JP2008186055A - 情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡便に、商品の管理が行えるようにする。
【解決手段】携帯電話機10−1により所定の商品に貼付されているQRコード71が読み取られると、サーバ7に携帯電話機10−1から電子メールが送信される。サーバ7は、電子メールを受信したとき、その電子メールの電子メールアドレスと受信した時刻を関連付けて記録する。商品が移動した先でも同様に、例えば、携帯電話機10−2によりQRコード71が読み取られ、サーバ7に対して電子メールが送信されることにより、携帯電話機10−2の電子メールアドレスが、サーバ7に記録される。電子メールアドレスから利用者を特定し、受信時刻から、その受信時刻においては、特定された利用者が所持していたことを確認することができる。本発明は、商品管理を行うサーバに適用できる。
【選択図】図5

Description

本発明は情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、所定のコードを読み取ることで簡便に商品の管理や、商品の配達時などの追跡などが行えるようにした情報処理システム、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
バーコードが普及したことにより、例えば、そのバーコードに商品の価格などの情報を記憶させ、店舗でその情報を読み込むことで精算を行うシステムが用いられている。(非特許文献1参照)
日栄インテック株式会社、[online]、[平成18年12月15日検索]、インターネット<http://www.barcode.co.jp/>
バーコードを用いた精算は、使い勝手が良く、正確に行えるが、バーコードを読み取るための専用の端末が必要であった。専用端末は、値段が高く、導入するための初期費用がかかり、また、専用端末であるために、流用性がなかった。よって、限られた用途でしか使われていない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、所定のコードを手軽に用いることができるようにすると共に、その用途を広げることができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理システムは、所定のコード、前記所定のコードから情報を読み取る端末、および前記端末からの情報を受信し、管理するサーバから構成される情報処理システムにおいて、前記所定のコードは、前記サーバの電子メールアドレスと、前記所定のコードを識別するためのIDを少なくとも含み、前記端末は、前記所定のコードから前記電子メールアドレスと前記IDを読み取る読み取り手段と、前記読み取り手段により読み取られた前記IDを含めた電子メールであり、前記読み取り手段により読み取られた前記電子メールアドレスへの電子メールを作成する作成手段とを備え、前記サーバは、複数のIDが記載され、ID毎に前記端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースと、前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれる前記IDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載する記載手段とを備える。
前記所定のコードは、QRコードであるようにすることができる。
前記端末は、携帯電話機であるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理システムにおいては、所定のコードは、サーバの電子メールアドレスと、所定のコードを識別するためのIDを少なくとも含み、端末は、所定のコードから電子メールアドレスとIDを読み取り、そのIDを含めた電子メールであり、その電子メールアドレスを送信先とする電子メールを作成し、送信し、サーバは、複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースと、端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致するデータベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載する。
本発明の一側面の情報処理装置は、複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースと、前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載する記載手段とを備え、前記電子メールは、前記端末が所定のコードを読み取ったときに作成され、送信され、前記所定のコードは、所定物とともに移動できる状態にされている。
前記所定のコードには、前記情報処理装置の電子メールアドレスと前記複数のIDのうちの1つのIDが記載され、前記端末は、前記所定のコードから、前記電子メールアドレスを読み取り、その電子メールアドレスを送信先とした電子メールを作成し、その作成する電子メールに、前記所定のコードから読み取ったIDを含ませるようにすることができる。
前記所定のコードは、QRコードであるようにすることができる。
前記所定のコードは、複数の異なる端末に読み取られ、前記データベースには、同一のIDに複数の異なる端末からの前記電子メールアドレスと前記電子メールを受信した時刻が関連付けられて記載されるようにすることができる。
前記端末は、携帯電話機であるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理方法は、複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースを備える情報処理装置の情報処理方法であって、前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載するための制御を行い、前記電子メールは、前記端末が所定のコードを読み取ったときに作成され、送信され、前記所定のコードは、所定物とともに移動できる状態にされている。
本発明の一側面のプログラムは、複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースを備える情報処理装置を制御するコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載するための制御を行い、前記電子メールは、前記端末が所定のコードを読み取ったときに作成され、送信され、前記所定のコードは、所定物とともに移動できる状態にされている。
本発明の一側面の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースが設けられ、端末から電子メールが受信されたとき、その電子メールに含まれるIDと一致するデータベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻が記載される。
本発明の一側面によれば、コードを用いた商品管理を行うことが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、明細書または図面に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、明細書または図面に記載されていることを確認するためのものである。従って、明細書または図面中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理システム(例えば、図5のシステム)は、所定のコード(例えば、図5のQRコード71)、前記所定のコードから情報を読み取る端末(例えば、図5の携帯電話機10−1乃至10−3)、および前記端末からの情報を受信し、管理するサーバ(例えば、図5のサーバ7)から構成される情報処理システムにおいて、前記所定のコードは、前記サーバの電子メールアドレスと、前記所定のコードを識別するためのIDを少なくとも含み、前記端末は、前記所定のコードから前記電子メールアドレスと前記IDを読み取る読み取り手段(例えば、図7のQRコード読み取り部91とQRコード解析部92)と、前記読み取り手段により読み取られた前記IDを含めた電子メールであり、前記読み取り手段により読み取られた前記電子メールアドレスへの電子メールを作成する作成手段(例えば、図7のメール作成部93)とを備え、前記サーバは、複数のIDが記載され、ID毎に前記端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベース(例えば、図9のデータベース123)と、前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれる前記IDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載する記載手段(例えば、図9の登録部122)とを備える。
本発明の一側面の情報処理装置(例えば、図9のサーバ7)は、複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベース(例えば、図9のデータベース123)と、前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載する記載手段(例えば、図9の登録部122)とを備える。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[システムの構成について]
図1は、本発明を適用したシステムの一実施の形態の構成を示す図である。図1においては、携帯情報端末1−1乃至1−4が接続されているネットワークシステムを示し、通信サービスの提供エリアを所望の大きさに分割したセル内にそれぞれ固定無線局である基地局2−1乃至2−4が設置されている。これらの基地局2−1乃至2−4には、移動無線局である携帯情報端末1−1乃至1−4が、符号分割多元接続方式によって無線接続され、高速にデータ通信し得るようになっている。
このように携帯情報端末1−1乃至1−4は、音声通話だけでなく電子メールの送受信、簡易ホームページの閲覧、画像の送受信などの多種に及ぶデータ通信を実行し得る。
また基地局2−1乃至2−4は、有線回線を介して公衆回線網3に接続されており、当該公衆回線網3には、インターネット5や、図示しない多くの加入者有線端末、コンピュータネットワークおよび企業内ネットワーク等が接続されている。公衆回線網3には、インターネットサービスプロバイダのアクセスサーバ6も接続されており、当該アクセスサーバ6には当該インターネットサービスプロバイダが保有するサーバ7が接続されている。
このサーバ7は、加入者有線端末や携帯情報端末1−1乃至1−4からの要求に応じて例えば簡易ホームページ等のコンテンツデータを例えばコンパクトHTML(Hyper Text Markup Language)形式のファイルとして提供する。
管理制御装置4は、公衆回線網3を介して加入者有線端末や携帯情報端末1−1乃至1−4に接続されており、当該加入者有線端末や携帯情報端末1−1乃至1−4に対する認証処理や課金処理等を行う。
次に、携帯情報端末1−1乃至1−4について説明する。携帯情報端末1−1と1−2は、PDA(Personal Digital Assistance)などと称されるものであり、携帯情報端末1−3と1−4は、携帯電話機などと称されるものである。
図2に、携帯情報端末1−3,1−4としての携帯電話機の外観の構成を示す。携帯端末1−3,1−4は、画像を撮像できるカメラを備えた携帯電話機であり、以下の説明においては、携帯端末1−3,1−4を、携帯電話機10と記述する。図2に示すように携帯電話機10は、中央のヒンジ部11を境に表示部12と本体13に分けられており、当該ヒンジ部11を介して折り畳み可能に形成されている。
表示部12には、上端左部に送受信用のアンテナ14が引出しおよび収納可能な状態に取り付けられており、当該アンテナ14を介して基地局2との間でおよびを送受信する。また表示部12には、上端中央部にほぼ180度の角度範囲で回動自在な撮像部15が設けられており、当該撮像部15のカメラ16によって所望の撮像対象を撮像し得る。
ここで表示部12は、撮像部15がユーザによってほぼ180度回動されて位置決めされた場合、図3に示すように当該撮像部15の背面側中央に設けられたスピーカ17が正面側に位置することになり、これにより通常の音声通話状態に切り換わる。
さらに表示部12には、その正面に液晶ディスプレイ18が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号および発信履歴等の他、電子メールの内容、簡易ホームページ、撮像部15のカメラ16で撮像した画像などを表示し得る。
一方、本体13には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話および電源キー、クリアキーおよび電子メールキー等の操作キー19が設けられており、当該操作キー19を用いて各種指示を入力し得る。また本体13には、操作キー19の下部にマイクロフォン20が設けられており、当該マイクロフォン20によって通話時のユーザの音声を集音する。
なお本体13は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話および電源キーがオン状態になると、当該バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
図4に示すように、携帯電話機10は、表示部12および本体13の各部を統括的に制御する主制御部40に対して、電源回路部41、操作入力制御部42、画像エンコーダ43、カメラインターフェース(I/F)部44、LCD(Liquid Crystal Display)制御部45、画像デコーダ46、多重分離部47、変復調回路部48および音声コーデック49がメインバス50を介して互いに接続されると共に、画像エンコーダ43、画像デコーダ46、多重分離部47、変復調回路部48および音声コーデック49が同期バス51を介して互いに接続されて構成されている。
電源回路部41は、ユーザの操作により終話および電源キーがオン状態にされると、バッテリパックから各部に対して電力を供給することにより携帯電話機10を動作可能およびに起動する。
携帯電話機10は、CPU、ROMおよびRAM等でなる主制御部40の制御に基づいて、音声通話モード時にマイクロフォン20で集音した音声信号を音声コーデック49によってデジタル音声データに変換し、これを変復調回路部48でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部53でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ14を介して送信する。
また携帯電話機10は、音声通話モード時にアンテナ14で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理およびアナログデジタル変換処理を施し、変復調回路部48でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック49によってアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ17を介して出力する。
さらに携帯電話機10は、データ通信モード時に電子メールを送信する場合、操作キー19の操作によって入力された電子メールのテキストデータを操作入力制御部42を介して主制御部40に送出する。
主制御部40は、テキストデータを変復調回路部48でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部53でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ14を介して基地局2(図1)へ送信する。
これに対して携帯電話機10は、データ通信モード時に電子メールを受信する場合、アンテナ14を介して基地局2から受信した受信信号を変復調回路部48でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制御部45を介して液晶ディスプレイ18に電子メールとして表示する。
一方携帯電話機10は、データ通信モード時に画像データを送信する場合、カメラ16で撮像された画像データをカメラインターフェース部44を介して画像エンコーダ43に供給する。
因みに携帯電話機10は、画像データを送信しない場合には、カメラ16で撮像した画像データをカメラインターフェース部44およびLCD制御部45を介して液晶ディスプレイ18に直接表示することも可能である。
また、本実施の形態においては、カメラ16により撮像された画像データとして、後述するQRコードである場合もある。
画像エンコーダ43は、カメラ16から供給された画像データを例えばMPEG(Moving Picture Experts Group )2等の所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像データに変換し、これを多重分離部47に送出する。このとき同時に携帯電話機10は、カメラ16で撮像中にマイクロフォン20で集音した音声を音声コーデック49を介してデジタルの音声データとして多重分離部47に送出する。
多重分離部47は、画像エンコーダ43から供給された符号化画像データと音声コーデック49から供給された音声データとを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化データを変復調回路部48でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部53でデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施した後にアンテナ14を介して送信する。
これに対して携帯電話機10は、データ通信モード時に例えば簡易ホームページ等にリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ14を介して基地局2から受信した受信信号を変復調回路部48でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化データを多重分離部47に送出する。
多重分離部47は、多重化データを分離することにより符号化画像データと音声データとに分け、同期バス51を介して当該符号化画像データを画像デコーダ46に供給すると共に当該音声データを音声コーデック49に供給する。
画像デコーダ46は、符号化画像データをMPEG2等の所定の符号化方式に対応した復号化方式でデコードすることにより再生動画像データを生成し、これをLCD制御部45を介して液晶ディスプレイ18に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画データが表示される。
このとき同時に音声コーデック49は、音声データをアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ17に供給し、これにより、例えば、簡易ホームページにリンクされた動画像ファイルに含まる音声データが再生される。
このように、携帯電話機10では、電話としての機能だけでなく、電子メールの送受信やホームページの閲覧などを行えるようになっている。
このような構成を有する携帯電話機10においては、QRコードなどと称されるコードを読み取り、処理する機能を有している携帯電話機10もある。ここでは、携帯電話機10によりQRコードを読み取り、そのQRコードが解析されることにより行われる処理について説明する。
[QRコードを処理するシステムについて]
図5は、QRコードを処理するときのシステムの一例を示す図であり、図1に示したシステムで、以下の説明に必要とされる部分を図示した図である。図5に示したシステムは、QRコード71と、そのQRコード71に記載されている情報を読み取り、処理する携帯電話機10−1乃至10−3を含む構成とされている。また、携帯電話機10−1乃至10−3は、インターネット5を介してサーバ7とデータの授受を行うことができる構成とされている。
ここで、QRコード71について説明を加える。図6は、QRコード71の一例を示す図である。QRコード71は、2次元コードの一種であり、バーコード(不図示)よりも多くの情報を収納できるコードである。バーコードは横方向にだけ情報を有するが、2次元コードであるQRコード71は、縦方向と横方向の2方向でそれぞれ情報を有するため、情報量を増加させることができるように構成されている。
本実施の形態においては、このようなQRコード71に、サーバ7の電子メールアドレスの情報と、個々のQRコード71を識別するためのID(identification)の情報を少なくとも含ませる。
携帯電話機10が、QRコード71を読み取ることにより、サーバ7の電子メールアドレスを取得することができる。そして、携帯電話機10は、取得した電子メールアドレスに基づき、サーバ7に電子メールを送信することができる。携帯電話機10が、サーバ7に電子メールを送信するとき、その電子メールにQRコード71から読み出されたIDが含まれていれば、サーバ7側で、読み取られたQRコード71を識別することができる。
詳細は後述するが、例えば、QRコード71を所定の商品に貼付することで、その商品が、どのような状態であるか、例えば、どこの倉庫に保管されているかなどを管理することができる。
[携帯電話機の機能について]
図7に、このような処理を行う携帯電話機10が有する機能を図示する。携帯電話機10は、QRコード読み取り部91、QRコード解析部92、電子メール作成部93、および電子メール送受信部94を含む構成とされている。図4に示した携帯電話機10の内部構成例と対応をとるならば、QRコード読み取り部91は、QRコード71を撮像するカメラ16と、カメラ16により撮像された画像のデータを携帯電話機10内に取り込むカメラI/F部44を含む構成とされる。
QRコード解析部92は、取り込まれたQRコード71を解析する画像エンコーダ43や主制御部40を含む構成とされる。電子メール作成部93は、文字入力を行う操作キー19、操作キー19の操作情報を携帯電話機10内に取り込み、処理する操作入力制御部42、取り込まれた操作入力の情報を電子メールの形式に変換する主制御部40を含む構成とされる。
電子メール送受信部94は、電子メールのテキストデータをスペクトラム拡散処理する変復調回路部48、スペクトラム拡散された電子メールをデジタルアナログ変換処理および周波数変換処理を施す送受信回路部53、およびアンテナ14を含む構成とされる。
QRコード読み取り部91は、QRコード71を撮影し、QRコード71の画像データを取得する。携帯電話機10などは、手振れしやすいので、手振れ補正機能や、異なる焦点距離で連続的にQRコード71を撮影し、撮影された複数のQRコード71の画像から、ピントが合っている画像を抽出する機能などをQRコード読み取り部91は有する。
QRコード解析部92は、QRコード読み取り部91により読み取られたQRコードの画像データから、QRコード71に書き込まれている情報を読み出す。ここでは、読み出される情報は、サーバ7の電子メールアドレスやQRコード71を識別するためのIDである。
電子メール作成部93は、QRコード解析部92により解析されたサーバ7の電子メールアドレスを送信先とする電子メールを作成する。また、電子メール作成部93は、作成する電子メールに、QRコード解析部92により読み出されたIDを含める。
電子メール送受信部94は、電子メール作成部93により作成された電子メールをサーバ7に対して送信する。また、サーバ7などから電子メールを受信したときの処理も行う。
[サーバの構成について]
次に、サーバ7の内部構成例について説明する。サーバ7は、本実施の形態においては、携帯電話機10からの電子メールを受信し、その電子メールに含まれるIDを参照することにより、どのQRコード71が読み取られたのかを特定し、管理する。このようなことを行うサーバ7の基本的な構成は、パーソナルコンピュータと同様な構成とすることが可能である。
図8は、サーバ7の内部構成例を示す図である。サーバ7において、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる入力部106、ディスプレイ、スピーカなどよりなる出力部107、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる記憶部108、ネットワークインタフェースなどよりなる通信部109、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111を駆動するドライブ110が接続されている。
図9は、サーバ7が有する機能を示す図である。サーバ7は、送受信部121、登録部122、データベース123、および計時部124を有する構成とされている。送受信部121は、携帯電話機10からの電子メールを受信し、処理する機能であり、通信部109やCPU101を含む構成とされる。
登録部122は、データベース123にデータを登録する機能である。データベース123には、実施の形態により登録されるデータは異なるが、例えば、電子メールを送信してきた携帯電話機10の電子メールアドレス、電子メールの受信時刻などのデータが記録される。登録部122は、受信された電子メールを解析するCPU101などを含む構成とされる。データベース123は、記憶部108を構成するハードディスクドライブなどを含む構成とされる。計時部124は、電子メールの受信時刻を登録する場合に必要とされる機能であり、時間を管理する機能である。
[システムの動作について]
図5に示したシステムの動作について、図10のフローチャートを参照して説明する。ステップS11において、携帯電話機10は、QRコード71を読み取る。例えば、ユーザは、携帯電話機10を、QRコード71を読み取るモードに設定し、QRコード71に携帯電話機10のカメラ16を向けて、QRコード71を撮影する。携帯電話機10は、QRコード71の画像を取り込み、解析することで、サーバ7の電子メールアドレスとIDを読み出す。
ステップS12において、携帯電話機10は、解析の結果読み出されたサーバ7の電子メールアドレス宛に、電子メールを作成し、送信する。作成される電子メールの件名または本文に、QRコード71から読み出されたIDが記載される。
ステップS21において、サーバ7は、携帯電話機10からの電子メールを受信する。サーバ7は、携帯電話機10からの電子メールを受信すると、ステップS22において、受信した電子メールから、送信者の電子メールアドレスとQRコード71のIDを抽出する。
送信者の電子メールアドレスは、電子メールのヘッダーなどを参照することで抽出される。また、QRコード71のIDは、電子メールの件名や本文を参照することで抽出される。
サーバ7は、ステップS23において、データベース123(図9)に記憶されているテーブルで、抽出したIDに対応する欄に、電子メールアドレスと電子メールを受信した時刻を記載する。
ここで、データベース123に記憶されているデータについて、図11を参照して説明する。図11に示したデータベース123には、ID、電子メールアドレス、および、受信時刻がそれぞれ記載される欄が、ID毎に設けられている。また、1つのIDに対して複数の電子メースアドレスとその受信時刻が記載される欄が設けられている。
例えば、図11に示したテーブルのうち、IDが“0001”には、電子メールアドレス1として“携帯電話機10−1@aaa.ne.jp”という電子メールアドレスが記載され、その電子メールアドレスからの電子メールを受信した受信時刻として“10:10”という時刻が記載されている。
以下の説明においては、電子メールアドレスとして記載する、例えば、“携帯電話機10−1@aaa.ne.jp”との記載のうち、電子メールアカウントに相当する部分(アットマーク(@)より左側の記載)は、図5における携帯電話機10−1乃至10−3のいずれかとし、その携帯電話機10−1乃至10−3から送信されてきた電子メールであることを意味する。例えば、“携帯電話機10−1@aaa.ne.jp”との電子メールアドレスは、携帯電話機10−1からの電子メールであることを意味する。
よって、IDが“0001”を有するQRコード71を読み取り、電子メールを送信してきたのは、携帯電話機10−1であり、その電子メールアドレスからの電子メールの受信時刻は、“10:10”であることが、図11に示したデータベース123を参照することでわかる。
また、同一のQRコード71を、異なる携帯電話機10が読み取ることがある。例えば、携帯電話機10−1がQRコード71を読み取った後に、携帯電話機10−2がQRコード71を読み取ると、携帯電話機10−2からも電子メールが送信されてくる。そして、図11に示すように、データベース123には、携帯電話機10−2からの電子メールの情報も記載される。すなわち、IDが“0001”には、電子メールアドレス2として“携帯電話機10−2@bbb.ne.jp”という電子メールアドレスが記載され、その電子メールアドレスからの電子メールを受信した受信時刻として“15:15”という時刻が記載されている。
また、別のQRコード71’(携帯電話機10−1や携帯電話機10−2が読み込んだQRコード71と区別するためにダッシュ(’)を付して記載する)を読み取った携帯電話機10−3から電子メールが受信されると、その情報もデータベース123に記載される。図11に示した例では、携帯電話機10−3が、ID“0002”のQRコード71’を読み取ったために、その情報として、IDが“0002”の電子メールアドレス1として“携帯電話機10−3@ccc.ne.jp”という電子メールアドレスが記載され、その電子メールアドレスからの電子メールを受信した受信時刻として“10:25”という時刻が記載されている。
このように、サーバ7のデータベース123には、ID、電子メールアドレス、および受信時刻が関連付けて管理されている。
このような情報をサーバ7で管理することで、QRコード71を読み取った端末(すなわち携帯電話機10)と読み取った時刻を管理することができる。このことを用いて、例えば、商品を管理することができる。
例えば、QRコード71を所定の商品に貼付する。その商品を配達業者Aが所定の倉庫まで配達する。その配達のとき、配達業者Aは、携帯電話機10−1でQRコード71を読み込むと、上記したような処理が実行されることにより、データベース123に、例えば、図11に示したような情報が書き込まれる。よって、このデータベース123に書き込まれた情報を参照することにより、携帯電話機10−1の持ち主である配達業者Aが、10時10分の時点で、0001というIDを有するQRコード71が貼付された商品を配達していたことがわかる。
また、QRコード71が貼付された商品が、配達業者Aにより所定の倉庫に配達されたときに、倉庫の管理者がQRコード71を読み取ることで、倉庫の管理者の携帯電話機10−2から電子メールが送信され、データベース123に携帯電話機10−2からの電子メールの内容が記載される。よって、このデータベース123に書き込まれた情報を参照することにより、携帯電話機10−2の持ち主である倉庫の管理者が、15時15分の時点で、0001というIDを有するQRコード71が貼付された商品の管理をしていたことがわかる。
このように、QRコード71を読み取った携帯電話機10から、次々と電子メールが送信され、その送信された電子メールを受信した側で、IDに基づき情報を記載することで、QRコード71が貼付された商品を管理することができる。
ここで、電子メールアドレスを用いることによる利点を説明する。1つの電子メールアドレスは、世界で1つであり、重複して利用されることはない。世界に1つしかない電子メールアドレスであるので、その電子メールアドレスを利用している人や端末を特定することは容易である。
また、携帯電話機10の電子メールアドレスに限定すれば、電子メールサーバ名、プロバイダ名、組織識別、国・地域コードなど(アットマーク(@)以下の記載)は、限定的である。換言すれば、携帯電話機10による通話サービスや電子メールのサービスを提供している通信業者は、限定的であり、電子メールサーバ名やプロバイダ名などは限定的になるため、結果として、電子メールアドレス自体が限定的になり、その電子メールアドレスを利用している人や端末を特定することは容易である。
このような電子メールアドレスを、上記したようにデータベース123に記載することで、認証などの処理を行うことができる。すなわち、QRコード71を読み取ったという証拠を、データベース123に残すことができ、その証拠が電子メールアドレスという世界に1つの情報を用いることができるため、例えば、商品を確かに納入したなどの認証代わりに、QRコード71を読み取るといったことを用いることができる。
換言すれば、従来、認印などと称され、“確かに納入しました”などの証拠を残すために捺印される判があるが、また、そのような判を押すという行為があるが、QRコード71を読み取るといった行為や、電子メールを送信するといった処理は、認印や認印を押すといった行為や処理と同等、またはそれ以上の役割を果たすことができる。
また、上述した実施の形態においては、携帯電話機10やQRコード71を用いた。QRコード71を読み取る機能を備える携帯電話機10は、普及しており、新たな端末や専用の端末を導入する必要がないため、比較的安価に上記したシステムを導入することができる。
[廃油回収の例に適用した場合について]
次に、上記したシステムを廃油の回収のシステムに用いた場合について説明する。図12は、廃油の回収システムの一実施の形態の構成を示す図である。図12に示したシステムは、廃油を出す店、店から出された廃油を運ぶ配達業者、および、廃油を処理する処理工場を含む構成とされている。
廃油を出す店の廃棄者は、携帯電話機10−1を有する。また、廃油を運ぶ配達業者は携帯電話機10−2を有する。また、処理工場の工場担当者は、携帯電話機10−3を有する。処理工場にはサーバ7が備えられており、サーバ7により、廃棄される廃油の管理が行われる。
詳細は後述するが、図12に示したシステムにおいて実行される処理について記載する。まず廃棄者は、廃油を配達業者に出すとき、廃油が入っている一斗缶201にQRコード71を添付して、配達業者に渡す。QRコード71が添付された一斗缶201は、配達業者により、処理工場に配達され、工場担当者に渡される。
図13は、このようなシステムにおいて一斗缶201に添付されるQRコード71の一例を示す図である。QRコード71自体は、図6に示したような構成とされているが、図6に示したようなQRコード71だけでは、人がみただけではどのような情報が記載されているのか、また、どのような用途に用いられるものであるのかがわかりづらい。そこで、図13に示すように、廃棄者などのユーザにもわかる情報が記載されている依頼票211が、一斗缶201には貼付される。
依頼票211は、この場合、廃油を処理業者に処理してもらう依頼を行うための依頼票である。依頼票211には、QRコード71が記載されている。この依頼票211に記載されているQRコード71が、携帯電話機10−1等に撮影される。図13に示した依頼票211には、例えば、“食品リサイクル法に基づく使用済食用油のリサイクル依頼票”といった、依頼票211の用途が書き込まれている。
また、依頼票211には、依頼主(この場合、廃棄者)の住所や連絡先が記載されている。さらに、依頼票211には、固体識別番号、容量、事業の範囲、事業者の住所、お店の住所、受取年月日、備考、確認印の欄が設けられており、それぞれの欄には、対応する情報が記載される。
確認印の欄は、省略することが可能である。上記したように、ここでは、電子メールアドレスと、その電子メールを受信した時刻を関連付けて記録することで、確認印の役割を果たすことができるため、依頼票211に確認印の欄を設けなくても良い。
このような依頼票211が、一斗缶201に添付される。
図14に示したフローチャートを参照し、図12において示したシステムにおける廃油の処理について説明する。
ステップS51において、利用者を登録するデータベースが作成される。利用者は、ここでは廃棄者である。データベースは、処理工場のサーバ7に作成される。サーバ7に、利用者が登録されるのは、不正に廃油を処理する廃棄者や、権限のない人からの電子メールの受信を拒否する(受信した後、登録されないようにする)ためである。
また、例えば、依頼票211を拾った人が、QRコード71を撮影したために、サーバ7に、電子メールアドレスが登録されたとしても、その登録は、廃油の処理に関係の無い登録であるので、そのような登録がされないようにし、権限のないユーザからの電子メールを登録しないようにする。そのために、権限のある利用者を登録するデータベースを作成し、そのデータベースに記載されていない利用者(電子メールアドレス)は登録されないようにする。
登録がされることにより、さらに個人を特定しやすくなり、不正な処理を行わせないようにすることが可能となる。
ステップS51における処理で、図15に示したようなデータベースが、サーバ7に作成される。図15に示したデータベース231について説明する。データベース231には、登録者ID、会社名、氏名、電子メールアドレスが、それぞれ記載される欄が設けられている。
登録者IDは、後述する登録用のカード251(図17)に記載されているQRコード71’に情報として記載されている。また、登録者IDは、予めデータベース231に記載されており、後述する処理(図16)が実行されることにより、QRコード71’を撮影した携帯電話機10から電子メールが送信されてきたときに、その電子メールに含まれるIDと対応する登録者IDに、電子メールアドレスなどの情報が記載される。
会社名、氏名のそれぞれの欄には、登録者が携帯電話機10に入力した事項が記載される。電子メールアドレスの欄には、電子メールまたは電子メールアドレスが含まれる情報(データ)を受信したときに、その電子メールのアドレスが記載される。
例えば、図15に示したデータベース231には、登録者IDとして“0001”、会社名として“店A”、氏名として“氏名A”、電子メールアドレスとして“携帯電話機10−1@aaa.ne.jp”が、それぞれ関連付けられて記載されている。同様にデータベース231には、登録者IDとして“0002”、会社名として“配達会社B”、氏名として“氏名B”、電子メールアドレスとして“携帯電話機10−2@bbb.ne.jp”が、それぞれ関連付けられて記載され、登録者IDとして“0003”、会社名として“処理工場C”、氏名として“氏名C”、電子メールアドレスとして“携帯電話機10−3@ccc.ne.jp”が、それぞれ関連付けられて記載されている。
図15に示したデータベース231は、図12に示したシステムの廃棄者、配達業者、および工場担当者が、それぞれ、後述する処理を実行したことにより登録された例であるとする。
なお、図15に示したデータベース231は、一例であり、他の情報がさらに関連付けられて記載されるようにしても良い。
図14に示したフローチャートの説明に戻り、ステップS51において、事前にシステムを用いるユーザがデータベース231に登録されると、ステップS52において、廃油の配達処理が行われる。このステップS52における処理については、図19のフローチャートを参照して後述するが、簡潔に説明すると、廃棄者が携帯電話機10−1でQRコード71を読み取り、配達業者が携帯電話機10−2でQRコード71を読み取り、工場担当者が携帯電話機10−3でQRコード71を読み取るといった処理をそれぞれ行い、QRコード71が読み取られる毎に、電子メールがサーバ7に送信され、サーバ7で受信された電子メールの内容が登録されるという処理である。
ステップS52において、廃油の配達処理、換言すれば、QRコード71の読み取り処理が実行されることにより、廃油が処理工場に配達され、その処理工場で廃油が処理される。
廃油の配達状況や、処理状況など、閲覧できるように構成されている。ステップS53において、例えば、廃棄者は、処理の経過情報の閲覧を行う。この場合も、携帯電話機10−1により、QRコード71が読み取られ、サーバ7にアクセスし、例えば、自己が出した廃油の総量などが確認できるように構成されている。
図16のフローチャートを参照し、利用者の登録に係わる処理について説明する。ここでは、廃棄者が利用者登録するとして説明を行うが、他の利用者、例えば、工場担当者などが利用者登録を行うときも同様の処理が行われる。ステップS81において、廃棄者は、携帯電話機10−1を図17に示すような登録用カード251に記載されているQRコード71’に、撮像部15を向け、QRコード71を撮影する。
図17に示したように登録用カード251には、QRコード71’が印刷されている。このQRコード71’は、依頼票211に印刷されているQRコード71とは異なる情報が記載されているので、ここでは区別をするために、ダッシュ(’)を付して記載する。QRコード71’には、サーバ7の登録用の画面のデータが格納されている領域にアクセスするためのURLや、登録用カード251を識別するためのID(このIDは、データベース231における登録者IDとされる)が記載されている。
IDは、唯一のIDであり、重複することがないようにされている。なお、例えば、使用されなくなったIDが再利用されるようにすることは可能であり、また、所定の期間が過ぎたら、再利用されるような仕組みを設けることも勿論可能である。
携帯電話機10−1は、QRコード71を撮影し、その撮影されたQRコード71を解析することで、サーバ7の所定の領域にアクセスする。ステップS91において、携帯電話機10−1からのアクセスを受けてサーバ7は、ステップS92において、登録用の画面のデータを携帯電話機10−1に対して送信する。
ステップS82において、携帯電話機10−1は、サーバ7からの画面のデータを受信する。ステップS83において、携帯電話機10−1にサーバ7からのデータに基づく画面を、液晶ディスプレイ18に表示させる。図18は、液晶ディスプレイ18に表示される画面の一例を示す。図18に示した画面には、会社名を入力する欄と、氏名を入力する欄が表示されている。廃棄者は、携帯電話機10−1の操作キー19を操作し、会社名や氏名を入力する。そして、送信というボタンが操作されると、サーバ7に廃棄者が入力した情報が送信される。
ステップS83において、表示された画面に、廃棄者が情報を入力することにより、携帯電話機10−1に会社名などの情報が入力されると、ステップS84において、その情報がサーバ7に送信される。携帯電話機10−1は、情報を送信する際、取得した会社名などの情報とともに、電子メールアドレスの情報も送信する。これらの情報は、データとして、サーバ7に送信されても良いし、電子メールが作成され、その電子メールの件名や本文に記載されて送信されても良い。また、携帯電話機10−1から情報が送信される際、QRコード71’から読み出されたIDも送信される。
携帯電話機10−1から送信された情報は、ステップS93において、サーバ7に受信される。サーバ7は、ステップS94において、受信した情報を、データベース231に記載する。このとき、データベース231に予め記載されている登録者IDのうち、受信した情報に含まれるIDと一致する登録者IDの対応する欄に、受信された情報が記載される。
このような処理が実行されることにより、図15に示したような利用者が登録されたデータベース231がサーバ7に作成される。
次に、図19のフローチャートを参照し、ステップS52(図14)で実行される廃油の配達処理(QRコード71の読み取り処理)について説明する。
ステップS121において、店側の廃棄者は、破棄する廃油が入っている一斗缶201にQRコード71が印刷されている依頼票211を貼付する。この貼付について図20を参照して説明する。例えば、依頼票211がシール状に構成されている場合、図20の上図に示すように、一斗缶201にシール状の依頼票211が貼り付けられる。または、図20の下図に示すように、一斗缶201と依頼票211を、例えば、透明なビニール袋271の中に入れても良い。
いずれにせよ、一斗缶201と依頼票211が、同時に移動できるような形態にされる。すなわちここでは、貼付という記載を行うが、貼付以外の方法で、一斗缶201と依頼票211が、同時に移動されるような形態にされても良い。また、そのとき、依頼票211に印刷されているQRコード71は、携帯電話機10で読み取れるような状態で、一斗缶201に貼付される。
ステップS122において、廃棄者により、携帯電話機10−1が用いられ、一斗缶201に貼付された依頼票211に記載されているQRコード71から情報が読み取られる。QRコード71には、サーバ7へ電子メールを送信するための電子メールアドレスや、依頼票211のIDが記載されている。
ステップS123において、携帯電話機10−1は、読み取った情報を基に、電子メールを作成し、送信する。すなわち、携帯電話機10−1は、QRコード71から読み取った電子メールアドレスを送信先とする電子メールを作成し、その電子メールの件名または本文に、QRコード71から読み取ったIDを記載した電子メールを作成する。
なお、電子メールの件名の欄には、文字数などの制限があるため、IDの桁数が多い場合など、件名に記載できないことがある。このようなことを考慮し、電子メールの本文に、IDを記載する方が好ましい。また、電子メールの本文にIDを記載することで、IDの桁数を増やすことができるため(実質的な制限が無くなるため)、暗号化などを施すことによりセキュリティを高くしたり、依頼票211をたくさん発行してもIDが無くなるといったようなことを防いだりすることが可能となる。
携帯電話機10−1でQRコード71が読み取られるのは、一斗缶201が、配達業者に渡されるときなどである。ステップS123で作成された電子メールは、処理工場のサーバ7に送信され、ステップS124で、依頼票211が貼付された一斗缶201は、配達業者に引き渡される。
サーバ7は、ステップS161において、廃棄者の携帯電話機10−1からの電子メールを受信すると、ステップS162において、受信した電子メールから情報を抽出し、データベース231に登録する。このとき、データベース231に予め記載されているIDのうち、受信された電子メールに含まれるIDと一致するIDの欄に、受信された電子メールから抽出された情報が記載される。
電子メールが受信されたとき、その電子メールアドレスが、データベース231に登録されているか否かが判断される。電子メールアドレスが、データベース231に登録されていれば、利用者として登録されている人の携帯電話機10からの電子メールであるので、その電子メールから情報が抽出され、データベース281に追加登録される。一方、電子メールアドレスが、データベース231に登録されていなければ、利用者として登録されている人の携帯電話機10からの電子メールでないので、その電子メールから情報が抽出されたり、データベース281に追加登録されたりする処理は行われない。
このようにして、利用者の認証が行われる。また、このような認証が行われることにより、事前に登録してない利用者を排除することができ、不正な利用者を排除することが可能となる。
ここで、サーバ7で管理されているデータベースについて説明を加える。図21は、サーバ7で管理されているデータベース281を説明するための図である。図21に示したデータベース281は、図11に示したデータベース123と基本的に同様な情報を管理する。すなわち、データベース281は、ID、電子メールアドレス、および、受信時刻をそれぞれ関連付けて管理する。
図21には、図12に示したシステムに対応するデータベース281であるので、廃棄者からの電子メールアドレスと受信時刻を記載する欄、配達業者からの電子メールアドレスと受信時刻を記載する欄、および、工場担当者からの電子メールアドレスと受信時刻を記載する欄が設けられている。このように、予め電子メールを送信してくる携帯電話機10の数、すなわち、利用者の数だけ、電子メールアドレスと受信時刻が記載される欄が設けられる。
また、データベース281には、工場担当者の欄まで情報が記載されたときに、フラグが立てられる欄も設けられている。一斗缶201は、通常、容量が18リットルと設定されており、例えば、所定の期間内を調査対象とし、フラグがいくつ立てられているかを調べ、その数に18を乗算すれば、所定の期間内に処理された廃油の量を算出することができる。このようなデータは、ステップS53(図14)で行われる、処理の経過の情報の閲覧ときに、その情報を作成するときの基となるデータとされる。
図21のデータベース281において、例えば、廃棄者からの電子メールに含まれていたIDが“0001”であった場合、データベース281のIDが“0001”の欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスとして、“携帯電話機10−1@aaa.ne.jp”が記載され、その受信された時刻として、“2006.11.09.10:10”が記載される。
このようにして、所定のIDに対応する欄が、順に埋められていくことにより、処理がどの段階にあるかを確認することが可能となる。例えば、この場合、誰が一斗缶201を所持しているかを、埋まっている欄を確認することで、確認することが可能である。
図19のフローチャートの説明に戻り、廃棄者により出された一斗缶201は、ステップS141において、配達業者に引き渡される。配達業者は、ステップS142において、携帯電話機10−2で、依頼票211に印刷されているQRコード71に記載されている情報を読み取る。この動作は、ステップS122において、廃棄者が行う動作と同じであり、携帯電話機10−2においても、携帯電話機10−1と同様の処理が実行される。
すなわち、ステップS143において、電子メールが作成され、処理工場のサーバ7に送信される。電子メールが送信されることにより、サーバ7のデータベース281に、配達業者の電子メールアドレスや受信時刻が記載される。このことにより、少なくとも、配達業者が、一斗缶201を廃棄者から受け取り、配達中であることが、データベース281を参照することで確認することができる。
配達業者からの電子メールは、ステップS163において、サーバ7に受信される。サーバ7は、ステップS164において、受信された電子メールから情報を抽出する。このステップS164における処理は、ステップS162における処理と基本的に同様に行われる。
廃棄者の携帯電話機10−1が読み込んだQRコード71と同様のQRコード71を、配達業者の携帯電話機10−2が読み込むため、同じIDが読み取られる。よって、携帯電話機10−2から送信されてくる電子メールに含まれる依頼票211のIDは、携帯電話機10−1から送信されてきた電子メールに含まれる依頼票211のIDと同じである。よって、データベース281の、携帯電話機10−1からのIDと同一のIDの欄に、携帯電話機10−2からの情報(この場合、電子メールアドレスと受信時刻)が記載される。
このように、異なる携帯電話機10で、同一のQRコード71が読み取られることにより、同一のIDの欄に、異なる情報が列記される。このことは、例えばこの場合、廃棄者が廃油を配達業者に出したということに対し確認印を捺印したこと、配達業者が廃棄者から廃油を受け取ったということに対し確認印を捺印したことと同等の処理であると考えられる。また、その確認印代わりに用いている情報が、電子メールアドレスという個人を特定しやすい情報であるので、確認印代わりの機能を充分果たすと考えられる。
また、データベース281に、電子メールの受信時刻も記載することで、どの時刻に、どのような状態であったか、例えば、所定の時刻に誰の手元に一斗缶201が存在していたかを確認できることができる。
また、例えば、配達業者からの電子メールを受信した受信時刻から相当な時間が経過しているにもかかわらず、工場担当者からの電子メールアドレス等の情報が記載される欄が空欄のままであったような場合、配達業者が一斗缶201を配達していないことが認識され、その認識のもと、一斗缶201を追跡調査して発見したり、仮に紛失していたときには責任の所在を明確にしたりすることが可能となる。よって、このように一斗缶201を管理することができるようになる。
ステップS144において、一斗缶201が、配達業者から工場担当者に引き渡される。処理工場の工場担当者は、ステップS165において、配達業者から一斗缶201を受け取る。工場担当者の携帯電話機10−3は、ステップS166において、一斗缶201に添付されている依頼票211に印刷されているQRコード71を読み取る。QRコード71が読み取られることにより、ステップS167において、電子メールが作成され、サーバ7に対して送信される。
ステップS166,S167における処理は、ステップS122,S123、または、ステップS142,S143の処理と同様に行われるため、その説明は省略する。
携帯電話機10−3から電子メールが送信されることにより、サーバ7は、ステップS168において、電子メールを受信し、その受信した電子メールから所定の情報を抽出し、データベース281に登録する。
このように、データベース281に、工場担当者からの電子メールに含まれていた情報が書き込まれることにより、廃油が確かに処理工場に配達されたことを確認することが、データベース281を閲覧することで可能となる。
工場担当者まで廃油が配達され、電子メールが送信された場合、図21に示したデータベース281を参照するに、IDが“0001”の欄のように、廃棄者、配達業者、および工場担当者のそれぞれの対応する欄に、それぞれの情報が記載されている状態となる。このように工場担当者までの欄に情報が記載されると、“18リットル”という欄にフラグが立てられる。このフラグが立てられることにより、18リットルの廃油が、処理工場に配達されたことが確認できる状態となる。
そして、この18リットルという欄に立てられているフラグの数を数え、18リットルと乗算することにより、例えば、処理工場に集められた廃油の総量を算出することができ、その情報を、利用者に提供することが可能となる。また、例えば、18リットルという欄にフラグが立てられ、かつ、電子メールアドレスの欄が“携帯電話機10−1@aaa.ne.jp”であるフラグの総数をカウントし、18リットルを乗算することにより、携帯電話機10−1の所有者である廃棄者に、その廃棄者が廃棄した廃油の総量に関する情報を提供することが可能となる。
例えば、図22に示したような情報が、サーバ7から利用者に提供される。図22に示した情報は、月毎の処理量を示したグラフと総処理量の値から構成されている。このようなグラフも、データベース281に記載されている情報を用いることで作成することができ、利用者に提供することができる。
また、廃棄者が、このような情報を閲覧したいときには、携帯電話機10−1で、依頼票211に印刷されていたQRコード71の情報を読み取ることで、サーバ7にアクセスすることができ、情報を閲覧できるようになされている。
依頼票211は、上記したように、一斗缶201に添付するため、廃棄者の手元には残っていないが、例えば、依頼票211から切り取りでき、手元に残しておけるようなQRコード71も、依頼票211とともに配布されるようにすれば、依頼票211を一斗缶201に添付してしまった後にも、廃棄者の手元にQRコード71が残り、サーバ7に簡単にアクセスできる手段を提供することが可能となる。
または、利用者が、登録用カード251を、登録が終わった後も手元に残しておけば、その登録用カード251に印刷されているQRコード71’を用いて、サーバ7にアクセスすることが可能となる。
このように、QRコードを携帯電話機で読み込み、電子メールを送信するようにし、電子メールを受信する側で、受信した電子メールの電子メールアドレスと受信時刻を管理するようにすることで、商品が、どこにあるのか、誰が管理しているのか等を管理することが可能となる。
また、QRコードを用いることでコスト高になるといったようなことはなく、導入するときの初期費用を抑えることができるため、例えば、小売業者などでも導入することが可能となる。また、QRコードから情報を読み取る装置として携帯電話機を用いることができる。携帯電話機は、普及しているため、また、QRコードを読み取るための専用端末ではないため、上記したようなシステムを導入するときに、費用がかからず、導入しやすいという効果がある。
また、QRコードを読み取る装置として、携帯電話機以外の装置を用いても本発明を実施することは可能である。また、上記した実施の形態においては、QRコードを用いた例を示したが、QRコード以外のコード、例えば、ICチップなどを用いても、本発明を適用することができる。
上記した実施の形態においては、廃油を処理する場合を例にあげて説明したが、廃油を処理する以外にも本発明を適用することは可能である。また、上記した実施の形態においては、電子メールアドレスが、サーバ7側のデータベース281に登録されるとしたが、携帯電話機10の個体番号など、携帯電話機10または携帯電話機10を使用するユーザを一意に特定できる情報が、送受信され、データベース281に登録されるようにしても良い。
また、上記した実施の形態においては、QRコード71(依頼票211)は、紙媒体である場合を例にあげて説明したが、紙媒体でなくても良いし、一斗缶201自体に印刷されているようにしても良い。
また、上記した実施の形態においては、QRコード71には、サーバ7の電子メールアドレスや、QRコード71を識別するID(登録者IDなど)が情報として書き込まれているとして説明したが、それ以外の情報も書き込まれるようにしても良い。例えば、サーバ7のURLなども書き込まれ、サーバ7に簡単にアクセスできるような手段をユーザ側に提供できるようにしても良いし、電子メールアドレスの代わりに、URLが情報として記載されているようにしても良い。また、例えば、権限などに関する情報も記載されるようにしても良い。
[記録媒体について]
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
パーソナルコンピュータの構成は、例えば、図8に示したようなサーバ2と同様の構成とすることができる。サーバ2のCPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105およびバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)等)、光磁気ディスク、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア111に記録して、あるいは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供される。
そして、プログラムは、リムーバブルメディア111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、予めインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
本発明を適用したシステムの一実施の形態の構成を示す図である。 携帯電話機の外観の構成を示す図である。 携帯電話機の上部の外観の構成を示す図である。 携帯電話機の内部構成を示す図である。 QRコードを用いたシステムの構成例を示す図である。 QRコードについて説明するための図である。 携帯電話機の機能について説明するための図である。 サーバの内部構成例について説明するための図である。 サーバの機能について説明するための図である。 システムで行われる処理について説明するためのフローチャートである。 データベースについて説明するための図である。 本発明を適用した具体的なシステムの一実施の形態の構成を示す図である。 依頼票について説明するための図である。 廃油処理について説明するためのフローチャートである。 データベースについて説明するための図である。 登録に関わる処理について説明するためのフローチャートである。 登録用のカードについて説明するための図である。 登録用画面の一例を示す図である。 廃油処理について説明するためのフローチャートである。 依頼票の添付について説明するための図である。 データベースについて説明するための図である。 情報の閲覧画面の一例を示す図である。
符号の説明
10 携帯電話機, 18 液晶ディスプレイ, 19 操作キー, 40 主制御部, 42 操作入力制御部, 71 QRコード, 91 QRコード読み取り部, 92 QRコード解析部, 93 電子メール作成部, 94 電子メール送受信部, 101 CPU, 102 ROM, 103 RAM, 104 バス, 105 入出力インタフェース, 106 入力部, 107 出力部, 108 記憶部, 109 通信部, 110 ドライブ, 111 リムーバブルメディア, 121 送受信部, 122, 登録部, 123 データベース, 124 計時部

Claims (10)

  1. 所定のコード、前記所定のコードから情報を読み取る端末、および前記端末からの情報を受信し、管理するサーバから構成される情報処理システムにおいて、
    前記所定のコードは、
    前記サーバの電子メールアドレスと、前記所定のコードを識別するためのIDを少なくとも含み、
    前記端末は、
    前記所定のコードから前記電子メールアドレスと前記IDを読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段により読み取られた前記IDを含めた電子メールであり、前記読み取り手段により読み取られた前記電子メールアドレスへの電子メールを作成する作成手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    複数のIDが記載され、ID毎に前記端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースと、
    前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれる前記IDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載する記載手段と
    を備える
    情報処理システム。
  2. 前記所定のコードは、QRコードである
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記端末は、携帯電話機である
    請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースと、
    前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載する記載手段と
    を備え、
    前記電子メールは、前記端末が所定のコードを読み取ったときに作成され、送信され、
    前記所定のコードは、所定物とともに移動できる状態にされている
    情報処理装置。
  5. 前記所定のコードには、前記情報処理装置の電子メールアドレスと前記複数のIDのうちの1つのIDが記載され、
    前記端末は、前記所定のコードから、前記電子メールアドレスを読み取り、その電子メールアドレスを送信先とした電子メールを作成し、その作成する電子メールに、前記所定のコードから読み取ったIDを含ませる
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定のコードは、QRコードである
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定のコードは、複数の異なる端末に読み取られ、
    前記データベースには、同一のIDに複数の異なる端末からの前記電子メールアドレスと前記電子メールを受信した時刻が関連付けられて記載される
    請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記端末は、携帯電話機である
    請求項4に記載の情報処理装置。
  9. 複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースを備える情報処理装置の情報処理方法であって、
    前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載するための制御を行い、
    前記電子メールは、前記端末が所定のコードを読み取ったときに作成され、送信され、
    前記所定のコードは、所定物とともに移動できる状態にされている
    情報処理方法。
  10. 複数のIDが記載され、ID毎に端末の電子メールアドレスと、前記端末からの電子メールを受信した時刻をそれぞれ記載する欄が設けられているデータベースを備える情報処理装置を制御するコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記端末から電子メールを受信したとき、その電子メールに含まれるIDと一致する前記データベースの欄に、受信された電子メールの電子メールアドレスと、受信時刻を記載するための制御を行い、
    前記電子メールは、前記端末が所定のコードを読み取ったときに作成され、送信され、
    前記所定のコードは、所定物とともに移動できる状態にされている
    プログラム。
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