JP2008177025A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の車両用前照灯では、オーバーヘッドサイン用の配光パターンの所定の位置に所定の光度値を確保することが難しい。
【解決手段】この発明は、シェード5が反射光L4の一部をカットオフする第1シェード部14および第2シェード部15から構成されている。この第1シェード部14と第2シェード部15との間には、カットオフした反射光L4の一部L5を投影レンズ4側に通す空間24が設けられている。第2シェード部15の下縁には、投影レンズ4側に通す反射光L6を増量する切欠23が設けられている。この結果、この発明は、オーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの所定の位置(ポイントA、B、C)に所定の光度値を確保することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、プロジェクタタイプのヘッドランプなどであって、所定の配光パターン、たとえば、すれ違い用配光パターンとオーバーヘッドサイン(頭上標識)用の配光パターンとを車両の前方に照射するプロジェクタタイプの車両用前照灯に関するものである。
所定の配光パターンとオーバーヘッドサイン用の配光パターンとを車両の前方に照射するプロジェクタタイプの車両用前照灯は、従来からある(たとえば、特許文献1参照)。以下、従来の車両用前照灯について説明する。従来の車両用前照灯は、光源と、リフレクタと、集光レンズと、2枚の薄板構造のシェードと、備えるものである。
以下、従来の車両用前照灯の作用について説明する。従来の車両用前照灯は、光源を点灯すると、光源からの光の一部がシェードによって遮蔽されて残りの光が集光レンズ側に通って所定の配光パターンが得られる。また、シェードによって遮蔽された光の一部が2枚のシェードの間を通ってオーバーヘッドサイン用の配光パターンが得られる。
ところが、従来の車両用前照灯は、シェードによって遮蔽された光の一部を2枚のシェードの間を通過させてオーバーヘッドサイン用の配光パターンを形成するものである。このために、従来の車両用前照灯は、オーバーヘッドサイン用の配光パターンの所定の位置に所定の光度値を確保することが難しい。
特開2004−172104号公報
この発明が解決しようとする問題点は、従来の車両用前照灯では、オーバーヘッドサイン用の配光パターンの所定の位置に所定の光度値を確保することが難しいという点にある。
この発明(請求項1にかかる発明)は、シェードが反射光の一部をカットオフする光源側の第1シェード部および投影レンズ側の第2シェード部から構成されていて、第1シェード部と第2シェード部との間にはカットオフした反射光の一部を投影レンズ側に通す空間が設けられていて、第2シェード部の下縁には投影レンズ側に通す反射光を増量する切欠が設けられている、ことを特徴とする。
また、この発明(請求項2にかかる発明)は、第2シェード部の下縁のうち切欠の中央には凸部が下方に突設されている、ことを特徴とする。
この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、前記の課題を解決するための手段により、第1シェード部と第2シェード部との間の空間に入った光の一部のうち第2シェード部の下縁で遮蔽される光が第2シェード部の下縁の切欠から投影レンズ側に進む。このために、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、第2シェード部の下縁の切欠から進む光により、第1シェード部と第2シェード部との間の空間を通過した光と共に形成するオーバーヘッドサイン用の配光パターンの所定の位置に所定の光度値を確保することができる。これにより、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、投影レンズにぼかし加工などを施すことなくグレアを防止することができる。その上、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、第2シェード部の下縁に設ける切欠の位置や大きさや形状などを調整することにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンの所定の位置や所定の光度値を調整することができる。これにより、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、オーバーヘッドサインの視認性が向上して交通安全に貢献することができる。
しかも、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、リフレクタの反射面ではなく、第2シェード部の下縁の切欠によってオーバーヘッドサイン用の配光パターンの所定の位置に所定の光度値を確保するものである。この結果、この発明(請求項1にかかる発明)の車両用前照灯は、日本、欧州、北米の3仕様ごとにもともとあるシェードによりオーバーヘッド採用の配光パターンの微細な光度を制御するものであるから、リフレクタを、日本、欧州、北米と共通化することができ、製造コストを安価にすることができる。
また、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用前照灯は、第2シェード部の下縁のうち切欠の中央には凸部が下方に突設されているので、オーバーヘッドサイン用の配光パターンにおいて、中央部が上方に上がりかつ左右両端部が下方に下がる。このために、この発明(請求項2にかかる発明)の車両用前照灯は、中央の走行車線の高い位置にある標識や左右の路肩の標識の視認性が向上すると共に、対向車線側へのグレアを防止することができるので、さらに交通安全に貢献することができる。
以下、この発明にかかる車両用前照灯の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。図面において、符号「VU−VD」は、上下の垂直軸、および、スクリーンの上下の垂直線を示す。符号「HL−HR」は、スクリーンの左右の水平線を示す。なお、この明細書および特許請求の範囲において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、この発明にかかる車両用前照灯を車両(自動車)に装備された際の車両の「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」である。なお、図5(A)は、図4におけるVA−VA線断面図、図5(B)は、図4におけるVB−VB線断面図である。
以下、この実施例にかかる車両用前照灯の構成について説明する。この実施例にかかる車両用前照灯は、日本の左側通行に使用するものである。欧州の左側通行に使用される車両用前照灯は、この実施例にかかる車両用前照灯とほぼ同様の構成からなる。また、欧州の右側通行および北米の右側通行に使用される車両用前照灯は、この実施例にかかる車両用前照灯と左右がほぼ逆の構成からなる。
図1において、符号1は、この実施例にかかる車両用前照灯である。前記車両用前照灯1は、自動車(車両)の前部の左右にそれぞれ装備される、たとえば、プロジェクタタイプのヘッドランプである。また、前記車両用前照灯1は、図1に示すように、光源2と、リフレクタ3と、投影レンズ(集光レンズ、凸レンズ)4と、シェード5と、切替手段としてのばね部材6および駆動ユニット7と、フレーム部材8と、ストッパ9と、ランプハウジング(図示せず)と、図示しないランプレンズ(たとえば、素通しのアウターレンズなど)と、を備えるものである。
前記光源2および前記リフレクタ3および前記投影レンズ4および前記シェード5および前記ばね部材6および前記駆動ユニット7および前記フレーム部材8および前記ストッパ9は、ランプユニットを構成する。前記ランプユニットは、前記ランプハウジングおよび前記ランプレンズにより区画されている灯室(図示せず)内に、たとえば光軸調整機構(図示せず)を介して配置されている。
前記光源2は、この例では、放電灯(図示せず)を使用する。前記放電灯は、いわゆる、メタルハライドランプなどの高圧金属蒸気放電灯、高輝度放電灯(HID)などである。前記光源2は、前記リフレクタ3にソケット機構10を介して着脱可能に取り付けられている。なお、前記光源2としては、前記放電灯以外に、ハロゲン電球、白熱電球、LEDなどの半導体型光源でも良い。前記光源2は、発光部11を有する。
前記リフレクタ3は、前記光源2からの光L1、L2を前記投影レンズ4側に反射させるものである。前記リフレクタ3は、前記フレーム部材8に固定保持されている。前記リフレクタ3は、前側(前記車両用前照灯1の光の照射方向側)が開口し、かつ、後側が閉塞した中空の凹形状をなす。前記リフレクタ3の後側の閉塞部の中央には、前記光源2が挿入されるための円形の透孔12が設けられている。
前記リフレクタ3の内凹面には、アルミ蒸着もしくは銀塗装などが施されていて、反射面13が形成されている。前記リフレクタ3の反射面13は、楕円もしくは楕円を基調とした反射面、たとえば、回転楕円面や楕円を基本とした自由曲面(NURBS曲面)などの反射面(図1の垂直断面が楕円面をなし、かつ、図示しない水平断面が放物面ないし変形放物面をなす反射面)からなる。このために、前記リフレクタ3の前記反射面13は、第1焦点F1と、第2焦点(水平断面上の焦線)F2と、光軸Z−Zと、をそれぞれ有する。前記リフレクタ3の前記反射面13の自由曲面(NURBS曲面)は、「Mathematical Elemennts for Computer Graphics」(Devid F. Rogers、J Alan Adams)に記載されているNURBSの自由曲面(Non-Uniform Rational B-Spline Surface)である。前記リフレクタ3の前記反射面13の前記第1焦点F1は、前記光源2の前記発光部11もしくはその近傍に位置する。
前記投影レンズ4は、前記リフレクタ3の前記反射面13からの反射光L3、L4を車両の前方に投影するものである。前記投影レンズ4は、非球面レンズの凸レンズである。前記投影レンズ4の前方側は、凸非球面をなし、一方、前記投影レンズ4の後方側は、平非球面をなす。前記投影レンズ4は、前記フレーム部材8に固定保持されている。前記投影レンズ4は、レンズ焦点(物空間側の焦点面であるメリジオナル像面)F3と、光軸Z1−Z1と、を有する。前記投影レンズ4の焦点F3は、前記反射面13の第2焦点F2もしくはその近傍に位置する。前記投影レンズ4の光軸Z1−Z1と前記反射面13の光軸Z−Zとは、一致もしくはほぼ一致している。なお、前記投影レンズ4の光軸Z1−Z1と前記反射面13の光軸Z−Zとは、左右にずれていても良い。
前記シェード5は、前記リフレクタ3の前記反射面13から前記投影レンズ4に向かう反射光L3、L4を、複数の配光パターン、たとえば、図6および図8に示すすれ違い用配光パターンLPおよびオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPと、図7に示す走行用配光パターンHPとが得られる複数のビーム、すなわち、ロービームと、ハイビームとに切り替えるものである。前記シェード5は、製造コストが安価である板構造(この例では、ステンレスやSUS(ばね鋼板)など、光を反射させることができる平板の薄鋼板構造)からなる。
前記シェード5は、図1〜図5に示すように、垂直で長く後側(前記光源2側)に位置する第1シェード部14と、同じく垂直で短く前側(前記投影レンズ4側)に位置する第2シェード部15と、水平な取付部16と、から構成されている。前記第1シェード部14と前記第2シェード部15とは、別個の板部材からなり、前記第1シェード部14の左右両端部と前記第2シェード部15の左右両端部とが固定手段(加締め、リベット止め、溶接、接着など)により固定されている。前記第1シェード部14および前記第2シェード部15は、前記反射光L3、L4を前記ロービームと、前記ハイビームとに切り替えるものである。
前記第1シェード部14および前記第2シェード部15は、上から見て、前記投影レンズ4の焦点F3に沿って中央部が前記光源2側に突出しかつ左右両端部が前記投影レンズ4側に突出した湾曲形状をなす。前記シェード5は、前記第1シェード部14と前記第2シェード部15とからなる2枚の板構造とすることにより、前記配光パターンLP、HPに生じる色(たとえば、青色)を消すことができる。
前記第1シェード部14の上縁には、第1エッジ17が設けられている。また、前記第2シェード部15の上縁には、第2エッジ18が設けられている。前記第1エッジ17は、前記投影レンズ4の焦点F3もしくはその近傍に位置する。前記第2エッジ18は、前記第1エッジ17よりも前記投影レンズ4側に位置する。前記第1エッジ17および前記第2エッジ18は、それぞれ、左側の上水平エッジと、右側の下水平エッジと、中央の斜めエッジと、からなる。上水平エッジは、前記すれ違い用配光パターンLPの対向車線側の下水平カットオフラインCLを形成し、下水平エッジは、前記すれ違い用配光パターンLPの走行車線側の上水平カットオフラインCLを形成し、斜めエッジは、前記すれ違い用配光パターンLPの斜めカットオフラインCLを形成する。
前記シェード5の前記第1シェード部14および前記第2シェード部15が第1姿勢に切り替えられているときにおいて、前記第1シェード部14および前記第2シェード部15は、前記リフレクタ3の前記反射面13から前記投影レンズ4に向かう反射光L3、L4の一部をカットオフして残りの反射光L3、L4を前記投影レンズ4側に通して前記カットオフラインCLを有する前記すれ違い用配光パターンLPを形成する。このとき、前記第1シェード部14の前記第1エッジ17および前記第2シェード部15の前記第2エッジ18は、前記すれ違い用配光パターンLPの前記カットオフラインCLを形成する。
前記ばね部材6および前記駆動ユニット7は、前記シェード5の姿勢を、上方の姿勢と下方の姿勢との間において、前記ロービームと前記ハイビームとが得られる複数の姿勢、すなわち、第1姿勢のロービーム姿勢と第2姿勢のハイビーム姿勢とに切り替えるものである。前記ロービーム姿勢は、図1に示す上方の姿勢(位置)であり、前記ハイビーム姿勢は、図1に示すロービーム姿勢よりも下方に位置する下方の姿勢(位置)である。
前記ばね部材6は、ステンレスやSUS(ばね鋼板)などの弾性を有する薄板構造からなる。また、前記ばね部材6は、図1〜図3、図5に示すように、ドーム構造をなす。前記シェード5と前記ばね部材6とは、一体構造をなす。すなわち、前記シェード5の前記取付部16が前記ばね部材6の上水平部のほぼ中央部と一体に設けられている。なお、前記シェード5と前記ばね部材6とは、それぞれ別個に製造してから一体に固定しても良い。
前記ばね部材6は、前記フレーム部材8に固定されている。すなわち、前記ばね部材6の下水平部の固定部19の両端部がスクリュー20止めにより前記フレーム部材8に固定されている。前記シェード5と一体構造の前記ばね部材6が前記フレーム部材8に固定されることにより、前記ばね部材6のばね力が作用する方向は、前記シェード5の姿勢が上方の第1姿勢(ロービーム姿勢)と下方の第2姿勢(ハイビーム姿勢)との間において切り替わる方向と一致もしくはほぼ一致する。
前記駆動ユニット7は、ソレノイドから構成されている。前記ソレノイド7は、図1に示すように、前記ばね部材6の空間中に収納されており、かつ、前記ばね部材6の前記固定部17を介して前記フレーム部材8に固定されている。前記ソレノイド7の進退ロッド21の先端は、前記シェード5および前記ばね部材6の前記取付部16に取り付けられている。前記ソレノイド7の進退ロッド21が進退する方向は、図1に示すように、前記ばね部材6のばね力の作用方向および前記シェード5の姿勢の切替方向と一致もしくはほぼ一致する。前記ばね部材6のばね力の作用方向および前記シェード5の姿勢の切替方向および前記ソレノイド7の進退ロッド21の進退方向は、上下の垂直軸VU−VD方向である。
前記フレーム部材8には、前記ストッパ9が固定されている。前記ストッパ9は、図1に示すように、前記ソレノイド7が非駆動時において、前記シェード5の前記取付部16が弾性当接して、前記シェード5のロービーム姿勢を規制制動するものである。
前記第2エッジ18の上水平エッジのうち斜めエッジ側には、前記すれ違い用配光パターンLPのうち所定の部分の光度を下げる遮蔽部22が設けられている。また、前記シェード5の前記第1シェード部14と前記第2シェード部15との間の間隔は、中央部が広く、かつ、左右両端部が狭い。これにより、前記すれ違い用配光パターンLPの左右両端部のカットオフラインCLの明暗差をぼかして視認性を向上させることができる。
2枚の薄板構造からなる前記シェード5の前記第1シェード部14と前記第2シェード部15との間には、カットオフした前記反射光L4の一部L5を前記投影レンズ4側に通す空間24が設けられている。前記空間24において対向する前記第1シェード部14の面と前記第2シェード部15面とには、反射面が設けられている。前記反射面は、前記シェード5の素材の面をそのまま使用しても良いし、また、新たに反射面処理を施したものでも良い。前記シェード5の前記空間24を通った光L5により、前記すれ違い用配光パターンLPの上方に形成されるオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの一部を形成する。
前記第2シェード部15の下縁の中央には、前記投影レンズ4側に通す反射光L6を増量するために、ほぼM字形状の切欠23が設けられている。前記第2シェード部15の下縁のうち前記切欠23の中央には、凸部25が下方に突設されている。前記シェード5の前記切欠23を通った光L6により、前記すれ違い用配光パターンLPの上方に形成されるオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの一部を形成する。
この実施例にかかる車両用前照灯1は、以上のごとき構成からなり、以下、その作用について説明する。
まず、光源2を点灯する。すると、この光源2の発光部11から光L1、L2が放射される。この光L1、L2は、リフレクタ3の反射面13でシェード5および投影レンズ4側に反射される。すなわち、光L1は、リフレクタ3の下側の反射面13で反射される。また、光L2は、リフレクタ3の上側の反射面13で反射される。
このとき、ソレノイド7が非駆動時、すなわち、非通電状態のときには、ばね部材6のばね力により、ソレノイド7の進退ロッド21が前進してかつシェード5が上方に付勢されており、かつ、シェード5の取付部16がストッパ9に弾性当接している。この結果、シェード5は、規制制動されていて、図1に示すロービーム姿勢(第1姿勢)にある。
シェード5が図1に示すロービーム姿勢にあるときには、リフレクタ3の反射面13からの反射光L3、L4のうちの一部は、シェード5の第1シェード部14および第2シェード部15により遮蔽される。一方、残りの反射光L3、L4は、投影レンズ4側に進み、投影レンズ4を経て、図6および図8に示すすれ違い用配光パターンLPとして、自動車の前方に投影(放射、照射)される。また、シェード5の第1シェード部14の第1エッジ17および第2シェード部15の第2エッジ18により図6および図8に示すすれ違い用配光パターンLPにカットオフラインCLが形成されている。
シェード5の第1シェード部14および第2シェード部15により遮蔽される反射光L3、L4の一部の光L4は、第1シェード部14と第2シェード部15との間の空間24を通って投影レンズ4側に光L5として進む。すなわち、第1シェード部14の第1エッジ17および第2シェード部15の第2エッジ18側から空間24中に入った光L4は、空間24における第1シェード部14の反射面と第2シェード部15の反射面とで反射して、第2シェード部15の下縁から投影レンズ4側に光L5として進む。
一方、第1シェード部14の第1エッジ17および第2シェード部15の第2エッジ18側から空間24中に入った光L4の一部であって、第2シェード部15の下縁で遮蔽もしくは反射される光L6は、第2シェード16の下縁の切欠23から投影レンズ4側に進む。
シェード5の空間24を通った光L5とシェード5の切欠23を通った光L6とにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンSPがすれ違い用配光パターンLPの上方に形成される。このオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPは、切欠23の中央の凸部25により、中央部が上方に上がり、左右両端部が下方に下がっている。図8に示すように、このオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの所定の位置、たとえば、上側に2°、左側に4°のポイントA、および、上側に2°、上下の垂直線上(左右に0°)のポイントB、および、上側に2°、右側に4°のポイントC、の光度は、所定値、たとえば、125〜625「cd」に確保されている。なお、オーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの所定の位置は、上側に2°付近の上方であれば、ポイントA、B、C以外のポイントの部分であっても良い。また、光度の所定値は、125〜625「cd」に限定されない。
ソレノイド7に通電すると、ソレノイド7が駆動して、ソレノイド7の進退ロッド21がばね部材6のばね力に抗して後退する。これに伴って、シェード5は、図1に示す上方のロービーム姿勢(第1姿勢)から下方のハイビーム姿勢(第2姿勢)に切り替わる。
すると、今まで、シェード5の第1シェード部14および第2シェード部15により遮蔽されていたリフレクタ3の反射面13からの反射光L3、L4は、残りの反射光L3、L4と共に、投影レンズ4側に進み、投影レンズ4を経て、図7に示す走行用配光パターンHPとして、自動車の前方に投影(放射、照射)される。
このとき、シェード5の第1シェード部14および第2シェード部15により遮蔽されていたリフレクタ3の反射面13からの反射光L3、L4が残りの反射光L3、L4に加わる。このために、走行用配光パターンHPのうちの所定の部分の光度を、所定値以上に保持することができる。
そして、ソレノイド7への通電を遮断すると、ソレノイド7が非駆動状態となるので、弾性変形していたばね部材6がばね力に弾性復帰する。この結果、シェード5は、下方のハイビーム姿勢(第2姿勢)から図1に示す上方のロービーム姿勢(第1姿勢)に切り替わる。これにより、図7に示す走行用配光パターンHPから図6および図8に示すすれ違い用配光パターンLPおよびオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPに切り替わる。
この実施例にかかる車両用前照灯1は、以上のごとき構成および作用からなり、以下、その効果について説明する。
この実施例にかかる車両用前照灯1は、第1シェード部14と第2シェード部15との間の空間24に入った光L4の一部のうち第2シェード部15の下縁で遮蔽されもしくは反射される光L6が第2シェード部15の下縁の切欠23から投影レンズ4側に進む。このために、この実施例にかかる車両用前照灯1は、第2シェード部15の下縁の切欠23から進む光L6により、第1シェード部14と第2シェード部15との間の空間24を通過した光L5と共に形成するオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの所定の位置(ポイントA、B、C)に所定の光度値(125〜625「cd」)を確保することができる。これにより、この実施例にかかる車両用前照灯1は、投影レンズ4にぼかし加工などを施すことなくグレアを防止することができる。
その上、この実施例にかかる車両用前照灯1は、第2シェード部15の下縁に設ける切欠23の位置や大きさや形状などを調整することにより、オーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの所定の位置や所定の光度値を調整することができる。これにより、この実施例にかかる車両用前照灯1は、オーバーヘッドサイン(頭上標識)の視認性が向上して交通安全に貢献することができる。
しかも、この実施例にかかる車両用前照灯1は、リフレクタ3の反射面13ではなく、第2シェード部15の下縁の切欠23によってオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPの所定の位置(ポイントA、B、C)に所定の光度値(125〜625「cd」)を確保するものである。この結果、この実施例にかかる車両用前照灯1は、日本、欧州、北米の3仕様ごとにもともとあるシェードによりオーバーヘッド採用の配光パターンの微細な光度を制御するものであるから、リフレクタを、日本、欧州、北米と共通化することができ、製造コストを安価にすることができる。
また、この実施例にかかる車両用前照灯1は、第2シェード部15の下縁のうち切欠23の中央には凸部25が下方に突設されているので、オーバーヘッドサイン用の配光パターンSPにおいて、中央部が上方に上がりかつ左右両端部が下方に下がる。このために、この実施例にかかる車両用前照灯1は、中央の走行車線の高い位置にある標識や左右の路肩の標識の視認性が向上すると共に、対向車線側へのグレアを防止することができるので、さらに交通安全に貢献することができる。
以下、前記の実施例以外の例について説明する。前記の実施例においては、第2シェード部15の下縁の中央にほぼM字形状の切欠23を設けたものであって、日本の左側通行および欧州の左側通行に使用されるものである。ところが、この発明においては、図9に示すように、シェード500の第2シェード部18の下縁の中央に横長の四角形の切欠230を設けると共にその切欠230の中央に四角形の凸部250を設けたものであって、北米の右側通行に使用されるものであっても良い。なお、図9中、図1〜図8と同符号は、同一のものを示す。
また、前記の実施例においては、シェード5が第1シェード部14と第2シェード部15との2枚板構造をなすものである。ところが、この発明においては、空間を有する1枚板構造のシェードでも良い。
さらに、前記の実施例においては、図6および図8に示すすれ違い用配光パターンLPおよびオーバーヘッドサイン用の配光パターンSPと図7に示す走行用配光パターンHPとが得られるものである。ところが、この発明においては、すれ違い用配光パターンと高速道路用配光パターンとが得られるもの、あるいは、すれ違い用配光パターンと高速道路用配光パターンと走行用配光パターンとが得られるもの、すなわち、複数の配光パターンが得られるものであって、その複数の配光パターンのうち少なくとも1つの配光パターンがオーバーヘッドサイン用の配光パターンを必要とする配光パターンであれば良い。
さらにまた、前記の実施例においては、図6および図8に示すすれ違い用配光パターンLPと図7に示す走行用配光パターンHPとが得られるものである。ところが、この発明においては、オーバーヘッドサイン用の配光パターンを必要とする配光パターンが1つしか得られないものであっても良い。
さらにまた、前記の実施例においては、駆動ユニットとしてソレノイド7を使用するものである。ところが、この発明においては、駆動ユニットとしてソレノイド以外のものであっても良い。たとえば、モータなどである。
この発明にかかる車両用前照灯の実施例を示し、シェードがロービーム姿勢にあるときのランプユニットの縦断面図(垂直断面図)である。 同じく、シェードおよびばね部材を示す正面図である。 同じく、シェードおよびばね部材を示す斜視図である。 同じく、シェードの第2シェード部の要部を示す一部正面図である。 同じく、リフレクタの上側の反射面からの反射光を遮蔽しまたは通過させる状態を示す説明断面図である。 同じく、すれ違い用配光パターンとオーバーヘッドサイン用の配光パターンとを示す説明図である。 同じく、走行用配光パターンを示す説明図である。 同じく、すれ違い用配光パターンとオーバーヘッドサイン用の配光パターンとシェードとの相対関係を示す説明図である。 シェードの切欠および凸部の変形例を示す一部拡大断面図である。
符号の説明
1 車両用前照灯
2 光源
3 リフレクタ
4 投影レンズ
5、500 シェード
6 ばね部材(切替手段)
7 ソレノイド(駆動ユニット、切替手段)
8 フレーム部材
9 ストッパ
10 ソケット機構
11 発光部
12 透孔
13 反射面
14 第1シェード部
15 第2シェード部
16 取付部
17 第1エッジ
18 第2エッジ
19 固定部
20 スクリュー
21 進退ロッド
22 遮蔽部
23、230 切欠
24 空間
25、250 凸部
LP すれ違い用配光パターン
CL カットオフライン
HP 走行用配光パターン
SP オーバーヘッドサイン用の配光パターン
HL−HR 左右の水平線
VU−VD 上下の垂直線(上下の垂直軸)
Z−Z 反射面の光軸
Z1−Z1 投影レンズの光軸
F1 反射面の第1焦点
F2 反射面の第2焦点
F3 投影レンズの焦点
L1 光源から下側の反射面への光
L2 光源から上側の反射面への光
L3 下側の反射面からの反射光
L4 上側の反射面からの反射光
L5 シェードの空間を通った光
L6 シェードの切欠を通った光
A、B、C オーバーヘッドサイン用の配光パターンのうち光度値を所定値に確保する所定の部分のポイント

Claims (2)

  1. 所定の配光パターンとオーバーヘッドサイン用の配光パターンとを車両の前方に照射するプロジェクタタイプの車両用前照灯において、
    光源と、
    前記光源からの光を反射させるリフレクタと、
    前記リフレクタからの反射光を車両の前方に投影する投影レンズと、
    前記リフレクタから前記投影レンズに向かう反射光の一部をカットオフして残りの反射光を前記投影レンズ側に通して前記所定の配光パターンを形成し、かつ、カットオフした前記反射光の一部を前記投影レンズ側に通して前記オーバーヘッドサイン用配光パターンを形成するシェードと、
    を備え、
    前記シェードは、前記反射光の一部をカットオフする前記光源側の第1シェード部および前記投影レンズ側の第2シェード部から構成されていて、
    前記第1シェード部と前記第2シェード部との間には、カットオフした前記反射光の一部を前記投影レンズ側に通す空間が設けられていて、
    前記第2シェード部の下縁には、前記投影レンズ側に通す前記反射光を増量する切欠が設けられている、
    ことを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記第2シェード部の下縁のうち前記切欠の中央には、凸部が下方に突設されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
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