JP2008199495A - 印刷システム、画像再生装置、印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷システム、画像再生装置、印刷装置および印刷方法 Download PDF

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Abstract

【課題】DVDメディア等の記録媒体のレーベル面に、その記録内容を表す画像を容易に印刷する。
【解決手段】DVDレコーダ100は、ユーザの指示を受けて動画像データを記録型のDVDメディアDMに記録する。DVDレコーダ100は、DVDメディアDMの排出時等に、この動画像データの中から静止画像をキャプチャして、内部のメモリ(あるいはハードディスクドライブ)に記憶する。そして、DVDメディアDMがDVDレコーダ100から排出されて、印刷装置200にセットされると、印刷装置200は、DVDレコーダ100に記憶された静止画像をネットワーク150を介して自動的に取得する。そして、取得した静止画像をDVDメディアDMのレーベル面に印刷する。
【選択図】図1

Description

本発明は、DVDメディア等の記録媒体のレーベル面に画像を印刷する技術に関する。
近年、テレビ放送を受信して、記録型のDVDメディアに録画を行うDVDレコーダが普及している。また、近年の印刷装置は、DVDメディアのレーベル面に画像を印刷可能な機能を備えているものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2006−268331号公報
従来、DVDレコーダによってDVDメディアに録画を行ったユーザは、DVDメディアにどのような番組を録画したかを記録するために種々の方法をとっていた。例えば、第1の方法としては、録画内容を表すメモを、DVDメディアのレーベル面に筆記具等で直接書き込む方法がある。この方法では、書き込まれた書体に、ユーザの筆癖が影響してしまうという問題がある。そこで、このような影響を受けない第2の方法として、上述した印刷装置とパソコンとを用いて、その録画内容を表す画像や文字をレーベル面に印刷する方法がある。しかし、DVDメディアに録画を行うたびにこのような作業を行うことは非常に煩雑な作業である。そのため、その作業の全て、もしくは一部を自動化する技術が望まれていた。
このような問題を考慮し、本発明が解決しようとする課題は、DVDメディア等の記録媒体のレーベル面に、その記録内容を表す画像を容易に印刷することにある。
上記課題を踏まえ、本発明の一態様である印刷システムを次のように構成した。すなわち、
画像の再生を行う画像再生装置と、該画像再生装置と所定の通信路によって接続され、記録媒体のレーベルに印刷を行うレーベル印刷機構を備えた印刷装置とを含む印刷システムであって、
前記画像再生装置は、
前記記録媒体に記録される画像の再生制御を行う再生制御部と、
前記記録媒体に記録される画像の少なくとも一部を含むデータを、所定の名前を付して記憶する画像記憶部と、
前記印刷装置から前記画像記憶部に記憶された前記データの転送要求を受けた場合に、前記画像記憶部から前記データを読み出し、前記通信路を介して前記印刷装置に該データを転送する画像転送部とを備え、
前記印刷装置は、
前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを検出する検出部と、
前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを前記検出部が検出した場合に、前記通信路を介し、前記名前を指定して、前記画像再生装置に前記データの転送を要求する画像要求部と、
前記画像再生装置から転送された前記データを受信する画像受信部と、
前記受信したデータに基づき前記レーベル印刷機構を制御して、該レーベル印刷機構にセットされた前記記録媒体のレーベルに、前記画像を印刷する印刷制御部とを備えることを要旨とする。
本発明の印刷システムによれば、画像再生装置に画像が記憶された後に、印刷装置のレーベル印刷機構に記録媒体がセットされると、画像再生装置から印刷装置に、所定の名前が付された画像のデータが転送される。そのため、画像再生装置から記録媒体を取り出し、この記録媒体を印刷装置にセットするだけで、記録媒体に記録されている画像の少なくとも一部の画像が記録媒体のレーベルに印刷されることになる。この結果、記録媒体の管理を容易に行うことが可能になる。
上記構成の印刷システムにおいて、該印刷システムは、前記画像再生装置を複数備えており、前記印刷装置の前記画像要求部は、前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを前記検出部が検出した場合に、前記各画像再生装置に対して、前記名前を指定して、前記データの転送を要求するものとしてもよい。
本発明では、印刷装置は、画像再生装置によって付された名前を指定してデータの転送を要求する。そのため、上記構成のように、印刷システムが複数の画像再生装置を備えていた場合であっても、印刷装置は、所定の名前を付したデータを記憶している特定の画像再生装置から適切にデータの転送を受けることができる。
上記構成の印刷システムにおいて、前記印刷装置は、更に、前記印刷の完了後に、前記画像再生装置に、前記転送を受けたデータの削除を要求する削除要求部を備え、前記画像再生装置は、更に、前記印刷装置からの前記データの削除要求に応じて、前記画像記憶部から前記転送を行ったデータを削除する画像削除部を備えるものとしてもよい。
このような構成であれば、印刷装置によって記録媒体への画像の印刷が完了すると、自動的に、画像再生装置からその画像に応じたデータが削除される。そのため、画像再生装置が有する記憶部の記憶容量を節減することができる。また、印刷装置が、別の記録媒体に印刷を行う際に、既に印刷を済ませた画像を再び印刷してしまうことを防止することができる。
上記構成の印刷システムにおいて、前記画像再生装置の画像記憶部は、前記名前の少なくとも一部に連番を付すことにより、前記データを複数記憶し、前記印刷装置の画像要求部は、前記連番を含む名前が付された複数のデータの転送を要求し、前記印刷制御部は、前記複数のデータが転送された場合に、前記記録媒体のレーベル面に、該複数のデータが表す各画像を、該データの数に応じた所定のレイアウトで割り付けて印刷する割付印刷部を備えるものとしてもよい。
このような構成であれば、画像再生装置によって複数の画像が記憶された場合であっても、これらの画像を記録媒体に好適に配置して印刷することができる。
上記構成の印刷システムにおいて、前記画像再生装置は、更に、放送波を介して動画像を表す画像信号を受信する受信部と、前記受信した画像信号によって表される動画像を前記記録媒体に記録する記録部とを備え、前記画像再生装置の画像記憶部は、前記画像信号によって表される動画像の一部を静止画として記憶するものとしてもよい。
このような構成であれば、テレビ放送によって送信された番組を録画し、こうして録画した番組の中の一部の画像を記録媒体のレーベルに印刷することができる。
上記構成の印刷システムにおいて、前記所定の通信路とはネットワークであり、前記画像再生装置と前記印刷装置とは、ユニバーサルプラグアンドプレイ規格に基づき前記ネットワークを介して接続されるものとしてもよい。このような構成であれば、画像再生装置と印刷装置との接続・認証を、既存の規格に基づき容易に行うことが可能になる。
本発明は、以下のような態様の画像再生装置としても捉えることができる。すなわち、
記録媒体のレーベルに印刷を行うレーベル印刷機構を備えた印刷装置に、所定の通信路を介して接続される画像再生装置であって、
前記記録媒体に記録される画像の再生制御を行う再生制御部と、
前記記録媒体に記録される画像の少なくとも一部を含むデータを、所定の名前を付して記憶する画像記憶部と、
前記印刷装置から、前記記録媒体のレーベルへの印刷に供するために、前記画像記憶部に記憶された前記データの転送要求を受けた場合に、前記画像記憶部から前記データを読み出し、前記通信路を介して前記印刷装置に該データを転送する画像転送部とを備える画像再生装置である。
また、本発明は、以下のような態様の印刷装置としても捉えることができる。すなわち、
所定の名前を付した画像を表すデータを記憶する画像再生装置と所定の通信路によって接続され、記録媒体のレーベル面に印刷を行うレーベル印刷機構を備える印刷装置であって、
前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを検出する検出部と、
前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを前記検出部が検出した場合に、前記通信路を介して、前記画像再生装置に、前記名前の付された前記データの転送を要求する画像要求部と、
前記画像再生装置から転送された前記データを受信する画像受信部と、
前記受信したデータに基づき前記レーベル印刷機構を制御して、該レーベル印刷機構にセットされた前記記録媒体のレーベルに、前記画像を印刷する印刷制御部と
を備える印刷装置である。
このように、本発明を、画像再生装置や印刷装置として捉えたとしても、上述した印刷システムと同様の作用・効果を得ることができる。
なお、本発明は、上述した印刷システムや画像再生装置、印刷装置としての構成のほか、印刷システムや各装置における印刷方法、あるいは、コンピュータプログラムとしても構成することができる。コンピュータプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に記録されていてもよい。記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROM、光磁気ディスク、メモリカード、ハードディスク等の種々の媒体を利用することができる。
以下、上述した本発明の作用・効果を一層明らかにするため、本発明の実施の形態を実施例に基づき次の順序で説明する。
A.印刷システムの構成:
B.DVDレコーダの構成:
C.印刷装置の構成:
D.印刷処理:
E.変形例:
A.印刷システムの構成:
図1は、実施例としての印刷システム10の概略構成を示す説明図である。本実施例の印刷システム10は、動画像の再生や録画を行うことのできる第1のDVDレコーダ100aと第2のDVDレコーダ100bと印刷装置200とがネットワーク150を介して接続されることにより構成される。第1のDVDレコーダ100aには、モニタ300が接続されている。第1のDVDレコーダ100aと第2のDVDレコーダ100bとは、ほぼ同一の内部構成であるため、以下では、これらをまとめてDVDレコーダ100と記載する。なお、DVDレコーダ100は、ネットワーク150に3台以上接続されていても構わない。
図1には、DVDレコーダ100や印刷装置200以外に、動画データや静止画像データを記憶するネットワークストレージ装置400や、動画像を再生可能なパーソナルコンピュータ500がネットワーク150に接続されている様子を示している。
上述した各装置は、DLNA(Digital Living Network Alliance)という団体が策定したDLNAガイドラインに準拠して構成された装置である。DLNAガイドラインでは、ネットワーク150を介した各機器の接続・認証がUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)規格に基づき行われるため、どの装置も、ネットワーク150につなぐだけでIPアドレス等の設定がなされて利用可能になる。
DLNAガイドラインでは、DMS(デジタルメディアサーバ)、DMP(デジタルメディアプレーヤー)、DMPr(デジタルメディアプリンタ)と呼ばれる装置が規定されている。DMSとは、動画像や静止画像、音声等のコンテンツを記録・蓄積・提供する装置である。DMPとは、これらのコンテンツを受信して再生する装置である。また、DMPrとは、DMSあるいはDMPから指示されたコンテンツの印刷を行う機器である。
図1に示した装置のうち、典型的にDMSに該当するものは、動画像データ等を記憶するDVDレコーダ100とネットワークストレージ装置400である。また、DMSに記憶されたデータの転送を受けて再生するDMPに該当するものはパーソナルコンピュータ500である。また、DMPrに該当するものは印刷装置200である。DLNAガイドラインでは、DMSとDMPとDMPrとは1台の装置の中に複数共存することを容認している。本実施例では、DVDレコーダ100は、DMSとDMPの両者の機能を備え、印刷装置200は、DMPrとDMSの両者の機能を備えるものとする。
ここで、本実施例の印刷システム10の動作について簡単に説明する。本実施例の印刷システム10では、最初に、DVDレコーダ100がユーザの指示を受けて動画像データを記録型のDVDメディアDMに記録する。DVDレコーダ100は、DVDメディアDMの排出時等に、この動画像データの中から静止画像をキャプチャして、内部のメモリ(あるいはハードディスクドライブ)に記憶する。そして、DVDメディアDMがDVDレコーダ100から排出されて、印刷装置200にセットされると、印刷装置200は、DVDレコーダ100に記憶された静止画像をネットワーク150を介して自動的に取得する。そして、取得した静止画像をDVDメディアDMのレーベル面に印刷する。つまり、本実施例の印刷システム10では、DVDレコーダ100によってDVDメディアDMに記録される動画像の内容を表す静止画像を、印刷装置200によって自動的にレーベル面に印刷することができるのである。
B.DVDレコーダの構成:
図2は、DMSおよびDMPとして動作するDVDレコーダ100の内部構成を示すブロック図である。図示するように、本実施例のDVDレコーダ100は、チューナ102と、復調器104と、操作部106と、制御ユニット110と、表示制御回路120と、DVDドライブ122と、ハードディスクドライブ124と、ネットワークインタフェース126とを備えている。
チューナ102は、テレビ放送を受信する装置である。復調器104は、チューナ102によって受信した放送波を復調する装置である。本実施例では、チューナ102は、デジタル放送によって変調されたデジタル信号を受信する回路によって構成されている。一方、復調器104は、このデジタル信号を、MPEG2形式の動画像データに復調する回路によって構成されている。むろん、チューナ102は、アナログ放送を受信するものとしてもよい。また、復調器104は、MPEG1やMPEG4など、MPEG2形式以外の形式でデジタル信号を復調するものとしてもよい。
操作部106は、DVDレコーダ100に対する再生や録画の指示をユーザから受けるためのスイッチ群によって構成される。このスイッチ群は、リモートコントローラに設けられているものとしてもよい。
表示制御回路120は、DVDレコーダ100に接続されたモニタ300に対して、動画像や静止画像、グラフィカルユーザインタフェース等の表示を行う回路である。DVDレコーダ100とモニタ300とは、例えば、コンポーネントケーブルやHDMI(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルによって接続される。
DVDドライブ122は、DVDメディアDMからのデータの読み込みや、DVDメディアDMに対するデータの書き込みを行う装置である。DVDメディアDMには、種々の規格が存在するが、例えば、DVDドライブ122は、DVD−Rや、DVD−RW、DVD+R、DVD+RW、DVD−RAM、DVD−ROM等のメディアに対して書き込みおよび読み出しを行うことができる(ただし、DVD−ROMは読み出しのみ可能)。勿論、DVDドライブ122は、ここに挙げたメディア以外にも、例えば、CD−RやCD−RW、次世代記録メディアであるHD DVD規格やBlu−ray規格に基づくメディアに対しても、データの読み書きが行えるものとしてもよい。
ハードディスクドライブ124は、復調器104によって復調された動画像データや、この動画像データからキャプチャされた静止画像データを記憶する大容量の記録媒体である。本実施例では、ハードディスクドライブ124は、400ギガバイトの記憶容量を有している。もちろん、ハードディスクドライブ124は、それ以外の記憶容量を有していてもよい。
ネットワークインタフェース126は、ネットワーク150に対する通信制御を行う回路によって構成されている。ネットワークインタフェース126は、OSI参照モデルの物理層とデータリンク層における通信制御を行う。
制御ユニット110は、DVDレコーダ100の動作を統括管理するユニットであり、CPUやROM、RAMによって構成されている。CPUは、RAMをワークエリアとしてROMに記録されたファームウェアを実行することで、図中に示した再生制御部111と録画制御部112と静止画保存部113とUPnP処理部114とをソフトウェア的に実現する。
再生制御部111は、DVDメディアDMやハードディスクドライブ124に記録された動画像データを再生する機能を備えている。これらの媒体に記録された動画像データは、公知の種々のコーデックによってエンコードがなされている。そのため、再生制御部111は、DVDメディアDMやハードディスクドライブ124から動画像データを読み出し、上記のコーデックに対応したデコードを行いつつ再生を行う。また、再生制御部111は、後述するUPnP処理部によって他のDMS(例えば、ネットワークストレージ装置400)から受信した動画像データの再生を行う機能を備えている。
録画制御部112は、復調器104によって復調された動画像データを、ハードディスクドライブ124もしくはDVDメディアDMに記録する機能部である。録画制御部112は、いわゆる電子番組表を用いた予約録画を行う機能を備えている。
静止画保存部113は、DVDメディアDMあるいはハードディスクドライブ124に記録された動画像データから静止画像をキャプチャし、これをハードディスクドライブ124に保存する機能を有する。キャプチャする静止画像は、例えば、動画像データの再生開始から、予め定めた時間経過後(例えば、15秒後)のフレームとすることができる。また、静止画保存部113は、DVDメディアDMあるいはハードディスクドライブ124に記録された動画像データの再生中に、ユーザが操作部106を用いて指示した時点の画像をキャプチャしてもよい。
動画像データからキャプチャする静止画像の枚数は、ユーザが操作部106を用いて任意に設定することができる。複数枚キャプチャする場合には、例えば、動画像データの先頭から15秒間隔で、指定された枚数だけキャプチャするものとすることができる。また、動画像データに複数のチャプタが設定されている場合には、各チャプタの先頭から所定時間後のフレームをキャプチャするものとすることができる。このときの静止画像の枚数は、チャプタの数と同数になる。
静止画保存部113は、静止画像を保存する際に、所定の命名規則に基づいてファイル名を決定し、このファイル名を付して静止画像を保存する。本実施例において、所定の命名規則とは、動画像データから1枚の静止画像をキャプチャする場合には、「PG01.jpg」というファイル名を付し、複数の静止画像をキャプチャする場合には、「PG」の後に連番を続け、最後に、「.jpg」という拡張子を付するという規則である。例えば、動画像データから2枚の静止画像をキャプチャする場合には、「PG01.jpg」というファイル名と、「PG02.jpg」というファイル名が各静止画像に付されることになる。
UPnP処理部114は、UPnP規格に基づく種々の機能を実現する機能部である。UPnP規格に定められている機能としては、例えば、以下のような機能がある。
(1)DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)やAutoIPによって自己のIPアドレスを設定するアドレッシング機能。
(2)SSDP(Simple Service Discovery Protocol)や、GENA(Generic Event Notification Architecture)を用いてネットワークに接続されたデバイスを検出するディスカバリ機能。
(3)ディスカバリ機能によって検出したデバイスから、そのデバイスの詳細な情報をXML形式のデータで取得するディスクリプション機能。
(4)ディスクリプション機能によって詳細情報を取得したデバイスをSOAP(Simple Object Access Protocol)によって制御するコントロール機能。
UPnP処理部114は、コントロールポイント115と呼ばれるモジュールを備えている。コントロールポイント115は、上述したディスカバリ機能によって検出したデバイス(例えば、DMS、DMP、DMPr)の管理および制御を行うモジュールである。コントロールポイント115は、例えば、他のデバイスからデータの転送を受けたり、他のデバイスに記憶されているデータの移動、消去を行うことができる。UPnP規格では、DMPrを制御するコントロールポイントのことを、特に、プリンティングコントローラと呼ぶ場合がある。
コントロールポイント115は、画像転送モジュール116と画像消去モジュール117とを有している。画像転送モジュール116は、他のデバイス(本実施例では、印刷装置200)から転送要求を受けた静止画像データをハードディスクドライブ124から読み出して転送するモジュールである。画像消去モジュール117は、他のデバイスから削除要求を受けた静止画像データをハードディスクドライブ124から消去するモジュールである。
C.印刷装置の構成:
図3は、DMPrおよびDMSとして動作する印刷装置200の内部構成を示すブロック図である。図示するように、本実施例の印刷装置200は、ネットワークインタフェース210と、印刷機構220と、フラッシュメモリ230と、制御ユニット240とを備えている。
ネットワークインタフェース210は、ネットワーク150に対する通信制御を行う回路によって構成されている。
印刷機構220は、制御ユニット240からの指示を受けて、DVDメディアDMや印刷用紙に対して文字や画像を印刷する機構である。以下では、DVDメディアDMや印刷用紙などの印刷の対象となる媒体のことを、「印刷媒体」と呼ぶ。印刷機構220は、印刷媒体がセットされる印刷トレイや、インクが貯蔵されたインクタンク、インクタンクから印刷媒体にインクを吐出するインクヘッド、印刷媒体を印刷方向に搬送する搬送機構等によって構成されている。
印刷機構220は、メディア検出部225を備えている。メディア検出部225は、印刷トレイにセットされた印刷媒体がDVDメディアであるか印刷用紙であるかを検出する回路によって構成されている。また、メディア検出部225は、印刷トレイにセットされた印刷媒体がDVDメディアである場合に、そのレーベル面が、白色であるかを検出する回路も備えている。メディア検出部225は、印刷媒体の形状を検出するセンサとして、例えば、所定の位置に印刷媒体が存在するか否かを検出する反射型フォトセンサを用いることができる。また、レーベル面の色を検出するセンサとしては、赤、青、緑の3原色をそれぞれ発光する発光ダイオードによってDVDメディアDMのレーベル面を照射し、その反射光の色成分を解析して色を判別する色センサを用いることができる。
フラッシュメモリ230には、後述する制御ユニット240によってDVDレコーダ100から取得する静止画像データが記憶される。図中には、こうした静止画像データとして、「PG01.jpg」および「PG02.jpg」とファイル名の付されたデータが記憶されている例を示している。本実施例では、これらのデータをフラッシュメモリ230に記憶するものとしたが、制御ユニット240が備えるRAMやハードディスクドライブに記憶する構成としてもよい。
制御ユニット240は、印刷装置200の動作を統括管理するユニットであり、CPUやROM、RAMによって構成されている。CPUは、RAMをワークエリアとしてROMに記録されたファームウェアを実行することで、図中に示した印刷制御部241とUPnP処理部242とをソフトウェア的に実現する。
印刷制御部241は、印刷機構220を制御して、印刷媒体に画像や文字を印刷する機能部である。
UPnP処理部242は、上述したDVDレコーダ100のUPnP処理部114と同様に、UPnP規格に基づく種々の機能を実現する機能部である。UPnP処理部242は、コントロールポイント243を備えており、このコントロールポイント243は、画像要求モジュール244と、画像受信モジュール245と、削除要求モジュール246とを備えている。
画像要求モジュール244は、他のDMS(本実施例では、DVDレコーダ100)に対して、静止画像データの転送を要求するモジュールである。画像受信モジュール245は、画像要求モジュール244によって要求した静止画像データを、転送元から受信するモジュールである。削除要求モジュール246は、転送元に記憶されている静止画像データの削除を要求するモジュールである。
D.印刷処理:
図4は、印刷システム10において実行される印刷処理のフローチャートである。図4(a)には、DVDレコーダ100側で実行される処理を表し、図4(b)には、印刷装置200側で実行される処理を表している。この印刷処理は、DVDレコーダ100と印刷装置200とにおいて常時ループして実行される処理である。この印刷処理が実行される前提として、DVDレコーダ100と印刷装置200とは、上述したアドレッシング機能やディスカバリ機能、ディスクリプション機能によって接続・認証が行われ、相互に通信可能であるものとする。また、DVDレコーダ100のDVDドライブには、DVDメディアDMがセットされているものとする。
この印刷処理が開始されると、まず、DVDレコーダ100の制御ユニット110は、ユーザが操作部106を用いてDVDメディアDMの排出操作を行ったかを判断する(ステップS1000)。DVDメディアDMの排出操作がなされた場合には(ステップS1000:Yes)、制御ユニット110は、静止画保存部113によって、DVDメディアDMに記録された動画像データから静止画像データをキャプチャしてハードディスクドライブ124に記憶する(ステップS1010)。このとき、DVDメディアDMに記録された動画像データと同一のデータがハードディスクドライブ124に記憶されていれば、制御ユニット110は、ハードディスクドライブ124に記憶された動画像データを用いて静止画像データをキャプチャするものとしてもよい。静止画像データをハードディスクドライブ124に記憶させる際には、制御ユニット110は、上述した命名規則に従ってファイル名を付与する。キャプチャされる静止画像が1枚の場合には、ファイル名として「PG01.jpg」と付されることになる。上記ステップS1000において、DVDメディアDMの排出操作がなされていないと判断した場合には(ステップS1000:No)、制御ユニット110は、当該印刷処理を終了する。
上記ステップS1010によって、静止画像データをハードディスクドライブ124に記憶すると、DVDレコーダ100の制御ユニット110は、上記ステップS1000におけるユーザの指示に従い、DVDメディアDMをDVDドライブ122から排出する(ステップS1020)。
印刷装置200の制御ユニット240は、当該印刷処理が開始されると、まず、メディア検出部225を用いて、印刷トレイにDVDメディアDMがセットされたかを判断する(ステップS2000)。DVDメディアDMがセットされれば(ステップS2000:Yes)、制御ユニット240は、更に、そのレーベル面が白色かを判断する(ステップS2010)。印刷トレイにセットされた印刷媒体がDVDメディアDMでない場合(ステップS2000:No)や、DVDメディアDMのレーベル面が白色ではない場合(ステップS2010:No)には、当該印刷処理を終了する。
レーベル面が白色のDVDメディアDMがセットされれば(ステップS2010:Yes)、印刷装置200の制御ユニット240は、画像要求モジュール244によって、ネットワーク150に接続された全てのDMSに対して「PG01.jpg」というファイル名を指定して静止画像データの転送を要求する。画像要求モジュール244は、この転送要求をマルチキャストパケットにより送信する。なお、画像要求モジュール244は、全てのDMSに対して、転送要求を順次ユニキャストで送信してもよい。この場合、「PG01.jpg」を有する印刷装置200からデータの転送があった時点でユニキャストの送信を中止してもよい。
DVDレコーダ100の制御ユニット110は、ネットワーク150を介して静止画像データの転送要求を所定のタイムアウト期間内に受信すると(ステップS1030)、転送要求を受けたファイル名「PG01.jpg」のデータがハードディスクドライブ124に記憶されているかを判断する(ステップS1040)。要求されたデータがハードディスクドライブ124に記憶されていれば(ステップS1040:Yes)、制御ユニット110は、画像転送モジュール116を用いて、そのデータを、転送要求パケットの送信元である印刷装置200に送信する(ステップS1050)。要求されたデータが記憶されていなければ(ステップS1050:No)、当該印刷処理を終了する。上記ステップS1030におけるタイムアウト期間は、ユーザが、DVDメディアDMをDVDレコーダ100から取り出して印刷装置200にセットするまでの時間を考慮し、例えば、2〜3分とすることができる。
次に、印刷装置200の制御ユニット240は、画像受信モジュール245を用いて、所定のタイムアウト期間内(例えば、20秒以内)に他のデバイスから静止画像データ「PG01.jpg」を受信したかを判断する(ステップS2030)。かかるタイムアウト期間内に受信できない場合には(ステップS2030:No)、制御ユニット240は、レーベル面に印刷する画像を取得することができないため、当該印刷処理を終了する。このとき、制御ユニット240は、印刷装置200の表示部に印刷ができない旨のエラーを表示するものとしてもよい。
上記ステップS2030において、静止画像データを受信したと判断した場合には(ステップS2030:Yes)、制御ユニット240は、さらに、静止画像データの転送を行ったデバイス(DVDレコーダ100)に対して、他の静止画像データの転送を要求する(ステップS2040)。他の静止画像データとは、ファイル名として「PG02.jpg」や「PG03.jpg」など、「PG」の後に、連番の付されたデータである。転送を要求する順序は、ファイル名中に付された連番のとおりである。
DVDレコーダ100の制御ユニット110は、所定のタイムアウト期間内に印刷装置200から他の静止画像データの転送要求を受信すると(ステップS1060)、ハードディスクドライブ124に、要求されたファイル名の静止画像データが記憶されているかを判断する(ステップS1070)。前記タイムアウト期間内に転送要求が受信されなかった場合には、制御ユニット110は、当該印刷処理を終了する。一方、要求されたファイル名の静止画像データが記憶されていれば(ステップS1070:No)、その静止画像データを、印刷装置200に送信する(ステップS1080)。こうして、静止画像データの送信を完了すると、制御ユニット110は、再び、上記ステップS1060に処理を戻す。
以上のように、DVDレコーダ100の制御ユニット110が、上記ステップS1060〜S1080の処理を繰り返して、ハードディスクドライブ124に記憶されている静止画像データをすべて送信した結果、印刷装置200から要求されたファイル名の静止画像データが、ハードディスクドライブ124に存在しなくなった場合には(ステップS1070:Yes)、制御ユニット110は、要求された静止画像データを保持していない旨のエラーを、印刷装置200に送信する(ステップS1090)。
次に、印刷装置200の制御ユニット240は、DVDレコーダ100から受信したデータが、静止画像データか、エラーかを判断する(ステップS2050)。受信したデータが、要求した静止画像データであれば、処理をステップS2040に戻す。こうすることで、制御ユニット240は、連番の付された静止画像データを順にDVDレコーダ100に要求することができる。
上記ステップS2050において、エラーを受信したと判断した場合には、印刷装置200は、全ての静止画像データをDVDレコーダ100から受信したことになるので、制御ユニット240は、印刷制御部241を用いて印刷機構を制御し、受信した静止画像をDVDメディアDMのレーベル面に印刷する(ステップS2060)。このとき、DVDレコーダ100から受信した静止画像データの枚数に応じて、印刷制御部241は、印刷する画像を適宜、レーベル面に割り付けて印刷する。
図5は、静止画像データのレーベル面への割り付けの例を示す説明図である。図中には、DVDメディアDM上に配置する静止画像を、ハッチングを付した図形によって示している。静止画像データの枚数が1枚の場合には、図中に「バリエーションA」と示すように、DVDメディアDMの全面に印刷するものとすることができる。また、「バリエーションB」のように、レーベル面の所定の位置に、画像全体を縮小して印刷するものとしてもよい。また、静止画像データの枚数が2枚以上の場合には、DVDメディアDMの同心円上に各画像を均等に配置することができる。また、「バリエーションC」として示すように、各画像が隣接して配置するものとしてもよい。もちろん、同心円上ではなく、渦巻状に配置するものとしてもよい。配置する順序は、例えば、静止画像データのファイル名の順番や、その画像がキャプチャされた順とすることができる。
説明を図4に戻す。印刷装置200の制御ユニット240は、上記ステップS2060によってDVDメディアDMへの印刷処理を終了すると、印刷が成功したかを判断する(ステップS2070)。印刷が失敗していれば、再印刷処理を行う(ステップS2080)。再印刷処理とは、例えば、インクタンク内のインクが切れたことにより印刷が失敗した場合に、インクの補充をユーザに促し、交換の後に、再度の印刷を試みる処理などである。また、DVDレコーダ100から受信した静止画像データが欠損していて印刷ができない場合には、処理を上記ステップS2020に戻すことでDVDレコーダ100に対して、再度、静止画像データの転送を要求する処理とすることも可能である。
上記ステップS2070において、印刷が成功したと判断した場合には、制御ユニット240は、削除要求モジュール246を用いて、静止画像データの送信元であるDVDレコーダ100に対して、送信対象となった静止画像データの削除を要求する(ステップS2090)。
DVDレコーダ100の制御ユニット110は、上記ステップS1090の後、所定のタイムアウト期間内に印刷装置200から静止画像データの削除要求を受信したかを判断する(ステップS1100)。このタイムアウト期間としては、DVDメディアDMへの印刷時間を考慮し、例えば、10〜20分とすることができる。このタイムアウト期間内に削除要求を受信しなかった場合には、制御ユニット110は、当該印刷処理を終了する。一方、タイムアウト期間内に削除要求を受信した場合には、制御ユニット110は、印刷装置200に送信した静止画像データをハードディスクドライブ124から削除する(ステップS1110)。このように、既に印刷が終了した静止画像データをハードディスクドライブ124から削除すれば、DVDレコーダ100は、ハードディスクドライブ124の記憶容量を節減することができる。また、こうすることで、印刷装置200が、別の記録媒体に印刷を行う際に、既に印刷を済ませた画像を再び印刷してしまうことを防止することができる。以上で説明した一連の処理により、印刷システム10で実行される印刷処理は終了する。
以上で説明した本実施例の印刷システム10によれば、DVDレコーダ100は、DVDメディアDMを排出する際に、DVDメディアDMに記録した動画像データから静止画像データをキャプチャし、この静止画像データに所定のファイル名を付して一時的に記憶する。次に、ユーザによって、このDVDメディアDMが印刷装置200にセットされると、印刷装置200は、DVDレコーダ100に、前述したファイル名を指定して静止画像データの転送を要求する。そして、静止画像データがDVDレコーダ100から印刷装置200に転送されれば、その静止画像が印刷トレイにセットされたDVDメディアDMのレーベル面に印刷される。従って、ユーザは、DVDレコーダ100からDVDメディアDMを取り出して、印刷装置200にセットするという行為を行うだけで、自動的に、DVDメディアDMに、録画内容を表す画像が印刷されることになる。この結果、ユーザが自分でDVDメディアDMのレーベル面に録画内容を筆記具等で記録する必要がなくなり、DVDメディアDMを容易に管理することが容易になる。
また、本実施例では、DVDメディアDMのレーベル面に印刷する静止画像データのファイル名を予め定めた形式としている。そのため、ネットワーク150に複数のDMSが接続されていたとしても、印刷装置200は容易にその画像データを特定の機器(DVDレコーダ100)から取得することができる。従って、汎用性の高いDLNAガイドラインに基づいて印刷システム10を構成したとしても、印刷装置200がDVDレコーダ100から静止画像データを自動的に取得するという動作を極めて容易に実現することができる。
E.変形例:
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明はこのような実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、ソフトウェアによって実現した機能は、ハードウェアによって実現するものとしてもよい。そのほか、以下のような変形が可能である。
(D1)変形例1:
上記実施例では、DVDレコーダ100が、静止画像データを印刷装置200に送信するものとした。これに対して、例えば、DVDの再生のみが可能なDVDプレーヤが静止画像データを送信するものとしてもよい。このようなシステムであれば、例えば、パーソナルコンピュータ等によってDVD−Rに記録した動画像をDVDプレーヤによって視聴した後に、そのDVD−Rを印刷装置200にセットすれば、その録画内容を表す画像がDVD−Rに自動的に印刷されることになる。この場合、DVDプレーヤは、再生しているメディアがDVD−ROM以外のDVDメディアであり、そのレーベル面が白色である場合に、静止画像データを送信するものとすることができる。こうすることにより、既にレーベル面に印刷がなされたメディアへの誤印刷を防止することができる。
静止画像データを記憶する機器は、DVDレコーダ100やDVDプレーヤに限られず、例えば、パーソナルコンピュータ500であってもよい。また、静止画像データを記憶する機器は、パーソナルコンピュータ500やDVDレコーダ100の外付けハードディスクとして使用されるネットワークストレージ装置400でもよい。印刷装置200は、静止画像データの転送をネットワーク150に接続された全てのDMSに対して要求する。そのため、所定の命名規則でファイル名が付されていれば、その静止画像データを生成した機器と、そのデータを記憶している機器とが分離していたとしても、印刷装置200は、何ら問題なく静止画像データを取得することができる。
(D2)変形例2:
上記実施例では、所定の命名規則によって、「PG**.jpg」(**部分は連番)というファイル名を静止画像データに付すものとした。これに対して、より複雑なファイル名を付すものとしてもよい。ファイル名が複雑であれば、他のDMSが記憶しているデータとファイル名が重複してしまう可能性を低減することができるため、印刷装置200がDVDレコーダ100から適切に静止画像データを取得する可能性を高めることができる。DVDレコーダ100は、複雑なファイル名として、例えば、静止画像データをキャプチャした日時をファイル名に付すことができる。また、静止画像データの有効期限をファイル名に付すことも可能である。このように、ファイル名の一部に日時を含ませれば、DVDレコーダ100が古い静止画像データを有していたとしても、印刷装置200は、容易に最新の静止画像データを選別して取得することが可能になる。
(D3)変形例3:
上記実施例では、DLNAガイドラインに基づき、印刷システム10を構成するものとした。しかし、印刷システム10は、DLNAガイドラインに従わずに構成しても構わない。また、DVDレコーダ100と印刷装置200とは、ネットワーク150によって接続されるものとしたが、例えば、USBやIEEE1394、パラレルインタフェース等によって1対1に接続されるものとしてもよい。
(D4)変形例4:
上記実施例では、DVDメディアDMには、動画像データが記録されるものとした。これに対して、DVDレコーダ100は、DVDメディアDMに、ユーザがデジタルカメラ等によって撮影した静止画像データを記録するものとしてもよい。DVDレコーダ100は、こうしてDVDメディアDMに記録された静止画像データの中から、所定数の静止画像データを記憶して印刷装置200に送信する。印刷装置200がこのような画像をDVDメディアDMのレーベル面に印刷すれば、ユーザは、静止画像を記録したDVDメディアDMを容易に管理することが可能になる。無論、この場合において、DVDメディアDMに代えて、CD−RやCD−RWに静止画像データを記録するものとしてもよい。
実施例としての印刷システム10の概略構成を示す説明図である。 DVDレコーダ100の内部構成を示すブロック図である。 印刷装置200の内部構成を示すブロック図である。 印刷処理のフローチャートである。 静止画像データのレーベル面への割り付けの例を示す説明図である。
符号の説明
10…印刷システム
100…DVDレコーダ
100a…第1のDVDレコーダ
100b…第2のDVDレコーダ
102…チューナ
104…復調器
106…操作部
110…制御ユニット
111…再生制御部
112…録画制御部
113…静止画保存部
114…UPnP処理部
115…コントロールポイント
116…画像転送モジュール
117…画像消去モジュール
120…表示制御回路
122…DVDドライブ
124…ハードディスクドライブ
126…ネットワークインタフェース
150…ネットワーク
200…印刷装置
210…ネットワークインタフェース
220…印刷機構
225…メディア検出部
230…フラッシュメモリ
240…制御ユニット
241…印刷制御部
242…UPnP処理部
243…コントロールポイント
244…画像要求モジュール
245…画像受信モジュール
246…削除要求モジュール
300…モニタ
400…ネットワークストレージ装置
500…パーソナルコンピュータ

Claims (9)

  1. 画像の再生を行う画像再生装置と、該画像再生装置と所定の通信路によって接続され、記録媒体のレーベルに印刷を行うレーベル印刷機構を備えた印刷装置とを含む印刷システムであって、
    前記画像再生装置は、
    前記記録媒体に記録される画像の再生制御を行う再生制御部と、
    前記記録媒体に記録される画像の少なくとも一部を含むデータを、所定の名前を付して記憶する画像記憶部と、
    前記印刷装置から前記画像記憶部に記憶された前記データの転送要求を受けた場合に、前記画像記憶部から前記データを読み出し、前記通信路を介して前記印刷装置に該データを転送する画像転送部とを備え、
    前記印刷装置は、
    前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを検出する検出部と、
    前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを前記検出部が検出した場合に、前記通信路を介し、前記名前を指定して、前記画像再生装置に前記データの転送を要求する画像要求部と、
    前記画像再生装置から転送された前記データを受信する画像受信部と、
    前記受信したデータに基づき前記レーベル印刷機構を制御して、該レーベル印刷機構にセットされた前記記録媒体のレーベルに、前記画像を印刷する印刷制御部とを備える
    印刷システム。
  2. 請求項1に記載の印刷システムであって、
    該印刷システムは、前記画像再生装置を複数備えており、
    前記印刷装置の前記画像要求部は、前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを前記検出部が検出した場合に、前記各画像再生装置に対して、前記名前を指定して、前記データの転送を要求する
    印刷システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷システムであって、
    前記印刷装置は、更に、前記印刷の完了後に、前記画像再生装置に、前記転送を受けたデータの削除を要求する削除要求部を備え、
    前記画像再生装置は、更に、前記印刷装置からの前記データの削除要求に応じて、前記画像記憶部から前記転送を行ったデータを削除する画像削除部を備える
    印刷システム。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の印刷システムであって、
    前記画像再生装置の画像記憶部は、前記名前の少なくとも一部に連番を付すことにより、前記データを複数記憶し、
    前記印刷装置の画像要求部は、前記連番を含む名前が付された複数のデータの転送を要求し、
    前記印刷制御部は、前記複数のデータが転送された場合に、前記記録媒体のレーベル面に、該複数のデータが表す各画像を、該データの数に応じた所定のレイアウトで割り付けて印刷する割付印刷部を備える
    印刷システム。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の印刷システムであって、
    前記画像再生装置は、更に、
    放送波を介して動画像を表す画像信号を受信する受信部と、
    前記受信した画像信号によって表される動画像を前記記録媒体に記録する記録部とを備え、
    前記画像再生装置の画像記憶部は、前記画像信号によって表される動画像の一部を静止画として記憶する
    印刷システム。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の印刷システムであって、
    前記所定の通信路とはネットワークであり、
    前記画像再生装置と前記印刷装置とは、ユニバーサルプラグアンドプレイ規格に基づき前記ネットワークを介して接続されるものである
    印刷システム。
  7. 記録媒体のレーベルに印刷を行うレーベル印刷機構を備えた印刷装置に、所定の通信路を介して接続される画像再生装置であって、
    前記記録媒体に記録される画像の再生制御を行う再生制御部と、
    前記記録媒体に記録される画像の少なくとも一部を含むデータを、所定の名前を付して記憶する画像記憶部と、
    前記印刷装置から、前記記録媒体のレーベルへの印刷に供するために、前記画像記憶部に記憶された前記データの転送要求を受けた場合に、前記画像記憶部から前記データを読み出し、前記通信路を介して前記印刷装置に該データを転送する画像転送部と
    を備える画像再生装置。
  8. 所定の名前を付した画像を表すデータを記憶する画像再生装置と所定の通信路によって接続され、記録媒体のレーベル面に印刷を行うレーベル印刷機構を備える印刷装置であって、
    前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを検出する検出部と、
    前記記録媒体が前記レーベル印刷機構にセットされたことを前記検出部が検出した場合に、前記通信路を介して、前記画像再生装置に、前記名前の付された前記データの転送を要求する画像要求部と、
    前記画像再生装置から転送された前記データを受信する画像受信部と、
    前記受信したデータに基づき前記レーベル印刷機構を制御して、該レーベル印刷機構にセットされた前記記録媒体のレーベルに、前記画像を印刷する印刷制御部と
    を備える印刷装置。
  9. 画像の再生を行う画像再生装置から転送された画像を表すデータを、該画像再生装置と所定の通信路によって接続され、記録媒体のレーベルに印刷を行うレーベル印刷機構を備えた印刷装置に印刷させる印刷方法であって、
    前記記録媒体に記録される画像の少なくとも一部を含むデータを、所定の名前を付して前記画像再生装置が記憶し、
    前記印刷装置の前記レーベル印刷機構に前記記録媒体がセットされたことを検出し、
    前記レーベル機構に前記記録媒体がセットされたことを検出した場合に、前記通信路を介し、前記名前を指定して、前記画像再生装置に前記データの転送を要求し、
    前記データの転送要求に応じて、前記画像再生装置に記憶された前記データを、前記通信路を介して前記印刷装置に転送し、
    前記画像再生装置から転送された前記データを前記印刷装置によって受信し、
    前記受信したデータに基づき前記印刷装置の前記レーベル印刷機構を制御して、該レーベル印刷機構にセットされた前記記録媒体のレーベルに、前記画像を印刷させる
    印刷方法。
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