JP2008193719A5 - - Google Patents

Claims (2)

1. デジタル信号処理部と、第１のＤ／Ａ変換器と、可変利得増幅器などを有した無線部と、カプラと、アンテナと、ベースバンド電力演算器及び第１のリニア平均化回路を有した第１のパワーメータと、ｄＢｍ変換を行う第１のリニア−対数変換部と、対数増幅器とＡ／Ｄ変換器と対数−リニア変換器と第２のリニア平均化回路を有した第２のパワーメータと、ｄＢｍ変換を行う第２のリニア−対数変換部と、比較器と、第２のＤ／Ａ変換器と、平均化タイミング調整部を備えた無線送信装置であって、
   送信対象となるベースバンド信号がデジタル信号処理部及び第１のパワーメータのベースバンド電力演算器に入力されると、デジタル信号処理部は入力されたベースバンド信号を希望帯域に制限するなどのデジタル信号処理を実行して処理後の信号を第１のＤ／Ａ変換器へ出力し、第１のＤ／Ａ変換器は入力されたデジタル信号処理部の演算結果を無線部へ入力するためにデジタル信号からアナログ信号へ変換して無線部へ出力し、無線部は入力されたアナログ変換された送信信号を変調或いは変換することにより無線周波数信号として可変利得増幅器の利得を第２のＤ／Ａ変換器から当該可変利得増幅器の制御端子に入力される制御電圧に応じて可変に制御する事により装置全体利得を一定とし、無線部からの出力信号はカプラを介してアンテナから無線により送信されることを特徴とする無線送信装置。
2. 請求項１記載の無線送信装置であって、
   ベースバンド電力演算器は入力された送信対象となるベースバンド信号の電力値を演算して当該電力値を第１のリニア平均化回路へ出力し、第１のリニア平均化回路は入力された電力値をリニア形式で平均化して当該平均化の結果を第１のリニア−対数変換部へ出力し、第１のリニア−対数変換部は入力された平均化電力値を対数形式の値へ変換して比較器へ出力し、第２のパワーメータの対数増幅器は無線部からアンテナへ出力される信号の一部がカプラにより取得されて入力された信号の電力値を対数により電圧の値へ変換して当該電圧値の信号をＡ／Ｄ変換器へ出力し、Ａ／Ｄ変換器は入力された電圧値の信号をアナログ信号からデジタル信号へ変換して対数−リニア変換器へ出力し、対数−リニア変換器は入力された対数形式のデジタル信号をリニア形式のデジタル信号へ変換して第２のリニア平均化回路へ出力し、第２のリニア平均化回路は入力されたリニア形式の信号である無線部からの電力値をリニア形式で平均化して当該平均化の結果となる平均化電力値を第２のリニア−対数変換部へ出力し、第２のリニア−対数変換部は入力された平均化電力値をリニア形式から対数形式の値へ変換して比較器へ出力し、比較器は第１のリニア−対数変換部から入力されたベースバンド部側の平均化電力値と第２のリニア−対数変換部から入力された無線部側の平均化電力値とを対数形式で大小比較して入力される２つの平均化電力値が一致する或いは近い値となるように無線部の可変利得増幅器の利得を制御するための制御電圧を決定して当該決定した制御電圧の値を有する信号を第２のＤ／Ａ変換器へ出力し、第２のＤ／Ａ変換器は入力された制御電圧の信号をデジタル信号からアナログ信号へ変換して無線部の可変利得増幅器の制御端子へ出力し、平均化タイミング調整部は入力されるタイミング信号に基づいて第１のパワーメータの第１のリニア平均化回路及び第２のパワーメータの第２のリニア平均化回路とで平均化を行う時定数や平均化を行う対象区間が同一となるように制御しすることを特徴とする無線送信装置。