JP2008198042A - 印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体 - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、試し印刷を効率的かつ作業性が良好な状態で行うコンピュータ、プリンタ等の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体に関する。
【解決手段】クライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12は、入力部22が、試し印刷を実行するか否かを判断する試し印刷強制閾ページ数を試し印刷強制閾値管理部25に保管し、試し印刷強制パラメータ値計算部24が印刷対象のドキュメント及び印刷設定データを解析して試し印刷強制パラメータページ数を取得して試し印刷強制パラメータ値管理部26に保管し、試し印刷判定部23が、該試し印刷強制パラメータページ数が該試し印刷強制閾ページ数を上回っていると、描画部21の作成した印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加してプリンタに送信し、プリンタが送信されてきた印刷データの所定量を試し印刷する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体に関し、詳細には、試し印刷を効率的に行う印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体に関する。
近年、印刷処理においては、紙資源の節約を図るために複数のページを1ページに集約して印刷する集約印刷が行われるようになってきており、本出願人は、先に、この集約印刷機能において、印刷時の用紙枚数を指定することで、集約枚数(1ページに集約させるページ数)を決定して集約印刷する印刷システムを提案している(特許文献1参照)。
ところが、この集約印刷機能にあっては、印刷文書に誤りがあったり、印刷設定に誤りがあったりすると、印刷した印刷用紙が全て無駄となり、このような場合には、集約印刷機能では、紙資源を節約することができない。
一方、印刷処理における紙資源の節約を図る機能としては、印刷対象データを複数部数印刷する際に、プリンタや複合装置等の印刷装置の試し印刷用のボタン操作等の指示操作に応じて、一部をサンプルとして試し印刷し、印刷結果に問題がないと、印刷指示操作に応じて、残り部数を印刷する試し印刷機能がある。また、この試し印刷は、印刷装置やクライアント装置の設定で試し印刷の実行がオンに設定されていると、印刷対象データの印刷に先立って、必ず試し印刷を実行する。
この試し印刷機能は、複数部数印刷する際に、間違いのあるドキュメントを余計に印刷させないようにして、紙資源の節約を図る機能である。
特開2003−233475号公報
しかしながら、従来の試し印刷技術にあっては、試し印刷の指示操作が行われるか、設定で試し印刷機能がオンになっていると、必ず試し印刷を行うようになっていたため、試し印刷における紙資源の節約をより一層効率的に行う上で改良の必要があった。
すなわち、間違いのあるドキュメントで印刷ページが多い場合や印刷部数が多い場合に、試し印刷を数ページ分試し印刷を行ったり、一部を試し印刷すると、間違ったドキュメントを大量の用紙に印刷してしまうことを防止することができ、試し印刷機能による紙資源の節約効果を発揮させることができるが、間違いのあるドキュメントで印刷ページが少ない場合や印刷部数が少ない場合には、もともとドキュメントの印刷に用紙をあまり使用しないため、試し印刷機能の有用性が低くなるだけでなく、試し印刷を行う時間だけドキュメントの印刷を完了するまでの時間が長くなり、作業効率を悪化させることとなる。
そこで、本発明は、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図る印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の印刷制御装置は、試し印刷の要否を判断する印刷制御装置であって、前記試し印刷を実行するか否かを判断する閾値を保持し、印刷対象データを解析して印刷数に関する情報を取得し、該印刷数関連情報が前記閾値を上回っていると、前記試し印刷を行うと判断することにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記印刷制御装置は、印刷対象ドキュメントと該印刷対象ドキュメントの印刷設定データを前記印刷対象データとし、該印刷対象データから印刷データを生成するとともに、該印刷対象データに基づいて前記試し印刷を行うと判断すると、該印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加して印刷先に送信するものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記印刷制御装置は、前記印刷対象データとして印刷データを受信して印刷出力する際に、該印刷対象データに基づいて前記試し印刷を行うと判断すると、該試し印刷を行うものであってもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記印刷数関連情報は、少なくとも印刷部数とページ数を含んでいてもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記前記試し印刷実行要求コマンドは、前記試し印刷の印刷数を含んでいてもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記印刷制御装置は、前記閾値が適宜変更可能であってもよい。
請求項7記載の発明の印刷制御プログラムは、コンピュータを請求項1から請求項6のいずれかに記載の印刷制御装置として機能させることにより、上記目的を達成している。
請求項8記載の発明の記録媒体は、請求項7記載の印刷制御プログラムを記録することにより、上記目的を達成している。
本発明によれば、試し印刷を実行するか否かを判断する閾値を保持し、印刷対象データを解析して取得した印刷数関連情報が該閾値を上回っていると、試し印刷を行うと判断するので、ユーザがいちいち手操作で試し印刷を指示することなく、印刷枚数や印刷部数等の印刷数が多い場合等にのみ、自動的に試し印刷を行うようにすることができ、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図4は、本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第1実施例を適用した印刷システム1のシステム構成図である。
図1において、印刷システム1は、LAN(Local Area Network)等のネットワークNWに複数のクライアント端末CL1〜CLnと複数のプリンタPr1〜Prmが接続されている。
クライアント端末(印刷制御装置)CL1〜CLnは、例えば、通常のハードウェア構成を備えたパーソナルコンピュータ等が用いられ、図2にそのソフトウェア構成を示すように、Windows(登録商標)等のOS(Operating System)10上に、アプリケーション11及びプリンタドライバ12が搭載され、また、ネットワークインタフェース13を備えている。
プリンタドライバ12は、描画部21、入力部22、試し印刷判定部23、試し印刷強制パラメータ値計算部24、試し印刷強制閾値管理部25及び試し印刷強制パラメータ値管理部26等の機能構成部を備えており、OS10の印刷機能を管理するソフトウェアモジュールであるスプーラ(図示略)の一部として動作する。
クライアント端末CL1〜CLnは、CD(Compact Disc)、MO(光磁気ディスク)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory )、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、DVD(Digital Video Disk)、メモリカードフレキシブルディスク等の記録媒体に記録されている印刷制御プログラムと必要なデータを、図示しない記録媒体読込部等で読み取って、ハードディスク等の不揮発性記憶装置に、プリンタドライバ12に組み込んで格納して、または、プリンタドライバ12として格納して、実行することで、後述する試し印刷制御処理を実行する印刷制御装置として機能する。
アプリケーション11は、OS10上に搭載された電子メールソフトウェア、文書作成ソフトウェア、図形作成ソフトウェア、表計算ソフトウェア、データベースソフトウェア等であり、アプリケーション11で作成された文書の印刷命令が当該アプリケーション11から発行されると、OS10を通してプリンタドライバ12に文書データ(描画情報)と印刷の設定データを渡す。
プリンタドライバ12は、アプリケーション11からOS10を介して渡される文書データからネットワークNWに接続されている各プリンタPr1〜Prmに対応するプリンタドライバ、すなわち、そのプリンタPr1〜Prmが解釈して実際の印刷画像を生成するために必要な情報のコマンド(プリンタ用印刷データ)を生成するプリンタドライバがインストールされており、アプリケーション11から渡された文書データと印刷設定データから各プリンタPr1〜Prmに対応する印刷データを生成して、該印刷データをネットワークNWを介してプリンタPr1〜Prmに送信する。
上記印刷制御プログラムは、このプリンタドライバ12として、または、プリンタドライバ12の一部として提供されて、上述のように、記録媒体に記録されていて記録媒体読込に読み込まれて、導入され、プリンタドライバ12は、後述するように、試し印刷機能及び試し印刷制御機能を有している。
描画部21は、アプリケーション11から渡された文書データを、プリンタPr1〜Prmが解釈でき、実際の印刷画像を生成するために必要な情報のコマンドであるプリンタ用印刷データに変換し、プリンタドライバ12は、ネットワークインタフェース13からのネットワークNWを経由して、印刷先のプリンタPr1〜Prmに印刷データを送出する。
入力部22は、GUI(Graphical User Interface)等を利用して、クライアント端末CL1〜CLnのディスプレイに、例えば、図3に示すような試し印刷強制閾値設定画面G1を表示させて、ユーザによって該試し印刷強制閾値設定画面G1で設定入力された試し印刷を強制的に実行させるためのパラメータの閾値を受け付け、試し印刷強制閾値管理部25は、入力部22の受け付けたパラメータの閾値を試し印刷強制閾値として保存する。なお、図3の試し印刷強制閾値設定画面G1では、ドキュメントページ、部数(印刷部数)、一部あたりの出力枚数(一部あたりの印刷データのページ数)及び1ジョブ(Job)の出力枚数(印刷部数と印刷データのページ数を乗算した枚数)を指定できるようになっている。
試し印刷強制パラメータ値計算部24は、アプリケーション11から受け取ったドキュメントの有する印刷数に関する情報である印刷関連情報(パラメータ値)を、試し印刷強制閾値のパラメータと同じパラメータに変換するための試し印刷強制パラメータ値を計算し、試し印刷強制パラメータ値管理部36は、試し印刷強制パラメータ値計算部24の計算した試し印刷強制パラメータ値を保存する。
試し印刷判定部23は、試し印刷強制パラメータ値計算部24が計算して試し印刷強制パラメータ値管理部36に保存されているドキュメントのパラメータ値(印刷関連情報)を、入力部22で受け付けて試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾値と比較して、試し印刷を行うか否か判定して、試し印刷を行うと判定すると、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加する。
すなわち、試し印刷判定部23は、ドキュメントのパラメータ値が試し印刷強制閾値を超えていると、試し印刷実行要求コマンドを該ドキュメントを変換した印刷データに付加する。
ネットワークインタフェース13には、上記ネットワークNWが接続され、ネットワークNW上の機器(プリンタPr1〜Prm)との間で、印刷データ、コマンド等の送受信を行う。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の印刷システム1は、クライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12が、アプリケーション11からのドキュメントを印刷データに変換して送信する際に、該ドキュメントのパラメータ(印刷関連情報)としてのページ数に基づいて試し印刷の要否を判断して、プリンタPr1〜Prmでの試し印刷を制御する試し印刷制御処理を行う。
すなわち、プリンタドライバ12は、予め入力部22が受け付けた試し印刷強制閾値としての試し印刷強制閾ページ数(例えば、20ページや30ページ等)を試し印刷強制閾値管理部25に保存し、この状態で、図4に示すように、アプリケーション11からの印刷指示要求とドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを受け取ると(ステップS101)、描画部21で該ドキュメントを印刷先のプリンタPr1〜Prmに適した印刷データに変換するとともに、試し印刷強制パラメータ値計算部24が、該ドキュメントのアプリケーション11及びOS10上でのページ数を試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータページ数(例えば、25ページ等)を計算して、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存する(ステップS102)。
次に、プリンタドライバ12は、試し印刷判定部23で、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存されている試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータページ数(図4では、パラメータページ数、以下同様)が試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾値である試し印刷強制閾ページ数(図4では、閾ページ数、以下同様)を超えているか比較し(ステップS103)、試し印刷強制パラメータページ数が試し印刷強制閾ページ数を超えていると、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)して(ステップS104)、該試し印刷実行要求コマンドを付加した印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS105)。例えば、試し印刷強制閾ページ数が、20ページで、ドキュメントのページ数である試し印刷強制パラメータページ数が、25ページの場合、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)する。そして、プリンタドライバ12は、試し印刷実行要求コマンドとして、試し印刷での印刷数を含めた試し印刷実行要求コマンドを付加する。
ステップS103で、試し印刷強制パラメータページ数が試し印刷強制閾ページ数以下であると、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加することなく(試し印刷オフ)(ステップS106)、該試し印刷実行要求コマンドを付加していない印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS105)。例えば、試し印刷強制閾ページ数が、30ページで、試し印刷強制パラメータページ数が、25ページの場合、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加しない(試し印刷オフ)。
そして、プリンタPr1〜Prmは、ネットワークNWを介してクライアント端末CL1〜CLnから試し印刷実行要求コマンドの付加された印刷データを受信すると、該印刷データのうち、クライアント端末CL1〜CLnから試し印刷用として指示されている印刷数である所定量の印刷データ(例えば、所定ページ分の印刷データ)については、順次ページメモリ等に展開して試し印刷に供するが、該試し印刷に使用しない残りの印刷データ(例えば、残りのページ分の印刷データ)は、内部メモリに保管し、試し印刷後の通常の印刷時に、該保管した印刷データを用いて印刷する。
なお、この試し印刷用の印刷データと残りの印刷データの取り扱いは、上記方法に限るものではなく、例えば、クライアント端末CL1〜CLnにおいて、プリンタドライバ12の管理の元で、試し印刷用の印刷データと残りの印刷データを分けて、残りの印刷データをクライアント端末CL1〜CLnのメモリに保管し、まず、試し印刷用の印刷データのみをプリンタPr1〜Prmに送信して、試し印刷を行わせた後、残りの印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して、残りの印刷データの印刷を行わせてもよい。また、この試し印刷用の印刷データと残りの印刷データの取り扱いは、その対象データの範囲が異なるだけで、以下の実施例においても同様である。
このように、本実施例の印刷システム1は、クライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12が、試し印刷を実行するか否かを判断する閾値である試し印刷強制閾値を試し印刷強制閾値管理部25に保持し、印刷対象データであるドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを解析して印刷数関連情報である試し印刷強制パラメータ値を取得して、試し印刷判定部23が、該試し印刷強制パラメータ値と該試し印刷強制閾値を比較して、該試し印刷強制パラメータ値が該試し印刷強制閾値を上回っていると、試し印刷を行うと判断している。
したがって、ユーザがいちいち手操作で試し印刷を指示することなく、印刷枚数や印刷部数等の印刷数が多い場合等にのみ、自動的に試し印刷を行うようにすることができ、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
また、本実施例の印刷システム1は、ドキュメントのページ数を試し印刷強制閾ページ数として試し印刷強制閾値管理部25に保持し、印刷対象データであるドキュメント(文書データ)を解析して印刷数関連情報として試し印刷強制パラメータページ数を取得して、試し印刷判定部23が、該試し印刷強制パラメータページ数と該試し印刷強制閾ページ数を比較して、該試し印刷強制パラメータページ数が該試し印刷強制閾ページ数を上回っていると、試し印刷を行うと判断している。
したがって、ドキュメントのページ数に基づいて試し印刷を行うか否かを適切に判断して、試し印刷を行うことができ、ドキュメントのページ数に応じて、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
さらに、本実施例の印刷システム1は、クライアント端末CL1〜CLnが印刷制御装置として機能し、印刷対象ドキュメントと該ドキュメントの印刷設定データを印刷対象データとし、該印刷対象データから印刷データを生成するとともに、該印刷対象データに基づいて試し印刷を行うと判断すると、該印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加して印刷先であるプリンタPr1〜Prmに送信している。
したがって、印刷指示を行うクライアント端末CL1〜CLn側で適切に試し印刷の要否を判断して、プリンタPr1〜Prmの構成に依存することなく、試し印刷を制御することができ、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
また、本実施例のクライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12は、印刷データに、試し印刷での印刷数を含めた試し印刷実行要求コマンドを付加して、プリンタPr1〜Prmに送信している。
したがって、プリンタPr1〜Prmに必要な印刷枚数だけ試し印刷させることができ、より一層適切に紙資源を節約することができるとともに印刷作業の効率化を図ることができる。
図5は、本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第2実施例を適用した印刷システムによる印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例の印刷システム1と同様の印刷システムに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の印刷システム1は、図3に示した試し印刷強制閾値設定画面G1から試し印刷を強制的に実行させるためのパラメータの閾値として、部数が設定入力され、入力部22が該入力された部数を試し印刷強制閾値、すなわち、試し印刷強制閾部数として試し印刷強制閾値管理部25に保存する。そして、本実施例の印刷システム1の試し印刷強制パラメータ値計算部24は、アプリケーション11から受け取ったドキュメントから、試し印刷強制閾値(試し印刷強制閾部数)のパラメータ(部数)と同じパラメータ(部数)に変換するための試し印刷強制パラメータ値として、印刷部数を計算し、試し印刷強制パラメータ値管理部36は、試し印刷強制パラメータ値計算部24の計算した試し印刷強制パラメータ値としての印刷部数を試し印刷強制パラメータ部数として保存する。
試し印刷判定部23は、試し印刷強制パラメータ値計算部24が計算して試し印刷強制パラメータ値管理部36に保存されている試し印刷強制パラメータ部数を、入力部22で受け付けて試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾部数と比較して、試し印刷を行うか否か判定して、試し印刷を行うと判定すると、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加する試し印刷制御処理を行う。
すなわち、クライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12は、予め入力部22が受け付けた試し印刷強制閾値としての試し印刷強制閾部数(例えば、5部や10部等)を試し印刷強制閾値管理部25に保存し、この状態で、図5に示すように、アプリケーション11からの印刷指示要求とドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを受け取ると(ステップS201)、描画部21で該ドキュメントを印刷先のプリンタPr1〜Prmに適した印刷データに変換するとともに、試し印刷強制パラメータ値計算部24が、該ドキュメントの印刷部数を試し印刷強制パラメータ値としての試し印刷強制パラメータ部数(例えば、7等)として計算して、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存する(ステップS202)。
次に、プリンタドライバ12は、試し印刷判定部23で、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存されている試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータ部数(図5では、パラメータ部数、以下同様)が試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾値である試し印刷強制閾部数(図6では、閾部数、以下同様)を超えているか比較し(ステップS203)、試し印刷強制パラメータ部数が試し印刷強制閾部数を超えていると、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)して(ステップS204)、該試し印刷実行要求コマンドを付加した印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS205)。例えば、試し印刷強制閾部数が、5部で、試し印刷強制パラメータ部数が、7部の場合、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)する。
ステップS203で、試し印刷強制パラメータ部数が試し印刷強制閾部数以下であると、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加することなく(試し印刷オフ)(ステップS206)、該試し印刷実行要求コマンドを付加していない印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS205)。例えば、試し印刷強制閾部数が、10部で、試し印刷強制パラメータ部数が、7部の場合、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加しない(試し印刷オフ)。なお、プリンタPr1〜Prmでの処理は、上記第1実施例と同様である。
このように、本実施例の印刷システム1は、印刷部数を試し印刷強制閾部数として試し印刷強制閾値管理部25に保持し、印刷対象データであるドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを解析して印刷数関連情報として試し印刷強制パラメータ部数を取得して、試し印刷判定部23が、該試し印刷強制パラメータ部数と該試し印刷強制閾部数を比較して、該試し印刷強制パラメータ部数が該試し印刷強制閾部数を上回っていると、試し印刷を行うと判断している。
したがって、印刷部数に基づいて試し印刷を行うか否かを適切に判断して、試し印刷を行うことができ、印刷部数に応じて、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
図6は、本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第3実施例を適用した印刷システムによる印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例の印刷システム1と同様の印刷システムに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の印刷システム1は、図3に示した試し印刷強制閾値設定画面G1から試し印刷を強制的に実行させるためのパラメータの閾値として、1部当たりの出力枚数が設定入力され、入力部22が該入力された1部当たりの出力枚数を試し印刷強制閾値(試し印刷強制閾1部当たり出力枚数)として試し印刷強制閾値管理部25に保存する。そして、本実施例の印刷システム1の試し印刷強制パラメータ値計算部24は、アプリケーション11から受け取ったドキュメントと印刷設定データから、試し印刷強制閾値(試し印刷強制閾1部当たり出力枚数)のパラメータ(1部当たり出力枚数)と同じパラメータ(1部当たり出力枚数)に変換するための試し印刷強制パラメータ値として、1部当たりの出力枚数を計算し、試し印刷強制パラメータ値管理部36は、試し印刷強制パラメータ値計算部24の計算した試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数を保存する。
試し印刷判定部23は、試し印刷強制パラメータ値計算部24が計算して試し印刷強制パラメータ値管理部36に保存されている試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数を、入力部22で受け付けて試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾1部当たり出力枚数と比較して、試し印刷を行うか否か判定して、試し印刷を行うと判定すると、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加する。
なお、この試し印刷強制1部当たり出力枚数は、ドキュメントのデータ量としてOS10を介してアプリケーション11から通知される印刷ページ数だけでなく、印刷設定内容としての、集約印刷の有無、集約印刷の集約率及び両面印刷の有無等によって決定され、まず、用紙への印刷面の数を、次式(1)で算出した後、次に、試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数を、次式(2)で算出する。
用紙への印刷面の数=ドキュメントのページ数/集約数の値・・・(1)
試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数
=用紙への印刷面の数/両面設定の値・・・(2)
そして、式(1)で用いている集約数の値は、集約がオフ(集約を行わない場合)に「1」、2in1の場合に「2」、4in1の場合に「4」、9in1の場合に「9」、16in1の場合に「16」等が用いられ、式(2)で用いている両面設定の値は、両面印刷がオンのとき「2」、両面印刷がオフのとき「1」が用いられる。なお、式(1)及び式(2)において、小数点は、切り上げる。
例えば、アプリケーション11からの指示ページ数が、9ページ、集約率が2in1、両面印刷がオンの場合、用紙への印刷面の数=9/2=5(小数点切り上げ)、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数=5/2=3(小数点切り上げ)となる。
すなわち、クライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12は、予め入力部22が受け付けた試し印刷強制閾値としての試し印刷強制閾1部当たり出力枚数(例えば、2枚等)を試し印刷強制閾値管理部25に保存し、この状態で、図6に示すように、アプリケーション11からの印刷指示要求とドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを受け取ると(ステップS301)、描画部21で該ドキュメントを印刷設定内容に基づいて、印刷先のプリンタPr1〜Prmに適した印刷データに変換するとともに、試し印刷強制パラメータ値計算部24が、該ドキュメントのページ数及び印刷設定内容に基づいて試し印刷強制パラメータ値としての試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数を計算して、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存する(ステップS302)。例えば、試し印刷強制パラメータ値計算部24は、上記例のように、アプリケーション11からの指示ページ数が、9ページ、集約率が2in1、両面印刷がオンの場合、用紙への印刷面の数=9/2=5を算出して、さらに、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数=5/2=3を算出して、「3」枚を閾値印刷強制パラメータ値管理部26に、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数として保存する。
次に、プリンタドライバ12は、試し印刷判定部23で、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存されている試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数(図6では、パラメータ1部当たり出力枚数、以下同様)が試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾値である試し印刷強制閾1部当たり出力枚数(図6では、閾1部当たり出力枚数)を超えているか比較し(ステップS303)、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数が試し印刷強制閾1部当たり出力枚数を超えていると、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)して(ステップS304)、該試し印刷実行要求コマンドを付加した印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS305)。例えば、試し印刷強制閾1部当たり出力枚数が、2枚で、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数が、上記例のように3枚の場合、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)する。
ステップS303で、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数が試し印刷強制閾1部当たり出力枚数以下であると、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加することなく(試し印刷オフ)(ステップS306)、該試し印刷実行要求コマンドを付加していない印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS305)。例えば、試し印刷強制閾1部当たり出力枚数が、2枚で、アプリケーション11からの指示ページ数が、7ページ、集約率が2in1、両面印刷がオンであると、用紙への印刷面の数=7/2=4、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数=4/2=2となるので、試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数<試し印刷強制閾1部当たり出力枚数となって、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加しない(試し印刷オフ)。
このように、本実施例の印刷システム1は、本実施例の印刷システム1は、1部当たりの出力枚数を試し印刷強制閾1部当たり出力枚数として試し印刷強制閾値管理部25に保持し、印刷対象データであるドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを解析して印刷数関連情報として試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数を取得して、試し印刷判定部23が、該試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数と該試し印刷強制閾1部当たり出力枚数を比較して、該試し印刷強制パラメータ1部当たり出力枚数が該試し印刷強制閾1部当たり出力枚数を上回っていると、試し印刷を行うと判断している。
したがって、1部当たりの出力枚数に基づいて試し印刷を行うか否かを適切に判断して、試し印刷を行うことができ、印刷部数に応じて、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
図7は、本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第4実施例を適用した印刷システムによる印刷制御処理を示すフローチャートである。
なお、本実施例は、上記第1実施例の印刷システム1と同様の印刷システムに適用したものであり、本実施例の説明においては、必要に応じて、上記第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
本実施例の印刷システム1は、図3に示した試し印刷強制閾値設定画面G1から試し印刷を強制的に実行させるためのパラメータの閾値として、1印刷ジョブ(以下。印刷ジョブを、単にジョブという。)での出力枚数が設定入力され、入力部22が該入力された1ジョブ当たりの出力枚数を試し印刷強制閾値(試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数)として試し印刷強制閾値管理部25に保存する。そして、本実施例の印刷システム1の試し印刷強制パラメータ値計算部24は、アプリケーション11から受け取ったドキュメントと印刷設定データから、試し印刷強制閾値(試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数)のパラメータ(1ジョブ出力枚数)と同じパラメータ(1ジョブ出力枚数)に変換するための試し印刷強制パラメータ値として、1ジョブ当たりの出力枚数を計算し、試し印刷強制パラメータ値管理部36は、試し印刷強制パラメータ値計算部24の計算した試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数を保存する。
試し印刷判定部23は、試し印刷強制パラメータ値計算部24が計算して試し印刷強制パラメータ値管理部36に保存されている試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数を、入力部22で受け付けて試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数と比較して、試し印刷を行うか否か判定して、試し印刷を行うと判定すると、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加する。
なお、この試し印刷強制1ジョブ出力枚数は、ドキュメントのデータ量としてOS10を介してアプリケーション11から通知される印刷ページ数だけでなく、印刷設定内容としての、集約印刷の有無、集約印刷の集約率及び両面印刷の有無等によって決定され、実施例3の場合と同様に、まず、用紙への印刷面の数を、次式(3)で算出した後、次に、1部当たり出力枚数を、次式(4)で算出し、最終的に、試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数を、次式(5)で算出する。
用紙への印刷面の数=ドキュメントのページ数/集約数の値・・・(3)
1部当たり出力枚数=用紙への印刷面の数/両面設定の値・・・(4)
試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数=1部当たり出力枚数*部数・・・(5)
そして、実施例3の場合と同様に、式(3)で用いている集約数の値は、集約がオフ(集約を行わない場合)に「1」、2in1の場合に「2」、4in1の場合に「4」、9in1の場合に「9」、16in1の場合に「16」等が用いられ、式(4)で用いている両面設定の値は、両面印刷がオンのとき「2」、両面印刷がオフのとき「1」が用いられる。なお、式(1)及び式(2)において、小数点は、切り上げる。
例えば、アプリケーション11からの指示ページ数が、9ページ、集約率が2in1、両面印刷がオン、部数が2の場合、用紙への印刷面の数=9/2=5(小数点切り上げ)、1部当たり出力枚数=5/2=3(小数点切り上げ)、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数=3*2=6となり、また、アプリケーション11からの指示ページ数が、7ページ、集約率が2in1、両面印刷がオン、部数が2の場合、用紙への印刷面の数=7/2=4(小数点切り上げ)、1部当たり出力枚数=4/2=2(小数点切り上げ)、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数=2*2=4となる。
すなわち、クライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12は、予め入力部22が受け付けた試し印刷強制閾値としての試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数(例えば、5枚等)を試し印刷強制閾値管理部25に保存し、この状態で、図7に示すように、アプリケーション11からの印刷指示要求とドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを受け取ると(ステップS401)、描画部21で該ドキュメントを印刷設定内容に基づいて、印刷先のプリンタPr1〜Prmに適した印刷データに変換するとともに、試し印刷強制パラメータ値計算部24が、該ドキュメントのページ数及び印刷設定内容に基づいて試し印刷強制パラメータ値としての試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数を計算して、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存する(ステップS302)。例えば、試し印刷強制パラメータ値計算部24は、上記例のように、アプリケーション11からの指示ページ数が、9ページ、集約率が2in1、両面印刷がオン、部数が2の場合、用紙への印刷面の数=9/2=5を算出し、1部当たり出力枚数=5/2=3を算出して、さらに、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数=3*2=6を算出し、この「6」枚を閾値印刷強制パラメータ値管理部26に、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数として保存する。
次に、プリンタドライバ12は、試し印刷判定部23で、試し印刷強制パラメータ値管理部26に保存されている試し印刷強制パラメータ値である試し印刷強制パラメータ1ジョブ印刷枚数(図7では、パラメータ1ジョブ出力枚数、以下同様)が試し印刷強制閾値管理部25に保存されている試し印刷強制閾値である試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数(図7では、閾1ジョブ出力枚数、以下同様)を超えているか比較し(ステップS403)、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数が試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数を超えていると、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)して(ステップS404)、該試し印刷実行要求コマンドを付加した印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS405)。例えば、試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数が、5枚で、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数が、上記例のように4枚の場合、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制するものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加(試し印刷オン)する。
ステップS403で、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数が試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数以下であると、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加することなく(試し印刷オフ)(ステップS406)、該試し印刷実行要求コマンドを付加していない印刷データをプリンタPr1〜Prmに送信して処理を終了する(ステップS405)。例えば、試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数が、5枚で、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数が、アプリケーション11からの指示ページ数が、7ページ、集約率が2in1、両面印刷がオン、部数が2であると、用紙への印刷面の数=7/2=4を算出して、さらに、1部当たり出力枚数=4/2=2、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数=2*2=4となるので、試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数<試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数となって、試し印刷判定部23は、試し印刷を強制させないものと判定して、描画部21の生成した印刷データに試し印刷を強制するための指示(試し印刷実行要求コマンド)を付加しない(試し印刷オフ)。
このように、本実施例の印刷システム1は、本実施例の印刷システム1は、1ジョブ当たりの出力枚数を試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数として試し印刷強制閾値管理部25に保持し、印刷対象データであるドキュメント(文書データ)及び印刷設定データを解析して印刷数関連情報として試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数を取得して、試し印刷判定部23が、該試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数と該試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数を比較して、該試し印刷強制パラメータ1ジョブ出力枚数が該試し印刷強制閾1ジョブ出力枚数を上回っていると、試し印刷を行うと判断している。
したがって、1ジョブ当たりの出力枚数に基づいて試し印刷を行うか否かを適切に判断して、試し印刷を行うことができ、印刷部数に応じて、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
なお、上記説明においては、印刷制御プログラムがクライアント端末CL1〜CLnのプリンタドライバ12に組み込まれていて、クライアント端末CL1〜CLnが印刷制御装置として動作する場合について説明したが、印刷制御プログラムが、プリンタPr1〜Prmの搭載するプリンタファームに組み込まれて、プリンタPr1〜Prmがクライアント端末CL1〜CLnから送られてきた印刷データに対して試し印刷を行うか否かを制御する印刷制御装置として動作してもよい。
この場合、クライアント端末CL1〜CLnに依存することなく、プリンタPr1〜Prm側で、試し印刷の要否を印刷数に基づいて適切に判断して、試し印刷を行うことができ、試し印刷機能の紙資源の節約効果と印刷作業の効率化を適切に図ることができる。
また、印刷制御プログラムが複写装置や複合装置等の原稿画像の取得と該画像の印刷出力を行う機構が1つの装置に組み込まれている場合にも、同様に適用することができ、この場合、原稿枚数、複写枚数、複写部数等から試し印刷を行うか否かを適宜判断して、試し印刷の制御を行う。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、試し印刷を効率的かつ作業性が良好な状態で行うコンピュータ、プリンタ、複合装置、複写装置等の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体に適用することができる。
本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第1実施例を適用した印刷システムのシステム構成図。 図1のクライアント端末のソフトウェア構成の要部を示す図。 図2のクライアント端末で表示される試し印刷強制閾値設定画面の一例を示す図。 図2のクライアント端末による試し印刷制御処理を示すフローチャート。 本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第2実施例を適用した印刷システムのクライアント端末による試し印刷制御処理を示すフローチャート。 本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第3実施例を適用した印刷システムのクライアント端末による試し印刷制御処理を示すフローチャート。 本発明の印刷制御装置、印刷制御プログラム及び記録媒体の第4実施例を適用した印刷システムのクライアント端末による試し印刷制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 印刷システム
NW ネットワーク
CL1〜CLn クライアント端末
Pr1〜Prm プリンタ
10 OS
11 アプリケーション
12 プリンタドライバ
13 ネットワークインタフェース
21 描画部
22 入力部
23 試し印刷判定部
24 試し印刷強制パラメータ値計算部
25 試し印刷強制閾値管理部
26 試し印刷強制パラメータ値管理部
G1 試し印刷強制閾値設定画面

Claims (8)

  1. 試し印刷の要否を判断する印刷制御装置であって、前記試し印刷を実行するか否かを判断する閾値を保持し、印刷対象データを解析して印刷数に関する情報を取得し、該印刷数関連情報が前記閾値を上回っていると、前記試し印刷を行うと判断することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記印刷制御装置は、印刷対象ドキュメントと該印刷対象ドキュメントの印刷設定データを前記印刷対象データとし、該印刷対象データから印刷データを生成するとともに、該印刷対象データに基づいて前記試し印刷を行うと判断すると、該印刷データに試し印刷実行要求コマンドを付加して印刷先に送信することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記印刷制御装置は、前記印刷対象データとして印刷データを受信して印刷出力する際に、該印刷対象データに基づいて前記試し印刷を行うと判断すると、該試し印刷を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  4. 前記印刷数関連情報は、少なくとも印刷部数とページ数を含むことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の印刷制御装置。
  5. 前記前記試し印刷実行要求コマンドは、前記試し印刷の印刷数を含むことを特徴とする請求項2または請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. 前記印刷制御装置は、前記閾値が適宜変更可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の印刷制御装置。
  7. コンピュータを請求項1から請求項6のいずれかに記載の印刷制御装置として機能させることを特徴とする印刷制御プログラム。
  8. 請求項7記載の印刷制御プログラムを記録することを特徴とする記録媒体。
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