JP2008189978A - 熱延鋼板及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.2%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.2%以下、sol.Al:0.001〜0.5%、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下、V:0.5%以下、Mo:0.5%以下、Ti+Nb:0.1%以下を含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼組成を有し、フェライトを主相とする鋼板で、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径の700℃における増加速度X(μm/min)と平均結晶粒径D(μm)がD・X≦0.1を満足し、平均粒径200nm以下のセメンタイトがフェライト粒内に所定量析出している熱延鋼板。
【選択図】なし
Description
D≦2.7+5000/(5+350・C+40・Mn)2・・・(2)式
D・X≦0.1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)式
ここで、Dは鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径(μm)を、CおよびMnは、それぞれ、鋼中の各元素の含有量(質量%)を、そして、Xは鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)の700℃における増加速度(μm/min)を示す。
ここで、dはフェライトの結晶粒径(μm)、Dは鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径(μm)を示す。
C:
Cは、オーステナイトからフェライトへの変態温度を低下させて、熱延の仕上げ温度を低下させることができるので、フェライト結晶粒の微細化を促進するのに有用な元素である。また、強度を確保するための元素である。このため、0.02%以上含有させる必要がある。なお、フェライト結晶粒の微細化をより促進するためには、0.03%以上含有させるのが好ましい。ただし、過度に含有させると、熱延後のフェライト変態が遅延し、フェライトの体積率が低下するため、また溶接性が劣化するため0.2%以下とする必要がある。溶接部の加工性を向上させるためには、C含有量を0.17%以下にするのが好ましく、0.15%以下とするのがより好ましい。
Siは、フェライトの強化と延性の向上に寄与し、脱酸作用も有する。かかる効果を得るためには0.01%以上含有させることが必要である。しかし、過剰に含有させると穴拡げ性が低下する。また、熱間圧延時の表面酸化の問題も生じる。したがって、Siの含有量は、Si:0.01〜1.0%とする。
Mnは、強度確保のために含有させる必要がある。また、オーステナイトからフェライトへの変態温度を低下させて、熱間圧延における仕上げ温度を低下させることを可能にするので、フェライト結晶粒の微細化を促進するため、含有させることが好ましい。一方、過度に含有させると、熱間圧延後のフェライト変態が遅延し、フェライトの体積率が低下する。したがって、Mnの含有量は、0.1〜2.0%とする。
Pは、強度を増加させるため、含有していてもよい。しかし、過度に含有させると、粒界偏析による脆化が生じるので、Pの含有量を0.2%以下とする必要がある。好ましくは、0.1%以下である。下限は不純物レベルでもよい。通常、製鋼段階で0.01%程度混入してくる。
sol.Alは、0.001%以上の含有により脱酸効果が得られる。しかし、過度に含有させると、高温でのオーステナイトが不安定化し熱間圧延における仕上げ温度を過度に上昇させる必要が生じること、また、安定した連続鋳造を困難にすることから、含有量を0.5%以下とする。
Tiは、炭化物又は窒化物として析出し強度を増加させるため、また、この析出物がオーステナイトやフェライトの粗大化を抑制して、熱延時の結晶粒の微細化を促進し、熱処理の際には粒成長を抑制するため、添加しても良い。ただし、過度に含有させると、熱延工程より前の加熱時に粗大なTi炭化物又は窒化物が多量に発生して、延性や加工性を阻害するので、含有量を0.1%以下とする必要がある。好ましくは0.03%以下、さらに好ましくは0.01%以下である。なお、下限は不純物レベルでもよい。
Nbは、炭化物又は窒化物として析出し強度を増加させるため、また、この析出物がオーステナイトやフェライトの粗大化を抑制して、熱延時の結晶粒の微細化を促進し、熱処理の際には粒成長を抑制するため、添加しても良い。ただし、過度に含有させると、熱延工程より前の加熱時に粗大なNbCが多量に発生して、延性や加工性を阻害するので、含有量を0.1%以下とする必要がある。好ましくは0.03%以下、さらに好ましくは0.01%以下である。なお、下限は不純物レベルでもよい。
Vは炭化物として析出し強度を増加させるため、また、この析出物がフェライトの粗大化を抑制して、結晶粒の微細化を促進するため、添加しても良い。ただし、Ti、Nbと同様な理由で、延性や加工性を阻害するので、含有量を0.5%以下とする必要がある。好ましくは0.3%以下である。なお、下限は不純物レベルでもよい。
Moは、MoCを析出することによって強度を増加させるため、また、この析出物がフェライトの粗大化を抑制して、結晶粒の微細化を促進するため、添加しても良い。ただし、Ti、Nbと同様な理由で、延性や加工性を阻害するので、含有量を0.5%以下とする必要がある。好ましくは0.3%以下である。なお、下限は不純物レベルでもよい。
Ca、REM(希土類元素)及びBは、凝固中に析出する酸化物や窒化物を微細化して、鋳片の健全性を保つため、その1種又は2種以上を添加しても良い。ただし、高価であるため、合計含有量で0.005%以下とすることが好ましい。下限は不純物レベルでもよい。ここで、REMとは、ランタノイドの15元素とYおよびScを合わせた17元素を意味する。
Sは硫化物系介在物を形成して加工性を低下させる不純物元素であるため、その含有量は0.05%以下に抑えるのが望ましい。そして、一段と優れた加工性を確保したい場合には、0.008%以下とすることが好ましい。より好ましくは0.003%以下である。
Nは加工性を低下させる不純物元素であり、その含有量は0.01%以下に抑えることが望ましい。より好ましくは、0.006%以下である。
Oは、鋼の清浄度を上げて機械的特性を向上させるために低減させる方が好ましい。したがって、含有量は0.01%以下とする.好ましくは0.005%以下である。
本発明に係る熱延鋼板は、フェライトを主相とし、主相とフェライト以外の第2相とからなる組織を有する鋼板である。ここで「主相」とは組織を構成する相のうち該組織に占める割合が最大となる相であるという意味である。主相のフェライトは、体積率で少なくとも50%以上が必要であり、50%未満では延性や加工性が損なわれる。好ましくは60%以上である。
D≦2.7+5000/(5+350・C+40・Mn)2・・・(2)式
すなわち、その一定の範囲とは、1.2μmを下限とし、そして、2.7+5000/(5+350・C+40・Mn)2μm及び7μmのうちの小さい方の値を上限とする範囲のことである。なお、(2)式中で、CおよびMnは、それぞれ、鋼中の各元素の含有量(質量%)を示す。
すなわち、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置において、面積割合でフェライトの結晶粒径d(μm)の80%以上が、平均結晶粒径D(μm)の1/3から3倍の範囲に収まるような粒径分布となることが好ましい。好ましくは、85%以上のフェライト結晶粒が平均結晶粒径D(μm)の1/3から3倍の範囲に収まるような粒径分布となることであり、より好ましくは90%以上のフェライト結晶粒が平均結晶粒径D(μm)の1/3から3倍の範囲に収まるような粒径分布となることである。
フェライトの平均結晶粒径が上記の(1)式及び(2)式を満足する一定の範囲内にある鋼板の粒成長速度の温度特性は、700℃近傍の温度におけるフェライトの粒成長速度によって決定される。したがって、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径の700℃における増加速度X(μm/min)と前記平均結晶粒径D(μm)が下記の(3)式を満足することが必要となる。
すなわち、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)の700℃における増加速度(μm/min)と平均結晶粒径D(μm)の積D・X(μm2/min)を、0.1μm2/min以下に保つことで、溶接や溶融めっき工程における主要な熱履歴に対して安定となり、良好な熱的安定性が得られる。より優れた熱安定性を得るためには、積D・Xを0.07μm2/min以下にするのが好ましく、0.05μm2/min以下にするのがさらに好ましい。
圧延は、1000℃を超える温度から、レバースミルもしくはタンデムミルを用いて、オーステナイト温度域で行う。工業的生産性の観点からは、少なくとも最終の数段はタンデムミルを用いるのが好ましい。
圧延を終了後、オーステナイトに導入された加工歪みを解放することなく、これを駆動力としてオーステナイトからフェライトへと変態させ、微細なフェライト結晶粒組織を生成させるために、圧延終了から0.4秒以内に720℃以下の温度まで冷却する。好ましくは圧延終了から0.2秒以内に720℃以下の温度まで冷却する。冷却は、水冷を用いるのが望ましく、そして、その冷却速度は、空冷期間を除外し強制冷却を行っている期間の平均冷却速度として、400℃/秒以上とするのが、好ましい。
本発明において、上記の冷却を行う設備は限定されない。工業的には、水量密度の高い水スプレー装置を用いることが好適である。例えば、圧延板搬送ローラーの間に水スプレーヘッダーを配置し、板の上下から十分な水量密度の高圧水を噴射することで冷却することができる。
Claims (5)
- 質量%で、C:0.02〜0.2%、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜2.0%、P:0.2%以下、sol.Al:0.001〜0.5%、Ti:0.1%以下、Nb:0.1%以下、V:0.5%以下、Mo:0.5%以下、かつ、Ti+Nb:0.1%以下を含有し、残部がFe及び不純物からなる鋼組成を有し、フェライトを主相とする鋼板であって、鋼板表面から板厚の1/4の深さにおけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)が下記の(1)式および(2)式を満足するとともに、鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径の700℃における増加速度X(μm/min)と前記平均結晶粒径D(μm)が下記の(3)式を満足し、平均粒径200nm以下のセメンタイトがフェライト粒内に102〜107個/μm3析出していることを特徴とする熱延鋼板。
1.2≦D≦7・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)式
D≦2.7+5000/(5+350・C+40・Mn)2・・・(2)式
D・X≦0.1・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(3)式
ここで、Dは鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径(μm)を、CおよびMnは、それぞれ、鋼中の各元素の含有量(質量%)を、そして、Xは鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径D(μm)の700℃における増加速度(μm/min)を示す。 - さらに、質量%で、Ca、REM及びBのうちの1種又は2種以上を合計で0.005%以下含有する鋼組成を有することを特徴とする、請求項1に記載の熱延鋼板。
- 鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置において、フェライトの結晶粒径d(μm)が下記の(4)式を満足するフェライト結晶粒のフェライトに占める面積割合が80%以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の熱延鋼板。
D/3≦d≦3D・・・・・・・・・・・・・・・・(4)式
ここで、dはフェライトの結晶粒径(μm)、Dは鋼板表面から板厚の1/4の深さ位置におけるフェライトの平均結晶粒径(μm)を示す。 - フェライト結晶粒内の転位密度が109/cm2以下であることを特徴とする、請求項1から3までのいずれかに記載の熱延鋼板。
- 請求項1又は2に記載の鋼組成を有する鋼片またはスラブを、多パス熱間圧延して熱延鋼板を製造する方法であって、最終の圧延パスをAr3点以上かつ780℃以上の温度で終了し、0.4秒以内に720℃以下まで冷却した後、600〜720℃の温度域で2秒以上保持し、その後巻き取り温度500℃以下で巻き取ることを特徴とする熱延鋼板の製造方法。
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