JP2008172173A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008172173A
JP2008172173A JP2007006361A JP2007006361A JP2008172173A JP 2008172173 A JP2008172173 A JP 2008172173A JP 2007006361 A JP2007006361 A JP 2007006361A JP 2007006361 A JP2007006361 A JP 2007006361A JP 2008172173 A JP2008172173 A JP 2008172173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
film resistor
semiconductor device
opening
heat radiating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007006361A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tai
明 田井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007006361A priority Critical patent/JP2008172173A/ja
Publication of JP2008172173A publication Critical patent/JP2008172173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/02Bonding areas; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/0212Auxiliary members for bonding areas, e.g. spacers
    • H01L2224/02122Auxiliary members for bonding areas, e.g. spacers being formed on the semiconductor or solid-state body
    • H01L2224/02163Auxiliary members for bonding areas, e.g. spacers being formed on the semiconductor or solid-state body on the bonding area
    • H01L2224/02165Reinforcing structures
    • H01L2224/02166Collar structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/484Connecting portions
    • H01L2224/4845Details of ball bonds
    • H01L2224/48451Shape
    • H01L2224/48453Shape of the interface with the bonding area

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】薄膜抵抗の破壊耐量を低下させることなく薄膜抵抗のトリミングができる半導体装置を提供すること。
【解決手段】半導体基板10の上に形成される薄膜抵抗50と、薄膜抵抗50の半導体基板10と対向する側とは反対側に絶縁膜70を介して形成される第1の放熱板80とを備え、第1の放熱板80は、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レーザートリミング可能な薄膜抵抗を有する半導体装置に関するものである。
従来、熱による抵抗値の変動を抑制する半導体装置の一例として、特許文献1に示す半導体抵抗装置があった。
特許文献1に示す半導体抵抗装置は、半導体基板上に絶縁膜を介して薄膜抵抗が設けられる。そして、薄膜抵抗の両端と電気的に接続する電極と、絶縁膜をはさんで薄膜抵抗を覆う電極とを設けるものである。これによって、熱の伝達経路を増やすことが出来、抵抗値の変動を抑制するものである。
特開平9−252084号公報
しかしながら、特許文献1に示す半導体抵抗装置の場合、薄膜抵抗が電極によって覆われているため、薄膜抵抗をトリミングしようとした場合に、レーザーが電極によって反射されてしまいトリミングができないという問題がある。
また、薄膜抵抗をトリミングするために薄膜抵抗を覆っている電極をなくしてしまうと薄膜抵抗の破壊耐量が低下するという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、薄膜抵抗の破壊耐量を低下させることなく薄膜抵抗のトリミングができる半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の半導体装置は、半導体基板の上に形成される薄膜抵抗と、薄膜抵抗の半導体基板と対向する側とは反対側に絶縁膜を介して形成される第1の放熱板とを備え、第1の放熱板は薄膜抵抗に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部を有することを特徴とするものである。
このように、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部を有する第1の放熱板を設けることによって、レーザーによってトリミングが可能となるように放熱板を設けない場合に比べて、レーザーによるトリミングを可能としつつ、薄膜抵抗の放熱性を向上させることができる。したがって、薄膜抵抗の破壊耐量を低下させることなく薄膜抵抗のトリミングを行うことができる。
また、請求項2に示すように、第1の放熱板における薄膜抵抗と対向する側の表面の面積は、薄膜抵抗における第1の放熱板と対向する側の表面の面積以上としてもよい。
このようにすることによって、すなわち、第1の放熱板における薄膜抵抗と対向する側の表面の面積を、薄膜抵抗における第1の放熱板と対向する側の表面の面積と同等もしくは薄膜抵抗における第1の放熱板と対向する側の表面の面積より大きくすることによって、放熱性を向上させることができる。
また、請求項3に示すように、薄膜抵抗と半導体基板との間に第2の放熱板を有するようにしてもよい。
このようにすることによって、第1の放熱板のみを設ける場合に比べて、より一層放熱性を向上させることができる。
また、薄膜抵抗と半導体基板との間に第2の放熱板を設けた場合、第1の開口部及び薄膜抵抗を通過したレーザー光が第2の放熱板によって乱反射する可能性がある。このように第2の放熱板によってレーザー光が乱反射すると、レーザーの強度調整範囲が低減する可能性がある。
したがって、第2の放熱板を設ける場合は、請求項4に示すように、第2の放熱板は、第1の開口部に対応する位置に、第2の開口部を有すると好ましい。
このようにすることによって、第1の開口部及び薄膜抵抗を通過したレーザー光が第2の放熱板によって反射することを抑制することができ、レーザーの強度調整範囲を拡大することができる。
また、レーザー光は、第1の開口部から第2の開口部にいくにつれてレーザー光の径が広がる。したがって、請求項5に示すように、第2の開口部の開口面積を第1の開口部の開口面積より広くすることによって、レーザー光が第2の放熱板で反射することを低減できるので好ましい。
また、請求項6に示すように、第1の放熱板と第2の放熱板とは、放熱性を有する層間接続部材にて接続するようにしてもよい。
このようにすることによって、薄膜抵抗の放熱経路を多くすることができるので好ましい。
また、請求項7に示すように、第1の開口部は、略L字形状をなすようにしてもよい。
このようにすることによって、薄膜抵抗も略L字形状にトリミング可能となる。このように薄膜抵抗を略L字形状にトリミングすると使用時(薄膜抵抗に電流が流れる時)の電界集中を低減することができる。
また、請求項8に示すように、第1の開口部は、複数形成されるようにしてもよい。
このようにすることによって、薄膜抵抗の調整範囲(トリミングする範囲)を拡大することができる。また、第1の開口部の開口面積が同じであれば、一つの大きな開口部を設けるよりも、複数の開口部を設けた方が薄膜抵抗のトリミング精度を向上することができる。
また、複数の第1の開口部の形状は、請求項9及び10に示すように、略矩形状及び略円形状としてもよい。
開口部の形状としては、略円形状に比べて略矩形状の方が製造しやすい。しかし、放熱板の面積としては、略矩形状の開口部に比べて、略円形状の開口部の方が角部がないため放熱板の面積を有効に利用することができる。
また、請求項11に示すように、複数の第1の開口部を格子状に形成してもよい。
また、請求項12に示すように、第1の開口部は、薄膜抵抗の一つの辺に対応する位置からその辺に対向する対向辺に対応する位置まで達しないように形成するようにしてもよい。
このようにすることによって、薄膜抵抗をレーザーにてトリミングする際に、誤って薄膜抵抗を断線してしまうことを防止できる。
また、請求項13に示すように、第1の放熱板上は、導電性部材がボンディングされるようにしてもよい。
このようにすることによって、ボンディングされた導電性部材からも放熱できるため好ましい。
また、請求項14に示すように、第1の放熱板は、薄膜抵抗と電気的に接続されるようにしてもよい。
このようにすることによって、本発明の半導体装置を入力回路の保護素子として適用することができる。
また、上記目的を達成するために請求項15に記載の半導体装置は、半導体基板の上に形成される薄膜抵抗と、薄膜抵抗と半導体基板との間に絶縁膜を介して形成される放熱板とを備えることを特徴とするものである。
このように、薄膜抵抗と半導体基板との間に放熱板を設けることによって、レーザーによってトリミングが可能となるように放熱板を設けない場合に比べて、レーザーによるトリミングを可能としつつ、薄膜抵抗の放熱性を向上させることができる。したがって、薄膜抵抗の破壊耐量を低下させることなく薄膜抵抗のトリミングを行うことができる。
また、請求項16乃至請求項22に記載の半導体装置における作用・効果に関しては、上述の請求項2、請求項4、請求項7乃至請求項11と同様であるため説明を省略する。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、第1の実施の形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。図2は、図1のII−II断面図である。図3は、図1のIII−III断面図である。
本実施の形態における半導体装置は、図2、3に示すように、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30が形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成され、絶縁膜70の表面70aには第1の放熱板80が形成されている。なお、絶縁膜20、40、70は、特に限定されるものではないが、BPSG膜、TEOS/SOG/TEOS膜、TEOS膜などを適宜使用することができる。
薄膜抵抗50は、スパッタリングなどによって絶縁膜40上に所定の厚み(約50Å〜150Å)に矩形状に形成されるものである。そして、薄膜抵抗50の両端部には配線膜と電気的に接続するための接続部50aを有する。そして、薄膜抵抗50は、両端部の接続部50aを介して薄膜抵抗用の電極としての例えばAl膜などからなる配線膜60が電気的に接続される。なお、薄膜抵抗50は、両端の配線膜60の間に電流が流れ、図2はこの電流が流れる方向に対して平行な方向での断面を示しており、図3はこの電流が流れる方向に対して垂直な方向での断面を示している。また、本実施の形態においては、薄膜抵抗50は、矩形状の例を用いて説明したが本発明はこれに限定されるものではない。
第1の放熱板80(上部放熱板)と第2の放熱板30(下部放熱板)とは、図1及び図3に示すように、層間接続部材82によって接続されている。この層間接続部材82は、導電性部材からなり放熱性が比較的高いものである。また、層間接続部材82は、図1に示すように、平面方向において薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平行に配置されている。
第1の放熱板80は、配線膜に用いられるAl膜などの比較的放熱性の高い材料からなるものである。この第1の放熱板80は、薄膜抵抗50の半導体基板10と対向する側とは反対側に絶縁膜70を介して形成される。つまり、第1の放熱板80は、薄膜抵抗50の上面(半導体基板10と対向する面とは反対の面)の少なくとも一部を覆う位置に形成される。
また、第1の放熱板80は、図1からわかるように、薄膜抵抗50と対向する側の表面の面積を、薄膜抵抗50における第1の放熱板80と対向する側の表面の面積と同等もしくは薄膜抵抗50における第1の放熱板80と対向する側の表面の面積より大きくする。
そして、第1の放熱板80は、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81を有する。換言すると、第1の放熱板80には、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81が形成されており、その第1の開口部81は、第1の放熱板80における薄膜抵抗50の投影領域の一部を含むように形成されている。
より具体的には、図1に示すように、第1の開口部81は、薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)の一部を含み、薄膜抵抗50の接続部50a間に対向する領域(薄膜抵抗50の接続部50a間の投影領域)に形成される。そして、第1の開口部81は、その領域において、薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平面方向において交差する細長な開口として形成される。
そして、半導体装置の製造工程において、第1の開口部81から薄膜抵抗50にレーザーを照射することによって、薄膜抵抗50をトリミングするものである。
第2の放熱板30は、第1の放熱板80と同様に配線膜に用いられるAl膜などの比較的放熱性の高い材料からなるものである。この第2の放熱板30は、薄膜抵抗50と半導体基板10との間に絶縁膜20及び絶縁膜40を介して形成される。つまり、第2の放熱板30は、少なくとも薄膜抵抗50の下面(半導体基板10と対向する面)を覆う位置に形成される。また、第2の放熱板30は、第1の放熱板80とは異なり、開口部は形成されていない。
そして、第2の放熱板30は、図1からわかるように、薄膜抵抗50と対向する側の表面の面積を、薄膜抵抗50における第2の放熱板30と対向する側の表面の面積と同等もしくは薄膜抵抗50における第2の放熱板30と対向する側の表面の面積より大きくする。したがって、第2の放熱板30における薄膜抵抗50の投影領域は、完全に第2の放熱板30内に収まることとなる。
このように、本実施の形態における半導体装置は、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81を有する第1の放熱板80を設けることによって、放熱板を設けない場合に比べて、レーザーによるトリミングを可能としつつ、薄膜抵抗50の放熱性を向上させることができる。したがって、薄膜抵抗50の破壊耐量を低下させることなく薄膜抵抗50のトリミングを行うことができる。
また、本実施の形態においては、上述のように第1の放熱板80に加えて、第2の放熱板30、及び層間接続部材82を備えているため、第1の放熱板80のみを設ける場合に比べて放熱性をより一層向上させることができ、破壊耐量を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、第1の放熱板80と第2の放熱板30とを放熱性を有する層間接続部材82にて接続する例を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、層間接続部材82を設けなくても本発明の目的は達成できるものである。ただし、層間接続部材82を設けることによって、薄膜抵抗50の放熱経路を多くすることができるので好ましい。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は、本発明の第2の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す断面図である。図5は、本発明の第2の実施の形態における半導体装置の特性を示すグラフである。
第2の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第2の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は第1の放熱板80を設けない点である。
本実施の形態における半導体装置は、図4に示すように、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30(請求項における放熱板に相当するものである)が形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成されている。
このように、本実施の形態における半導体装置は、薄膜抵抗50の上側(半導体基板10と対向する側とは反対側)に第1の放熱板を設けていない。しかしながら、図5に示すように、放熱板を設けない場合の薄膜抵抗50の破壊点Aに対して、第2の放熱板30のみを設けた場合の薄膜抵抗50の破壊点Bが向上している。具体的には、第2の放熱板30を設けることによって破壊耐量を約40%向上させることができる。
このように、薄膜抵抗50と半導体基板10との間に第2の放熱板30のみを設けることによっても、放熱板を設けない場合に比べて、レーザーによるトリミングを可能としつつ、薄膜抵抗50の放熱性を向上させることができる。したがって、薄膜抵抗50の破壊耐量を低下させることなく薄膜抵抗のトリミングを行うことができる。
また、第2の放熱板30における薄膜抵抗50と対向する側の表面の面積は、薄膜抵抗50における第2の放熱板30と対向する側の表面の面積以上とすると好ましい。すなわち、第2の放熱板30における薄膜抵抗50と対向する側の表面の面積を、薄膜抵抗50における第2の放熱板30と対向する側の表面の面積と同等もしくは薄膜抵抗50における第2の放熱板30と対向する側の表面の面積より大きくすることによって、放熱性を向上させることができる。
また、第2の放熱板30には、後ほど説明する第4の実施の形態に示すように、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部に開口部を設けてもよい。第2の放熱板30は、Al膜などからなるため、シリコンからなる半導体基板10の表面に比べて表面の平坦性がよくない。したがって、薄膜抵抗50を通過したレーザー光は、第2の放熱板30の表面で乱反射する可能性がある。したがって、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部に開口部をもうけることによって、第2の放熱板30の表面での乱反射を低減でき、レーザー強度の調整範囲を拡大することができる。
また、第2の放熱板30に開口部をもうける場合、その開口部の形状は、略L字形状、略矩形形状をなすようにしてもよい。
また、開口部は、複数形成するようにしてもよい。この場合、各開口部の形状は、略矩形状や略円形状などをなすようにしてもよい。さらに、開口部は、格子状に形成されるようにしてもよい。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図6は、本発明の第3の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。
第3の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第3の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は第2の放熱板30を設けない点である。
本実施の形態における半導体装置は、図6に示すように、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20及び絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成されており、絶縁膜70の表面70aに第1の放熱板80が形成されている。
このように、薄膜抵抗50の上側に第1の放熱板80のみを設けることによっても、放熱板を設けない場合に比べて、レーザーによるトリミングを可能としつつ、薄膜抵抗50の放熱性を向上させることができる。したがって、薄膜抵抗50の破壊耐量を低下させることなく薄膜抵抗のトリミングを行うことができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図7は、本発明の第4の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。図8は、図7のVIII−VIII断面図である。図9は、図7のIX−IX断面図である。
第4の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第4の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は第2の放熱板に開口部がある点である。
本実施の形態における半導体装置は、図8、9に示すように、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30aが形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成され、絶縁膜70の表面70aには第1の放熱板80が形成されている。また、第2の放熱板30aは、第1の放熱板80における第1の開口部81に対応する位置に第2の開口部31aを有する。
第2の放熱板30は、Al膜などからなるため、シリコンからなる半導体基板10の表面に比べて表面の平坦性がよくない。したがって、薄膜抵抗50と半導体基板10との間に第2の放熱板(開口部を有しない)を設けた場合、第1の開口部81及び薄膜抵抗50を通過したレーザー光が第2の放熱板によって乱反射する可能性がある。このように第2の放熱板によってレーザー光が乱反射すると、レーザーの強度調整範囲が低減する可能性がある。そこで、第2の放熱板30aに第2の開口部31aをもうけることによって、第2の放熱板30aの表面での乱反射を低減でき、レーザー強度の調整範囲を拡大することができる。
また、レーザー光は、第1の開口部81から第2の開口部31aにいくにつれてレーザー光の径が広がる。したがって、図7に示すように第2の開口部31aの開口面積を第1の開口部81の開口面積より広くすることによって、レーザー光が第2の放熱板30aで反射することを低減できるので好ましい。
(第5の実施の形態)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図10は、本発明の第5の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。
第5の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第5の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は第1の開口部81aを複数設けた点である。
本実施の形態における半導体装置は、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30が形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成され、絶縁膜70の表面70aには第1の放熱板80aが形成されている。また、第1の放熱板80aは、複数の第1の開口部81aを有する。また、第1の放熱板80a(上部放熱板)と第2の放熱板30(下部放熱板)とは、層間接続部材82aによって接続されている。この層間接続部材82aは、導電性部材からなり放熱性が比較的高いものである。
第1の放熱板80aは、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な複数の第1の開口部81aを有する。換言すると、第1の放熱板80aには、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81aが複数形成されており、その第1の開口部81aは、第1の放熱板80aにおける薄膜抵抗50の投影領域の一部を含むように形成されている。
より具体的には、図10に示すように、複数の第1の開口部81aは、薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)の一部を含み、薄膜抵抗50の接続部50a間に対向する領域(薄膜抵抗50の接続部50a間の投影領域)に形成される。そして、各第1の開口部81aは、その領域において、薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平面方向において交差する細長な開口として形成される。
そして、半導体装置の製造工程において、第1の開口部81aから薄膜抵抗50にレーザーを照射することによって、薄膜抵抗50をトリミングするものである。
このようにすることによって、薄膜抵抗50の調整範囲(トリミングする範囲)を拡大することができる。また、第1の開口部の開口面積が同じであれば、一つの大きな開口部を設けるよりも、本実施の形態のように複数の開口部を設けた方が薄膜抵抗50のトリミング精度を向上することができる。
(第6の実施の形態)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図11は、本発明の第6の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。
第6の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第6の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は第1の開口部の長さである。
本実施の形態における半導体装置は、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30が形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成され、絶縁膜70の表面70aには第1の放熱板80bが形成されている。また、第1の放熱板80bは、第1の開口部81bを有する。また、第1の放熱板80b(上部放熱板)と第2の放熱板30(下部放熱板)とは、層間接続部材82bによって接続されている。この層間接続部材82bは、導電性部材からなり放熱性が比較的高いものである。
第1の放熱板80bは、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な複数の第1の開口部81bを有する。換言すると、第1の放熱板80bには、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81bが形成されており、その第1の開口部81bは、第1の放熱板80bにおける薄膜抵抗50の投影領域の一部を含むように形成されている。
より具体的には、図11に示すように、第1の開口部81bは、薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)の一部を含み、薄膜抵抗50の接続部50a間に対向する領域(薄膜抵抗50の接続部50a間の投影領域)に形成される。そして、第1の開口部81bは、その領域において、薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平面方向において交差する細長な開口として形成される。
さらに、第1の開口部81bは、図11に示すように薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)であって、薄膜抵抗50の一つの辺に対応する位置からその辺に対向する対向辺に対応する位置まで達しないように形成する。つまり、第1の開口部81bは、図11に示すように薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)であって、薄膜抵抗50の一つの辺に対応する位置から薄膜抵抗50に対向する領域の所定の位置まで形成する。
そして、半導体装置の製造工程において、第1の開口部81bから薄膜抵抗50にレーザーを照射することによって、薄膜抵抗50をトリミングするものである。
このようにすることによって、薄膜抵抗50をレーザーにてトリミングする際に、誤って薄膜抵抗50を断線してしまうことを防止できる。
(第7の実施の形態)
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図12は、本発明の第7の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。
第7の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第7の実施の形態において、上述の第7の実施の形態と異なる点は第1の開口部の形状である。
本実施の形態における半導体装置は、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30が形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成され、絶縁膜70の表面70aには第1の放熱板80cが形成されている。また、第1の放熱板80cは、第1の開口部81cを有する。また、第1の放熱板80c(上部放熱板)と第2の放熱板30(下部放熱板)とは、層間接続部材82cによって接続されている。この層間接続部材82cは、導電性部材からなり放熱性が比較的高いものである。
第1の放熱板80cは、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81cを有する。換言すると、第1の放熱板80cには、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部81cが形成されており、その第1の開口部81cは、第1の放熱板80cにおける薄膜抵抗50の投影領域の一部を含むように形成されている。
より具体的には、図12に示すように、第1の開口部81cは、薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)の一部を含み、薄膜抵抗50の接続部50a間に対向する領域(薄膜抵抗50の接続部50a間の投影領域)に形成される。そして、第1の開口部81bは、その領域において、薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平面方向において交差する細長な開口部と、この開口部から平面方向において略直角に連通する細長な開口部(電流が流れる方向に対して平面方向において平行方向)とからなる略L字形状として形成される。
つまり、第1の開口部81cにおける薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平面方向において交差する細長な開口部は、薄膜抵抗50の一つの辺に対応する位置からその辺に対向する対向辺に対応する位置まで達しないように形成される。そして、この開口部から平面方向において略直角に連通する細長な開口部(電流が流れる方向に対して平面方向において平行方向)は、接続部50aに対向する位置まで達しないように形成される。
そして、半導体装置の製造工程において、第1の開口部81cから薄膜抵抗50にレーザーを照射することによって、薄膜抵抗50をトリミングするものである。
このようにすることによって、薄膜抵抗50も略L字形状にトリミング可能となる。このように薄膜抵抗50を略L字形状にトリミングすると使用時(薄膜抵抗に電流が流れる時)の電界集中を低減することができる。
また、レーザーによって薄膜抵抗50をトリミングする際には、まず薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平面方向において交差する細長な開口部からレーザーを照射する(紙面においては上下方向)ことによっておおまかな抵抗値の調整を行う。このとき、薄膜抵抗50の電流が流れる方向に対して平面方向において交差する細長な開口部を薄膜抵抗50の一つの辺に対応する位置からその辺に対向する対向辺に対応する位置まで達しないように形成しているため、薄膜抵抗50をレーザーにてトリミングする際に、誤って薄膜抵抗50を断線してしまうことを防止できる。
そして、おおまかな抵抗値の調整が終わると、次は、電流が流れる方向に対して平面方向において平行方向に連通する細長な開口部からレーザーを照射する(紙面においては左右方向)ことによって抵抗値の微調整を行う。
このように、第1の開口部81cを略L字形状とすることによって、トリミングを行いやすくすることもできる。
(第8の実施の形態)
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図13は、本発明の第8の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。
第8の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第8の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は第1の開口部の形状である。
本実施の形態における半導体装置は、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30が形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成され、絶縁膜70の表面70aには第1の放熱板80dが形成されている。また、第1の放熱板80dは、第1の開口部81dを有する。また、第1の放熱板80d(上部放熱板)と第2の放熱板30(下部放熱板)とは、層間接続部材82dによって接続されている。この層間接続部材82dは、導電性部材からなり放熱性が比較的高いものである。
第1の放熱板80dは、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な複数の第1の開口部81dを有する。換言すると、第1の放熱板80dには、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な複数の第1の開口部81dが形成されており、その第1の開口部81dは、第1の放熱板80dにおける薄膜抵抗50の投影領域の一部を含むように形成されている。
より具体的には、図13に示すように、第1の開口部81dは、薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)の一部を含み、薄膜抵抗50の接続部50a間に対向する領域(薄膜抵抗50の接続部50a間の投影領域)に形成される。さらに、第1の開口部81dは、略円形状の開口であり、図13に示すように薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)に格子状に形成する。
このように、略円形状の第1の開口部81dは、矩形状の開口部に比べて、角部がないため放熱板の面積を有効に利用することができる。また、略円形状の複数の第1の開口部81dを薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)に格子状に配置することによって、薄膜抵抗50をレーザーにてトリミングする際に、誤って薄膜抵抗50を断線してしまうことを防止できる。
(第9の実施の形態)
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。図14は、本発明の第9の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。
第9の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第9の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は第1の開口部の形状である。
本実施の形態における半導体装置は、シリコンにより構成された半導体基板10の上に絶縁膜20を介して第2の放熱板30が形成されており、その上に絶縁膜40を介して例えばCrSi膜により構成された薄膜抵抗50が形成されており、さらにその上に絶縁膜70が形成され、絶縁膜70の表面70aには第1の放熱板80eが形成されている。また、第1の放熱板80eは、第1の開口部81eを有する。また、第1の放熱板80e(上部放熱板)と第2の放熱板30(下部放熱板)とは、層間接続部材82eによって接続されている。この層間接続部材82eは、導電性部材からなり放熱性が比較的高いものである。
第1の放熱板80eは、薄膜抵抗50に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な複数の第1の開口部81eを有する。換言すると、第1の放熱板80eには、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な複数の第1の開口部81eが形成されており、その第1の開口部81eは、第1の放熱板80eにおける薄膜抵抗50の投影領域の一部を含むように形成されている。
より具体的には、図14に示すように、第1の開口部81eは、薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)の一部を含み、薄膜抵抗50の接続部50a間に対向する領域(薄膜抵抗50の接続部50a間の投影領域)に形成される。さらに、第1の開口部81eは、略矩形状の開口であり、図14に示すように薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)に格子状に形成する。
このように、略矩形状の第1の開口部81eは、円形状の開口部に比べて、製造しやすい。また、略矩形状の複数の第1の開口部81eを薄膜抵抗50に対向する領域(薄膜抵抗50の投影領域)に格子状に配置することによって、薄膜抵抗50をレーザーにてトリミングする際に、誤って薄膜抵抗50を断線してしまうことを防止できる。
(第10の実施の形態)
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。図15は、本発明の第10の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。図16は、図15のXVI−XVI断面図である。
第10の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第10の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点はボンディングする点である。
図15、16に示すように、本実施の形態における半導体装置は、第1の放熱板80の一部を露出した状態で絶縁部材からなる保護膜100が形成される。そして、第1の放熱板80の露出した部分に例えば金などの導電性部材からなるワイヤー90がボンディングされる。したがって、第1の放熱板80の表面には、ワイヤー90の接続部91が接続される。
このようにすることによって、ボンディングされたワイヤー90からも放熱できるため好ましい。
(第11の実施の形態)
次に、本発明の第11の実施の形態について説明する。図17は、本発明の第11の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。図18は、図17のXVII−XVII断面図である。本実施の形態における半導体装置は、入力回路の保護素子として適用した例である。
第11の実施の形態における半導体装置は、上述の第1の実施の形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分についての詳しい説明は省略し、異なる部分を重点的に説明する。第11の実施の形態において、上述の第1の実施の形態と異なる点は薄膜抵抗と第1の放熱板とが電気的に接続する点である。
図17、18に示すように、本実施の形態における半導体装置は、第1の放熱板80fの一部を露出した状態で絶縁部材からなる保護膜100が形成される。そして、第1の放熱板80fの露出した部分に例えば金などの導電性部材からなるワイヤー90がボンディングされる。したがって、第1の放熱板80fの表面には、ワイヤー90の接続部91が接続される。そして、第1の放熱板80fは、ヴィア83fによって薄膜抵抗50と電気的に接続される。
このように、第1の放熱板80fと薄膜抵抗50とを電気的に接続することによって、本発明の半導体装置を入力回路の保護素子として適用することができる。
本発明の第1の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 図1のII−II断面図である。 図1のIII−III断面図である。 本発明の第2の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態における半導体装置の特性を示すグラフである。 本発明の第3の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 本発明の第4の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 図7のIX−IX断面図である。 本発明の第5の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 本発明の第6の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 本発明の第7の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 本発明の第8の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 本発明の第9の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 本発明の第10の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 図15のXVI−XVI断面図である。 本発明の第11の実施の形態における半導体装置の概略構成を示す透視図である。 図17のXVII−XVII断面図である。
符号の説明
10 半導体基板、20 絶縁膜、30、30a 第2の放熱板、31a 第2の開口部
40 絶縁膜、50 薄膜抵抗、50a 接続部、60 配線膜、70 絶縁膜、70a 表面、80,80a〜80e 第1の放熱板、81,81a〜81e 第1の開口部、82,82a〜82e 層間接続部材、90 ワイヤー、91 接続部、100 保護膜

Claims (22)

  1. 半導体基板の上に形成される薄膜抵抗と、
    前記薄膜抵抗の前記半導体基板と対向する側とは反対側に絶縁膜を介して形成される第1の放熱板とを備え、
    前記第1の放熱板は、前記薄膜抵抗に対向する領域の少なくとも一部を含み、抵抗トリミング用のレーザーが透過可能な第1の開口部を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1の放熱板における前記薄膜抵抗と対向する側の表面の面積は、前記薄膜抵抗における前記第1の放熱板と対向する側の表面の面積以上であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記薄膜抵抗と前記半導体基板との間に第2の放熱板を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記第2の放熱板は、前記第1の開口部に対応する位置に、第2の開口部を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記第2の開口部は、前記第1の開口部よりも開口面積が広いことを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1の放熱板と前記第2の放熱板とは、放熱性を有する層間接続部材にて接続されることを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記第1の開口部は、略L字形状をなすことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記第1の開口部は、複数形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記第1の開口部は、略矩形状をなすことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記第1の開口部は、略円形状をなすことを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  11. 前記第1の開口部は、格子状に形成されることを特徴とする請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  12. 前記第1の開口部は、前記薄膜抵抗の一つの辺に対応する位置から当該辺に対向する対向辺に対応する位置まで達しないように形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の半導体装置。
  13. 前記第1の放熱板上は、導電性部材がボンディングされることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記載の半導体装置。
  14. 前記第1の放熱板は、前記薄膜抵抗と電気的に接続されることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の半導体装置。
  15. 半導体基板の上に形成される薄膜抵抗と、
    前記薄膜抵抗と前記半導体基板との間に絶縁膜を介して形成される放熱板と、
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  16. 前記放熱板における前記薄膜抵抗と対向する側の表面の面積は、前記薄膜抵抗における前記放熱板と対向する側の表面の面積以上であることを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記放熱板は、前記薄膜抵抗に対向する領域の少なくとも一部に開口部を有することを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記開口部は、略L字形状をなすことを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
  19. 前記開口部は、複数形成されることを特徴とする請求項17又は請求項18に記載の半導体装置。
  20. 前記開口部は、略矩形状をなすことを特徴とする請求項19に記載の半導体装置。
  21. 前記開口部は、略円形状をなすことを特徴とする請求項19に記載の半導体装置。
  22. 前記開口部は、格子状に形成されることを特徴とする請求項19乃至請求項21のいずれか一項に記載の半導体装置。
JP2007006361A 2007-01-15 2007-01-15 半導体装置 Pending JP2008172173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007006361A JP2008172173A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007006361A JP2008172173A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008172173A true JP2008172173A (ja) 2008-07-24

Family

ID=39699958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007006361A Pending JP2008172173A (ja) 2007-01-15 2007-01-15 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008172173A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010177506A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nec Corp 配線基板及びその製造方法
KR20180128969A (ko) * 2016-05-06 2018-12-04 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 다층 배선 기판 및 이를 이용한 프로브 카드
JP2020161703A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 ローム株式会社 薄膜抵抗およびその製造方法、ならびに、薄膜抵抗を備えた電子部品
US11804430B2 (en) 2019-03-20 2023-10-31 Rohm Co., Ltd. Electronic component

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010177506A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Nec Corp 配線基板及びその製造方法
KR20180128969A (ko) * 2016-05-06 2018-12-04 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 다층 배선 기판 및 이를 이용한 프로브 카드
CN109073680A (zh) * 2016-05-06 2018-12-21 日本麦可罗尼克斯股份有限公司 多层布线基板和使用该多层布线基板的探针卡
KR102084108B1 (ko) * 2016-05-06 2020-03-03 가부시키가이샤 니혼 마이크로닉스 다층 배선 기판 및 이를 이용한 프로브 카드
US11099227B2 (en) 2016-05-06 2021-08-24 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics Multilayer wiring base plate and probe card using the same
US11804430B2 (en) 2019-03-20 2023-10-31 Rohm Co., Ltd. Electronic component
JP2020161703A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 ローム株式会社 薄膜抵抗およびその製造方法、ならびに、薄膜抵抗を備えた電子部品
JP7440212B2 (ja) 2019-03-27 2024-02-28 ローム株式会社 薄膜抵抗およびその製造方法、ならびに、薄膜抵抗を備えた電子部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7795699B2 (en) Semiconductor device
JP4795631B2 (ja) 半導体装置
JP6499124B2 (ja) 導電部材および電気接続箱
KR20100095269A (ko) 어레이 레지스터 및 그 제조 방법
JP2008172173A (ja) 半導体装置
US9750133B2 (en) Printed circuit board
JP2007053218A (ja) チップ抵抗器
US20140061821A1 (en) Electronic device and semiconductor device
TWI324350B (ja)
JP2004221160A (ja) 電流検出用抵抗器
JP5249150B2 (ja) 磁気センサの製造方法及び磁気センサ
TWI316723B (ja)
US20160219650A1 (en) Infrared radiation device and production method for same
US9425123B2 (en) Electronic device having heat conducting member
US7042331B2 (en) Fabrication of thick film electrical components
JP2015144222A (ja) 半導体装置
JP5331408B2 (ja) 半導体装置
CN106910581B (zh) 片式电阻器及其制造方法
JP2009272476A (ja) チップ抵抗器およびその製造方法
JP2008109056A (ja) 樹脂封止型半導体素子及びその製造方法
US9460979B2 (en) Electronic device having heat conducting member
US7105911B2 (en) Multilayer electronic substrate, and the method of manufacturing multilayer electronic substrate
JP7264630B2 (ja) 電子モジュール
JP5135850B2 (ja) 金属板抵抗器
JP4449913B2 (ja) 半導体装置のトリミング方法