JP2008194803A - 角度基準加工用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単にして取り扱いが容易な角度基準加工用治具を提供する。
【解決手段】工作機械等のテーブル2に載置されてマグネットにより所要位置に固定される治具本体ブロック3からなり、治具本体ブロック3は、一側面側に被加工物取付用のV溝部4を有し、V溝部4と反対側の側面は、テーブル2当接する第1基準面5を形成し、第1基準面5とV溝部4側の側面とに隣接してV溝部4長手方向に延びる両側面は、第1基準面5に対し夫々直角90度に交差する第2基準面6及び第3基準面7を形成し、V溝部4を形成する第1及び第2の両斜面4a,4bのうちの第1斜面4aは第1基準面5と間で所要の傾斜角度αをなすように形成され、第2斜面4bは第3基準面7との間で所要の傾斜角度βをなすように形成され、第1斜面4a及び又は第2斜面4bには、被加工物Wを当該斜面にボルト10で固定するためのネジ孔8を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、被加工物を工作機械により機械加工(切削加工や研削加工)したり、また被加工物を測定器によって測定するような時にその被加工物(被測定物も含むものとする)を所定角度に傾斜させた状態で固定するための角度基準加工用治具に関する。
従来の角度基準加工用治具として、特許公報等の具体的な公知文献を挙げることはできないが、従来使用されている、被加工物等を所定角度に傾斜させた状態で固定するための治具は、構造が複雑で部品点数が多く、着脱操作が面倒であるといった問題があった。
本発明は、構造が簡単にして取り扱いが容易な角度基準加工用治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の角度基準加工用治具は、工作機械等のテーブル2に載置されて所要位置に固定される治具本体ブロック3からなり、この治具本体ブロック3は、一側面側に被加工物取付用のV溝部4を有し、このV溝部4と反対側の側面は前記テーブル2の上面に当接する第1基準面5を形成し、この第1基準面5とV溝部4側の側面とに隣接してV溝部4長手方向に延びる両側面は、第1基準面5に対し夫々直角90度に交差する第2基準面6及び第3基準面7を形成し、V溝部4を形成する第1及び第2の両斜面4a,4bのうちの第1斜面4aは第1基準面5と間で所要の傾斜角度αをなすように形成され、第2斜面4bは第3基準面7との間で所要の傾斜角度βをなすように形成され、第1斜面4aと第2斜面4bの何れか一方の斜面又は第1及び第2の両斜面には、被加工物Wを当該斜面にボルト10で固定するためのネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けてなることを特徴とする。
請求項2は、請求項1に記載の角度基準加工用治具において、第1基準面5、第2基準面6又は第3基準面7には、被加工物Wをボルト10で固定するためのネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の角度基準加工用治具1は、治具本体ブロック3とこれを工作機械等のテーブル2に固定するボルト10とから構成されるもので、構造が極めて簡単であるから、取り扱い及び操作が簡単容易で、作業能率が向上する。
また、この角度基準加工用治具1によると、被加工物Wとして、例えば図2に示すような、入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとの成す角度が90°、入口側エッジ部イと側面ハの延長面との成す角度が45°、出口側エッジ部ロと側面ハとの成す角度が45°であるようなダイヘッド用リップWの例えば出口側エッジ部ロに対し研削加工する場合は、V溝部4の第1斜面4aと第2基準面6との成す角度αを45°形成した治具1を使用すればよく、しかして第1基準面5をテーブル2に載置固定した治具本体ブロック3のV溝部4の第1斜面4aにダイヘッド用リップWの側面ハを当接固定して研削加工を行うと、ダイヘッド用リップWの出口側エッジ部ロは、治具本体ブロック3の第1基準面5を基準として研削されるから、加工精度が高く、均一性に優れた製品を得ることができる。
また上記の場合に、ダイヘッド用リップWの出口側エッジ部ロを研削加工した後、入口側エッジ部イを研削加工するときは、治具本体ブロック3を適宜回転させて、テーブル2に当接する治具本体ブロック3の基準面を第3基準面7に変えるだけで、入口側エッジ部イの研削加工を簡単容易に行なうことができる。
また、この発明の角度基準加工用治具1は、メッキ、溶射、蒸着等の表面処理を施す前の切削加工の段階でも使用することができる。即ち、この治具1に被加工物を取り付け、この被加工物を所要の工作機械により切削加工(一次加工)し、これに例えばメッキ処理を施して所定膜厚のメッキ層mを形成した後、治具1を使用してメッキ層mの例えば研削加工(二次加工)を行う。このように一次加工と二次加工に同じ角度基準加工用治具1を使用すれば、一次加工と二次加工が同一基準で加工できるため、加工精度(平行度、直角度、平面度、真直度等)が良好になると共に、一次加工後に行なうメッキ等の表面処理の膜厚が安定し、均一となって、製品の品質の向上が図られる。
更に、この発明の角度基準加工用治具1によれば、被加工物Wが非鉄金属や合成樹脂等の非磁性体材料の場合、特に威力を発揮する。即ち、被加工物Wがテーブル2にマグネットで吸着できない非磁性体材料である場合も、治具本体ブロック3を介してテーブル2に固定して加工することができる。
請求項2に係る発明のように、第1基準面5、第2基準面6又は第3基準面7に、被加工物Wをボルト10で固定するためのネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けることにより、この治具1の使用範囲が広がり、被加工物を有効に加工することができる。
以下に本発明の好適実施形態について図面を参照しながら説明すると、図1は本発明に係る角度基準加工用治具を示す斜視図であり、図2は図1の治具を使用して加工される被加工物としてのダイヘッド用リップの外観図であり、図3〜図6は角度基準加工用治具の使用例を示す断面説明図である。この角度基準加工用治具1は、被加工物であるダイヘッド用リップ(口金)Wを研削加工するための治具で、研削盤のテーブル2に載置されて、テーブル2側に設けられたマグネット(図示せず)の磁力によりテーブル2上の所要位置に吸着固定される磁性金属製の治具本体ブロック3からなる。尚、テーブル2上での治具1の固定は、マグネットに限るものではなく、他の固定手段、例えばテーブル2上に載置した治具1の周辺部を掴持するようなクランプなどで行なうことができる。
上記ダイヘッド用リップWは、図2に示すように、帯板状に形成されていて、一側端面側が入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとで山形状に形成され、そして入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとの成す角度は90°であり、入口側エッジ部イと側面ハの延長面との成す角度は45°であり、出口側エッジ部ロと側面ハとの成す角度は45°であり、また側端面ホは側面ハ,ニに対し夫々90°の角度で交差するものとする。このリップWにはリップ取付用のボルト挿通孔へが複数個設けてある。尚、このダイヘッド用リップWは、切削機械によって切削加工された後、例えばメッキによる表面処理が施される。
しかして、このダイヘッド用リップWを研削加工するための治具本体ブロック3には、図1に示すように、一側面側に被加工物取付用のV溝部4が形成されており、このV溝部4と反対側の側面は研削盤のテーブル2の上面に当接する第1基準面5を形成しており、そしてまた第1基準面5とV溝部4側の側面とに隣接してV溝部4の長手方向に延びる両側面は、第1基準面5に対して夫々直角90度に交差する第2基準面6及び第3基準面7を形成している。
治具本体ブロック3のV溝部4は、互いに交差する第1斜面4aと第2斜面4bとにより形成され、第1斜面4aは第2基準面6と間の角度αが45°を成すように形成され、第2斜面4bは第3基準面7との間の角度βが45°成すように形成され、そして第1斜面4a及び第2斜面4bには夫々、被加工物としてのダイヘッド用リップWを当該斜面4a,4bにボルトで固定するためのネジ孔8がをV溝部4長手方向所要間隔おきに設けられている。尚、第1斜面4aと第2斜面4bとの交差部分はヌスミ部9を形成している。また、V溝部4を形成する第1斜面4aと第2斜面4bとの成す角度は、ここではαとβの関係上、90°となっているが、被加工物によって90°以下にしてもよいし、90°以上にしてもよい。
上記のような構成よりなる角度基準加工用治具1を使用して、ダイヘッド用リップWの例えば出口側エッジ部ロを、研削盤によって研削加工を行なう場合について説明すると、図3に示すように、研削盤のテーブル2上面に治具本体ブロック3をその第1基準面5が当接するように載置して、マグネットにより吸着固定する。しかして、被加工物としてのダイヘッド用リップWを、その側面ハをV溝部4の第1斜面4aに当接させた状態でリップ取付用ボルト挿通孔ヘから第1斜面4a側のネジ孔8にボルト10をねじ込むことにより、ダイヘッド用リップWを治具本体ブロック3のV溝部4に取付け固定する。尚、このダイヘッド用リップWにはメッキ処理が施されていてリップ本体Woの表面に所定膜厚のメッキ層mが形成されているものとする。
こうして第1基準面5をテーブル2上面に載置固定した治具本体ブロック3のV溝部4の第1斜面4aにダイヘッド用リップWの側面ハを当接固定して、研削加工を行なえば、ダイヘッド用リップWの出口側エッジ部ロは、研削砥石11により、治具本体ブロック3の第1基準面5を基準として研削されるから、その加工精度が高く、均一性に優れたリップ製品が得られることになる。
図4は、ダイヘッド用リップWの入口側エッジ部イを研削盤によって研削加工する場合を示したものである。この場合は、図3に示される、ダイヘッド用リップWをリップWの出口側エッジ部ロを研削加工した時の取付状態のまま、テーブル2に固定される治具本体ブロック3の基準面を第1基準面5から第3基準面7に変えるだけで、入口側エッジ部イの研削加工を簡単容易に行なうことができる。この入口側エッジ部イの研削加工は、第1基準面5と直角90°で交差する第3基準面7を基準として行なわれるから、図3に示す出口側エッジ部ロの研削の場合と同様に、高い加工精度及び均一性が得られる。
図5は、V溝部4の第1斜面4a及び第2斜面4bに設けられているものと同様なネジ孔8を、治具本体ブロック3の第1基準面5にV溝部4の長手方向所要間隔おきに設けた場合を示したもので、この第1基準面5のネジ孔8を利用してダイヘッド用リップWを、その側面ハを第1基準面5に当接させた状態でボルト10によって固定することにより、ダイヘッド用リップWの側端面ホを、治具本体ブロック3の第2基準面6を基準として研削加工することができる。尚、ネジ孔8は、第1基準面5だけに限らず、第2基準面6又は第3基準面7に設けてもよいし、また第1基準面5、第2基準面6及び第3基準面7の全てに設けてもよい。
図6は、被加工物としてのダイヘッド用リップWを、治具本体ブロック3のV溝部4の第2斜面4bに取り付けた場合を示す。この場合は、リップWのリップ取付用ボルト挿通孔ヘから第2斜面4b側のネジ孔8にボルト10をねじ込むことによって、リップWをV溝部4の第2斜面4bに取付け固定する。
上述した実施形態の角度基準加工用治具1によれば、ダイヘッド用リップWを研削加工する、特にこのリップWの入口側エッジ部イ及び出口側エッジ部ロを研削加工するのに、治具本体ブロック3を適宜回転させて、研削盤のテーブル2当接する治具本体ブロック3の基準面を変えるだけで、入口側エッジ部イ及び出口側エッジ部ロの研削加工を夫々簡単容易に行なうことができる。
また、上述した実施形態では、メッキによる表面処理によって所定膜厚のメッキ層mを形成したものについて説明したが、このメッキ処理を行なう前の切削加工の段階で、上記角度基準加工用治具1を使用することができる。即ち、この角度基準加工用治具1に被加工物であるリップ形成材料を取り付け、このリップ形成材料を所要の工作機械により切削加工(一次加工)してダイヘッド用リップWを形成し、そしてそのリップWにメッキ処理を施して所定膜厚のメッキ層mを形成した後、上述した実施形態のように角度基準加工用治具1を使用してメッキ層mの研削加工(二次加工)を行う。
このように一次加工(切削加工)と二次加工(メッキや溶射等の表面処理部分の研削加工)に同じ角度基準加工用治具1を使用すれば、一次加工と二次加工が同一基準で加工できるため、加工精度(平行度、直角度、平面度、真直度等)が良好になると共に、一次加工後に行なうメッキ等表面処理の膜厚が安定し、均一となって、製品の品質の向上を図ることができる。
また、この角度基準加工用治具1によれば、被加工物Wが非鉄金属や合成樹脂等の非磁性体材料の場合、特に威力を発揮する。即ち、被加工物Wがテーブル2にマグネットで吸着できない非磁性体材料である場合も治具本体ブロック3を介してテーブル2に固定して加工することができる。
また、上述の実施形態では、被加工物がダイヘッド用リップで、入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとの成す角度が90°、入口側エッジ部イと側面ハの延長面との成す角度が45°、出口側エッジ部ロと側面ハとの成す角度が45°であるような被加工物を研削加工するための治具であるが、この治具はあくまでも一例であって、本発明に係る角度基準加工用治具は、被加工物の被加工部分の角度に応じて、V溝部4の第1斜面4aと第2基準面6との成す角度αあるいは第2斜面4bと第3基準面7との成す角度βを所要角度を有するものに形成することにより、各種被加工物用の治具とすることができる。
そして特に、この角度基準加工用治具1は、治具本体ブロック3とこれを工作機械等のテーブル2に固定するボルト10とで構成されるもので、構造が極めて簡単であるから、取り扱いが容易で、作業能率が向上する。
尚、上述した実施形態では、被加工物を切削加工する場合及び研削加工する場合のみについて説明したが、本発明に係る角度基準加工用治具1は、製品等の物を測定する場合にその物を所定角度に傾斜させた状態で固定するのにも使用することができる。
本発明に係る角度基準加工用治具を示す斜視図であり、この治具を使用して加工される被加工物としてのダイヘッド用リップの断面図である。 被加工物の一例としてのダイヘッド用リップの外観図である。 図1に示す角度基準加工用治具の使用例を示す断面図である。 同角度基準加工用治具の他の使用例を示す断面図である。 同角度基準加工用治具の他の使用例を示す断面図である。 同角度基準加工用治具の他の使用例を示す断面図である。
符号の説明
1 角度基準加工用治具
2 工作機械のテーブル
3 治具本体ブロック
4 V溝部
4a 第1斜面
4b 第2斜面
5 第1基準面
6 第2基準面
7 第3基準面
8 ネジ孔
10 固定用のボルト
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の角度基準加工用治具は、工作機械等のテーブル2に載置されて所要位置に固定される治具本体ブロック3からなり、この治具本体ブロック3は、一側面側に被加工物取付用のV溝部4を有し、このV溝部4と反対側の側面は前記テーブル2の上面に当接する第1基準面5を形成し、この第1基準面5とV溝部4側の側面とに隣接してV溝部4長手方向に延びる両側面は、第1基準面5に対し夫々直角90度に交差する第2基準面6及び第3基準面7を形成し、V溝部4を形成する第1及び第2の両斜面4a,4bのうちの第1斜面4aは第1基準面5と間で所要の傾斜角度αをなすように形成され、第2斜面4bは第3基準面7との間で所要の傾斜角度βをなすように形成され、第1斜面4aと第2斜面4bと第1基準面5と第2基準面6と第3基準面7とに、被加工物Wをボルト10で固定するためのネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けてなることを特徴とする。
また、この発明の角度基準加工用治具1は、第1斜面4aと第2斜面4bと第1基準面5と第2基準面6と第3基準面7とに、被加工物Wをボルト10で固定するためのネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けているから、この治具1の使用範囲が広がり、被加工物を有効に加工することができる。
本発明は、被加工物を工作機械により機械加工(切削加工や研削加工)したり、また被加工物を測定器によって測定するような時にその被加工物(被測定物も含むものとする)を所定角度に傾斜させた状態で固定するための角度基準加工用治具に関する。
従来の角度基準加工用治具として、特許公報等の具体的な公知文献を挙げることはできないが、従来使用されている、被加工物等を所定角度に傾斜させた状態で固定するための治具は、構造が複雑で部品点数が多く、着脱操作が面倒であるといった問題があった。
本発明は、構造が簡単にして取り扱いが容易な角度基準加工用治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の角度基準加工用治具は、工作機械等のテーブル2に載置されて所要位置に固定される治具本体ブロック3からなり、この治具本体ブロック3は、一側面側に被加工物取付用のV溝部4を有し、このV溝部4と反対側の側面は前記テーブル2の上面に当接する第1基準面5を形成し、この第1基準面5とV溝部4側の側面とに隣接してV溝部4長手方向に延びる両側面は、第1基準面5に対し夫々直角90度に交差する第2基準面6及び第3基準面7を形成し、V溝部4を形成する第1及び第2の両斜面4a,4bのうちの第1斜面4aは第1基準面5と間で所要の傾斜角度αをなすように形成され、第2斜面4bは第3基準面7との間で所要の傾斜角度βをなすように形成され、第1斜面4a、第2斜面4b、第1基準面5、第2基準面6及び第3基準面7には夫々、被加工物Wをボルト10で固定するために被加工物Wに設けられたボルト挿通孔ヘに対応するネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の角度基準加工用治具1は、治具本体ブロック3とこれを工作機械等のテーブル2に固定するボルト10とから構成されるもので、構造が極めて簡単であるから、取り扱い及び操作が簡単容易で、作業能率が向上する。
また、この角度基準加工用治具1によると、被加工物Wとして、例えば図2に示すような、入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとの成す角度が90°、入口側エッジ部イと側面ハの延長面との成す角度が45°、出口側エッジ部ロと側面ハとの成す角度が45°であるようなダイヘッド用リップWの例えば出口側エッジ部ロに対し研削加工する場合は、V溝部4の第1斜面4aと第2基準面6との成す角度αを45°形成した治具1を使用すればよく、しかして第1基準面5をテーブル2に載置固定した治具本体ブロック3のV溝部4の第1斜面4aにダイヘッド用リップWの側面ハを当接固定して研削加工を行うと、ダイヘッド用リップWの出口側エッジ部ロは、治具本体ブロック3の第1基準面5を基準として研削されるから、加工精度が高く、均一性に優れた製品を得ることができる。
また上記の場合に、ダイヘッド用リップWの出口側エッジ部ロを研削加工した後、入口側エッジ部イを研削加工するときは、治具本体ブロック3を適宜回転させて、テーブル2に当接する治具本体ブロック3の基準面を第3基準面7に変えるだけで、入口側エッジ部イの研削加工を簡単容易に行なうことができる。
また、この発明の角度基準加工用治具1は、メッキ、溶射、蒸着等の表面処理を施す前の切削加工の段階でも使用することができる。即ち、この治具1に被加工物を取り付け、この被加工物を所要の工作機械により切削加工(一次加工)し、これに例えばメッキ処理を施して所定膜厚のメッキ層mを形成した後、治具1を使用してメッキ層mの例えば研削加工(二次加工)を行う。このように一次加工と二次加工に同じ角度基準加工用治具1を使用すれば、一次加工と二次加工が同一基準で加工できるため、加工精度(平行度、直角度、平面度、真直度等)が良好になると共に、一次加工後に行なうメッキ等の表面処理の膜厚が安定し、均一となって、製品の品質の向上が図られる。
更に、この発明の角度基準加工用治具1によれば、被加工物Wが非鉄金属や合成樹脂等の非磁性体材料の場合、特に威力を発揮する。即ち、被加工物Wがテーブル2にマグネットで吸着できない非磁性体材料である場合も、治具本体ブロック3を介してテーブル2に固定して加工することができる。
また、この発明の角度基準加工用治具1は、第1斜面4a、第2斜面4b、第1基準面5、第2基準面6及び第3基準面7には夫々、被加工物Wをボルト10で固定するために被加工物Wに設けられたボルト挿通孔ヘに対応するネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けているから、この治具1の使用範囲が広がり、被加工物を有効に加工することができる。
以下に本発明の好適実施形態について図面を参照しながら説明すると、図1は本発明に係る角度基準加工用治具を示す斜視図であり、図2は図1の治具を使用して加工される被加工物としてのダイヘッド用リップの外観図であり、図3〜図6は角度基準加工用治具の使用例を示す断面説明図である。この角度基準加工用治具1は、被加工物であるダイヘッド用リップ(口金)Wを研削加工するための治具で、研削盤のテーブル2に載置されて、テーブル2側に設けられたマグネット(図示せず)の磁力によりテーブル2上の所要位置に吸着固定される磁性金属製の治具本体ブロック3からなる。尚、テーブル2上での治具1の固定は、マグネットに限るものではなく、他の固定手段、例えばテーブル2上に載置した治具1の周辺部を掴持するようなクランプなどで行なうことができる。
上記ダイヘッド用リップWは、図2に示すように、帯板状に形成されていて、一側端面側が入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとで山形状に形成され、そして入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとの成す角度は90°であり、入口側エッジ部イと側面ハの延長面との成す角度は45°であり、出口側エッジ部ロと側面ハとの成す角度は45°であり、また側端面ホは側面ハ,ニに対し夫々90°の角度で交差するものとする。このリップWにはリップ取付用のボルト挿通孔へが複数個設けてある。尚、このダイヘッド用リップWは、切削機械によって切削加工された後、例えばメッキによる表面処理が施される。
しかして、このダイヘッド用リップWを研削加工するための治具本体ブロック3には、図1に示すように、一側面側に被加工物取付用のV溝部4が形成されており、このV溝部4と反対側の側面は研削盤のテーブル2の上面に当接する第1基準面5を形成しており、そしてまた第1基準面5とV溝部4側の側面とに隣接してV溝部4の長手方向に延びる両側面は、第1基準面5に対して夫々直角90度に交差する第2基準面6及び第3基準面7を形成している。
治具本体ブロック3のV溝部4は、互いに交差する第1斜面4aと第2斜面4bとにより形成され、第1斜面4aは第2基準面6と間の角度αが45°を成すように形成され、第2斜面4bは第3基準面7との間の角度βが45°成すように形成され、そして第1斜面4a及び第2斜面4bには夫々、被加工物としてのダイヘッド用リップWを当該斜面4a,4bにボルトで固定するためのネジ孔8がをV溝部4長手方向所要間隔おきに設けられている。尚、第1斜面4aと第2斜面4bとの交差部分はヌスミ部9を形成している。また、V溝部4を形成する第1斜面4aと第2斜面4bとの成す角度は、ここではαとβの関係上、90°となっているが、被加工物によって90°以下にしてもよいし、90°以上にしてもよい。
上記のような構成よりなる角度基準加工用治具1を使用して、ダイヘッド用リップWの例えば出口側エッジ部ロを、研削盤によって研削加工を行なう場合について説明すると、図3に示すように、研削盤のテーブル2上面に治具本体ブロック3をその第1基準面5が当接するように載置して、マグネットにより吸着固定する。しかして、被加工物としてのダイヘッド用リップWを、その側面ハをV溝部4の第1斜面4aに当接させた状態でリップ取付用ボルト挿通孔ヘから第1斜面4a側のネジ孔8にボルト10をねじ込むことにより、ダイヘッド用リップWを治具本体ブロック3のV溝部4に取付け固定する。尚、このダイヘッド用リップWにはメッキ処理が施されていてリップ本体Woの表面に所定膜厚のメッキ層mが形成されているものとする。
こうして第1基準面5をテーブル2上面に載置固定した治具本体ブロック3のV溝部4の第1斜面4aにダイヘッド用リップWの側面ハを当接固定して、研削加工を行なえば、ダイヘッド用リップWの出口側エッジ部ロは、研削砥石11により、治具本体ブロック3の第1基準面5を基準として研削されるから、その加工精度が高く、均一性に優れたリップ製品が得られることになる。
図4は、ダイヘッド用リップWの入口側エッジ部イを研削盤によって研削加工する場合を示したものである。この場合は、図3に示される、ダイヘッド用リップWをリップWの出口側エッジ部ロを研削加工した時の取付状態のまま、テーブル2に固定される治具本体ブロック3の基準面を第1基準面5から第3基準面7に変えるだけで、入口側エッジ部イの研削加工を簡単容易に行なうことができる。この入口側エッジ部イの研削加工は、第1基準面5と直角90°で交差する第3基準面7を基準として行なわれるから、図3に示す出口側エッジ部ロの研削の場合と同様に、高い加工精度及び均一性が得られる。
図5は、V溝部4の第1斜面4a及び第2斜面4bに設けられているものと同様なネジ孔8を、治具本体ブロック3の第1基準面5にV溝部4の長手方向所要間隔おきに設けた場合を示したもので、この第1基準面5のネジ孔8を利用してダイヘッド用リップWを、その側面ハを第1基準面5に当接させた状態でボルト10によって固定することにより、ダイヘッド用リップWの側端面ホを、治具本体ブロック3の第2基準面6を基準として研削加工することができる。尚、ネジ孔8は、第1基準面5だけに限らず、第2基準面6又は第3基準面7に設けてもよいし、また第1基準面5、第2基準面6及び第3基準面7の全てに設けてもよい。
図6は、被加工物としてのダイヘッド用リップWを、治具本体ブロック3のV溝部4の第2斜面4bに取り付けた場合を示す。この場合は、リップWのリップ取付用ボルト挿通孔ヘから第2斜面4b側のネジ孔8にボルト10をねじ込むことによって、リップWをV溝部4の第2斜面4bに取付け固定する。
上述した実施形態の角度基準加工用治具1によれば、ダイヘッド用リップWを研削加工する、特にこのリップWの入口側エッジ部イ及び出口側エッジ部ロを研削加工するのに、治具本体ブロック3を適宜回転させて、研削盤のテーブル2当接する治具本体ブロック3の基準面を変えるだけで、入口側エッジ部イ及び出口側エッジ部ロの研削加工を夫々簡単容易に行なうことができる。
また、上述した実施形態では、メッキによる表面処理によって所定膜厚のメッキ層mを形成したものについて説明したが、このメッキ処理を行なう前の切削加工の段階で、上記角度基準加工用治具1を使用することができる。即ち、この角度基準加工用治具1に被加工物であるリップ形成材料を取り付け、このリップ形成材料を所要の工作機械により切削加工(一次加工)してダイヘッド用リップWを形成し、そしてそのリップWにメッキ処理を施して所定膜厚のメッキ層mを形成した後、上述した実施形態のように角度基準加工用治具1を使用してメッキ層mの研削加工(二次加工)を行う。
このように一次加工(切削加工)と二次加工(メッキや溶射等の表面処理部分の研削加工)に同じ角度基準加工用治具1を使用すれば、一次加工と二次加工が同一基準で加工できるため、加工精度(平行度、直角度、平面度、真直度等)が良好になると共に、一次加工後に行なうメッキ等表面処理の膜厚が安定し、均一となって、製品の品質の向上を図ることができる。
また、この角度基準加工用治具1によれば、被加工物Wが非鉄金属や合成樹脂等の非磁性体材料の場合、特に威力を発揮する。即ち、被加工物Wがテーブル2にマグネットで吸着できない非磁性体材料である場合も治具本体ブロック3を介してテーブル2に固定して加工することができる。
また、上述の実施形態では、被加工物がダイヘッド用リップで、入口側エッジ部イと出口側エッジ部ロとの成す角度が90°、入口側エッジ部イと側面ハの延長面との成す角度が45°、出口側エッジ部ロと側面ハとの成す角度が45°であるような被加工物を研削加工するための治具であるが、この治具はあくまでも一例であって、本発明に係る角度基準加工用治具は、被加工物の被加工部分の角度に応じて、V溝部4の第1斜面4aと第2基準面6との成す角度αあるいは第2斜面4bと第3基準面7との成す角度βを所要角度を有するものに形成することにより、各種被加工物用の治具とすることができる。
そして特に、この角度基準加工用治具1は、治具本体ブロック3とこれを工作機械等のテーブル2に固定するボルト10とで構成されるもので、構造が極めて簡単であるから、取り扱いが容易で、作業能率が向上する。
尚、上述した実施形態では、被加工物を切削加工する場合及び研削加工する場合のみについて説明したが、本発明に係る角度基準加工用治具1は、製品等の物を測定する場合にその物を所定角度に傾斜させた状態で固定するのにも使用することができる。
本発明に係る角度基準加工用治具を示す斜視図であり、この治具を使用して加工される被加工物としてのダイヘッド用リップの断面図である。 被加工物の一例としてのダイヘッド用リップの外観図である。 図1に示す角度基準加工用治具の使用例を示す断面図である。 同角度基準加工用治具の他の使用例を示す断面図である。 同角度基準加工用治具の他の使用例を示す断面図である。 同角度基準加工用治具の他の使用例を示す断面図である。
符号の説明
1 角度基準加工用治具
2 工作機械のテーブル
3 治具本体ブロック
4 V溝部
4a 第1斜面
4b 第2斜面
5 第1基準面
6 第2基準面
7 第3基準面
8 ネジ孔
10 固定用のボルト
上記課題を解決するための手段を、後述する実施形態の参照符号を付して説明すると、請求項1に係る発明の角度基準加工用治具は、工作機械等のテーブル2に載置されて所要位置に固定される治具本体ブロック3からなり、この治具本体ブロック3は、一側面側に被加工物取付用のV溝部4を有し、このV溝部4と反対側の側面は前記テーブル2の上面に当接する第1基準面5を形成し、この第1基準面5とV溝部4側の側面とに隣接してV溝部4長手方向に延びる両側面は、第1基準面5に対し夫々直角90度に交差する第2基準面6及び第3基準面7を形成し、V溝部4を形成する第1及び第2の両斜面4a,4bのうちの第1斜面4aは第2基準面6と間で所要の傾斜角度αをなすように形成され、第2斜面4bは第3基準面7との間で所要の傾斜角度βをなすように形成され、第1斜面4a、第2斜面4b、第1基準面5、第2基準面6及び第3基準面7には夫々、被加工物Wをボルト10で固定するために被加工物Wに設けられたボルト挿通孔ヘに対応するネジ孔8をV溝部長手方向所要間隔おきに設けてなることを特徴とする。
上記解決手段による発明の効果を、後述する実施形態の参照符号を付けて説明すると、請求項1に係る発明の角度基準加工用治具1は、治具本体ブロック3とこれに被加工物Wを固定するボルト10とで構成されるもので、構造が極めて簡単であるから、取り扱いが容易で、作業能率が向上する。
そして特に、この角度基準加工用治具1は、治具本体ブロック3とこれに被加工物Wを固定するボルト10とで構成されるもので、構造が極めて簡単であるから、取り扱いが容易で、作業能率が向上する。

Claims (2)

  1. 工作機械等のテーブルに載置されて所要位置に固定される治具本体ブロックからなり、この治具本体ブロックは、一側面側に被加工物取付用のV溝部を有し、このV溝部と反対側の側面は前記テーブルの上面に当接する第1基準面を形成し、この第1基準面とV溝部側の側面とに隣接してV溝部長手方向に延びる両側面は、第1基準面に対し夫々直角90度に交差する第2基準面及び第3基準面を形成し、V溝部を形成する第1及び第2の両斜面のうちの第1斜面は第2基準面と間で所要の傾斜角度をなすように形成され、第2斜面は第3基準面との間で所要の傾斜角度をなすように形成され、第1斜面と第2斜面の何れか一方の斜面又は第1及び第2の両斜面には、被加工物を当該斜面にボルトで固定するためのネジ孔をV溝部長手方向所要間隔おきに設けてなることを特徴とする角度基準加工用治具。
  2. 第1基準面、第2基準面又は第3基準面には、被加工物をボルトで固定するためのネジ孔をV溝部長手方向所要間隔おきに設けてなることを特徴とする請求項1に記載の角度基準加工用治具。
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