JP2008181621A - 記録テープカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】第1鍔部を薄肉に構成しても寸法精度を確保することができるリーダ部材を得る。また、上記リーダ部材が適用されて該リーダ部材のケースに対する倒れを防止することができる記録テープカートリッジを得る。
【解決手段】リーダピン10は、磁気テープの幅よりも長い棒状に形成され長手方向の中間部が磁気テープを接続するためのテープ接続部38Aとされた軸部38と、軸部38におけるテープ接続部38Aの両外側から軸部38の長手方向との直交方向に張り出された一対の外フランジ40と、軸部38における一対の外フランジ40とテープ接続部38Aとの間から軸部38の長手方向との直交方向に張り出された一対の内フランジ42とを備える。外フランジ40の直径D40と内フランジ42の直径D42とは、互いに等しい。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケース内のリールに巻き回された記録テープの先端に取り付けられるリーダ部材、及び該リーダ部材を備えた記録テープカートリッジに関する。
ケース内に収容された単一のリールに巻き回された磁気テープの先端にリーダピンを取り付け、このリーダピンの長手方向両端に張り出し形成された両端固定部をケースの上下壁に形成されたアンダカット溝に収納することで、ケースに対しリーダピンを保持する磁気テープカートリッジが知られている(例えば、特許文献1参照)。この磁気テープカートリッジでは、リーダピンのケースに対する倒れやケースにおけるリーダピン出し入れ用の開口部(非接合部)の口開きを防止することができる。
特開2001−148179号公報
しかしながら、上記の如き従来の磁気テープカートリッジでは、リーダピンの両端固定部を逆円錘状に形成したり、段形状に形成したりするため、該両端固定部の最大径部が薄肉になってしまい、削り出しによるリーダピンの製造工程でチャッキングにより両端固定部が変形し、リーダピンにおけるケースに対する位置決め部である両端固定部の寸法精度が悪化することが懸念される。
本発明は、上記事実を考慮して、第1鍔部を薄肉に構成しても寸法精度を確保することができるリーダ部材を得ること、及び上記リーダ部材が適用されて該リーダ部材のケースに対する倒れを防止することができる記録テープカートリッジを得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係るリーダ部材は、記録テープの幅よりも長い棒状に形成され、長手方向の中間部が前記記録テープを接続するためのテープ接続部とされた軸部と、前記軸部における前記テープ接続部の両外側から、該軸部の長手方向との直交方向に張り出された一対の第1鍔部と、前記軸部における前記一対の第1鍔部の少なくとも一方と前記テープ接続部との間から、該軸部の長手方向との直交方向に張り出され、かつ該直交方向のうちの特定方向に沿った寸法が前記第1鍔部における前記特定方向に沿った寸法と等しくされた第2鍔部と、を備える。
請求項1記載のリーダ部材は、一対の第1鍔部と少なくとも1つの第2鍔部とが、軸部におけるテープ接続部の外側部分から張り出されて構成されている。このリーダ部材は、例えば棒材(線材)の切削加工にて各部が形成される。この際、少なくとも一方の第1鍔部の端面(軸部の長手方向における端面)を加工するために、各第1鍔部において完成前のリーダ部材を保持することとなる。ここで、本リーダ部材では、軸部の長手方向との直交面に沿う方向のうち、特定方向において第1鍔部と第2鍔部との寸法が等しいため、一対の第1鍔部と第2鍔部とにおいて完成前のリーダ部材を保持するための荷重を支持することができる。このため、仮に一対の鍔部を薄肉に構成した場合でも、一対の第1鍔部と第2鍔部とにおいて保持荷重を分散させて、完成前のリーダ部材の第1鍔部の変形を抑制しつつ該リーダ部材をしっかりと保持し、所要の精度で加工を施すことができる。
このように、請求項1記載のリーダ部材は、第1鍔部を薄肉に構成しても寸法精度を確保することができる。なお、第2鍔部は、各第1鍔部とテープ接続部との間にそれぞれ設けることが望ましい。
請求項2記載の発明に係るリーダ部材は、請求項1記載のリーダ部材において、前記第1鍔部及び第2鍔部は、それぞれ外周縁が軸方向視で互いに同軸的な円形に形成されており、かつ互いの直径が等しくされている。
請求項2記載のリーダ部材では、一対の第1鍔部と第2鍔部とが軸部の長手方向との直交面に沿う各方向において同じ寸法を有するため、完成前のリーダ部材の保持方向に制約がなく、製造時の作業性が良好である。
請求項3記載の発明に係る記録テープカートリッジは、ケースと、前記ケースに回転可能に収容された単一のリールと、前記リールに巻き回された記録テープと、前記テープ接続部に前記記録テープの先端が接続されると共に該記録テープの幅方向両側に前記第2鍔部が設けられている請求項1又は請求項2記載のリーダ部材と、前記ケースに設けられ、前記リーダ部材を出し入れするための開口部と、前記開口部に臨んで前記第1鍔部が出入可能に開口する収容部を、前記ケースにおける前記軸部の長手方向両側にそれぞれ形成した一対の壁部と、前記一対の壁部のそれぞれから前記収容部側に張り出され、前記収容部内に位置する前記第1鍔部と前記第2鍔部との間に入り込む張出部と、を備えている。
請求項3記載の記録テープカートリッジでは、記録テープに情報の読み書きを行う際には、例えば、ドライブ装置の引き出し機構がリーダ部材を操作(保持)して記録テープを開口部を通じてケースから引き出す。ドライブ装置の引き出し機構は、例えばリーダ部材における第1鍔部と第2部鍔部との間の軸部を操作(保持)することができる。一方、不使用時には、リーダ部材は、一対の第1鍔部がケースの対応する収容部に収容された姿勢で、該ケースに支持される。この姿勢では、各第1鍔部は、軸部の長手方向との直交方向における収容部の開口側を除く方向への移動が規制される。
ここで、上記した収容部を形成する壁部から張り出した張出部が該収容部内の第1鍔部と第2鍔部との間に入り込むため、リーダピンは、第1鍔部が張出部に係合して開口側に倒れることが規制される。したがって、リーダ部材のケースに対する姿勢変化が防止される。また、リーダピンのケースに対する姿勢変化の原因となるケースの変形が、該リーダピンの第1鍔部とケースの張出部との係合によって抑制される。
このように、請求項3記載の記録テープカートリッジでは、上記リーダ部材が適用されて該リーダ部材のケースに対する倒れを防止することができる。
以上説明したように本発明に係るリーダ部材は、第1鍔部を薄肉に構成しても寸法精度を確保することができるという優れた効果を有する。また、本発明に係る記録テープカートリッジは、上記リーダ部材が適用されケースに対するリーダ部材の倒れを防止することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係るリーダ部材としてのリーダピン10及び該リーダピン10が適用された記録テープカートリッジ11について、図1乃至図7に基づいて説明する。先ず、記録テープカートリッジ11の該略全体構成を説明し、次いでリーダピン10の詳細構造及び保持構造、記録テープカートリッジ11の作用効果を説明し、その後、リーダピン10の製造方法及び作用効果について詳細に説明することとする。なお、説明の便宜上、矢印Aで示す記録テープカートリッジ11のドライブ装置への装填方向を前方向(前側)とし、矢印Aと直交する矢印B、矢印C方向をそれぞれ右方向、上方向とする。
(記録テープカートリッジの構成)
図3には記録テープカートリッジ11の全体構成が斜視図にて示されており、図4には記録テープカートリッジ11の概略の分解斜視図が示されている。これらの図に示される如く、記録テープカートリッジ11は、平面視で略矩形状のケース12内に、情報記録再生媒体である記録テープとしての磁気テープTを巻装した単一のリール14を回転可能に収容して構成されている。
ケース12の右側壁の前端部には、磁気テープTをケース12外に引き出すための開口部16が設けられている。この開口部16は、記録テープカートリッジ11(磁気テープT)の不使用時にはドア18によって閉塞され、記録テープカートリッジ11の使用時にはドライブ装置内で開放されるようになっている。また、磁気テープTの先端には、後に詳述するリーダピン10を含んで構成されたリーダ部材が取り付けられている。例えば、リーダ部材として、磁気テープTの先端に直接的に接続されたリーダピン10を用いても良く、磁気テープTの先端に一端が接続されたリーダテープと該リーダテープの他端に接続されたリーダピン10とを組み合わせたものを用いても良い。このリーダピン10は、記録テープカートリッジ11がドライブ装置に装填された場合に、該ドライブ装置の引き出し機構に引掛けられて磁気テープTをケース12から引き出させるようになっている。
ケース12は、上ケース22と下ケース24とを接合して構成されている。上ケース22は、平面視略矩形状の天板22Aの外縁に沿って略枠状の周壁22Bが立設されて構成されており、下ケース24は、天板22Aに略対応した形状の底板24Aの外縁に沿って周壁24Bが立設されて構成されている。そして、ケース12は、周壁22Bの開口端と周壁24Bの開口端とを突き当てた状態で、超音波溶着やビス止め等によって上ケース22と下ケース24とが接合されて、上下方向に扁平の略矩形箱状に形成されている。
開口部16は、側面視で略矩形状に形成され、ケース12における矢印A方向に沿う右側壁12A(周壁22Bと周壁24Bとで構成されるケース12の右向き壁)における前端で右向きに開口している。天板22A及び底板24Aには、それぞれ直立したリーダピン10の外フランジ40(後述)を収容するピン受け部26が設けられている。詳細は後述するが、各ピン受け部26は、開口部16の前端近傍で右向きに、すなわち開口部16に臨んで開口しており、開口部16を経由したリーダピン10のケース12に対する出入りを可能としている。
また、ケース12の前端近傍には、板ばね28が取り付けられており、板ばね28には上下一対のアーム28Aが設けられている。板ばね28は、各アーム28Aの先端をリーダピン10の外フランジ40(後述)の右前部に係合させてリーダピン10をケース12に対し保持するようになっている。この保持状態は、リーダピン10を所定値以上の力で右方に引張ることで解除される構成である。
この開口部16を開閉するドア18は、単独で開口部16を閉塞可能な略矩形平板状に形成されている。ドア18の上下の端部は、開口部16の開放面及び右側壁12Aに沿って天板22A及び底板24Aに設けられたガイド溝30に摺動可能に入り込んでいる。これにより、ドア18は、ガイド溝30に案内されつつ前後方向にスライドすることで、開口部16を閉塞する閉塞位置と、開口部16を開放する開放位置とを選択的に取り得る構成とされている。そして、ドア18は、ケース12との間に設けられた付勢部材であるコイルばね32によって前方に付勢されており、通常はこの付勢力によって閉塞位置に位置するようになっている。ドア18の前端には、操作部18Aが右方に張り出して設けられており、この操作部18Aを後方に押圧することで、コイルばね32の付勢力に抗してドア18を開放位置に移動することができるようになっている。
また、ケース12の底板24Aの中央部には、リール14の図示しないリールギヤを露出するためのギヤ開口34が設けられている。リール14は、リールギヤに噛み合わされたドライブ装置の駆動ギヤが回転することで、ケース12内で非接触で回転駆動される構成である。さらに、ケース12には、ギヤ開口34と同軸的な円周に沿って天板22A及び底板24Aから部分的に立設されると共に上下端を突き合わせて構成された誘導規制壁36を備えている。誘導規制壁36は、リール14のガタつきを抑えると共に、端部を周壁22B、24Bに連続させてリール14の設置領域に塵芥等が進入することを防止する構成とされている。
(リーダピンの構成)
図1には、リーダピン10が正面図にて示されている。この図に示される如く、リーダピン10は、略直線の棒状に形成された軸部38と、軸部38の長手方向両端からそれぞれ延設された第1鍔部としての上下一対の外フランジ40と、軸部38における各外フランジ40の内側から延設された第2鍔部としての上下一対の内フランジ42とを主要部として構成されている。
軸部38は、小円柱状に形成されている。また、図3及び図4に示される如く、軸部38は、その長手方向が磁気テープTの幅方向に一致している。そして、図1に戻り、軸部38における上下一対の内フランジ42の内側部分は、磁気テープTが接続されるテープ接続部38Aとされており、図示しない断面略C字状を成すクランプ部材によって磁気テープTの先端が接続されるようになっている。また、軸部38における上下一対の外フランジ40と内フランジ42との間の部分は、上記したドライブ装置の引き出し機構に引掛けられる被引掛け部38Bとされている。
上下一対の外フランジ40は、それぞれ軸部38の径方向外側(軸部38の長手方向との直交面に沿う方向)に張り出した小円板状を成している。各外フランジ40は、その直径D40が略3.225mmとされ、その厚みt40(最大厚み)が略0.58mmとされている。各外フランジ40の端面40Aは、アール加工が施されて球面状を成している。この実施形態では、半径15mmのアール加工が施されており、各外フランジ40の外周面における軸部38の長手方向に沿った長さ(最小厚み)は略0.5mmとされている。
また、上下一対の内フランジ42は、それぞれ軸部38の径方向外側(軸部38の長手方向との直交面に沿う方向)に張り出した小円板状を成している。各内フランジ42は、その直径D42が略3.225mmとされ、その厚みt42(最大厚み)が略0.225mmとされている。各内フランジ42の外周部における軸部38の長手方向の両端部は、それぞれアール加工が施されており、各内フランジ42の外周面における軸部38の長手方向に沿った長さ(最小厚み)は、略0.2mmとされている。
そして、リーダピン10は、軸部38の長手方向に沿った全長Lが略19.46mmとされている。一方、リーダピン10では、上下一対の内フランジ42の外側面間の距離L1、すなわち、テープ接続部38Aの長さと上下一対の内フランジ42の厚みの和が略13.225mmに設定されている。このリーダピン10は、幅方向の寸法が略12.65mmの磁気テープTに用いられる。
そして、リーダピン10では、上記した通り、上下一対の外フランジ40の外径D40と上下一対の内フランジ42の外径D42とが共に略3.225mmであり、互いに等しく設定されている。なお、この実施形態では、軸部38のテープ接続部38Aは、その直径は略1.5mmとされており、被引掛け部38Bは、その直径が略1.6mm(テープ接続部38Aとは異径)とされている。
以上説明したリーダピン10は、例えばステンレス鋼(非磁性のSUS303等)等の鋼材により、各部が一体に形成されている。リーダピン10の製造方法については後述する。
(リーダピンの保持構造)
上記構成のリーダピン10は、図5に示される如く、上下一対の外フランジ40がケース12の対応するピン受け部26に収容されることで、該ケース12に対し保持される構成とされている。以下、各ピン受け部26に説明するが、上下のピン受け部26は基本的に上下対称に構成されているので、主に一方のピン受け部26について説明することとする。
図6及び図7に示される如く、ピン受け部26は、ケース12の内方で開口部16の開放面(右)側を向いて、外フランジ40の進退可能に開口する収容部としての収容凹部44を有する。収容凹部44は、平面視(底面視)で略U字状の壁部46に囲まれて形成されている。収容凹部44の開口端側には、リーダピン10の外フランジ40を開口部16から収容凹部44に導くための案内凹部48が連設されている。
図6に示される如く、案内凹部48は、収容凹部44から開口部16にかけて徐々に開口幅が拡がるように平面視でテーパ状に形成されている。また、案内凹部48には、ドア18を案内するガイド溝30、板ばね28のアーム28Aを収容凹部44内の外フランジ40との係合位置に進退可能に入り込ませるばね溝50が連設されている。
また、ピン受け部26は、壁部46の上下方向端部から収容凹部44上に張り出して底板24A(天板22A)と対向する張出部52を有する。張出部52は、平面視(底面視)で略U字状に形成されて、収容凹部44に対する外フランジ40の進退に伴う被引掛け部38Bとの干渉が防止される構成とされている。図5に示される如く、張出部52は、収容凹部44に入り込んだ外フランジ40を上(下)側から覆う構成とされている。なお、例えば底板24A(天板22A)における張出部52と対向する部分(U字状部分)を貫通部とすることで、アンダカット構造を採ることなく張出部52を形成するようにしても良い。
以上説明したピン受け部26は、単体で(上下何れか一方のみで)、リーダピン10の外フランジ40を収容凹部44に入り込ませた状態で、該リーダピン10の左右方向(収容凹部44に入り込んでいない側の外フランジ40が開口部16側に移動する方向)の倒れが、外フランジ40と張出部52との係合によって所定角度(例えば、7°)以下になるように、各部の寸法が決められている。
また、ピン受け部26は、単体で(上下何れか一方のみで)、リーダピン10の外フランジ40を収容凹部44に入り込ませた状態で、該リーダピン10の前後方向(収容凹部44に入り込んでいない側の外フランジ40が前後に移動する方向)の倒れが、外フランジ40と壁部46との係合によって別途所定角度(例えば、5°)以下になるように、各部の寸法が決められている。すなわち、ピン受け部26は、リーダピン10の前後方向の倒れに対しては、該リーダピン10の外フランジ40、被引掛け部38Bが張出部52に干渉しない構成とされている。
これらにより、記録テープカートリッジ11では、上下のピン受け部26に外フランジ40を入り込ませた状態では、リーダピン10がケース12に対し直立した姿勢を維持する(各方向共に殆ど倒れない)構成とされている。
(記録テープカートリッジの作用効果)
上記構成のリーダピン10、ピン受け部26が適用された記録テープカートリッジ11では、磁気テープTに情報を記録する際、又は磁気テープTに記録された情報を再生する際に記録テープカートリッジ11がドライブ装置に装填されると、この装填動作に伴って操作部18Aがドライブ装置に押圧されつつドア18が移動されて、開口部16が開放される。この開口部16からケース12内に侵入した引き出し機構は、リーダピン10の被引掛け部38Bを引掛けつつ引張ることで、ケース12から磁気テープTを引き出し、磁気テープTの先端をマシンリールに誘導する。その後、磁気テープTはマシンリールに巻き取られながらケース12から引き出され、所定のテープ経路に沿って配設された記録再生ヘッドによって情報が書き込まれ、又は記録されている情報が読み取られる。磁気テープTの使用後には、磁気テープTはリール14に巻き取られて初期状態に復帰し、リーダピン10は、引き出し機構によって各外フランジ40が対応するピン受け部26の収容凹部44に入り込まされることで、ケース12に対し保持される。
ここで、記録テープカートリッジ11では、各ピン受け部26に張出部52が設けられているため、例えば記録テープカートリッジ11の落下衝撃によってリーダピン10がケース12に対し倒れたり外れたりしてしまうことが防止される。これは、リーダピン10の各方向の倒れが壁部46、張出部52と外フランジ40との係合によって規制されることによる効果の他、落下衝撃により上ケース22、下ケース24の接合部がない開口部16近傍におけるケース12の口開き変形が外フランジ40と張出部52との係合によって防止されることによる。すなわち、リーダピン10のケース12に対する倒れや外れの原因となるケース12の口開き変形がリーダピン10自体によって防止される。
これにより、記録テープカートリッジ11では、落下により衝撃を受けた後にも、ケース12に対するリーダピン10の適正な姿勢が維持され、リーダピン10はドライブ装置の引き出し機構によって確実かつ適正に引き出される機能が担保される。このため、記録テープカートリッジ11では、リーダピン10をケースに対し保持するための板ばね28を不要にすることも可能である。
(リーダピンの製造方法)
上記構成のリーダピン10の製造方法を図2に基づいて説明する。リーダピン10を製造するに当たっては、円柱状の鋼材(棒材又は線材)54をブッシュ56にて挟み込んで保持し、図2(B)に矢印Dにて示される如く、鋼材54の端面54Aにアール加工を施す。これにより、一方の外フランジ40を構成する球面状の端面40Aが形成される。次いで、図2(C)に矢印Eにて示される如く、鋼材54の周面54Bを切削し、一方の外フランジ40、一方の被引掛け部38B、一方の内フランジ42、テープ接続部38A、他方の内フランジ42、他方の被引掛け部38Bを順次形成する。また、他方の40の周面を形成した後、矢印Fにて示される如く、鋼材54をその軸線との直交面に沿って切断する。
次いで、図2(D)に示される如く、切断後の半製品58をサブチャック60にて挟み込んで保持(チャッキング)する。サブチャック60は、切断後の半製品58(鋼材54)の切断面58Aが加工可能に突出するように、一方の外フランジ40及び他方の外フランジ40の周面を共に挟み込む。そして、同図に矢印Gにて示される如く、切断後の半製品58(鋼材54)の切断面58Aにアール加工を施す。これにより、他方の外フランジ40の端面40Aが形成され、リーダピン10(の外形)が完成する。
(リーダピンの作用効果)
ここで、リーダピン10では、外フランジ40と内フランジ42とが同径に構成されているため、図2(D)に示す如くサブチャック60により保持される場合に、該サブチャック60による保持荷重を各外フランジ40と各内フランジ42とで分散して支持することができる。これにより、外フランジ40を薄肉化したリーダピン10においても、該外フランジ40の変形が抑制され、また切削による加工性が確保される。
例えば、ピン受け部26に張出部52有しない記録テープカートリッジに適用されるリーダピン100は、図9(D)に示される如く、外フランジ40に代えて厚肉(略1.5mm)の外フランジ102を有するため、サブチャック60による保持荷重を一対の外フランジ102で支持することができる。このため、リーダピン100は、内フランジ42に代えて、一対の外フランジ102よりも小径の内フランジ104を有している。なお、図9(A)乃至図9(C)は、リーダピン100がリーダピン10とほぼ同様の工程で製造されることを示している。
そして、記録テープカートリッジ11のケース12に張出部52を有するピン受け部26を設定することに伴って、薄肉の外フランジ40を有するリーダピン10を製造しようとる場合、単にリーダピン100の外フランジ102を薄肉化するだけでは、サブチャック60による保持荷重を支持することができずに外フランジ40に塑性変形(永久歪)が生じたり、外フランジ40が弾性変形した状態で端面40Aの加工を行うことで外フランジ40の寸法精度が悪化したりすることが懸念される。これら外フランジ40の塑性変形や寸法精度悪化は、リーダピン10(被引掛け部38B)のケース12に対する位置精度の悪化の原因となる。このため、外フランジ102を薄肉化するための対策として、例えば、製造工程にはサブチャック60に代えて、テープ接続部38Aを単独で又は外フランジ40と共に保持するサブチャックが必要になったり、テープ接続部38Aとサブチャックとの間に介在する保持用部材が必要になったりする。
これに対してリーダピン10では、内フランジ42の外径D42を外フランジ40の外径D40と同じ径にすることで、上記の通り内フランジ42を保持荷重の支持部として用いることができ、外フランジ40に塑性変形が生じたり、外フランジ40の寸法精度が悪化したりすることが防止される。また、リーダピン100の製造工程や製造設備に対する大きな変更を伴うことなく、張出部52を有する記録テープカートリッジ11に適用されるリーダピン10を製造することができる。
(リーダピンの保持構造の変形例)
図8には、記録テープカートリッジ11を構成するピン受け部26の変形例が斜視図にて示されている。以下の説明では、上記第1の実施形態と基本的に同一の部品・部分については上記第1の実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。図8に示される如く、変形例に係るピン受け部26は、壁部46の端部から一体的に延設された張出部52に代えて、壁部46すなわちケース12(上ケース22、下ケース24)とは別部材にて張出部62が形成されている点で、上記した実施形態とは異なる。
上下の張出部62は、平面視(底面視)で略U字状を成すU字部64と、U字部64からケース内方(左方)に向けて延設された略矩形状の取付部66とが一体的に構成された平板状の張出部形成部材68が天板22A、底板24Aに固定されて形成されるようになっている。具体的には、張出部形成部材68は、取付部66を貫通したケース12のかしめ部70がかしめられて該ケース12に固定され、この状態で収容凹部44の内側に張り出したU字部64の内縁側の一部が張出部62とされている。張出部形成部材68は、例えば金属材にて構成することができる。
以上説明した変形例に係るピン受け部26では、ケース12とは別部材の張出部形成部材68を固定して張出部62が形成されるので、上ケース22、下ケース24にアンダカット部が形成することなく張出部62を設けることができる。また、張出部形成部材68を金属板等で構成すれば、張出部62を高剛性、高強度に構成することができる。
なお、上記した実施形態では、リーダピン10が円板状の外フランジ40、内フランジ42を備える例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、矩形状や六形状等の多角形状、楕円形状等、周面に凹形状を有する形状等の各種外フランジ40、内フランジ42に適用することができる。この場合、外フランジ40、内フランジ42は、共通のサブチャック60の保持荷重を分散支持するように構成されていれば良い。
また、上記した実施形態では、各外フランジ40の端面40Aが球面状に形成された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、外フランジ40の軸方向端部の外周部のみに面取りやアール加工を施した構成とすることも可能である。
本発明の実施形態に係るリーダピンを示す正面図である。 (A)〜(D)のそれぞれは、本発明の実施形態に係るリーダピンの製造工程を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るリーダピンが適用された記録テープカートリッジを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るリーダピンが適用された記録テープカートリッジの分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るリーダピンがケースに保持された状態を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る記録テープカートリッジにおけるリーダピンを保持するためのピン受け部を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る記録テープカートリッジにおけるリーダピンを保持するためのピン受け部を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る記録テープカートリッジにおけるリーダピンを保持するためのピン受け部の変形例を示す斜視図である。 (A)〜(D)のそれぞれは、比較例に係るリーダピンの製造工程を示す側面図である。
符号の説明
10 リーダピン
11 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 リール
16 開口部
38 軸部
40 外フランジ(第1鍔部)
42 内フランジ(第2鍔部)
44 収容凹部(収容部)
46 壁部
52 張出部
62 張出部
T 磁気テープ(記録テープ)

Claims (3)

  1. 記録テープの幅よりも長い棒状に形成され、長手方向の中間部が前記記録テープを接続するためのテープ接続部とされた軸部と、
    前記軸部における前記テープ接続部の両外側から、該軸部の長手方向との直交方向に張り出された一対の第1鍔部と、
    前記軸部における前記一対の第1鍔部の少なくとも一方と前記テープ接続部との間から、該軸部の長手方向との直交方向に張り出され、かつ該直交方向のうちの特定方向に沿った寸法が前記第1鍔部における前記特定方向に沿った寸法と等しくされた第2鍔部と、
    を備えたリーダ部材。
  2. 前記第1鍔部及び第2鍔部は、それぞれ外周縁が軸方向視で互いに同軸的な円形に形成されており、かつ互いの直径が等しくされている請求項1記載のリーダ部材。
  3. ケースと、
    前記ケースに回転可能に収容された単一のリールと、
    前記リールに巻き回された記録テープと、
    前記テープ接続部に前記記録テープの先端が接続されると共に該記録テープの幅方向両側に前記第2鍔部が設けられている請求項1又は請求項2記載のリーダ部材と、
    前記ケースに設けられ、前記リーダ部材を出し入れするための開口部と、
    前記開口部に臨んで前記第1鍔部が出入可能に開口する収容部を、前記ケースにおける前記軸部の長手方向両側にそれぞれ形成した一対の壁部と、
    前記一対の壁部のそれぞれから前記収容部側に張り出され、前記収容部内に位置する前記第1鍔部と前記第2鍔部との間に入り込む張出部と、
    を備えた記録テープカートリッジ。
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