JP2008199118A - 画質調整装置、画質調整方法及び画質調整プログラム - Google Patents

画質調整装置、画質調整方法及び画質調整プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】調整対象装置の画質を、目標装置の画質に近似するように、効率的に調整することができる画質調整装置、画質調整方法及び画質調整プログラムを提供する。
【解決手段】ターゲット装置50は、スケーラ51、画質調整エンジン52及びLCDパネル53を備える。画質調整エンジン52は、カラーマネジメント調整器522、ガンマ調整器524及びゲイン・バイアス調整器525等から構成されている。画質調整装置10の制御部11は、リファレンス装置及びターゲット装置50の特性データを記憶するデータ記憶部12を備える。制御部11は、データ記憶部12のデータに基づいてガンマ・ホワイトバランス変換データを算出し、ガンマ調整器524に保持させる。制御部11は、データ記憶部12のデータ及びガンマ・ホワイトバランス変換データを用いてカラーマネジメント設定プロファイルデータを算出し、カラーマネジメント調整器522に保持させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ディスプレイ等の画像出力装置の画質を、目標とする画像出力装置の画質に近づけるための画質調整装置、画質調整方法及び画質調整プログラムに関する。
画像データをディスプレイ等の画像出力装置に表示させる場合、ディスプレイの大きさやパネル特性を考慮したデータ変換が行なわれる。具体的には、カラーマネジメントやガンマ値、ホワイトバランスを調整する(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の情報処理装置では、映像処理コントローラの高画質化処理パラメータを表示装置の種別毎に記憶するメモリを備える。そして、表示装置の種別を判別し、この判別結果に応じてメモリから高画質化処理パラメータを読出し、映像信号を高画質化処理するための設定を行なう。
また、画像出力装置には、画質を調整するための画質調整エンジンが設けられているものもある。そして、液晶モジュールを備えたテレビジョン受像機においては、効率よく低廉にホワイトバランスを調整するための技術も検討されている(例えば、特許文献2参照)。この技術では、R、G、Bの調整係数を入力し、調整係数に基づいてガンマテーブルを書き換える。調整作業者が、液晶モジュール上のパターン映像の色度が目標の色度になったと判断した場合、調整係数を調整確定値として記憶させる。そして、調整確定値をガンマテーブルに反映して調整用ガンマテーブルを作成する。
特開2005−340954号公報(第1頁) 特開2006−325014号公報(第1頁)
特許文献1に記載されているように、適切な画像を出力させるためには、多くのパラメータを調整する必要がある。しかし、特許文献2に記載されているように、理想的な画質を、パラメータの数値設定だけで実現することは困難である。そこで、目標となるディスプレイに表示された画像の状態を見ながら、調整対象のディスプレイの画質調整エンジンを用いて、画質の調整を行なうことも可能である。しかしながら、調整すべきパラメータは多く、複数のパラメータが相互に関係しているために、画質を調整するためには、熟練者であっても長時間を要していた。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされ、調整対象装置(ターゲット装置)の画質を、目標装置(リファレンス装置)の画質に近似するように、効率的に調整することができる画質調整装置、画質調整方法及び画質調整プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ビデオ信号変換回路、レベルモニタ、カラーマネジメント調整器、テスト信号発生器、ガンマ調整器、ゲイン・バイアス調整器及び表示パネルを備えたターゲット装置から出力されたデータを記録するターゲットデータ記憶手段と、第1のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号をリファレンス装置に入力して出力された三刺激値からなるカラーマネジメント特性と、第2のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号を入力して出力された三刺激値から算出したガンマ特性及びホワイトバランス特性を記憶したリファレンスデータ記憶手段と、前記テスト信号発生器及び前記レベルモニタに接続する制御手段とを備えた画質調整装置であって、前記制御手段が、パネル特性測定用信号を前記テスト信号発生器
に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいてパネルカラーマネジメント特性に関するデータを取得して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいて前記表示パネルのガンマ特性及びホワイトバランス特性に関するデータを算出して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、ビデオ信号変換回路特性測定用信号を前記ビデオ信号変換回路に入力し、前記ビデオ信号変換回路からの出力を前記レベルモニタを介して供給された信号に基づいてビデオ信号変換回路特性に関するデータを取得して、前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、前記ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、前記リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルを算出し、算出した前記ガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルと、前記パネルカラーマネジメント特性、前記ビデオ信号変換回路特性及び前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性を用いて、前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性に近似させるためのカラーマネジメント設定プロファイルを算出することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画質調整装置において、前記ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号の強度変更間隔は、前記パネル特性測定用信号及び前記ビデオ信号変換回路特性測定用信号の強度変更間隔より狭いことを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、ビデオ信号変換回路、レベルモニタ、カラーマネジメント調整器、テスト信号発生器、ガンマ調整器、ゲイン・バイアス調整器及び表示パネルを備えたターゲット装置から出力されたデータを記録するターゲットデータ記憶手段と、第1のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号をリファレンス装置に入力して出力された三刺激値からなるカラーマネジメント特性と、第2のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号を入力して出力された三刺激値から算出したガンマ特性及びホワイトバランス特性を記憶したリファレンスデータ記憶手段と、前記テスト信号発生器及び前記レベルモニタに接続する制御手段とを用いて、画像調整を行なう方法であって、前記制御手段が、パネル特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいてパネルカラーマネジメント特性に関するデータを取得して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいて前記表示パネルのガンマ特性及びホワイトバランス特性に関するデータを算出して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、ビデオ信号変換回路特性測定用信号を前記ビデオ信号変換回路に入力し、前記ビデオ信号変換回路からの出力を前記レベルモニタを介して供給された信号に基づいてビデオ信号変換回路特性に関するデータを取得して、前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、前記ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、前記リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルを算出し、算出した前記ガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルと、前記パネルカラーマネジメント特性、前記ビデオ信号変換回路特性及び前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性を用いて、前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性に近似させるためのカラーマネジメント設定プロファイルを算出することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画質調整方法において、前記ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号の強度変更間隔は、前記パネル特性測定用信号及び前記ビデオ信号変換回路特性測定用信号の強度変更間隔より狭いことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、ビデオ信号変換回路、レベルモニタ、カラーマネジメント調整器、テスト信号発生器、ガンマ調整器、ゲイン・バイアス調整器及び表示パネルを備えたターゲット装置から出力されたデータを記録するターゲットデータ記憶手段と、第1の
テスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号をリファレンス装置に入力して出力された三刺激値からなるカラーマネジメント特性と、第2のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号を入力して出力された三刺激値から算出したガンマ特性及びホワイトバランス特性を記憶したリファレンスデータ記憶手段と、前記テスト信号発生器及び前記レベルモニタに接続する制御手段とを用いて、画像調整を行なうためのプログラムであって、前記制御手段を、パネル特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいてパネルカラーマネジメント特性に関するデータを取得して前記ターゲットデータ記憶手段に格納する手段、ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいて前記表示パネルのガンマ特性及びホワイトバランス特性に関するデータを算出して前記ターゲットデータ記憶手段に格納する手段、ビデオ信号変換回路特性測定用信号を前記ビデオ信号変換回路に入力し、前記ビデオ信号変換回路からの出力を前記レベルモニタを介して供給された信号に基づいてビデオ信号変換回路特性に関するデータを取得して、前記ターゲットデータ記憶手段に格納する手段、前記ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、前記リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルを算出する手段、及び算出した前記ガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルと、前記パネルカラーマネジメント特性、前記ビデオ信号変換回路特性及び前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性を用いて、前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性に近似させるためのカラーマネジメント設定プロファイルを算出する手段として機能させることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画質調整プログラムにおいて、前記ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号の強度変更間隔は、前記パネル特性測定用信号及び前記ビデオ信号変換回路特性測定用信号の強度変更間隔より狭いことを要旨とする。
(作用)
請求項1、3又は5に記載の発明によれば、制御手段は、ターゲットデータ記憶手段に、ターゲット装置のパネルカラーマネジメント特性、ガンマ特性、ホワイトバランス特性及びビデオ信号変換回路特性に関する各データを格納する。更に、制御手段は、前記ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、前記リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルを算出する。そして、制御手段は、算出したガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルと、前記パネルカラーマネジメント特性、前記ビデオ信号変換回路特性及び前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性を用いて、前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性に近似させるためのカラーマネジメント設定プロファイルを算出する。そして、算出したガンマ・ホワイトバランス設定プロファイル及びカラーマネジメント設定プロファイルを用いてターゲット装置において画質調整を行なわせる。従って、画質調整装置は、ターゲット装置及びリファレンス装置のデータを自動的に取得し、取得したデータに基づいて人手によることなく自動で、ガンマプロファイル、ホワイトバランスプロファイル及びカラーマネジメントプロファイルを算出して設定を行なう。このため、従来に比べて、効率的に、ターゲット装置の画質をリファレンス装置の画質に近似させることができる。
請求項2、4又は6に記載の発明によれば、ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号の強度変更間隔は、パネル特性測定用信号及びビデオ信号変換回路特性測定用信号の強度変更間隔より狭い。ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号は、光の強さ(輝度)に関するガンマ特性を測定するために用いる信号である。人間の目は、飽和度の高い色や色の相違よりも白の輝度変化や白の色度(色温度)の変化に対して敏感である。本発明では、この視覚的な特徴に着目し、ガンマ特性やホワイトバランス特性を詳細に設
定することにより、人間の目が敏感な白の輝度変化や色度変化特性を細かい間隔で測定調整し詳細に合わせ、比較的鈍感な色の飽和度や色相変化については、輝度に比較して疎となる間隔で測定調整している。
本発明によれば、調整対象装置(ターゲット装置)の画質を、目標装置(リファレンス装置)の画質に近似するように効率的に調整することができる。
以下、本発明の画質調整装置について説明する。本実施形態では、ターゲット装置の画質を調整して出荷する場合を想定する。このため、画質調整装置を用いて、ターゲット装置の画質が、高画質のリファレンス装置の画質に近似するように画質調整を行なう。なお、本実施形態では、ターゲット装置及びリファレンス装置として、液晶ディスプレイ(LCD)を用いる。
まず、本発明の画質調整装置の動作概念を説明する。ここでは、リファレンス装置全体を、RGB信号を入力してXYZ信号を出力する関数(入出力特性)を備えたブラックボックスとして扱う。そして、ターゲット装置内の各処理手段を個々に評価して、カラーマネジメント調整器、ガンマ調整器のプロファイルを調節してリファレンス装置の入出力特性に似せるための設定を算出する。
具体的には、リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性(リファレンス出力)と、ターゲット装置のガンマ調整器へのテスト信号入力に対するターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性(ターゲット出力)とを取得する。そして、ターゲット装置のガンマ調整器への入力からリファレンス出力を得るための逆関数を算出し、ガンマ調整器における機能を決定する。
次に、リファレンス装置のカラーマネジメント特性(リファレンス出力)と、ターゲット装置のカラーマネジメント調整器への信号入力に対するターゲット装置のカラーマネジメント特性とを取得する。この場合、ターゲット装置のガンマ調整器の機能を考慮して、ターゲット装置においてリファレンス出力を生成するための逆関数を算出する。そして、ターゲット装置のカラーマネジメント調整器への入力からリファレンス出力を得るための逆関数を算出し、カラーマネジメント調整器における機能を決定する。これにより、リファレンス装置とターゲット装置との画像を近似させる。
次に、本発明を具体化した画質調整装置について、図1〜図8を用いて詳述する。
図1及び図2に示すように、画質調整装置10は、制御手段としての制御部11及びデータ記憶部12を備えている。制御部11は、RGB方式の信号を供給して、ディスプレイに画像を出力させる。そして、このテスト信号の供給タイミングに応じて(同期させて)ディスプレイ上の出力画像に関する信号を取得し、データ記憶部12に記録する。データ記憶部12は、リファレンスデータ記憶手段及びターゲットデータ記憶手段として機能し、リファレンス装置30及びターゲット装置50に関するデータを記録する。
図1は、画質調整装置10を用いて、リファレンス装置30の特性を取得する場合の構成を示している。具体的には、画質調整装置10の制御部11は、ビデオ信号発生器20に接続されており、ビデオ信号発生器20に後述するテスト信号を供給する。
ビデオ信号発生器20は、リファレンス装置30に接続されており、このリファレンス装置30に、画質調整装置10の制御部11から供給されたRGB方式の信号(RGB信号)に基づいて生成されたコンポーネント信号を供給する。本実施形態では、このコンポ
ーネント信号として、「BTA S−100B(いわゆるHD−SDI)」規格による輝度−色差の信号(YPbPr信号)を用いる。
リファレンス装置30は、ビデオ信号発生器20からのYPbPr信号を受けて画像を表示する。このリファレンス装置30のLCDパネル面の発色状態は、ディスプレイアナライザ40を用いて測定する。本実施形態では、ディスプレイアナライザ40として色彩輝度計を用いて、三刺激値(X,Y,Z)を測定する。また、本実施形態では、ディスプレイアナライザ40は、リファレンス装置30の中心部の所定領域を測定する。このディスプレイアナライザ40は、測定結果(三刺激値)を画質調整装置10の制御部11に供給する。そして、制御部11は、テスト信号の供給タイミングに応じて、この信号に対応したディスプレイアナライザ40からの三刺激値測定信号を取得し、テスト信号と三刺激値測定信号とを対応させてリファレンス装置30に関するデータをデータ記憶部12に記録する。
一方、図2は、画質調整装置10を用いて、ターゲット装置50の特性を取得する場合の構成を示している。この場合には、図1のリファレンス装置30の代わりに、ターゲット装置50を画質調整装置10に接続する。具体的には、画質調整装置10の制御部11は、ビデオ信号発生器20に接続されており、このビデオ信号発生器20は、ターゲット装置50に接続されている。そして、ディスプレイアナライザ40は、ターゲット装置50のLCDパネル面の発色状態を三刺激値により測定する。この三刺激値は、画質調整装置10の制御部11に供給され、制御部11は、ターゲット装置50に関するデータを記録する。
次に、ターゲット装置50の内部構成について説明する。
ターゲット装置50は、ビデオ信号変換回路としてのスケーラ51、画質調整エンジン52及びLCDパネル53を備える。スケーラ51は、ビデオ信号発生器20から供給された信号を、LCDパネル53の大きさに応じた画像信号に変換する。更に、このスケーラ51は、ビデオ信号発生器20から供給されたYPbPr信号を、LCDパネル53で画像を出力するためのRGB信号に変換する。そして、このスケーラ51は、変換したRGB信号を画質調整エンジン52に供給する。
画質調整エンジン52は、レベルモニタ521、カラーマネジメント調整器522、テスト信号発生器523、ガンマ調整器524及びゲイン・バイアス調整器525等から構成されている。画質調整エンジン52に供給された信号は、レベルモニタ521及びカラーマネジメント調整器522に供給される。レベルモニタ521は、画質調整エンジン52に供給された信号強度を、画質調整装置10の制御部11に出力する。
カラーマネジメント調整器522は、設定可能なカラーマネジメントプロファイル(CMプロファイル)データを備えている。このCMプロファイルがカラーマネジメント設定プロファイルとして機能する。そして、このCMプロファイルデータを用いて、スケーラ51から供給されるRGB信号を調整して、カラー調整を行なう。カラーマネジメント調整器522は、調整したRGB信号をガンマ調整器524に供給する。なお、本実施形態では、比較的粗いCMプロファイルを記憶させておき、カラーマネジメント調整時には、色空間において直線補間を行なう。これにより、カラーマネジメント調整器522のメモリ容量を削減して負荷を軽減することができる。
このガンマ調整器524には、テスト信号発生器523からもRGB信号が供給される。このテスト信号発生器523は、画質調整装置10の制御部11に接続されており、この制御部11からの指示に基づいてRGB信号を生成し、ガンマ調整器524に供給する。
ガンマ調整器524は、ガンマ値(画像の明るさの変化に対する電圧換算値の変化の比)の調整を行なう。具体的には、ガンマ調整器524は、後述する設定可能なガンマ・ホワイトバランス変換テーブルデータとガンマプロファイルデータとを備えている。ガンマ・ホワイトバランス変換テーブルがガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルとして機能する。ガンマ調整器524は、これらデータを用いてカラーマネジメント調整器522又はテスト信号発生器523から供給されるRGB信号の輝度を調整する。更に、このガンマ調整器524は、輝度を調整したRGB信号をゲイン・バイアス調整器525に供給する。
ゲイン・バイアス調整器525は、ホワイトバランス調整(3原色の発色状態によって白の色度(色温度)の調整)を行なう。具体的には、ゲイン・バイアス調整器525は、ホワイトバランスプロファイルデータを備えている。そして、このプロファイルデータを用いて、ガンマ調整器524から供給されるRGB信号のホワイトバランス調整を行なう。更に、このゲイン・バイアス調整器525は、ホワイトバランス調整したRGB信号をLCDパネル53に供給する。
LCDパネル53は、ゲイン・バイアス調整器525から供給されたRGB信号に基づいて画像を出力する。なお、LCDパネル53に表示された画像の発色状態は、ディスプレイアナライザ40により測定される。
次に、上述した構成により、画質調整装置10を用いた画質調整処理について、図3〜図8を用いて説明する。ここでは、まず、リファレンス装置30についてのカラーマネジメント特性の測定処理とガンマ特性及びホワイトバランス特性の測定処理について説明する。そして、ターゲット装置50についてのパネル特性の測定処理、ガンマ特性及びホワイトバランス特性の測定処理、スケーラ特性(ビデオ信号変換回路特性)の測定処理について説明する。最後に、測定した各特性データを用いたガンマ・ホワイトバランス変換データ及びCMプロファイルデータの設定処理について説明する。
(リファレンス装置30のカラーマネジメント特性の測定処理)
まず、画質調整装置10を用いてリファレンス装置30のカラーマネジメント特性の測定処理について、図3に基づいて説明する。
画質調整装置10は、ビデオ信号発生器20にテスト信号を供給する(ステップS1−1)。具体的には、画質調整装置10の制御部11は、RGB方式のテスト信号をビデオ信号発生器20に供給する。ここでは、テスト信号として、レッド(R)、グリーン(G)及びブルー(B)の各色の強度を、それぞれ「0」〜「255」の範囲で所定の強度間隔(第1強度間隔)で変更した値を組み合わせて生成した各種パターンを含む信号を用いる。本実施形態では、RGBの階調変化はそれぞれ17ステップとする。
ビデオ信号発生器20は、制御部11から供給されたテスト信号に応じた出力信号(YPbPr信号)をリファレンス装置30に供給する(ステップS1−2)。
そして、リファレンス装置30は、供給されたYPbPr信号に基づいて画像を表示する。
ディスプレイアナライザ40は、リファレンス装置30が表示する画像の三刺激値(X,Y,Z)を測定する(ステップS1−3)。このとき、ディスプレイアナライザ40は、測定データを出力する。画質調整装置10の制御部11は、テスト信号の供給タイミングに応じて、ディスプレイアナライザ40から出力された測定データを取得する。
画質調整装置10の制御部11は、リファレンスカラーマネージメント特性データを記録する(ステップS1−4)。具体的には、制御部11は、ビデオ信号発生器20に供給したテスト信号(R,G,Bの各値)に対応させて、ディスプレイアナライザ40から取得した三刺激値(X,Y,Z)を、データ記憶部12に記録する。
このように、画質調整装置10の制御部11は、順次、組み合わせパターンを変更させたテスト信号に対する三刺激値(X,Y,Z)を順次、取得して蓄積していくことにより、リファレンス装置30のカラーマネジメントプロファイル(リファレンスCMプロファイル)を生成する。
(リファレンス装置30のガンマ特性及びホワイトバランス特性の測定処理)
次に、画質調整装置10を用いてリファレンス装置30のガンマ特性及びホワイトバランス特性の測定処理について、図4に基づいて説明する。
この場合も、画質調整装置10は、ビデオ信号発生器20にテスト信号を供給する(ステップS2−1)。具体的には、画質調整装置10の制御部11は、RGB方式のテスト信号を、ビデオ信号発生器20に供給する。ここでは、テスト信号として、各色(R,G,B)の強度をすべて同じ値にして、「0」〜「255」の範囲で所定の強度間隔(第2強度間隔)で変更した値の信号を用いる。本実施形態では、第2強度間隔は、第1強度間隔よりも狭い間隔に設定する。
ビデオ信号発生器20は、制御部11から供給されたテスト信号に基づいて出力信号(YPbPr)を出力する。このYPbPr信号は、リファレンス装置30に供給される(ステップS2−2)。そして、リファレンス装置30は、供給された信号に基づいて画像を表示する。
ディスプレイアナライザ40は、リファレンス装置30が表示する画像の三刺激値(X,Y,Z)を測定する(ステップS2−3)。このとき、ディスプレイアナライザ40は、この測定データを出力する。画質調整装置10の制御部11は、テスト信号の供給タイミングに対応して、ディスプレイアナライザ40から出力された測定データを取得する。
そして、画質調整装置10の制御部11は、ビデオ信号発生器20に供給したテスト信号(R,G,Bの値)に対して、ディスプレイアナライザ40から取得した三刺激値(X,Y,Z)を関連付けて、データ記憶部12に記録する。
次に、画質調整装置10は、測定された三刺激値(X,Y,Z)を正規化する(ステップS2−4)。具体的には、制御部11は、供給された三刺激値(X,Y,Z)の各値を、これらの合計値(X+Y+Z)で除算した値を求める。従って、制御部11は、x=X/(X+Y+Z)、y=Y/(X+Y+Z)、z=Z/(X+Y+Z)を計算して、正規化した値(x、y、z)を算出する。
そして、画質調整装置10は、リファレンス装置30のガンマ特性データ及びホワイトバランス特性データを記録する(ステップS2−5)。具体的には、制御部11は、刺激値Yに対して正規化値yを対応付けたリファレンスガンマ特性データを、データ記憶部12に記録する。更に、制御部11は、正規化値xに対して正規化値yを対応付けたリファレンスホワイトバランス特性データを、データ記憶部12に記録する。
このように、画質調整装置10の制御部11は、変更させたテスト信号(R,G,Bの各値)に対する三刺激値(X,Y,Z)を順次、取得して蓄積していくことにより、リファレンス装置30のリファレンスガンマプロファイル及びリファレンスホワイトバランス
プロファイルを生成する。
(ターゲット装置50のパネル特性の測定処理)
次に、画質調整装置10を用いてターゲット装置50のパネル特性を測定する処理について、図5に基づいて説明する。
画質調整装置10は、ターゲット装置50の画質調整エンジン52にテスト信号を供給する(ステップS3−1)。具体的には、画質調整装置10の制御部11は、RGB方式のテスト信号を画質調整エンジン52のテスト信号発生器523に供給する。ここでは、テスト信号として、R,G,Bの各色の強度を、それぞれ「0」〜「255」の範囲で所定の強度間隔(第1強度間隔)で変更した値を組み合わせて生成した各種パターンを含む信号を用いる。
テスト信号発生器523は、制御部11から供給されたテスト信号に基づく出力信号(RGB)をターゲット装置50内のガンマ調整器524に供給する(ステップS3−2)。
そして、ガンマ調整器524は、テスト信号発生器523から供給された信号をガンマ補正し、この信号をターゲット装置50内のゲイン・バイアス調整器525に供給する(ステップS3−3)。更に、ゲイン・バイアス調整器525は、取得した信号に対してホワイトバランス調整を行なった出力信号を、LCDパネル53に供給する。LCDパネル53は、ゲイン・バイアス調整器525から供給された信号に基づいて画像を表示する。
そして、ディスプレイアナライザ40は、ターゲット装置50が表示する画像の三刺激値(X,Y,Z)を測定する(ステップS3−4)。このとき、ディスプレイアナライザ40は、この測定データを出力する。画質調整装置10の制御部11は、テスト信号の供給タイミングに同期させて、ディスプレイアナライザ40から出力された測定データを取得する。
画質調整装置10の制御部11は、ターゲットパネル特性データを記録する(ステップS3−5)。具体的には、制御部11は、テスト信号発生器523に供給したテスト信号(R,G,Bの各値)に対応させて、ディスプレイアナライザ40から取得した三刺激値(X,Y,Z)を、データ記憶部12に記録する。
このように、画質調整装置10の制御部11は、変更させたテスト信号に対する三刺激値(X,Y,Z)を順次、取得して蓄積していくことにより、ターゲット装置50のカラーマネジメントプロファイル(ターゲットパネルCMプロファイル)を生成する。
(ターゲット装置50のガンマ特性及びホワイトバランス特性の測定処理)
次に、画質調整装置10を用いてターゲット装置50のガンマ特性及びホワイトバランス特性を測定する処理について、図6に基づいて説明する。
画質調整装置10は、ターゲット装置50内のテスト信号発生器523にテスト信号を供給する(ステップS4−1)。ここでは、テスト信号として、各色(R,G,B)の強度をすべて同じ値にして、「0」〜「255」の範囲で所定の強度間隔(第2強度間隔)で変更した値の信号を用いる。
テスト信号発生器523は、制御部11から供給されたテスト信号に基づく出力信号(RGB)をターゲット装置50内のガンマ調整器524に供給する(ステップS4−2)。そして、ガンマ調整器524は、テスト信号発生器523から供給された信号をガンマ
補正し、この信号をターゲット装置50内のゲイン・バイアス調整器525に供給する(ステップS4−3)。更に、ゲイン・バイアス調整器525は、取得した信号に対してホワイトバランス調整を行なった出力信号を、ターゲット装置50に供給する。ターゲット装置50は、ゲイン・バイアス調整器525から供給された信号に基づいて画像を表示する。
そして、ディスプレイアナライザ40は、ターゲット装置50が表示する画像の三刺激値(X,Y,Z)を測定する(ステップS4−4)。このとき、ディスプレイアナライザ40は、この測定データを出力する。画質調整装置10の制御部11は、テスト信号の供給タイミングに対応して、ディスプレイアナライザ40から出力された測定データを取得する。
そして、画質調整装置10の制御部11は、ビデオ信号発生器20に供給したテスト信号(R,G,Bの値)に対して、ディスプレイアナライザ40から取得した三刺激値(X,Y,Z)を関連付けて、データ記憶部12に記録する。
次に、画質調整装置10は、測定された三刺激値(X,Y,Z)を正規化する(ステップS4−5)。具体的には、制御部11は、測定された各信号(X,Y,Z)の値を、これらの合計値(X+Y+Z)で除算した値を求める。
そして、画質調整装置10は、ターゲット装置50のガンマ特性データ及びホワイトバランス特性データを記録する(ステップS4−6)。具体的には、制御部11は、刺激値Yに対して正規化値yを対応付けたターゲットガンマ特性データを、データ記憶部12に記録する。更に、制御部11は、正規化値xに対して正規化値yを対応付けたターゲットホワイトバランス特性データを、データ記憶部12に記録する。
このように、制御部11は、変更させたテスト信号(R,G,Bの各値)に対する三刺激値(X,Y,Z)を順次、取得して蓄積していくことにより、ターゲット装置50のターゲットガンマプロファイル及びターゲットホワイトプロファイルを生成する。
(ターゲット装置50のスケーラ特性の測定処理)
次に、画質調整装置10を用いてターゲット装置50のスケーラ特性を測定する処理について、図7に基づいて説明する。
画質調整装置10は、ビデオ信号発生器20にテスト信号を供給する(ステップS5−1)。具体的には、画質調整装置10の制御部11は、RGB方式のテスト信号を、ビデオ信号発生器20に供給する。ここでは、テスト信号として、R,G,Bの各色の強度を、それぞれ「0」〜「255」の範囲で所定の強度間隔(第1強度間隔)で変更した値を組み合わせて生成した各種パターンを含む信号を用いる。
ビデオ信号発生器20は、制御部11から供給されたテスト信号に基づいて出力信号(YPbPr信号)を出力し、ターゲット装置50に供給する(ステップS5−2)。ターゲット装置50に入力されたYPbPr信号は、スケーラ51に供給される。このスケーラ51は、供給された信号に基づいてYPbPr信号をRGB信号に変換し出力する。この場合、このレベルモニタ521は、画質調整エンジン52にスケーラ51から出力された信号を取得し、画質調整装置10に出力する。
そして、画質調整装置10の制御部11は、ターゲット装置50内のレベルモニタ521の出力信号(RGB信号)を取得する(ステップS5−3)。このとき、制御部11は、テスト信号の供給タイミングに同期させて、レベルモニタ521から供給された測定デ
ータを取得する。
そして、画質調整装置10の制御部11は、ターゲット装置50のスケーラのカラーマネジメント特性データを記録する(ステップS5−4)。具体的には、制御部11は、ビデオ信号発生器20に供給したテスト信号(R,G,Bの各値)に対応させて、レベルモニタ521の出力信号(R,G,B)を、データ記憶部12に記録する。
このように、画質調整装置10の制御部11は、変更させたテスト信号に対する出力信号(R,G,B)を順次、取得して蓄積していくことにより、ターゲット装置50のスケーラカラーマネジメントプロファイル(ターゲットスケーラCMプロファイル)を生成する。
(ガンマ・ホワイトバランス変換データ及びCMプロファイルデータの設定処理)
次に、画質調整装置10を用いてターゲット装置50のガンマ、ホワイトバランス及びカラーマネジメントの設定処理について、図8に基づいて説明する。
画質調整装置10は、データ記憶部12に記録されたデータを用いて、ガンマ・ホワイトバランス変換テーブルの算出を行なう(ステップS6−1)。この場合、画質調整装置10の制御部11は、ターゲット装置50のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、リファレンス装置30のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるための変換テーブルを算出する。この算出においては、リファレンスガンマ特性、リファレンスホワイトバランス特性、ターゲットガンマ特性及びターゲットホワイトバランス特性に関するデータを用いる。
具体的には、制御部11は、リファレンスガンマ特性の出力値とほぼ同じ出力値になるときのターゲットガンマ特性の入力値を特定する。この場合、制御部11は、ターゲットホワイトバランス特性の入力値が、リファレンスホワイトバランス特性から大きく相違しない(所定範囲内に収まる)リファレンスガンマ特性の入力値を特定する。そして、制御部11は、特定したターゲットガンマ特定の入力値と、そのリファレンスガンマ特性入力値との対応関係を表す変換テーブルを生成する。更に、制御部11は、生成したガンマ・ホワイトバランス変換テーブルを、ガンマ調整器524に保持させる。
次に、画質調整装置10は、カラーマネジメントプロファイルの設定を行なう(ステップS6−2)。この場合、画質調整装置10の制御部11は、ターゲット装置50のカラーマネジメント特性を、リファレンス装置30のカラーマネジメント特性に近似させるテーブルや式を算出する。この算出においては、保持されたガンマ・ホワイトバランス変換テーブルデータと、リファレンスCM特性データとターゲットパネルCM特性データとターゲットスケーラCM特性データとを用いる。
具体的には、制御部11は、ターゲットパネルCMプロファイルの値と、ガンマ調整器524に設定したガンマ・ホワイトバランス変換テーブルの値とを用いて、ガンマ調整器524からLCDパネル53にまでのターゲット暫定CM特性を算出する。
次に、制御部11は、リファレンスCM特性の出力値とほぼ同じ出力値になるときのターゲット暫定CM特性の入力値を特定する。更に、制御部11は、このときのリファレンスCM特性の入力値とほぼ同じ入力値になるときのスケーラ特性の出力値を特定する。そして、制御部11は、特定したスケーラ特性の出力値が入力されると、特定したターゲット暫定CM特性の入力値を出力するCMプロファイルデータを生成する。制御部11は、生成したCMプロファイルデータをカラーマネジメント調整器522に保持させる。
以上により、カラーマネジメント調整器522にカラーマネジメント設定プロファイル、ガンマ調整器524に変換テーブルが設定される。これにより、ターゲット装置50は、リファレンス装置30と同じ信号が入力された場合には、リファレンス装置30と同じ画質の画像を表示することができる。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、画質調整装置10の制御部11は、リファレンス装置30及びターゲット装置50の各特性データを取得し、データ記憶部12に記録する。制御部11は、データ記憶部12に記録されたデータに基づいて、リファレンス装置30の特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス変換テーブルを算出する。更に、制御部11は、ガンマ・ホワイトバランス変換テーブルデータと、リファレンスCM特性データとターゲットパネルCM特性データとターゲットスケーラCM特性データとを用いて、カラーマネジメント設定プロファイルを算出する。すなわち、制御部11は、測定されたリファレンス装置30及びターゲット装置50の各特性のプロファイルに基づいて、人手によることなく自動で、リファレンス装置30の画質に近似するようなガンマ・ホワイトバランス変換テーブル及びカラーマネジメント設定プロファイルを算出して設定する。このため、従来に比べて、画一的に、かつ効率的に、ターゲット装置の画質をリファレンス装置の画質に近似させることができる。
・ 本実施形態では、スケーラ特性の測定処理は、上述したカラーマネジメント特性やパネル特性の測定処理に用いるテスト信号と同じテスト信号を用いて行なう。更に、ガンマ特性及びホワイトバランス特性の測定処理では、上述したパネル特性の測定処理に用いるテスト信号の第1強度間隔よりも狭い第2強度間隔のテスト信号を用いて行なう。このため、カラーマネジメント特性を測定するために用いる信号は、光の強さ(輝度)に関するガンマ特性のプロファイルデータを測定するために用いる信号よりも、信号の強度間隔を広くしているので、得られる測定データが粗い。人間の目は、飽和度の高い色や色の相違よりも白の輝度変化や白の色度(色温度)の変化に対して敏感という特徴がある。この視覚的な特徴に着目し、ガンマ特性やホワイトバランス特性を詳細に設定する。すなわち、人間の目が敏感な白の輝度変化や色度変化特性を細かい間隔で測定調整し詳細に合わせ、比較的鈍感な色の飽和度や色相変化については、輝度に比較して疎となる間隔で測定調整している。これにより、カラーマネジメント特性を粗く測定しても、ガンマ特性が詳細に測定されていれば、画像のカラーマネジメントは微調整が行なわれているように感じることができる。従って、R,G,Bの3つのパラメータで調整するカラーマネジメントを粗く調整しても、より細かく調整されているように見えるので、効率的にターゲット装置50の画像を調整できる。
特に、色再現性特性の信号変化強度を輝度の変化ステップと同じにすると、輝度変化特性のステップをNとした場合にはNの3乗ステップになる。例えば輝度変化特性を256ステップで測定をした場合には、同じ細かさで色再現性特性を測定しようとすると、その3乗となるため約1677万ステップ(256の三乗)の細かさで測定することになる。1ステップ当たりの測定時間を0.01秒とした場合には約194日が必要となり、この方法は現実的でない。本願発明では、この色再現性特性の測定間隔を疎にすることで、測定時間を現実的な範囲に収めるとともに、実用上問題のない精度での調整も実現している。上記実施形態では、RGBの階調変化はそれぞれ17ステップとすることにより、1ステップ当たりの測定時間を0.01秒とした場合にも約1.3時間で測定可能である。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、リファレンス装置30及びターゲット装置50の中心の一点の三刺激値に基づいて、スケーラ特性以外の各特性を測定した。これに限らず、中心以外の三刺激値に基づいて特性を測定してもよいし、複数点の三刺激値に基づいて特性を
測定してもよい。
○ 上記実施形態においては、画質調整装置10の制御部11がテスト信号を供給するビデオ信号発生器20は、BTA S−100B(いわゆるHD−SDI)規格による輝度−色差の方式(YPbPr)の信号を出力して、リファレンス装置30及びターゲット装置50に供給した。ビデオ信号発生器20から出力される信号はこれに限られず、他のコンポーネント方式の信号であってもよいし、RGB信号であってもよい。
○ 上記実施形態においては、リファレンス装置30及びターゲット装置50として、液晶ディスプレイを用いた。これに限らず、プラズマディスプレイやプロジェクターなど、画質を調整する画像出力装置であれば、液晶ディスプレイ以外に用いてもよい。
○ 上記実施形態においては、画質調整装置10は、リファレンス装置30の各特性に関するデータを記憶したデータ記憶部12を用いて、ターゲット装置50の特性をリファレンス装置30の特性に近似させるための各プロファイルデータを算出した。この場合、ターゲット装置50毎に特性を測定して各ターゲット装置50の各プロファイルデータを設定するだけでなく、同様な特性を有するターゲット装置50であれば、複数のターゲット装置50のプロファイルデータを一括して設定してもよい。
リファレンス装置の特性を測定するための画質調整装置の配置図。 ターゲット装置の特性を測定するための画質調整装置の配置図。 リファレンス装置のカラーマネジメント特性を測定する処理手順の流れ図。 リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を測定する処理手順の流れ図。 ターゲット装置のパネル特性を測定する処理手順の流れ図。 ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を測定する処理手順の流れ図。 ターゲット装置のスケーラ特性を測定する処理手順の流れ図。 ガンマ、ホワイトバランス及びカラーマネジメントの各プロファイルデータを設定する処理手順の流れ図。
符号の説明
10…画質調整装置、11…制御手段としての制御部、12…リファレンスデータ記憶手段及びターゲットデータ記憶手段としてのデータ記憶部、30…リファレンス装置、50…ターゲット装置、51…ビデオ信号変換回路としてのスケーラ、52…画質調整エンジン、53…表示パネルとしてのLCDパネル、521…レベルモニタ、522…カラーマネジメント調整器、523…テスト信号発生器、524…ガンマ調整器、525…ゲイン・バイアス調整器。

Claims (6)

  1. ビデオ信号変換回路、レベルモニタ、カラーマネジメント調整器、テスト信号発生器、ガンマ調整器、ゲイン・バイアス調整器及び表示パネルを備えたターゲット装置から出力されたデータを記録するターゲットデータ記憶手段と、
    第1のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号をリファレンス装置に入力して出力された三刺激値からなるカラーマネジメント特性と、第2のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号を入力して出力された三刺激値から算出したガンマ特性及びホワイトバランス特性を記憶したリファレンスデータ記憶手段と、
    前記テスト信号発生器及び前記レベルモニタに接続する制御手段とを備えた画質調整装置であって、
    前記制御手段が、
    パネル特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいてパネルカラーマネジメント特性に関するデータを取得して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、
    ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいて前記表示パネルのガンマ特性及びホワイトバランス特性に関するデータを算出して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、
    ビデオ信号変換回路特性測定用信号を前記ビデオ信号変換回路に入力し、前記ビデオ信号変換回路からの出力を前記レベルモニタを介して供給された信号に基づいてビデオ信号変換回路特性に関するデータを取得して、前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、
    前記ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、前記リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルを算出し、
    算出した前記ガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルと、前記パネルカラーマネジメント特性、前記ビデオ信号変換回路特性及び前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性を用いて、前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性に近似させるためのカラーマネジメント設定プロファイルを算出することを特徴とする画質調整装置。
  2. 前記ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号の強度変更間隔は、前記パネル特性測定用信号及び前記ビデオ信号変換回路特性測定用信号の強度変更間隔より狭いことを特徴とする請求項1に記載の画質調整装置。
  3. ビデオ信号変換回路、レベルモニタ、カラーマネジメント調整器、テスト信号発生器、ガンマ調整器、ゲイン・バイアス調整器及び表示パネルを備えたターゲット装置から出力されたデータを記録するターゲットデータ記憶手段と、
    第1のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号をリファレンス装置に入力して出力された三刺激値からなるカラーマネジメント特性と、第2のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号を入力して出力された三刺激値から算出したガンマ特性及びホワイトバランス特性を記憶したリファレンスデータ記憶手段と、
    前記テスト信号発生器及び前記レベルモニタに接続する制御手段とを用いて、画像調整を行なう方法であって、
    前記制御手段が、
    パネル特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいてパネルカラーマネジメント特性に関するデータを取得して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、
    ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいて前記表示パネルのガンマ特性及びホワイトバランス特性に関するデータを算出して前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、
    ビデオ信号変換回路特性測定用信号を前記ビデオ信号変換回路に入力し、前記ビデオ信
    号変換回路からの出力を前記レベルモニタを介して供給された信号に基づいてビデオ信号変換回路特性に関するデータを取得して、前記ターゲットデータ記憶手段に格納し、
    前記ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、前記リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルを算出し、
    算出した前記ガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルと、前記パネルカラーマネジメント特性、前記ビデオ信号変換回路特性及び前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性を用いて、前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性に近似させるためのカラーマネジメント設定プロファイルを算出することを特徴とする画質調整方法。
  4. 前記ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号の強度変更間隔は、前記パネル特性測定用信号及び前記ビデオ信号変換回路特性測定用信号の強度変更間隔より狭いことを特徴とする請求項3に記載の画質調整方法。
  5. ビデオ信号変換回路、レベルモニタ、カラーマネジメント調整器、テスト信号発生器、ガンマ調整器、ゲイン・バイアス調整器及び表示パネルを備えたターゲット装置から出力されたデータを記録するターゲットデータ記憶手段と、
    第1のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号をリファレンス装置に入力して出力された三刺激値からなるカラーマネジメント特性と、第2のテスト信号に基づいて生成されたコンポーネント映像信号を入力して出力された三刺激値から算出したガンマ特性及びホワイトバランス特性を記憶したリファレンスデータ記憶手段と、
    前記テスト信号発生器及び前記レベルモニタに接続する制御手段とを用いて、画像調整を行なうためのプログラムであって、
    前記制御手段を、
    パネル特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいてパネルカラーマネジメント特性に関するデータを取得して前記ターゲットデータ記憶手段に格納する手段、
    ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号を前記テスト信号発生器に入力して前記ターゲット装置から出力された三刺激値に基づいて前記表示パネルのガンマ特性及びホワイトバランス特性に関するデータを算出して前記ターゲットデータ記憶手段に格納する手段、
    ビデオ信号変換回路特性測定用信号を前記ビデオ信号変換回路に入力し、前記ビデオ信号変換回路からの出力を前記レベルモニタを介して供給された信号に基づいてビデオ信号変換回路特性に関するデータを取得して、前記ターゲットデータ記憶手段に格納する手段、
    前記ターゲット装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性を、前記リファレンス装置のガンマ特性及びホワイトバランス特性に近似させるためのガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルを算出する手段、及び
    算出した前記ガンマ・ホワイトバランス設定プロファイルと、前記パネルカラーマネジメント特性、前記ビデオ信号変換回路特性及び前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性を用いて、前記リファレンス装置のカラーマネジメント特性に近似させるためのカラーマネジメント設定プロファイルを算出する手段
    として機能させることを特徴とする画質調整プログラム。
  6. 前記ガンマ特性及びホワイトバランス特性測定用信号の強度変更間隔は、前記パネル特性測定用信号及び前記ビデオ信号変換回路特性測定用信号の強度変更間隔より狭いことを特徴とする請求項5に記載の画質調整プログラム。
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