JP2008199474A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナ装置に誘電体を装荷することにより、アンテナの特性を劣化させずにアンテナの広帯域化を図るとともにアンテナ装置の小型化を実現することを目的とする。
【解決手段】支持基板2と、前記支持基板2の第1面に形成され給電点4を有する平面状の第一放射板3,18と、前記第1面に形成され前記給電点4に電気的に接続され前記支持基板2の一辺まで延在する伝送線路5と、前記第2面に形成された平面状の第二放射板8,19と、を備えるアンテナ装置であって、前記第1面及び前記第2面の少なくとも一方の面には、前記支持基板の厚み方向から見た場合に前記伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有する誘電体10が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に係り、特に、放射板に誘電体が備えられたアンテナ装置に関する。
従来、UWB(Ultra Wide band)用のアンテナ装置としては、一対の放射板をボウタイ型に配置することで広帯域特性を有するボウタイアンテナが知られている。本発明者らは、一対の放射板を用いるアンテナ装置において、平面視形状が異なる放射板を組み合わせて用いることにより共振点の数を増加させて、より広域特性が得られることを見出している。さらに、支持基板の両面に各放射板を配置させ、一方の放射板に一方の伝送線路を接続し、他方の放射板と一方の伝送線路とが支持基板を介して対向することにより、他方の放射板に別途伝送線路を接続させることなくアンテナ素子の一部を伝送線路の一部として用いることができることも見出している。
一方、近年の情報処理装置等の小型軽量化に伴って小型で薄型のアンテナ装置の開発が重要となっている。このような要求に応じて、平面型のアンテナ装置のアンテナ放射素子全体を誘電体で被覆するように構成したアンテナ装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。また、立体形状のアンテナ装置であって、アンテナ放射素子を支えるようにアンテナ放射素子全体を誘電体で包み込むように構成したアンテナ装置が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−067251号公報 特開2005−260395号公報
しかしながら、特許文献1又は特許文献2に記載されたアンテナ装置では、アンテナ放射素子全体を誘電体で被覆する構成であるためインピーダンス整合がとりにくく、アンテナ特性が劣化してしまうという問題があった。また、アンテナ装置全体を誘電体で被覆する構成であるため誘電体の損失によってアンテナ特性が劣化してしまうという問題があった。
また、特許文献2に記載されたアンテナ装置では、アンテナ放射素子の給電部分に誘電体が存在するためインピーダンス整合がとりにくく、損失が大きいという問題があった。
本発明は、前記した点に鑑みてなされたものであり、アンテナ装置に誘電体を装荷することにより、アンテナの特性を劣化させずに広帯域なアンテナ特性を維持するとともにアンテナ装置の小型化を実現することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
支持基板と、
前記支持基板の第1面に形成され給電点を有する平面状の第一放射板と、
前記第1面に形成され前記給電点に電気的に接続され前記支持基板の一辺まで延在する伝送線路と、
前記第2面に形成された平面状の第二放射板と、を備えるアンテナ装置であって、
前記第1面及び前記第2面の少なくとも一方の面には、前記支持基板の厚み方向から見た場合に前記伝送線路の中心線に対して線対称の形状を有する誘電体が形成されていることを特徴とする。
例えば、放射板は、前記誘電体が形成されない領域を少なくとも一部有している。
また、例えば、前記誘電体は、いずれか一方の放射板の全体を被覆して形成されている。
また、例えば、前記誘電体は、いずれか一方の放射板の一部を被覆して形成されている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記第一放射板及び前記第二放射板の各々は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に前記伝送線路の中心線に対して線対称の形状を有し、前記第一放射板は前記給電点側の外縁が前記一辺に向けて弧状に膨出するように半円状に形成され、前記第二放射板は、略台形状を呈し、前記支持基板の厚み方向から見た場合に、前記第一放射板と重ならない場所に、前記給電点に対向する側に上底が位置するように形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナ装置において、
前記第一放射板及び前記第二放射板の各々は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に前記伝送線路の中心線に対して線対称の形状を有し、前記第一放射板は前記給電点側の外縁が前記一辺に向けて弧状に膨出するように形成され、前記第2放射版の外縁は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に、前記伝送線路と重なる位置に前記第一放射板に向けて拡開するV字状の切欠き部を有するとともに、該V字状の切欠き部の両側には、該切欠き部と連続し、前記第一放射板側に向けて弧状に膨出する弧状膨出部を有し、前記弧状膨出部の外縁は、前記伝送線路から離間するに連れて前記第一放射板との距離が開くような形状となっていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記誘電体は、放射板の縁の少なくとも一部を被覆して形成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のアンテナ装置において、
前記誘電体は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に、前記給電点と重ならない部分に形成されていることを特徴とする。
請求項1から請求項3に記載の発明によれば、支持基板の少なくとも一方の面には、放射板の少なくとも一部を被覆し、かつ、伝送線路の延在方向に延びる中心線に対して線対称の誘電体が形成されているので、誘電体による波長短縮効果により最低共振周波数を低下させることができる。このためアンテナ装置を小型化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、支持基板に備えられた放射板の縁の少なくとも一部を被覆するように誘電体が形成されているので、誘電体による波長短縮効果を効果的に得ることができ、最低共振周波数を低下させることができる。このためアンテナ装置を小型化することができる。
請求項5に記載の発明によれば、誘電体が放射板の給電点を回避して形成されていることにより、インピーダンス整合が取りやすく、このためアンテナ特性が向上し広帯域特性を維持することができる。
以下に、本発明に係るアンテナ装置の実施形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲を図示例に限定するものではない。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態に係るアンテナ装置1の構成について説明する。
図1に示すように、アンテナ装置1には、平板状の支持基板2が備えられている。支持基板2は、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4、シリコン等、従来より用いられている絶縁性のものを適宜用いることができる。本実施形態においては、比誘電率ε=2.6、厚さ0.6mmに形成した支持基板2を用いるものとする。ここで、支持基板2の一面に備えられているものは実線で示し、支持基板2の他面に備えられているものは破線で示す。
図2に示すように、支持基板2の一面(以下、「第1面」という。)には、平面視半円状の第一放射板3が備えられている。第一放射板3は、例えば、銅、アルミニウム、金、銀、白金等の導電性の材料により薄膜状に形成されている。第一放射板3の半径は8〜15mm程度が好ましく、本実施形態においては13.5mmとなっている。第一放射板3の縁部は、弧状に形成された円弧部と、円の直径からなる直線部と、から形成されている。第一放射板3の円弧頂点は給電点4となっており、給電点4には、第一放射板3の直線部と略直交する方向に延在されている伝送線路5が接続されている。伝送線路5は、その幅寸法が1.6mmで一定になるように、支持基板2の縁部まで形成されている。伝送線路5の幅寸法に特に制限はないが、支持基板2の厚さや比誘電率によって最適な値が定まるようになっており、伝送線路5の幅寸法を小さくするほどアンテナ装置1のインピーダンスが高くなるようになっている。伝送線路5の他端には、電気信号を伝送する給電ケーブルなどの給電手段6が電気的に接続されており、給電手段6には信号処理装置等の信号源7が接続されている。また、第一放射板3は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状となっている。
図3に示すように、支持基板2の他面(以下、「第2面」という。)には、平面視略台形状の第二放射板8が備えられている。第二放射板8は、第一放射板3と同様に導電性の材料により薄膜状に形成されている。第二放射板8は、第一放射板3の円弧頂点にその上辺(上底)を対向させ、かつ、第一放射板3の直線部と第二放射板8の上辺及び下辺とが略平行になるように配置されている。第二放射板8も、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状となっている。また、第一放射板3と第二放射板8とは、支持基板2において幅g=0.5mmの間隙を設けるように備えられている。
第二放射板8の各辺の長さ寸法は、例えば、上辺が20mm、下辺が38mm、高さが26mmとなるように形成されている。第二放射板8の下辺中心部には、平面視矩形状のインピーダンス整合部9が備えられている。インピーダンス整合部9は第二放射板8と同様の材料により形成されたものであり、その大きさの一例としては横幅が12mm、縦幅が3mmとされている。アンテナのインピーダンス特性によってインピーダンス整合部9の寸法は適宜変更可能であるが、本実施形態においては小型化の観点からインピーダンス整合部9の縦幅を1〜10mm程度とすることが好ましく、インピーダンス整合部9の横幅と伝送線路5(マイクロストリップ線路のストリップ導体)の幅を調整することによってアンテナ装置1のインピーダンスを調整できるようになっている。また、インピーダンス整合部9は、支持基板2の縁部で給電手段6に接続される。つまり、伝送線路5に対向する第二放射板8の一部分とインピーダンス整合部9とは伝送線路(マイクロストリップ線路)として機能するようになっている。
支持基板2の第一放射板3を備えた面(すなわち、第1面)には、第一放射板3を被覆する誘電体10が第1面全体に貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。誘電体10は、例えば、テフロン(登録商標)、ガラスエポキシ、FR−4等を適宜用いることができる。本実施形態においては、比誘電率ε=10.2のセラミックを厚さ0.6mmに貼着して用いている。
次に、本実施形態に係るアンテナ装置1による作用について説明する。
アンテナ装置1によって電波が送信される場合、まず、信号処理装置等の信号源7からの電気信号に基づいて給電手段6に所定の振幅及び位相で電流が流れる。すると、図2及び図3に中矢印で示すように、給電手段6から伝送線路5を介して第一放射板3及び第二放射板8に電流が流れる。
具体的には、信号源7は交流信号を出力するため、伝送線路5に接続されている給電手段6側にプラスの電荷が流入し、第二放射板8に接続されている給電手段6側にマイナスの電荷が流入するとき、支持基板2における第一放射板3が配置されている面においては、信号源7から出力された電流は、給電手段6を通しインピーダンス整合部9を介して伝送線路5に流れ、伝送線路5から第一放射板3に流れ、第一放射板3の円弧に沿って半円上端まで電流が流れる。このとき、支持基板2における第二放射板8が配置されている面においては、電流は第二放射板8の台形側辺下端から側辺に沿って側辺上端に向かって流れ、側辺上端から上辺中心部に向かって流れた後、上辺中心部から下辺中心部に向かって流れ、インピーダンス整合部9を介し、給電手段6を通して、信号源7に電流が流入する。
同様に、伝送線路5に接続されている給電手段6側にマイナスの電荷が流入し、第二放射板8に接続されている給電手段6側にプラスの電荷が流入するとき、支持基板2における第二放射板8が配置されている面においては、信号源7から出力された電流は、給電手段6を通し、インピーダンス整合部9を介して第二放射板8の下辺中心部から上辺中心部に向かって電流が流れ、上辺中心部から両側辺上端に向かって流れ、側辺上端から側辺に沿って側辺下端に向かって流れる。このとき、第一放射板3が配置されている面においては、電流は第一放射板3における半円上端から円弧に沿って第一放射板3の円弧中心部まで流れ、円弧中心部から伝送線路5に電流が流れ、給電手段6を通して信号源7に流入する。
アンテナ装置1により電波が受信される場合、第一放射板3又は第二放射板8が電波を受信すると、第一放射板3では円弧部又は直線部から円弧辺に沿って円弧頂点に、第二放射板8では両側辺に沿って上辺中心部に定在波電流が分布し、所定の振幅及び位相で電流が流れる。すると、第一放射板3からは、その円弧頂点から伝送線路5に電流が流れて給電手段6まで伝送される。また、第二放射板8からは、両側辺から両辺中心部まで電流が流れると、電流は上辺中心部からインピーダンス整合部9に向かって流れる。そして、電流はインピーダンス整合部9を経由して、給電手段6に伝送される。つまり、インピーダンス整合部9を備える第二放射板8は伝送線路としての機能も備えているので、第二放射板8から給電手段6に直接電流を伝送させるようになっている。
次に、アンテナ装置1のアンテナ特性を図4に示す。また、図4には比較例として、誘電体10を備えていないアンテナ装置のアンテナ特性を一点鎖線で、両面に誘電体10を備えたアンテナ装置のアンテナ特性を破線で示す。
アンテナ特性の指標の一つとしては、入力電圧と反射電圧の比から求められるリターンロス特性が挙げられる。リターンロスは反射係数ともいい、その値が小さいほどアンテナ装置としてマッチングがとれていることを示し、一般にはその値が−10dB以下の範囲が使用帯域とされている。
図4に示すように、支持基板2の第1面に誘電体10を貼着した場合には、誘電体10を備えない場合と比較して最低共振周波数が大きく低下している。また、2.7〜7.6GHzの帯域が使用帯域となっている。
一方、アンテナ装置1の両面に誘電体10を貼着した場合には、誘電体10を備えない場合と比較して最低共振周波数は低下するものの、6〜9GHzの中高域において特性が劣化してしまい、使用帯域が顕著に狭くなってしまう。
以上より、本実施形態のアンテナ装置1によれば、最低共振周波数が大きく低下しているためアンテナ装置1の使用帯域を広帯域に維持しつつ、効果的に小型化を図ることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るアンテナ装置11について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置11は、第1実施形態に係るアンテナ装置1とは誘電体10の構成が異なっている。支持基板2の第二放射板8を備えた面(すなわち、第2面)には、第二放射板8被覆する誘電体10が第2面全体に貼着されており、支持基板2の第1面には誘電体10は貼着されていない。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置11のアンテナ特性を図5示す。
図5に示すように、支持基板2の第2面に誘電体10を貼着した場合には、誘電体10を備えない場合と比較して最低共振周波数が低下している。また、2.7〜9.4GHzの帯域が使用帯域となっている。
以上より、本実施形態のアンテナ装置11によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置11の使用帯域を広帯域に維持しつつ小型化を図ることが可能である。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態に係るアンテナ装置12について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置13は、第1実施形態に係るアンテナ装置1とは誘電体10の構成が異なっている。図6に示すように、支持基板2の第1面には、第一放射板3の半円部分を含む部分を被覆するように誘電体10が貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置12のアンテナ特性を図7に示す。
図7に示すように、支持基板2の第1面の第一放射板3の半円部分を含む部分に誘電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が低下している。また、2.5〜8.2GHzの帯域が使用帯域となっている。
以上より、本実施形態のアンテナ装置12によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置12の使用帯域を広帯域に維持しつつ小型化を図ることが可能である。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態に係るアンテナ装置13について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置13は、第1実施形態に係るアンテナ装置1とは誘電体10の構成が異なっている。図8に示すように、支持基板2の第2面には、第二放射板8の台形部分を含む部分を被覆するように誘電体10が貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置13のアンテナ特性を図9に示す。
図9に示すように、支持基板2の第2面の第二放射板8の台形部分を含む部分に誘電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が低下するとともに、最高共振周波数が10.8GHzと向上している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置13によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置13の使用帯域を広帯域に維持しつつ小型化を図ることが可能である。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態に係るアンテナ装置14について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置14は、第1実施形態に係るアンテナ装置1とは誘電体10の構成が異なっている。図10に示すように、支持基板2の第1面には、第一放射板3の半円部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように誘電体10が貼着されている。また、誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置14のアンテナ特性を図11に示す。
図11に示すように、支持基板2の第1面の第一放射板3の半円部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が大きく低下している。また、2.4〜8.5GHzの帯域が使用帯域となっている。
以上より、本実施形態のアンテナ装置14によれば、最低共振周波数が大きく低下しているためアンテナ装置14の使用帯域を広帯域に維持しつつ効果的に小型化を図ることが可能である。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態に係るアンテナ装置15について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置15は、第1実施形態に係るアンテナ装置1とは誘電体10の構成が異なっている。図12に示すように、支持基板2の第2面には、第二放射板8の台形部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように誘電体10が貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置15のアンテナ特性を図13に示す。
図13に示すように、支持基板2の第2面の第二放射板8の台形部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が低下するとともに、最高共振周波数も11GHzと向上する。
以上より、本実施形態のアンテナ装置15によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置15の使用帯域を広帯域に維持しつつ小型化を図ることが可能である。
[第7実施形態]
次に、第7実施形態に係るアンテナ装置16について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置15は、第1実施形態に係るアンテナ装置1とは誘電体10の構成が異なっている。図14に示すように、支持基板2の第1面には、第一放射板3の半円部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように誘電体10が貼着されている。また、支持基板2の第2面には、第二放射板8の台形部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように誘電体10が貼着されている。支持基板2の第1面においても、第2面においても、誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置16のアンテナ特性を図15に示す。
図15に示すように、支持基板3の両面において、第一放射板3及び第二放射板8の一部を被覆し、かつ、給電点4を回避するように誘電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が大きく低下することがわかる。また、2.4〜8.6GHzの帯域が使用帯域となっている。
以上より、本実施形態のアンテナ装置16によれば、最低周波数が大きく低下しているためアンテナ装置15の使用帯域を広帯域に維持しつつ効果的に小型化を図ることが可能である。
[第8実施形態]
次に、第8実施形態に係るアンテナ装置17について第1実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第1実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置17は、第1実施形態に係るアンテナ装置1とは放射板、及び誘電体10の構成が異なっている。
図16に示すように、アンテナ装置17には、第1実施形態と同様の支持基板2が備えられている。ここで、支持基板2の一面に備えられているものは実線で示し、支持基板2の他面に備えられているものは破線で示す。
支持基板2の一面(以下、「第1面」という。)には、平面状の第一放射板18が備えられている。第一放射板18の平面視形状は支持基板2の中央に向けて凸となる弧状に形成されており、その頂点部は給電点4となっている。該弧は曲率半径8〜15mm程度又は楕円曲線が好ましく、本実施形態においては、半長径rz1=12mm、半短径rx1=9mmの楕円曲線に沿った形状とする。給電点4付近の第一放射板18の外縁部分には、支持基板2の中央に向けて凸となるような楕円曲線に沿った曲線部18aと、曲線部18aから連続する直線が交差する直線部18bと、が設けられている。給電点4には、第一の実施形態と同様に伝送線路5が接続されている。第一放射板18の外縁部分であって楕円曲線に沿った形状の端部同士を結ぶ部分は楕円曲線の短軸に該当し、支持基板2の端縁と略平行になっている。ここで、第一放射板18の半短径rx1と略平行となる方向をX方向とする。また、第一放射板11の半長径rz1と略平行となる方向をZ方向とする。また、支持基板2の厚み方向をY軸方向とする。
支持基板2の他面(以下、「第2面」という。)には、伝送線路5と対向する位置に平面状の第二放射板19が備えられている。第二放射板19の外縁部分には、支持基板2の端縁上に位置するように備えられた下辺部19aが備えられている。第二放射板19の外縁部分であって下辺部19aの両端には、Z方向に略平行な側辺部19b,19bがそれぞれ備えられている。また、第二放射板19の外縁部分の第一放射板18側には、側辺部19bの他端同士を結ぶ上辺部19c(弧状膨出部)が、その端部に向かうほど第一放射板18との距離が開くような曲線に沿って形成されている。
上辺部19cには、Y軸方向において伝送線路5と重なる位置に切欠き部20が形成されている。切欠き部20の平面視形状に特に制限はなく、直線、曲線またはこれらの組み合わせとしてもよいが、伝送線路5からの給電効率の観点から第一放射板18に向けて拡開する形状が好ましい。本実施形態の切欠き部20は直線で形成されており、二等辺三角形を形成するようになっている。
このとき、上辺部19cにおける切り欠き20以外の部分は、第一放射板18側に凸となる弧状に形成されており、第一放射板18との距離が緩やかに変化するようになっている。この際、切り欠き20を中心として左右に別けられる上辺部19cを形成する前記曲線は、それぞれ楕円曲線(図11中二点鎖線)となっており、該楕円の半長径rz2を15mm、半短径rx2を10mmとするようになっている。上辺部19cの形状は楕円曲線に沿った曲線に限られず、また、楕円曲線も切り欠き20の左右に楕円を配置する形状に限られない。このように、上辺部19cを第一放射板18との距離が緩やかに変化するように形成すると、インピーダンスが急激に変化するのを回避するため、インピーダンス整合がとりやすくアンテナ特性の向上が可能である。
支持基板2の第一放射板18を備えた面(すなわち、第1面)には、第一放射板18を被覆する誘電体10が第1面全体に貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置17のアンテナ特性を図17に示す。また、図17には比較例として、誘電体10を備えていないアンテナ装置のアンテナ特性を一点鎖線で、両面に誘電体10を備えたアンテナ装置のアンテナ特性を破線で示す。
図17に示すように、支持基板2の第1面に誘電体10を貼着した場合には、誘電体10を備えない場合と比較して最低共振周波数が低下している。また、9.4GHzの帯域まで−10dB以下のリターンロス特性を示している。
一方、アンテナ装置の両面に誘電体10を貼着した場合には、給電点付近に誘電体が存在するため入力インピーダンスが変化してしまい、最低共振周波数が大きくなってアンテナ装置の特性を劣化させていることがわかる。
以上より、本実施形態のアンテナ装置17によれば、最低共振周波数が大きく低下しているためアンテナ装置17の使用帯域を広帯域に維持しつつ効果的に小型化を図ることが可能である。
[第9実施形態]
次に、第9実施形態に係るアンテナ装置21について第8実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第8実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置21は、第8実施形態に係るアンテナ装置17とは誘電体10の構成が異なっている。支持基板2の第二放射板19を備えた面(すなわち、第2面)には、第二放射板19被覆する誘電体10が第2面全体に貼着されており、支持基板2の第1面には誘電体10は貼着されていない。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置21のアンテナ特性を図18示す。
図18に示すように、支持基板2の第2面に誘電体10を貼着した場合には、誘電体10を備えない場合と比較して、高域において−10dB以下のリターンロス特性を示している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置21によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置21の高域での特性を良好にし、使用帯域を広帯域化しつつ小型化を図ることが可能である。
[第10実施形態]
次に、第10実施形態に係るアンテナ装置22について第8実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第8実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置22は、第8実施形態に係るアンテナ装置17とは誘電体10の構成が異なっている。図19に示すように、支持基板2の第1面には、第一放射板18の楕円曲線部分を含む部分を被覆するように誘電体10が貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置22のアンテナ特性を図20に示す。
図20に示すように、支持基板2の第1面の第一放射板18の楕円曲線部分を含む部分に誘電体10を貼着した場合には、誘電体10を備えない場合と比較して最低共振周波数が低下している。また、8.5GHzの帯域まで−10dB以下のリターンロス特性を示している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置22によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置22の使用帯域を広帯域に維持しつつ小型化を図ることが可能である。
[第11実施形態]
次に、第11実施形態に係るアンテナ装置23について第8実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第8実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置23は、第8実施形態に係るアンテナ装置17とは誘電体10の構成が異なっている。図21に示すように、支持基板2の第2面には、第二放射板19を含む部分を被覆するように誘電体10が貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置23のアンテナ特性を図22に示す。
図22に示すように、支持基板2の第2面の第二放射板19を含む部分に誘電体10を貼着した場合には、誘電体10を備えない場合と比較して、高域において−10dB以下のリターンロス特性を示している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置23によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置23の高域での特性を良好にし、使用帯域を広帯域化しつつ小型化を図ることが可能である。
[第12実施形態]
次に、第12実施形態に係るアンテナ装置24について第8実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第8実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置24は、第8実施形態に係るアンテナ装置17とは誘電体10の構成が異なっている。図23に示すように、支持基板2の第1面には、第一放射板18の楕円曲線部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように誘電体10が貼着されている。本実施形態においては、第一放射板18側の支持基板2の端縁からZ方向に10mmの大きさの誘電体10が貼着されている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置24のアンテナ特性を図24に示す。
図24に示すように、支持基板2の第1面の第一放射板18の楕円曲線部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が低下している。また、10.4GHzの帯域まで−10dB以下のリターンロス特性を示している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置24によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置24の使用帯域を広帯域に維持しつつ小型化を図ることが可能である。
[第13実施形態]
次に、第13実施形態に係るアンテナ装置25について第8実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第8実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置25は、第8実施形態に係るアンテナ装置17とは誘電体10の構成が異なっている。図25に示すように、支持基板2の第2面には、第二放射板19側の支持基板2の端縁から切欠き部20の先端までの領域を被覆する誘電体10が貼着されており、誘電体10は第二放射板19の一部を被覆し、かつ、切欠き部20及び給電点4を回避するようになっている。また、誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置25のアンテナ特性を図26に示す。
図26に示すように、第二放射板19側の支持基板2の端縁から切欠き部20の先端までの領域を被覆するように電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が低下するとともに、高域において−10dB以下のリターンロス特性を示している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置25によれば、最低共振周波数が低下しており高域においても良好な周波数特性を有するため、アンテナ装置25の使用帯域の広帯域化を図りつつ、アンテナ装置25の小型化を図ることが可能である。
[第14実施形態]
次に、第14実施形態に係るアンテナ装置26について第8実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第8実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置26は、第8実施形態に係るアンテナ装置17とは誘電体10の構成が異なっている。図27に示すように、支持基板2の第2面には、第二放射板19の切欠き部20の形状に沿って第一放射板18に向けて拡開する凹部27が形成された誘電体10が貼着されている。誘電体10は凹部27により切欠き部20及び給電点4を回避しつつ、第二放射板19の一部を被覆するようになっている。誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置26のアンテナ特性を図28に示す。
図28に示すように、凹部27により切欠き部20及び給電点4を回避しつつ、第二放射板19の一部を被覆するように電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が低下するとともに、高域において−10dB以下のリターンロス特性を示している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置26によれば、最低共振周波数が低下しており高域においても良好な周波数特性を有するため、アンテナ装置26の使用帯域の広帯域化を図りつつ、アンテナ装置26の小型化を図ることが可能である。
[第15実施形態]
次に、第15実施形態に係るアンテナ装置28について第8実施形態と異なる点を中心に述べる。なお、第8実施形態と同様の構成には同じ符号を付している。
本実施形態のアンテナ装置28は、第8実施形態に係るアンテナ装置17とは誘電体10の構成が異なっている。図29に示すように、支持基板2の第1面には、支持基板2の第1面には、第一放射板18の楕円曲線部分の一部を被覆し、かつ給電点4を回避するように誘電体10が貼着されている。また、支持基板2の第2面には、第二放射板19の切欠き部20の形状に沿って第一放射板18に向けて拡開する凹部27が形成された誘電体10が貼着されている。誘電体10は凹部27により切欠き部20及び給電点4を回避しつつ、第二放射板19の一部を被覆するようになっている。支持基板2の第1面においても、第2面においても、誘電体10は、伝送線路5の中心線に対して線対称の形状を有するように形成されている。
続いて、アンテナ装置28のアンテナ特性を図30に示す。
図30に示すように、支持基板2の両面において、第一放射板18及び第二放射板19の一部を含み、かつ、給電点4を回避するように誘電体10を貼着した場合には、最低共振周波数が低下している。また、また、10.5GHzの帯域まで−10dB以下のリターンロス特性を示している。
以上より、本実施形態のアンテナ装置28によれば、最低共振周波数が低下しているためアンテナ装置27の使用帯域を広帯域に維持しつつ小型化を図ることが可能である。
第1実施形態に係るアンテナ装置の概略構成図である。 図1に示すアンテナ装置の平面図である。 図1に示すアンテナ装置の底面図である。 第1実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第2実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第3実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第3実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第4実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第4実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第5実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第5実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第6実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第6実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第7実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第7実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第8実施形態に係るアンテナ装置の概略構成図である。 第8実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第9実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第10実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第10実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第11実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第11実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第12実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第12実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第13実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第13実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第14実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第14実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。 第15実施形態に係るアンテナ装置の平面図である。 第15実施形態に係るアンテナ装置のアンテナ特性を示すグラフである。
符号の説明
1 第1実施形態のアンテナ装置
2 支持基板
3 第一放射板
4 給電点
5 伝送線路
6 給電手段
7 信号源
8 第二放射板
9 インピーダンス整合部
10 誘電体
11 第2実施形態のアンテナ装置
12 第3実施形態のアンテナ装置
13 第4実施形態のアンテナ装置
14 第5実施形態のアンテナ装置
15 第6実施形態のアンテナ装置
16 第7実施形態のアンテナ装置
17 第8実施形態のアンテナ装置
18 第一放射板
18a 曲線部
18b 直線部
19 第二放射板
19a 下辺部
19b 側辺部
19c 上辺部
20 切欠き
21 第9実施形態のアンテナ装置
22 第10実施形態のアンテナ装置
23 第11実施形態のアンテナ装置
24 第12実施形態のアンテナ装置
25 第13実施形態のアンテナ装置
26 第14実施形態のアンテナ装置
27 凹部
28 第15実施形態のアンテナ装置

Claims (5)

  1. 支持基板と、
    前記支持基板の第1面に形成され給電点を有する平面状の第一放射板と、
    前記第1面に形成され前記給電点に電気的に接続され前記支持基板の一辺まで延在する伝送線路と、
    前記第2面に形成された平面状の第二放射板と、を備えるアンテナ装置であって、
    前記第1面及び前記第2面の少なくとも一方の面には、前記支持基板の厚み方向から見た場合に前記伝送線路の中心線に対して線対称の形状を有する誘電体が形成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第一放射板及び前記第二放射板の各々は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に前記伝送線路の中心線に対して線対称の形状を有し、前記第一放射板は前記給電点側の外縁が前記一辺に向けて弧状に膨出するように半円状に形成され、前記第二放射板は、略台形状を呈し、前記支持基板の厚み方向から見た場合に、前記第一放射板と重ならない場所に、前記給電点に対向する側に上底が位置するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記第一放射板及び前記第二放射板の各々は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に前記伝送線路の中心線に対して線対称の形状を有し、前記第一放射板は前記給電点側の外縁が前記一辺に向けて弧状に膨出するように形成され、前記第2放射版の外縁は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に、前記伝送線路と重なる位置に前記第一放射板に向けて拡開するV字状の切欠き部を有するとともに、該V字状の切欠き部の両側には、該切欠き部と連続し、前記第一放射板側に向けて弧状に膨出する弧状膨出部を有し、前記弧状膨出部の外縁は、前記伝送線路から離間するに連れて前記第一放射板との距離が開くような形状となっていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  4. 前記誘電体は、放射板の縁の少なくとも一部を被覆して形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記誘電体は、前記支持基板の厚み方向から見た場合に、前記給電点と重ならない部分に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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