JP2008200593A - 有機物の撹拌処理装置 - Google Patents

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Yoshiyuki Nishio
義行 西尾
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Abstract

【課題】被処理物の剪断効果が高く、低速回転でも均一に撹拌できる有機物の撹拌処理装置の提供を目的とする。
【解決手段】本槽と、本槽に配設した略水平方向の回転軸と、回転軸の周りに放射状で且つ螺旋状に配設した複数のパドルバーとを有し、隣接するパドルバー間に外寄りリボンスクリューと内寄りリボンスクリューとを交互に設けると共に、被処理物が中央部に寄るように回転軸長手方向中央部を境にしてリボンスクリューの向きが左右逆になっていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、有機系の廃棄物等を微生物処理するのに適した撹拌処理装置に関する。
パドル羽根やリボンスクリューを用いた撹拌装置は公知である。
しかし、有機物等の廃棄物を微生物で分解処理する場合に、ゆっくりと撹拌して、微生物の活動が活発になるようにしてやらなければならないが、従来の撹拌処理装置は、撹拌速度を遅くすると、被処理物が均一に撹拌しない問題があった。
特開2006−297250号公報には、回転軸の周りに複数のプロペラブレードを植え付け、根元側半分と、先端側半分とが正負逆ピッチになっている攪拌機を開示するが、被処理物の横方向の移動を促進するが上下方向の移動が弱く、また、被処理物の剪断力も弱く、均一な撹拌が不十分である。
特開2006−297250号公報
本発明は、上記背景技術に内在する技術課題に鑑みて、被処理物の剪断効果が高く、低速回転でも均一に撹拌できる有機物の撹拌処理装置の提供を目的とする。
本発明に係る有機物の撹拌処理装置は、本槽と、本槽に配設した略水平方向の回転軸と、回転軸の周りに放射状で且つ螺旋状に配設した複数のパドルバーとを有し、隣接するパドルバー間に外寄りリボンスクリューと内寄りリボンスクリューとを交互に設けると共に、被処理物が中央部に寄るように回転軸長手方向中央部を境にしてリボンスクリューの向きが左右逆になっていることを特徴とする。
ここで、本槽は、撹拌処理の対象となる被処理物を投入する槽をいう。
また、隣接するパドルバー間に外寄りリボンスクリューと内寄りリボンスクリューとを交互に設けるとは、回転軸の周りに、複数のパドルバーを放射状で且つ螺旋状に配設した場合に、例えば、隣同志のパドルバーの先端部を外寄りリボンスクリューで接合すると、この外寄りリボンスクリューを接合したどちらか一方のパドルバーと次の隣のパドルバーとは、外寄りリボンスクリューの約リボン幅程度内寄りに、内寄りリボンスクリューを接合し、この端側の内寄りリボンスクリューを接合したパドルバーと次のパドルバーとの間は、外寄りリボンスクリューを接合する具合に交互に、配設することをいう。
本槽は、底部が軸直角方向断面半円形状で、軸長手方向に沿った側壁が概ね垂直に立設しているのが好ましく、本槽は上部開放式でも密閉式でも良い。
中央部に配設したパドルバーは、先端から横方向に突出した羽根を有していると、さらによい。
リボンスクリューの回転により、中央部に移動してきた被処理物は、この中央部のパドルの先端部に設けた羽根により、上方に効果的に掻き揚げられ撹拌効果が高い。
断面半円形状の底部と内寄りリボンスクリューとの間で、底部から突出した突起を有していると、内寄りリボンスクリューと本槽底部との間に回り込んだ被処理物がこの突起で剪断される。
本発明に係る有機物の撹拌処理装置においては、本槽に配設した略水平方向の回転軸の周りに放射状で且つ螺旋状に複数のパドルバーを有し、隣接するパドルバー間に外寄りリボンスクリューと内寄りリボンスクリューとを交互に設けたことにより、本槽の底部と内寄りリボンスクリューとの間に回り込んだ、被処理物は、内寄りリボンスクリューの後から回転してくる外寄りリボンスクリューの先端部で剪断されるために、低速回転でも均一に撹拌できる。
リボンスクリューの送り方向を軸の長手方向中央部を境にして左右逆にし、被処理物が中央部に寄るようにした際に、中央部180度対称のパドルバー同志の間にはリボンスクリューが存在しなくなるが、リボンスクリューの回転により、中央部に移動してきた被処理物は、この中央部のパドルの先端部に設けた羽根により、上方に効果的に掻き揚げられる。
本発明に係る撹拌処理装置の例を図面に基づいて以下説明する。
図4に、撹拌処理装置10の外観図を示し、図1に本槽15の内部に設けた撹拌機構の模式図を示す。
図2は、説明用の斜視図で、図3は、パドルバー12とリボンスクリュー(13a、13b、14a、14b)の取付関係を部分図として示す。
図1、図4に示すように、本槽15の底部15aは、軸方向直角断面が半円形状で、底部15aには、最下端のドレン16aと垂直に対して45度斜めのドレン16bとを設けてある。
45度斜めのドレン16bは、リボンスクリューの回転により回り込んでくる被処理物が外部に掻き出されやすくなっている。
図1、図2に示すように、本槽15の内部には、略水平方向に回転軸11が軸受け11a、11bにて回転自在に取り付けてあり、外部のモーター20とプリー17,19及びベルト18の組み合わせ、あるいは、ギヤ機構等の回転伝達手段で連結してある。
回転軸11の周りには、棒状の、複数のパドルバー12が螺旋状に植え付けてあり、パドルバー12の先端は、回転軸を中心にして放射状に配置してある。
中央部のパドルバーは180度対称になっていて、掻き揚げ用の羽根21a、21bがリボンスクリューとは反対側で、横方向に突出した状態で取り付けてある。
また、中央部のパドルバーを境にして、右側と左側でリボンスクリューの向きが逆になっていて、図2、図3をみると分かりやすいように、隣設するパドルバーの先端部に外寄りリボンスクリュー13a、13bを溶接等で取り付け、そのパドルバーと次の隣のパドルバーとは、内寄りリボンスクリュー14a、14bを取り付けてあり、外寄りリボンスクリューと、内寄りリボンスクリューは交互配置になっている。
内寄りリボンスクリュー14a、14bは、リボンスクリューの幅程度、外寄りリボンスクリュー13a、13bから軸に向けて内側に設けてある。
外寄りリボンスクリュー13aと13bとは、左右逆向きになっていて、内寄りリボンスクリュー14aと14bとも左右向きが逆になっていて、図1では、軸上部が紙面奥から手前側に向けて回転すると、左右の壁15b側の被処理物が矢印のように中央部に寄ってくる。
中央部に寄ってきた被処理物は、羽根21a、21bにより、効果的に上方に掻き揚げられる。
なお、この羽根は、リボンスクリュー幅程度の小さいもので良く、プレート状でも突起状でも良い。
中央部で掻き揚げられた被処理物は左右に広がり、撹拌する。
図1に示した実施例では、リボン幅が約50mmの場合に、外寄りリボンスクリュー13a、13bと本槽15の底部15aとの隙間は約20mm程度に設定した。
内寄りリボンスクリュー14a、14bは外寄りリボンスクリュー幅約50mm程度内側に取り付けてあり、この段差23(約50mm)の部分で内寄りリボンスクリューと底部15aとの間に回りこんだ被処理物を剪断、分離する。
この際に、内寄りリボンスクリューに向けて、突起22を底部に設けると、さらに、剪断効果が高くなる。
この突起22の配置位置は底部の下端でも、斜め側部でも良い。
これにより、1分間に約2〜5回転程度の低速回転であっても、被処理物が均一に撹拌し、被処理物の中に、分解用の微生物を投入すると、活発な微生物の活動を促進し、効率よく、有機物が分解した。
撹拌機構の模式図を示す。 撹拌機構の斜視図を示す。 リボンスクリューの配置構造例を示す。 撹拌装置の外観図を示す。
符号の説明
10 撹拌処理装置
11 回転軸
12 パドルバー
13a 外寄りリボンスクリュー
14a 内寄りリボンスクリュー
15 本槽
21b 羽根
22 突起

Claims (4)

  1. 本槽と、本槽に配設した略水平方向の回転軸と、回転軸の周りに放射状で且つ螺旋状に配設した複数のパドルバーとを有し、隣接するパドルバー間に外寄りリボンスクリューと内寄りリボンスクリューとを交互に設けると共に、被処理物が中央部に寄るように回転軸長手方向中央部を境にしてリボンスクリューの向きが左右逆になっていることを特徴とする有機物の撹拌処理装置。
  2. 本槽は、底部が軸直角方向断面半円形状で、軸長手方向に沿った側壁が概ね垂直に立設していることを特徴する請求項1記載の有機物の撹拌処理装置。
  3. 中央部に配設したパドルバーは、先端から横方向に突出した羽根を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の有機物の撹拌処理装置。
  4. 断面半円形状の底部と内寄りリボンスクリューとの間で、底部から突出した突起を有していることを特徴とする有機物の撹拌処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107029576A (zh) * 2017-03-31 2017-08-11 浙江华庆元生物科技有限公司 有机垃圾微生物处理机的搅拌装置

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