JP2008200352A - 玉貸機、遊技システム - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技ホールに設置された装置の演算部の負担を軽減しつつも、PLCのメリットを活用することができる玉貸機および遊技システムを提供する。
【解決手段】ぱちんこ遊技機10に接続され、管理装置30との間で電力線搬送通信を行う玉貸機20であって、貸玉数ビット列とアウト玉数ビット列とセーフ玉数ビット列とについての管理装置30に対する送信処理を命令するCPU201と、管理装置30から信号を受信した場合に、この受信信号が自己宛であるか否かを判断し、自己宛であれば受信信号をCPU201に送信し、且つ、CPU201からの命令を受けて管理装置30へ信号を送信するスイッチング部216、LANコントローラ217、及びPLCアダプタ218を具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機がネットワークに接続された遊技システムに関する。ここで、遊技機には、ぱちんこ遊技機や回胴式遊技機(パチスロ機)やアレンジボール遊技機やじゃん球遊技機などが含まれる。
一般に、遊技ホールにおいては、遊技機や玉貸機などの装置が多数設置されている。これら多数の装置は、複雑に引き回された数多くのLANケーブルや同軸ケーブルなど(以下、「ケーブル」という。)によって接続されているが、従来、このようなケーブルによる接続に代えて電力線により各装置を接続し、各装置に電力線搬送通信(Power Line Communications、以下、「PLC」という。)を行わせる通信システムが提案された(特許文献1参照)。この従来の通信システムによれば、遊技ホールにおいて数多くのケーブルを複雑に引き回す必要がないと考えられる。
特開平10−200544号公報
しかしながら、近年は、遊技機や玉貸機などの各装置において処理される情報量が増大しているため、これらの装置が具備する演算部(CPUやRAMなど)の負担をいかにして軽減するかが問題とされている。このような問題を解決するためには、たとえば、スイッチングハブとケーブルとを用いて各装置をスター型接続するという手段が考えられるが、このようなスター型接続を上記従来の通信システムで行うと、結局のところ、遊技ホールにおいてケーブルを複雑に引き回すこととなってしまい、数多くのケーブルを複雑に引き回す必要がないというPLCのメリットを活用し切れないという問題があった。
そこで、本発明は、遊技ホールに設置された装置の演算部の負担を軽減しつつも、PLCのメリットを活用することができる玉貸機および遊技システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、上記課題は、次の手段により、解決される。
本発明は、遊技機に接続され、管理装置との間で電力線搬送通信を行う玉貸機であって、玉数ビット列のうち少なくとも前記遊技機にて貸し出された貸玉の数に関する貸玉数ビット列についての前記管理装置に対する送信処理を命令する演算部と、前記管理装置から信号を受信した場合に、この受信信号が自己宛であるか否かを判断し、自己宛であれば前記受信信号を前記演算部に送信し、且つ、前記演算部からの命令を受けて前記管理装置へ信号を送信する送受信部と、を具備することを特徴とする玉貸機である。
また、本発明は、遊技機と、前記遊技機に接続された玉貸機と、前記玉貸機に接続された管理装置と、を備え、前記玉貸機は、玉数ビット列のうち少なくとも前記遊技機にて貸し出された貸玉の数に関する貸玉数ビット列についての前記管理装置に対する送信処理を命令する演算部と、前記管理装置から信号を受信した場合に、この受信信号が自己宛であるか否かを判断し、自己宛であれば前記受信信号を前記演算部に送信し、且つ、前記演算部からの命令を受けて前記管理装置へ信号を送信する送受信部と、を具備する、ことを特徴とする遊技システムである。
上記本発明の構成において、送受信部は、玉貸機に外付けされていてもよいし、内蔵されていてもよい。
本発明においては、「玉貸機」が広義に解され、ぱちんこ遊技機において玉を貸す装置のみならず、回胴式遊技機(パチスロ機)においてメダルを貸す装置や、アレンジボール遊技機においてボールを貸す装置や、じゃん球遊技機においてじゃん球を貸す装置なども、「玉貸機」に含まれる。
また、本発明においては、「貸玉」も広義に解され、ぱちんこ遊技機において貸し出される玉のみならず、回胴式遊技機(パチスロ機)において貸し出されるメダルや、アレンジボール遊技機において貸し出されるボールや、じゃん球遊技機において貸し出されるじゃん球なども、「貸玉」に含まれる。
本発明においては、遊技機と玉貸機とが、別個の装置として構成されていてもよいし、遊技装置として1つの装置に包含されていてもよい。
従来であれば、管理装置から受信した信号が自己宛であるか否かという判断は、玉貸機の演算部により行われていた。しかしながら、本発明によれば、かかる判断が、玉貸機の演算部ではなく、この演算部とは別個に具備された送受信部によって行われる。したがって、本発明によれば、玉貸機が具備する演算部の負担を軽減することが可能となる。
また、上記した送受信部は、複数の玉貸機をスイッチングハブとケーブルとを用いてスター型接続するか否かにかかわりなく、演算部の負担を軽減するものである。したがって、本発明によれば、複数の玉貸機をスイッチングハブとケーブルとを用いてスター型接続する必要がないので、玉貸機の演算部の負担を軽減しつつも、遊技ホールにおいてケーブルを複雑に引き回すことなくPLCのメリットを活用することができる。
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、図1を参照しつつ、第1の実施形態に係る遊技システムの概略構成を説明する。図1は、第1の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。
図1に示すように、第1の実施形態に係る遊技システム1は、遊技機の一例であるぱちんこ遊技機10と、このぱちんこ遊技機10に接続され、ぱちんこ遊技機10に貸玉や貸メダルを命令する玉貸機20と、ホールコンピュータなどの管理装置30と、玉やメダルを貸与したり精算したりするための精算機40と、玉やメダルを計数する計数機50と、玉やメダルと景品を交換した際のデータを管理装置30に送信する景品交換機60と、遊技者の情報を管理装置30に登録する会員登録端末70と、リモコン81に記憶されている各種のデータを管理装置30に送信する会員認識機80と、を備えている。
玉貸機20と、管理装置30と、精算機40と、計数機50と、景品交換機60と、会員登録端末70と、会員認識機80とは、電力線1Aによって接続されており、PLCによってデータの送受信を行う。後述するように、玉貸機20には、PLCアダプタ218が内蔵されている。また、管理装置30と、精算機40と、計数機50と、景品交換機60と、会員登録端末70と、会員認識機80とは、PLCアダプタ90を介して電力線1Aに接続される。
なお、図1では、各種装置の電源プラグが電力線1A上のコンセントに差し込まれる前の状態を示したが、これは説明の便宜のためであり、遊技システム1の稼動時には、電源プラグが電力線1A上のコンセントに差し込まれる。
次に、図2を参照しつつ、第1の実施形態に係るぱちんこ遊技機と玉貸機とを説明する。図2は、第1の実施形態に係るぱちんこ遊技機と玉貸機とを説明する図である。
図2に示すように、玉貸機20は、ぱちんこ遊技機10に接続されている。玉貸機20は、ぱちんこ遊技機10にて貸し出された貸玉の数に関する貸玉数ビット列を管理装置30に対して送信する。また、玉貸機20は、アウト玉の数に関する信号、セーフ玉の数に関する信号、大当たりに関する信号、確変に関する信号、スタートに関する信号などをぱちんこ遊技機10から入力され、これらの信号のうち、アウト玉の数に関する信号とセーフ玉の数に関する信号とをビット列にして管理装置30に送信する。なお、本明細書においては、ビット列にされたアウト玉の数に関する信号をアウト玉数ビット列といい、ビット列にされたセーフ玉の数に関する信号をセーフ玉数ビット列という。貸玉数ビット列、アウト玉数ビット列、セーフ玉数ビット列は、玉数ビット列の一例である。
上記のような玉貸機20は、1台当たり、平均で約1kbpsの伝送速度によりデータ送信を行う。一般に、1つの遊技ホールには最大で約1000台の玉貸機20を設置可能であるから、1つの遊技ホールに設置された玉貸機20を1つの電力線1Aで接続した場合(以下、「遊技ホールの場合」という。)は、この1つの電力線1Aにおける玉貸機20によるデータの伝送速度が平均で約1Mbpsとなる。また、一般に、1つの島には最大で約50台の玉貸機20を設置可能であるから、1つの島に設置された玉貸機20を1つの電力線1Aで接続した場合(以下、「島の場合」という。)は、この1つの電力線1Aにおける玉貸機20によるデータの伝送速度が平均で約50kbpsとなる。したがって、PLCの最大データ伝送速度が10Mbps、100Mbps、200Mbpsである場合について、これらの最大データ伝送速度に占める玉貸機20によるデータの伝送速度の割合を計算すると、次のようになる。
[10Mbps]
遊技ホールの場合:1Mbps/10Mbps=10(%)
島の場合 :50kbps/10Mbps=0.5(%)
[100Mbps]
遊技ホールの場合:1Mbps/100Mbps=1(%)
島の場合 :50kbps/100Mbps=0.05(%)
[200Mbps]
遊技ホールの場合:1Mbps/200Mbps=0.5(%)
島の場合 :50kbps/200Mbps=0.025(%)
次に、図3を参照しつつ、第1の実施形態に係る玉貸機の概略構成を説明する。図3は、第1の実施形態に係る玉貸機の概略構成を示す図である。
図3に示すように、玉貸機20は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、ぱちんこ遊技機10とのI/Oポートである遊技機ポート204と、ICコインが投入されICコインに記憶されたビット列を読み取るICコイン投入部・リードライト部205と、ICコインを滞留させておくコイン滞留部206と、コインを収納するコイン収納部207と、コイン滞留部206に滞留されているICコインに記憶されているビット列を読み取るコインリードライト部208と、ICコインが返却されるコイン返却部209と、紙幣や硬貨などの現金を投入される現金投入部210と、現金を識別する現金識別部211と、現金を収納する現金収納部212と、現金搬送ラインXを介して現金収納金庫Yへ現金を搬送する現金搬送部213と、現金を返却する現金返却部214と、自己(玉貸機20)のIPアドレスおよび管理装置30のIPアドレスが設定されているIPアドレス設定部215と、スイッチング部216と、LANコントローラ217と、PLCアダプタ218と、電力線1Aに接続された電源部219と、を具備している。これら各手段は、スイッチング部216とPLCアダプタ218と電源部219とを除き、メインバス220によって接続されている。
玉貸機20においては、CPU201とRAM202とが演算部の一例として機能し、この演算部の一例によってROM203に記憶されているプログラムが実行され各種の処理が行われる。具体的に説明すると、CPU201とRAM202とは、ROM203に記憶されているプログラムに従って、たとえば貸玉数ビット列とアウト玉数ビット列とセーフ玉数ビット列とについての管理装置30に対する送信処理を命令する。
スイッチング部216とLANコントローラ217とPLCアダプタ218とは送受信部の一例であり、本実施の形態においては、スイッチング部216とLANコントローラ217とPLCアダプタ218とによって送受信部が構成されている。この送受信部は、管理装置30から信号を受信した場合に、この受信信号が自己宛であるか否かを判断し、自己宛であれば受信信号を演算部(より具体的には演算部に含まれるCPU201)に送信する。また、送受信部は、演算部(より具体的には演算部に含まれるCPU201)からの命令を受けて管理装置30に対して信号を送信する。
次に、図4を参照しつつ、第1の実施形態に係るスイッチング部の概略概念構成を説明する。図4は、第1の実施形態に係るスイッチング部の概略概念構成を示す図である。図4に示すように、第1の実施形態に係るスイッチング部216は、IPアドレス設定部215に接続された制御部216Aと、PLCアダプタ218とLANコントローラ217との間に設けられたスイッチ216Bと、を有している。スイッチ216Bは、制御部216Aによって切り換えられ、LANコントローラ217からの信号をPLCアダプタ218へ送る役割、およびPLCアダプタ218からの信号をLANコントローラ217又は廃棄側216Cに送る役割を果たす。制御部216Aは、LANコントローラ217からの信号やPLCアダプタ218からの信号に基づいてスイッチ216Bを切り換えるか否かを判断する。
次に、図5を参照しつつ、第1の実施形態に係るスイッチング部の概略動作について説明する。図5は、第1の実施形態に係るスイッチング部の概略動作を示すフローチャートである。
スイッチング部216においては、LANコントローラ217やPLCアダプタ218からスイッチ216Bに対して信号が送られてくる。LANコントローラ217から送られてきた信号は、管理装置30への送信をCPU201によって命令された送信信号である。また、PLCアダプタ218から送られてきた信号は、管理装置30から送られてきた受信信号である。
スイッチ216Bに対して信号が送られてきた場合、制御部216Aは、この送られてきた信号が、送信信号であるのか受信信号であるのかを判断する(S10)。
スイッチング部216の制御部216Aは、ステップS10で送信信号であると判断した場合、スイッチ216BをLANコントローラ217側に切り換える(S11)。これにより、送信信号がPLCアダプタ218に出力される。PLCアダプタ218に出力された送信信号は、PLCアダプタ218にて変調処理などが行われた後、電源部219を介して電力線1Aに送出される。
他方、スイッチング部216の制御部216Aは、ステップS10で受信信号であると判断した場合、この受信信号が自己宛てであるのか否かを判断する(S12)。具体的に説明すると、制御部216Aは、IPアドレス設定部215を参照して、PLCアダプタ218から送られてきた受信信号に含まれる宛先IPアドレスが、スイッチング部216が内蔵されている玉貸機20自身のIPアドレスであるのか否かを判断する。そして、制御部216Aは、玉貸機20自身のIPアドレスであれば受信信号が自己宛であると判断し、玉貸機20自身のIPアドレスでなければ受信信号が自己宛でないと判断する。
スイッチング部216の制御部216Aは、ステップS12において受信信号が自己宛であると判断した場合、スイッチ216BをLANコントローラ217側に切り換える(S13)。これにより、PLCアダプタ218から送られてきた受信信号がLANコントローラ217に送られる。LANコントローラ217では、PLCアダプタ218から送られてきた受信信号をバッファリングした後、CPU201に割り込みをかけて、このバッファリングした受信信号をCPU201に対して送信する。
他方、スイッチング部216の制御部216Aは、ステップS12において受信信号が自己宛でないと判断した場合、スイッチ216Bを廃棄側216Cに切り換える(S14)。これにより、PLCアダプタ218から送られてきた受信信号が廃棄側216Cに送られる。
以上説明したように、第1の実施形態に係る遊技システム1においては、管理装置30からの受信信号が自己宛であるか否かという判断が、玉貸機20のCPU201やRAM202などではなく、CPU201やRAM202などとは別個の手段であるスイッチング部216によって行われる。したがって、第1の実施形態によれば、玉貸機20のCPU201やRAM202などによって上記の自己宛であるか否かという判断を行う必要がないため、玉貸機20のCPU201やRAM202などの負担を軽減することが可能となり、ひいては、CPU201やRAM202などが行う他の処理の速度を向上させることができる。
また、上記したスイッチング部216は、複数の玉貸機20をスイッチングハブとケーブルとを用いてスター型接続するか否かにかかわりなく、CPU201やRAM202の負担を軽減するものである。したがって、第1の実施形態によれば、複数の玉貸機20をスイッチングハブとケーブルとを用いてスター型接続する必要がないので、玉貸機20が具備するCPU201やRAM202の負担を軽減しつつも、遊技ホールにおいてケーブルを複雑に引き回すことなくPLCのメリットを活用することができる。
第1の実施形態においては、特に、貸玉に関する貸玉数ビット列のみならず、アウト玉の数に関する信号やセーフ玉の数に関する信号もビット列として玉貸機20から管理装置30に対して送信される。したがって、第1の実施形態においては、玉貸機20に具備されるCPU201やRAM202は、貸玉に関する貸玉数ビット列のみを管理装置に送信する玉貸機のCPUやRAMなどよりも、処理しなければならないデータ量が多く、負担が大きい。したがって、第1の実施形態で説明したような、CPU201やRAM202などの負担が大きくなる玉貸機20においては、上記のようにしてスイッチング部216を具備せしめて、CPU201やRAM202などの負担軽減を図ることが特に好ましい。
次に、本発明の第2〜第4の実施形態について説明する。第2〜第4の実施形態においては、第1の実施形態と一致する点の説明を省略する。
(第2の実施形態)
まず、図6を参照しつつ、第2の実施形態に係る遊技システムについて説明する。図6は、第2の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。
図6に示すように、第2の実施形態に係る遊技システム2においては、各電力線2A、2B、2CがPLCアダプタ90とケーブル2Dとを介してスイッチングハブ100に接続されている点、そして、このスイッチングハブ100がケーブル2Eを介して管理装置30に接続されている点で、第1の実施形態に係る遊技システム1と相違する。
第2の実施形態においては、各電力線2A、2B、2Cがスイッチングハブ100に接続されている。このように構成されているため、第2の実施形態によれば、たとえば、電力線2A上の玉貸機20から管理装置30に対して送信される信号が、電力線2B上の玉貸機20や電力線2C上の各種装置に送信されることがない。したがって、たとえば電力線2B上の各装置は、電力線2A上の玉貸機20からの信号を受信することがないので、無駄な受信処理を行うことがない。
これを第1の実施形態と比較する。第1の実施形態に係る遊技システム1においては、玉貸機20により管理装置30に向けた信号送信の処理がなされると、その信号は管理装置30に対してだけではなく電力線1Aに接続されたすべての装置に送信されてしまう。このため、電力線1Aに接続され玉貸機20からの信号を受ける各装置(管理装置30を除く)では、玉貸機20から管理装置30に向けて送信された信号について無駄な受信処理を行わなければならない。
第2の実施形態によれば、このような無駄な受信処理がない。
(第3の実施形態)
次に、図7を参照しつつ、第3の実施形態に係る遊技システムについて説明する。図7は、第3の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。
図7に示すように、第3の実施形態に係る遊技システム3においては、各電力線3A、3B、3CがPLCルータ110に接続されている点、そして、このPLCルータ110が電力線3Dを介して管理装置30に接続されている点で、第1の実施形態に係る遊技システム1と相違する。このようにしても、第2の実施形態と同様に、無駄な受信処理を行う必要がない。
(第4の実施形態)
次に、図8を参照しつつ、第4の実施形態に係る遊技システムについて説明する。図8は、第4の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。
図8に示すように、第4の実施形態に係る遊技システム4においては、各電力線4A、4B、4Cが3相−2相変換型PLCルータ120に接続されている点、そして、この3相−2相変換型PLCルータ120が3相の電力線4Dを介して管理装置30に接続されている点で、第1の実施形態に係る遊技システム1と相違する。第4の実施形態に係る遊技システム4においては、管理装置30と3相−2相変換型PLCルータ120との間の通信が3相の電力線4DのA相を用いて行われ、各種装置と3相−2相変換型PLCルータ120との間の通信が3相の電力線4DのB相に繋がる2相の電力線4A、4B、4Cを用いて行われる。A相におけるデータの伝送速度は、B相におけるデータの伝送速度よりも高速とされる。
このようにしても、第2、3の実施形態と同様に、無駄な受信処理を行う必要が無い。
また、管理装置30と3相−2相変換型PLCルータ120との間で伝送されるデータ量は、電力線4A、4B、4C上で伝送されるデータ量を集約したものとなり、各電力線4A、4B、4C上で伝送されるデータ量よりも多くなる。このため、管理装置30と3相−2相変換型PLCルータ120においては、集約されたデータを効率良く伝送する必要がある。効率良く伝送できないと、データの衝突や逐次データ送信処理をする必要があるために発生する通信の遅延などの不都合が生じてしまう。しかしながら、第4の実施形態によれば、A相におけるデータの伝送速度がB相におけるデータの伝送速度よりも高速とされるため、管理装置30と3相−2相変換型PLCルータ120との間の通信を各種装置と3相−2相変換型PLCルータ120との間の通信よりも高速に行うことができる。このため、第4の実施形態によれば、管理装置30と3相−2相変換型PLCルータ120において、各電力線4A、4B、4Cから集約されたデータが効率良く伝送できるため、データの衝突や逐次データ送信処理をする必要があるために発生する通信の遅延などの不都合を回避することができる。
なお、本発明においては、管理装置30を玉貸機20とぱちんこ遊技機10の両方に接続することもできる。その場合、上記で説明した実施形態では玉貸機20がぱちんこ遊技機10からの信号に基づいて管理装置30に送っているアウト玉数やセーフ玉数などのデータを、ぱちんこ遊技機10からも管理装置30に直接送信することができる。このようにして、アウト玉数やセーフ玉数などのデータをぱちんこ遊技機10と玉貸機20の両方から管理装置30に送信することによりシステムの信頼性をチェックすることができる。
なお、上記した本発明の実施形態においては、スイッチング部216とPLCアダプタ218とが玉貸機20に内蔵されているが、スイッチング部216とPLCアダプタ218とは玉貸機20に外付けされていてもよい。この場合、スイッチング部216は、外付けされるPLCアダプタ218に内蔵することができる。
また、管理装置30、精算機40、計数機50、景品交換機60、会員登録端末70、および会員認識機80には、PLCアダプタ90が外付けされているが、内蔵することもできる。PLCアダプタ90には、スイッチング部216を内蔵することもできる。
上記した本発明の実施形態においては、各種装置を電力線により接続して行うデータ通信に、データの機密管理のために暗号化技術などの通常のセキュリティ技術を用いることができる。
上記した実施形態では、玉貸機20により貸玉や貸メダルが行われるものとした。さらに、遊技者からリモコン81が受け付けた店員コールや飲食物の注文などを示す信号を、玉貸機20を介して管理装置30に送ることにより、このような様々な顧客サービスを遊技者に提供することもできる。
また、玉貸機20には、タッチパネルやテンキーボードなどを内蔵したり、テンキーボードなどを外付けしたりすることができる。上記した店員コールや飲食物の注文などを示す信号は、リモコン81に代えて、これらタッチパネルやテンキーボードなどで受け付けることもできる。
また、上記の説明では、図4を参照しつつ、スイッチング部216の概略概念構成を説明したが、スイッチング部216は、この概略概念構成に基づいて、ハードウェア的に実現することもできるし、ソフトウェア的に実現することもできる。
なお、上記した説明では、スイッチング部216とLANコントローラ217とPLCアダプタ218とによって構成される送受信部が、CPU201やRAM202などの演算部からの命令を受けて管理装置30に対する送信処理を行うものとしたが、演算部から送受信部への命令は、かかる送信処理に限定されるものではない。本発明においては、たとえば、演算部が、管理装置に対する送信処理に加えて、管理装置からの受信処理についても命令を行ってもよい。この場合、送受信部は、送信処理に加えて受信処理も演算部からの命令の基づいて行う。ただし、このように構成した場合であっても、受信信号が自己宛であるか否かの判断は、送受信部が行い、演算部自身が行うことはない。すなわち、演算部は、受信信号が自己宛であるか否かの判断を行うよう送受信部に命令を出すことにより、この判断を自ら行うことを回避する。したがって、かかる場合であっても、玉貸機が具備する演算部の負担は軽減される。
以上、実施形態に係る遊技システムについて説明したが、上記の説明は、すべて実施形態についての説明であるから、本発明は、上記の説明によって何ら限定されるものではない。
第1の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るぱちんこ遊技機と玉貸機とを説明する図である。 第1の実施形態に係る玉貸機の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係るスイッチング部の概略概念構成を示す図である。 第1の実施形態に係るスイッチング部の概略動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。 第3の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。 第4の実施形態に係る遊技システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
1、2、3、4・・・遊技システム、10・・・ぱちんこ遊技機、20・・・玉貸機、201・・・CPU、202・・・RAM、203・・・ROM、204・・・遊技機ポート、205・・・ICコイン投入部・リードライト部、206・・・コイン滞留部、207・・・コイン収納部、208・・・コインリードライト部、209・・・コイン返却部、210・・・現金投入部、211・・・現金識別部、212・・・現金収納部、213・・・現金搬送部、214・・・現金返却部、215・・・IPアドレス設定部、216・・・スイッチング部、216A・・・制御部、216B・・・スイッチ、216C・・・廃棄側、217・・・LANコントローラ、218・・・PLCアダプタ、219・・・電源部、220・・・メインバス、X・・・現金搬送ライン、Y・・・現金収納金庫、30・・・管理装置、40・・・精算機、50・・・計数機、60・・・景品交換機、70・・・会員登録端末、80・・・会員認識機、81・・・リモコン、90・・・PLCアダプタ、1A、2A、2B、2C、3A、3B、3C、3D、4A、4B、4C、4D・・・電力線、2D、2E・・・ケーブル(LANケーブルや同軸ケーブルなど)、100・・・スイッチングハブ、110、120・・・PLCルータ

Claims (4)

  1. 遊技機に接続され、管理装置との間で電力線搬送通信を行う玉貸機であって、
    玉数ビット列のうち少なくとも前記遊技機にて貸し出された貸玉の数に関する貸玉数ビット列についての前記管理装置に対する送信処理を命令する演算部と、
    前記管理装置から信号を受信した場合に、この受信信号が自己宛であるか否かを判断し、自己宛であれば前記受信信号を前記演算部に送信し、且つ、前記演算部からの命令を受けて前記管理装置へ信号を送信する送受信部と、
    を具備することを特徴とする玉貸機。
  2. 前記送受信部が内蔵されている請求項1に記載の玉貸機。
  3. 遊技機と、前記遊技機に接続された玉貸機と、前記玉貸機に接続された管理装置と、を備え、
    前記玉貸機は、
    玉数ビット列のうち少なくとも前記遊技機にて貸し出された貸玉の数に関する貸玉数ビット列についての前記管理装置に対する送信処理を命令する演算部と、
    前記管理装置から信号を受信した場合に、この受信信号が自己宛であるか否かを判断し、自己宛であれば前記受信信号を前記演算部に送信し、且つ、前記演算部からの命令を受けて前記管理装置へ信号を送信する送受信部と、
    を具備する、
    ことを特徴とする遊技システム。
  4. 前記送受信部が前記玉貸機に内蔵されている請求項3に記載の遊技システム。


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