JP2008180840A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆光状態であるか否かを精度良く判断すると共に、適切な画像を撮影することを可能とする撮影装置を提供する。
【解決手段】天気情報取得手段により取得された天気情報、及び存在判断手段による判断結果に基づいて逆光状態であるか否かを判断する逆光判断手段と、主要被写体の明るさを示す物理量を取得する物理量取得手段と、前記逆光判断手段による判断結果が逆光状態であり、かつ前記物理量取得手段により取得された物理量が所定の値以上である撮影条件に合致しているか否かを判断する撮影条件判断手段と、撮影条件判断手段により撮影条件に合致していないと判断された場合に、警告を表示する警告表示手段と、を有する。
【選択図】図4
【解決手段】天気情報取得手段により取得された天気情報、及び存在判断手段による判断結果に基づいて逆光状態であるか否かを判断する逆光判断手段と、主要被写体の明るさを示す物理量を取得する物理量取得手段と、前記逆光判断手段による判断結果が逆光状態であり、かつ前記物理量取得手段により取得された物理量が所定の値以上である撮影条件に合致しているか否かを判断する撮影条件判断手段と、撮影条件判断手段により撮影条件に合致していないと判断された場合に、警告を表示する警告表示手段と、を有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、撮影装置に係り、特に逆光撮影による不具合を回避可能な撮影装置に関する。
銀塩写真カメラやデジタルカメラなどの撮影装置では、被写体の背後から撮影装置に向けて太陽光が射している逆光状態で撮影すると、被写体の正面が暗く写る現象が発生する。
このような逆光状態による撮像の不具合を回避するために、従来の技術では撮影により得られた画像データが示す画像をエリア分割し、各々のエリアの輝度の積算値に基づき逆光状態か否かを判断していた。
また、特許文献1には、逆光であることを撮影者が意識しなかったため、露出補正を行わず、主要被写体が露出不足に撮影されることを解消する技術が開示されている。
特開平8−95146号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術での逆光状態か否かを判断する処理では撮影時の天気に関する情報が含まれていないなど、逆光状態であるか否かを精度良く判断することができないという問題点があった。また、逆光状態であっても、主となる被写体の明るさによっては、撮影した画像が適切な画像であることもあり得るため、逆光か否かだけの判断では不十分であるという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑み、逆光状態であるか否かを精度良く判断すると共に、適切な画像を撮影することを可能とする撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、当該撮影装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置における天気を示す天気情報を取得する天気情報取得手段と、現在の日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、前記日時情報取得手段により取得された日時情報が示す日時における太陽の位置を示す太陽位置情報を導出する太陽位置情報導出手段と、前記太陽位置情報導出手段により導出された太陽位置情報に基づき、当該撮影装置の画角内に太陽が存在するか否かを判断する存在判断手段と、前記天気情報取得手段により取得された天気情報、及び前記存在判断手段による判断結果に基づいて逆光状態であるか否かを判断する逆光判断手段と、主要被写体の明るさを示す物理量を取得する物理量取得手段と、前記逆光判断手段による判断結果が逆光状態であり、かつ前記物理量取得手段により取得された物理量が所定の値以上である撮影条件に合致しているか否かを判断する撮影条件判断手段と、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、警告を表示する警告表示手段と、を有する。
請求項1の発明によれば、位置情報取得手段が当該撮影装置の位置を示す位置情報を取得し、天気情報取得手段が前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置における天気を示す天気情報を取得し、日時情報取得手段が現在の日時を示す日時情報を取得し、太陽位置情報導出手段が前記日時情報取得手段により取得された日時情報が示す日時における太陽の位置を示す太陽位置情報を導出し、存在判断手段が前記太陽位置情報導出手段により導出された太陽位置情報に基づき、当該撮影装置の画角内に太陽が存在するか否かを判断し、逆光判断手段が前記天気情報取得手段により取得された天気情報、及び前記存在判断手段による判断結果に基づいて逆光状態であるか否かを判断し、物理量取得手段が主要被写体の明るさを示す物理量を取得し、撮影条件判断手段が前記逆光判断手段による判断結果が逆光状態であり、かつ前記物理量取得手段により取得された物理量が所定の値以上である撮影条件に合致しているか否かを判断し、警告表示手段が前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、警告を表示するので、逆光状態であるか否かを精度良く判断すると共に、警告を表示することで、撮影者は被写体と太陽の位置関係を変えて撮影することができる結果、逆光撮影による不具合を回避することができるため、適切な画像を撮影することを可能とする撮影装置を提供することができる。
また、請求項2の発明は、撮影により被写体像を示す画像情報を得る撮像手段と、前記撮影手段が取得した画像情報が示す被写体像内で前記主要被写体を抽出する領域抽出手段と、を更に有する。
請求項2の発明によれば、主要被写体の大きさに応じて主要被写体を抽出することができる。
また、請求項3の発明は、前記逆光判断手段は、前記天気情報取得手段により取得された天気情報が晴天を示し、かつ前記存在判断手段により前記画角内に太陽が存在する場合に、逆光状態であると判断する。
請求項3の発明によれば、天気が特に逆光状態が発生しやすい晴天の場合に逆光状態と判断することができる。
また、請求項4の発明は、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、前記被写体を撮影する際の露光条件を逆光撮影用として予め定められた露光条件に設定する露光条件設定手段を更に有する。
請求項4の発明によれば、撮影条件に合致していないと判断された場合に自動的に逆光撮影用として予め定められた露光条件に設定するので、逆光撮影による不具合を回避することができる。
また、請求項5の発明は、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、被写体を撮影することで得られた画像情報に対し、予め定められた画像処理を実行する画像処理手段を更に有する。
請求項5の発明によれば、撮影条件に合致していないと判断された場合に自動的に逆光撮影用として予め定められた画像処理を実行するので、逆光撮影による不具合を回避することができる。
また、請求項6の発明は、前記画像処理は、逆光補正処理、ホワイトバランス処理、輝度補正処理、及び前記画像情報が示す画像におけるエッジの輝度を高める処理のうちの少なくとも1つの処理である。
請求項6の発明によれば、画像処理として、逆光補正処理、ホワイトバランス処理、及び前記画像情報が示す画像におけるエッジの輝度を高める処理のうちの少なくとも1つの画像処理を実行することができる。
また、請求項7の発明は、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、被写体を撮影することにより得られた画像情報に関連づけて、前記位置情報、前記天気情報、前記日時情報、及び前記太陽位置情報のうちの少なくとも1つの撮影時における情報を記録する情報記録手段を更に有する。
請求項7の発明によれば、撮影時における情報を記録しておくことにより、撮影により得られた画像データを後から補正する場合に参考とすることができ、より適した補正処理を実行することができる。
また、請求項8の発明は、当該撮影装置が向いている方位を示す方位情報を出力する方位情報出力手段と、当該撮影装置の地面に対する傾斜の度合いを示す傾斜情報を出力する傾斜情報出力手段と前記方位情報出力手段に出力された方位情報、及び前記傾斜情報出力手段により出力された傾斜情報に基づき、当該撮影装置が手ぶれ状態か否かを判断する手ぶれ判断手段と、前記手ぶれ判断手段に手ぶれ状態であると判断された場合に、該手ぶれ状態を補正する手ぶれ補正手段と、更にを有する。
請求項8の発明によれば、手ぶれ状態を検知するためのセンサがなくとも、手ぶれ状態を検知することが可能となる。また、手ぶれ状態を検知するためのセンサがある場合は、そのセンサと判断手段による判断結果を用いて手ぶれ状態か否かを判断するようにしても良い。
本発明によれば、逆光状態であるか否かを精度良く判断すると共に、適切な画像を撮影することを可能とする撮影装置を提供することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本実施の形態では、本発明の撮影装置をデジタル電子スチルカメラ(以下「デジタルカメラ」という)に適用した形態について説明する。また、以下の説明において、単に画像データ(画像情報)と表現された場合にはデジタル画像データを示すこととする。
まず、図1を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の外観上の構成を説明する。
デジタルカメラ10の正面には、被写体像を結像させるためのレンズ21と、撮影時に必要に応じて被写体を照射する光を発するストロボ44と、撮影する被写体の構図を決定するために用いられるファインダ20と、が備えられている。また、デジタルカメラ10の上面には、撮影を実行する際に押圧操作されるレリーズボタン(所謂シャッターボタン)56Aと、電源スイッチ56Bと、が備えられている。
なお、本実施の形態に係るデジタルカメラ10のレリーズボタン56Aは、中間位置まで押下される状態(以下、「半押し状態」という。)と、当該中間位置を超えた最終押下位置まで押下される状態(以下、「全押し状態」という。)と、の2段階の押圧操作が検出可能に構成されている。
そして、デジタルカメラ10では、レリーズボタン56Aを半押し状態にすることによりAE(Automatic Exposure、自動露出)機能が働いて露出状態(シャッタースピード、及び絞りの状態)が設定された後、AF(Auto Focus、自動合焦)機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態にすると露光(撮影)が行われる。
一方、デジタルカメラ10の背面には、前述のファインダ20の接眼部と、撮影された被写体像やメニュー画面等を表示するための液晶ディスプレイ(以下、「LCD」という。)38と、撮影を行うモードである撮影モード及び被写体像をLCD38に再生するモードである再生モードの何れかのモードに設定する際にスライド操作されるモード切替スイッチ56Cと、が備えられている。
また、デジタルカメラ10の背面には、十字カーソルボタン56Dと、撮影時にストロボ44を強制的に発光させるモードである強制発光モードを設定する際に押圧操作される強制発光スイッチ56Eと、が更に備えられている。
なお、十字カーソルボタン56Dは、LCD38の表示領域における上・下・左・右の4方向の移動方向を示す4つの矢印キー及び当該4つの矢印キーの中央部に位置された決定キーの合計5つのキーを含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10の側面には、LANコネクタ62及びUSBコネクタ64が設けられている。LANコネクタ62は、インターネットなどのネットワークに接続するためのインタフェースであり、USBコネクタ64は、例えばパソコン等の情報処理装置と接続する場合などに用いられる。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の電気系の構成を説明する。
デジタルカメラ10は、前述のレンズ21を含んで構成された光学ユニット22と、レンズの光軸後方に配設された電荷結合素子(以下、「CCD」という。)24と、入力されたアナログ信号に対して各種のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部26と、を含んで構成されている。
また、デジタルカメラ10は、入力されたアナログ信号をデジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換器(以下、「ADC」という。)28と、入力されたデジタルデータに対して各種のデジタル信号処理を行うデジタル信号処理部30と、を含んで構成されている。
なお、デジタル信号処理部30は、所定容量のラインバッファを内蔵し、入力されたデジタルデータを後述するメモリ48の所定領域に直接記憶させる制御も行う。
CCD24の出力端はアナログ信号処理部26の入力端に、アナログ信号処理部26の出力端はADC28の入力端に、ADC28の出力端はデジタル信号処理部30の入力端に、各々接続されている。従って、CCD24から出力された被写体像を示すアナログ信号はアナログ信号処理部26によって所定のアナログ信号処理が施され、ADC28によってデジタル画像データに変換された後にデジタル信号処理部30に入力される。
一方、デジタルカメラ10は、被写体像やメニュー画面等をLCD38に表示させるための信号を生成してLCD38に供給するLCDインタフェース36と、デジタルカメラ10全体の動作を司るCPU(中央処理装置)40と、撮影により得られたデジタル画像データ等を記憶するメモリ48と、メモリ48に対するアクセスの制御を行うメモリインタフェース46と、ネットワークI/F(インタフェース)60、USBI/F(インタフェース)58とを含んで構成されている。
更に、デジタルカメラ10は、可搬型のメモリカード52をデジタルカメラ10でアクセス可能とするための外部メモリインタフェース50と、デジタル画像データに対する圧縮処理及び伸張処理を行う圧縮・伸張処理回路54と、を含んで構成されている。
なお、本実施の形態のデジタルカメラ10では、メモリ48としてVRAM(Video RAM)、SRAM又はDRAM、フラッシュメモリなどが用いられ、メモリカード52としてxDピクチャカード(登録商標)が用いられている。
デジタル信号処理部30、LCDインタフェース36、CPU40、メモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50、圧縮・伸張処理回路54、ネットワークI/F60、及びUSBI/F58はシステムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU40は、デジタル信号処理部30及び圧縮・伸張処理回路54の作動の制御、LCD38に対するLCDインタフェース36を介した各種情報の表示、メモリ48及びメモリカード52へのメモリインタフェース46、外部メモリインタフェース50を介したアクセスを各々行うことができる。
また、CPU40は、ネットワークI/F60及びLANコネクタ62を介してネットワークとの間で種々のデータのやり取りを行うことができ、更にUSBI/F58及びUSBコネクタ64を介してパソコンとの間で種々のデータのやり取りを行うことができる。
一方、デジタルカメラ10には、主としてCCD24を駆動させるためのタイミング信号を生成してCCD24に供給するタイミングジェネレータ32が備えられており、CCD24の駆動はCPU40によりタイミングジェネレータ32を介して制御される。
更に、デジタルカメラ10にはモータ駆動部34が備えられており、光学ユニット22に備えられた図示しない焦点調整モータ、ズームモータ及び絞り駆動モータの駆動もCPU40によりモータ駆動部34を介して制御される。
すなわち、本実施の形態に係るレンズ21は複数枚のレンズを有し、焦点距離の変更(変倍)が可能なズームレンズとして構成されており、図示しないレンズ駆動機構を備えている。このレンズ駆動機構に上記焦点調整モータ、ズームモータ、及び絞り駆動モータは含まれるものであり、これらのモータは各々CPU40の制御によりモータ駆動部34から供給された駆動信号によって駆動される。
更に、前述のレリーズボタン56A、電源スイッチ56B、モード切替スイッチ56C、十字カーソルボタン56D、及び強制発光スイッチ56E(同図では、「操作部56」と総称。)はCPU40に接続されており、CPU40は、これらの操作部56に対する操作状態を常時把握できる。
また、デジタルカメラ10には、ストロボ44とCPU40との間に介在されると共に、CPU40の制御によりストロボ44を発光させるための電力を充電する充電部42が備えられている。更に、ストロボ44はCPU40にも接続されており、ストロボ44の発光はCPU40によって制御される。
更に、CPU40には、電子コンパス66、傾斜センサ68、及びGPS(Global Positioning System)受信部70が接続されている。
CPU40は、電子コンパス66からデジタルカメラ10が向いている方位を示す方位情報を、所定方位を基準とする角度として取得することができる。また、CPU40は、傾斜センサ68からデジタルカメラ10の地面に対する傾斜の度合いを示す傾斜情報を角度として取得することができる。
具体的に、上記電子コンパス66は、図3(A)に示されるように、例えば北方向を0°、東方向を90°、南方向を180°、西方向を270°として、デジタルカメラ10の向いている方位を角度θとしてCPU40に出力するものである。また、傾斜センサ68は、同図(B)に示されるように、地面に対するデジタルカメラ10の傾斜の度合いを角度φとして出力するものである。
更に、CPU40は、GPS受信部70からデジタルカメラ10の位置を示す位置情報を取得することができる。なお、本実施の形態では緯度、及び経度を位置情報としているが、更に高度を位置情報に含めるようにしても良い。
次に、本実施の形態に係るデジタルカメラ10の撮影時における全体的な動作について簡単に説明する。
まず、CCD24は、光学ユニット22を介した撮像を行い、被写体像を示すR(赤)、G(緑)、B(青)毎のアナログ信号をアナログ信号処理部26に順次出力する。アナログ信号処理部26は、CCD24から入力されたアナログ信号に対して相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を施した後にADC28に順次出力する。
ADC28は、アナログ信号処理部26から入力されたR、G、B毎のアナログ信号を各々12ビットのR、G、Bの信号に変換してデジタル信号処理部30に順次出力する。デジタル信号処理部30は、内蔵しているラインバッファにADC28から順次入力されるデジタル画像データを蓄積して一旦メモリ48の所定領域に直接格納する。
メモリ48の所定領域に格納されたデジタル画像データは、CPU40による制御に応じてデジタル信号処理部30により読み出され、所定の物理量に応じたデジタルゲインをかけることでホワイトバランス調整を行なうと共に、ガンマ処理及びシャープネス処理を行なって所定ビット、例えば8ビットのデジタル画像データを生成する。
そして、デジタル信号処理部30は、生成した所定ビットのデジタル画像データに対しYC信号処理を施して輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(以下、「YC信号」という。)を生成し、YC信号をメモリ48の上記所定領域とは異なる領域に格納する。
なお、LCD38は、CCD24による連続的な撮像によって得られた動画像(スルー画像)を表示してファインダとして使用することができるものとして構成されており、LCD38をファインダとして使用する場合には、生成したYC信号を、LCDインタフェース36を介して順次LCD38に出力する。これによってLCD38にスルー画像が表示されることになる。
ここで、レリーズボタン56Aがユーザによって半押し状態とされた場合、前述のようにAE機能が働いて露出状態が設定された後、AF機能が働いて合焦制御され、その後、引き続き全押し状態とされた場合、この時点でメモリ48に格納されているYC信号を、圧縮・伸張処理回路54によって所定の圧縮形式(本実施の形態では、JPEG形式)で圧縮した後に外部メモリインタフェース50を介してメモリカード52に記録する。メモリカード52を備えていない場合は、メモリ48に記録される。
以下、フローチャートを用いて、デジタルカメラ10において撮影時に実行される処理について説明する。まず、図4、図5を用いて、撮影条件判断処理について説明する。図4は、撮影条件判断処理を示すフローチャートである。また、図5は、撮影条件判断処理を説明するための模式図である。
まず、ステップ101でCPU40は、GPS受信部70によりデジタルカメラ10の位置を示す位置情報を取得する。ここでは、位置情報として、デジタルカメラ10の緯度、経度が取得される(図5:「デジタルカメラの位置」を参照)。
次のステップ102で、CPU40は、ネットワークI/F60を介してネットワーク上の予め定められたサーバから、取得された位置情報が示す位置における天気を示す天気情報を取得する。
天気情報を取得すると、CPU40はステップ103で、天気情報が示している天気が晴天か否か判断する。否定判断した場合には、太陽が出ていないことで逆光状態にはなり得ないため、ステップ109で警告フラグをオフにし、処理を終了する。この警告フラグとは、撮影条件に合致しているか否かを示すフラグであり、撮影条件に合致している場合はオフとなり、撮影条件に合致していない場合はオンとなる。
一方、ステップ103で、CPU40が肯定判断した場合には、ステップ104で、CPU40は、日時情報を取得する。この日時情報は、西暦、月、日、時刻からなり、デジタルカメラ10内で管理されている日時情報から取得しても良いし、NTP(Network Time Protocol)やGPS受信部70等を用いて取得しても良い。
次のステップ105で、CPU40は、取得された日時情報が示す日時における太陽の位置を示す太陽位置情報を導出する。この太陽位置情報は、日時情報から計算により導出されるもので、例えば緯度、経度である。
次に、CPU40は、ステップ106で、電子コンパス66から方位情報を取得し、ステップ107で、傾斜センサ68から傾き情報を取得する。方位情報、傾き情報からデジタルカメラ10の画角が定まり、CPU40は、次のステップ108で、画角内に太陽が存在するか否かを判断する。
具体的には、図5に示されるように、画角は円錐状に広がっていくので、円錐内部と、「デジタルカメラの向きを示すベクトル」を法線ベクトルとする平面との共通部分を画角(図5の黒塗り楕円内部)とし、CPU40は、その画角内に太陽とデジタルカメラ10とを結ぶ線分上の点が存在する場合に逆光状態であると判断する。
ステップ108でCPU40が否定判断した場合には、ステップ109で警告フラグをオフとし、肯定判断した場合にはステップ110で、被写体像内に顔が存在するか否か判断する。この判断は、従来より用いられている顔認識処理を実行することによる判断である。
ステップ110でCPU40が肯定判断した場合、ステップ111で顔を含む領域を主要被写体として抽出する。一方、ステップ110でCPU40が否定判断した場合、ステップ112で被写体像の中央を含む領域を主要被写体として抽出する。いずれの領域も、予め定められた大きさであっても良いし、可変とされていても良い。
ステップ113で、CPU40は、抽出した領域の光量を取得する。この光量は、主要被写体の明るさを示す物理量であり、領域内の画素の輝度値を得ることで取得される。次のステップ114で、CPU40は、抽出した光量が所定の光量以下か否か判断する。この所定の光量は、予め定められた綱領であっても良いし、抽出した領域からも光量を取得し、その光量から定めるようにしても良い。
ステップ114で、CPU40が肯定判断した場合には、逆光であり、かつ主要被写体が暗いことから、適切な画像を得ることができないため、ステップ115で警告フラグをオンとし、ステップ116で、警告を表示し、その後に処理を終了する。なお、上記ステップ116による警告の表示は、上記LCD38などに警告を表示する可視表示や、スピーカなどを設けて音で警告を表示する可聴表示、或いはデジタルカメラ10による振動などで行われる。
一方、ステップ114で、CPU40が否定判断した場合には、逆光であっても、主要被写体が明るいことから、適切な画像を得ることができるため、ステップ109で、CPU40は、警告フラグをオフとする。
このように警告を表示することで、撮影者は被写体と太陽の位置関係を変えて撮影することができるので、逆光撮影による不具合を回避することができる。更に、逆光状態であっても、撮影する画像が適切である場合は警告を表示することはない。
なお、逆光に関し、上述した処理では、図5の黒塗り楕円内部を画角としたが、ここでの画角として本来の画角よりひとまわり大きい範囲、或いは小さい範囲を画角とするようにしても良い。例えば雲一つない晴天の場合は、本来の画角に入らない範囲から太陽光が射す可能性が高いため、本来の画角よりも大きい範囲を上記処理における画角とすることで逆光状態を回避することが可能となる。逆に雲が多い場合は、本来の画角へ太陽光が射す可能性が低くなるため、本来の画角よりも小さい範囲を上記処理における画角としても逆光状態を回避することが可能となる場合がある。
また、上記フローチャートでは、主要被写体を顔か中央を含む領域としたが、山、海、建物など、認識可能なものを主要被写体とするようにしても良い。また、主要被写体との距離を撮影条件に合致している否かの判断に用いるようにしても良い。
以下に説明するフローチャートでは、画像処理が実行されるものがあるが、この画像処理は、その画像処理を実行するか否かをデジタルカメラ10で判断するような設定(例えばオート設定)となっている場合に実行するようにしても良いが、そのような設定になっていない場合、ユーザが設定した画像処理が実行された被写体を示す画像をメモリ48に記録すると共に、下記フローチャートで画像処理された画像を記録するようにしても良い。
まず、撮影条件に合致しないと判断された場合に、露光処理及びホワイトバランスを調整する処理を、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップ201で、CPU40は、撮影条件判断処理(図4参照)を実行する。次のステップ202で、CPU40は、警告フラグがオンか否かを判断する。ステップ202でCPU40が否定判断した場合は処理を終了し、肯定判断した場合には、ステップ203で、露光処理を実行し、ステップ204でホワイトバランス処理を実行し、その後に処理を終了する。
なお、上記ステップ203による露光処理は、主要被写体が暗くならないように露光条件(シャッタスピード、絞り)を調整する逆光撮影用として予め定められた処理であり、上記ステップ204によるホワイトバランス処理は、夕刻などの特殊な光源を再現できるようにホワイトバランスを調整する逆光撮影用として予め定められた処理である。これらの処理は、逆光補正処理として一般的なデジタルカメラで実行されている処理である。
また、上述した処理は、撮影前に実行される処理であるので、撮影後の画像データに対して補正処理を実行する場合と比較して補正処理により発生するS/N比を大きくすることができる。
次に、撮影条件に合致しないと判断された状態で撮影された場合に、撮影により得られた画像データの輝度を補正する処理を、図7のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップ301で、CPU40は、撮影条件判断処理(図4参照)を実行する。次のステップ302で、CPU40は、警告フラグがオンか否かを判断する。ステップ302でCPU40が否定判断した場合は処理を終了し、肯定判断した場合には、ステップ303で、撮影の実行待ちを行い、次のステップ304で、撮影により得られた画像データに対して輝度補正処理を実行し、その後の処理を終了する。なお、上記ステップ304による輝度補正処理は、主要被写体の輝度レベルが適正になるように画像データを補正する逆光撮影用として予め定められた処理であり、この輝度補正処理も一般的なデジタルカメラで実行されている処理である。
次に、撮影条件に合致しないと判断された状態で撮影された場合に、撮影により得られた画像データの輝度補正処理及びエッジを強調する処理を、図8のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップ401で、CPU40は、撮影条件判断処理(図4参照)を実行する。次のステップ402で、CPU40は、警告フラグがオンか否かを判断する。ステップ402でCPU40が否定判断した場合は処理を終了し、肯定判断した場合には、ステップ403で、撮影の実行待ちを行い、次のステップ404で、撮影により得られた画像データに対して輝度補正処理を実行する。このステップ404による輝度補正処理は、図7で説明した輝度補正処理である。次のステップ405で、CPU40は、撮影により得られた画像データに対してエッジ強調処理を実行する。このステップ405によるエッジ強調処理は、逆光撮影用として予め定められた処理であり、輝度差が大きいところを逆光により発生したエッジと判断し、例えば星形などに光らせるなどの処理である。
なお、上記図7、図8を用いて説明した処理は、撮影後に実行される処理であるので、主要被写体の判別や、撮影前には処理の負荷などにより実行することが難しい複雑な補正などを加えることが可能となる。
また、上記各フローチャートで説明した処理の他に逆光補正処理があるが、この逆光補正処理は、上述した逆光撮影用として予め定められた露光条件に設定する処理、ホワイトバランス処理、輝度補正処理などの複数の処理を組み合わせた処理である。
次に、撮影条件に合致しないと判断され、そして撮影された場合に、撮影により得られた画像データと共に、上記位置情報などの撮影状態条件を記録する処理を、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップ501で、CPU40は、撮影条件判断処理(図4参照)を実行する。次のステップ502で、CPU40は、警告フラグがオンか否かを判断する。ステップ502でCPU40が否定判断した場合は処理を終了し、肯定判断した場合には、ステップ503で、撮影がされたか否か判断する。
CPU40が撮影されたと判断すると、ステップ504で、撮影状態条件を撮影により得られた画像データに関連づけて記録する。撮影状態条件の記録には、メモリ48又はメモリカード52が用いられる。また、ここでの撮影状態条件とは、位置情報、天気情報、日時情報、及び前記太陽位置情報のうちの少なくとも1つの撮影時における情報である。
なお、撮影状態条件として、更に方位情報、傾き情報を含めても良いし、或いは、シャッタスピード、絞り値、ISO感度など撮影自体に係る情報を含めるようにしても良い。
このように撮影状態条件を記録しておくことにより、撮影により得られた画像データを後から補正する場合に参考とすることができ、より適した補正処理を実行することができる。また、ここで記録される画像データに対して上述した画像処理されたものを記録するようにしても良い。その場合、オート設定となっている場合に画像処理が実行された画像データや、或いはオード設定になっていない場合には、ユーザが設定した画像処理が実行された画像データ記録すると共に、画像処理された画像データを記録するようにしても良い。
次に、撮影条件を判断し、更に手ぶれ状態である場合には、手ぶれ補正を実行する処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
まず、ステップ601で、CPU40は、撮影条件判断処理(図4参照)を実行する。次のステップ602で、CPU40は、電子コンパス66により方位情報を取得し、ステップ603で傾斜センサ68により傾き情報を取得する。
次のステップ604で、CPU40は、方位及び傾き情報を所定回数取得したか否か判断する。ここでの所定回数とは、手ぶれ状態の検知に必要となる回数である。このステップ604で否定判断した場合には、再びステップ602の処理を実行する。
一方、ステップ604で、肯定判断した場合には、ステップ605で、CPU40は、手ぶれ状態か否か判断する。この判断は、例えば、方位情報から得られる方位が所定角度以上変化した場合や、傾き情報から得られる傾きが所定角度以上変化した場合に、手ぶれ状態と判断するものである。
ステップ605でCPU40が否定判断した場合には、処理を終了し、肯定判断した場合には、ステップ606で、手ぶれ補正処理を実行する。
この処理により、手ぶれ状態を検知するためのセンサがなくとも、手ぶれ状態を検知することが可能となる。また、手ぶれ状態を検知するためのセンサがある場合は、そのセンサと上記処理での判断を用いて手ぶれ状態か否かを判断するようにしても良い。
なお、以上説明した各フローチャートの処理の流れは一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で処理順序を入れ替えたり、新たなステップを追加したり、不要なステップを削除したりすることができることは言うまでもない。
また、上記実施の形態では、本発明をデジタル電子スチルカメラに適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばデジタルビデオカメラ、銀塩写真カメラ等の他のカメラに適用できることは言うまでもない。
更に上述した画像処理の他に、海や山を撮影するときは階調性を重視したリニアティ等の処理を行っても良い。また、ポートレートの時は、目に焦点を合わせ、絞りを浅くして背景をぼかすようにしても良い。
また、上記実施の形態では、デジタルカメラ10の位置を、GPSを利用して取得する場合について説明したが、例えばPHS(Personal Handy-phone System)を利用する等、従来既知の位置特定手段を適用する形態とすることができる。この場合も上記実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施の形態では、デジタルカメラ10をネットワークI/F60などの有線でネットワークに接続したが、無線でネットワークに接続するようにしても良い。
以上説明したように、本実施の形態では、当該撮影装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段(ステップ101)と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置における天気を示す天気情報を取得する天気情報取得手段(ステップ102)と、現在の日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段(ステップ104)と、前記日時情報取得手段により取得された日時情報が示す日時における太陽の位置を示す太陽位置情報を導出する太陽位置情報導出手段(ステップ105)と、前記太陽位置情報導出手段により導出された太陽位置情報に基づき、当該撮影装置の画角内に太陽が存在するか否かを判断する存在判断手段(ステップ108)と、前記天気情報取得手段により取得された天気情報、及び前記存在判断手段による判断結果に基づいて逆光状態であるか否かを判断する逆光判断手段(ステップ103、ステップ108)と、主要被写体の明るさを示す物理量を取得する物理量取得手段(ステップ113)と、前記逆光判断手段により逆光状態であると判断され、かつ前記物理量取得手段により取得された物理量が所定の値以上と判断された場合に、前記撮影条件に合致していると判断する撮影条件判断手段(ステップ114)と、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、警告を表示する警告表示手段(ステップ116)と、を有する。
また、撮影により被写体像を示す画像情報を得る撮像手段(撮像系:図1)と、前記撮影手段が取得した画像情報が示す被写体像内で前記主要被写体を含む領域を抽出する領域抽出手段(ステップ111、ステップ112)と、を更に有する。
また、前記逆光判断手段は、前記天気情報取得手段により取得された天気情報が晴天を示し、かつ前記存在判断手段により前記画角内に太陽が存在する場合(ステップ108でY)に、逆光状態であると判断する。
また、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合(ステップ202でY)に、前記被写体を撮影する際の露光条件を逆光撮影用として予め定められた露光条件に設定する露光条件設定手段(ステップ203)を更に有する。
また、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合(ステップ302でY)に、被写体を撮影することで得られた画像情報に対し、予め定められた画像処理を実行する画像処理手段(ステップ304)を更に有する。
また、前記画像処理は、逆光補正処理、ホワイトバランス処理、輝度補正処理(ステップ404)、及び前記画像情報が示す画像におけるエッジの輝度を高める処理(ステップ405)のうちの少なくとも1つの処理である。
また、前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合(ステップ502でY)に、被写体を撮影することにより得られた画像情報に関連づけて、前記位置情報、前記天気情報、前記日時情報、及び前記太陽位置情報のうちの少なくとも1つの撮影時における情報を記録する情報記録手段(ステップ504)を更に有する。
また、当該撮影装置が向いている方位を示す方位情報を出力する方位情報出力手段(電子コンパス66)と、当該撮影装置の地面に対する傾斜の度合いを示す傾斜情報を出力する傾斜情報出力手段(傾斜センサ68)と、前記方位情報出力手段に出力された方位情報、及び前記傾斜情報出力手段により出力された傾斜情報に基づき、当該撮影装置が手ぶれ状態か否かを判断する手ぶれ判断手段(ステップ605)と、前記手ぶれ判断手段に手ぶれ状態であると判断された場合に、該手ぶれ状態を補正する手ぶれ補正手段(ステップ606)と、を更に有する。
10 デジタルカメラ
40 CPU
60 ネットワークI/F
66 電子コンパス
68 傾斜センサ
70 GPS受信部
40 CPU
60 ネットワークI/F
66 電子コンパス
68 傾斜センサ
70 GPS受信部
Claims (8)
- 当該撮影装置の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段により取得された位置情報が示す位置における天気を示す天気情報を取得する天気情報取得手段と、
現在の日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、
前記日時情報取得手段により取得された日時情報が示す日時における太陽の位置を示す太陽位置情報を導出する太陽位置情報導出手段と、
前記太陽位置情報導出手段により導出された太陽位置情報に基づき、当該撮影装置の画角内に太陽が存在するか否かを判断する存在判断手段と、
前記天気情報取得手段により取得された天気情報、及び前記存在判断手段による判断結果に基づいて逆光状態であるか否かを判断する逆光判断手段と、
主要被写体の明るさを示す物理量を取得する物理量取得手段と、
前記逆光判断手段による判断結果が逆光状態であり、かつ前記物理量取得手段により取得された物理量が所定の値以上である撮影条件に合致しているか否かを判断する撮影条件判断手段と、
前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、警告を表示する警告表示手段と、
を有する撮影装置。 - 撮影により被写体像を示す画像情報を得る撮像手段と、
前記撮影手段が取得した画像情報が示す被写体像内で前記主要被写体を含む領域を抽出する領域抽出手段と、
を更に有する請求項1に記載の撮影装置。 - 前記逆光判断手段は、前記天気情報取得手段により取得された天気情報が晴天を示し、かつ前記存在判断手段により前記画角内に太陽が存在する場合に、逆光状態であると判断する請求項1又は請求項2に記載の撮影装置。
- 前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、前記被写体を撮影する際の露光条件を逆光撮影用として予め定められた露光条件に設定する露光条件設定手段を更に有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、被写体を撮影することで得られた画像情報に対し、予め定められた画像処理を実行する画像処理手段を更に有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 前記画像処理は、逆光補正処理、ホワイトバランス処理、輝度補正処理、及び前記画像情報が示す画像におけるエッジの輝度を高める処理のうちの少なくとも1つの処理である請求項5に記載の撮影装置。
- 前記撮影条件判断手段により前記撮影条件に合致していないと判断された場合に、被写体を撮影することにより得られた画像情報に関連づけて、前記位置情報、前記天気情報、前記日時情報、及び前記太陽位置情報のうちの少なくとも1つの撮影時における情報を記録する情報記録手段を更に有する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の撮影装置。
- 当該撮影装置が向いている方位を示す方位情報を出力する方位情報出力手段と、
当該撮影装置の地面に対する傾斜の度合いを示す傾斜情報を出力する傾斜情報出力手段と
前記方位情報出力手段に出力された方位情報、及び前記傾斜情報出力手段により出力された傾斜情報に基づき、当該撮影装置が手ぶれ状態か否かを判断する手ぶれ判断手段と、
前記手ぶれ判断手段に手ぶれ状態であると判断された場合に、該手ぶれ状態を補正する手ぶれ補正手段と、
を更に有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007013402A JP2008180840A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007013402A JP2008180840A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 撮影装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008180840A true JP2008180840A (ja) | 2008-08-07 |
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ID=39724798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007013402A Withdrawn JP2008180840A (ja) | 2007-01-24 | 2007-01-24 | 撮影装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008180840A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2007
- 2007-01-24 JP JP2007013402A patent/JP2008180840A/ja not_active Withdrawn
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