JP2008183095A - 携帯用折畳み容器 - Google Patents
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Abstract
【効果】携帯用折畳み容器を例えば買物容器として利用する場合、運搬時や保管時に嵩張ることがなく利便性が良い。
【選択図】図1
Description
請求項1の発明にかかる携帯用折畳み容器は、下記のように構成されている。
底板2の外周に周壁4を設けた容器本体1において展開状態Pでは、その周壁4として複数の側板6,7,8,9を周方向へ並設してその並設状態を固定部材3により保持している。この各側板6,7,8,9のうち一部または全部の側板を構成する折畳み側板8,9において、周方向の両側には上下方向Zへ並設した複数の区画腕部16,17を有する支持腕14を設けるとともにこの両支持腕14間に仕切壁15を設けている。この両支持腕14の各区画腕部16,17のうち、上下方向Zで互いに隣接する上下両区画腕部16,17間を関節部18で互いに回動可能に支持するとともに、この両支持腕14の関節部18間で仕切壁15には折曲可能な柔軟体15を設け、最上区画腕部16を固定部材3に対し回動可能にし、最下区画腕部17を底板2に対し回動可能にしている。前記容器本体1において折畳み状態Qでは、周壁4の各折畳み側板8,9における両支持腕14の各区画腕部16,17のうち、互いに隣接する上下両区画腕部16,17を仕切壁15の柔軟体とともに関節部18で回動させて折り曲げ、最下区画腕部17を底板2に対し回動させて折り曲げ、最上区画腕部16を固定部材3に対し回動させて折り曲げて、底板2上で各折畳み側板8,9の両支持腕14の各区画腕部16,17を仕切壁15とともに互いに上下方向Zへ重ねている。
底板2と固定部材3との間でそれらの外周に周壁4を設けた容器本体1において展開状態Pでは、その周壁4として複数の折畳み側板8,9と複数の支持側板6,7とを周方向へ交互に並設してその並設状態を固定部材3により保持している。この各折畳み側板8,9において、周方向の両側には上下方向Zへ並設した複数の区画腕部16,17を有する支持腕14を設けるとともにこの両支持腕14間に仕切壁15を設けている。この両支持腕14の各区画腕部16,17のうち、上下方向Zで互いに隣接する上下両区画腕部16,17間を関節部18で互いに回動可能に支持するとともに、この両支持腕14の関節部18間で仕切壁15には折曲可能な柔軟体15を設け、固定部材3に対し上下方向Zで隣接する最上区画腕部16をその固定部材3に対し回動可能に支持し、底板2に対し上下方向Zで互いに隣接する最下区画腕部17をその底板2に対し回動可能に支持している。前記各支持側板6,7を固定部材3に対し回動可能に支持するとともに底板2に支持している。前記容器本体1において折畳み状態Qでは、周壁4の各支持側板6,7を固定部材3に対し回動させて固定部材3の内側に折り畳んだ状態で、周壁4の各折畳み側板8,9における両支持腕14の各区画腕部16,17のうち、互いに隣接する上下両区画腕部16,17を仕切壁15の柔軟体15とともに関節部18で回動させて折り曲げ、最下区画腕部17を底板2に対し回動させて折り曲げ、最上区画腕部16を固定部材3に対し回動させて折り曲げて、底板2上で各折畳み側板8,9の両支持腕14の各区画腕部16,17を仕切壁15とともに互いに上下方向Zへ重ねるとともに、この各折畳み側板8,9上で固定部材3及び各支持側板6,7を上下方向Zへ重ねている。
請求項1〜3の発明では、展開状態Pの容器本体1を買物かごとして利用することができるばかりでなく、買い物の往復時や実際の買い物時に容器本体1を折畳み状態Qにすれば、容器本体1が嵩張らず、容器本体1を容易に運搬したり保管したりすることができる。また、左右両折畳み側板8,9において、容器本体1の内外を仕切る機能を有する仕切壁15は、両支持腕14の各区画腕部16,17を関節部18で互いに折曲させる際に、両支持腕14の関節部18間に設けた柔軟体15で同時に折曲して左右両折畳み側板8,9を折り畳むことができる機能をも持たせることができる。
図1(a)(b)、図2(a)(b)及び図3(a)(b)に示すように、展開状態Pの携帯用折畳み容器は、例えば買い物容器として利用され、その容器本体1においては底板2と上枠3(固定部材)との間でそれらの外周に周壁4が設けられている。この底板2は、高分子材料(ある程度の剛性を保つことができる各種樹脂)により成形され、外周に前縁部2aと後縁部2bと左縁部2cと右縁部2dとを有している。この上枠3は、高分子材料(ある程度の剛性を保つことができる各種樹脂)により成形され、前枠部3aと後枠部3bと左枠部3cと右枠部3dとから環状をなしている。この上枠3において、前枠部3aと後枠部3bと左枠部3cと右枠部3dとの間には底板2に対し上下方向Zで相対向する出入口5が設けられている。
本実施形態は下記の効果を有する。
・ 前記実施形態において、上枠3を省略し、前後両支持側板6,7の下枠部10fを底板2に対し回動可能に支持するとともに、その前後両支持側板6,7に対し左右両折畳み側板8,9の上下両区画腕部16,17を固定部材により連結する。
・ 前記実施形態の前後両支持側板6,7において、枠体10の内側で布や網などの柔軟体からなる仕切壁11を省略し、枠体10の内側を埋めて一枚の板にする。
Claims (6)
- 底板の外周に周壁を設けた容器本体において展開状態では、その周壁として複数の側板を周方向へ並設してその並設状態を固定部材により保持し、この各側板のうち一部または全部の側板を構成する折畳み側板において、周方向の両側には上下方向へ並設した複数の区画腕部を有する支持腕を設けるとともにこの両支持腕間に仕切壁を設け、この両支持腕の各区画腕部のうち、上下方向で互いに隣接する上下両区画腕部間を関節部で互いに回動可能に支持するとともに、この両支持腕の関節部間で仕切壁には折曲可能な柔軟体を設け、最上区画腕部を固定部材に対し回動可能にし、最下区画腕部を底板に対し回動可能にし、
前記容器本体において折畳み状態では、周壁の各折畳み側板における両支持腕の各区画腕部のうち、互いに隣接する上下両区画腕部を仕切壁の柔軟体とともに関節部で回動させて折り曲げ、最下区画腕部を底板に対し回動させて折り曲げ、最上区画腕部を固定部材に対し回動させて折り曲げて、底板上で各折畳み側板の両支持腕の各区画腕部を仕切壁とともに互いに上下方向へ重ねた
ことを特徴とする携帯用折畳み容器。 - 底板と固定部材との間でそれらの外周に周壁を設けた容器本体において展開状態では、その周壁として複数の折畳み側板と複数の支持側板とを周方向へ交互に並設してその並設状態を固定部材により保持し、この各折畳み側板において、周方向の両側には上下方向へ並設した複数の区画腕部を有する支持腕を設けるとともにこの両支持腕間に仕切壁を設け、この両支持腕の各区画腕部のうち、上下方向で互いに隣接する上下両区画腕部間を関節部で互いに回動可能に支持するとともに、この両支持腕の関節部間で仕切壁には折曲可能な柔軟体を設け、固定部材に対し上下方向で隣接する最上区画腕部をその固定部材に対し回動可能に支持し、底板に対し上下方向で互いに隣接する最下区画腕部をその底板に対し回動可能に支持し、前記各支持側板を固定部材に対し回動可能に支持するとともに底板に支持し、
前記容器本体において折畳み状態では、周壁の各支持側板を固定部材に対し回動させて固定部材の内側に折り畳んだ状態で、周壁の各折畳み側板における両支持腕の各区画腕部のうち、互いに隣接する上下両区画腕部を仕切壁の柔軟体とともに関節部で回動させて折り曲げ、最下区画腕部を底板に対し回動させて折り曲げ、最上区画腕部を固定部材に対し回動させて折り曲げて、底板上で各折畳み側板の両支持腕の各区画腕部を仕切壁とともに互いに上下方向へ重ねるとともに、この各折畳み側板上で固定部材及び各支持側板を上下方向へ重ねた
ことを特徴とする携帯用折畳み容器。 - 前記固定部材は環状の上枠であることを特徴とする請求項2に記載の携帯用折畳み容器。
- 前記固定部材には展開状態で固定部材と底板とが上下方向で並ぶように容器本体を支え持つことができるホルダーを取り付けたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯用折畳み容器。
- 前記固定部材と底板との間には折畳み状態を保持することができる止め部材を取り付けたことを特徴とする請求項2から請求項4のうちいずれかの請求項に記載の携帯用折畳み容器。
- 前記固定部材または底板には折畳み状態で固定部材と底板とが上下方向に対し直交する横方向で並ぶように容器本体を支え持つことができるホルダーを取り付けたことを特徴とする請求項2から請求項5のうちいずれかの請求項に記載の携帯用折畳み容器。
Priority Applications (1)
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JP2007017663A JP2008183095A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | 携帯用折畳み容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007017663A JP2008183095A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | 携帯用折畳み容器 |
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Family
ID=39726530
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JP2007017663A Pending JP2008183095A (ja) | 2007-01-29 | 2007-01-29 | 携帯用折畳み容器 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012206770A (ja) * | 2011-03-30 | 2012-10-25 | Nippon Zeon Co Ltd | 組み立て式コンテナ |
KR102161496B1 (ko) * | 2019-05-10 | 2020-10-05 | 김우혁 | 접이식 다용도 수납상자 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3003798U (ja) * | 1994-01-31 | 1994-11-01 | 株式会社芋谷工業 | 携行折り畳み容器 |
JPH06329154A (ja) * | 1993-05-12 | 1994-11-29 | Sango:Kk | 牛乳パック等の運搬用バスケット |
JP2001158425A (ja) * | 1999-12-01 | 2001-06-12 | Showa Denko Plastic Products Kk | 軽量折りたたみコンテナ |
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2007
- 2007-01-29 JP JP2007017663A patent/JP2008183095A/ja active Pending
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