JP2008201395A - 自動車乗降口の雨よけ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 降雨時に雨にぬれることなく、さらに、腰をかがめる等の窮屈な姿勢を解消して、自動車の乗降と傘の開閉が楽な姿勢で行えるように、自動車の屋根よりも高い位置に庇を張り出す自動車乗降口の雨よけ装置を提供する。
【解決手段】 本発明における自動車乗降口の雨よけ装置は、雨を遮断する庇1と庇1の張り出しと収納を行うために回転するアーム2と、アーム2を駆動するモーター3と、アーム2と連動して回転し庇1の移動をスムーズにすると共に、張り出した状態の庇1を安定させる役割の補助アーム4と、横からの雨の吹き込みを防ぐための側壁5と、庇1の張り出し位置にアーム2を固定し支える役割のストッパー6で構成され、台座7にアーム2とモーター3と補助アーム4とストッパー6を取り付けてある。
【選択図】図1
【解決手段】 本発明における自動車乗降口の雨よけ装置は、雨を遮断する庇1と庇1の張り出しと収納を行うために回転するアーム2と、アーム2を駆動するモーター3と、アーム2と連動して回転し庇1の移動をスムーズにすると共に、張り出した状態の庇1を安定させる役割の補助アーム4と、横からの雨の吹き込みを防ぐための側壁5と、庇1の張り出し位置にアーム2を固定し支える役割のストッパー6で構成され、台座7にアーム2とモーター3と補助アーム4とストッパー6を取り付けてある。
【選択図】図1
Description
本発明は自動車の乗降口に用いる雨よけ用庇の機能と形状に関する。
降雨時に自動車に乗り込む時、まずドアを開けて傘を折りたたんでから乗り込み、ドアを閉め、自動車から降りる時には、ドアを開け、自動車から降りた後に傘を広げる動作が一般的である。従って、降雨時における自動車の乗降は濡れることが避けられなかった。
そこで、問題を解決するために従来から下記特許文献1,2に示される自動車用雨よけ装置が提案されている。
特許文献1によれば、自動車のドアが開いたときに、自動車のルーフとドア上部の間に扇子状のルーフが開き、ドアを閉じると扇子状のルーフが格納される装置が公開されている。(特許文献1参照)
一方、特許文献2によれば、雨よけシートと巻取り軸、巻取り軸を回転自在に支持する支持部材と、巻取り軸を巻取り方向へ付勢する付勢部材とで構成される装置を、永久磁石によりルーフのドア付近に取り付けた状態で、雨よけシートを車体ルーフよりも側方へ張り出すように展開可能とした自動車用雨よけ装置が公開されている。(特許文献2参照)
特許文献1 特開2005−112321号 公報
特許文献2 特開2002−029263号 公報
特許文献2 特開2002−029263号 公報
特開2005−112321におけるルーフと特開2002−029263におけるシートは、雨よけ装置の張り出し位置が車高程度の高さであり、大人の平均身長よりも低いため、雨に濡れた傘をたたんで乗車し、降車してから傘を開くという乗降車時の一連の行動を、腰をかがめた窮屈な姿勢で行わなければならない。
本発明は、自動車乗降口に張り出す雨よけ用の庇をアームで支えることにより、車高よりも最大100センチメートル高い位置に庇を張り出し、楽な姿勢での乗降車を可能としたことを最も主要な特徴とする。
本発明により、降雨時における自動車の乗降車に際し、傘をたたんで乗車する時と降車して傘を開く時の腰をかがめる不都合を解消し、楽な姿勢で濡れずに乗降車することができる。
雨よけ装置を自動車の屋根上に装着し、ドアが開いて人が乗り降りする時に、乗降口に庇を高く張り出して雨よけの役割を果たし、走行時には庇を屋根上の元の位置に収納するという目的を実現し、付随する問題点を解決した。
図3に示される自動車の屋根上に装着された雨よけ装置は、自動車のドアが開くと同時に電動モーター3が起動して正回転することにより、アーム2と補助アーム4が同時にドア方向へ回転し、庇1が位置を高めながらドア方向へ移動して、図4の形態を経て、図1に示されるように乗降口の上方に張り出される。
この時、アーム2がストッパー6によって固定されるため、庇1の張り出し位置は常に一定である。
自動車のドアが閉まると同時に電動モーター3が起動して逆回転する事により、アーム2と補助アーム4が自動車の屋根方向へ回転し、図1の状態にあった庇1が位置を低めながら、図4の形態を経て、図3に示されるように台座7に戻り収納される。
1 庇
2 アーム
3 電動モーター
4 補助アーム
5 側壁
6 ストッパー
7 台座
2 アーム
3 電動モーター
4 補助アーム
5 側壁
6 ストッパー
7 台座
Claims (2)
- 自動車の乗降口に設ける雨よけ装置において、雨よけ用の庇をアームと連動して移動し、アームで支えて張り出すことにより、庇を車高よりも高い位置に張り出す構成の自動車乗降口の雨よけ装置。
- 請求項1記載の自動車乗降口の雨よけ装置において、庇の移動中と張り出し時の安定性を確保するためにアームと連動する補助アームを取り付け、さらにアーム又は補助アームに側壁を取り付けて雨の吹き込みを防ぐようにした装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007069442A JP2008201395A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 自動車乗降口の雨よけ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007069442A JP2008201395A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 自動車乗降口の雨よけ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008201395A true JP2008201395A (ja) | 2008-09-04 |
Family
ID=39779310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007069442A Pending JP2008201395A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 自動車乗降口の雨よけ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008201395A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023092583A1 (zh) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 湖南省愉航汽车配件有限公司 | 一种带车用挡雨装置的赛车 |
-
2007
- 2007-02-19 JP JP2007069442A patent/JP2008201395A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023092583A1 (zh) * | 2021-11-29 | 2023-06-01 | 湖南省愉航汽车配件有限公司 | 一种带车用挡雨装置的赛车 |
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