JP2008198514A - 照明装置及びこれを用いた表示装置 - Google Patents
照明装置及びこれを用いた表示装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008198514A JP2008198514A JP2007033149A JP2007033149A JP2008198514A JP 2008198514 A JP2008198514 A JP 2008198514A JP 2007033149 A JP2007033149 A JP 2007033149A JP 2007033149 A JP2007033149 A JP 2007033149A JP 2008198514 A JP2008198514 A JP 2008198514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- incident
- light source
- light guide
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 輝度ムラのない照明装置、及び、表示装置を提供する。
【解決手段】 本発明の照明装置は、発光面5を有する光源1と、光源1からの光が入射する入光面3を有する導光体2とを備えており、発光面5と入光面3の間に所定の空間を設ける構成である。この空間は、入光面3に形成された窪み4であり、発光面5と略平行な面を第一の入光面6、発光面5と略垂直な面を第二の入光面7とする。このような構成によれば、導光体2の入光面側角付近に光が十分に行き届き、輝度ムラのない照明装置を実現する。
【選択図】 図7
【解決手段】 本発明の照明装置は、発光面5を有する光源1と、光源1からの光が入射する入光面3を有する導光体2とを備えており、発光面5と入光面3の間に所定の空間を設ける構成である。この空間は、入光面3に形成された窪み4であり、発光面5と略平行な面を第一の入光面6、発光面5と略垂直な面を第二の入光面7とする。このような構成によれば、導光体2の入光面側角付近に光が十分に行き届き、輝度ムラのない照明装置を実現する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、非自発光型の表示素子を照明する照明装置、及び、電子機器に用いられる表示装置に関する。特に、携帯情報機器、携帯電話、液晶テレビ等に用いられる液晶表示装置、及び表示素子を照明するフロントライトやバックライト等の照明装置に関する。
従来から、光源から出射された光を、導光体の側面から入射して、導光体の上面から出射させる照明装置が一般に知られている。
図8に従来の照明装置の斜視図を示す。図示するように、光を出射する光源1の側方には、光源1から出射された光を導光する導光体2が配置されている。導光体2の光を出射する面(以下、出射面2aと称す)の反対側の面(以下、対向面2bと称す)には多数の溝部が形成されている。導光体2の光源1と対向する面(以下、入光面3と称す)には窪み4が形成されており、この窪み4内部に光源1が配置されている。また、窪み4の光源1と対向する面(以下、第一の入光面6と称す)には光を拡散させる効果をもつ拡散パターンが形成されている。この導光体2の材料には空気よりも屈折率の高いポリカーボネート(PC)やアクリル(PMMA)などの透明樹脂が使用される(例えば、特許文献1参照)。また、図示していないが導光体2の上部には拡散シートやプリズムシートが配置される。さらに、導光体2の下部には反射シートが配置される。
特開2005−158387号公報(図18)
特許文献1に開示された照明装置では、光源から出射した出射光が導光体の第一の入光面に入射する際に屈折率差の影響により、導光体幅方向に対して狭められて入射されてしまう。従って、導光体の入光面側の角付近に十分に光が行き届かず、導光体の輝度ムラ、強いてはこの導光体を使用した照明装置の輝度ムラが増大してしまうという問題がある。
そこで、本発明は、輝度ムラのない照明装置、及び、表示装置を実現することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の照明装置は、光源の発光面と導光体の入光面との間に所定の空間を設ける構成とし、この空間を入光面に設けられた窪みである構成とした。この窪みが光源に対して1対1の関係である構成とした。光源と空間と入光面を含む入光部の上面及び裏面の少なくとも一方を反射部材で被覆する構成とした。
また、本発明の表示装置は、上述のいずれかの構成の照明装置を非自発光型の表示素子に用いることとした。
本発明によれば、導光体の入光面側の角付近に十分な光を行き届かせることが可能となり、輝度ムラのない照明装置、及び、表示装置が実現できる。また、入光面に形成された窪みが光源に対して1対1の関係であるため、一度、導光体内部に入射した光が、入光面に再度入射することがなく、照明装置の光学設計が容易になる。さらに、導光体を射出成形などにより形成する際に、窪みも同時に導光体に形成することが可能となり、安価な照明装置、及び、表示装置が実現できる。
本発明の照明装置は、発光面を有する光源と、光源からの光が入射する入射面を有する導光体とを備えており、発光面と入射面の間に所定の空間を設ける構成である。この空間は入光面に形成された窪みであり、発光面と略平行な面を第一の入射面、発光面と略垂直な面を第二の入射面でこの窪みは形成されている。このような構成によれば、導光体の入光面側の角付近に光が十分に行き届き、輝度ムラのない照明装置を実現する。また、本発明の表示装置は、上述の構成の照明装置の出射面側に、非自発光型の表示素子を備えることとした。このような構成によれば、輝度ムラのない表示装置が実現できる。
さらに、導光体に窪みを形成するのは、導光体を射出成形などにより形成する際に同時に行えるので、特に追加する加工を必要とせず、安価な照明装置、及び、表示装置が実現できる。
また、入光面に設けられた窪みは光源と1対1の関係になるように形成されている。すなわち、複数の光源が設けられている場合には、それぞれの光源に対向して窪みが形成されている。このような構成によれば、入射面で向きを変えられた光が入光面に形成された別の窪みに入射し、再度向きを変えられることが無く、光学設計が容易になる。
また、窪みが形成された導光体の部位には、導光体の上面(出射面)と裏面(対向面)の少なくとも一方を被覆するように反射部材を設ける構成とした。これにより、入光部付近で導光体に入射せず発散する光を入光面に導くことが可能となり、光源からの光の利用効率が向上し、照明装置の輝度が上昇する。また、発光面の位置がこの反射部材に覆われるように光源が配置されることとした。このとき、発光面が窪みの開口面の位置と一致するように光源が配置されているのであれば、反射部材は導光体の入光面からはみ出るような幅で形成されることになる。
あるいは、本発明の照明装置は、発光面を有する光源と、光源からの光を入光側の側面から入射して照射面から照射光として出射する導光体を備えており、入光側の側面には発光面と対向するように入光部が設けられ、入光部は導光体に形成された凹部であるとともに、入光部が複数の面で形成されている。このような構成により、導光体の入光面側の角付近に光が十分に行き届き、輝度ムラのない照明装置が実現できる。
さらに、発光面が凹部の開口面の位置と一致するように光源を配置することとした。また、凹部を光源一つに対して一つ形成することとした。
以下に、本発明に係る照明装置、及び、表示装置の実施例について図を参照して説明する。本実施例では、光源としてLED素子を、非自発光型の表示素子として液晶パネルを用いた構成を例に説明する。
図1に本実施例の表示装置の断面構成を模式的に示す。図示するように、光を出射する光源1の側方に、光源1から出射された光を導光する導光体2が配置されている。導光体2には光を出射する面(この面を出射面2aと称す)とこの出射面に対向する面(この面を対向面2bと称す)があり、この対向面2bには、光を屈折・反射させる多数の凹状の反射構造(図示しない)が形成されている。この反射構造は、光を屈折又は反射させる反射面を備えている。導光体2の入光面には光源1に対向した窪みが形成されている。導光体2の出射面2a上部には拡散シート9、プリズムシート10が配置され、さらにその上部に表示素子として液晶パネル11が配置されている。
次に、導光体と光源の位置関係について図2を用いて説明する。図2(a)は、本実施例における導光体2と光源1の位置関係を示す上面図である。光源1の発光面5と導光体2の間に空間が形成されている。空間は導光体2の入光面3に形成された窪み4である。図2(b)は、従来の導光体と光源の位置関係を示す上面図の一例である。導光体2の入光面3に形成された窪み4の内部に光源1が配置されている。図2(c)は、さらに別の従来例を示した上面図である。導光体2に窪みは形成されず、光源1と導光体2が隣接配置されただけの構成である。また、図2(b)中に示したx方向を導光体2の長さ方向、y方向を導光体2の幅方向と称することとする。
図3は光源として、発光ダイオード(LED)を使用した場合の放射特性と発光面を説明する図である。図3(a)はLEDの放射特性を示すグラフであり、縦軸に相対光度、横軸に放射角度を示している。放射角度が60度になると相対光度が40%になることがグラフから読み取れる。図3(b)は光源1の斜視図である。光源1は発光面5以外の面を反射特性の良い白色樹脂などで被覆されており、発光面5からのみ光を出射する。図中に示した矢印は最も強い発光方向を示すものであり、図3(a)の0度が図3(b)の矢印に相当する。光源1は発光面5を導光体の入光面に向けて配置される。
図4は本実施例における光線を説明する図である。図4には相対光度が40%から100%までの光線を放射角度10度毎に示した。図4(a)は本実施例における光線を示した上面図である。導光体2の入光面には窪みが形成されており、発光面と入光面の間に空間が存在する。光源1の発光面から出射した光のうち、発光面と平行方向に形成された第一の入射面6に入射した光線(図中では7本)は、導光体幅方向に対して狭められて導光する。光源1の発光面から出射した光のうち、発光面と垂直方向に形成された第二の入射面7に入射した光線(図中では6本)は、導光体幅方向に対して広げられて導光する。図4(b)は従来の光源と導光体による光線を示した上面図である。光源1の発光面から出射されるすべての光が導光体幅方向に対して狭まられて導光する。図4(b)では、導光体2の入光面側の角付近に光が行き届いていないが、本実施例では、図4(a)にも示されているように導光体2の入光面側の角付近にも光が行き届いていることが確認できる。図4に示した光線は導光体2がポリカーボネート(屈折率1.59)で作製されている状態を示したが、導光体2の材料には、ポリカーボネートのほか、アクリルやシクロオレフィンなどの透明樹脂が材料に使用されてもよい。
図5は、導光体の入光面に形成された窪みの導光体長さ方向の影響を説明する上面図である。図5(a)は窪みの導光体長さ方向が比較的長い(L1)状態を示した上面図であり、図5(b)は比較的短い(L2)状態を示した上面図である。図5(a)では導光体の入光面側角付近に6本の光線が到達していることが確認できる。これに対し、図5(b)では導光体の入光面側角付近に到達する光線は2本である。これから、窪みの導光体長さ(L)方向を調整することにより、配光分布を制御することが可能であることが解る。光源の正面方向に多く光を集めたい場合には、窪みの導光体長さ方向を短くすることにより所望の特性を得ることが可能となる。本実施例では窪みの導光体長さ方向は5mm以下とすることが最適であり、所望とする特性に対して適時、調整されるものとする。
図6は、光源と窪みの例を示した部分拡大図である。これまで、導光体の入光面に形成される窪みは図6(a)のような四角形状として説明してきたが、窪みの形状はこれに限定されない。図6(b)では台形形状、図6(c)では逆台形形状、図6(d)では多角形形状の窪みを示している。また、窪みの光源側の幅が光源の幅よりも狭い図6(e)や、三角形状の図6(f)を用いても良く、導光体の入光面側角付近に光を配光することができる。
図7は、本実施例の入光部を説明する斜視図である。窪み4を構成する第一の入射面6を含む入光部12の上下面を反射部材8により被覆している。光源1から出射して導光体2に直接入射しない光は、この反射部材8により反射されて導光体2に入射する。図7では導光体2の入光面全域にわたって反射部材8を配置したが、入光部12付近を十分に被覆できる形状であれば、全域にわたって配置しなくともよい。さらに、導光体の入光面からはみ出るように反射部材の幅を広げても良い。その場合、光源の発光面の位置は反射部材に覆われるようになるので、光源の光が外部に漏れることを確実に防ぐことが可能となる。
また、光源1として点光源を用い、反射構造の反射面が光源の発光面に向くように複数の反射構造を配置することとした。例えば、図示するように点光源1を中心とする同心円上に反射構造13を配列することとした。このように配列することで、発光面における反射効率の均一化が可能になり、照明装置の輝度ムラが解消する。
本発明に係る照明装置、及び、表示装置は、例えば、携帯電話、PDA、カーナビゲーション、テレビ等の表示機器に適用できる。
1 光源
2 導光体
2a 出射面
2b 対向面
3 入光面
4 窪み
5 発光面
6 第一の入射面
7 第二の入射面
8 反射部材
9 拡散シート
10 プリズムシート
11 液晶パネル
12 入光部
13 反射構造
2 導光体
2a 出射面
2b 対向面
3 入光面
4 窪み
5 発光面
6 第一の入射面
7 第二の入射面
8 反射部材
9 拡散シート
10 プリズムシート
11 液晶パネル
12 入光部
13 反射構造
Claims (9)
- 発光面を有する光源と、前記光源からの光が入射する入射面を有する導光体とを備え、前記発光面と前記入射面との間に所定の長さの空間を設けることを特徴とする照明装置。
- 前記空間が前記導光体の前記光源と対向する位置に設けられた四角形状または台形形状の窪みであって、前記窪みは前記発光面と略並行に形成された第一の入射面と前記第一の入射面と略垂直に形成された第二の入射面で区画されたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記光源と対向する位置に設けられた前記窪みが、前記光源に1対1で対応して形成されたことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- 前記窪みが形成された部位の導光体には、その上面と裏面の少なくとも一方を被覆するように反射部材が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
- 前記発光面の位置が前記反射部材に覆われるように前記光源が配置されたことを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
- 前記第二の入射面は前記第一の入射面を介して対向するように二つ存在し、二つの第二の入射面の前記光源側のそれぞれの端面を結んだ直線上に前記発光面が配置されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明装置。
- 発光面を有する光源と、前記光源からの光を入光側の側面から入射して照射面から照射光として出射する導光体を備え、
前記入光側の側面には前記発光面と対向するように入光部が設けられ、
前記入光部は前記導光体に形成された凹部であるとともに、前記入光部が複数の面で形成されたことを特徴とする照明装置。 - 前記光源は、前記発光面が前記凹部の開口面の位置と一致するように配置されたことを特徴とする請求項7に記載の照明装置。
- 前記凹部は前記光源一つに対して一つ形成されたことを特徴とする請求項7または8に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007033149A JP2008198514A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 照明装置及びこれを用いた表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007033149A JP2008198514A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 照明装置及びこれを用いた表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008198514A true JP2008198514A (ja) | 2008-08-28 |
Family
ID=39757251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007033149A Pending JP2008198514A (ja) | 2007-02-14 | 2007-02-14 | 照明装置及びこれを用いた表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008198514A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010198887A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Minebea Co Ltd | 面状照明装置 |
CN112285821A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-01-29 | 业成科技(成都)有限公司 | 灯具 |
-
2007
- 2007-02-14 JP JP2007033149A patent/JP2008198514A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010198887A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Minebea Co Ltd | 面状照明装置 |
CN112285821A (zh) * | 2020-11-03 | 2021-01-29 | 业成科技(成都)有限公司 | 灯具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101013532B1 (ko) | 도광판 | |
KR101318497B1 (ko) | 액정 표시 장치 | |
JP3891387B2 (ja) | 面光源装置及び表示装置 | |
KR100814559B1 (ko) | 백라이트 장치 및 액정 표시 장치 | |
JP4523530B2 (ja) | 面光源装置及び表示装置 | |
JP2008015288A (ja) | 液晶表示装置 | |
WO2012011304A1 (ja) | 導光体、光源ユニット、照明装置、および表示装置 | |
US7794100B2 (en) | Planar light source apparatus, display apparatus and planar illumination method | |
JP2009289701A (ja) | 照明装置、面光源装置、および液晶表示装置 | |
US20070274103A1 (en) | Light guide panel and a backlight unit using the same | |
JP2015149119A (ja) | 照明装置及び表示装置 | |
US20060249742A1 (en) | Light emitting device for achieving uniform light distribution and backlight unit employing the same | |
JP2007048489A (ja) | バックライト装置 | |
JP4645314B2 (ja) | 導光板とそれを用いたエッジライト型面光源および液晶表示装置 | |
KR20140088679A (ko) | 백라이트 어셈블리와 이를 이용한 표시 장치 | |
JP4584116B2 (ja) | 点光源バックライト | |
JP4386750B2 (ja) | 導光板及び導光板を用いた面状光源 | |
US10323804B2 (en) | Light-emitting device, surface light source device and display device | |
JP2008198514A (ja) | 照明装置及びこれを用いた表示装置 | |
JP2003068121A (ja) | 面発光装置 | |
WO2012133118A1 (ja) | 照明装置および表示装置 | |
JP2006202559A (ja) | 面光源装置 | |
TWI360696B (en) | Optical plate and backlight module using the same | |
JP2011124026A (ja) | 照明装置及びこれを備える表示装置 | |
JP4383199B2 (ja) | 導光板及び導光板を用いた面状光源 |