JP2008182614A - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 通信方式を切り替えて無線通信可能な無線通信装置において、所望の通信方式による無線通信を実現するために必要な情報を外部から取得する際に要する時間を短縮する。
【解決手段】 無線通信装置のメモリ12に、無線通信機能を構成する複数の機能モジュールを実現する複数のサブプログラムと、複数の機能モジュールの組み合わせ方を示す設定値を記述した設定ファイルを外部から取得するための更新用プログラムと、設定ファイルの設定値に従って各機能モジュールを動作させる制御プログラムと、を予め保持しておく。CPU1が更新用プログラムを実行して外部から設定ファイルを取得し、CPU1およびDSP2が当該取得した設定ファイルに従って制御プログラムを実行することで、設定ファイルの設定値に応じた機能モジュールの組み合わせによる通信方式の無線通信機能を実現する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信方式を切り替えて無線通信可能な無線通信装置に関する。
無線通信装置では、プログラム(ソフトウェア)の実行によって無線通信を実現する構成が多く使われている。このような無線通信装置は「ソフトウェア無線機」と呼ばれ、各通信方式に対応した複数のプログラムを選択的に実行することによって、通信方式の切り替えを可能にしている(例えば特許文献1参照。)。
特開2005−39557号公報
ソフトウェア無線機においては、所定の通信方式(送受信処理)に対応したプログラムを外部から取得(ダウンロード)できるようにすることが従来より行われている。
しかしながら、例えば伝送容量の小さい伝送路を通してダウンロードするような場合、従来の方法ではダウンロードに長時間を要することになり、その間伝送路が占有されてしまうという問題や、伝送時間が長いために伝送中の伝送路の品質変動が起こって誤りの発生の確率が増すという問題などが起こり得る。
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたものであり、通信方式を切り替えて無線通信可能な無線通信装置において、所望の通信方式による無線通信を実現するために必要な情報を外部から取得する際に要する時間を短縮することを目的としている。
本発明に係る無線通信装置は、所定の通信方式を実行するソフトウェアを複数の機能モジュールから構成する無線通信装置であって、前記複数の機能モジュールの中から使用する機能モジュールとその組み合わせ方を示す使用モジュール指示を外部から取得する取得手段と、取得した前記使用モジュール指示に従って前記ソフトウェアを構成し、前記通信方式を切り替える切替手段と、を備えることを特徴とする。
すなわち、通信方式を切り替えるために外部から取得する情報が、使用する機能モジュールとその組み合わせ方を示す使用モジュール指示であるため、従来方式のように所望の通信方式による無線通信を実現するプログラム全体や、当該通信方式による無線通信を構成する各機能モジュールのプログラムを取得する場合に比べて情報量が少ないことから、情報の取得に要する時間を短縮できる。
したがって、例えば伝送容量の小さい伝送路にて使用モジュール指示をダウンロードする場合であってもダウンロードを短時間で終了できるため、伝送路の占有時間を削減でき、また、伝送中の伝送路の品質変動による影響を受ける可能性が減少する。つまり、本発明は、比較的帯域の狭い無線チャネルを用いてダウンロードを行う場合に特に効果的である。
使用モジュール指示は、例えば、使用する複数の機能モジュールと各機能モジュール間のデータの入出力関係とを規定することで機能モジュールの組み合わせ方を表現したものであり、プログラムや設定ファイルといった種々の態様で実現できる。
複数の機能モジュールの組み合わせ方を各機能モジュールの動作指示を含めて記述したプログラムを使用モジュール指示として用いる場合は、切替手段を、当該プログラムを実行する手段として構成すればよい。
複数の機能モジュールの組み合わせ方を示す設定値を記述した設定ファイルを使用モジュール指示として用いる場合は、切替手段を、当該設定ファイルに記述された設定値に従って各機能モジュールを動作させる手段として構成すればよい。
なお、各機能モジュールを動作させる際に用いるパラメータを使用モジュール指示に含めてもよく、これにより機能モジュールの動作特性を変化させることができる。
使用モジュール指示の取得は、典型的には、自装置の無線通信機能を用いて外部記憶装置からダウンロードすることにより行うが、例えば、自装置に装着された携帯型の外部記憶媒体からダウンロードする構成や、通信ケーブル等によりネットワーク接続された外部記憶装置からダウンロードする構成とすることもできる。また、例えば、利用者から受け付けた入力内容に基づいて設定ファイルを生成して取得する構成とすることもできる。
各機能モジュールは、演算手段等にプログラムを実行させることで実現してもよく、或いは専用ハードウェアで実現してもよい。また、所望の通信方式による無線通信を実現するために必要な機能モジュールが無線通信装置に備えられていない場合には、当該機能モジュールを実現するプログラムを外部記憶媒体や外部記憶装置からダウンロードするように構成すればよい。
本発明に係る無線通信装置によると、所定の通信方式による無線通信機能を実現するために外部から取得する情報量を従来に比べて削減できるため、情報取得に要する時間を短縮できる。
本発明を一実施例に基づいて具体的に説明する。
本実施例に係る無線通信装置は、図1にその構成例を示すように、CPU(Central Processing Unit)1、DSP(Digital Signal Processor)2、無線部3、アンテナ4、メモリ12、を備えている。
メモリ12は、CPU1およびDSP2で実行することにより無線通信機能を構成する複数の機能モジュールを実現するための複数のサブプログラムを工場出荷時から予め保持している。なお、サブプログラムは、無線通信により外部記憶装置からサブプログラムをダウンロードしたり、携帯型の外部記憶媒体を接続してサブプログラムをダウンロードしたりすることで、事後的に取得することも可能である。
また、メモリ12は、複数の機能モジュールの組み合わせ方(使用する機能モジュールと各機能モジュール間のデータの入出力関係)を示す設定値を記述した設定ファイル(使用モジュール指示)、当該設定ファイルに記述された設定値に従って各機能モジュールを動作させる制御プログラム、設定ファイルを外部から取得するための更新用プログラムなども保持している。なお、本例の設定ファイルには、通信方式、変調方式、それらの機能及び特性諸元に応じて、必要な機能モジュールの組み合わせ方と共に各機能モジュールを動作させる際に用いるパラメータを設定している。
CPU1は、メモリ12が保持する各プログラムに従ってDSP2および無線部3の動作を制御・監視する。
DSP2は、CPU1による制御の下で設定ファイルに従って制御プログラムを実行することで、当該設定ファイルで示された機能モジュールの組み合わせ方に対応する各サブプログラムを組み合わせて実行し、当該機能モジュールの組み合わせによる通信方式の無線通信機能を実現する。
無線部3は、DA変換器(DAC)5、周波数変換器(FCONV)6、電力増幅器(PA)7、送受信スイッチ(T/R SW)8、線形増幅器(LNA)9、周波数変換およびIF増幅器(FCONV・IFA)10、AD変換器(ADC)11を有している。
情報の無線送信処理は、無線送信の対象として入力された伝送情報あるいは制御情報を、CPU1が所定の伝送フォーマットに整えてDSP2に出力し、DSP2によって実現される無線通信機能により所定の変調方式の変調処理を施して無線部3に出力し、無線部3のDA変換器5、周波数変換器6、電力増幅器7、送受信スイッチ8を通して所定の周波数の電波としてアンテナ4により無線送信することにより行う。
情報の無線受信処理は、アンテナ4が無線受信した電波を、無線部3の送受信スイッチ8、線形増幅器9、周波数変換およびIF増幅器10、AD変換器11を通してIF(Intermediate Frequency)又はベースバンド帯の信号としてDSP2に出力し、DSP2によって実現される無線通信機能により所定の変調方式に対応した復調処理を施してデジタル符号としてCPU1に出力し、CPU1が伝送情報あるいは制御情報を取り出して出力することにより行う。
本例の無線通信装置では、メモリ12が予め保持しているサブプログラムをCPU1およびDSP2で実行することによって各機能モジュールを無線通信装置上に実現しているが、専用ハードウェアにより構成された各機能モジュールを無線通信装置が備えてもよく、サブプログラムにより実現する機能モジュールと専用ハードウェアにより構成された機能モジュールとを混在させてもよい。
本例の無線通信装置では、メモリ12が保持している更新用プログラムをCPU1で実行することによって本発明に係る取得手段を構成しており、無線通信装置が備える外部入出力ラインを介して接続された携帯型の外部記憶媒体から設定ファイルをダウンロードする機能を実現している。なお、例えば、外部記憶装置から無線チャネルを介して設定ファイルをダウンロードする機能を実現する更新用プログラムを用いて取得手段を構成することもでき、この場合は、無線チャネルにより受信する信号が伝送情報(あるいは制御情報)又は設定ファイルのいずれかを示す情報を当該信号中に持たせるようにすることで、設定ファイルの受信を判別できる。また、例えば、無線通信装置のディスプレイ画面に設定ファイルに設定する情報の入力を促す画面を表示し、利用者から受け付けた入力内容に基づいて設定ファイルを生成する機能を実現する更新用プログラムを用いて取得手段を構成することもできる。
本例の無線通信装置では、CPU1およびDSP2により本発明に係る切替手段を構成しているが、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の他のハードウェア回路を用いて切替手段を構成するようにしてもよい。なお、本例では、本発明に係る使用モジュール指示として取得した設定ファイルを制御プログラムで読み込んで実行しているが、設定ファイルの設定内容を含む制御プログラムを使用モジュール指示として取得し、当該制御プログラムを実行するようにしてもよい。
図2は、CPU1およびDSP2が設定ファイルに従って制御プログラムを実行することで無線通信装置上に実現された変調処理に係る機能モジュール群の機能ブロック図である。
変調処理は、変調入力のデジタル符号を変調の多値数に従って1又は複数のビットを直交座標上の信号点に対応した同相成分と直交成分とに変換するマッピング部31、マッピング部31からの変調速度に対応する多値信号に所定のフィルタ処理を施す2つのフィルタ部32及び33、キャリア発生部35、2つのフィルタ出力でキャリアを変調する直交変調部36といった機能モジュールで構成される。また、変調方式が周波数変調方式である場合には、周波数を位相の変化に変換する処理というような変換処理を関数変換部34で各フィルタ出力に対して行う。なお、OFDM(直交周波数分割多重:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)のような複数のキャリアを使う変調方式においても、図2の処理をキャリア数だけ繰り返して行えば、所定の変調出力が得られる。
このような変調処理の構成は、デジタル変調に共通的に適用できる処理の構成であり、その装置の変調方式及び特性諸元によって各要素処理の中の係数、段数、変換テーブル等の値を変更すれば良い。
図3は、CPU1およびDSP2が設定ファイルに従って制御プログラムを実行することで無線通信装置上に実現された復調処理に係る機能モジュール群の機能ブロック図である。
復調処理は、復調入力を同相成分と直交成分とに同期検波する直交検波部51、その両成分に所定のフィルタ処理を行って信号成分を取り出す2つのフィルタ部52及び53、伝送路で発生したマルチパス等による波形の歪みを補償する等化器部54、変調方式によって必要となる変換を行う関数変換部55、それらの処理の結果として得られる同相成分と直交成分とから直交座標上の信号点の位置を求めて符号の判定をする判定回路部56、等化器出力又はフィルタ出力からユニークワードを検出して、それに同期したタイミングクロックとして判定に必要なタイミングを得るUW(ユニークワード)検出部57及びシンボル同期部58、入力に一致した位相のキャリアを再生するための位相検出部59及びVCO部60で構成される。なお、OFDMのような複数のキャリアを使う変調方式においては、この処理を繰り返し行うことで復調できる。
このような復調処理の構成は、デジタル変調に共通的に適用できる処理の構成であり、変調方式及び特性諸元の違いに対しては、変調と同様に各要素処理の係数、段数、変換テーブル等の値を変更すれば良い。
図4は、図2に示す変調処理に係る機能モジュール群を更に細分化して示している。同図に示す構成は、FSK(周波数変移変調:Frequency Shift Keying)、PSK(位相変移変調:Pha se Shift Keying)、QAM(直交振幅変調:Quadrature Amplitude Modulation)の変調処理が可能な機能モジュールの組み合わせ方を示しており、図5を参照して説明する。
FSKでは、図5(a)に示すように、S/P変換部(直並列変換部)71、マッピング部72、フィルタ部73、積分部75、θ/sinθ変換部76、sin(n2πfT)生成部77、乗算部78、θ/cosθ変換部79、cos(n2πfT)生成部80、乗算部81、加算部82の各機能モジュールが使用される。
FSKの変調処理は、データ入力を変調多値数に応じてS/P変換部71で多値符号化し、これを符号化方法に応じてマッピング部72で符号変換し、フィルタ部72で所定のスペクトラム及び波形に帯域制限し、積分部71で周波数から位相に変換され、θ/sinθ変換部76及びθ/cosθ変換部79でキャリアの同相成分の電圧及び直交成分の電圧に変換され、sin(n2πfT)生成部77及びcos(n2πfT)生成部80で生成されたキャリアの同相成分sin(n2πfT)及び直交成分cos(n2πfT)とそれぞれ乗算部78及び81で乗算され、両成分が加算部82で加算され、変調出力となる。
ここで、S/P変換部71は、変調多値数に応じて多値数が設定され、マッピング部72は、符号化方法によって変換テーブルが変更される。フィルタ部72はそのオーバーサンプル数とインパルス応答波形に応じてタップ数及び各タップの係数が変更され、積分部75はオーバーサンプル数に応じて位相のステップ幅が変更される。sin(n2πfT)生成部77及びcos(n2πfT)生成部80は、キャリア周波数とサンプル周波数の関係に応じて設定される。
一般的なPSKでは、図5(b)に示すように、S/P変換部71、マッピング部72、フィルタ部73、θ/sinθ変換部76、sin(n2πfT)生成部77、乗算部78、θ/cosθ変換部79、cos(n2πfT)生成部80、乗算部81、加算部82の各機能モジュールが使用される。
PSKの変調処理は、データ入力を変調多値数に応じてS/P変換部71で多値符号化し、これを符号化方法に応じてマッピング部72で符号変換し、フィルタ部72で所定のスペクトラム及び波形に帯域制限し、θ/sinθ変換部76及びθ/cosθ変換部79でキャリアの同相成分の電圧及び直交成分の電圧に変換され、sin(n2πfT)生成部77及びcos(n2πfT)生成部80で生成されたキャリアの同相成分sin(n2πfT)及び直交成分cos(n2πfT)とそれぞれ乗算部78及び81で乗算され、両成分が加算部82で加算され、変調出力となる。
各機能モジュールのパラメータの設定は、FSKと同様である。
QAMでは、図5(c)に示すように、S/P変換部71、マッピング部72、フィルタ部73及び74、sin(n2πfT)生成部77、乗算部78、cos(n2πfT)生成部80、乗算部81、加算部82の各機能モジュールが使用される。
QAMの変調処理は、データ入力を変調多値数に応じてS/P変換部71で多値符号化し、これを符号化方法に応じてマッピング部72で直交座標上の信号点を表す同相成分と直交成分の電圧値に符号変換し、両成分をそれぞれフィルタ部73及び74で所定のスペクトラム及び波形に帯域制限し、sin(n2πfT)生成部77及びcos(n2πfT)生成部80で生成されたキャリアの同相成分sin(n2πfT)及び直交成分cos(n2πfT)とそれぞれ乗算部78及び81で乗算され、両成分が加算部82で加算され、変調出力となる。
マッピング値は多値化されたデータと直交座標上の信号点の対応関係に応じて変換テーブルが設定され、その他の機能モジュールのパラメータの設定は、FSKと同様である。
以上の説明から分かるように、変調方式に応じた機能モジュールの組み合わせ方とその機能モジュールに設定するパラメータとを設定することによって、種々の変調方式に対応することが可能となる。
図6は、変調処理の機能モジュールの中のフィルタ処理部を更に細分化して示している。フィルタ処理は、マッピング出力の信号点の電圧値を示す符号列とフィルタのインパルス応答との畳み込み積分を行う処理である。マッピングからの入力は、インパルス応答のシンボル速度で見た時間長分シフトレジスタ部91に蓄積される。インパルス応答は、サンプル毎にシンボル長の間隔でインパルス応答を取り出せるようにフィルタのインパルス応答波形を並べ替えした形でインパルス応答生成部92から読み出され、シフトレジスタを一回転させて読み出した信号点と乗算部93で乗算されて、サンプル毎に累積加算部94で累積加算され、出力バッファメモリ部95に取り出される。
図7は、インパルス応答長が4シンボル長のフィルタで、処理をシンボル速度の4倍のサンプリングで行っている場合のインパルス応答とマッピング出力との関係を示している。インパルス応答波形をサンプル点ごとの数字で番号をつけ、マッピング出力がシンボル毎にabcdeで示されているとすると、最初のサンプル点では、
(13)×(a)+(9)×(b)+(5)×(c)+(1)×(d)
2番目のサンプル点では、
(14)×(a)+(10)×(b)+(6)×(c)+(2)×(d)
3番目のサンプル点では、
(15)×(a)+(11)×(b)+(7)×(c)+(3)×(d)
4番目のサンプル点では、
(16)×(a)+(12)×(b)+(8)×(c)+(4)×(d)
という計算をすることによって得られる。
以上の説明から分かるように、フィルタの処理はフィルタのインパルス応答のシンボル速度で見た時間長、オーバーサンプリング数、インパルス応答波形に応じて、シフトレジスタの長さ、シンボル当たりの計算の繰り返し回数、インパルス応答生成部の出力の長さ、インパルス応答生成部に蓄積する波形を設定することによって、同じ機能モジュールで異なるフィルタ特性を実現できる。
なお、無線通信機能を構成する機能モジュールとしては、上記実施例において示した以外の機能モジュールが使われることもあり、例えば、相関部、FFT(高速フーリエ変換)部、周波数シフト部、位相シフト部、変換点検出部、位相差検出部、タイミング同期部、PLL(位相同期ループ)部等の他の機能モジュールを予め備えておくことで、種々の通信方式に対応することができる。
これまでの説明では、変調処理について機能モジュールの組合せ方法を説明してきたが、復調処理についても同様の考え方で各種の復調方式いたいする処理を構成することができる。
本発明は、上記説明してきたように、無線通信において必要となる可能性がある要素処理を機能モジュールとして予め無線通信装置に備えている(本例では、各機能モジュールを実現するサブプログラムとしてメモリ12に保持している)。これにより、それらの機能モジュールとの組み合わせ方(および必要なパラメータ)を使用モジュール指示(本例では設定ファイル)として外部から与えることで種々の通信方式に対応することが可能となり、外部から取得する情報量を削減できるため、情報取得に要する時間を短縮できる。
本発明は、種々の無線通信装置に適用することができ、例えば、移動局装置や基地局装置に適用することができる。
また、本発明は、このような無線通信装置として実現できるほか、当該無線通信装置により実行される方法、使用モジュール指示を保持する外部記憶装置や外部記憶媒体と当該無線通信装置とにより構成される無線通信システムなど、他の態様として実現することもできる。
本発明の一実施例に係る無線通信装置の構成を示す図である。 本発明の一実施例に係る変調処理に係る機能モジュールを示す図である。 本発明の一実施例に係る復調処理に係る機能モジュールを示す図である。 本発明の一実施例に係る変調処理に係る機能モジュールを詳細に示す図である。 本発明の一実施例に係る変調処理に係る機能モジュールの変調方式に応じた組み合わせ例を示す図である。 本発明の一実施例に係るフィルタ処理に係る機能モジュールを詳細に示す図である。 本発明の一実施例に係るフィルタ処理を説明する図である。
符号の説明
1…CPU、 2…DSP、 3…無線部、 4…アンテナ、 5…DA変換器、 6…周波数変換器、 7…電力増幅器、 8…送受信スイッチ、 9…線形増幅器、 10…周波数変換およびIF増幅器、 11…AD変換器、 12…メモリ、
31…マッピング部、 32、33…フィルタ部、 34…関数変換部、 35…キャリア発生部、 36…直交変調部、
51…直交検波部、 52、53…フィルタ部、 54…等化器部、 55…関数変換部、 56…判定回路部、 57…UW検出部、 58…シンボル同期部、 59…位相検出部、 60…VCO部、
71…S/P変換部、 72…マッピング部、 73、74…フィルタ部、 75…積分部、 76…θ/sinθ変換部、 77…sin(n2πfT)生成部、 78、81…乗算部、 79…θ/cosθ変換部、 80…cos(n2πfT)生成部、 82…加算部、
91…シフトレジスタ部、 92…インパルス応答生成部、 93…乗算部、 94…累積加算部、 95…出力バッファメモリ部、

Claims (1)

  1. 所定の通信方式を実行するソフトウェアを複数の機能モジュールから構成する無線通信装置であって、
    前記複数の機能モジュールの中から使用する機能モジュールとその組み合わせ方を示す使用モジュール指示を外部から取得する取得手段と、
    取得した前記使用モジュール指示に従って前記ソフトウェアを構成し、前記通信方式を切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010074786A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Yokosuka Telecom Research Park:Kk 符号化復号化システム、符号化回路、復号化回路およびタグ通信装置
JP2016520263A (ja) * 2013-04-28 2016-07-11 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. アクセス技術構成のための方法、デバイスおよびシステム

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