JP2008196900A - 電子機器、サーバ装置及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯端末の使用者の状況に基づいて、第三者に使用者の状況を自動的に通知する。
【解決手段】第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する(ステップST1)。子機10aの更新部は、子機10aの経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する(ステップST2)。子機10aの位置特定部は、自機の位置を特定する(ステップST3)。速さ算出部は、位置特定部からの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する(ステップST4)。判断部は、位置特定部による経路情報が記憶部に記憶されている経路情報と異なると判断した場合、もしくは速さ算出部が算出した移動速度が通常の移動速度でないと判断した場合は、子機10aの通信部は、親機10bにたとえば電子メールで緊急情報を通知する(ステップST5)。
【選択図】図8
【解決手段】第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する(ステップST1)。子機10aの更新部は、子機10aの経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する(ステップST2)。子機10aの位置特定部は、自機の位置を特定する(ステップST3)。速さ算出部は、位置特定部からの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する(ステップST4)。判断部は、位置特定部による経路情報が記憶部に記憶されている経路情報と異なると判断した場合、もしくは速さ算出部が算出した移動速度が通常の移動速度でないと判断した場合は、子機10aの通信部は、親機10bにたとえば電子メールで緊急情報を通知する(ステップST5)。
【選択図】図8
Description
本発明は、電子機器、サーバ装置及び通信システムに関するものである。
たとえば、携帯電話等の携帯端末の使用者が、緊急時に所定の手続きに従って端末を操作すると、携帯端末のブザーが鳴る、あるいは使用者の状況等が記載された電子メールが所定の送信先に送信されて、使用者の緊急事態が第三者に通知される防犯システムがある。また、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)等の衛星測位システムを採用し、緊急時に使用者の位置情報等が自動的に第三者に通知される防犯システムもある(たとえば、特許文献1を参照)。
従来の防犯システムでは、緊急事に携帯端末の使用者自身が所定の手順に従ってボタンを押すなどの操作を要する。また、緊急事態を通知するための操作手順は、通常時に実行しない操作手順を要することが多い。そのため、使用者が置かれている状況によっては、緊急時の携帯端末の操作は困難である。特に幼児が携帯端末の使用者である場合には、携帯端末の操作はさらに困難である。また、GPS機能を採用して自動的に使用者の位置等が第三者に通知される防犯システムにおいても、使用者に危険が迫っているか否かを判断できない。また、使用者が第三者に緊急事態を通知するためには、使用者自身が緊急事態を認識し、防犯システムを作動させる必要があるため、第三者は使用者の置かれている状況を直ちに知ることができない。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、携帯端末の使用者の状況に基づいて、第三者に使用者の状況を通知する電子機器、サーバ装置及び通信システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点の電子機器は、所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、自機の位置を特定する位置特定部と、前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記自機の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、を有する。
好適には、前記移動経路に関する情報が、前記判断部の判断を開始する開始時刻と前記判断部の判断を終了する終了時刻とを含み、前記判断部は、現在時刻が前記開始時刻と終了時刻との範囲内となった場合に、前記移動経路を用いて判断する。
好適には、前記移動経路に関する情報が移動の速さの情報を含み、前記自機の位置と当該位置を特定した際の時刻とから前記自機の速さを算出する速さ算出部を有し、前記位置特定部は、前記位置情報を特定した際の時刻を取得し、前記判断部は、前記速さ算出部により算出された自機の速さが、前記移動経路に関する情報が有する移動の速さより速い場合に、前記自機に関する情報を送信する。
本発明の第2の観点の通信システムは、所定の移動経路に関する情報を有する電子機器と、前記電子機器に前記移動経路を更新するための更新情報を送信する送信装置と、を有し、前記電子機器と前記送信装置とがネットワークに接続された通信システムであって、上記電子機器は、所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、自機の位置を特定する位置特定部と、前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記自機の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、前記送信装置から受信した更新情報に基づいて前記移動経路に関する情報を更新する更新部と、を有する。
好適には、前記送信装置は、前記更新情報に当該送信装置を識別するための識別情報を付与し、前記更新部は、前記識別情報が、所定の識別情報である場合に前記移動経路に関する情報を更新する。
本発明の第3の観点の電子機器は、所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、自機の位置情報を外部装置から受信する位置情報受信部と、前記移動経路に関する情報と、前記位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、を有する。
好適には、前記移動経路に関する情報が、前記判断部の判断を開始する開始時刻と前記判断部の判断を終了する終了時刻とを含み、前記判断部は、現在時刻が前記開始時刻と終了時刻との範囲内となった場合に、前記移動経路を用いて判断する。
好適には、前記位置情報が前記自機の位置を特定した際の時刻を含み、前記移動経路に関する情報が移動の速さの情報を含み、前記自機の位置と当該位置を特定した際の時刻とから前記自機の速さを算出する速さ算出部を有し、前記判断部は、前記速さ算出部により算出された自機の速さが、前記移動経路に関する情報が有する移動の速さより速い場合に、前記自機に関する情報を送信する。
本発明の第4の観点の通信システムは、所定の経路情報に関する情報を有する電子機器と、前記電子機器に前記経路情報を更新するための更新情報を送信する送信装置と、を有し、前記電子機器と前記送信装置とがネットワークに接続された通信システムであって、上記電子機器は、所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、自機の位置情報を外部装置から受信する位置情報受信部と、前記移動経路に関する情報と、前記位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、前記送信装置から受信した更新情報に基づいて前記移動予定に関する情報を更新する更新部と、を有する。
好適には、前記送信装置は、前記更新情報に当該送信装置を識別するための識別情報を付与し、前記更新部は、前記識別情報が、所定の識別情報である場合に前記移動経路に関する情報を更新する。
本発明の第5の観点のサーバ装置は、所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、電子機器の位置を特定する位置特定部と、前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記電子機器の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果が、前記電子機器の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記電子機器に関する情報を送信する通信部と、を有する。
好適には、前記移動経路に関する情報が、前記判断部の判断を開始する開始時刻と前記判断部の判断を終了する終了時刻とを含み、前記判断部は、現在時刻が前記開始時刻と終了時刻との範囲内となった場合に、前記移動経路を用いて判断する。
好適には、前記移動経路に関する情報が移動の速さの情報を含み、前記電子機器の位置と当該位置を特定した際の時刻とから前記電子機器の速さを算出する速さ算出部を有し、前記位置特定部は、前記位置情報を特定した際の時刻を取得し、前記判断部は、前記速さ算出部により算出された電子機器の速さが、前記移動経路に関する情報が有する移動の速さより速い場合に、前記電子機器に関する情報を送信する。
本発明の第6の観点の通信システムは、所定の移動経路に関する情報を有するサーバ装置と、前記サーバ装置に前記移動経路を更新するための更新情報を送信する送信装置と、を有し、前記サーバ装置と前記送信装置とがネットワークに接続された通信システムであって、上記サーバ装置は、所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、電子機器の位置を特定する位置特定部と、前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記電子機器の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部による判断結果が、前記電子機器の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記電子機器に関する情報を送信する通信部と、前記送信装置から受信した更新情報に基づいて前記移動経路に関する情報を更新する更新部と、を有する。
好適には、前記送信装置は、前記更新情報に当該送信装置を識別するための識別情報を付与し、前記更新部は、前記識別情報が、所定の識別情報である場合に前記移動経路に関する情報を更新する。
本発明によれば、携帯端末の使用者の状況に基づいて、第三者に使用者の状況を通知する電子機器、サーバ装置及び通信システムを提供することができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に関連づけて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る通信システムの一構成例を示す図である。
図1は、本実施形態に係る通信システムの一構成例を示す図である。
本通信システム1は、図1に示すように、子機10a(本発明の電子機器に対応)、子機10aの更新部101、親機10b(本発明の送信装置に対応)、GPS衛星20、基地局30、サーバ装置40(本発明の外部装置に対応)、および通信網50で構成されている。
図1に示すように、子機10aおよび親機10bは、たとえば携帯電話機であって、基地局30を介して通信網50に接続されている。また、子機10aおよび親機10bは、無線等により基地局30を介して通信網50に接続されているサーバ装置40の制御にしたがってデータ通信または音声通信を行う。なお、データ通信には、たとえば電子メール等の文字情報や画像等のデータが含まれる。また、子機10aは、GPS機能を有し、GPS衛星20と通信を行って測位計算をし、子機10a自身の位置を測定できる。また、更新部101は、たとえば子機10aが親機10bから受信した経路情報に基づいて、子機10aの経路情報を最新の経路情報に更新する。なお、本実施形態に係る経路情報については後述する。
なお、説明を簡単にするために、以後の説明において、子機10aの使用者を単に使用者、親機10bの使用者を単に第三者と記す。
次に、上記で述べた経路情報について説明する。
本実施形態に係る経路情報とは、たとえば使用者の出発地から目的地まで辿る経路や移動時刻、移動速度等に関する情報である。この経路情報の具体例について、図2を参照しながら説明する。
図2は、本実施形態に係る経路情報を説明するための一具体例を示す図である。
図2(a)は、使用者が出発地から目的地まで辿る経路を示す一具体例の図である。また、図2(b)は、一例として、移動経路別に、使用者の開始時刻と終了時刻、および移動手段の情報を示している。
図2(a)は、使用者が出発地から目的地まで辿る経路を示す一具体例の図である。また、図2(b)は、一例として、移動経路別に、使用者の開始時刻と終了時刻、および移動手段の情報を示している。
図2(a)に示すように、経路P1は、使用者が地点Aと地点Bとの間を往復する経路であり、経路P2は、使用者が地点Aと地点Cとの間を往復する経路である。また、図2(b)に示すように、開始時刻とは、使用者の状況の通知処理を開始させる時刻であり、終了時刻とは、使用者の状況の通知処理を終了させる時刻であり、各開始時刻と終了時刻の組に対して経路が設定され、設定経路とは、図2(a)に示すような使用者が地点間を移動する経路であり、移動速度とは、使用者の移動手段ごとのおよその移動速度である。移動速度について一具体例を挙げると、移動手段が徒歩であれば移動速度4km/s以下、自転車であれば移動速度15km/m以下のような速度である。これらの開始時刻、終了時刻、経路、移動速度等の情報は、任意に設定できる。なお、本実施形態を含む以後の説明において、速度とは速度の大きさ(速さ)を表している。
本実施形態では、このような経路情報の設定機能をスケジューリング機能と呼ぶ。
次に、子機10aの構成例について図3、図4を参照しながら説明する。
図3は、本実施形態に係る子機10aの外観を示す一例の図である。また、図4は、本実施形態に係る子機10aの構成例を示すブロック図である。
図3に示すような子機10aは、表示装置102、受話用スピーカ103、操作部104、および送話用マイク105で構成されている。さらに子機10aは、図4に示すように、更新部101、記憶部106、位置特定部107、判断部108、通信部109、通信用アンテナ110、GPS通信部111、GPS用アンテナ112、速さ算出部113、制御部114、バッテリ115、および外部電源116で構成されている。
図3に示すように、表示装置102は、現在時刻や入力情報などの各種情報の他、電子メール等の文字情報や画像等を表示し、たとえば液晶パネルで構成されている。
受話用スピーカ103は、通話における通話相手の音声の音声信号に応じた音、着信音、着信メロディ、および音声メッセージ等の音声情報を報知する。なお、子機10aの構成によっては、着信音、着信メロディ、および音声メッセージ等の音声情報は、図示しない報知用スピーカにて、通話の音声信号とは別に報知することもできる。
操作部104は、テンキー等の所定の配列形態を有する複数のボタンで構成され、制御部114に所定の指示を与える。
送話用マイク105は、通話の際に使用者の音声等が入力される。
図4に示すように、子機10aの更新部101は、親機10bから経路情報を取得し、自機(子機10a)の経路情報を更新する。
記憶部106は、使用者の移動経路に関する経路情報を記憶する。また、記憶部106は、たとえば使用者の個人情報、通話相手の名前、通話相手の電話番号、通話相手の電子メールアドレス等の情報を含むアドレス帳情報、着信音、着信メロディ、および音声メッセージ等の音声情報、並びに各種アイコン等の画像データを記憶する。
位置特定部107は、GPS通信部111を介してGPS衛星20(図1を参照)と通信を行い、GPS衛星20から取得したGPS情報を基にして自機の位置に関する情報を所定の演算により算出して特定し、さらに自機の位置を特定した際の時刻を取得する。
なお、GPS衛星20による子機10aの位置の特定は、主に3種類の方式がある。次にGPS衛星による位置の特定方式について説明する。なお、本実施形態で用いる方式については後述する。
(スタンド・アロン(Stand Alone)方式)
子機10aがGPS衛星20と通信を行い、取得したGPS情報を基にして子機10aの位置特定部107が所定の演算を行い位置の特定を行う方式である。
子機10aがGPS衛星20と通信を行い、取得したGPS情報を基にして子機10aの位置特定部107が所定の演算を行い位置の特定を行う方式である。
(エムエス−アシスド(MS−Assisted)方式)
サーバ装置40が子機10aから受信したGPS情報に基づいて、位置算出計算をすべてサーバ装置40にて実行し、位置算出結果を子機10aへ返す方式である。
(エムエス−ベースド(MS−Based)方式)
子機10aがGPS衛星20から取得したGPS情報と、サーバ装置40がGPS衛星20から取得した航法データ等のアシストデータとを用いて、子機10aの位置を子機10a自身が算出する方式である。
サーバ装置40が子機10aから受信したGPS情報に基づいて、位置算出計算をすべてサーバ装置40にて実行し、位置算出結果を子機10aへ返す方式である。
(エムエス−ベースド(MS−Based)方式)
子機10aがGPS衛星20から取得したGPS情報と、サーバ装置40がGPS衛星20から取得した航法データ等のアシストデータとを用いて、子機10aの位置を子機10a自身が算出する方式である。
判断部108は、設定された開始時刻と終了時刻との間の時刻になると、位置特定部107が算出した自機の位置情報と記憶部106が記憶している経路情報を基に、自機の位置が経路情報に記された経路上のいずれかの位置を中心とした所定半径R(たとえば半径R=100m)の円の範囲内に存在するか否かを判断する。判断部18の詳細については後述する。
通信部109は、アンテナ110を介して行われる通話等の音声情報、電子メール等の文字情報、画像データ、経路情報や緊急情報等のデータ通信を行う。また、通信部109は、アンテナ110を介して通信される電磁波の変調あるいは復調を行う。
通信用アンテナ110は、所定の周波数帯域における電磁波を基地局30(図1を参照)に向けて送信、あるいは基地局30から受信する。
GPS通信部111は、GPS用アンテナ112を介して、GPS衛星20から送出される信号を受信して増幅、変調等の処理を行い、自機の位置を特定する情報を取得する。
GPS用アンテナ112は、所定の周波数帯域における電磁波をGPS衛星20から受信する。
速さ算出部113は、位置特定部107からの位置情報や時刻を基に、使用者が移動している速さを算出する。
制御部114は、子機10aの各構成部を制御する。制御部114は、たとえば操作部104、送話用マイク105やその他の各部から所定の指示を受け、受話用スピーカ103、更新部101、記憶部106、位置特定部107、判断部108、通信部109、GPS通信部111、および速さ算出部113を制御する。
バッテリ115は、たとえばリチウムイオン電池等の充電電池であり、外部電源116から電力が供給されることで充電され、充電された電力を制御部114等の電子部品に供給する。
外部電源116は、バッテリ115に電力を供給する。
次に、親機10bの構成例について図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態に係る親機10bの構成例を示すブロック図である。
図5に示す親機10bは、表示装置102、受話用スピーカ103、操作部104、送話用マイク105、記憶部106、通信部109、通信用アンテナ110、制御部114、バッテリ115、および外部電源116で構成されている。
親機10bの各構成要素は、子機10aの各構成要素とそれぞれ同様であるため、その詳細な説明は省略する。なお、本実施形態を含む以後の実施形態において、第三者が使用している親機10bの外観や構成は特に限定されず、公知の仕組みを利用した携帯電話機等を採用できる。
次に、サーバ装置40の構成例について、図6を参照しながら説明する。
図6は、本実施形態に係るサーバ装置40の構成例を示すブロック図である。
図6のサーバ装置40は、演算部41、サーバ電源42、制御部114a、記憶部106a、通信部109a、更新部101a、位置特定部107a、判断部108a、および速さ算出部113aで構成されている。
制御部114aは、サーバ装置40の記憶部106a、通信部109a、および演算部41を制御する。
演算部41は、サーバ装置40が扱う種々の通信データ、音声情報や子機10aからの位置情報等の演算を行う。
記憶部106aは、使用者の移動経路に関する経路情報や通信データ、音声情報等を種々のデータを記憶する。
通信部109aは、通信網50を介して行われる通話等の音声情報、電子メール等の文字情報、画像データ、経路情報や緊急情報等のデータ通信を行う。
更新部101aは、親機10bから経路情報を取得し、子機10aの経路情報を更新する。
位置特定部107aは、通信部109aを介して通信網50に接続されている子機10aから取得したデータ(たとえばGPS衛星20からの情報など)を基に、子機10aの位置に関する情報を所定の演算により算出して特定し、さらに子機10aの位置を特定した際の時刻を取得する。
判断部108aは、サーバ装置40の位置特定部107aが算出した子機10aの位置情報と記憶部106aが記憶している所定時刻の経路情報を基に、子機10aの位置が経路情報に記された経路上のいずれかの位置を中心とした所定半径R(たとえば半径R=100m)の円の範囲内に存在するか否かを判断する。判断部108aの動作は、子機10aの判断部108と同様であるので、その詳細については省略する。
速さ算出部113aは、位置特定部107aからの位置情報や時刻を基に、使用者が移動している速さを算出する。
サーバ電源42は、サーバ装置40の制御部114aなどの各構成部に電力を供給する。
次に、子機10aの判断部108が行う動作について詳細に説明する。
図7は、本実施形態に係る判断部108が行う動作を説明するための図である。
説明を簡単にするため、使用者が地点Aを出発し、図7に示す経路を経て地点Cへ徒歩で移動する経路情報が記憶部106に記憶されているものと仮定する。また、通常時には、使用者は地点Cへ向かう途中に地点Dを通過するが、時刻tにおいて使用者は経路から逸脱した地点Eに存在し、時刻tにて位置特定部107が自機の位置を特定したと仮定する。なお、本実施形態における通常時とは、使用者が、経路情報にしたがって行動をする状態である。
判断部108は、図7に示すように、時刻tで地点Dから所定の半径Rの円内に自機が存在するか否かを、記憶部106が記憶している経路情報の位置情報と位置特定部107が特定した位置情報とを比較して判断する。時刻tにおいて、使用者が地点Eにいるため、判断部108は、登録されている位置情報と異なると判断する。そして、判断部108は、通信部109が自機に関する内容を親機10bに送信するように制御部114に指示する。
さらに判断部108は、速さ算出部113が算出した自機の移動速度(速さ)と記憶部106が記憶している経路情報の移動速度とを定期的に比較する。
たとえば、判断部108は、時刻tにおいて記憶部106の経路情報が有する移動速度と速さ算出部113が算出した自機の移動速度とを比較して、比較結果が通常の速度でない場合には、判断部108は、通信部109が自機に関する内容を親機10bに送信するように制御部114に指示する。
なお、上記に述べた自機に関する内容とは、たとえば自機の位置や速度のデータ、あるいは使用者が置かれている状況が通常でないことを知らせる内容である。また、通常の速度でない場合とは、速さ算出部113による算出結果が、記憶部106に記憶されている移動速度のたとえば2倍程度である場合を指す。具体的には、たとえば経路情報の移動速度が4km/s以下(徒歩速度)に設定されている場合に、速さ算出部113による算出結果が、時速8km/sと算出された場合である。
サーバ装置40が有する判断部108aについても、上記に説明した子機10aの判断部108と同様の動作であるため、説明を省略する。
次に、本通信システムの動作について図8を参照しながら説明する。説明を簡単にするために、本実施形態および以後の実施形態において、第三者が、使用者の移動経路、出発、到着時刻、移動手段等をあらかじめ把握しているものと仮定して説明する。たとえば、図2(b)に示すように、使用者は地点Aと地点Bの経路P1を徒歩で時刻8:00から15:00の間に往復するものとする。
また、本実施形態は、子機10aがその位置を特定し、速さを算出し、第三者への通知を行うものである。
図8は、本実施形態に係る通信システム1の動作を説明するためのフローチャートである。
(ステップST1)
第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する。例として、第三者は、開始時刻を8:00に、終了時刻を15:00に、設定経路を経路P1に、移動速度を徒歩速度に設定する。
第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する。例として、第三者は、開始時刻を8:00に、終了時刻を15:00に、設定経路を経路P1に、移動速度を徒歩速度に設定する。
親機10bは、経路情報にその送信元が親機10bであることを識別する識別情報を付与して子機10aに送信する。そして、子機10aは経路情報を受信し、更新部101が識別情報により経路情報の送信元が親機10bであることを確認した後、経路情報を受信した経路情報に更新し、記憶部106がその経路情報を記憶する。
(ステップST2)
子機10aの更新部101は、子機10aの経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する。そして、親機10bは、子機10aから設定確認等の内容が記載された電子メールを受信する。
子機10aの更新部101は、子機10aの経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する。そして、親機10bは、子機10aから設定確認等の内容が記載された電子メールを受信する。
(ステップST3)
子機10aの位置特定部107は、設定された開始時刻になると自機の位置を特定する。自機の位置の特定は、スタンド・アロン方式よって行われる。
子機10aの位置特定部107は、設定された開始時刻になると自機の位置を特定する。自機の位置の特定は、スタンド・アロン方式よって行われる。
GPS通信部111はGPS衛星20と通信を行って測位データを定期的に取得し、位置特定部107が測位データに基づいて所定の演算を行い、自機の位置を定期的に算出する。また、位置特定部107は、位置の算出時の時刻を取得する。
なお、位置の測定は、エムエス−ベースド方式を採用してもよい。この場合、通信部109は通信網50を介してサーバ装置40と通信を行い、サーバ装置40からアシストデータを受信し、位置特定部107は、GPS衛星20から取得した情報とサーバ装置40から取得したアシストデータを基にして自機の位置を算出する。また、自機(子機10a)の位置を自機自身が特定できる方式であれば、その他の方式をとることができる。
(ステップST4)
速さ算出部113は、位置特定部107からの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する。
速さ算出部113は、位置特定部107からの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する。
(ステップST5)
子機10aの判断部108は、設定された開始時刻になると、位置特定部107が特定した自機の位置情報と記憶部106が記憶している所定時刻の経路情報との定期的な比較を開始し、さらに、子機10aの速さ算出部113が算出した自機の移動速度と記憶部16が記憶している所定時刻の経路情報の移動速度との定期的な比較を開始する。
子機10aの判断部108は、設定された開始時刻になると、位置特定部107が特定した自機の位置情報と記憶部106が記憶している所定時刻の経路情報との定期的な比較を開始し、さらに、子機10aの速さ算出部113が算出した自機の移動速度と記憶部16が記憶している所定時刻の経路情報の移動速度との定期的な比較を開始する。
そして、判断部108は、位置特定部107による経路情報が記憶部106に記憶されている経路情報と異なると判断した場合、もしくは速さ算出部113が算出した移動速度が通常の移動速度でないと判断した場合は、子機10aの通信部109は、親機10bにたとえば電子メールで緊急情報を通知する。以下の説明において、緊急情報は、たとえば子機10aの位置情報、移動速度、あるいは使用者が通常の状況でない等の情報である。
また、判断部108は、位置特定部107による経路情報が記憶部106に記憶されている経路情報と一致し、速さ算出部113が算出した移動速度が通常の移動速度であると判断した場合は、通信システム1は、所定の処理(たとえば、ステップST3に戻るなど)を実行する。
以上説明したように、本実施形態は、スケジューリング機能を有し、あらかじめ第三者が親機を用いて使用者の経路情報を登録しておく。スケジューリング機能は親機のみが設定可能にすることで、たとえば子供などの使用者による誤動作を防ぐことができる。また、スケジューリング機能は、第三者による移動経路などのスケジュールの変更が容易に変更可能で、経路情報の変更は直ちに反映される。さらに、本実施形態は、スケジューリング機能を有することで、たとえば使用者が突発的な事態に遭遇した場合に、第三者は直ちに緊急情報を自動的に受け取ることができる。また、本実施形態では、電子メールによる緊急情報の通知が可能であるため、第三者は使用者が置かれている状況を判断できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の係る第2実施形態について説明する。
次に、本発明の係る第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る通信システム1は、第1実施形態に係る通信システム1と同様の構成である。また、子機10aおよび親機10bの構成についても第1実施形態に係る子機10a、親機10bと同様の構成である。
次に、本通信システム1の動作について図9を参照しながら説明する。
本実施形態では、子機10aがその速さを算出し、第三者への通知を行い、サーバ装置40が子機10aの位置を特定する。
図9は、本実施形態に係る通信システム1の動作を説明するためのフローチャートである。
(ステップST6)
第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する。例として、第三者は、開始時刻を8:00に、終了時刻を15:00に、設定経路を経路P1に、移動速度を徒歩速度に設定する。
第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する。例として、第三者は、開始時刻を8:00に、終了時刻を15:00に、設定経路を経路P1に、移動速度を徒歩速度に設定する。
親機10bは、経路情報にその送信元が親機10bであることを識別する識別情報を付与して子機10aに送信する。そして、子機10aは経路情報を受信し、更新部101が識別情報により経路情報の送信元が親機10bであることを確認した後、経路情報を受信した経路情報に更新し、記憶部106がその経路情報を記憶する。
(ステップST7)
子機10aの更新部101は、子機10aの経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する。そして、親機10bは、子機10aから設定確認等の内容が記載された電子メールを受信する。
子機10aの更新部101は、子機10aの経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する。そして、親機10bは、子機10aから設定確認等の内容が記載された電子メールを受信する。
(ステップST8)
サーバ装置40の位置特定部107aは、子機10aの位置を特定する。子機10aの位置の特定は、エムエス−アシスド方式によって行われる。
サーバ装置40の位置特定部107aは、子機10aの位置を特定する。子機10aの位置の特定は、エムエス−アシスド方式によって行われる。
サーバ装置40(図1を参照)は、子機10aがGPS衛星20と通信して取得した時刻情報等のGPS情報を子機10aから受信する。そして、サーバ装置40は、子機10aから取得したGPS情報等のデータを用いて演算を行い、子機10aの位置を算出し、さらに位置の算出時の時刻を取得し、算出結果を子機10aに送信する。そして、子機10aの通信部109(本発明では位置情報受信部に対応)は、サーバ装置40から子機10aの位置や時刻に関する情報を受信する。
なお、子機10aの位置をサーバ装置40が特定できる方式であれば、その他の方式をとることができる。
(ステップST9)
子機10aの速さ算出部113は、位置特定部107からの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する。
子機10aの速さ算出部113は、位置特定部107からの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する。
(ステップST10)
子機10aの判断部108は、設定された開始時刻になると、位置特定部107が特定した自機の位置情報と記憶部106が記憶している各時刻における経路情報との定期的な比較を開始し、さらに、子機10aの速さ算出部113が算出した自機の移動速度と記憶部106が記憶している各時刻における経路情報の移動速度との定期的な比較を開始する。
子機10aの判断部108は、設定された開始時刻になると、位置特定部107が特定した自機の位置情報と記憶部106が記憶している各時刻における経路情報との定期的な比較を開始し、さらに、子機10aの速さ算出部113が算出した自機の移動速度と記憶部106が記憶している各時刻における経路情報の移動速度との定期的な比較を開始する。
そして、判断部108は、位置特定部107による経路情報が記憶部106に記憶されている経路情報と異なると判断した場合、もしくは速さ算出部113が算出した移動速度が通常の移動速度でないと判断した場合は、子機10aの通信部109は、親機10bにたとえば電子メールで緊急情報を通知する。
また、判断部108は、位置特定部107による経路情報が記憶部106に記憶されている経路情報と一致し、速さ算出部113が算出した移動速度が通常の移動速度であると判断した場合は、通信システム1は、所定の処理(たとえば、ステップST8に戻るなど)を実行する。
本実施形態においても、たとえば使用者が突発的な事態に遭遇した場合に、第三者は直ちに緊急情報を自動的に受け取ることができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の係る第3実施形態について説明する。
次に、本発明の係る第3実施形態について説明する。
本実施形態に係る通信システム1は、第1、第2実施形態に係る通信システム1と同様の構成である。また、子機10aおよび親機10bの構成についても第1、第2実施形態に係る子機10a、親機10bと同様の構成である。
次に、本通信システム1の動作について図10を参照しながら説明する。
本実施形態では、サーバ装置40が子機10aの位置を特定し、速さを算出し、第三者への通知を行う。
図10は、本実施形態に係る通信システム1の動作を説明するためのフローチャートである。
(ステップST11)
第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する。例として、第三者は、開始時刻を8:00に、終了時刻を15:00に、設定経路を経路P1に、移動速度を徒歩速度に設定する。
第三者は、親機10bを用いて経路情報を設定する。例として、第三者は、開始時刻を8:00に、終了時刻を15:00に、設定経路を経路P1に、移動速度を徒歩速度に設定する。
親機10bは、経路情報にその送信元が親機10bであることを識別する識別情報を付与してサーバ装置40に送信する。そして、サーバ装置40は経路情報を受信し、サーバ装置40の更新部101aが識別情報により経路情報の送信元が親機10bであることを確認した後、更新部101aが経路情報を受信した経路情報に更新し、記憶部106aがその経路情報を記憶する。
(ステップST12)
サーバ装置40の更新部101aは、サーバ装置40の経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する。そして、親機10bは、サーバ装置40から設定確認等の内容が記載された電子メールを受信する。
サーバ装置40の更新部101aは、サーバ装置40の経路情報の設定が完了したことを、たとえば電子メールで親機10bに通知する。そして、親機10bは、サーバ装置40から設定確認等の内容が記載された電子メールを受信する。
(ステップST13)
サーバ装置40の位置特定部107aが、子機10aの位置を特定する。子機10aの位置の特定は、エムエス−アシスド方式によって行われる。
サーバ装置40の位置特定部107aが、子機10aの位置を特定する。子機10aの位置の特定は、エムエス−アシスド方式によって行われる。
サーバ装置40は、子機10aがGPS衛星20と通信して取得したGPS情報(子機10aが受信した時刻を含む)を子機10aから受信し、子機10aから取得した上記GPS情報から所定の演算を行って、子機10aの位置を算出する。さらに、サーバ装置40は、子機10aの位置が測定された時の時刻を受信したGPS情報から取得する。
なお、子機10aの位置をサーバ40が特定できる方式であれば、その他の方式をとることができる。
(ステップST14)
サーバ装置40の速さ算出部113aは、位置特定部107aからの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する。
サーバ装置40の速さ算出部113aは、位置特定部107aからの位置情報と時刻を基に、子機10aの移動速度を算出する。
(ステップST15)
サーバ装置40の判断部108aは、設定された所定時刻になると、位置特定部107aが特定した子機10aの位置情報と記憶部106aが記憶している経路情報との定期的な比較を開始する。さらに、サーバ装置40aの速さ算出部113aが算出した自機の移動速度と記憶部106aが記憶している経路情報の移動速度との定期的な比較を開始する。
サーバ装置40の判断部108aは、設定された所定時刻になると、位置特定部107aが特定した子機10aの位置情報と記憶部106aが記憶している経路情報との定期的な比較を開始する。さらに、サーバ装置40aの速さ算出部113aが算出した自機の移動速度と記憶部106aが記憶している経路情報の移動速度との定期的な比較を開始する。
そして、サーバ装置40の判断部108aは、位置特定部107aによる経路情報が記憶部106aに記憶されている経路情報と異なると判断した場合、もしくは速さ算出部113aが算出した移動速度が通常の移動速度でないと判断した場合は、サーバ装置40の通信部109は、親機10bにたとえば電子メールで緊急情報を通知する。
また、サーバ装置40の判断部108aは、位置特定部107aによる経路情報が記憶部106aに記憶されている経路情報と一致し、速さ算出部113aが算出した移動速度が通常の移動速度であると判断した場合は、通信システム1は、所定の処理(たとえば、ステップST14に戻るなど)を実行する。
本実施形態においても、たとえば使用者が突発的な事態に遭遇した場合に、第三者は直ちに緊急情報を自動的に受け取ることができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
1…通信システム、10a…子機、10b…親機、20…GPS衛星、30…基地局、40…サーバ装置、41…演算部、42…サーバ電源、50…通信網、101、101a…更新部、102…表示装置、103…受話用スピーカ、104…操作部、105…送話用マイク、106…記憶部、107、107a…位置特定部、108、108a…判断部、109…通信部、110…通信用アンテナ、113、113a…速さ算出部、114…制御部、115…バッテリ、116…外部電源。
Claims (15)
- 所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、
自機の位置を特定する位置特定部と、
前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記自機の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、
を有する電子機器。 - 前記移動経路に関する情報が、前記判断部の判断を開始する開始時刻と前記判断部の判断を終了する終了時刻とを含み、
前記判断部は、
現在時刻が前記開始時刻と終了時刻との範囲内となった場合に、前記移動経路を用いて判断する
請求項1記載の電子機器。 - 前記移動経路に関する情報が移動の速さの情報を含み、前記自機の位置と当該位置を特定した際の時刻とから前記自機の速さを算出する速さ算出部を有し、
前記位置特定部は、
前記位置情報を特定した際の時刻を取得し、
前記判断部は、
前記速さ算出部により算出された自機の速さが、前記移動経路に関する情報が有する移動の速さより速い場合に、前記自機に関する情報を送信する
請求項1または2に記載の電子機器。 - 所定の移動経路に関する情報を有する電子機器と、
前記電子機器に前記移動経路を更新するための更新情報を送信する送信装置と、を有し、前記電子機器と前記送信装置とがネットワークに接続された通信システムであって、
上記電子機器は、
所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、
自機の位置を特定する位置特定部と、
前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記自機の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、
前記送信装置から受信した更新情報に基づいて前記移動経路に関する情報を更新する更新部と、
を有する通信システム。 - 前記送信装置は、
前記更新情報に当該送信装置を識別するための識別情報を付与し、
前記更新部は、
前記識別情報が、所定の識別情報である場合に前記移動経路に関する情報を更新する
請求項4記載の通信システム。 - 所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、
自機の位置情報を外部装置から受信する位置情報受信部と、
前記移動経路に関する情報と、前記位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、
を有する電子機器。 - 前記移動経路に関する情報が、前記判断部の判断を開始する開始時刻と前記判断部の判断を終了する終了時刻とを含み、
前記判断部は、
現在時刻が前記開始時刻と終了時刻との範囲内となった場合に、前記移動経路を用いて判断する
請求項6記載の電子機器。 - 前記位置情報が前記自機の位置を特定した際の時刻を含み、前記移動経路に関する情報が移動の速さの情報を含み、前記自機の位置と当該位置を特定した際の時刻とから前記自機の速さを算出する速さ算出部を有し、
前記判断部は、
前記速さ算出部により算出された自機の速さが、前記移動経路に関する情報が有する移動の速さより速い場合に、前記自機に関する情報を送信する
請求項6または7に記載の電子機器。 - 所定の経路情報に関する情報を有する電子機器と、
前記電子機器に前記経路情報を更新するための更新情報を送信する送信装置と、
を有し、前記電子機器と前記送信装置とがネットワークに接続された通信システムであって、
上記電子機器は、
所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、
自機の位置情報を外部装置から受信する位置情報受信部と、
前記移動経路に関する情報と、前記位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断結果が、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記自機に関する情報を送信する通信部と、
前記送信装置から受信した更新情報に基づいて前記移動予定に関する情報を更新する更新部と、
を有する通信システム。 - 前記送信装置は、
前記更新情報に当該送信装置を識別するための識別情報を付与し、
前記更新部は、
前記識別情報が、所定の識別情報である場合に前記移動経路に関する情報を更新する
請求項9記載の通信システム。 - 所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、
電子機器の位置を特定する位置特定部と、
前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記電子機器の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断結果が、前記電子機器の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記電子機器に関する情報を送信する通信部と、
を有するサーバ装置。 - 前記移動経路に関する情報が、前記判断部の判断を開始する開始時刻と前記判断部の判断を終了する終了時刻とを含み、
前記判断部は、
現在時刻が前記開始時刻と終了時刻との範囲内となった場合に、前記移動経路を用いて判断する
請求項11記載のサーバ装置。 - 前記移動経路に関する情報が移動の速さの情報を含み、前記電子機器の位置と当該位置を特定した際の時刻とから前記電子機器の速さを算出する速さ算出部を有し、
前記位置特定部は、
前記位置情報を特定した際の時刻を取得し、
前記判断部は、
前記速さ算出部により算出された電子機器の速さが、前記移動経路に関する情報が有する移動の速さより速い場合に、前記電子機器に関する情報を送信する
請求項11または12記載のサーバ装置。 - 所定の移動経路に関する情報を有するサーバ装置と、
前記サーバ装置に前記移動経路を更新するための更新情報を送信する送信装置と、を有し、前記サーバ装置と前記送信装置とがネットワークに接続された通信システムであって、
上記サーバ装置は、
所定の移動経路に関する情報を記憶する記憶部と、
電子機器の位置を特定する位置特定部と、
前記移動経路に関する情報と、前記位置特定部によって特定された前記電子機器の位置情報とに基づいて、前記自機の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在するか否かを判断する判断部と、
前記判断部による判断結果が、前記電子機器の位置が前記移動経路上のいずれかの点を中心とした所定の半径の円以内に存在しないという判断結果である場合に、前記電子機器に関する情報を送信する通信部と、
前記送信装置から受信した更新情報に基づいて前記移動経路に関する情報を更新する更新部と、
を有する通信システム。 - 前記送信装置は、
前記更新情報に当該送信装置を識別するための識別情報を付与し、
前記更新部は、
前記識別情報が、所定の識別情報である場合に前記移動経路に関する情報を更新する
請求項14記載の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007030776A JP2008196900A (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | 電子機器、サーバ装置及び通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007030776A JP2008196900A (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | 電子機器、サーバ装置及び通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008196900A true JP2008196900A (ja) | 2008-08-28 |
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ID=39755995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007030776A Pending JP2008196900A (ja) | 2007-02-09 | 2007-02-09 | 電子機器、サーバ装置及び通信システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2008196900A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012059023A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Casio Comput Co Ltd | 防犯端末、防犯機能付携帯端末、防犯端末の制御方法およびプログラム |
JP2015060311A (ja) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | ソフトバンクモバイル株式会社 | サーバ、端末、制御方法及び制御プログラム |
-
2007
- 2007-02-09 JP JP2007030776A patent/JP2008196900A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012059023A (ja) * | 2010-09-09 | 2012-03-22 | Casio Comput Co Ltd | 防犯端末、防犯機能付携帯端末、防犯端末の制御方法およびプログラム |
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