JP2008175377A - 発進のためのオルタネータの非反転駆動 - Google Patents
発進のためのオルタネータの非反転駆動 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】プラネタラリギアとプラネタリ動作をロックアップするクラッチ、及び反力発生を受け持つオルタネータからなる自動車用発進装置において、ロックアップクラッチの締結、開放を行ってもオルタネータの回転方向を常に同一方向に保こと。
【解決手段】図1の発進装置にオルタネータへ相互に逆回転を伝える2系統の動力伝達路を持たせ、その伝達路内にワンウェイクラッチを設けた構造を組み合わせることで課題を解決できる。
正逆の入力回転を一方向の出力回転にする構造は公知であるが、上記の発進装置との組み合わせの発明で燃費やキックダウンのレスポンスの向上やロックアップクラッチ磨耗の減少に大きな効果を期待できる。
【選択図】図2
【解決手段】図1の発進装置にオルタネータへ相互に逆回転を伝える2系統の動力伝達路を持たせ、その伝達路内にワンウェイクラッチを設けた構造を組み合わせることで課題を解決できる。
正逆の入力回転を一方向の出力回転にする構造は公知であるが、上記の発進装置との組み合わせの発明で燃費やキックダウンのレスポンスの向上やロックアップクラッチ磨耗の減少に大きな効果を期待できる。
【選択図】図2
Description
特許出願番号2006−159056のようなプラネタラリギアとプラネタリ動作をロックアップするクラッチ、及び反力発生を受け持つオルタネータからなる自動車用発進装置の改良に関するものである。
上記の装置においては、従来ロックアップクラッチが締結、開放を行うごとに反力オルタネータの回転方向が逆転していた。
ロックアップクラッチは発進時やキックダウン時にかなり頻繁に締結、開放を繰り返すが、その度にオルタネータの回転方向が逆転するためエンジンの出力がオルタネータの慣性抵抗により無駄に消費されておりその解決を課題とする。
オルタネータ駆動を行う互いに逆回転の回転力伝達を行う2系統の動力伝達路を用意し、双方の伝達路中にワンウェイクラッチを装備することで、プラネタリ動作、及びロックアップ動作のどちらの状態においても反力オルタネータは常に一方向にしか回転しなようになる。
本発明によりオルタネータを逆転させるための慣性エネルギーの無駄がなくなり、燃費の向上やロックアップクラッチの磨耗の減少やキックダウン時の反応速度の向上が期待できる、さらにプラネタリ動作とロックアップ動作でそれぞれ最適な歯車比を設定できるのでオルタネータを最適な容量で設計することができる。
また、エンジンのアイドリング時における回転の脈動をオルタネータに伝えなくなる。
また、エンジンのアイドリング時における回転の脈動をオルタネータに伝えなくなる。
ここではエンジンがリングギアを回転させ、プラネタキャリアの回転軸をトランスミッションに出力し、サンギアでオルタネータを駆動する構造を例にとって説明する。
理解しやすいように、相互に逆回転を伝える2系統の動力伝達路を両方とも歯車を使う構造としているが同方向の回転を伝える動力伝達路はチェーン等を使えばシンプルに構成できる。
この実施例ではワンウェイクラッチはオルタネータのピニオンギア部に設けてある。
理解しやすいように、相互に逆回転を伝える2系統の動力伝達路を両方とも歯車を使う構造としているが同方向の回転を伝える動力伝達路はチェーン等を使えばシンプルに構成できる。
この実施例ではワンウェイクラッチはオルタネータのピニオンギア部に設けてある。
この実施例以外にもサンギアからの回転を正逆両方向に回転させそこからワンウェイクラッチでオルタネータドライブギア(あるいはチェーンのスプロケット)を駆動するようにしても同様に目的を達せられる。
アイドリングでの停車中でトランスミッション入力軸が停止している場合、及び発進時の反力動作中はロックアップクラッチが開放中されており、サンギアはリングギアとは逆方向に回転している。
発進後、通常走行に移った場合はロックアップクラッチが締結されているのでサンギアはリングギアと一体化し同一方向に回転している。
サンギアがどちらの方向に回転してもどちらか片方の動力伝達路からワンウェイクラッチを通して回転力が伝わりオルタネータを常に一方向に回転させることになる。
発進後、通常走行に移った場合はロックアップクラッチが締結されているのでサンギアはリングギアと一体化し同一方向に回転している。
サンギアがどちらの方向に回転してもどちらか片方の動力伝達路からワンウェイクラッチを通して回転力が伝わりオルタネータを常に一方向に回転させることになる。
1−エンジン
2−プラネタリギア
3−オルタネータをドライブするギア
4−プラネタリギアのロックアップクラッチ
5−オルタネーター
6−反力スイッチ(理解しやすいように機械的スイッチで表現してある)
7−反力抵抗
8−ラジエター
12ーカウンターギア
13−ワンウェイクラッチを組み込んだピニオンギア
2−プラネタリギア
3−オルタネータをドライブするギア
4−プラネタリギアのロックアップクラッチ
5−オルタネーター
6−反力スイッチ(理解しやすいように機械的スイッチで表現してある)
7−反力抵抗
8−ラジエター
12ーカウンターギア
13−ワンウェイクラッチを組み込んだピニオンギア
Claims (1)
- プラネタラリギアとプラネタリ動作をロックアップするクラッチ、及び反力発生を受け持つオルタネータからなる自動車用発進装置において、オルタネータ駆動を行う互いに逆回転の回転力伝達を行う2系統の動力伝達路を持ち、双方の伝達路中にワンウェイクラッチを装備した構造を組み合わせることで、自動車発進装置がプラネタリ動作及びロックアップ動作のどちらの状態においても反力オルタネータは一方向にしか回転しないことを特徴とする組み合わせの発明。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007034096A JP2008175377A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 発進のためのオルタネータの非反転駆動 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007034096A JP2008175377A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 発進のためのオルタネータの非反転駆動 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008175377A true JP2008175377A (ja) | 2008-07-31 |
Family
ID=39702534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007034096A Pending JP2008175377A (ja) | 2007-01-17 | 2007-01-17 | 発進のためのオルタネータの非反転駆動 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008175377A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101251804B1 (ko) | 2011-10-26 | 2013-04-09 | 현대 파워텍 주식회사 | 상시 일방향 회전출력이 가능한 유성기어 감속 장치 |
KR101251809B1 (ko) * | 2011-10-26 | 2013-04-09 | 현대 파워텍 주식회사 | 상시 일방향 회전출력이 가능한 유성기어 증속 장치 |
-
2007
- 2007-01-17 JP JP2007034096A patent/JP2008175377A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101251804B1 (ko) | 2011-10-26 | 2013-04-09 | 현대 파워텍 주식회사 | 상시 일방향 회전출력이 가능한 유성기어 감속 장치 |
KR101251809B1 (ko) * | 2011-10-26 | 2013-04-09 | 현대 파워텍 주식회사 | 상시 일방향 회전출력이 가능한 유성기어 증속 장치 |
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