JP2008180914A - ストロボ装置 - Google Patents

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Yutaro Matsui
優太郎 松井
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Abstract

【課題】不用意に手などが当たってもストロボ装置が脱落することがなく、アクセサリシューによりカメラに接続したストロボ装置を、簡単かつ安全に取り外すことができるストロボ装置を提供する。
【解決手段】アクセサリシュー500のロック解除時、レバー部202に指をおいたその位置にロック解除ボタン201があるので、該ロック解除ボタン201を押しつつレバー部202を操作することにより、容易にアクセサリシュー500のロック状態を解除する。
【選択図】図2

Description

本発明は、写真撮影の際に被写体を照明する人工照明光源として有用されているストロボ装置に関し、特に本体部をカメラ部に係止するための係止機能を備えたストロボ装置に関するものである。
従来から、写真撮影の際に被写体を照明する人工照明光源としてストロボ装置は有用されているが、そのようなストロボ装置には、アクセサリシューにより本体部をカメラ部に係止することができる係止機能が備えられている。
そのような従来のストロボ装置について説明する。
図12は従来のストロボ装置の概略構成を示す外観斜視図である。図12に示すように、このストロボ装置は、バウンス機能を備えており、発光部100が連結部200を介して本体部300に連結、支持されており、通常、本体部300のアクセサリシュー500を介して、発光部100の発光窓部が被写体に正対する状態で図示しないカメラ本体に装着され、カメラ本体に対して電気的に接続されるとともに固定され、かかる状態を基本として、発光部100が連結部200を中心に本体部300に対して水平方向(左右方向)および垂直方向(上下方向)に回動自在に支持される。また、発光部100の一方の側面に設けられている操作部材400は、撮影者が手動操作にて発光部100の垂直方向への回動動作の禁止状態(バウンスロック状態)を解除するための部材である。また回動動作は、通常、その回動範囲内の適当な回動位置にて、発光部100が一時的に係止できるように成されている。
上記の回動動作により、ストロボ装置は、発光部100の発光窓部から射出される照明光の照射方向を、被写体に対して所望の水平方向および垂直方向に可変および設定できるように構成されている。
上記のようにカメラによる撮影の際の人工照明光源としてストロボ装置が広く利用されているが、前述したバウンス機能の他に、図12に示すように、アクセサリシュー500により本体部300を図示しないカメラ本体部に設けられたホットシューに係止することができるストロボ装置係止機能などが備えられている。
このようなストロボ装置係止機能を実現するために、ストロボ装置に設けられたアクセサリシュー500として、特許文献1には、ホットシューへの接続部構造が横カムレバー方式であり、接続部のホットシューへの装着時には、接続部の挿入部がホットシューに挿入され、操作手段を操作することにより、弾性部材の接触部がホットシューの内壁側面に押圧され、これにより本体部がホットシューに強固に固定され、一方、本体部のホットシューからの離脱時には、操作手段を操作することにより、弾性部材の接触部がホットシューの内壁側面への押圧から解除され、本体部をホットシューから離脱することが可能になるように構成した例が示されている。
その他には特許文献2に示すものがあるが、この特許文献2には、三脚とカメラとの接続用シューとして、ロック解除用のボタンを押しながらカメラをスライドさせ三脚からカメラを取り外す構成が記載されている。この接続用シューでは、ロック解除用ボタンは軽い押圧力により操作可能であり、大きな力を要求することにより誤ってカメラを落下させることがないように工夫されている。
特開2004−20682号公報 特開平9−258306号公報
しかしながら上記のような従来のストロボ装置では、以下のような問題点を有している。
上記特許文献1に記載のものでは、操作が簡単な反面、不用意に手などが当たってロックが解除されストロボ装置が脱落してしまうおそれがある。
また、特許文献2に記載のものでは、解除ボタンを押しながらカメラをスライドさせ取り外す必要があり、誤ってカメラを落下させるおそれが依然として残っている。なお、特許文献2において、カメラをストロボ装置に、三脚をカメラにそれぞれ置き換えても、同様のことが言える。
本発明は、上記従来の問題点を解決するもので、不用意に手などが当たってもストロボ装置が脱落することがなく、アクセサリシューによりカメラに接続したストロボ装置を、簡単かつ安全に取り外すことができるストロボ装置を提供する。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載のストロボ装置は、被写体を照明する発光部を支持しもしくは一体的に備える本体部からなり、前記本体部をカメラ部に係止するための係止手段を前記本体部に設けたストロボ装置であって、前記係止手段による前記係止を固定する第1の状態と前記係止を開放する第2の状態との間を状態変化する係止状態変化機構と、前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化を禁止するとともに、前記状態変化の禁止を解除する状態変化禁止解除機構とを有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載のストロボ装置は、請求項1記載のストロボ装置であって、前記係止状態変化機構は、前記本体部の底面側に設けられ下方に開口する平面形状円形の凹部を有する基台と、前記基台の凹部に嵌合する円環形状で、外周面に突出するレバー部が形成され内周面に下方に斜面を有するカム部が形成された横カムレバー体と、上方に付勢された状態で前記カム部に当接して前記カム部の斜面高さに沿って上下可動する当接部を有する可動部と、前記横カムレバー体の回動による前記可動部の下方への可動により、前記可動部とでカメラ側のホットシューを挟み込むことによりカメラに結合する結合板とからなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載のストロボ装置は、請求項2記載のストロボ装置であって、前記状態変化禁止解除機構は、前記基台の凹部内の外周近辺に、円弧状で、その一方の端部に一時係止溝が形成され、他方の端部に係止溝が形成された嵌合溝と、前記横カムレバー体の円環形状上面に外側に付勢された状態で載置され、前記嵌合溝に嵌合する嵌合部を有するロック解除ボタンとからなり、前記ロック解除ボタンの前記嵌合部が前記係止溝にあるときに、前記ロック解除ボタンを押圧することにより前記横カムレバー体の回動ロック状態を解除することを特徴とする。
また、本発明の請求項4記載のストロボ装置は、請求項3記載のストロボ装置であって、前記ロック解除ボタンは、前記レバー部の係止開放方向の反対側の直近に配置し、前記円環形状部からの突出量を前記レバー部よりも抑えたことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、アクセサリシューのロック解除時、レバー部に指をおいたその位置にロック解除ボタンがあるので、該ロック解除ボタンを押しつつレバー部を操作することにより、容易にアクセサリシューのロック状態を解除することができる。
また、ロック解除ボタンを、レバー部よりも突出量を抑えてレバー部の直近に設置したので、ロック解除ボタン付近に不用意に手が当たっても、ロック解除ボタンが突出量の大きいレバー部により保護される形となり、直接ロック解除ボタンに当たりにくくなり、レバー部のロック状態は保持され、結果的にアクセサリシューのロック状態も保持される。
その結果、ストロボ装置がカメラ本体から撮影者の意思とは関係なく不用意に脱落するという心配を軽減することができる。
以下、本発明の実施の形態を示すストロボ装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
図1は本実施の形態のストロボ装置の概略構成を示す外観斜視図である。
本実施の形態におけるストロボ装置は、図1に示すように、照明光の照射方向を可変できるバウンス機能を備え、発光部100を水平方向(左右方向)および垂直方向(上下方向)に回動できるとともに、アクセサリシューにより本体部をカメラ部に係止固定することができる係止機能を備えている。
その外観は、前述した図12と同様であり、図1に示すように、発光部100が連結部200を介して本体部300に連結、支持されており、通常、本体部300のアクセサリシューを介して、発光部100の発光窓部が被写体に正対する状態で図示しないカメラ本体に装着され、カメラ本体に対して電気的に接続されるとともに固定され、かかる状態を基本として、発光部100が連結部200を中心に本体部300に対して水平方向(左右方向)および垂直方向(上下方向)に回動自在に支持されている。
また、図1に示すように、本体部300をカメラ部に係止固定することができる係止機能部として、アクセサリシュー500が、ストロボ装置における例えば本体部300の底面側に設けられている。
以上のようなストロボ装置において、アクセサリシュー500について、その詳細を以下に説明する。
図2は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシュー500の概略構成を示す外観斜視図である。図3は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシュー500の主要部品の組み付け手順を示す概略分解斜視図である。図4は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシュー500を下方から見た場合の基台(実線)1と横カムレバー体2の関係説明図であり、図4(a)はアクセサリシューロック解除時を示し、図4(b)はアクセサリシューロック時を示す。図5は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシュー500を下方から見た場合の基台1と横カムレバー体(実線)2の関係説明図であり、図5(a)はアクセサリシューロック解除時を示し、図5(b)はアクセサリシューロック時を示す。
図2、図3に示すように、アクセサリシュー500は、基台1と、横カムレバー体2と、固定部3と、可動部4と、結合板5とからなり、基台1は、本体部300の底面にネジ止めするための複数のネジ穴101を有し、横カムレバー体2は、円環形状の外側に突出するレバー部202と内側に形成されたカム部203とレバー部202の上面に載置されたロック解除ボタン201とを有し、固定部3は、横カムレバー体2の内周が嵌合する円盤部301とその下部に形成された平面視長方形で略直方体のガイド箱体部302とを有し、可動部4は、円形状の中央にガイド箱体部302が挿入される平面視長方形の挿入穴部403と円形状の外周上面に複数形成されてカム部203に当接する当接部402とを有し、結合板5は、ロックピンLP1の下端部LP11が貫通する貫通穴502とガイド箱体部302の底面にネジ止めするための複数のネジ穴501とを有している。
以上のようなアクセサリシュー500は、図3に示すように組み付けられる。すなわち、初めに、可動部4の挿入穴部403を固定部3のガイド箱体部302の外面側に嵌合させた状態で、段付きネジDN1を、付勢部材FB1に通して固定部3の円盤部301に形成された段付き穴304から貫通させ、螺着部DN12で可動部4のネジ穴(被螺着部)404にネジ止めすることにより、可動部4と固定部3とを組み付ける。
次に、固定部3の中央に形成された凹部の複数箇所からそれぞれネジを貫通させて、結合板5のネジ穴501にネジ止めすることにより、結合板5をガイド箱体部302の底面に取り付ける。次に、横カムレバー体2に形成されたレバー部202の凹部205に、図4、図5に示すように、ロック解除ボタン201の突起部204と凹部205の内周側面との間に付勢部材FB3を保持した状態で、ロック解除ボタン201を横カムレバー体2のレバー部202上に載置する。
次に、固定部3の円盤部301の外周面に、横カムレバー体2の円環部の内周面を嵌合させることにより、横カムレバー体2を固定部3に組み付ける。次に、ロックピンLP1の下端部LP11を固定部3の凹部305に形成された貫通穴および結合板5の貫通穴502に挿入しながら、ロックピンLP1の被係止部LP13の下面LP14を可動部4の係止部406に当接させることにより、ロックピンLP1の被係止部LP13を可動部4の係止部406に載置する。
次に、ロックピンLP1の上端部LP12からその周囲に付勢部材FB2を取り付けた後に、図4に示すように、ロックピンLP1の上端部LP12を基台1の嵌合部103内の嵌合凹部110に嵌入しながら、基台1の取付凹部104の内周面に横カムレバー体2の円環部の外周面を嵌合させるとともに、基台1の取付用ネジ穴102に固定部3の取付ボス303を嵌合させた状態にして、最後に、ネジを基台1の取付用ネジ穴102を通じて固定部3の取付ボス303にネジ込むことにより、基台1に固定部3を固定して、アクセサリシュー500は組み付けられる。
図4、図5に示すように、横カムレバー体2に形成されたレバー部202の凹部205において、ロック解除ボタン201の突起部204と凹部205の内周側面との間に付勢部材FB3が保持された状態で、ロック解除ボタン201が横カムレバー体2のレバー部202上に載置されることにより、ロック解除ボタン201が横カムレバー体2の円環部の外側方向に付勢された状態で、ロック解除ボタン201の嵌合部201aが基台1の取付凹部104内に円弧状に形成された嵌合溝107に嵌合され、その状態で、基台1の取付凹部104内に横カムレバー体2が嵌合されている。
ここで、図4(a)、図5(a)は、アクセサリシューロック解除時における基台1とロック解除ボタン201と横カムレバー体2の配置関係を示しており、レバー部202の凹部205に保持された付勢部材FB3の付勢力により、ロック解除ボタン201の嵌合部201aが基台1の取付凹部104内の一時係止溝105内に入り込んで一時係止されている。
このようにアクセサリシューロック解除時においては、付勢部材FB3の付勢力により嵌合部201aが一時係止溝105内に入り込んで一時係止されているが、この場合は、一時係止面(横カムレバー体2の回動方向に対して傾斜の面)106の作用により、ロック解除ボタン201を押圧することなくレバー部202をアクセサリシュー500がロックされる方向に押圧するだけで、嵌合部201aが付勢部材FB3から付勢された状態で一時係止面106を滑り一時係止溝105内から外れて、嵌合部201aの一時係止状態が解放され、横カムレバー体2をレバー部202が図4(b)、図5(b)の位置にくるまで回動させることができる。
一方、図4(b)、図5(b)は、アクセサリシューロック時における基台1とロック解除ボタン201と横カムレバー体2の配置関係を示しており、レバー部202の凹部205に保持された付勢部材FB3の付勢力により、ロック解除ボタン201の嵌合部201aが基台1の取付凹部104内の係止溝109内に入り込み、係止面(横カムレバー体の回動方向に対して垂直の面)108の作用により係止されている。
このようにアクセサリシューロック時においては、付勢部材FB3の付勢力により嵌合部201aが係止溝109内に入り込んで係止されているが、付勢部材FB3の付勢力に抗してロック解除ボタン201を押圧することにより、嵌合部201aが係止溝109の係止面108を外れて、横カムレバー体2をレバー部202が図4(a)、図5(a)の位置にくるまで回動させることができるようになり、嵌合部201aが嵌合溝107内を摺動して一時係止面106を滑り一時係止溝105内に入り込むことにより、レバー部202が図4(a)、図5(a)のように位置した状態でアクセサリシューのロック状態を解除することができる。
図6は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック解除時の外観側面図である。図7は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック時の外観側面図である。図8は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック解除時の挟圧部部分の断面図である。図9は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック時の挟圧部部分の断面図である。図10は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック解除時の側面側から見た中央断面図である。図11は本実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック時の側面側から見た中央断面図である。
アクセサリシューロック解除時は、図6に示すように、横カムレバー体2のレバー部202が図5(a)の位置にあり、図示しないカメラ側のホットシューが可動部4と結合板5との間に挿入できる状態にある。
この状態では、図8に示すように、可動部4は、固定部3に形成された段付き穴304の大径穴部304aにおいて、段付き穴304の段部304bと、固定部3の上方側から押さえ板405を介して螺着部DN12で可動部4に螺着された段付きネジDN1の鍔部DN11との間で、かつ段付きネジDN1の胴部(摺動面)DN13の周囲に設けられた付勢部材FB1により、上方に付勢されており、図10に示す当接部402がカム高さH1の位置でカム部203に当接することによって、付勢部材FB1の付勢力に抗して図10に示すカム高さH1に対応した状態で位置決めされる。
このとき、図8に示すように、挟圧部401は、可動部4と結合板5との間に図示しないカメラ側のホットシューが無理なく挿入できる程度に下端が嵌合穴部407から適度に突出するように、付勢部材FB4からの下方への付勢力により嵌合穴部407内の所定位置で停止している。
またこの状態では、図10に示すように、ロックピンLP1は、上端部LP12が嵌合凹部110に嵌合されて付勢部材FB2に付勢された状態で、可動部4の当接部402がカム高さH1の位置でカム部203に当接することによってカム高さH1に対応する高さにある可動部4の係止部406に、被係止部LP13を係止させることにより、下端部LP11が結合板5から下方には突出しない状態になっている。
一方、アクセサリシューロック時は、図7に示すように、横カムレバー体2のレバー部202が図5(b)の位置にあり、図示しないカメラ側のホットシューが可動部4と結合板5との間で挟圧されている状態にある。
この状態では、図9に示すように、可動部4は、図11に示す当接部402がカム高さH2(ただし、H1<H2)の位置でカム部203に当接することによって、図10に示すカム高さとの差(H2−H1)だけ、図8に示す位置から、付勢部材FB1の付勢力に抗して下方に移動した状態で位置決めされる。
このとき、図9に示すように、挟圧部401は、図示しないカメラ側のホットシューから付勢部材FB4の付勢力に抗して押圧されて、嵌合穴部407内を上方に移動するが、上端が押さえ板405に当接するまで移動した時点で停止することにより、その反作用で図示しないカメラ側のホットシューをさらに強く挟圧することになる。
またこの状態では、図11に示すように、ロックピンLP1は、上端部LP12が嵌合凹部110に嵌合されて付勢部材FB2に付勢された状態で、可動部4の当接部402がカム高さH2の位置でカム部203に当接することによってカム高さH2に対応する高さにある可動部4の係止部406に、被係止部LP13を係止させることにより、下端部LP11が結合板5の貫通穴502を通り抜けて結合板5から下方に突出する。
このように、ロックピンLP1の下端部LP11が結合板5から下方に突出することにより、この突出部分が、図示しないカメラ側のホットシュー内の対応する部分に形成された凹部に嵌合して、ストロボ装置がホットシューから外れてカメラから脱落する事態をより確実に防止する。
上記のようなアクセサリシューロック状態から、ロック解除ボタン201を押圧することにより、図6に示すように横カムレバー体2のレバー部202を図5(a)の位置にして、アクセサリシュー500を再度ロック解除した時は、可動部4と結合板5とによる挟圧が解放され、図示しないカメラ側のホットシューが可動部4と結合板5との間から取り外せる状態になる。
以上のように本実施の形態によれば、アクセサリシュー500のロック解除時、レバー部202に指をおいたその位置にロック解除ボタン201があるので、該ロック解除ボタン201を押しつつレバー部202をロック解除方向に回動操作することにより、容易にアクセサリシュー500のロック状態を解除することができる。
また、ロック解除ボタン201を、レバー部202よりも突出量を抑えてレバー部202の直近に設置したので、ロック解除ボタン201付近に不用意に手が当たっても、ロック解除ボタン201が突出量の大きいレバー部202により保護される形となり、直接ロック解除ボタン201に当たり難くなり、レバー部202のロック状態は保持され、結果的にアクセサリシュー500のロック状態も保持される。
その結果、ストロボ装置がカメラ本体から撮影者の意思とは関係なく不用意に脱落するという心配を軽減することができる。
なお、以上において説明したアクセサリシュー500は、上記のようなバウンス機能を有するストロボ装置に限定して適用されるものではなく、例えば本体部300に発光部100が一体的に設けられたストロボ装置にも適用できる。
本発明のストロボ装置は、アクセサリシューによりカメラに接続したストロボ装置を、簡単かつ安全に取り外すことができるもので、アクセサリシューなどにより本体部をカメラ部に係止するための係止機能を備えたストロボ装置に適用できる。
本発明の実施の形態のストロボ装置の概略構成を示す外観斜視図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューの概略構成を示す外観斜視図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューの組み付け手順を示す概略分解斜視図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューを下方から見た場合の基台(実線)と横カムレバー体の関係説明図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューを下方から見た場合の基台と横カムレバー体(実線)の関係説明図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック解除時の外観側面図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック時の外観側面図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック解除時の挟圧部部分の断面図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック時の挟圧部部分の断面図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック解除時の側面側から見た中央断面図 同実施の形態のストロボ装置におけるアクセサリシューロック時の側面側から見た中央断面図 従来のストロボ装置の概略構成を示す外観斜視図
符号の説明
1 基台
101 ネジ穴
102 取付用ネジ穴
103 嵌合部
104 取付凹部
105 一時係止溝
106 一時係止面
107 嵌合溝
108 係止面
109 係止溝
110 嵌合凹部
2 横カムレバー体
201 ロック解除ボタン
201a 嵌合部
202 レバー部
203 カム部
204 突起部
205 (レバー部の)凹部
3 固定部
301 円盤部
302 ガイド箱体部
303 取付ボス
304 段付き穴
304a 大径穴部
304b 段部
304c 小径穴部
305 凹部
4 可動部
401 挟圧部
402 当接部
403 挿入穴部
404 ネジ穴(被螺着部)
405 押さえ板
406 係止部
407 嵌合穴部
5 結合板
501 ネジ穴
502 貫通穴
100 発光部
200 連結部
300 本体部
400 操作部材
500 アクセサリシュー
DN1 段付きネジ
DN11 (段付きネジの)鍔部
DN12 (段付きネジの)螺着部
DN13 (段付きネジの)胴部(摺動面)
FB1 付勢部材
FB2 付勢部材
FB3 付勢部材
FB4 付勢部材
LP1 ロックピン
LP11 (ロックピンの)下端部
LP12 (ロックピンの)上端部
LP13 被係止部
LP14 (被係止部の)下面
N1 ネジ

Claims (4)

  1. 被写体を照明する発光部を支持しもしくは一体的に備える本体部からなり、前記本体部をカメラ部に係止するための係止手段を前記本体部に設けたストロボ装置であって、
    前記係止手段による前記係止を固定する第1の状態と前記係止を開放する第2の状態との間を状態変化する係止状態変化機構と、
    前記第1の状態から前記第2の状態への状態変化を禁止するとともに、前記状態変化の禁止を解除する状態変化禁止解除機構とを有する
    ことを特徴とするストロボ装置。
  2. 前記係止状態変化機構は、
    前記本体部の底面側に設けられ下方に開口する平面形状円形の凹部を有する基台と、
    前記基台の凹部に嵌合する円環形状で、外周面に突出するレバー部が形成され内周面に下方に斜面を有するカム部が形成された横カムレバー体と、
    上方に付勢された状態で前記カム部に当接して前記カム部の斜面高さに沿って上下可動する当接部を有する可動部と、
    前記横カムレバー体の回動による前記可動部の下方への可動により、前記可動部とでカメラ側のホットシューを挟み込むことによりカメラに結合する結合板とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載のストロボ装置。
  3. 前記状態変化禁止解除機構は、
    前記基台の凹部内の外周近辺に、円弧状で、その一方の端部に一時係止溝が形成され、他方の端部に係止溝が形成された嵌合溝と、
    前記横カムレバー体の円環形状上面に外側に付勢された状態で載置され、前記嵌合溝に嵌合する嵌合部を有するロック解除ボタンとからなり、
    前記ロック解除ボタンの前記嵌合部が前記係止溝にあるときに、前記ロック解除ボタンを押圧することにより前記横カムレバー体の回動ロック状態を解除する
    ことを特徴とする請求項2記載のストロボ装置。
  4. 前記ロック解除ボタンは、
    前記レバー部の係止開放方向の反対側の直近に配置し、前記円環形状部からの突出量を前記レバー部よりも抑えた
    ことを特徴とする請求項3記載のストロボ装置。
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