JP2008172356A - 基地局装置、端末装置、無線通信システム、プログラム、制御情報送信方法および制御情報受信方法 - Google Patents

基地局装置、端末装置、無線通信システム、プログラム、制御情報送信方法および制御情報受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置の数が増加したときでも、伝送効率悪化を抑制することができる
【解決手段】所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックを、それぞれ端末装置に割り当てて該端末装置と無線通信する基地局装置において、端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する割当て通知手段を具備することを特徴とする基地局装置。
【選択図】図15

Description

本発明は、基地局装置、端末装置、無線通信システム、プログラム、制御情報送信方法および制御情報受信方法、特に端末に割り当てられた所定の周波数帯と時間帯とで決められたブロックにて無線通信する基地局装置、端末装置、無線通信システム、プログラム、制御情報送信方法および制御情報受信方法に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式が、セルラー移動通信の第三世代無線アクセス方式(3G)として標準化され、サービスが開始されている。また、3Gの進化(Evolvde Universal Terrestrial Radio Access、以下、「EUTRA」と呼称する。)および3Gネットワークの進化(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network、以下、「EUTRAN」と呼称する。)が検討されている。また、基地局装置から移動局装置への無線リンク(以下、「下りリンク」という。また、移動局装置から基地局装置への無線リンクを、以下「上りリンク」という。)として、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式が提案されている。
また、W−CDMA方式の下りリンクを高速パケット通信に適用した高速下りリンクパケット無線アクセスHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)方式が標準化されている(非特許文献1)。
HSDPA方式の下りリンク物理チャネルとして、高速物理下り共用チャネルHS−PDSCH(High Speed Physical Downlink Shared Channel)、HS−DSCH関連共用制御チャネルHS−SCCH(HS−DSCH−related Shared Control Channel)がある。
HSDPA方式の上りリンク物理チャネルとして、HS−DSCH関連上り個別物理制御チャンルHS−DPCCH(Dedicated Physical Control Channel for HS−DSCH)がある。
HSDPA方式の高速物理下り共用チャネルHS−PDSCHは、下りリンクの共用チャネルで、複数の移動局装置が共用し、各移動局装置へのトランスポートチャネルの高速下り共用チャネルHS−DSCH(High Speed Downlink Shared Channel)が含まれる。このHS―PDSCHは、上位レイヤから各移動局装置宛てのパケットデータの送信に使用される。
HSDPA方式のHS−DSCH関連共用制御チャネルHS−SCCHは、下りリンクの共用チャネルで、複数の移動局装置が共用し、各移動局装置において速物理下り共用チャネルHS−DSCHの復調に必要な情報(変調方式、拡散コード)、誤り訂正復号処理やハイブリッド自動再送HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)処理に必要な情報を各移動局装置に送信する。
HS−DSCH関連上り個別物理制御チャンルHS−DPCCHは、上りリンクの個別制御チャネルで、下りリンク無線伝搬路状況を表す下りリンク品質情報CQI(Channel Quality Indication)と、ハイブリッド自動再送HARQに対応した受信確認情報であるACK/NACK(Acknowledgement/Negative Acknowledgements)の送信に使われている。
各移動局装置に対する制御チャネルは、個別物理制御チャネルで送信される、あるいは、移動局識別情報(RNTI:Radio Network Temporary ID)によって移動局装置が特定される共用制御チャネルで送信される。この移動局識別情報は、16bitである。例えば、HS−DSCH関連共用制御チャネルHS−SCCHは、高速下り共用チャネルHS−DSCHとコード多重されている。よって、HS−SCCHは、HS−DSCHで一つの移動局装置が使用する時間(3スロット)範囲で送信されればよく、HS−SCCHは、HS−DSCHの制御に必要な情報量(拡散コード、変調方式、トランスポートブロックサイズ、HARQ処理情報、誤り訂正復号処理情報、移動局識別情報など:符号化率1.0で計37bit)を十分に収容できる。また、移動局識別情報は、誤り訂正符号化処理手順の中に含めることにより、限られたビット数を効率的に利用している。これは、UEID masked CRC (User Equipment IDentity masked Cyclic Redundancy Check)と呼ばれている。すなわち、これは、移動局装置ごとに個別に制御信号を誤り訂正符号化する構成(Separate Coding)である。
一方、前述の第三世代無線アクセスの進化EUTRA及び第三世代無線アクセスネットワークの進化EUTRANが検討されている。EUTRAの下りリンクとして、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)方式が提案されている。EUTRA技術として、OFDM方式にチャネル符号化等の適応無線リンク制御(Link Adaptiveion:リンクアダプテーション)に基づく適応変復調・誤り訂正方式(AMCS:Adaptive Modulation and Coding Scheme、以下「AMCS方式」という)といった技術が適用されている。
AMCS方式とは、高速パケットデータ伝送を効率的に行うために、各移動局装置の伝搬路状況に応じて、誤り訂正方式、誤り訂正の符号化率、データ変調多値数、時間・周波数軸の符号拡散率(SF:Spreading Factor)、及びマルチコード多重数などの無線伝送パラメーター(以下、「AMCモード」という)を切り替える方式である。例えば、データ変調については、伝搬路状況が良好になるに従って、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調から、8PSK変調、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調など、より高い効率の多値変調に切り替えることで、通信システムの最大スループットを増大させることができる。
OFDM方式における下り物理チャネル、トランスポートチャネルの配置について、Spread−OFDM方式(例えば、特許文献1、特許文献2参照)では、拡散符号多重により物理制御チャネルと物理データチャネルを同じ周波数帯域に多重する方法が提案されている。また、Non Spread−OFDM方式(例えば、無線LAN規格802.16など)では、OFDMの周波数軸(サブキャリア)と時間軸(OFDMシンボル)のリソースを用いて、時間分割多重TDM(Time Divion Multiplexing)、周波数分割多重FDM(Frequency Divion Multiplexing)、またはTDM・FDMの組み合わせで時間・周波数に多重する方法が提案されている。
また、EUTRAの技術資料(非特許文献2参照)では、下りリンク無線フレームの構成が示されているが、無線フレームは、周波数方向、時間方向に分割され、分割されたブロックに対して、各移動局装置に対するデータがマッピングされる。このデータのマッピングを行なうため、移動局識別情報などにより、ブロックに対する各移動局装置の割り当て情報を基地局装置から送信する必要がある。
特開2001−237803号公報 特開2004−297756号公報 3GPP TR(Technical Report)25.858、及び3GPPのHSDPA仕様関連資料.http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html−info/25−series.htm R1−050707 "Physical Channels and Multiplexing in Evolved UTRA Downlink" 3GPP TSG RAN WG1 #42 on LTE London, UK, August 29− September 2, 2005
しかしながら、HSDPA方式にあっては、移動局装置の識別情報に基地局装置内で一意に識別可能な16ビットのC−RNTI(Cell Specific radio Network Temporary Identity)を用い、リソースブロックの割当て情報には、移動局装置がどのブロックを使用するべきかを示すために、図16にリソースブロック数が25の場合を例示するように、各移動局装置についてリソースブロック数分のビットマップを用いる。図16の例では、リソースブロック数が25であるので、ビットマップは25ビットである。図16の移動局装置#1に対するビットマップでは、3番目と24番目のビットに“1”が立っており、移動局装置#1にはPRB#3とPRB#24のリソースブロックが割り当てられていることを表している。このため、基地局装置の通信相手となる移動局装置の数に比例してリソース割当てのための制御情報の情報容量が大きくなり、移動局装置数が増えると伝送効率が劣化するという問題がある。
例えば、適応変調を用いたシステムで、周波数帯域幅が5MHzで、25のリソースブロックをスケジューリングする場合に1移動局装置当たりの制御情報の情報容量は、次に示す上りと下りの合計となる。下りの情報容量は、移動局装置の識別情報に16ビット、リソース割当て情報に25ビット、適応変調方式の指定に例えば2ビット、アンテナ本数などを指定するMIMO関連情報に例えば2ビット、ペイロードサイズに6ビット、HARQ番号に3ビット、HARQ再送番号に2ビットで、合計すると16+25+2+2+6+3+2=56ビットとなる。上りの情報容量は、移動局装置の識別情報に16ビット、リソース割当て情報には、上りでは連続するブロックにのみ割り当てられるので開始ブロック4ビットと終了ブロック4ビット、適応変調方式に2ビット、MIMO関連情報に2ビット、ペイロードサイズに6ビット、HARQ再送番号に2ビット、上り時間同期信号に1ビットで、合計する16+4+4+2+2+6+2+1=37ビットとなる。すなわち、上りと下りの合計は、56+37=93ビットとなり、制御情報の情報容量は、移動局装置数×93ビットとなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、基地局装置の通信相手となる移動局装置の数が増加したときでも、伝送効率悪化を抑制することができる基地局装置、端末装置、無線通信システム、制御情報送信方法、制御情報受信方法およびプログラムを提供することにある。
この発明は上述した課題を解決するためになされたもので、本発明の基地局装置は、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックを、それぞれ端末装置に割り当てて該端末装置と無線通信する基地局装置において、端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する割当て通知手段を具備することを特徴とする。
これにより、基地局装置は、リソースブロック割当て情報を、端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置することで各リソースブロックに割り当てられた端末装置を表すようにしたので、リソースブロック割当て情報の容量はリソースブロック数と端末識別情報のビット数との積となり、基地局装置の通信相手となる端末装置の数が増加したときでも、リソースブロック割当て情報の容量は変わらず、ユーザデータの伝送容量を圧迫することもなく、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の基地局装置は、上述の基地局装置であって、前記端末識別情報は、前記リソースブロック割当て情報の通知の都度、端末装置に対応付けられることを特徴とする。
これにより、基地局装置は、リソースブロック割当ての対象となっている端末装置にのみ端末識別情報を割り当てれば良いので、端末識別情報のビット数を抑えることでリソースブロック割当て情報の容量を抑えて、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の基地局装置は、上述のいずれかの基地局装置であって、一の端末装置に対応する前記端末識別情報を、周波数方向に分散された複数のサブキャリアを1つのグループとして、該グループに配置することを特徴とする。
これにより、基地局装置は、一の端末装置に対応する端末識別情報について、周波数ダイバーシチ効果を得ることができる。
また、本発明の基地局装置は、上述のいずれかの基地局装置であって、前記割当て通知手段は、当該基地局装置内で端末装置を一意に識別する静的端末識別情報が、対応する前記端末識別情報に基づいて定まる位置に配置された端末識別割当て情報を通知することを特徴とする。
これにより、基地局装置は、端末識別情報と静的端末識別情報との対応を、端末識別情報を記述することなく通知することができるので、端末識別割当て情報の容量を抑えて、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の基地局装置は、上述のいずれかの基地局装置であって、前記割当て通知手段は、端末装置が送受信に用いる通信パラメータが、対応する前記端末識別情報に基づいて定まる位置に配置された通信パラメータ情報を通知することを特徴とする。
これにより、基地局装置は、端末識別情報に対応する通信パラメータを、端末識別情報を記述することなく通知することができるので、通信パラメータ情報の容量を抑えて、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の端末装置は、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する端末装置において、端末装置を識別する端末識別情報が各リソースブロックに対応する位置に配置されたリソースブロック割当て情報を受信し、該リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することにより、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する割当て検出手段を具備することを特徴とする。
これにより、端末装置は、リソースブロック割当て情報を、端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置することで各リソースブロックに割り当てられた端末装置を表すようにしたので、リソースブロック割当て情報の容量はリソースブロック数と端末識別情報のビット数との積となり、基地局装置の通信相手となる端末装置の数が増加したときでも、リソースブロック割当て情報の容量は変わらず、ユーザデータの伝送容量を圧迫することもなく、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の端末装置は、上述の端末装置であって、前記端末識別情報は、前記リソースブロック割当て情報の通知の都度、端末装置に対応付けられることを特徴とする。
これにより、端末装置は、端末識別情報がリソースブロック割当ての対象となっている端末装置にのみ割り当てられていれば良いので、端末識別情報のビット数を抑えることでリソースブロック割当て情報の容量を抑えて、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の端末装置は、上述のいずれかの端末装置であって、前記割当て検出手段は、周波数方向に分散された複数のサブキャリアを1つのグループとして、該グループから前記端末識別情報を検出することを特徴とする。
これにより、端末装置は、端末識別情報を受信する際に、周波数ダイバーシチ効果を得ることができる。
また、本発明の端末装置は、上述のいずれかの端末装置であって、前記割当て検出手段は、前記リソースブロック割当て情報とともに、前記基地局装置内で端末装置を一意に識別する静的端末識別情報が、対応する前記端末識別情報に基づいて定まる位置に配置された端末識別割当て情報を受信し、該端末識別割当て情報の中から自装置の静的端末識別情報を検出した位置に基づき、自装置に対応した前記端末識別情報の値を検出することを特徴とする。
これにより、基地局装置は、端末識別割当て情報が端末識別情報と静的端末識別情報との対応を端末識別情報を記述することなく通知することができるので、端末識別割当て情報の容量を抑えて、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の端末装置は、上述のいずれかの端末装置であって、前記割当て検出手段は、前記リソースブロック割当て情報とともに、自装置の前記端末識別情報に対応する位置に配置された通信パラメータを受信することを特徴とする。
これにより、端末装置は、通信パラメータ情報が端末識別情報に対応する通信パラメータを端末識別情報を記述することなく通知することができるので、通信パラメータ情報の容量を抑えて、伝送効率悪化を抑制することができる。
また、本発明の無線通信システムは、基地局装置と、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、前記基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する複数の端末装置とを具備する無線通信システムにおいて、前記基地局装置は、端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する割当て通知手段を具備し、前記端末装置は、受信した前記リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することで、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する割当て検出手段を具備することを特徴とする。
また、本発明のプログラムは、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックを、それぞれ端末装置に割り当てて該端末装置と無線通信する基地局装置が具備するコンピュータを、端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する割当て通知手段として機能させる。
また、本発明のプログラムは、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する端末装置が具備するコンピュータを、端末装置を識別する端末識別情報が各リソースブロックに対応する位置に配置されたリソースブロック割当て情報を受信し、該リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することで、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する割当て検出手段として機能させる。
また、本発明の制御情報送信方法は、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックを、それぞれ端末装置に割り当てて該端末装置と無線通信する基地局装置における制御情報送信方法において、前記基地局装置が、端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する第1の過程を備えることを特徴とする。
また、本発明の制御情報受信方法は、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する端末装置における制御情報受信方法において、前記端末装置が、端末装置を識別する端末識別情報が各リソースブロックに対応する位置に配置されたリソースブロック割当て情報を受信し、該リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することで、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する第1の過程を備えることを特徴とする。
この発明によれば、端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置することでリソースブロックの割当てを示すリソースブロック割当て情報としたので、基地局装置の通信相手となる端末装置の数が増加したときでも、リソースブロック割当て情報の容量は変わらず、ユーザデータの伝送容量を圧迫することもなく、伝送効率悪化を抑制することができる。
図1は、EUTRAにおける3GPPの提案を基にした下りリンク無線フレームの構成例であり(3GPP寄書R1−050705“Pilot Channel Structure in Evolved UTRA Downlink”3GPP TSG RAN WG1 #42 on LTE London,Uk,Aug 29−Sep 2,2005、3GPP寄書R1−050707“Physical Channels and Multiplexing in Evolved UTRA Downlink" 3GPP TSG RAN WG1 #42 on LTE London,UK,Aug 29− Sep 2,2005、3GPP寄書R1−050852“CQI−based TRANSMISSION POWER CONTROL for Control Channel in Evolved UTRA”3GPP TSG RAN WG1 #42 on LTE London,Uk,Aug 29−Sep 2,2005)、本実施形態における下りリンク無線フレームの構成例を示す図である。図1に示すように、基地局装置から移動局装置(端末装置)への下りリンクの無線フレームは、各々が所定の周波数帯と時間帯とからなるブロックであり、通信で使用される無線リソース単位であるリソースブロックから構成されている。以下、このブロックを、PRB(Physical Resouce Block:物理リソースブロック)という。PRBは、1または複数のサブキャリアに対応する周波数成分としてのサブチャネル、および1または複数のOFDMシンボルに対応する時間成分としてのサブスロットから定められる。
例えば、下りリンクの全体の帯域(下りリンク周波数帯域幅)Ballを5MHz、PRB帯域幅Bprbを180kHz、サブキャリア周波数帯域幅Bscを15kHz、1つの無線フレーム長を10ms、サブスロットの長さを7OFDMシンボル(0.5ms)、ユーザの単位送信時間TTI(Transmission Time Interval)を1.0ms(サブフレーム)、ガード用帯域0.5MHzとする場合、1つの無線フレームは、周波数軸方向に25個、時間軸方向に20個のPRB、つまり500個のPRBから構成される。従って、無線フレーム内のRBの位置は、周波数方向配置番号f、サブスロット番号tとしたときの配列F(f,t)で表現することができる。例えば上記の例では1≦f≦25,1≦t≦20となる。ただし、図1には、ガード用帯域については示していない。
また、1つのPRBには12本のサブキャリアが含まれており、OFDMシンボル長Tsを0.07ms(Short CP:Short Cyclic Prefix)とすると1つのPRBには7個のOFDMシンボルが含まれる計算となる。ガードインターバル長を伸ばしたOFDMシンボル(Long CP)を使用する場合は、OFDMシンボル長Tsを0.08msとすると1つのPRBには6個のOFDMシンボルが含まれる計算となる。従って、1PRBは、図2に示すように、サブキャリア番号f、OFDMシンボル番号tとしたときの配列C(f,t)で表現することができる。例えば上記のShort CPの例では1≦f≦12,1≦t≦7となる。
上記TTI(サブフレーム)は、2サブスロットで構成され、1サブフレームには、
(1)ユーザが使用するユーザデータ、
(2)下りリンク制御情報および上りリンク制御情報(移動局識別情報(UserEquipment identity),変調方式,誤り訂正方式,ハイブリッド自動再送HARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)処理に必要な情報,データ長などの送信パラメータ)、
(3)制御データ及びユーザデータの復調を行なうための伝搬路推定に用いる既知のパイロット信号
がマッピングされている。
また、さらに無線フレームの先頭では、(4)フレームの同期をとるための同期信号、及び(5)フレーム全体の構成を報知するための共通制御情報、がマッピングされている。また、PRBをユーザデータと共用する情報として、(6)ページング情報、(7)MBMS情報がマッピングされている。
上記の(1)〜(7)の下りリンク物理レイヤのチャネルをそれぞれ以下のように定義する。
(1)下りリンク共用データチャネルPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)、
(2)下りリンク共用制御チャネルPSCCH(Physical Shared Control Channel)、
(3)下りリンクパイロットチャネルDPICH(Downlink Pilot channel)、
(4)同期チャネルSCH(Synchronisation Channel)、
(5)共通制御チャネルCCPCH(Common Control Physical Channel)、
(6)ページングチャネルPCH(Paging Channel)、
(7)マルチキャストチャネルMCH(Multicast Channel)
移動局装置(ユーザ,移動局装置)宛のデータが送られるPRBは、基本的に、(3)下りリンクパイロットチャネルDPICH、(2)下りリンク共用制御チャネルPSCCH、および(1)下りリンク共用データチャネルPDSCHから構成されている。
DPICHは、セルサーチやハンドオーバを行なう際の電力測定、適応変調(AMCS)を行なうためのCQI測定、および、PSCCHやPDSCHを復調するためのチャネル推定に使用される。
PSCCHは、下りリンクのための制御情報として、PRBの変調方式、データ長、自局宛のデータのPRBの位置、Hybrid ARQの情報、などユーザデータの復調に必要な制御情報、さらに上りリンクのための制御情報として、電力制御、PRBの送信タイミング制御、自局の送信すべきPRBの位置、変調方式、データ長、移動局装置が送信したデータに対するHARQ ACK/NACK、などを含む。
PDSCHは、ユーザデータである。場合によっては複数ユーザで共有する。ユーザデータを復調するためには、PSCCH内の変調方式やデータ長などの情報が不可欠であり、そのPSCCHを復調するためにはDPICHのパイロット信号を用いて伝搬路補償を行なう。
図3は、本発明に適応される上りリンクPRUの構成例を示す図である。上りリンクの無線フレームも下りリンクと同様、各々が所定の周波数帯と時間帯とからなるブロックであり、通信で使用される無線リソース単位であるリソースブロックから構成されている。以下、このブロックを、PRU(Physical Resouce Unit)と呼称する。PRUは、2個のSB(Short Block)と、6個のLB(Long Block)で構成されている。SB、LBは、1または複数のサブキャリアに対応する周波数成分としてのサブチャネル、および1または複数のOFDMシンボルに対応する時間成分としてのサブスロットから定められる。
例えば、上りリンクの全体の帯域(上りンク周波数帯域幅)を5MHz、PRU帯域幅を180kHz、サブキャリア周波数帯域幅Bscを15kHz、1つの無線フレーム長を10ms、サブスロットの長さを2SB、6LBの合計0.5ms、ユーザの単位送信時間TTI(Transmission Time Interval)を1.0ms(サブフレーム)、ガード用帯域0.5MHzとする場合、1つの無線フレームは、周波数軸方向に25個、時間軸方向に20個のPRU、つまり500個のPRUから構成される。
上記サブフレーム(TTI)は、2サブスロットで構成され、1サブフレームには、
(1)ユーザが使用するユーザデータ、
(2)上りリンクデータ関連制御情報(トランスポートブロックサイズなど)
(3)上りリンクデータ非関連制御情報(下りCQIフィードバック、下りHARQ ACK・NACKなど)
(4)上りパイロット信号(データ復調用、伝搬路環境測定用)
がマッピングされている。
本実施形態においては、システム帯域を5MHzとして説明するが、1.25MHzや10MHzや20MHzなどの異なるシステム帯域幅であっても適応可能である。10MHzや20MHzのシステム帯域幅の場合は、本実施例で説明する5MHz単位で区切った構造でも良いし、本実施形態のパラメータを10MHzや20MHzに拡張した構造であっても良い。
図4は、本実施形態における下りリンクPRBの構成例を示す図である。PRBは、Bprb=180kHz、時間方向1サブスロット(0.5ms)のブロックとして構成されており、5MHz内に25個のPRBを含んでいる。1サブフレームは2つのサブスロット(サブスロット1、サブスロット2)で構成されている。各サブスロットの先頭のOFDMシンボルに下りリンクパイロットチャネルDPICHが3サブキャリア間隔(C(x,1):x=2,5,8,11)で配置され、各サブスロットに計100個ずつ配置されている。下りリンク共用制御チャネルPSCCHは、サブスロット1の1番目のOFDMシンボルのDPICHが使用した領域以外の領域と、2番目,3番目のOFDMシンボル(C(x,1):x≠2,5,8,11、C(x,2):x=1〜12、C(x,3):x=1〜12)を使用する。残りの領域は、下りリンク共用データチャネルPDSCHとして使用される。この領域を、図4ではPRB1−1・・・PRB1−25、PRB2−1・・・PRB2−25の符号を以って示す。すなわち、図4におけるPRB1−1の領域は、リソースブロックPRB1−1のPDSCHの領域を表し、PRB1−25の領域は、同様にリソースブロックPRB1−25のPDSCHの領域を表す。
移動局装置に対してリソースを割り当てる際には、サブスロット単位で異なるPRBを割り当てることも考えられるが、制御信号の負荷が大きくなる。よって、サブスロット1のPRBとサブスロット2のPRBは、予めペアが定められ、移動局装置に対するPRBがサブスロット1で指定されれば、サブスロット2のPRBの位置も決定される。例えば、PRB1−1とPRB2−1が予めペアと定められる。すなわち、移動局装置に対するリソースの指定は、最大25PRB分となる。
次に、PSCCH内の制御情報について説明する。PSCCH内には、下りリンク制御情報と上りリンク制御情報が含まれている。下りリンク制御情報は、図5に示すように、Cat1,Cat2,Cat3の3つのカテゴリーに分類される。Cat1は、リソースの指定用に使用される情報であり、移動局識別情報、下りリンクデータのリソース割り当て情報が含まれる。Cat2,3は、移動局装置が基地局装置から受信する際の次のような通信パラメータである。Cat2は、各移動局装置に割り当てられたPDSCHのトランスポートフォーマットを示す情報であり、変調方式、ペイロードサイズ、MIMO関連情報が含まれる。Cat3は、HARQに関する情報であり、非同期HARQの場合はプロセス番号と再送番号、同期HARQの場合は再送番号が含まれる。
上りリンク制御情報も、Cat1,Cat2,Cat3の3つのカテゴリーに分類される。Cat1は、リソースの送信許可(UL Grant)に使用される情報であり、移動局識別情報、上りデータ送信用のリソース割り当て情報が含まれる。Cat2,3は、移動局装置が基地局装置へ送信する際の次のような通信パラメータである。Cat2は、各移動局装置が上りリンクデータを送信する際のトランスポートフォーマットを指定する情報である。この情報は、上りリンク送信時に移動局装置が選択し、上りリンクデータ関連制御情報に含めて送信することによって削減することも可能である。Cat3は、HARQに関する情報であり、上りリンクには同期HARQを使用するため、同期HARQの再送番号が含まれる。ただし、同期HARQのため、予め送信タイミングが定められていれば、この再送番号は、必ずしも送信する必要のある情報ではない。また、上りリンクの送信には、基地局装置と移動局装置の間の距離の変動によって生じる基地局装置までのデータ到達時間の差を各移動局装置で調整するための時間同期処理が必要である。よって上り時間同期信号が上りリンク制御情報に含まれる。
Cat1に含まれる移動局識別情報は、基地局装置内で端末装置を一意に識別し、かつ、固有な16ビットのC−RNTI(Cell Specific Radio Network Temporary Identity)である。Cat1に含まれるリソース割り当て情報(RA)は、図6にて詳述する。
Cat2に含まれる変調方式(MCS)は、変調方式QPSKで符号化率1/8、変調方式QPSKで符号化率1/4、変調方式QPSKで符号化率1/2、変調方式QPSKで符号化率2/3、変調方式16QAMで符号化率1/2、変調方式16QAMで符号化率2/3、変調方式64QAMで符号化率1/2、変調方式64QAMで符号化率3/5、変調方式64QAMで符号化率2/3、変調方式64QAMで符号化率3/4などが選択可能であるが、そのうちの4つを識別するために2ビット使用する。Cat2に含まれるペイロードサイズ(PS)は、PDSCH内の情報ビット数を示す情報であり、6ビット必要となる。Cat2に含まれるMIMO関連情報(MA)は、アンテナ本数やストリームの数やMIMO特有の制御情報などが含まれ、さまざまな方法が考えられるが、ここでは、2ビットを想定する。
Cat3に含まれるHARQのプロセス番号(HARQp)は、別のHARQプロセスを識別するための番号である。Cat3に含まれるHARQ再送番号(RV)は、あるHARQプロセス内の再送される順番を示す情報であり、Reduncancy Versionと呼ばれる。HARQ再送番号は、2ビットで構成され、このうち特別な番号は、新たなHARQプロセスが開始されたことを示すNew Data Indicatorとして使用される。上りリンク制御信号に含まれる上り時間同期信号(TA)は、移動局装置の現状の時間同期からの差分を示すために1ビットを使用する。
図4で説明したように、オーバヘッドを考慮するとPSCCHは、3OFDMシンボル分の領域に収める必要がある。5MHz周波数帯域幅で3OFDMシンボルの情報量は、DPICH用の領域を除いて、以下の式で示すように800サブキャリア使用可能である。
(12−4)×25+12×25×2=800サブキャリア
800サブキャリアを変調方式QPSK、符号化率1/3で符号化した場合、533ビットとなる。
図6を用いて、PSCCHに対する(a)〜(e)の4種類の符号化方法について説明する。本実施形態では、これら4種類のうちの(e)の符号化方法を用いる。図6(a)は、Joint Codingと呼ばれるものであり、複数の移動局装置への制御情報をまとめて誤り訂正符号化する方法である。複数の移動局装置に対してCRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)を1つのみ付与するため、情報量が削減される。また、リソース割り当て情報も、各移動局装置が共通の情報を参照すればよいため、情報量が削減される。例えば、この領域に含められる移動局装置数を8つとすると、8つを識別するための識別子SID(Short ID)として3ビット必要である。このSIDをPRB/PRU分配置することによって、リソース割り当て情報を構成する。その場合、25(PRB/PRUの個数)×3(SID)=75ビットとなり、従来の25(RA)×8(移動局装置数)=200ビットに比べ、情報量を大幅に削減することが可能である。このJoint Codingの領域は、システム周波数帯域幅5MHzの中で複数の領域を用意しても良い。その場合、各Joint Coding部にCRCが付与される。
一つのPSCCHの情報量が多くなるため、符号化方法としては、Turbo符号化が有効である。また、HSDPA方式のHS−SCCHとは異なり移動局識別情報C−RNTIをCRCとして使用しないため、移動局識別情報C−RNTIのビット数を削減することにより更なる情報の削減が可能となる。移動局識別情報の削減方法としては、セル内に存在する移動局装置を識別するために使用するC−RNTIとは別に、セル内で通信中の移動局装置のみに識別情報を割り当てる方法や、移動局装置の使用可能なリソースを制限することにより、制限されたリソース内でのみユニークな識別子を割り当てる方法などが考えられる。ここでは、このビット数が削減された移動局識別情報をShortUEID(Short User Equipment Identity)と呼称する。
図6(a)の方法は、複数の移動局装置が同時にリソース割り当て情報を受信しリソース割り当て情報を移動局装置間で共有することが可能であるため、PSCCHの情報量を削減可能な反面、複数の移動局装置に対して個別に適応変調やパワー制御を適用することが困難である。PSCCHを複数の移動局装置が受信できる必要があるため、基地局装置のセル半径全域に情報を送信するために最悪の環境の移動局装置に最適な変調方式やパワーを設定する必要がある。
図6(b)は、Cat1のみJoint Codingを使用し、Cat2,3はSeparate Codingを使用する方法である。これは、上記の図6(a)で削減可能なCat1の情報のみ別に符号化し、各移動局装置で参照するべきCat2,3は、移動局装置ごとに符号化する方法である。この方法は、図6(a)と同様、リソース割り当て情報の削減と移動局識別情報の削減を適用することが可能である。Cat1のリソース割り当て情報は、各移動局装置へPDSCHの割り当て情報だけでなくCat2,3を配置する領域を指定する情報も含んでいる。ただし、Cat2,3は、移動局装置ごとにCRCを付与する必要があるため、CRCのビット数によっては、情報量の削減は難しい。CRCのビット数を8ビットなどで構成する場合、この方法は大幅に情報量を削減可能である。符号化方法としては、Cat1に対しては、ターボ符号化、Cat2,3に対しては、畳み込み符号化が有効である。
図6(b)の方法は、PSCCHの情報量を削減可能であり、かつ、Cat2,3においては、各移動局装置に対して個別に適応変調やパワー制御を適用することが可能である。ただし、Cat1においては、PSCCHを複数の移動局装置が受信できる必要があるため、基地局装置のセル半径全域に情報を送信するために最悪の環境の移動局装置に最適な変調方式やパワーを設定する必要がある。
図6(c)の方法は、HSDPA方式のHS−SCCHと同様にSeparate Codingと呼ばれるものであり、移動局装置ごとの制御情報を個別に符号化する方法である。図4で説明したように、下りリンク制御情報は、56ビット、上りリンク制御情報は、37ビット必要である。移動局識別情報C−RNTIは、UEID masked CRCが使用される。
図6(c)の方法は、Cat1,2,3において、各移動局装置の伝搬路環境やパスロスに応じて個別に適応変調やパワー制御を適用することが可能である。ただし、1TTIに含まれる移動局装置数分のPSCCHが用意されるため、移動局装置は複数のPSCCHをデコードする必要がある。また、移動局装置ごとにリソース割り当て情報のビットマップ情報を送る必要があるため、移動局装置数が増加した際に、リソース割り当て情報が増加してしまうという問題がある。
図6(d)の方法は、Separate Codingではあるが、Cat1とCat2,3間を分離して符号化される。ただし、Cat1の符号化においては、移動局識別情報C−RNTIを含まずリソース割り当て情報のみ符号化する。Cat1のリソース割り当て情報は、各移動局装置へPDSCHの割り当て情報だけでなくCat2,3を配置する領域を指定する情報も含んでいる。Cat1の符号化においては、CRCを付与せず、Cat2,3の符号化時にCat1,2,3を含めたCRCが付与される。このCRCには、UEID masked CRCが使用される。よって、図6(c)と同じ情報量で、Cat1とCat2,3間を分離して符号化可能である。
図6(d)の方法は、Cat1,2,3において、各移動局装置の伝搬路環境やパスロスに応じて個別に適応変調やパワー制御を適用することが可能である。また、Cat1を確認後に、Cat2,3を参照する構成のため、移動局装置は複数のCat2,3情報をデコードする必要はない。また、Cat1を確認した後に、Cat1に示される情報に対応した位置で、Cat2,3の情報を配置することが可能であるため、制御信号のフォーマットに柔軟性を持たせることが可能である。
図6(e)に、本実施形態におけるPSCCHの符号化方法を示す。Cat1の情報は、PRBごとにSeparateに符号化され、各移動局装置へのCat1の情報は、PRB用に配置された複数のSIDで構成される。このCat1の情報を受信することによって、移動局装置は、続くCat2,3情報やPDSCHの配置位置を検出する。Cat1情報は、移動局装置それぞれに対して、適応変調が可能である。また、全体のリソース割り当て情報量を固定にすることができる。Cat2,3の符号化時にCat1,2,3を含めたCRCが付与される。このCRCには、C−RNTIを使ってUEID masked CRCが適用される。
図6(e)の方法は、Cat1,2,3において、各移動局装置の伝搬路環境やパスロスに応じて個別に適応変調やパワー制御を適用することが可能である。また、Cat1を確認後に、Cat2,3を参照する構成のため、移動局装置は複数のCat2,3情報をデコードする必要はない。また、Cat1を確認した後に、Cat1に示される情報に対応した位置で、Cat2,3の情報を配置することが可能であるため、制御信号のフォーマットに柔軟性を持たせることが可能である。さらに、Cat1の情報は、各移動局装置に対するリソース割り当て情報のビット数は、割り当てられたPRB数に応じて変化する。一方、全移動局装置に対するトータルのリソース割り当て情報のビット数は固定である。よって、本方法は、柔軟性を保ちながら、図6(d)を使った場合に移動局装置の増加に伴ってリソース割り当て情報が増加してしまうという問題を解決することができる。
図7にリソース割り当て情報のフォーマットを示す。リソース割り当て情報は、前述したSID(Short ID)をPRBに対応する位置(サブキャリアとシンボルとで決まる周波数時間空間上の位置)に配置することによって行う。すなわち、SIDは、PRBの個数分だけ配置される。このリソース割り当て情報をマッピングテーブルと呼ぶ。
このマッピングテーブルは、同じSIDが配置されているPRBは、同一の移動局装置が使用することが示されている。移動局装置はSIDを検出後、SIDと関連づけされた場所に配置されているCat2,3とC−RNTIを受信する。SIDの番号もしくはSIDの上記マッピングテーブル内の位置によって移動局装置は、Cat2,3とC−RNTIの配置場所を知ることが可能である。Cat2,3は、C−RNTIを使ってUEID masked CRCが適応される。すなわち、Cat2,3に対するCRC領域を含めたCRCの算出結果がC−RNTIとなるように、CRC領域の値が設定されている。このマッピングテーブルは、下りリンク制御情報と上りリンク制御情報用に用意されるため、5MHz周波数帯域幅のPSCCHでSID領域が3ビットの場合、リソース割り当て情報は、合計で25×3×2=150ビットで構成される。
図8に個別符号化であるSeparate Codingを用いてSIDをリソース割り当てに使用した例を示す。PRB#1、PRB#3、PRB#4、PRB#24用のSID領域(SID#1、SID#3、SID#4、SID#24)に001が配置されている。すなわち、SID#1の移動局装置は、PRB#1、PRB#3、PRB#4、PRB#24を使用することが示されている。さらに、SID#1の移動局装置用のCat2,3情報は、PRB#1、PRB#3、PRB#4、PRB#24の位置とSID番号(この場合#1)に関連付けされた位置に配置される。Cat2,3は、C−RNTIを使ってUEID masked CRCが適応されているため、SID#1の移動局装置に対するリソースの制限はない。また、PRB#25用のSID領域に010が配置されている。すなわち、SID#2の移動局装置は、PRB#25を使用することが示されている。さらに、SID#2の移動局装置用のCat2,3情報は、PRB#25の位置とSID番号(この場合#2)に関連付けされた位置に配置される。
Cat2,3の情報の中には、リソース割り当て情報が含まれないため、下りリンク制御信号の各移動局装置に対する情報ビットは、以下の式に示すように31bitsとなる。
16(C−RNTI)+2(MCS)+2(MA)+6(PS)+3(HARQp)+2(RV)=31bits
また、上りリンク制御信号の各移動局装置に対する情報ビットは、以下の式に示すように29bitsとなる。
16(C−RNTI)+2(MCS)+2(MA)+6(PS)+2(RV)+1(TA)=29bits
図6(e)の場合、全移動局装置に対する情報ビットは、リソース割り当て情報については、
3(SID)×25(PRB数)×2(下り/上り)=150bits
Cat2,3については、
(31+29)×6=360bits
となる。
よって、下りリンクに6移動局装置、上りリンクに6移動局装置がスケジューリング可能であることが分かる。このフォーマットは、Cat2,3の領域を使用しない場合には、Cat2,3の領域を通常のPDSCHとして使用することが可能となり、Cat2,3の領域を常に保持する必要がない。
また、下りリンクの制御情報に対してのみSIDを使用した場合には、図6(e)の場合、全移動局装置に対する情報ビットは、リソース割り当て情報について、
3(SID)×25(PRB数)×1(下り)=75bits
Cat2,3+上り制御情報について、
31×7+37×6=439bits
となる。ここで、上りの制御情報は、移動局装置の識別情報に16ビット、リソース割当て情報には、上りでは連続するブロックにのみ割り当てられるので開始ブロック4ビットと終了ブロック4ビット、適応変調方式に2ビット、MIMO関連情報に2ビット、ペイロードサイズに6ビット、HARQ再送番号に2ビット、上り時間同期信号に1ビットで、合計が37bitsである。
よって、下りリンクに7移動局装置、上りリンクに6移動局装置がスケジューリング可能であることが分かる。
図6(e)の個別符号化であるSeparate Codingの場合のリソース割り当て情報の物理的な配置方法を図9に示す。図9(a)は、分散されたサブキャリア、すなわち割り当て情報にて割り当てるPRB数分離れたサブキャリアを一つのグループとして、このグループに1PRBに対応するSIDの情報を配置する。SIDのサイズが3ビットの場合、変調方式QPSK、符号化率1/4では6サブキャリア必要である。すなわち、1PRBに対するSIDとして、6サブキャリアが使用される。例えば、25サブキャリア間隔で25個のSIDを配置する。
5MHzでは、1OFDMシンボルに300サブキャリア含まれるため、全体の半分の150サブキャリアをSIDに使用することになる。ここでは、1サブキャリア単位での分散を示したが、このリソース割り当て情報は、複数サブキャリア単位での分散で構成されても良い。例えば、2サブキャリアグループ単位での分散の場合、2サブキャリア×3サブキャリアで1PRB用の情報を構成し、25サブキャリアグループ間隔で25個のSIDを配置する。どちらの場合も1PRBに対応するサブキャリア数は、6である。また、25個のPRBに対するSIDを符号多重する方法も考えられる。ここで重要なのは、PRBの物理配置とSIDの物理配置が1対1対応付けされていて、SIDの配置がPRBの割り当てを意味することである。このように配置することで、周波数ダイバーシチ効果を得ることができる。
図9(b)は、連続するサブキャリアを一つのグループとして、1PRBに対応するSIDの情報を配置する。例えば、5MHzでは、連続する6サブキャリアで1PRB用の情報を構成し、25個のSIDを配置する。
図10にSIDで指定された移動局装置に対するCat2,3の情報の配置方法を示す。図10(a)は、Cat1で1つの移動局装置に割り当てられたPRB群に分散するようにCat2,3を配置する方法である。例えば、図8で説明したように、SID#1のユーザは、PRB#1,PRB#3,PRB#4,PRB#24が割り当てられている場合、PRB#1,PRB#3,PRB#4,PRB#24の一部の領域をSID#1のユーザのCat2,3に使用する。
図10(b)は、Cat1で1つの移動局装置に割り当てられたPRB群の先頭のPRBにCat2,3を配置する方法である。例えば、図8で説明したように、SID#1のユーザは、PRB#1,PRB#3,PRB#4,PRB#24が割り当てられている場合、PRB#1の一部の領域をSID#1のユーザのCat2,3に使用する。
図10(c)は、Cat2,3の情報の配置位置を予め決めておいて、SID番号で使用すべきCat2,3の位置が識別されるように配置する方法である。例えば、図8で説明したように、SID#1のユーザは、PRB#1,PRB#3,PRB#4,PRB#24が割り当てられている場合、予め定められたSID#1用のCat2,3領域をSID#1のユーザのCat2,3に使用する。図4のPSCCH/DPICH領域は、PSCCH,DPICH、PDSCHを含んでおり、図10で説明したCat2,3もこの領域内に含まれている。
図11を参照して、サブフレーム(1TTI)内のスケジューリングの手順の概要について説明する。基地局装置はTTIの先頭でSIDを送信する(Sa1)。移動局装置は、SIDを検出し、自局へPRB/PRUの割り当てを検出する(Sa2)。基地局装置は、図10で示した領域にCat2,3を送信する(Sa3)。移動局装置は、Cat2,3を検出し、巡回冗長検査CRCのチェックを行う(Sa4)。CRCチェックで自局のC−RNTIを検出した移動局装置は、下りリンクについては、基地局装置が送信し(Sa5)、自装置に割り当てられたPRB内のPDSCHのデコードを行う(Sa6)。上りリンクについては、PUSCHの無線パケットを生成して(Sa7)、割り当てられたPRU内で送信する(Sa8)。
ここでは、手順を概念的に示したが、実際には1TTIは連続したOFDMシンボルで構成されており基地局装置からSa1,Sa3,Sa5は連続した情報として送信される。また、基地局装置と移動局装置との間には、到達時間によるタイムラグがある。また、PSCCHで示されるPRU割り当ては、予め定められたインターバル後のPRUである。
図12を参照して、1TTI内の移動局装置の処理手順の詳細について説明する。移動局装置は、SIDフィールド内でPSCCHフォーマットによって定められたSIDを受信する(Sb1)。SIDの受信は、PRB数分配置されたSIDフィールド内に配置されたSIDの一部又はすべてを受信する。SIDを検出しなかった場合は、ステップSb5に遷移し、SIDを検出した場合には(Sb2)、SIDで示されるPRB内のCat2,3を受信する(Sb3)。Cat2,3の受信におけるCRCチェックで自局のC−RNTIを検出した移動局装置は(Sb4)、PDSCH/PUSCHの送受信を行う(Sb7)。一方、ステップSb4のCRCチェックで自局のC−RNTIを検出できなかった移動局装置は、PSCCHフォーマットによって定められた検出すべきSIDのすべてのSIDを検出したかどうかを判断し(Sb5)、すべてのSIDを検出した場合は、このTTIでの処理を終える。ステップSb5で、すべてのSIDを検出していない場合は、検出すべきSIDを更新し(Sb6)、ステップSb1に戻り、再度、SIDの検出処理を行う。
図13を参照して、1TTI内の基地局装置の処理手順の詳細について説明する。基地局装置は、スケジューリング可能な移動局装置の中から、優先度の高い移動局装置を選定する(Sc1)。優先度は、各移動局装置の伝搬路状況、バッファ状況、サービスクラス、QoSなどから判断する。選定された移動局装置に対して、割り当てるべきPRB/PRUを判断し周波数スケジューリングを行う(Sc2)。決定された各移動局装置への割り当てPRB/PRUと各移動局装置へ使用すべきSIDの決定を行い、マッピングテーブルを生成する(Sc3)。さらに、それぞれの移動局装置に対して、Cat2,3を配置する(Sc4)。それぞれの移動局装置に対して決定された符号化方式で符号化されたPDSCHをマッピングテーブルにあわせて配置する(Sc5)。次に、このTTIでの処理を終えて、処理するTTIのナンバーを更新して(Sc6)、ステップSc1に戻る。
図14は、移動局装置(端末装置)の構成を示すブロック図であり、図15は基地局装置の構成を示すブロック図である。
図14において、移動局装置は、送信部201と、無線リソース制御部202と、無線制御部203と、スケジューリング部204と、受信部205と、無線部206とから構成される。
また、送信部201は、データ制御部211、データ変調部212、DFT−S−OFDM変調部213からなり、受信部205は、チャネル推定部221と、OFDM復調部222と、データ復調部223と、制御データ抽出部224とから構成される。
データ制御部211は、ユーザデータなどの送信データ、および、上りリンクデータ関連制御情報、上りリンクデータ非関連制御情報などの制御データを入力され、スケジューリング部204からの指示により、これらの送信データ、制御データをPRUで送るように配置する。
データ変調部212は、スケジューリング部204から渡されたMCS情報の変調方式および符号化方式を用いて、PRUに配置された送信データ、制御データを符号化および変調する。
DFT−S−OFDM変調部213は、データ変調部212により変調された送信データ、制御データを入力され、入力信号の直列/並列変換、拡散符号及びスクランブリングコードを乗算し、DFT(Discrete Fourier Transform)変換、サブキャリアマッピング処理、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)変換、CP(Cyclic Prefix)挿入、フィルタリングなどのDFT−spread OFDM信号処理を行い、DFT−spread OFDM信号を生成する。
本実施形態において、上りリンクの通信方式は、DFT−spred OFDMであるとして説明したが、VSCRF−CDMAのようなその他のシングルキャリア方式であってもよいし、OFDM方式のようなマルチキャリア方式であってもよい。
無線部206は、無線制御部203から指示された無線周波数に設定し、DFT−spread OFDM信号を無線周波数にアップコンバートして、基地局装置に送信する。
また、無線部206は、基地局装置からの下りリンクの信号を受信し、ベースバンド信号にダウンコンバートして、受信信号をOFDM復調部222およびチャネル推定部221に渡す。
チャネル推定部221は、受信信号中の下りリンクパイロットチャネルDPICHから無線伝搬路特性を推定し、OFDM復調部222に推定結果を渡す。また、基地局装置に無線伝搬路推定結果を通知するためにCQI情報に変換し、データ制御部211、スケジューリング部204にCQI情報を渡す。
OFDM復調部222は、受信信号に対して、CP除去、フィルタリング、FFT変換などのOFDM信号処理を行い、チャネル推定部221の下りリンク無線伝搬路推定結果を用いてOFDM信号を復調する。
データ復調部223は、OFDM復調部222が復調した信号を、制御データ抽出部224から抽出した下りリンクのMCS情報に基づいた変調方式、符号化方式にてデータ復調する。
制御データ抽出部224が具備するPSCCH受信制御部(割当て検出手段)225は、図12にて手順を説明したように、データ復調されたPSCCHのうち、図10のように対応するSIDに基づいて定まる位置にC−RNTI(静的端末識別情報)が配置された端末識別割当て情報から自装置に対応するC−RNTIを検出した位置に基づき、自装置に対応するSID(端末識別情報)を検出する。さらにPSCCH受信制御部225は、図9のように配置されたマッピングテーブル(リソースブロック割り当て情報)から、先に検出した自装置に対応するSIDを検出することで、自装置に割り当てられたPRBおよびPRUを検出する。さらにPSCCH受信制御部225は、PSCCHから図10のように自装置のSIDに対応する位置に配置された自装置のCat2,3制御情報を検出して、これらに基づき、データ復調部223およびOFDM復調部222に指示を送ることで、ユーザデータPDSCHを受信、復調して、受信データを得る。また、制御データ抽出部224は、自装置のCat2,3制御情報から上りリンクのMCS情報を抽出し、マッピングテーブルから上りリンクのスケジューリング情報を抽出し、これら上りリンクのMCS情報とスケジューリング情報は、スケジューリング部204に渡す。
スケジューリング部204は、基地局装置から受信した上りリンクのMCS情報とスケジューリング情報に対して、実際に移動局装置が送信データや制御データを物理チャネルにマッピングを行うために、データ制御部211とデータ変調部212およびDFT−S−OFDM変調部213に送信データおよび制御データを送信するための指示を行う。
無線リソース制御部202は、移動局装置の無線フレームにおける使用可能なPRBや間欠送受信サイクルなどを管理する。また、送信部201、受信部205に対して、使用可能なPRBなどの管理情報を渡し、移動局装置全体の制御を行う。
図15において、基地局装置は、データ制御部101と、データ変調部102と、OFDM変調部103と、スケジューリング部104と、チャネル推定部105と、DFT−S−OFDM復調部106と、データ復調部107と、制御データ抽出部108と、無線部109と、無線リソース制御部110とから構成される。
なお、本実施形態では、データ制御部101とスケジューリング部104とで、割当て通知手段を構成する。
また、スケジューリング部104は、下りリンクのスケジューリングを行うDLスケジューリング部111と上りリンクのスケジューリングを行うULスケジューリング部112から構成される。
データ制御部101は、各移動局装置nへの送信データと制御データを入力され、スケジューリング部104からの指示により制御データをCCPCH、SCH、PCH、DPICH、PSCCHにマッピングし、各移動局装置nに対する送信データをPDSCHにマッピングする。特に、PSCCHに対しては、データ制御部101が具備するPSCCH生成制御部113が、スケジューリング部104から周波数スケジューリング情報、端末識別割当て情報、MCS情報を受信し、周波数スケジューリング情報からマッピングテーブル(リソースブロック割当て情報)を、MCS情報からCat2,3制御情報(通信パラメータ)を生成し、これらマッピングテーブル、端末識別割当て情報、Cat2,3制御情報を、移動局装置に通知するようにPSCCHにマッピングする。
ここで、PSCCH生成制御部113が生成するマッピングテーブルは、移動局装置を識別するSIDを各PRB、PRUに対応する位置のサブキャリア、シンボルに配置した情報である。また同様にPSCCH生成制御部113が生成するSIDに対応するC−RNTIと、Cat2,3制御情報とは、図9および図10にて説明したように、各情報と対応する移動局装置のSIDに基づいて定まる位置のサブキャリア、シンボルに配置した情報である。
データ変調部102は、スケジューリング部104から渡されたMCS情報のデータ変調方式、符号化方式を用いてデータ変調する。
OFDM変調部103は、入力信号の直列/並列変換、IFFT変換、CP挿入、フィルタリングなどOFDM信号処理を行い、OFDM信号を生成する。
無線部109は、OFDM変調されたデータを無線周波数にアップコンバートして、移動局装置に送信する。また、無線部109は、移動局装置nからの上りリンクのデータを受信し、ベースバンド信号にダウンコンバートして、受信データをDFT−S−OFDM復調部106とチャネル推定部105に渡す。
チャネル推定部105は、上りパイロット信号から無線伝搬路特性を推定し、DFT−S−OFDM復調部106に推定結果を渡す。また、上りリンクのスケジューリングを行うために無線伝搬路推定結果をスケジューリング部104に渡す。
DFT−S−OFDM復調部106は、フィルタリング、CP除去、DFT処理、IFFT処理を行い、チャネル推定部105の無線伝搬路推定結果からDFT−S−OFDM復調する。
データ復調部107では、制御データ抽出部108が抽出した下りリンクのMCS情報を用いて受信データを復調する。
制御データ抽出部108は、受信データをユーザデータ(PUSCH)と制御データ(上りリンクデータ関連制御情報、上りリンクデータ非関連制御情報)に分離し、上位層に渡す。制御データ抽出部108は、制御データの中で上りリンクのMCS情報はデータ復調部107に送り、下りリンクのCQI情報はスケジューリング部104に渡す。
スケジューリング部104のDLスケジューリング部111は、移動局装置nから通知されるCQI情報や無線リソース制御部110から通知される各移動局装置の無線フレームにおける使用可能なPRBや間欠送受信サイクル、バッファ状況などの制御情報から、下りリンクの各チャネルにユーザデータをマッピングするためのスケジューリングや各データを変調するためのMCS情報を算出する。
また、ULスケジューリング部112は、チャネル推定部105から通知される上りリンクの無線伝搬路推定結果と移動局装置nからのリソース割り当て要求、無線リソース制御部110から通知される各移動局装置の無線フレームにおける使用可能なPRUや間欠送受信サイクル、バッファ状況など制御情報から、上りリンクの各チャネルにユーザデータをマッピングするためのスケジューリングや各データを変調するためのMCS情報を算出する。
スケジューリング部104は、DLスケジューリング部111およびULスケジューリング部112によるスケジューリング結果に基づき、PRBあるいはPRUを割り当てられた移動局装置にSIDを割り当てて、C−RNTIを対応するSIDに基づいて定まる位置に配置して移動局装置とSIDの関係を表した情報である端末識別割当て情報を生成する。すなわち、SIDは、スケジューリングの都度、言い換えると、マッピングテーブルの通知の都度、スケジューリング部104によって対応付けられる。スケジューリング部104は、スケジューリング結果の周波数スケジューリング情報と、DLスケジューリング部111およびULスケジューリング部112が算出したMCS情報とともに、この端末識別割当て情報をデータ制御部101に送る。
無線リソース制御部110は、各移動局装置の無線リソース制御部との間で、RRCシグナリングを使って、各移動局装置の無線フレームにおける使用可能なPRBや間欠送受信サイクルの管理を行う。また、スケジューリング部104に対して、各移動局装置の無線フレームにおける使用可能なPRB、PRUや間欠送受信サイクル、バッファ状況などの制御情報を通知する。
また、図14における送信部201、無線リソース制御部202、スケジューリング部204、受信部205、および、図15におけるデータ制御部101、データ変調部102、OFDM変調部103、スケジューリング部104、チャネル推定部105、DFT−S−OFDM復調部106、データ復調部107、制御データ抽出部108、無線リソース制御部110の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによりこれら各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
本発明に関わる基地局装置及び移動局装置で動作するプログラムは、本発明に関わる上記実施形態の機能を実現するように、CPU等を制御するプログラム(コンピュータを機能させるプログラム)である。そして、これら装置で取り扱われる情報は、その処理時に一時的にRAMに蓄積され、その後、各種ROMやHDDに格納され、必要に応じてCPUによって読み出し、修正・書き込みが行われる。
プログラムを格納する記録媒体としては、半導体媒体(例えば、ROM、不揮発性メモリカード等)、光記録媒体(例えば、DVD、MO、MD、CD、BD等)、磁気記録媒体(例えば、磁気テープ、フレキシブルディスク等)等のいずれであってもよい。
また、ロードしたプログラムを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、オペレーティングシステムあるいは他のアプリケーションプログラム等と共同して処理することにより、本発明の機能が実現される場合もある。
また市場に流通させる場合には、可搬型の記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、インターネット等のネットワークを介して接続されたサーバコンピュータに転送することができる。この場合、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバコンピュータとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリやハードディスクなどの記憶装置のように、一定時間プログラムを保持しているものも本発明の記録媒体に含まれる
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、携帯電話の端末装置を移動局装置とする携帯電話システムに用いて好適であるが、これに限定されない。
この発明の一実施形態における下りリンク無線フレームの構成例を示す図である。 同実施形態におけるPRBの構成を、配列C(f,t)にて表現した図である。 同実施形態における上りリンクPRUの構成例を示す図である。 同実施形態における下りリンクPRBのチャネル構成例を示す図である。 同実施形態における下りリンク共用制御チャネルPSCCHの制御情報を説明する図である。 同実施形態におけるPSCCHの符号化方法を示す図である。 同実施形態におけるリソース割り当て情報のフォーマットを示す図である。 同実施形態におけるSIDをリソース割り当てに使用した例を示す図である。 同実施形態におけるリソース割り当て情報の物理的な配置方法を示す図である。 同実施形態におけるSIDで指定された移動局装置に対するCat2,3の情報の配置方法を示す図である。 同実施形態における1TTI内のスケジューリング手順を説明するシーケンス図である。 同実施形態における移動局装置の処理手順を説明するフローチャートである。 同実施形態における基地局装置の処理手順を説明するフローチャートである。 同実施形態における移動局装置の構成を示す概略ブロック図である。 同実施形態における基地局装置の構成を示す概略ブロック図である。 従来のリソースブロックの割当て情報の例を示す図である。
符号の説明
101…データ制御部
102…データ変調部
103…OFDM変調部
104…スケジューリング部
105…チャネル推定部
106…DFT−S−OFDM復調部
107…データ復調部
108…制御データ抽出部
109…無線部
110…無線リソース制御部
111…DLスケジューリング部
112…ULスケジューリング部
113…PSCCH生成制御部
201…送信部
202…無線リソース制御部
203…無線制御部
204…スケジューリング部
205…受信部
206…無線部
211…データ制御部
212…データ変調部
213…DFT−S−OFDM変調部
221…チャネル推定部
222…OFDM復調部
223…データ復調部
224…制御データ抽出部
225…PSCCH受信制御部

Claims (15)

  1. 所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックを、それぞれ端末装置に割り当てて該端末装置と無線通信する基地局装置において、
    端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する割当て通知手段
    を具備することを特徴とする基地局装置。
  2. 前記端末識別情報は、前記リソースブロック割当て情報の通知の都度、端末装置に対応付けられることを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 一の端末装置に対応する前記端末識別情報を、周波数方向に分散された複数のサブキャリアを1つのグループとして、該グループに配置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基地局装置。
  4. 前記割当て通知手段は、当該基地局装置内で端末装置を一意に識別する静的端末識別情報が、対応する前記端末識別情報に基づいて定まる位置に配置された端末識別割当て情報を通知することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかの項に記載の基地局装置。
  5. 前記割当て通知手段は、端末装置が送受信に用いる通信パラメータが、対応する前記端末識別情報に基づいて定まる位置に配置された通信パラメータ情報を通知することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの項に記載の基地局装置。
  6. 所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する端末装置において、
    端末装置を識別する端末識別情報が各リソースブロックに対応する位置に配置されたリソースブロック割当て情報を受信し、該リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することにより、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する割当て検出手段
    を具備することを特徴とする端末装置。
  7. 前記端末識別情報は、前記リソースブロック割当て情報の通知の都度、端末装置に対応付けられることを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記割当て検出手段は、周波数方向に分散された複数のサブキャリアを1つのグループとして、該グループから前記端末識別情報を検出することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の端末装置。
  9. 前記割当て検出手段は、前記リソースブロック割当て情報とともに、前記基地局装置内で端末装置を一意に識別する静的端末識別情報が、対応する前記端末識別情報に基づいて定まる位置に配置された端末識別割当て情報を受信し、該端末識別割当て情報の中から自装置の静的端末識別情報を検出した位置に基づき、自装置に対応した前記端末識別情報の値を検出することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかの項に記載の端末装置。
  10. 前記割当て検出手段は、前記リソースブロック割当て情報とともに、自装置の前記端末識別情報に対応する位置に配置された通信パラメータを受信することを特徴とする請求項6から請求項9のいずれかの項に記載の端末装置。
  11. 基地局装置と、所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、前記基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する複数の端末装置とを具備する無線通信システムにおいて、
    前記基地局装置は、
    端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する割当て通知手段
    を具備し、
    前記端末装置は、
    受信した前記リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することで、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する割当て検出手段
    を具備することを特徴とする無線通信システム。
  12. 所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックを、それぞれ端末装置に割り当てて該端末装置と無線通信する基地局装置が具備するコンピュータを、
    端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する割当て通知手段
    として機能させるプログラム。
  13. 所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する端末装置が具備するコンピュータを、
    端末装置を識別する端末識別情報が各リソースブロックに対応する位置に配置されたリソースブロック割当て情報を受信し、該リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することで、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する割当て検出手段
    として機能させるプログラム。
  14. 所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックを、それぞれ端末装置に割り当てて該端末装置と無線通信する基地局装置における制御情報送信方法において、
    前記基地局装置が、端末装置を識別する端末識別情報を各リソースブロックに対応する位置に配置したリソースブロック割当て情報を通知する第1の過程
    を備えることを特徴とする制御情報送信方法。
  15. 所定の周波数帯と時間帯とで決められた複数のリソースブロックの中から、基地局装置により割り当てられたリソースブロックにて前記基地局装置と無線通信する端末装置における制御情報受信方法において、
    前記端末装置が、端末装置を識別する端末識別情報が各リソースブロックに対応する位置に配置されたリソースブロック割当て情報を受信し、該リソースブロック割当て情報から、自装置に対応付けられている端末識別情報を検出することで、自装置に割り当てられたリソースブロックを検出する第1の過程
    を備えることを特徴とする制御情報受信方法。
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