JP2008201853A - 酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】凝集した酸化チタン粒子を、3-(トリメトキシシリル)プロピル(メタ)アクリレート(MPS)等の不飽和基含有シランカップリング剤の共存下でボールミルにより湿式粉砕し、得られた不飽和基導入粉砕粒子に不飽和有機化合物を反応させてポリマーをグラフトした後、非水性溶媒に分散させる方法。
【選択図】図1
Description
酸化チタン(TiO2)粒子の結晶構造は特に限定されず、ルチル型、アナターゼ型及びブルッカイト型のいずれでもよいが、一次粒子径の比較的小さいものを調製し易い点からルチル型及びアナターゼ型が好ましい。
酸化チタン粒子に不飽和基を導入する不飽和基含有シランカップリング剤(以下単に「シランカップリング剤」とよぶことがある)としては、一般式(1):SiR1 aXbR2 c[ただしR1はエチレン性不飽和結合を有し、かつその他の原子団を有してもよい炭化水素基であり、XはOR3基(R3はエーテル結合を有してもよいアルキル基又はアシル基である)又はハロゲン原子であり、R2はエチレン性不飽和結合以外の原子団を有してもよい炭化水素基であり、a及びbはそれぞれ独立に1〜3の整数であり、cは0〜2の整数であり、a+b+c=4を満たす]により表される化合物が好ましい。
ボールミルにより湿式粉砕すると同時にシランカップリング剤で処理して不飽和基を導入した酸化チタン粒子(以下特段の断りがない限り、単に「不飽和基導入粉砕粒子」とよぶ)にグラフトするポリマーを構成する不飽和有機化合物は、非水性溶媒に応じて適宜選択すればよい。不飽和有機化合物として、例えばビニル芳香族、(メタ)アクリル酸及びその誘導体、オレフィン、アルキルアミノ基含有不飽和単量体、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、脂肪酸ビニルエステル(例えば酢酸ビニル等)、フッ素基含有不飽和単量体並びにこれらのオリゴマーが挙げられる。これらの不飽和有機化合物はいずれも単独で用いてもよいし、複数種を併用してもよい。
酸化チタン粒子含有非水性分散液(以下単に「非水性分散液」とよぶことがある)は、(1) 上記不飽和基含有シランカップリング剤を粉砕処理用溶媒に溶解又は分散させる工程、(2) 得られた溶液又は分散液に上記酸化チタン粒子を混合する工程、(3) 得られた混合物をボールミルで処理する工程(湿式粉砕・表面処理工程)、(4) 未反応のシランカップリング剤を除去する工程(第一の洗浄工程)、(5) 得られた不飽和基導入粉砕粒子をグラフト重合用溶媒に混合する工程、(6) 得られた混合物中の不飽和基導入粉砕粒子に上記不飽和有機化合物を反応させてポリマーをグラフトする工程、(7) 未反応の不飽和有機化合物を除去する工程(第二の洗浄工程)、及び(8) ポリマーをグラフトした粒子(ポリマーグラフト粒子)を非水性溶媒に分散させる工程を有する。
シランカップリング剤を粉砕処理用溶媒に溶解又は分散させる。粉砕処理用溶媒としては、水、アルコール、ケトン、エーテル、エステル等の極性溶媒が好ましく、水及びアルコールが好ましい。粉砕処理用溶媒として水を用いる場合、pHを7未満に調整するのが好ましく、5以下に調整するのがより好ましい。水のpHを調整するには、酢酸等の有機酸を添加すればよい。
得られたシランカップリング剤の溶液又は分散液に酸化チタン粒子を混合する。混合には、羽根型攪拌機、ホモミキサー等を用いればよい。酸化チタン粒子の配合割合は、混合物全体を100質量%として1〜50質量%が好ましい。この割合が1質量%未満だと、製造効率が悪い。一方50質量%を超すと、湿式粉砕による微分散が困難である。この割合は5〜30質量%がより好ましい。
得られた混合物をボールミルで処理することにより、凝集した酸化チタン粒子を湿式粉砕すると同時に不飽和基含有シランカップリング剤で表面処理する。ボールミルとしては、遊星ボールミル、転動ボールミル、振動ボールミル、遠心流動化ボールミル、転動撹拌ボールミル、撹拌ボールミル(ビーズミルを含む)等が挙げられるが、遊星ボールミルが好ましい。
不飽和基導入粉砕粒子を洗浄し、未反応のシランカップリング剤を除去する。未反応シランカップリング剤の除去には第一の洗浄溶媒を用いる。湿式粉砕及び表面処理後の混合物を遠心分離し、上澄み液を除去し、得られた沈殿物を第一の洗浄溶媒に分散し、遠心分離し、沈殿物を取り出す。第一の洗浄溶媒への分散及び遠心分離の操作は、必要に応じて複数回繰り返してもよい。第一の洗浄溶媒は、未反応のシランカップリング剤が溶解又は分散するものであればよい。第一の洗浄溶媒として、例えば水、アルコール、ケトン、エーテル、エステル等の極性溶媒が挙げられ、水及びアルコールが好ましい。
グラフト重合用溶媒に不飽和基導入粉砕粒子を混合する。グラフト重合用溶媒は、不飽和有機化合物に応じて適宜選択すればよく、水、アルコール、ケトン、エーテル、エステル等の極性溶媒や、脂肪族飽和炭化水素、脂肪族不飽和炭化水素、芳香族炭化水素、これらのハロゲン化物(ハロゲン化炭化水素)等の無極性又は低極性の溶媒が挙げられる。混合物中の不飽和基導入粉砕粒子の濃度は1〜50質量%であるのが好ましく、1〜30質量%であるのがより好ましい。
得られた混合物に不飽和有機化合物及び触媒を加え、ラジカル重合させることにより、不飽和基導入粉砕粒子にポリマーをグラフトする。不飽和有機化合物の添加量は、不飽和基導入粉砕粒子を1として、質量比で0.5〜7とするのが好ましく、1〜5とするのがより好ましい。
ポリマーをグラフトした酸化チタン粒子(ポリマーグラフト粒子)を洗浄し、未反応の不飽和有機化合物を除去する。未反応不飽和有機化合物の除去には、第二の洗浄溶媒を用いる。グラフト重合後の混合物を遠心分離し、上澄み液を除去し、沈殿物を第二の洗浄溶媒に分散し、遠心分離し、沈殿物を取り出す。第二の洗浄溶媒への分散及び遠心分離の操作は、必要に応じて複数回繰り返してもよい。第二の洗浄溶媒としては、未反応の不飽和有機化合物が溶解又は分散するものであればよいが、最終的に調製する酸化チタン粒子含有非水性分散液の非水性溶媒を用いるのが好ましい。
洗浄後のポリマーグラフト粒子を非水性溶媒に分散させて酸化チタン粒子含有非水性分散液を調製する。非水性溶媒は、酸化チタン粒子含有非水性分散液の用途に応じて適宜選択すればよい。非水性溶媒としては、例えばアルコール、ケトン、エーテル、エステル等の有機極性溶媒や、脂肪族飽和炭化水素、脂肪族不飽和炭化水素、芳香族炭化水素、これらのハロゲン化物(ハロゲン化炭化水素)等の無極性又は低極性の有機溶媒が挙げられる。非水性溶媒は単独物に限定されず、必要に応じて混合物としてもよい。
上記の方法により得られた酸化チタン粒子含有非水性分散液は、一次粒子径が20 nm以下の酸化チタン粒子を用いた場合、90体積%以上の粒子が200 nm以下の粒径で微分散しており、好ましくは一次粒子径レベルの粒径で微分散している。
(1) 遊星ボールミル及びシランカップリング剤による処理
メタノール39.2 gに、3-(トリメトキシシリル)プロピルメタクリレート(MPS、信越化学工業株式会社製)2.50 gを滴下し、30分撹拌した後、ルチル型酸化チタン粒子(テイカ株式会社製MT-150W、比表面積94 m2/g、一次粒子径15 nm)の凝集体8.36 gを添加した。得られた混合物を、ジルコニアボール(直径0.5 mm)107.55 gとともに、内容積250 mLのミル容器に入れ、自転・公転ミキサー(株式会社シンキー製MX-201)により85℃で20分間遊星ボールミル処理した(合成加速度400 G、自転回転数250 rpm、公転回転数2,000 rpm)。
得られた混合物のメタクリレート基導入粉砕粒子の粒度分布を動的光散乱法により測定した[粒度分布測定器HPP5001(Malvern Instruments社製)を使用。以下同じ。]。結果を図1及び図2に示す。ほぼ全ての粒子が20 nm以下の粒径であり、ほぼ一次粒子径レベルまで分散していた。混合物を遠心分離し、上澄み液を除去した。得られた沈殿物をエタノールに分散し、遠心分離し、沈殿物を取り出す操作を3回繰り返すことにより洗浄した後、乾燥した。得られた粒子の炭素量を元素分析法により測定し(元素分析装置を使用。以下同じ。)、得られた値から粒子の単位面積当たりのMPSの付着量(μmol/m2)及び反応率[付着量(μmol/m2)/添加量(μmol/m2)×100(%)]を算出した。結果を表1に示す。
メタクリレート基を導入した粉砕粒子3gを、水100 gに混合した。得られた混合物にメチルメタクリレート(MMA、和光純薬工業株式会社製)3.03 g及び2, 2’-アゾビスイソブチロニトリル(AIBN、和光純薬工業株式会社製)0.2 gを添加し(MMA(g)/メタクリレート基導入粉砕酸化チタン粒子(g)=1/1.01)、窒素雰囲気下65℃で22時間撹拌し、グラフト重合を行った。ポリメチルメタクリレート(PMMA)をグラフトした粒子を、水を用いた以外上記と同様にして洗浄し、乾燥した。得られた粒子の炭素量を測定し、MPSによる炭素量を除いた値から粒子の単位面積当たりのPMMAのグラフト量(μmol/m2、MMA換算)、粒子中のPMMAの体積割合(vol%)、及びMMAの反応率[グラフト量(μmol/m2)/添加量(μmol/m2)×100(%)]を算出した。結果を表2に示す。
粉砕用ジルコニアボールを用いなかった以外実施例1と同様にして、メタノール、MPS及びルチル型酸化チタン粒子の混合物を、上記自転・公転ミキサーで撹拌処理した。得られた混合物の粉砕粒子の粒度分布を測定した。結果を図1に示す。遊星ボールミル処理を行っていないので、実施例1のメタクリレート基導入粉砕粒子と比較して、明らかに酸化チタン粒子の分散性が劣っていることが分かる。
(1) 遊星ボールミル及びシランカップリング剤による処理
蒸留水39.2 gに酢酸0.143 gを添加してpHを3に調整し、MPS2.50 gを滴下し、30分撹拌した後、上記ルチル型酸化チタン粒子の凝集体8.36 gを添加した。得られた混合物を、上記と同様にして85℃で遊星ボールミル処理した。
上記混合物の一部を取り出し、上記と同様にしてエタノールで洗浄し、乾燥した。得られた粒子の炭素量を測定した。結果を図3に示す(なお遊星ボールミル及びMPSによる処理を行っていない酸化チタン粒子の炭素量を測定し、0であることを確認した。)。得られた値から粒子の単位面積当たりのMPSの付着量(μmol/m2)及び反応率[付着量(μmol/m2)/添加量(μmol/m2)×100(%)]を算出した。また付着量(mol/m2)から、以下の最小被覆面積モデルを用いてMPSによる被覆率(%)を求めた。下記式(4):
ボールを除いた後、メタクリレート基導入粉砕酸化チタン粒子を3g含む混合物を遠心分離し、上澄み液を除去した。得られた沈殿物を、上記と同様にしてエタノールで洗浄した後、エタノール100 gに分散した。得られた分散物のメタクリレート基導入粉砕粒子の粒度分布を測定した。結果を図4に示す。ほぼ90体積%の粒子が100 nm以下の粒径で分散していた。
得られたエタノール分散液に、スチレンモノマー(和光純薬工業株式会社製)9.0 g及びAIBN 0.60 gを添加し(スチレンモノマー(g)/メタクリレート基導入粉砕酸化チタン粒子(g)=1/0.33)、窒素雰囲気下65℃で22時間撹拌し、グラフト重合を行った。
得られた反応物の一部を取り出し、トルエンを用いた以外上記と同様にして洗浄し、乾燥した。得られた粒子の炭素量を測定し、MPSによる炭素量を除いた値から、粒子の単位面積当たりのポリスチレン(PS)のグラフト量を算出したところ、19.3μmol/m2であった。
PSをグラフトした粒子を含む反応物を遠心分離し、上澄み液を除去した。得られた沈殿物を、MMAを用いた以外上記と同様にして洗浄した後、MMAに分散した(粒子濃度3質量%)。得られた分散液のPSグラフト粒子の粒度分布を測定した。結果を図5に示す。90体積%以上の粒子が100 nm以下の粒径で分散していた。
PSをグラフトした粒子を含む反応物を遠心分離し、上澄み液を除去した。得られた沈殿物を、トルエンを用いた以外上記と同様にして洗浄した後、トルエンに分散した(粒子濃度3重量%)。得られた分散液のPSグラフト粒子の粒度分布を測定した。結果を図6に示す。70体積%以上の粒子が100 nm以下の粒径で分散していた。
MPSのみが付着した粒子、PSをグラフトした粒子及びPS単体のFT-IR測定を行った。結果を図7に示す。PSをグラフトした粒子及びPS単体には、1,450 cm-1付近、1,493 cm-1付近及び1,601 cm-1付近にベンゼン環の伸縮振動によるピークが検出され、2,800〜3,000 cm-1に炭素鎖のC-H伸縮振動によるピークが検出され、3,059及び3,026 cm-1に芳香族のC-H伸縮振動によるピークが検出された。MPSのみが付着した粒子には、ベンゼン環の伸縮振動によるピーク及び芳香族のC-H伸縮振動によるピークが検出されなかったことから、スチレンモノマーで処理した粒子は、明らかにPSがグラフトされたといえる。
粉砕用ジルコニアボールを用いず、撹拌処理温度を25℃とした以外実施例2と同様にして、水(pH3)、MPS及びルチル型酸化チタン粒子の混合物を、上記自転・公転ミキサーで処理した。
粉砕用ジルコニアボールを用いず、撹拌処理温度を85℃とした以外実施例2と同様にして、水(pH3)、MPS及びルチル型酸化チタン粒子の混合物を、上記自転・公転ミキサーで処理した。
蒸留水39.2 gに酢酸0.143 gを添加してpHを3に調整した後、上記ルチル型酸化チタン粒子の凝集体8.36 gを添加した。得られた混合物を、実施例1と同様にして遊星ボールミル処理した。粉砕した酸化チタン粒子を含む混合物を遠心分離し、上澄み液を除去した。得られた沈殿物を、上記と同様にしてエタノールで洗浄した後、エタノールに分散した(粒子濃度3質量%)。得られた分散物の粉砕粒子の粒度分布を測定した。結果を図4に示す。遊星ボールミル処理時にMPSを添加していないので、実施例2に比較して、明らかに酸化チタン粒子の分散性が劣っていた。
スチレンモノマー9.0gの代わりにMMA9.0gを添加した以外実施例2と同様にして、PMMAのグラフト量が16.9 μmol/m2の粒子を調製した。得られた粒子を、上記と同様にしてMMA及びトルエンに分散し(粒子濃度3質量%)、混合物中のPMMAグラフト粒子の粒度分布を測定した。結果を図5及び図6に示す。
スチレンモノマー9.0gの代わりにMMA4.5gを添加した以外実施例2と同様にして、PMMAのグラフト量が13.3μmol/m2の粒子を調製した。上記と同様にしてMMA及びトルエンに分散し(粒子濃度3質量%)、混合物中のPMMAグラフト粒子の粒度分布を測定した。結果を図5及び図6に示す。
Claims (12)
- 凝集した酸化チタン粒子を、不飽和基含有シランカップリング剤の共存下でボールミルにより湿式粉砕し、得られた不飽和基導入粉砕粒子に不飽和有機化合物を反応させてポリマーをグラフトした後、非水性溶媒に分散させることを特徴とする酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法。
- 請求項1に記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記ボールミルとして遊星ボールミルを用いることを特徴とする方法。
- 請求項2に記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記遊星ボールミルの運転条件を、自転遠心加速度及び公転遠心加速度の和が200 G以上となるようにすることを特徴とする方法。
- 請求項2又は3に記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記遊星ボールミルによる湿式粉砕を70〜100℃の温度で行うことを特徴とする方法。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記不飽和基含有シランカップリング剤として、一般式(1):SiR1 aXbR2 c[ただしR1はエチレン性不飽和結合を有し、かつその他の原子団を有してもよい炭化水素基であり、XはOR3基(R3はエーテル結合を有してもよいアルキル基又はアシル基である)又はハロゲン原子であり、R2はエチレン性不飽和結合以外の原子団を有してもよい炭化水素基であり、a及びbはそれぞれ独立に1〜3の整数であり、cは0〜2の整数であり、a+b+c=4を満たす]により表される化合物を用いることを特徴とする方法。
- 請求項5に記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記不飽和基含有シランカップリング剤として3-(トリメトキシシリル)プロピル(メタ)アクリレートを用いることを特徴とする方法。
- 請求項1〜6のいずれかに記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記不飽和基含有シランカップリング剤の使用量を、前記酸化チタン粒子の単位表面積当たり5〜17μmol/m2とすることを特徴とする方法。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記酸化チタン粒子の一次粒子径は100 nm以下であることを特徴とする方法。
- 請求項1〜8のいずれかに記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記不飽和有機化合物としてビニル芳香族又は(メタ)アクリル酸及びその誘導体を用いることを特徴とする方法。
- 請求項9に記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記ビニル芳香族としてスチレンを用い、前記(メタ)アクリル酸の誘導体としてメチルメタクリレートを用いることを特徴とする方法。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記非水性溶媒として無極性もしくは低極性の有機溶媒又は有機極性溶媒を用いることを特徴とする方法。
- 請求項11に記載の酸化チタン粒子含有非水性分散液の製造方法において、前記無極性又は低極性の有機溶媒としてトルエンを用い、前記有機極性溶媒としてメチルメタクリレート又はエタノールを用いることを特徴とする方法。
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