面21bとに貫通する流路21cを有している。また、冷却ブロック22は、一方の幅広面22aから他方の幅広面22aに貫通する流路22bを有している。このような構成の冷却ブロック体21,22を用いることにより、循環流路23を立体的に構成することができ、循環流路23の形状を自由度を高く形成することができる。
なお、上述の冷却装置1,14,20は、循環流路6,18,23を冷却ブロック体同士の接続部分を除き、全てを冷却ブロック体により構成する例を示したが、循環流路6,18,23の一部は、上述の背景技術の欄で示したような管体により流路を形成するようにしてもよい。また、上述した冷却ブロック体を背景技術の欄で示したような管体により形成される循環流路の一部に使用する構成としてもよい。
上述の実施の形態および変形例において、冷却媒体は、水の他、アルコール、アンモニア等を用いることができる。特に、アルコールやアンモニアを用いることにより冷却効率を向上させることができる。
また、冷却ブロック体3,4等については、表面に凹凸を付け表面積を大きくすることにより、さらに放熱効率を向上させることができる。また、冷却ブロック体3,4等を形成する材料としては、アルミ材の他、銅等の金属を用いることにより、冷却ブロック体を熱伝導率の高いものとすることができる。また、冷却ブロック体3,4等は、直方体の他、5角柱、6角柱等の多角形、あるいは円柱形等の様々な立体形状を採ることができる。
なお、上述の各実施の形態では、冷却装置1,1A,14,20により、コンピュータのCPUを冷却する例を示したが、CPUの他、電源部を冷却するように、ヒートシンクを配設してもよい。また、冷却装置は、コンピュータの他、オーディオ機器等の家電製品、あるいは、自動車のエンジン部分の冷却に用いてもよい。
ところで、ポンプ2は、例えば、インペラや渦巻き羽根を回転させたり、あるいは、ダイヤフラムやピストンを駆動する等の方法により冷媒を送り出す形態のものの他、冷媒を高圧に圧縮し、この圧力で冷媒を送出すコンプレッサをも含むものとする。このように、ポンプ2をコンプレッサとし、冷媒として冷媒ガスを用いるようにしてもよい。この場合は、コンプレッサで冷媒ガスを高圧ガスとし、コンプレッサから送出された高圧ガスを放熱器で放熱させ液化させる。そして、この液化した冷媒ガスをエバポレータ(気化器)で気化させ低温となった冷媒ガスにより被冷却部を冷却することになる。
1,1A,11,14,20 … 冷却装置
2 … ポンプ
3,4,10,11,12,15,16,17 … 冷却ブロック体
3a,4a,17a … 本体
3b,4b,10a,17c,17e,17f … 流路
3e,4e,17g,17h … 開口部(流入部、流出部)
8,9 … 流路接続部(結合造)
R1,R2,R3 … 被冷却部
2 … ポンプ
3,4,10,11,12,15,16,17 … 冷却ブロック体
3a,4a,17a … 本体
3b,4b,10a,17c,17e,17f … 流路
3e,4e,17g,17h … 開口部(流入部、流出部)
8,9 … 流路接続部(結合造)
R1,R2,R3 … 被冷却部
Claims (6)
- 本体内部に備えられ、冷却媒体が流れる流路と、
上記流路へ上記冷却媒体が流入する流入部と、
上記流路から上記冷却媒体が流出する流出部と、
を有することを特徴とする冷却ブロック体。 - 前記流入部と前記流出部は、前記冷却媒体の流入方向と前記冷却媒体の流出方向とが互いに交差するように配設されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却ブロック体。
- 前記内部には前記流路が複数本形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の冷却ブロック体。
- 前記冷却ブロックの前記流入部と、他の前記冷却ブロックの前記流入部とは互いに結合する結合部を有することを特長とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷却ブロック体。
- 流路内の冷却媒体をポンプにより循環させ、上記冷却媒体により被冷却部の吸熱を行う冷却装置において、
上記流路の少なくとも一部が、請求項1から4のいずれか1項に記載の冷却ブロック体の内部に形成される流路により形成されていることを特徴とする冷却装置。 - 前記ポンプは、前記冷却ブロック体の流路中に配設されていることを特徴とする請求項5に記載の冷却装置。
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JP2007040891A JP2008202881A (ja) | 2007-02-21 | 2007-02-21 | 冷却ブロック体および冷却装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010200478A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Denso Corp | 電力変換装置 |
JP2020088109A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 三井化学株式会社 | 冷却装置および構造体 |
JP2020088108A (ja) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 三井化学株式会社 | 冷却装置および構造体 |
WO2021038989A1 (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | 日本電気株式会社 | 電子機器の冷却装置、水冷型情報処理装置、冷却モジュール及び電子機器の冷却方法 |
WO2024098684A1 (zh) * | 2022-11-08 | 2024-05-16 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种液冷板、电池总成、电动车辆及设计方法 |
-
2007
- 2007-02-21 JP JP2007040891A patent/JP2008202881A/ja active Pending
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JPWO2021038989A1 (ja) * | 2019-08-27 | 2021-03-04 | ||
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