JP2008192313A - 車両用前照灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない数のLEDによって複数種類の配光分布を作り出すようにした車両用前照灯を提供する。
【解決手段】車両用前照灯1は、車両の前後方向に延在する光軸L1,L2を有する少なくとも2種類のリフレクタ2と、リフレクタ2のそれぞれの略焦点F1,F2の位置にLED3を移動させるアクチュエータ4とを備えている。この前照灯1においては、アクチュエータ4によりリフレクタ2のそれぞれの略焦点F1,F2にLED3を移動させるので、少ない数のLEDによってリフレクタの種類に応じた配光分布の切り替えを行うことができ、実質的にLEDの数を減らすことができるので、LED自体の発熱による光量損失を起こり難くすることができる。さらに、ヒートシンク14の放熱作用によって、LED3の発熱による光量損失が起こり難くなる。
【選択図】図1
【解決手段】車両用前照灯1は、車両の前後方向に延在する光軸L1,L2を有する少なくとも2種類のリフレクタ2と、リフレクタ2のそれぞれの略焦点F1,F2の位置にLED3を移動させるアクチュエータ4とを備えている。この前照灯1においては、アクチュエータ4によりリフレクタ2のそれぞれの略焦点F1,F2にLED3を移動させるので、少ない数のLEDによってリフレクタの種類に応じた配光分布の切り替えを行うことができ、実質的にLEDの数を減らすことができるので、LED自体の発熱による光量損失を起こり難くすることができる。さらに、ヒートシンク14の放熱作用によって、LED3の発熱による光量損失が起こり難くなる。
【選択図】図1
Description
本発明は、LEDを光源として、リフレクタで反射した光により所定の配光分布を形成するようにした車両用前照灯に関するものである。
従来、このような分野の技術として、特開2005−108554号公報がある。この公報に記載された車両用前照灯において、第1光源ユニットは、光源としての第1半導体発光素子(第1のLED)と、第1リフレクタとを備え、第2光源ユニットは、光源としての第2半導体発光素子(第2のLED)と、第2リフレクタとを備え、第1のリフレクタと第2のリフレクタとの間に直進阻止部材が配置されている。そして、第1光源ユニットの第1のLEDを点灯させることにより、第1のリフレクタで反射した光は、その一部が直進阻止部材により阻止され、所定のロービーム用配光分布を形成する。また、第2光源ユニットの第2のLEDを点灯させることにより、第2のリフレクタで反射した光は、その一部が直進阻止部材により阻止され、所定のハイビーム用配光分布を形成する。
しかしながら、前述した従来の車両用前照灯は、ロービーム用としての第1の光源ユニットと、ハイビーム用としての第2の光源ユニットとを備え、第1の光源ユニットは、第1のLEDと第1のリフレクタとで構成され、第2の光源ユニットは、第2のLEDと第2のリフレクタとで構成されているので、それぞれの光源ユニットにLED及びリフレクタとを必要とするので、熱の影響を受けやすいLEDがリフレクタ毎に必要になり、LED自体の発熱による光量損失が起こり易くなるといった問題点がある。
本発明は、少ない数のLEDによって複数種類の配光分布を作り出すようにした車両用前照灯を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用前照灯は、LEDを光源として、LEDからの光をリフレクタにより前方へ向けて反射させて所定の配光分布を形成するように構成した車両用前照灯において、
車両の前後方向に延在する光軸を有する少なくとも2種類のリフレクタと、
リフレクタのそれぞれの略焦点位置にLEDを移動させるアクチュエータとを備えたことを特徴とする。
車両の前後方向に延在する光軸を有する少なくとも2種類のリフレクタと、
リフレクタのそれぞれの略焦点位置にLEDを移動させるアクチュエータとを備えたことを特徴とする。
この車両用前照灯においては、アクチュエータによりリフレクタのそれぞれの略焦点位置にLEDを移動させるので、少ない数のLEDによってリフレクタの種類に応じた配光分布の切り替えを行うことができ、実質的にLEDの数を減らすことができるので、LED自体の発熱による光量損失を起こり難くすることができる。
また、アクチュエータは、光軸に対して平行に延在する回転軸を有し、光軸に対して直交する平面内でLEDが回転するよう回転軸にLEDが固定されると好適である。このような構成を採用すると、モータなどのアクチュエータにより回転軸を単に回転させるだけで、リフレクタの光軸に対して直交する平面内でLEDは回転し、リフレクタのそれぞれの焦点位置にLEDを配置させることができるので、簡単な構成をもってLEDを素早く焦点位置に移動させることができる。
また、LEDは支持部を介して回転軸に固定され、支持部にはヒートシンクが設けられていると好適である。このような構成を採用すると、ヒートシンクの放熱作用によって、LEDの発熱による光量損失が起こり難くなる。しかも、支持部を利用しているので、支持部の形状や材質の変更に応じて、LEDとヒートシンクとの位置関係の変更が可能になり、LEDとヒートシンクとの最適な位置関係を選択する際の自由度を増すことができる。さらに、ヒートシンクは、光切り替え時に回転する際、放熱効果が一層高められる。さらに、リフレクタによって、ヒートシンクが放出する熱を前照灯の前方から効率よく逃がすことができる。
また、リフレクタは4分割され、1個のLEDが回転軸に固定されていると好適である。この場合、リフレクタの種類を全て異ならせ、1個のLEDを回転軸を中心に回転させることで、4種類の配光切替えが可能になる。例えば、1個のLEDで2種類のハイビームと2種類のロービームとを作り出すことができる。
また、リフレクタは4分割され、背中合わせに配置された2個のLEDが回転軸に固定されていると好適である。対向する2枚のリフレクタをロービーム用とし、対向する2枚のリフレクタをハイビーム用とした場合、2個のLEDを回転軸を中心に回転させることで、ハイ/ローの配光切替えが可能になる。さらに、1個のLEDで所定の光量を満たす場合に比べ、LEDを2個利用すると、それぞれのLEDの出力を小さくすることができ、熱対策が有利になる。
本発明によれば、少ない数のLEDによって複数種類の配光分布を作り出すことができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る車両用前照灯の好適な実施形態について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1及び図3に示すように、車両用前照灯Sは、透明カバー5aとランプボディー5bとで囲まれた空間内に配置された灯具ユニット1と、光軸調整を可能にするエイミング機構5cとエクステンション5dとで主として構成されている。さらに、車両用前照灯Sの灯具ユニット1は、ハイ/ローの配光切替えが可能であり、2種類の配光分布を作り出すように形成されたリフレクタ2と、矩形状の発光チップ3aが半球状のモールドレンズ部3bで覆われている白色LED3(図5参照)と、互いに平行な光軸L1,L2に対して直交する平面内でLED3を移動させるためのアクチュエータ4とからなる。
図1及び図3に示すように、車両用前照灯Sは、透明カバー5aとランプボディー5bとで囲まれた空間内に配置された灯具ユニット1と、光軸調整を可能にするエイミング機構5cとエクステンション5dとで主として構成されている。さらに、車両用前照灯Sの灯具ユニット1は、ハイ/ローの配光切替えが可能であり、2種類の配光分布を作り出すように形成されたリフレクタ2と、矩形状の発光チップ3aが半球状のモールドレンズ部3bで覆われている白色LED3(図5参照)と、互いに平行な光軸L1,L2に対して直交する平面内でLED3を移動させるためのアクチュエータ4とからなる。
リフレクタ2における上側にはハイビーム用の第1のリフレクタ2Aが配置され、リフレクタ2における下側にはロービーム用の第2のリフレクタ2Bが配置されている。また、第1のリフレクタ2Aの反射面は、集光特性を有する回転放物面形状を有し、第2のリフレクタ2Aの反射面は、横広がりの配光特性を有する放物柱面形状を有している。
リフレクタ2の後端には、第1のリフレクタ2Aと第2のリフレクタ2Bとの境界部分に開口部6が設けられ、この開口部6内には、光軸L1,L2に平行に延在する回転軸7が挿入されている。この回転軸7の前端は、リフレクタ2内に突出し、回転軸7の後端はリフレクタ2の外部に露出する。そして、この回転軸7の回転軸線Pは、光軸L1と光軸L2との中間で、光軸L1,L2に対して平行に延在すると共に、第1のリフレクタ2Aの後端に一体的に形成されたブラケット8の軸受9によって回転自在に保持されている。
さらに、この回転軸7は、制御部(図示せず)に接続されたモータMによって180度ずつ回転し、モータMと回転軸7とは減速機構10を介して連結されている。この減速機構10は、例えば、回転軸7の後端に固定された大歯車11と、モータMのシャフト12に固定されて大歯車11に噛合する小歯車13とから構成されている。この減速機構10は、所望の減速比を達成させるためのギアボックスであってもよい。なお、モータMは、リフレクタ2に一体に形成されたベース部(図示せず)に固定されている。
モータMによって回転自在な回転軸7の先端には、放熱効果が高く且つ軽量なアルミ製のヒートシンク(放熱フィン)14が差込み又は溶接によって固定されている。さらに、ヒートシンク14の平坦な底面14aには、LED3の底面が接着剤を介して固定されている。回転軸7によってLED3を180度回転させた場合に、LED3の発光チップ3aの中央が第1のリフレクタ2Aの焦点F1の位置(図6参照)に、LED3の発光チップ3aの前端が第2のリフレクタ2Bの焦点F2の位置(図5参照)に配置されるように、LED3はヒートシンク14の底面14aに固定されている。そして、図5に示すように、ロービームを構成する場合は発光チップ3aの前端を第2のリフレクタ2Bの焦点F2として、下方へ拡散させ、図6に示すように、ハイビームを構成する場合は発光チップ3aの前後方向中央を第1のリフレクタ2Aの焦点F1として、上下方向へ拡散させる。なお、第1及び第2のリフレクタ2A,2Bの設計は、180度回転させた場合のLED3の位置を考慮して行われる。
このように、第1のリフレクタ2Aの焦点F1の位置と第1のリフレクタ2Bの焦点F2の位置とにLED3を移動させるアクチュエータ4の採用により、リフレクタ2の反射面の数(この場合2枚)より少ない数(この場合1個)のLED3によってハイ/ローの配光の切り替えを行うことができ、実質的にLEDの数を減らすことができるので、LED3自体の発熱による光量損失を起こり難くすることができる。
また、光軸L1と光軸L2との中間で光軸L1,L2に対して平行に延在する回転軸線Pをもった回転軸7の採用により、モータMにより回転軸7を単に108度回転させるだけで、リフレクタ2の光軸L1,L2に対して直交する平面内でLED3は回転し、リフレクタ2のそれぞれの焦点F1,F2の位置にLED3を配置させることができる。従って、簡単な構成をもってLED3を高速で焦点F1,F2の位置に移動させることができる。
また、ヒートシンク14の放熱作用によって、LED3の発熱による光量損失が起こり難くなる。特に、ヒートシンク14の底面14aにLED3の底面を直接固定しているので、より高い放熱効果が得られる。さらに、ヒートシンク14は、配光切り替え時に回転する際、放熱効果が一層高められる。さらに、リフレクタ2によって、ヒートシンク14が放出する熱を前照灯Sの前方から効率よく逃がすことができる。
[第2の実施形態]
図7は、車両用前照灯の灯具ユニットを前方から見た状態を概略的に示した正面図である。図7に示すように、第2の実施形態に係る車両用前照灯の灯具ユニット20において、リフレクタ21は、4等分割され、90度毎に異なる種類の4枚の反射面が形成されている。また、回転軸24の前端には平板状の支持部22が固定され、支持部22の表面には、ヒートシンク(放熱フィン)25が固定され、支持部22の裏面には、LED23が固定されている。
図7は、車両用前照灯の灯具ユニットを前方から見た状態を概略的に示した正面図である。図7に示すように、第2の実施形態に係る車両用前照灯の灯具ユニット20において、リフレクタ21は、4等分割され、90度毎に異なる種類の4枚の反射面が形成されている。また、回転軸24の前端には平板状の支持部22が固定され、支持部22の表面には、ヒートシンク(放熱フィン)25が固定され、支持部22の裏面には、LED23が固定されている。
このLED23は、回転軸24を90度毎に回転させた場合、LED23の発光点(レンズ部の頂点近傍)が第1〜第4のリフレクタ21A〜21Dのそれぞれの焦点の位置に配置されることように支持部22に固定される。
例えば、第1〜第4のリフレクタ21A〜21Dの順で、配光分布が横方向に広がるように設計されている場合、LED23を矢印A方向に90度毎回転させると、段階的に配光を横に広げることができる。このようなリフレクタ21を4灯式の前照灯のロービーム側に適用すると、4種類のロービームを作り出すことができる。ハイビームに関しても同様である。
例えば、異なる配光特性をもった第1及び第2のリフレクタ21A,21Bをハイビームに適用し、異なる配光特性をもった第3及び第4のリフレクタ21C,21Dをロービームに適用すると、2灯式の前照灯において、2種類のハイビームと2種類のロービームが可能になる。
なお、支持部22は熱伝導性の高い材料によって形成され、支持部22と回転軸24は、別材質でも同一材質でもよい。そして、支持部22を利用しているので、支持部22の形状や材質の変更に応じて、LED23とヒートシンク25との位置関係の変更が可能になり、LED23とヒートシンク25との最適な位置関係を選択する際の自由度を増すことができる。
また、第1〜第4のリフレクタ21A〜21Dにハイビーム・ロービーム以外の特性、例えば歩行者照射用、昼間点灯用、雨天走行用、高速走行用などに適した特性をそれぞれもたせ、この実施形態を付加ランプとして適用すると、車速や走行環境に応じて照射範囲を変えることができる。
[第3の実施形態]
図8(a)は、車両用前照灯の灯具ユニットを前方から見た状態を概略的に示した正面図である。図8(a)に示すように、第3の実施形態に係る車両用前照灯の灯具ユニット30において、リフレクタ31は、4等分割され、4種類の反射面が形成されている。また、回転軸34の前端には平板状の支持部32が固定され、支持部32の表面及び裏面には、それぞれLED33a,33bが背中合わせの状態で固定されている。そして、LED33aに対してLED33bは、180度の位相角度をもって対向するように支持部32に固定されている。さらに、支持部32の両側面には、それぞれヒートシンク(放熱フィン)35a,35bが固定されている。
図8(a)は、車両用前照灯の灯具ユニットを前方から見た状態を概略的に示した正面図である。図8(a)に示すように、第3の実施形態に係る車両用前照灯の灯具ユニット30において、リフレクタ31は、4等分割され、4種類の反射面が形成されている。また、回転軸34の前端には平板状の支持部32が固定され、支持部32の表面及び裏面には、それぞれLED33a,33bが背中合わせの状態で固定されている。そして、LED33aに対してLED33bは、180度の位相角度をもって対向するように支持部32に固定されている。さらに、支持部32の両側面には、それぞれヒートシンク(放熱フィン)35a,35bが固定されている。
2個のLED33a,33bを利用しているので、1個のLEDで所定の光量を満たす場合に比べ、それぞれのLED33a,33bの出力を小さくすることができ、熱対策が有利になる。しかも、2個のヒートシンク35a,35bが採用されているので、放熱効果をより一層高めることができる。
また、各LED33a,33bは、回転軸34を90度毎に回転させた場合に、LED33a,33bの発光点(レンズ部の頂点近傍)が第1〜第4のリフレクタ31A〜31Dのそれぞれの焦点の位置に配置されることように支持部32に固定される。
例えば、ロービーム用の第1のリフレクタ31Aからの反射光によって形成される配光パターンP31Aと、第3のリフレクタ31Cからの反射光によって形成される配光パターンP31Cとが同じ配光特性をもって、互いに重なるような配光分布を有している場合、図8(b)に示すように、配光パターンP31A,P31C同士を重ね合わせることができるので、輝度の高い配光分布が可能になる。これは、高速道路又は一般道路において車両が高速走行する場合に適している。
他の例として、ロービーム用の第1のリフレクタ31Aからの反射光によって形成される配光パターンP31Aと第3のリフレクタ31Cからの反射光によって形成される配光パターンP31Cとが同じ配光特性をもって、一部が重なるような配光分布を有している場合、図8(c)に示すように、中央が明るい広範囲な配光分布が可能になり、低速時に歩行者の確認が容易になる。
また、例えば、ハイビーム用の第2のリフレクタ31Bからの反射光によって形成される配光パターンP31Bと第4のリフレクタ31Dからの反射光によって形成される配光パターンP31Dとが同じ配光特性をもって、互いに重なるような配光分布を有している場合、図9(a)に示すように、回転軸34を矢印A方向に90度回転させると、図9(b)に示すように、配光パターンP31B,P31D同士を重ね合わせることができるので、輝度の高い配光分布が可能になる。これは、高速道路又は一般道路において車両が高速走行する場合に適している。
他の例として、ハイビーム用の第2のリフレクタ31Bからの反射光によって形成される配光パターンP31Bと第4のリフレクタ31Dからの反射光によって形成される配光パターンP31Dとが同じ配光特性をもって、重なり合わないような配光分布を有している場合、図9(c)に示すように、2点が明るい配光分布が可能になる。低速時に歩行者の確認が容易になる。
本発明は、前述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、回転軸とヒートシンクとを同一の材料で一体に形成してもよい。リフレクタのそれぞれの焦点の位置までLEDをスライドさせてもよい。アクチュエータとして、ソレノイドや他の回転機構を利用してもよい。リフレクタの反射面の種類は、2以上であればよい。
S……車両用前照灯、1,20,30…灯具ユニット、2,21,31…リフレクタ、3,23,33a,33b…LED、4…アクチュエータ、7,24,34…回転軸、14,25,35a,35b…ヒートシンク、22,32…支持部、F1,F2…焦点、L1,L2…光軸、P…回転軸線。
Claims (5)
- LEDを光源として、LEDからの光をリフレクタにより前方へ向けて反射させて所定の配光分布を形成するように構成した車両用前照灯において、
車両の前後方向に延在する光軸を有する少なくとも2種類の前記リフレクタと、
前記リフレクタのそれぞれの略焦点位置に前記LEDを移動させるアクチュエータとを備えたことを特徴とする車両用前照灯。 - 前記アクチュエータは、前記光軸に対して平行に延在する回転軸を有し、前記光軸に対して直交する平面内で前記LEDが回転するよう前記回転軸に前記LEDが固定されたことを特徴とする請求項1記載の車両用前照灯。
- 前記LEDは支持部を介して前記回転軸に固定され、前記支持部にはヒートシンクが設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用前照灯。
- 前記リフレクタは4分割され、1個の前記LEDが前記回転軸に固定されていることを特徴とする請求項2又は3記載の車両用前照灯。
- 前記リフレクタは4分割され、背中合わせに配置された2個の前記LEDが前記回転軸に固定されていることを特徴とする請求項2又は3記載の車両用前照灯。
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