JP2008180239A - 携帯用補助ハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】通常のハンドルに容易に着脱可能な携帯用補助ハンドルを提供すること。
【解決手段】バルブを開閉するための略円形のハンドル104Aに着脱可能な携帯用補助ハンドル10であって、互いに反対の双方向からハンドルの外輪104aを押圧して携帯用補助ハンドル10と外輪104aとを固定する外輪位置決め部と、ハンドルのハンドルステー104cを挟んで、携帯用補助ハンドル10と外輪104aとを固定した位置の横ずれを防止する横ずれ防止部と、片手で操作可能なグリップ部と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、略円形のハンドルを有するバルブを操作するための携帯用補助ハンドルに関する。
図19に示すように、例えば、火力発電所においては、蒸気等を通過させるための多数の配管100Aから100Eが縦横に配置されている。そして、各配管には、バルブ102Aから102Eが配置されており、それぞれハンドル104Aから104Eによって、開閉可能になっている。なお、配管100A等及びバルブ102A等は、それぞれ6個以上存在するが、図示を省略している。
図20に示すように、例えば、ハンドル104Aは、外輪104aと、内輪104bと、ハンドルステー104cを有する。ハンドルステー104cによって、外輪104aと内輪104bが連結している。外輪104aの表面は、作業者が把持し易いように、波型の凹凸が形成されている。
作業者が、外輪104aを矢印X方向へ回転させることによって、バルブのステム102aを昇降させ、バルブ102Aを開閉することができるようになっている。
発電設備のバルブ102A等には、高温の水蒸気等の危険物資が通っている場合があるから、誤操作によって、大事故につながる可能性がある。また、迅速にバルブ102A等を操作できない場合には、緊急事態に適切に対応できない場合がある。
これに対して、操作性を向上させるためのハンドルの構造が提案されている(特許文献1)。
ところが、実際の発電設備においては、バルブ102A等のすべてに操作性の高いハンドルが配置されているとは限らない。なお、操作性が向上する構造を有するハンドル以外のハンドルを、「通常のハンドル」と呼ぶ。
また、通常のハンドルに簡易な補助ハンドルを付するだけでも操作性は向上し、例えば、図21のハンドル104Cには、補助ハンドル104dが配置されている。作業者は、補助ハンドル104dを片手で把持してハンドル104Cを操作することができる。
特開平8−42742号
しかし、発電設備においては、実際に補助ハンドルが配置されていないハンドルが存在し、また、配管の間隔等の制約によって、すべてのハンドル104A等に補助ハンドル104dを配置することができない場合もある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、通常のハンドルに容易に着脱可能な携帯用補助ハンドルを提供することを目的とする。
具体的には、本発明は以下のものを提供する。
(1) バルブを開閉するための略円形のハンドルに着脱可能な携帯用補助ハンドルであって、互いに反対の双方向から前記ハンドルの外輪を押圧して前記携帯用補助ハンドルと前記外輪とを固定する外輪位置決め部と、前記ハンドルのハンドルステーを挟んで、前記携帯用補助ハンドルと前記外輪とを固定した位置の横ずれを防止する横ずれ防止部と、片手で操作可能なグリップ部と、を有する携帯用補助ハンドルである。
(1)の発明によれば、前記外輪位置決め部によって、前記携帯用補助ハンドルと前記外輪とを容易に固定することができる。そして、前記横ずれ防止部によって、前記携帯用補助ハンドルと前記外輪とを固定した位置(以下、「固定位置」と呼ぶ)が横ずれ(前記押圧した方向と直交する方向へのずれ)することを防止することができる。
そして、前記グリップ部は片手で操作可能であるから、作業者は前記グリップ部を操作することによって、片手で前記ハンドルを回転させることができる。
(2) 底面部と側壁部と天井部と一対のつめ部とが一体に形成されたベース部と、前記ベース部に形成された雌ねじ部に螺合するボルト状部材と、を有し、前記外輪位置決め部は、前記底面部と前記側壁部と前記天井部と前記ボルト状部材で構成され、前記横ずれ防止部は、一対の前記つめ部で構成されることを特徴とする(1)に記載の携帯用補助ハンドルである。
(2)の発明によれば、前記ボルト状部材と前記ベース部によって、前記外輪を双方向から押圧して固定することができる。
(3) 前記つめ部は、前記底面部に対して傾斜していることを特徴とする(2)に記載の携帯用補助ハンドルである。
(3)の発明によれば、前記つめ部は前記底面部に対して傾斜しているから、傾斜がない場合に比べて前記ハンドルのハンドルステーとの接触面積を広く確保することができる。これにより、固定位置のずれを一層効果的に防止することができる。
(4) 前記ボルト状部材は、前記ボルト状部材の略円形の断面形状よりも大きな断面形状を有する板状部を有し、前記板状部が前記外輪に接するようになっていることを特徴とする(2)又は(3)のいずれかに記載の携帯用補助ハンドルである。
(4)の発明によれば、前記板状部が前記外輪に接するから、前記外輪を広い面積で押圧することができる。これにより、前記ハンドルに対して前記携帯用補助ハンドルを効果的に固定することができる。
(5) 前記ボルト状部材の前記外輪と接する部分は、前記ハンドルの凹凸の表面形状に対応する形状に形成されており、かつ、前記ベース部の前記外輪と接する部分も、前記ハンドルの表面形状に対応する形状に形成されていることを特徴とする(2)から(4)のいずれかに記載の携帯用補助ハンドルである。
(5)の発明によれば、前記ボルト状部材及び前記ベース部が、前記外輪と接する面積を広く確保することができるから、前記外輪に対して前記携帯用補助ハンドルを一層効果的に固定することができる。
(6) 一対の前記つめ部の離間距離は、調整可能に構成されていることを特徴とする(2)から(5)のいずれかに記載の携帯用補助ハンドルである。
(6)の発明によれば、前記ハンドルのハンドルステーの幅が様々であっても、前記ハンドルステーを効果的に挟むことができるから、横ずれを防止することができる。
(7) 前記グリップ部は前記ボルト状部材と、前記ボルト状部材に対して自由回転可能な円筒部を有し、前記携帯用補助ハンドルを前記外輪に固定したときに、前記円筒部が前記ボルト状部材に対して自由回転するときの回転軸は、前記ハンドルの回転軸と略平行になるように構成されていることを特徴とする(2)から(6)のいずれかに記載の携帯用補助ハンドルである。
(7)の発明によれば、作業者は、片手で前記グリップ部を把持した状態で円運動をすることによって、容易にハンドルを回転させることができる。
(8) 前記携帯用補助ハンドルは、前記外輪の内側及び外側の双方向から着脱することができるように構成されていることを特徴とする(2)から(7)のいずれかに記載の携帯用補助ハンドルである。
(8)の発明によれば、例えば、作業スペースが不十分なために、前記外輪に対して外側から前記携帯用補助ハンドルを取り付けることができない場合であっても、内側から前記携帯用補助ハンドルを取り付けることができる。
本発明によれば、作業者は、前記横ずれ防止部がハンドルステーを挟むことができるような位置で、前記外輪位置決め部によって前記ハンドルを押圧する動作をするだけで、前記外輪部と前記携帯用補助ハンドルを固定し、かつ、その固定位置の横ずれを防止することができる。
これにより、通常のハンドルに容易に着脱可能な携帯用補助ハンドルを提供することができる。
以下、本発明の実施形態の一例について、添付した図面を参照しながら、具体的に説明する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の携帯用補助ハンドル10(以下、「補助ハンドル10」と呼ぶ)を示す概略斜視図である。なお、本実施形態以降の説明では、同じ部材の場合には同じ符号を付すとともに、すでに説明した部材の説明は省略する。
図1に示す補助ハンドル10は、バルブ102A等のハンドル104A等(図19参照)を回すための補助に使用する道具である。すなわち、ハンドル104A等は、後述のウィルキー等を使用しなくても回すことが可能である。ただし、バルブ102A等を操作するために、何度も回す必要があることから、このままでは操作性が不十分な状態である。
図1に示すように、補助ハンドル10は、ベース部12とグリップ部14とから構成されている。
ベース部12は、例えば、金属板を加工して形成されており、底面部12a、天井部12b、側壁部12c及び一対のつめ部12d,12dが一体に形成されている。
なお、本実施の形態とは異なり、ベース部12は、鋳造によって形成した鋳物であってもよい。
グリップ部14は、円筒部14aとボルト部(ボルト状部材)14bから構成されている。ボルト部14bは、その長手方向の略中間部分より下の部分に雄ねじ部を有している。ボルト部14bの、その雄ねじ部が天井部12bに形成された雌ねじ部と螺合するようになっている。
ボルト部14bは、円筒部14aの筒の中に自由回転可能な状態で挿入されている。ボルト部14bは、その上側先端部に拡径部14baを有し、円筒部14aがボルト部14bから上方に抜けることを防止している。
なお、本明細書において、図1の矢印Y1方向を下とし、その逆の方向を上とする。
なお、本実施の形態とは異なり、ボルト部14bは、その長手方向の略中間部分のみに雄ねじ部を有していてもよい。
図2は、グリップ部14を図1の矢印Y1方向から見た概略平面図である。なお、拡径部14baは、図示を省略している。
図2に示すように、円筒部14aとボルト部14bとの間には、すき間S1が存在する。これにより、円筒部14aはボルト部14bを中心軸として、自由に回転することができる。
また、ボルト部14bの上方先端部には、直線状の溝14bcが形成されている。これにより、例えば、マイナスドライバーを使用してボルト部14bを天井部12bと螺合させることができる。
図3は、補助ハンドル10を、図1の矢印Y2方向から見た概略側面図である。
図3に示すように、ボルト部14bの一部には、雄ねじ14bdが形成されている。この雄ねじ14bdが、ベース部12の天井部12bに形成された雌ねじと螺合することによってボルト部14bが昇降し、ボルト部14bの下方先端部とベース部12の底面部12aとの距離h1(以下、「高さh1」と呼ぶ)を調整することができる。
また、天井部12bの先端部12baとつめ部12dの先端部12daは、距離d1だけ乖離している。距離d1は、ハンドル104A等の外輪104aの幅w1(図20参照)よりも大きい。このため、ハンドル104Aの外輪104aをベース部12の内部空間S2に取り入れることができる。内部空間S2は、底面部12a、天井部12b、側壁部12c及びつめ部12dで構成される空間である。
一対のつめ部12d,12dの距離d2(図1参照)は、ハンドル104Aのハンドルステー104cの幅w2(図20参照)よりも、わずかに大きくなるように形成されている。これにより、一対のつめ部12d,12dの間にハンドルステー104cを挟むことができる。距離d2と幅w2との大きさの相違は、例えば、1ミリメートル(mm)以上2ミリメートル(mm)以下である。このため、一対のつめ部12d,12dでハンドルステー104cを挟んだ状態においては、一対のつめ部12d,12dとハンドルステー104cとは、ほぼ接触している。
また、補助ハンドル10を外輪104aに固定したときに、円筒部14aがボルト部14bに対して自由回転するときの回転軸は、補助ハンドル10の回転軸と略平行になるように構成されている。
以上が、補助ハンドル10の構成である。以下、主に図4を使用して、補助ハンドル10の使用方法を説明する。
図4は、補助ハンドル10をハンドル104Aに取り付けた状態を示す概略図である。
図4に示すように、まず、ハンドル104Aの外輪104aを内部空間S2に取り入れて、底面部12aに載置する。
この状態で、グリップ部14の先端部14beを底面部12aに近接する方向に下降させる。これにより、底面部12aと先端部14beによって、互いに反対の双方向から外輪104aを押圧して固定することができる。先端部14beが、外輪104aと接する位置を固定位置と呼ぶ。底面部12aと側壁部12cと天井部12bとボルト部14bとが、補助ハンドル10と外輪104aとを固定するための外輪位置決め部として機能する。
固定位置は外輪104aとハンドルステー104cとの接続部近傍である。
このとき、一対のつめ部12d,12dの間に、ハンドルステー104cを挟む。詳細には、一対のつめ部12d,12dの内側の面部12db,12dbが、ハンドルステー104cの側壁部104ca,104caによって、ハンドルステー104cを挟む。
これにより、固定位置の横ずれ(ボルト部14bが外輪104aを押圧した方向と直交する方向へずれること)を防止することができる。横ずれの方向は、例えば、矢印X方向である。
このように、一対のつめ部12d,12dによってハンドルステー104cを挟んで、固定位置が横ずれすることを防止することができる。すなわち、一対のつめ部12d,12dは、横ずれ防止部として機能する。
図4に示す状態で、グリップ部14を矢印X方向へ回転されることによって、ハンドル104Aを矢印X方向へ回転させることができる。
このとき、円筒部14aはボルト部14bに対して固定されていないから、円筒部14aは、矢印Y3方向へ自由に回転することができる。
このため、作業者は、円筒部14aを例えば、片手で把持し、手を持ち変えることなくグリップ部14を矢印X方向へ回転させることができる。
上述のように、円筒部14aがボルト部14bに対して自由回転するときの回転軸は、補助ハンドル10の回転軸と略平行になるように構成されているから、作業者は、自然な動作によって、グリップ部14を矢印X方向へ回転させ、ハンドル104Aを矢印X方向へ回転させることができる。
[第2実施形態]
図5及び図6を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図5は、第2実施形態の補助ハンドル10Aの概略側面図である。
図5に示すように、つめ部12dは底面部12aに対して、角度θだけ傾斜している。角度θは、例えば、45度である。
つめ部12dは底面部12aに対して傾斜していることによって、つめ部12dとハンドルステー104cとの接触面積を広く確保することができるから、固定位置の横ずれを一層確実に防止することができる。
図6は、グリップ部14Aを示す概略図である。
図6(a)及び図6(b)に示すように、ボルト部14bの上方端部には拡径部14bfが、軸部14bgと一体に形成されている。拡径部14bfは、作業者が矢印Y3方向へ容易に回すことができるように、人間の指の太さ程度の幅w3を有する。幅w3は、例えば、1センチメートル(cm)である。
このため、拡径部14bfを矢印Y3方向へ回転させることによって、天井部12b(図5参照)に対してボルト部14bを昇降させ、高さh1を調整することができる。これにより、マイナスドライバー等の工具を用いることなく、補助ハンドル10Aを外輪104aに固定することができる。
[第3実施形態]
図7及び図8を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、第3実施形態の補助ハンドル10Bの概略斜視図である。図8は、図7の補助ハンドル10Bを矢印Y2方向から見た概略側面図である。
図7及び図8に示すように、ボルト部14bの下方端部には、円板14bhが配置されている。円板14bhの外形は、ボルト部14bの略円形の外形形状よりも大きい。
この円板14bhが外輪104aと接するようになっている。
このため、外輪104aを上方から押圧するときの接触面積を広く確保することができる。これにより、ハンドル104A等に対して補助ハンドル10Bをより確実に固定することができる。
なお、実施形態とは異なり、ボルト部14bの下方端部には、矩形の板を配置してもよいし、ボルト部14bの下方端部を拡径するように構成してもよい。
[第4実施形態]
図9及び図10を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
図9は、第4実施形態の補助ハンドル10Cの概略斜視図である。図10は、図9の補助ハンドル10Cを矢印Y5方向から見た概略側面図である。
図9及び図10に示すように、ボルト部14bの下方端部には、円板14biが配置されている。円板14biの外形は、ボルト部14bの略円形の外形形状よりも大きい。さらに、円板14biの下面部は波状の凹凸形状を有している。この凹凸形状は、ハンドル104Aの外輪104aの表面形状に合致するようになっている。
また、ベース部12の底面部12aの上面には、波状の凹凸部12aaが形成されている。この凹凸部12aaも、外輪104aの表面形状に合致するようになっている。
このため、外輪104aを上方から押圧するときの接触面積を一層広く確保することができる。これにより、ハンドル104Aに対して補助ハンドル10Bを一層確実に固定することができる。
[第5実施形態]
図11から図15を参照して、本発明の第5実施形態について説明する。
図11は、第5実施形態の補助ハンドル10Dの概略斜視図である。
図11に示すように、補助ハンドル10Dのつめ部12eは、回転軸部12eaと円筒部12ebから構成されている。円筒部12ebの内側には雌ねじが形成されており、回転軸部12eaに形成された雄ねじと螺合するようになっている。円筒部12ebは、弾性変形可能であって、かつ、摩擦係数が大きい物資である、例えば、生ゴムで形成されている。
また、ボルト部14bの下方の端部には、例えば、生ゴム14bjが配置されている。このため、外輪104aの形状に応じて弾性変形した状態で、外輪104aを押圧して固定することができる。
図12及び図13は、図11の補助ハンドル10Dのつめ部を矢印Y1方向から見た概略平面図である。
図12及び図13に示すように、円筒部12ebの平面形状は楕円である。
図12に示すように、直径が最大の部分で一対のつめ部12e、12eが対向するようにすると、距離d2は最小値となる。
これに対して、直径が最小の部分で一対のつめ部12e,12eが対向するようにすると、距離d2は最大値となる。
円筒部12ebを回転させることによって、距離d2を上述の最小値と最大値との間のいずれかの値に設定することができる。すなわち、一対のつめ部12e,12eの離間距離は、調整可能に構成されている。
このため、ハンドルステー104cの幅が、ハンドル104A等ごとに異なる場合であっても、距離d2を調整することによって、一対のつめ部12e,12eによって確実に挟むことができる。
図14は、図11の側壁部12cを矢印Y3方向から見た平面図である。
図14に示すように、側壁部12cは、基部12caと一対の脚部12cbによって形成されている。
図11及び図14を参照して理解できるように、各脚部12cbからほぼ直角に折れ曲がって延長した部分が底面部12aとなっている。このため、底面部12aは、一対の長方形の板が並行した形状になっている。
図15は、補助ハンドル10Dの使用方法を示す図である。
図15に示すように、補助ハンドル10Dは、ハンドル104A等に対して、その内側からも取り付けることができる。
内側から補助ハンドル10Dを取り付けた場合には、一対の脚部12cbの内面12cbaによって、ハンドルステー104cを挟む。
[第6実施形態]
図16から図18を参照して、本発明の第6実施形態について説明する。
図16は、第6実施形態の補助ハンドル10Eの概略斜視図である。図17は、図16の補助ハンドル10Eを矢印Y2方向から見た概略平面図である。
図16及び図17に示すように、ボルト部14bは側壁部12cに螺合するようになっている。
また、天井部12bと連続して下向のつめ部12fが形成されている。
図18は、補助ハンドル10Eをハンドル104Aに取り付けた状態を示す概略図である。
図18に示すように、下向きのつめ部12fとボルト部14bによって、外輪104aを双方向から押圧して固定するようになっている。つめ部12fは外輪104aの一方の側面部104abを押圧し、ボルト部14bは外輪104aの他方の側面部104abを押圧する。
また、一対のつめ部12f,12fによって、ハンドルステー104cを挟むようになっている。
本発明によれば、通常のハンドルに容易に着脱可能な携帯用補助ハンドルを提供することができる。なお、本発明は、道具を用いることなく手動で回すことが可能なハンドルについて、その操作性を高めることに特徴がある。
このため、例えば、図22に示すウィルキー150を使用して、図23に示すようにハンドル104A等を回す必要がある場合の解決方法を提供するものではない。
第1実施形態の携帯用補助ハンドルを示す概略斜視図である。 グリップ部の概略平面図である。 補助ハンドルの概略側面図である。 補助ハンドルをハンドルに取り付けた状態を示す概略図である。 補助ハンドルの概略側面図である。 グリップ部を示す概略図である。 補助ハンドルの概略斜視図である。 補助ハンドルの概略側面図である。 補助ハンドルの概略斜視図である。 補助ハンドルの概略側面図である。 補助ハンドルの概略斜視図である。 つめ部の概略平面図である。 つめ部の概略平面図である。 側壁部の概略平面図である。 補助ハンドルをハンドルに取り付けた状態を示す概略図である。 補助ハンドルの概略斜視図である。 補助ハンドルの概略側面図である。 補助ハンドルをハンドルに取り付けた状態を示す概略図である。 配管の一例を示す概略図である。 バルブの一例を示す概略図である。 バルブの一例を示す概略図である。 ウィルキーを示す概略図である。 ウィルキーの使用例を示す概略図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C,10D,10E・・・携帯用補助ハンドル、12・・・ベース部材、12a・・・底面部、12b・・・天井部、12c・・・側壁部、12d・・・つめ部、14・・・グリップ部、14a・・・円筒部、14b・・・ボルト部

Claims (8)

  1. バルブを開閉するための略円形のハンドルに着脱可能な携帯用補助ハンドルであって、
    互いに反対の双方向から前記ハンドルの外輪を押圧して前記携帯用補助ハンドルと前記外輪とを固定する外輪位置決め部と、
    前記ハンドルのハンドルステーを挟んで、前記携帯用補助ハンドルと前記外輪とを固定した位置の横ずれを防止する横ずれ防止部と、
    片手で操作可能なグリップ部と、
    を有する携帯用補助ハンドル。
  2. 底面部と側壁部と天井部と一対のつめ部とが一体に形成されたベース部と、
    前記ベース部に形成された雌ねじ部に螺合するボルト状部材と、
    を有し、
    前記外輪位置決め部は、前記底面部と前記側壁部と前記天井部と前記ボルト状部材で構成され、
    前記横ずれ防止部は、一対の前記つめ部で構成されることを特徴とする請求項1に記載の携帯用補助ハンドル。
  3. 前記つめ部は、
    前記底面部に対して傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の携帯用補助ハンドル。
  4. 前記ボルト状部材は、前記ボルト状部材の略円形の断面形状よりも大きな断面形状を有する板状部を有し、
    前記板状部が前記外輪に接するようになっていることを特徴とする請求項2又は請求項3のいずれかに記載の携帯用補助ハンドル。
  5. 前記ボルト状部材の前記外輪と接する部分は、前記ハンドルの凹凸の表面形状に対応する形状に形成されており、かつ、前記ベース部の前記外輪と接する部分も、前記ハンドルの表面形状に対応する形状に形成されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載の携帯用補助ハンドル。
  6. 一対の前記つめ部の離間距離は、調整可能に構成されていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の携帯用補助ハンドル。
  7. 前記グリップ部は前記ボルト状部材と、前記ボルト状部材に対して自由回転可能な円筒部を有し、
    前記携帯用補助ハンドルを前記外輪に固定したときに、
    前記円筒部が前記ボルト状部材に対して自由回転するときの回転軸は、前記ハンドルの回転軸と略平行になるように構成されていることを特徴とする請求項2から請求項6のいずれかに記載の携帯用補助ハンドル。
  8. 前記携帯用補助ハンドルは、前記外輪の内側及び外側の双方向から着脱することができるように構成されていることを特徴とする請求項2から請求項7のいずれかに記載の携帯用補助ハンドル。
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