JP5266717B2 - 非接触リーダライタ、情報提供システム、リダイレクトサーバ、及びアドレス情報提供方法等 - Google Patents

非接触リーダライタ、情報提供システム、リダイレクトサーバ、及びアドレス情報提供方法等 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機等の携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システム等の技術分野に関する。
近年、携帯電話機の普及に伴い、商品やサービスの情報を電子メールにて配信するといった情報提供システムが普及している。特に最近では、商品やサービスの情報の中でも利用者が特に興味を持った情報を選別して配信する種々の工夫がなされている。
例えば、特許文献1には、この種の情報提供システムとして、情報管理者は、予め利用者にIC(Integrated Circuit)タグを配布しておき、商品やサービスのポスター等の広告媒体の背後にICタグに記録されたID(IDentifier)を読み取るICタグリーダを備えた端末を屋外や店舗内等に設置するという構成が開示されている。このような構成によれば、利用者は興味を持った商品やサービスのポスター等に自己が所有するICタグを翳すことにより、背後に設置されたICタグリーダによってICタグのIDが読み取られ、ポスター等に告知された広告の詳細な情報や、当該詳細な情報を提供する情報提供サーバのURL(Uniform Resource Locator)が、上記端末から利用者の携帯電話機に電子メールを通じて提供することができる。
また、別の例として、携帯電話機に搭載されたカメラにより、広告媒体に記述されたQRコード等を撮影することにより当該QRコードに含まれる情報提供サーバのURLを当該携帯電話機に提供する方法も知られている。
特開2003−308267号公報
しかしながら、特許文献1のような技術では、利用者の電子メールアドレスを事前に登録(つまり、第三者に開示)しておく必要があるので好ましくなく、その上、パケット料金がかかるという問題がある。また、電子メールが利用者の携帯電話機に届くまで若干のタイムラグがあり、場合によっては遅延するという問題もある。
また、携帯電話機に搭載されたカメラによりQRコード等を撮影することにより情報提供サーバのURLを取得する方法では、利用者は携帯電話機の操作キーを複数回押下してカメラを起動させ、当該カメラの焦点をQRコードに合わせる等の操作が必要であり煩雑であるという問題がある。また、利用者が情報提供サーバのURLを手入力する方法もあるが、当該入力のために操作キーを複数回押下するのは大変である。
そこで、本発明は、このような問題等に鑑みてなされたものであり、電子メールアドレスを事前に登録する必要がなく、利用者の携帯電話機等の携帯機器から特定のサーバに簡単にアクセスし、利用者が必要な情報を迅速に得ることを可能とした非接触リーダライタ、情報提供システム、リダイレクトサーバ、及びアドレス情報提供方法等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタであって、所定のサーバにアクセスするためのアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と、前記携帯機器を検知する検知手段と、前記携帯機器を検知した場合に、当該携帯機器の固有情報を当該携帯機器から読み取り、自己の固有情報が付加された前記アドレス情報に、前記携帯機器の固有情報を付加する付加手段と、前記自己の固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記アドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタであって、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、所定のサーバにアクセスするためのアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と、前記鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成手段と、前記携帯機器を検知する検知手段と、前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報及び前記生成された認証コードが付加された前記アドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、前記非接触リーダライタは、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、前記鍵データを用いて第一の認証コードを生成する認証コード生成手段と、前記携帯機器を検知する検知手段と、前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報及び前記生成された第一の認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、を備え、前記リダイレクトサーバは、前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二アドレス情報記憶手段から取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、を備えることを特徴とする
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報提供システムにおいて、前記リダイレクトサーバは、前記非接触リーダライタの前記固有情報と、当該非接触リーダライタ固有の鍵データと、を対応付けて記憶する鍵データ記憶手段と、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記鍵データを前記鍵データ記憶手段から取得し、当該取得した鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証手段と、を更に備え、前記返信手段は、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報提供システムにおいて、前記リダイレクトサーバは、前記第二のアドレス情報と、前記情報提供サーバ固有の鍵データと、を対応付けて記憶する鍵データ記憶手段と、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二のアドレス情報記憶手段から取得し、当該取得した前記第二のアドレス情報に対応する前記情報提供サーバ固有の鍵データを前記鍵データ記憶手段から取得し、当該取得した鍵データを用いて第二の認証コードを生成する認証コード生成手段と、前記第二のアドレス情報に、前記生成された第二の認証コードを付加する付加手段と、を更に備え、前記返信手段は、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、前記第二アドレス情報記憶手段から取得された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記第二の認証コードが付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の情報提供システムにおいて、前記リダイレクトサーバの付加手段は、前記第二のアドレス情報に、更に前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報を付加し、前記返信手段は、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、前記付加手段により前記第二の認証コードが付加された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記第二の認証コード、前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、前記非接触リーダライタは、前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、前記携帯機器を検知する検知手段と、前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、を備え、前記リダイレクトサーバは、前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二アドレス情報記憶手段から取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた日時を示す日時情報と、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報と、を対応付けてログ情報として記録するログ情報記録手段と、を備えることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、前記非接触リーダライタは、前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、前記携帯機器を検知する検知手段と、前記携帯機器を検知した場合に、当該携帯機器の固有情報を当該携帯機器から読み取り、自己の固有情報が付加された前記第一アドレス情報に、前記携帯機器の固有情報を付加する付加手段と、前記自己の固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、を備え、前記リダイレクトサーバは、前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二アドレス情報記憶手段から取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項に記載の情報提供システムにおいて、前記リダイレクトサーバは、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた日時を示す日時情報と、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報と、を対応付けてログ情報として記録するログ情報記録手段を更に備えることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8に記載の情報提供システムにおいて、前記リダイレクトサーバは、前記第二のアドレス情報に、前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報を付加する付加手段を更に備え、前記返信手段は、前記第二アドレス情報記憶手段から取得された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項3ないし10の何れか一項に記載の情報提供システムにおいて、前記非接触リーダライタの前記固有情報に対応付けられる前記第二のアドレス情報は、時間帯に応じて異なることを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項3に記載の情報提供システムに備えられるリダイレクトサーバであって、前記第二アドレス情報記憶手段と、前記返信手段とを備えることを特徴とする。
請求項13に記載の発明は、コンピュータを、請求項12に記載のリダイレクトサーバとして機能させることを特徴とする。
請求項14に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタであって、所定のサーバにアクセスするためのアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、前記鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成手段と、前記携帯機器を検知する検知手段と、前記携帯機器を検知した場合に、前記生成された認証コードが付加された前記アドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、を備えることを特徴とする。
請求項15に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、前記非接触リーダライタは、前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、前記鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成手段と、前記携帯機器を検知する検知手段と、前記携帯機器を検知した場合に、前記生成された認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、を備え、前記リダイレクトサーバは、互いに異なる複数の鍵データと、夫々の鍵データに対応付けられた所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための互いに異なる第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、前記第二アドレス情報記憶手段に記憶された鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証手段と、前記認証処理により認証できた鍵データに対応付けられた前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、を備えることを特徴とする。
請求項16に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器と、当該携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を用いてアドレス情報を前記携帯機器に提供するアドレス情報提供方法であって、前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶している前記非接触リーダライタが、前記携帯機器を検知した場合に、当該携帯機器の固有情報を当該携帯機器から読み取り、自己の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報に、前記携帯機器の固有情報を付加するステップと、前記非接触リーダライタが、自己の固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報を、前記携帯機器に送信する書込ステップと、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づき前記リダイレクトサーバにアクセスするステップと前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項17に記載の発明は、請求項16に記載のアドレス情報提供方法において、前記リダイレクトサーバが、前記第二のアドレス情報に、前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報を付加するステップを更に備え、前記返信ステップにおいては、前記取得された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする。
請求項18に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器と、当該携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を用いてアドレス情報を前記携帯機器に提供するアドレス情報提供方法であって、前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶している前記非接触リーダライタが、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成ステップと、前記非接触リーダライタが、前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報及び前記生成された認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を、前記携帯機器に送信する書込ステップと、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づき前記リダイレクトサーバにアクセスするステップと、前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信ステップと、を含むことを特徴とする。
請求項19に記載の発明は、請求項18に記載のアドレス情報提供方法において、前記非接触リーダライタの前記固有情報に対応付けて当該非接触リーダライタ固有の鍵データを予め記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する当該記憶された鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証ステップを更に備え、前記返信ステップにおいては、前記携帯機器がアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする。
請求項20に記載の発明は、携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を用いてアドレス情報を前記携帯機器に提供するアドレス情報提供方法であって、前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶している前記非接触リーダライタが、前記携帯機器を検知した場合に、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを用いて認証コードを生成し、当該生成された認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を、前記携帯機器に送信する書込ステップと、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づき前記リダイレクトサーバにアクセスするステップと、互いに異なる複数の鍵データと、夫々の鍵データに対応付けられた所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための互いに異なる第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記記憶された鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証ステップと、前記認証処理により認証できた鍵データに対応付けられた前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、非接触リーダライタが携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報が付加された上記第一のアドレス情報を、当該携帯機器に送信し、当該携帯機器が、当該第一のアドレス情報に基づきリダイレクトサーバにアクセスし、当該リダイレクトサーバが、携帯機器からのアクセスに応じて、上記端末固番号に対応する上記第2のアドレス情報を取得し、当該第2のアドレス情報を携帯電機器に返信するように構成したので、電子メールアドレスの事前登録を必要とせずに、当該第2のアドレス情報に基づき携帯機器から情報提供サーバに簡単にアクセスし、利用者が必要な情報を迅速に得ることができる。また、リダイレクトサーバでリダイレクト先のアドレス情報 を管理することにより、非接触リーダライタ側で当該アドレス情報の設定等を省く(不要とする)ことができる。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について、図面に基づいて説明する。
[1.情報提供システムの構成及び機能]
先ず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報提供システムの構成及び機能について説明する。
図1は、本実施形態に係る情報提供システムの概要構成例を示す図である。
図1に示すように、情報提供システムSは、非接触リーダライタ1、携帯電話機2、リダイレクトサーバ3、及び情報提供サーバの一例としてのコンテンツサーバ4等を備えて構成されている。なお、通信手段の一例としてのネットワークNWは、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築されている(通信プロトコルにTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を採用)。
なお、図1の例では、非接触リーダライタ1及び携帯電話機2は、説明の便宜上、夫々一つずつ示されているが、非接触リーダライタ1は、商品やサービスの広告情報が提供される多数の場所(例えば、店舗内外、キャンペーン会場内、駅構内等)に設置されるようになっており、携帯電話機1は、利用者毎に多数存在する。また、コンテンツサーバ4も複数設置される。
[1−1.非接触リーダライタ1の構成及び機能]
非接触リーダライタ1は、アンテナ及び点灯パネル(携帯電話機2の利用者に当該非接触リーダライタ1を認知させるための複数の発光ダイオードが実装)11、電子回路基板(本発明における検知手段、付加手段、書込手段、及び認証コード生成手段の一例としてのCPU,RAM,本発明におけるアドレス情報記憶手段、第一のアドレス情報、及び鍵データ記憶手段の一例としてのROM(各種データ(例えばアドレス情報)及び非接触リーダライタ1の動作を担うプログラムを予め記憶)等が実装)等から構成されたRFIDリーダライタである。この非接触リーダライタ1は、例えば非接触ICカード技術である公知のFeliCa(登録商標)技術を採用しており、当該FeliCa技術を採用したICチップ(以下、「非接触ICチップ」という)及びアンテナが搭載された携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行うことが可能になっている。なお、携帯機器としては、例えば、携帯電話機、PDA、ポータブルプレイヤー等を適用可能であるが、本実施形態においては、携帯電話機2を適用する。
より具体的に、非接触リーダライタ1(CPU)は、携帯電話機2が所定距離(例えば、10cm程度)内に近づくと当該携帯電話機(非接触ICチップ)2をアンテナを介して検知(このとき、非接触リーダライタ1と携帯電話機(非接触ICチップ)2との間で相互認証が行われる)し、当該非接触ICチップに電波(例えば13.56MHz)を発信することで非接触ICチップに電力を供給(電磁誘導による)し、キャリアの変調により当該非接触ICチップ間でデータ通信を行うことにより、当該非接触ICチップからのデータの読み取り及び当該非接触ICチップへのデータの書き込みを非接触で行うことが可能になっている。また、このとき、非接触リーダライタ1は、携帯電話機2内の特定機能(例えば、ブラウザ機能)を起動させるコマンドを携帯電話機(非接触ICチップ)2に送信するようになっている。
また、非接触リーダライタ1のROMには、携帯電話機2がリダイレクトサーバ3にアクセスするための第一のアドレス情報の一例としてのURL(以下、「リダイレクトサーバURL」という)(つまり、アクセス先)、及び当該非接触リーダライタ1の固有情報の一例としての端末固有番号(多数の場所の設置された非接触リーダライタ間で一意に付与される番号(アクセスポイント端末番号))が予め記憶されるようになっている。そして、非接触リーダライタ1は、携帯電話機2を検知した場合に、自己の端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURL(例えば、「http://aa.bb.jp/redirect/?tid=123」)を上記コマンドと共に携帯電話機2に送信して上記非接触ICチップに該URLへのアクセスを促すようになっている。
ここで、予め端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURL(例えば、「http://aa.bb.jp/redirect/?tid=123」)をROMに記憶しておいても良いし、端末固有番号(例えば、「123」)とリダイレクトサーバURL(例えば、「http://aa.bb.jp/redirect/」)とを別々のメモリ領域記憶しておき、非接触リーダライタ1が携帯電話機2に送信する際に、プログラムを動作させるなどしてリダイレクトサーバURLに端末固有番号を付加するように構成しても良い。
また、非接触リーダライタ1は、携帯電話機2との間で相互認証の際に、当該携帯電話機2の固有情報の一例としての固有番号(例えば、当該携帯電話機2における非接触ICチップ内に予め記憶された当該非接触ICチップの固有番号が適用可能である、以下、これを「MB固有番号」という)を当該携帯電話機2から読み取るようになっている。そして、非接触リーダライタ1は、上記端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURLに、上記読み取られたMB固有番号を付加し、当該リダイレクトサーバURLを携帯電話機2に送信して上記非接触ICチップに該URLへのアクセスを促すことも可能である。
[1−2.携帯電話機2の構成及び機能]
携帯電話機2は、アンテナ、スピーカ、マイク、操作キー21、ディスプレイ22、及び電子回路基板(CPU,RAM,ROM(各種データ及び携帯電話機2の動作を担うプログラムを予め記憶)等が実装)により構成されている。
図2は、携帯電話機2内の機能ブロックの一例を示す概念図である。
図2に示すように、携帯電話機2は、一般的な通信制御機能(例えば、W−CDMA又はCDMA2000の通信方式による)、及びブラウザ機能(URLを指定することで所定のサーバにアクセスして所定の情報の提供を受ける(例えば、http(Hyper Text Transfer Protocol)による))等を有している。なお、当該携帯電話機2におけるこれらの機能は公知であるため詳しい説明を省略する。
更に、携帯電話機2は、上述した非接触ICチップ(当該携帯電話機2におけるCPUと電気的に接続されている)及びアンテナを搭載し、非接触リーダライタ1との間でデータ通信を行うことが可能になっている(いわゆる、公知の「おサイフケータイ」(登録商標)の機能を有する)。
そして、非接触リーダライタ1からの「携帯電話機2内のブラウザ機能を起動させる」コマンド及びリダイレクトサーバURLを受け取った非接触ICチップは、ミドルウェアを介して携帯電話機2内のブラウザをCPUに起動させる。こうして、非接触リーダライタ1から取得されたリダイレクトサーバURLは、非接触ICチップを介してCPUに伝送されるようになっている。
これにより、携帯電話機2(ブラウザ)は、当該リダイレクトサーバURLを指定してネットワークNWを介してリダイレクトサーバ3にアクセスし、当該リダイレクトサーバ3から、例えばリダイレクト先のURL(所定の情報を提供する情報提供サーバ(例えば、コンテンツサーバ4)にアクセスするための第二のアドレス情報の一例としてのURL)の提供(返信)を受けることになる。かかるリダイレクト先のURLは、非接触リーダライタ1の端末固有番号に対応するものであり、当該非接触リーダライタ1の設置場所に応じたリダイレクト先である。これにより、携帯電話機2は、リダイレクト先のURLを指定してネットワークNWを介して例えばコンテンツサーバ4にアクセスし(リダイレクト)、当該コンテンツサーバ4から例えば広告情報の提供を受け、ディスプレイ上に表示したり、スピーカから音声出力することになる。
なお、以下の説明において、コンテンツサーバにアクセスするためのURLを、コンテンツサーバURLと称するものとする。
[1−3.リダイレクトサーバ3の構成及び機能]
リダイレクトサーバ3は、返信手段、付加手段、ログ情報記録手段、認証手段、及び認証コード生成手段の一例としてのCPU,RAM,ROM(各種データ及びリダイレクトサーバ3の動作を担うコンピュータプログラムを予め記憶)等から構成された制御装置、第二アドレス情報記憶手段、及び鍵データ記憶手段の一例としてのハードディスクドライブ等の記録装置、及びネットワークNWに接続するための通信装置等を備えたサーバコンピュータである。かかるリダイレクトサーバ3は、IPアドレスが割り当てられ、ネットワークNW(インターネット)に常時接続されている。
また、リダイレクトサーバ3の記録装置には、リダイレクト先管理データベース31及びアクセスログデータベース32が構築されている。
リダイレクト先管理データベース31には、非接触リーダライタの端末固有番号と、リダイレクト先のURL(例えば、コンテンツサーバURL)と、が対応付けられて登録されるようになっている。このようなリダイレクト先のURLは、多数の場所に設置された非接触リーダライタ毎に設定することが可能である。これにより、システム管理者等は、非接触リーダライタが設置された多数の場所に応じた情報を提供するためのアクセス先を一括して管理することができ、必要に応じて変更することができる。
そして、リダイレクトサーバ3の制御装置は、携帯電話機2がリダイレクトサーバURLに基づきアクセスしてきた場合には、当該リダイレクトサーバURLに付加された非接触リーダライタの端末固有番号に対応するリダイレクト先のURLをリダイレクト先管理データベース31から取得し、当該リダイレクト先のURLをネットワークNWを介して携帯電話機2に返信するようになっている。
また、リダイレクトサーバ3の制御装置は、携帯電話機2がリダイレクトサーバURLに基づきアクセスしてきた日時を示す日時情報と、当該リダイレクトサーバURLに付加された非接触リーダライタの端末固有番号(当該リダイレクトサーバURLにMB固有番号が付加されている場合、当該MB固有番号も)と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)するようになっている。これにより、システム管理者等は、当該ログ情報を参照し、いつどの場所の非接触リーダライタが利用されて携帯電話機2からアクセスがあったかを把握することができる。
なお、携帯電話機2からのリダイレクトサーバURLに端末固有番号及びMB固有番号が付加されていた場合、リダイレクトサーバ3の制御装置は、当該端末固有番号に対応するリダイレクト先のURLに、当該端末固有番号及びMB固有番号を付加(埋め込み)し、これをネットワークNWを介して携帯電話機2に返信するように構成しても良い。
[1−4.コンテンツサーバ4等の構成及び機能]
コンテンツサーバ4は、CPU,RAM,ROM(各種データ及びコンテンツサーバ4の動作を担うコンピュータプログラムを予め記憶)等から構成された制御装置、ハードディスクドライブ等の記録装置、及びネットワークNWに接続するための通信装置等を備えたサーバコンピュータである。かかるコンテンツサーバ4は、IPアドレスが割り当てられ、ネットワークNW(インターネット)に常時接続されている。
また、コンテンツサーバ4の記録装置には、コンテンツデータベース41及びアクセスログデータベース42が構築されている。
コンテンツデータベース41には、携帯電話機2に提供するための情報(例えば広告情報)が登録されている。広告情報としては、例えば、店舗やキャンペーン会場における商品の広告情報(この場合、上記非接触リーダライタ1は、例えば店舗やキャンペーン会場に設置)や、例えば店舗や駅構内に設置されたフリーペーパラックに備えられた紙マガジンに記載された広告情報(この場合、上記非接触リーダライタ1は、例えばフリーペーパラックに設置)等が挙げられる。
なお、情報提供サーバの例としては、コンテンツサーバ4に限られるものではなく、例えば後述するスタンプラリーサーバやダウンロードサーバ等を適用することができ、スタンプラリーサーバやダウンロードサーバの構成は、コンテンツサーバ4と同様である。
なお、以下の説明において、スタンプラリーサーバにアクセスするためのURLを、スタンプラリーサーバURLと称し、以下の説明において、ダウンロードサーバにアクセスするためのURLを、ダウンロードサーバURLと称するものとする。
また、本実施形態において、スタンプラリーサーバやダウンロードサーバアクセスにおいては、携帯電話機2からアクセスしてきた日時を示す日時情報と、上述した端末固有番号及びMB固有番号と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース42に登録(記録)されるようになっている。
[2.情報提供システムの動作]
次に、以上のように構成された情報提供システムSにおける動作について、第1実施形態から第5実施形態に分けて説明する。
[2−1.第1実施形態]
先ず、図3及び図4を参照して、第1実施形態に係る情報提供システムSの動作を説明する。
図3は、第1実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図であり、図4は、第1実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。
なお、第1実施形態においては、図3に示すように、情報提供サーバとしてコンテンツサーバ4が適用され、アクセスログデータベース42は用いられない。
図4において、携帯電話機2の利用者が非接触リーダライタ1における点灯パネル11に携帯電話機2を近づける(翳す)と(例えば、当該点灯パネル11上約10cmの位置)、非接触リーダライタ1は当該携帯電話機2を検知し(ステップS1)、相互認証を実行する(ステップS2)。
次いで、非接触リーダライタ1は、当該非接触リーダライタ1の端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURLを取得し(ステップS3)、上記コマンドと、当該リダイレクトサーバURLとを携帯電話機2に送信(ステップS4、図3に示す「(1)URL送信」)して上記非接触ICチップに該URLへのアクセスを促す。
ここで、リダイレクトサーバURLと、端末固有番号とが別々のメモリ領域記憶しておく構成では、非接触リーダライタ1がリダイレクトサーバURL(図3の例では、「http://aa.bb.jp/redirect/」)に端末固有番号(図3の例では、「123」)を付加して、当該端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURL(例えば、「http://aa.bb.jp/redirect/?tid=123」)を生成することになる(以降の第2〜5実施形態においても同様)。
こうして非接触リーダライタ1から、上記コマンド及びリダイレクトサーバURLが携帯電話機2に送信されると、当該携帯電話機2はブラウザを起動させ、ディスプレイ22上に、図4に示すような画面51を表示する。このような表示状態において、携帯電話機2の利用者が操作キー21を操作し「はい」を選択し、操作キー21に含まれる実行キーを押下すると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、上記リダイレクトサーバURLに基づきネットワークNWを介してリダイレクトサーバ3にアクセスする(ステップS5、図3に示す「(2)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、リダイレクトサーバ3は、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時(図3の例では、年月日時)を示す日時情報と、当該リダイレクトサーバURLに付加された非接触リーダライタ1の端末固有番号(図3の例では、「123」)と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)する(ステップS6、図3に示す「(3)ログ記録」)。
次いで、リダイレクトサーバ3は、上記リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号(図3の例では、「123」)に対応するコンテンツサーバURL(図3の例では、「http://contents1.jp/m/」)をリダイレクト先管理データベース31から取得し(ステップS7)、当該コンテンツサーバURLをネットワークNWを介して携帯電話機2に返信する(ステップS8、図3に示す「(4)URL返信」)。
こうしてリダイレクトサーバ3から返信されたコンテンツサーバURLが携帯電話機2により受信されると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、自動(つまり、利用者の操作を必要とせず)リダイレクト(ステップS9)処理により上記コンテンツサーバURLに基づきネットワークNWを介してコンテンツサーバ4にアクセスする(ステップS10、図3に示す「(5)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、コンテンツサーバ4は、例えば広告情報をコンテンツデータベース41から取得し(ステップS11)、当該情報をネットワークNWを介して携帯電話機2に提供(送信)する(ステップS12、図3に示す「(6)情報提供」)。
こうしてコンテンツサーバ4から提供された広告情報が携帯電話機2により受信されると、当該広告情報は、図4に示すように、ディスプレイ22における画面52上に表示されることになる。
以上説明したように、上記第1実施形態によれば、非接触リーダライタ1が携帯電話機2を検知した場合に、自己の端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURLを携帯電話機2に送信し、携帯電話機2が当該リダイレクトサーバURLに基づきリダイレクトサーバ3にアクセスし、当該リダイレクトサーバ3が、携帯電話機2からのアクセスに応じて、リダイレクトサーバURLに付加された端末固番号に対応するコンテンツサーバURLを取得し、当該コンテンツサーバURLを携帯電話機2に返信するように構成したので、電子メールアドレスの事前登録を必要とせずに、当該コンテンツサーバURLに基づき携帯電話機2からコンテンツサーバ4に簡単に(利用者が操作キーを複数回押下することなく)アクセスし、利用者が必要な情報(例えば、広告情報)を迅速に(電子メールのように遅延するということがない)得ることができる。また、リダイレクトサーバ3でリダイレクト先のURLを管理することにより、非接触リーダライタ1側で当該URLの設定等を省く(不要とする)ことができる。
また、非接触ICチップが搭載された携帯電話機2であれば、特別なアプリケーションソフトをインストールすることなく、利用者が携帯電話機2を非接触リーダライタ1に近づけるだけで端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURLを携帯電話機2で簡単に取得し、更に、コンテンツサーバURLを携帯電話機2で簡単に取得することができる。
また、非接触リーダライタ1の設置場所に応じた情報を提供するコンテンツサーバのコンテンツサーバURLが変わらなければ非接触リーダライタ1に当該コンテンツサーバURLを記憶しておいても構わないが、本実施形態においては、多数の場所に設置される非接触リーダライタの設置場所毎に応じたコンテンツサーバのコンテンツサーバURLを、リダイレクトサーバ3のリダイレクト先管理データベース31に登録して一括管理するように構成したので、システム管理者等は、コンテンツサーバURLが変更されるような場合であっても、迅速に対応することができる。
また、リダイレクトサーバ3は、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、非接触リーダライタ1の端末固有番号と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)するように構成したので、システム管理者等は、当該ログ情報により、どの場所に(更にはどの時間帯に)設置された非接触リーダライタが最も多くの利用者により携帯電話機2にて翳されたのか(どの場所に設置された非接触リーダライタが人気があるか)を集計して分析することができる。よって、システム管理者等は、当該分析結果に基づく有用な情報を例えば広告情報の提供者(店舗やメーカ等)等に提供することができる。
また、システム管理者等は、当該分析結果から非接触リーダライタの最適な設置場所を検討することができる。
なお、コンテンツサーバ4から携帯電話機2に提供される情報としては、広告情報に限定されるものではなく、例えば観光案内情報、クーポン(例えば商品割引チケット)データ、来店ポイントデータ等を提供するものであっても良い。
[2−2.第2実施形態]
次に、図5及び図6を参照して、第2実施形態に係る情報提供システムSの動作を説明する。
図5は、第2実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図であり、図6は、第2実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。
なお、第2実施形態においても、図5に示すように、情報提供サーバとしてコンテンツサーバ4が適用され、アクセスログデータベース42は用いられない。
図6において、携帯電話機2の利用者が非接触リーダライタ1における点灯パネル11に携帯電話機2を近づけると、第1実施形態と同様、非接触リーダライタ1は当該携帯電話機2を検知し(ステップS21)、相互認証(非接触リーダライタ1により、携帯電話機2からMB固有番号(図5の例では、「998877」)が読み取られる(図5に示す「(1)MB固有番号読み取り」))を実行する(ステップS22)。
次いで、非接触リーダライタ1は、上述した端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURLを取得し、当該リダイレクトサーバURLに上記取得したMB固有番号(図5の例では、「998877」)を付加し(ステップS23)、上記コマンドと、上記端末固有番号及び当該MB固有番号が付加されたリダイレクトサーバURL(図5の例では、「http://aa.bb.jp/redirect/?tid=123&uid=998877」)とを携帯電話機2に送信(ステップS24、図5に示す「(2)URL送信」)して上記非接触ICチップに該URLへのアクセスを促す。
こうして非接触リーダライタ1から、上記コマンド及びリダイレクトサーバURLが携帯電話機2に送信されると、当該携帯電話機2はブラウザを起動させ、ディスプレイ22上に、図6に示すような画面53を表示する。このような表示状態において、携帯電話機2の利用者が操作キー21を操作し「はい」を選択し、操作キー21に含まれる実行キーを押下すると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、上記リダイレクトサーバURLに基づきネットワークNWを介してリダイレクトサーバ3にアクセスする(ステップS25、図5に示す「(3)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、リダイレクトサーバ3は、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時(図5の例では、年月日時)を示す日時情報と、当該リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号(図5の例では、「123」)及びMB固有情報(図5の例では、「998877」)と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)する(ステップS26、図5に示す「(4)ログ記録」)。
以降のステップS27からS32までの処理は、第1実施形態において説明した図4に示すステップS7からS12までの処理と同様であるので重複する説明を省略する。
以上説明したように、上記第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することに加え、リダイレクトサーバ3は、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、非接触リーダライタ1の端末固有番号と、携帯電話機2のMB固有番号と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)するように構成したので、システム管理者等は、当該ログ情報により、どの場所に(更にはどの時間帯に)設置された非接触リーダライタが最も多くの利用者により携帯電話機2にて翳されたのか(どの場所に設置された非接触リーダライタが人気があるか)を集計して分析することができ、更に、どの利用者によりどの場所に設置された非接触リーダライタが携帯電話機2にて翳されたのかも分析することができる。よって、システム管理者等は、当該分析結果に基づくより有用な情報を例えば広告情報の提供者(店舗やメーカ等)等に提供することができる。
[2−3.第3実施形態]
次に、図7及び図8を参照して、第3実施形態に係る情報提供システムSの動作を説明する。
図7は、第3実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図であり、図8は、第3実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。
なお、第3実施形態においては、図7に示すように、情報提供サーバとしてスタンプラリーサーバ4xが適用され、アクセスログデータベース42が用いられる。
この第3実施形態においては、例えば各地方の観光名所等の複数拠点又は博覧会等におけるアトラクション等の複数拠点に、非接触リーダライタが設置されており、携帯電話機2の利用者は、これらの各拠点を巡り非接触リーダライタに当該携帯電話機2を翳してスタンプをもらうようになっている。
図8において、携帯電話機2の利用者が、拠点2における非接触リーダライタ1における点灯パネル11に携帯電話機2を近づけると、第2実施形態と同様、非接触リーダライタ1は当該携帯電話機2を検知し(ステップS41)、相互認証(非接触リーダライタ1により、携帯電話機2からMB固有番号(図7の例では、「998877」)が読み取られる(図7に示す「(1)MB固有番号読み取り」)を実行する(ステップS42)。
なお、携帯電話機2の利用者は、拠点1における非接触リーダライタには携帯電話機2を既に翳しているものとする。
次いで、非接触リーダライタ1は、当該非接触リーダライタ1の端末固有番号(図7の例では、「222」)が付加されたリダイレクトサーバURLを取得し、当該リダイレクトサーバURLに上記取得したMB固有番号(図7の例では、「998877」)を付加し(ステップS43)、上記コマンドと、上記端末固有番号及び当該MB固有番号が付加されたリダイレクトサーバURL(図7の例では、「http://aa.bb.jp/redirect/?tid=222&uid=998877」)とを携帯電話機2に送信(ステップS44、図7に示す「(2)URL送信」)して上記非接触ICチップ該URLへのアクセスを促す。
こうして非接触リーダライタ1から、上記コマンド及びリダイレクトサーバURLが携帯電話機2に送信されると、当該携帯電話機2はブラウザを起動させ、ディスプレイ22上に、図8に示すような画面55を表示する。このような表示状態において、携帯電話機2の利用者が操作キー21を操作し「はい」を選択し、操作キー21に含まれる実行キーを押下すると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、上記リダイレクトサーバURLに基づきネットワークNWを介してリダイレクトサーバ3にアクセスする(ステップS45、図7に示す「(3)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、リダイレクトサーバ3は、携帯電話機2からのリダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号(図7の例では、「222」)に対応するスタンプラリーサーバURL(図7の例では、「http://stampsvr.jp/?tid=<%TID%>&uid=<%UID%>」)をリダイレクト先管理データベース31から取得し、当該スタンプラリーサーバURLの置換文字列(<%TID%>)を上記リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号に置換すると共に、当該スタンプラリーサーバURLの置換文字列(<%UID%>)を上記リダイレクトサーバURLに付加されたMB固有番号に置換する(ステップS46)。これにより、当該端末固有番号及びMB固有番号がスタンプラリーサーバURLに付加されることになる。
次いで、リダイレクトサーバ3は、当該端末固有番号及びMB固有番号が付加されたスタンプラリーサーバURL(図7の例では、「http://stampsvr.jp/?tid=222&uid=998877」)をネットワークNWを介して携帯電話機2に返信する(ステップS47、図7に示す「(5)URL返信」)。
なお、ここで、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、当該リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号及びMB固有情報と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)するように構成しても良い。
こうしてリダイレクトサーバ3から返信されたスタンプラリーサーバURLが携帯電話機2により受信されると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、自動リダイレクト(ステップS48)処理により上記スタンプラリーサーバURL(図7の例では、「http://stampsvr.jp/?tid=222&uid=998877」)に基づきネットワークNWを介してスタンプラリーサーバ4xにアクセスする(ステップS49、図7に示す「(6)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、スタンプラリーサーバ4xは、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時(図7の例では、年月日時)を示す日時情報と、当該スタンプラリーサーバURLに付加された端末固有番号(図7の例では、「222」)及びMB固有情報(図7の例では、「998877」)と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース42に登録(記録)する(ステップS50、図7に示す「(7)ログ記録」)。
次いで、スタンプラリーサーバ4xは、例えばスタンプ帳画面を構成するデータをコンテンツデータベース41から取得し、上記アクセスログデータベース42に登録された上記携帯電話機2のMB固有番号に対応付けられた端末固有番号からスタンプを押す位置(つまり、スタンプ帳画面における位置)を特定し、当該スタンプを押す位置を示す情報及びスタンプ帳画面を構成するデータに基づき当該スタンプ帳画面データを生成し(ステップS51)、当該スタンプ帳画面データをネットワークNWを介して携帯電話機2に提供(送信)する(ステップS52、図7に示す「(8)スタンプ帳画面データ提供」)。
こうしてスタンプラリーサーバ4xから提供されたスタンプ帳画面データが携帯電話機2により受信されると、図8に示すようなスタンプ帳画面56がディスプレイ22上に表示されることになる。図8に示す例では、アクセスログデータベース42に登録された端末固有番号(図7の例では、「111」及び「222」)に対応して、拠点1及び2に対応するスタンプ表示エリア56a及び56bに「OKスタンプ」が表示されている。
以上説明したように、上記第3実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することに加え、多くの拠点を廻るスタンプラリーを登録不要で簡単に実現することができ、利用者は自己が廻った拠点を携帯電話機2上で容易に確認するができる。
また、スタンプラリーサーバ4xは、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、非接触リーダライタ1の端末固有番号と、携帯電話機2のMB固有番号と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース42に登録(記録)するように構成したので、システム管理者等は、当該ログ情報により、どの拠点に(更にはどの時間帯に)設置された非接触リーダライタが最も多くの利用者により携帯電話機2にて翳されたのか(どの拠点が人気があるか)を集計して分析することができ、更に、どの利用者がどの拠点を訪れたかや、当該利用者の導線を分析することもできる。
[2−4.第4実施形態]
次に、図9及び図10を参照して、第4実施形態に係る情報提供システムSの動作を説明する。
図9は、第4実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図であり、図10は、第4実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。
なお、第4実施形態においては、図9に示すように、情報提供サーバとしてダウンロードサーバ4yが適用され、アクセスログデータベース42が用いられる。
図10において、携帯電話機2の利用者が、非接触リーダライタ1における点灯パネル11に携帯電話機2を近づけると、第2実施形態と同様、非接触リーダライタ1は当該携帯電話機2を検知し(ステップS61)、相互認証(非接触リーダライタ1により、携帯電話機2からMB固有番号(図9の例では、「998877」)が読み取られる(図9に示す「(1)MB固有番号読み取り」)を実行する(ステップS62)。
次いで、非接触リーダライタ1は、当該非接触リーダライタ1の端末固有番号(図9の例では、「555」)が付加されたリダイレクトサーバURLを取得し、当該リダイレクトサーバURLに上記取得したMB固有番号を付加し(ステップS63)、上記コマンドと、上記端末固有番号及び当該MB固有番号が付加されたリダイレクトサーバURL(図7の例では、「http://aa.bb.jp/redirect/?tid=555&uid=998877」)とを携帯電話機2に送信(ステップS64、図9に示す「(2)URL送信」)して上記非接触ICチップに該URLへのアクセスを促す。
こうして非接触リーダライタ1から、上記コマンド及びリダイレクトサーバURLが携帯電話機2に送信されると、当該携帯電話機2はブラウザを起動させ、ディスプレイ22上に、図10に示すような画面57を表示する。このような表示状態において、携帯電話機2の利用者が操作キー21を操作し「はい」を選択し、操作キー21に含まれる実行キーを押下すると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、上記リダイレクトサーバURLに基づきネットワークNWを介してリダイレクトサーバ3にアクセスする(ステップS65、図9に示す「(3)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、リダイレクトサーバ3は、携帯電話機2からのリダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号(図9の例では、「555」)に対応するダウンロードサーバURL(図9の例では、「http://dlsvr1.jp/?tid=<%TID%>&uid=<%UID%>」)をリダイレクト先管理データベース31から取得し、当該ダウンロードサーバURLの置換文字列(<%TID%>)を上記リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号に置換すると共に、当該ダウンロードサーバURLの置換文字列(<%UID%>)を上記リダイレクトサーバURLに付加されたMB固有番号に置換する(ステップS66)。これにより、当該端末固有番号及びMB固有番号がダウンロードサーバURLに付加されることになる。
次いで、リダイレクトサーバ3は、当該端末固有番号及びMB固有番号が付加されたダウンロードサーバURL(図9の例では、「http://dlsvr1.jp/?tid=555&uid=998877」)をネットワークNWを介して携帯電話機2に返信する(ステップS67、図9に示す「(5)URL返信」)。
なお、ここで、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、当該リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号及びMB固有情報と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)するように構成しても良い。
こうしてリダイレクトサーバ3から返信されたダウンロードサーバURLが携帯電話機2により受信されると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、自動リダイレクト(ステップS68)処理により上記ダウンロードサーバURL(図9の例では、「http://dlsvr1.jp/?tid=555&uid=998877」)に基づきネットワークNWを介してダウンロードサーバ4yにアクセスする(ステップS69、図9に示す「(6)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、ダウンロードサーバ4yは、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時(図9の例では、年月日時)を示す日時情報と、当該ダウンロードサーバURLに付加された端末固有番号(図9の例では、「555」)及びMB固有情報(図9の例では、「998877」)と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース42に登録(記録)する(ステップS70、図9に示す「(7)ログ記録」)。
次いで、ダウンロードサーバ4yは、アクセスログデータベース42に登録されたログ情報を参照し、同一の端末固有番号において上記携帯電話機2のMB固有番号が2つ以上登録されているか否かを判断し、その判断結果に応じたダウンロード画面データ(つまり、MB固有番号が1つのみのときのダウンロード画面データ、又はMB固有番号が2つ以上のときのダウンロード画面データ)をコンテンツデータベース41から取得し(ステップS71)、当該ダウンロード画面データをネットワークNWを介して携帯電話機2に提供(送信)する(ステップS72、図9に示す「(8)ダウンロード画面データ提供」)。
こうしてダウンロードサーバ4yから提供されたダウンロード画面データが携帯電話機2により受信されると、図10に示すようなダウンロード画面58がディスプレイ22上に表示されることになる。ダウンロード画面58では、アクセスログデータベース42に同一の端末固有番号において上記携帯電話機2のMB固有番号が2つ以上登録されているので、ダウンロードできない旨を表示している。一方、仮に、アクセスログデータベース42に同一の端末固有番号において上記携帯電話機2のMB固有番号が1つのみ登録されている場合、図10に示すようなダウンロード画面59がディスプレイ22上に表示されることになり、利用者は、携帯電話機2における操作キー21を操作して着信メロディの音声データをダウンロードすることができる。
以上説明したように、上記第4実施形態によれば、上記第1実施形態と同様の効果を奏することに加え、システム管理者等は、著作権を有するコンテンツの管理が容易になる。例えば、システム管理者等は、着信メロディの音声データのダウンロード回数に応じた利用料金を著作権管理団体に支払う必要があるが、当該音声データを一度しかダウンロードできない仕組みを登録不要で簡単に実現することができ、より効率良く著作権を有するコンテンツを管理することができる。また、システム管理者等は、非接触リーダライタが設置された場所で一度しかもらえないコンテンツを配信することで、プレミアコンテンツとしての価値を高めることができる。また、利用者側にとっても事前登録不要で非接触リーダライタが設置された場所に関連したプレミアコンテンツを取得するこができる。
なお、上記第1及び第2実施形態において、コンテンツサーバ4でも、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、端末固有番号及びMB固有情報と、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース42に登録(記録)するように構成しても良い。
[2−5.第5実施形態]
次に、図11及び図12を参照して、第5実施形態に係る情報提供システムSの動作を説明する。
図11は、第5実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図であり、図12は、第5実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。
なお、第5実施形態においては、図11に示すように、一例として、情報提供サーバとしてコンテンツサーバ4が適用されるが、スタンプラリーサーバやダウンロードサーバであっても良い。
上述した第1〜第4実施形態においては、携帯電話機2によるアクセス先のURL(例えば、リダイレクトサーバURLやコンテンツサーバURLなど)が、利用者により一旦知られてしまうと、当該利用者が携帯電話機2の操作キー21を操作してアクセス先のURLを直接入力することにより当該携帯電話機2からアクセス先にアクセスできてしまう。このとき、アクセスされたサーバ側では、当該アクセスが、利用者が非接触リーダライタ1に当該携帯電話機2を近づける(翳す)ことによるアクセスなのか、利用者が携帯電話機2からアクセス先のURLを直接入力することによるアクセスなのか判らないという問題が生じる。
この問題を解決するため、第5実施形態では、非接触リーダライタ1がリダイレクトサーバURLを携帯電話機2に送信する際に当該ダイレクトサーバURLに認証コードを付加し、その認証コードの認証処理をリダイレクトサーバ3が行うことで、上記アクセスが非接触リーダライタ1に携帯電話機2を近づけることによるアクセスであることを確認するように構成している。更に、リダイレクトサーバ3がリダイレクト先のURLを携帯電話機2に返信する際に当該リダイレクト先のURLに認証コードを付加し、その認証コードの認証処理を例えばコンテンツサーバ4が行うことで、上記アクセスが非接触リーダライタ1に携帯電話機2を近づけることによるアクセスであることを確認するように構成している。
より具体的には、非接触リーダライタ1のROMには、リダイレクトサーバURL及び端末固有番号に加えて、当該非接触リーダライタ1固有のアクセスポイント鍵(非接触リーダライタ固有の鍵データの一例)が予め記憶されるようになっており、非接触リーダライタ1は、例えば当該アクセスポイント鍵、端末固有番号、及びMB固有番号(アクセスポイント鍵と端末固有番号だけでも構わない)を用いて認証コード(第一の認証コード、以下、「APMAC(Access Point Message Authentication code)」という)を生成し、当該APMACをリダイレクトサーバURLに付加し、当該APMAC、端末固有番号、及びMB固有番号等が付加されたリダイレクトサーバURLを携帯電話機2に送信するようになっている。
ここで、APMACを生成するための計算方法として、公知のHMAC―SHA1関数を用いることができる。この関数を利用した場合、APMACは次の(1)式で定義される。
APMAC=HMAC−SHA1Apkey(TID+UID)・・・(1)
ここで、「Apkey」は非接触リーダライタ1固有のアクセスポイント鍵を示し、「TID」は端末固有番号を示し、「UID」はMB固有番号を示す。TID=123、UID=998877とすると、APMAC=HMAC−SHA1Apkey(123998877)となる。
一方、リダイレクトサーバ3の記録装置には、アクセスログデータベース32に加えて、リダイレクト先ID管理データベース31aと、アクセスポイント鍵管理データベース33と、リダイレクト先URL・サービス鍵管理データベース34とが構築されている。
かかるリダイレクト先ID管理データベース31aには、様々な場所に設置された複数の非接触リーダライタ毎に、非接触リーダライタの端末固有番号と、リダイレクト先のサーバID(例えば、コンテンツサーバ4に固有のサーバID)と、が対応付けられて登録されるようになっている。また、アクセスポイント鍵管理データベース33には、上記複数の非接触リーダライタ毎に、非接触リーダライタの端末固有番号と、当該非接触リーダライタ固有のアクセスポイント鍵と、が対応付けられて登録されるようになっている。また、リダイレクト先URL・サービス鍵管理データベース34には、リダイレクト先のサーバIDと、リダイレクト先のURL(例えば、コンテンツサーバURL)と、コンテンツサーバ4固有のサービス鍵(情報提供サーバ固有の鍵データの一例)と、が対応付けられて登録されるようになっている(つまり、リダイレクト先のサーバID及びURL毎に、サービス鍵が管理される)。
リダイレクト先ID管理データベース31a及びリダイレクト先URL・サービス鍵管理データベース34により、非接触リーダライタの端末固有番号の夫々には、結果的に、リダイレクト先のURL及びそのサービス鍵がリダイレクト先のサーバIDを介して対応付けられる。
そして、リダイレクトサーバ3の制御装置は、携帯電話機2がリダイレクトサーバURLに基づきアクセスしてきた場合には、当該リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号に対応する非接触リーダライタ1固有のアクセスポイント鍵をアクセスポイント鍵管理データベース33から取得し、当該取得したアクセスポイント鍵等を用いて、当該リダイレクトサーバURLに付加されたAPMACの認証処理を行うようになっている。かかる認証処理では、例えば、取得したアクセスポイント鍵と、リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号、及びMB固有番号とが用いられて、非接触リーダライタ1と同様、上記(1)式によりAPMACが生成され、当該生成されたAPMACの値と、リダイレクトサーバURLに付加されたAPMACの値とが一致しているか否かが判別され、一致している場合には認証できた(認証OK)と決定される。
このように認証できた場合にはじめて、リダイレクトサーバ3の制御装置は、上記非接触リーダライタ1の端末固有番号に対応する(リダイレクト先のサーバIDにより対応付けられた)リダイレクト先のURLをリダイレクト先管理データベース34から取得し、当該リダイレクト先のURLをネットワークNWを介して携帯電話機2に返信することになる。このとき、リダイレクトサーバ3の制御装置は、リダイレクトサーバURLに付加された非接触リーダライタ1の端末固有番号に対応するリダイレクト先のサーバIDをリダイレクト先ID管理データベース31aから取得し、当該取得したサーバID(言い換えれば、上記取得したリダイレクト先のURL)に対応するコンテンツサーバ4固有のサービス鍵をリダイレクト先URL・サービス鍵管理データベース34から取得し、当該取得したサービス鍵と、リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号、及びMB固有番号(サービス鍵と端末固有番号だけでも構わない)とを用いて認証コード(第二の認証コード、以下、「SMAC(Service Message Authentication code)」という)を生成し、当該SMACを上記取得したリダイレクト先のURLに付加し、当該SMAC、端末固有番号、及びMB固有番号等が付加されたリダイレクト先のURL(例えば、コンテンツサーバURL)を携帯電話機2に返信するようになっている。
ここで、SMACを生成するための計算方法として、APMACと同様、公知のHMAC―SHA1関数を用いることができる。この関数を利用した場合、SMACは次の(2)式で定義される。
SMAC=HMAC−SHA1Svkey(UID+TID)・・・(2)
ここで、「Svkey」は情報提供サーバ固有のサービス鍵を示す。TID=123、UID=998877とすると、SMAC=HMAC−SHA1Svkey(998877123)となる。
一方、コンテンツサーバ4の記録装置には、コンテンツデータベース41及びアクセスログデータベース42に加えて、サービス鍵管理データベース43が構築されている。かかるサービス鍵管理データベース43には、当該コンテンツサーバ4固有のサービス鍵が登録されるようになっている。
そして、コンテンツサーバ4の制御装置は、携帯電話機2がコンテンツサーバURLに基づきアクセスしてきた場合には、当該コンテンツサーバ4固有のサービス鍵をサービス鍵管理データベース43から取得し、当該取得したサービス鍵等を用いて、当該コンテンツサーバURLに付加されたSMACの認証処理を行うようになっている。かかる認証処理では、例えば、取得したサービス鍵と、コンテンツサーバURLに付加された端末固有番号、及びMB固有番号とが用いられて、リダイレクトサーバ3と同様、上記(2)式によりSMACが生成され、当該生成されたSMACの値と、コンテンツサーバURLに付加されたSMACの値とが一致しているか否かが判別され、一致している場合には認証できた(認証OK)と決定される。このように認証できた場合にはじめて、コンテンツサーバ4の制御装置は、例えば広告情報を携帯電話機2に提供するようになっている。
以下、第5実施形態における、より詳細な動作を説明する。
図12において、携帯電話機2の利用者が非接触リーダライタ1における点灯パネル11に携帯電話機2を近づけると、第1実施形態と同様、非接触リーダライタ1は当該携帯電話機2を検知し(ステップS81)、相互認証(非接触リーダライタ1により、携帯電話機2からMB固有番号(図11の例では、「998877」)が読み取られる(図11に示す「(1)MB固有番号読み取り」))を実行する(ステップS82)。
次いで、非接触リーダライタ1は、アクセスポイント鍵及び端末固有番号をROMから読み出し、当該アクセスポイント鍵及び端末固有番号並びに携帯電話機2から取得したMB固有番号を用いて、上述したように、APMACを生成する(ステップS83、図11に示す「(2)APMAC生成」)。
次いで、非接触リーダライタ1は、上述した端末固有番号が付加されたリダイレクトサーバURLを取得し、当該リダイレクトサーバURLに上記取得したMB固有番号及び上記生成したAPMACを付加し(ステップS84、図11に示す「(3)APMAC等付加」)、上記コマンドと、上記端末固有番号、MB固有番号及びAPMACが付加されたリダイレクトサーバURL(図11の例では、「http://aa.bb.jp/redirect/?tid=123&uid=998877&apmac=d8fc65b4」)とを携帯電話機2に送信(ステップS85、図11に示す「(4)URL送信」)して上記非接触ICチップに該URLへのアクセスを促す。
こうして非接触リーダライタ1から、上記コマンド及びリダイレクトサーバURLが携帯電話機2に送信されると、当該携帯電話機2はブラウザを起動させ、ディスプレイ22上に、図12に示すような画面61を表示する。このような表示状態において、携帯電話機2の利用者が操作キー21を操作し「はい」を選択し、操作キー21に含まれる実行キーを押下すると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、上記リダイレクトサーバURLに基づきネットワークNWを介してリダイレクトサーバ3にアクセスする(ステップS86、図11に示す「(5)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、リダイレクトサーバ3は、当該リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号に対応する非接触リーダライタ1固有のアクセスポイント鍵(Apkey1)をアクセスポイント鍵管理データベース33から取得し、当該取得したアクセスポイント鍵等を用いて、上述したように、当該リダイレクトサーバURLに付加されたAPMACの認証処理を行う(ステップS87、図11に示す「(6)認証処理」)。
そして、上記APMACの認証処理により認証できた(認証OK)場合、リダイレクトサーバ3は、リダイレクトサーバURLに付加された非接触リーダライタ1の端末固有番号に対応するリダイレクト先のURL(例えば、コンテンツサーバURL)をリダイレクト先URL・サービス鍵管理データベース34から取得し、当該取得したリダイレクト先のURLに対応するコンテンツサーバ4固有のサービス鍵(Svkey1)をリダイレクト先URL・サービス鍵管理データベース34から取得し、上述したように、当該取得したサービス鍵と、リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号、及びMB固有番号とを用いて、SMACを生成する(ステップS88、図11に示す「(7)SMAC生成」)。
なお、上記APMACの認証処理により認証できた(認証OK)場合、リダイレクトサーバ3は、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、当該リダイレクトサーバURLに付加された非接触リーダライタ1の端末固有番号と、APMACと、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース32に登録(記録)するように構成しても良い。
次いで、リダイレクトサーバ3は、上記取得したリダイレクト先のURL(例えば、コンテンツサーバURL)に上記端末固有番号、MB固有番号及び上記生成したSMACを付加する(ステップS89、図11に示す「(8)SMAC等付加」)。
次いで、リダイレクトサーバ3は、上記端末固有番号、MB固有番号及びSMAC等が付加されたリダイレクト先のURLを携帯電話機2に返信する(ステップS90、図11に示す「(9)URL返信」)。
こうしてリダイレクトサーバ3から返信されたリダイレクト先のURLが携帯電話機2により受信されると、当該携帯電話機2(ブラウザ)は、自動(つまり、利用者の操作を必要とせず)リダイレクト(ステップS91)処理により上記リダイレクト先のURLに基づきネットワークNWを介してコンテンツサーバ4にアクセスする(ステップS92、図11に示す「(10)アクセス」)。
そして当該アクセスによりセッションが確立された後、コンテンツサーバ4は、サービス鍵(Svkey1)をサービス鍵管理データベース43から取得し、当該取得したサービス鍵等を用いて、上述したように、当該リダイレクト先のURLに付加されたSMACの認証処理を行う(ステップS93、図11に示す「(11)認証処理」)。
そして、上記SMACの認証処理により認証できた(認証OK)場合、コンテンツサーバ4は、例えば広告情報をコンテンツデータベース41から取得し(ステップS94)、当該情報をネットワークNWを介して携帯電話機2に提供(送信)する(ステップS95、図11に示す「(12)情報提供」)。
なお、上記SMACの認証処理により認証できた(認証OK)場合、リダイレクトサーバ3は、当該携帯電話機2がアクセスしてきた日時を示す日時情報と、当該リダイレクト先のURLに付加された非接触リーダライタ1の端末固有番号と、SMACと、を対応付けてログ情報としてアクセスログデータベース42に登録(記録)するように構成しても良い。
以上説明したように、上記第5実施形態によれば、非接触リーダライタ1がリダイレクトサーバURLを携帯電話機2に送信する際に当該リダイレクトサーバURLにAPMACを付加し、そのAPMACの認証処理をリダイレクトサーバ3が行うことにより、上記アクセスが非接触リーダライタ1に携帯電話機2を近づけることによるアクセスであることを確認でき、リダイレクトサーバ3がリダイレクト先のURLを携帯電話機2に返信する際に当該リダイレクト先のURLにSMACを付加し、そのSMACの認証処理を例えばコンテンツサーバ4が行うことにより、上記アクセスが非接触リーダライタ1に携帯電話機2を近づけることによるアクセスであることを確認することができる。これにより、第5実施形態は、例えば、何拠点か携帯電話機2を非接触リーダライタ1に翳して回り最後の拠点でプレゼント応募サイトにアクセスできるようにしたケースや、会場に来たお客さんだけ、特別割引ショッピングサイトにアクセスできるようにしたケースに、より効果的である。
しかも、リダイレクトサーバ3は、ダイレクトサーバURLに付加されたAPMACの認証後、当該APMACではなくSMACを生成してこれをリダイレクト先のURLに付加するように構成した(2段階で認証コードを生成)ので、より効率的なシステム運用を図ることができる。すなわち、コンテンツデータ4(或いは、スタンプラリーサーバやダウンロードサーバ)を運用する事業者は、非接触リーダライタ1及びリダイレクトサーバ3を運用する事業者とは異なる場合があり、各コンテンツデータ4に対して、対応する非接触リーダライタ1固有のアクセスポイント鍵を記憶させておくことは難しいが、各コンテンツデータ4に当該コンテンツデータ4固有のサービス鍵を記憶させておくことは容易であるためである。ただし、SMACを生成せずにAPMACをリダイレクト先のURLに付加するように構成しても構わない。この場合、各コンテンツデータ4に対して、対応する非接触リーダライタ1固有のアクセスポイント鍵を記憶させておく必要がある。
また、上記実施形態において、上記APMACは及びSMACは、公知のHMAC―SHA1関数を用いて算出されるように構成したが、別の例として、非接触リーダライタ1が端末固有番号及びMB固有番号(端末固有番号とMB固有番号の何れか一方、或いはその他の情報でも構わない)をアクセスポイント鍵で暗号化してAPMACを生成し、リダイレクトサーバ3が当該APMACをアクセスポイント鍵で復号する(SMACの場合、リダイレクトサーバ3が端末固有番号及びMB固有番号をサービス鍵で暗号化してSMACを生成し、コンテンツサーバ4がSMACをサービス鍵で復号)ことにより認証(復号できた場合認証OK)を行うように構成しても良い。この場合、リダイレクトサーバURL(又はリダイレクト先のURL)にはAPMAC(又はSMAC)のみを付加(端末固有番号及びMB固有番号を付加する必要はない)すれば良く、リダイレクトサーバ3側では登録されている複数のアクセスポイント鍵で例えば登録順に一つずつ使用し復号を試みて復号できた場合に、復号できた(認証できた)アクセスポイント鍵に対応する端末固有番号を特定し、当該端末固有番号に対応付けられたサービス鍵を取得してSMACを生成し、当該端末固有番号に対応付けられたリダイレクト先のURLを取得して、当該生成したSMACが付加されたリダイレクト先のURLを携帯電話機2に返信することになる。
また、上記実施形態において、リダイレクトサーバ3が、携帯電話機2の製造番号と上記MB固有番号とを対応付けて登録する携帯電話機製造番号管理データベースを更に備えておき、携帯電話機2がリダイレクトサーバURLに基づきアクセスしてきた場合に、リダイレクトサーバ3は、そのとき取得できる当該携帯電話機2の製造番号と、当該リダイレクトサーバURLに付加された端末固有番号と、の対応付けを携帯電話機製造番号管理データベースを参照して確認し、対応付けが正しい場合にのみ、以降の処理(例えば、ステップS87以降の処理)を実行するように構成すれば、例えば、APMACが付加されたリダイレクトサーバURLごと他の携帯電話機に転送された場合でも、不正なアクセスを検出することができる。
本実施形態に係る情報提供システムの概要構成例を示す図である。 携帯電話機2内の機能ブロックの一例を示す概念図である。 第1実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図である。 第1実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。 第2実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図である。 第2実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。 第3実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図である。 第3実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。 第4実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図である。 第4実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。 第5実施形態に係る情報提供システムSの動作例を示す概念図である。 第5実施形態に係る情報提供システムSにおける処理及び情報の流れ等を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 非接触リーダライタ
2 携帯電話機
3 リダイレクトサーバ
4 コンテンツサーバ
4x スタンプラリーサーバ
4y ダウンロードサーバ
31 リダイレクト先管理データベース
32 アクセスログデータベース
33 アクセスポイント鍵管理データベース
41 コンテンツデータベース
42 アクセスログデータベース
43 サービス鍵管理データベース
S 情報提供システム
NW ネットワーク

Claims (20)

  1. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタであって、
    所定のサーバにアクセスするためのアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と、
    前記携帯機器を検知する検知手段と、
    前記携帯機器を検知した場合に、当該携帯機器の固有情報を当該携帯機器から読み取り、自己の固有情報が付加された前記アドレス情報に、前記携帯機器の固有情報を付加する付加手段と、
    前記自己の固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記アドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、
    を備えることを特徴とする非接触リーダライタ。
  2. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタであって、
    当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、
    所定のサーバにアクセスするためのアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と、
    前記鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成手段と、
    前記携帯機器を検知する検知手段と、
    前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報及び前記生成された認証コードが付加された前記アドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、
    を備えることを特徴とする非接触リーダライタ。
  3. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、
    前記非接触リーダライタは、
    当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、
    前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、
    前記鍵データを用いて第一の認証コードを生成する認証コード生成手段と、
    前記携帯機器を検知する検知手段と、
    前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報及び前記生成された第一の認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、
    を備え、
    前記リダイレクトサーバは、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二アドレス情報記憶手段から取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  4. 請求項3に記載の情報提供システムにおいて、
    前記リダイレクトサーバは、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報と、当該非接触リーダライタ固有の鍵データと、を対応付けて記憶する鍵データ記憶手段と、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記鍵データを前記鍵データ記憶手段から取得し、当該取得した鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証手段と、
    を更に備え、
    前記返信手段は、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする情報提供システム。
  5. 請求項4に記載の情報提供システムにおいて、
    前記リダイレクトサーバは、
    前記第二のアドレス情報と、前記情報提供サーバ固有の鍵データと、を対応付けて記憶する鍵データ記憶手段と、
    前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二のアドレス情報記憶手段から取得し、当該取得した前記第二のアドレス情報に対応する前記情報提供サーバ固有の鍵データを前記鍵データ記憶手段から取得し、当該取得した鍵データを用いて第二の認証コードを生成する認証コード生成手段と、
    前記第二のアドレス情報に、前記生成された第二の認証コードを付加する付加手段と、を更に備え、
    前記返信手段は、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、前記第二アドレス情報記憶手段から取得された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記第二の認証コードが付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする情報提供システム。
  6. 請求項5に記載の情報提供システムにおいて、
    前記リダイレクトサーバの付加手段は、前記第二のアドレス情報に、更に前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報を付加し、
    前記返信手段は、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、前記付加手段により前記第二の認証コードが付加された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記第二の認証コード、前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする情報提供システム。
  7. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、
    前記非接触リーダライタは、
    前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、
    前記携帯機器を検知する検知手段と、
    前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、
    を備え、
    前記リダイレクトサーバは、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二アドレス情報記憶手段から取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた日時を示す日時情報と、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報と、を対応付けてログ情報として記録するログ情報記録手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  8. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、
    前記非接触リーダライタは、
    前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、
    前記携帯機器を検知する検知手段と、
    前記携帯機器を検知した場合に、当該携帯機器の固有情報を当該携帯機器から読み取り、自己の固有情報が付加された前記第一アドレス情報に、前記携帯機器の固有情報を付加する付加手段と、
    前記自己の固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、
    を備え、
    前記リダイレクトサーバは、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、当該第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を前記第二アドレス情報記憶手段から取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  9. 請求項8に記載の情報提供システムにおいて、
    前記リダイレクトサーバは、前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた日時を示す日時情報と、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報と、を対応付けてログ情報として記録するログ情報記録手段を更に備えることを特徴とする情報提供システム。
  10. 請求項8に記載の情報提供システムにおいて、
    前記リダイレクトサーバは、前記第二のアドレス情報に、前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報を付加する付加手段を更に備え、
    前記返信手段は、前記第二アドレス情報記憶手段から取得された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とする情報提供システム。
  11. 請求項3ないし10の何れか一項に記載の情報提供システムにおいて、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報に対応付けられる前記第二のアドレス情報は、時間帯に応じて異なることを特徴とする情報提供システム。
  12. 請求項3に記載の情報提供システムに備えられるリダイレクトサーバであって、
    前記第二アドレス情報記憶手段と、前記返信手段とを備えることを特徴とするリダイレクトサーバ。
  13. コンピュータを、請求項12に記載のリダイレクトサーバとして機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタであって、
    所定のサーバにアクセスするためのアドレス情報を記憶するアドレス情報記憶手段と、
    当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、
    前記鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成手段と、
    前記携帯機器を検知する検知手段と、
    前記携帯機器を検知した場合に、前記生成された認証コードが付加された前記アドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、
    を備えることを特徴とする非接触リーダライタ。
  15. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を備える情報提供システムであって、
    前記非接触リーダライタは、
    前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶する第一アドレス情報記憶手段と、
    当該非接触リーダライタ固有の鍵データを記憶する鍵データ記憶手段と、
    前記鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成手段と、
    前記携帯機器を検知する検知手段と、
    前記携帯機器を検知した場合に、前記生成された認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を前記携帯機器に送信する書込手段と、
    を備え、
    前記リダイレクトサーバは、
    互いに異なる複数の鍵データと、夫々の鍵データに対応付けられた所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための互いに異なる第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶する第二アドレス情報記憶手段と、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づきアクセスしてきた場合には、前記第二アドレス情報記憶手段に記憶された鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証手段と、
    前記認証処理により認証できた鍵データに対応付けられた前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供システム。
  16. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器と、当該携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を用いてアドレス情報を前記携帯機器に提供するアドレス情報提供方法であって、
    前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶している前記非接触リーダライタが、前記携帯機器を検知した場合に、当該携帯機器の固有情報を当該携帯機器から読み取り、自己の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報に、前記携帯機器の固有情報を付加するステップと、
    前記非接触リーダライタが、自己の固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第一のアドレス情報を、前記携帯機器に送信する書込ステップと、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づき前記リダイレクトサーバにアクセスするステップと、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信ステップと、
    を含むことを特徴とするアドレス情報提供方法。
  17. 請求項16に記載のアドレス情報提供方法において、
    前記リダイレクトサーバが、前記第二のアドレス情報に、前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報を付加するステップを更に備え、
    前記返信ステップにおいては、前記取得された前記第二のアドレス情報に代えて、前記付加手段により前記非接触リーダライタの固有情報及び前記携帯機器の固有情報が付加された前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とするアドレス情報提供方法。
  18. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器と、当該携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を用いてアドレス情報を前記携帯機器に提供するアドレス情報提供方法であって、
    前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶している前記非接触リーダライタが、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを用いて認証コードを生成する認証コード生成ステップと、
    前記非接触リーダライタが、前記携帯機器を検知した場合に、自己の固有情報及び前記生成された認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を、前記携帯機器に送信する書込ステップと、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づき前記リダイレクトサーバにアクセスするステップと、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報と、所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する前記第二のアドレス情報を取得し、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信ステップと、
    を含むことを特徴とするアドレス情報提供方法。
  19. 請求項18に記載のアドレス情報提供方法において、
    前記非接触リーダライタの前記固有情報に対応付けて当該非接触リーダライタ固有の鍵データを予め記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記第一のアドレス情報に付加された前記非接触リーダライタの固有情報に対応する当該記憶された鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証ステップを更に備え、
    前記返信ステップにおいては、前記携帯機器がアクセスしてきた場合で、且つ前記認証処理により認証できた場合に、当該第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信することを特徴とするアドレス情報提供方法。
  20. 携帯機器からのデータの読み取り及び当該携帯機器へのデータの書き込みを非接触で行う非接触リーダライタと、前記携帯機器との間で通信手段を介して通信を行うリダイレクトサーバと、を用いてアドレス情報を前記携帯機器に提供するアドレス情報提供方法であって、
    前記リダイレクトサーバにアクセスするための第一のアドレス情報を記憶している前記非接触リーダライタが、前記携帯機器を検知した場合に、当該非接触リーダライタ固有の鍵データを用いて認証コードを生成し、当該生成された認証コードが付加された前記第一のアドレス情報を、前記携帯機器に送信する書込ステップと、
    前記携帯機器が前記第一のアドレス情報に基づき前記リダイレクトサーバにアクセスするステップと、
    互いに異なる複数の鍵データと、夫々の鍵データに対応付けられた所定の情報を提供する情報提供サーバにアクセスするための互いに異なる第二のアドレス情報と、を対応付けて記憶している前記リダイレクトサーバが、前記携帯機器からのアクセスに応じて、前記記憶された鍵データを用いて、当該第一のアドレス情報に付加された前記認証コードの認証処理を行う認証ステップと、
    前記認証処理により認証できた鍵データに対応付けられた前記第二のアドレス情報を前記通信手段を介して携帯機器に返信する返信ステップと、
    を含むことを特徴とするアドレス情報提供方法。
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