JP2008170963A - 液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】待機状態から表示状態にした場合でも画像の表示が迅速に行うことができ、かつ、低消費電力で待機状態を維持することができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】OCB型の液晶パネルを有する液晶表示装置10において、液晶パネルの待機状態においてはフレーム周波数を0.5Hz〜10Hzとし、逆転移防止電圧を1Vとする。
【選択図】 図1
【解決手段】OCB型の液晶パネルを有する液晶表示装置10において、液晶パネルの待機状態においてはフレーム周波数を0.5Hz〜10Hzとし、逆転移防止電圧を1Vとする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、OCB型の液晶表示装置に関するものである。
従来、液晶表示装置はTN型が一般的に用いられてきたが、動画視認性を改善するために高速応答を特徴とするOCB型の液晶表示装置が液晶テレビや液晶モニター等に搭載されてきている(例えば、特許文献1参照)。
このOCB型の液晶表示装置においては、光の複屈折を用いて表示を行うために特定電圧でのみ黒表示が可能となり、図3に示すように、この最適黒表示電圧を超える電圧2の範囲では、透過率が増大し階調反転が発生する。したがって、OCB型液晶表示装置では、黒表示電圧Vを輝度のボトムとなる最適黒表示電圧Vsの値に設定し、他の階調の表示電圧は、この最適黒表示電圧より低い電圧(図3における電圧1の範囲)をかけて表示している。
ところで、最近の液晶表示装置は携帯電話にも搭載され、充電池の持続時間を長くするために低消費電力化が要求されている。そのため、OCB液晶ではない通常の液晶表示装置においては、非表示領域期間の大部分の期間においてチャージポンプ型電源電圧変換回路のポンピング動作を停止させて、この電源回路の電流供給能力を低下させている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−185027公報
特開2002−175049公報
しかしながら、OCB型液晶においては、上記のような通常の液晶とは異なり、まず第1に表示状態を提供する前にスプレイ配向からベンド配向への転移、すなわちOCB型液晶に高電圧をかけて初期転移を行う必要がある。
第2に表示可能な状態を維持するため、まず表示を行うときには常にベンド配向からスプレイ配向への逆転移を防止するために逆転移防止電圧を掛ける必要がある。逆転移が発生し、ひとたびスプレイ配向になるとベンド配向に再び転移させるため、前記初期転移を実行しなくはならない。
例えば、画像を表示しない待機状態においても、この逆転移防止電圧を掛けなければ、液晶がスプレイ配向になり前記初期転移を実行することになり、表示を開始したときに液晶に画像が表示されるまでの時間がこの初期転移による影響のため長くかかるという問題点がある。特に、OCB型の液晶表示装置は温度に影響されるため、環境温度が低いほどこの転移に時間がかかるという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、待機状態から表示状態にした場合でも画像の表示が迅速に行うことができるように、かつ、低消費電力で待機状態を維持することができる液晶表示装置を提供する。
本発明は、OCB型の液晶パネルを有する液晶表示装置において、前記液晶パネルで画像を表示しない待機状態における前記液晶に印加する交流電圧について、逆転移防止電圧以上であって、かつ、フレーム周波数を前記画像の表示時のフレーム周波数より低くする、液晶表示装置である。
本発明によれば、OCB型の液晶に印加する交流電圧が逆転移防止電圧以上であるので迅速に待機状態から表示状態になり、かつ、フレーム周波数が画像の表示時のフレーム周波数よりも低い状態であるため、待機状態の消費電力を低く抑えることができる。
以下、本発明の一実施形態のOCB型の液晶表示装置10について図面に基づいて説明する。
本実施形態の液晶表示装置10について図1と図2に基づいて説明する。液晶表示装置10は、例えば、携帯電話で使用される3インチのWQVGA(240×RGB×400)である。
(1)液晶表示装置10の構成
液晶表示装置10の構成について図1に基づいて説明する。
液晶表示装置10の構成について図1に基づいて説明する。
液晶表示装置10は、アレイ基板12と対向基板14とを有し、両基板12,14の間に液晶(OCB型液晶)が挟持されている。
アレイ基板12は、ガラス基板上に複数本の信号線16と複数本の走査線18が直交するように配され、信号線16と走査線18の交差部近傍にポリシリコンからなる薄膜トランジスタ(以下、TFTという)20がマトリックス状に形成されている。
複数本の信号線16は、信号線ドライバー回路22から映像信号である液晶駆動電圧が供給され、複数本の走査線18は走査線ドライバー回路24からゲート信号が入力され、TFT20を駆動させる。
信号線ドライバー回路22と走査線ドライバー回路24は、コントローラ26によって制御されている。また、バックライト30を有し、コントローラ26によって点灯と消灯が制御されている。
(2)画像の表示時
上記液晶表示装置10によって画像を表示する場合には、バックライト30を点灯し、信号線ドライバー回路22から映像信号を供給する。そして、階調反転が生じないようにするため、図3における電圧1の範囲で液晶に印加する電圧を調整して、画像を表示する。
上記液晶表示装置10によって画像を表示する場合には、バックライト30を点灯し、信号線ドライバー回路22から映像信号を供給する。そして、階調反転が生じないようにするため、図3における電圧1の範囲で液晶に印加する電圧を調整して、画像を表示する。
そして、この画像を表示する場合にはフレーム反転駆動によって表示を行う。即ち、対向基板14の対向電圧に印加する対向電圧Vcomと信号線ドライバー回路22から供給するソース電圧の各極性をフレーム毎に反転させている。
(3)待機状態
上記は、画像を表示する状態の説明であったが、次に画像を表示しない待機状態について図2のタイミングチャートに基づいて説明する。
上記は、画像を表示する状態の説明であったが、次に画像を表示しない待機状態について図2のタイミングチャートに基づいて説明する。
図2のタイミングチャートにおいて、最上段が垂直同期信号のタイミングチャートであり、2段目が水平同期信号のタイミングチャートであり、3段目が対向電圧Vcomのタイミングチャートであり、4段目がソース電圧のタイミングチャートである。
垂直同期信号は、コントローラ26から走査線ドライバー回路26に出力されるクロック信号であって、この信号に基づいてゲート信号が出力される。また、水平同期信号は、コントローラ26から信号線ドライバー回路22に出力されるものであり、この水平同期信号がクロック信号となって、映像信号を出力する。なお、待機状態では、バックライト30を消灯しておく。
画像を表示する場合には、垂直同期信号のフレーム周波数は、60〜120Hzであるが、待機状態においては、図2に示すように垂直同期信号のフレーム周波数を0.5〜10Hz、好ましくは2.0Hzに低下させている。
そして、液晶印加電圧については、逆転移防止電圧の中で最も低い電圧、例えば1V以上、好ましくは1V以上であって画像表示における黒の階調を表現する黒表示電圧以下(実質的には6V以下程度)、さらに好ましくは2V以上画像表示における黒の階調を表現する黒表示電圧以下(実質的には6V以下程度)の電圧が印加されるように、対向電圧とソース電圧を印加する。本実施形態では一例として6Vを印加した。そして、前記垂直同期信号に併せて対向電圧とソース電圧の特性を互いに反転させる。
なお、この液晶印加電圧を印加する方法は、画像表示時のフレーム反転駆動とは独立して制御し、下記の3通りの方法がある。
第1の方法は、ソース電圧が一定であり、対向電圧Vcomをフレーム周波数で反転させる。
第2の方法は、対向電圧Vcomが一定であり、ソース電圧をフレーム周波数で反転させる。
第1の方法は、ソース電圧と対向電圧Vcomを互いにフレーム周波数で反転させる。
(4)効果
上記のように、フレーム周波数を表示時の60〜120Hzより低い、0.5〜10Hzにすることにより、消費電力を低く抑えることが可能となる。
上記のように、フレーム周波数を表示時の60〜120Hzより低い、0.5〜10Hzにすることにより、消費電力を低く抑えることが可能となる。
一方、常に逆転移防止電圧が液晶に印加されているため、待機状態から表示状態にした場合であっても、直ちに画像を表示することができる。液晶表示装置10が、3インチのWQVGA(240×RGB×400)であり、−20度のときは、1/30秒で待機状態から表示状態になり、本願駆動方法を適用しない場合の4秒前後と比べ格段に早く表示できる。
このように待機状態では低い消費電力を維持することができ、かつ、表示時には直ちに画像を表示することができるため、携帯電話等に搭載しても待機電圧を低く抑えることができ、画像も直ちに表示することができる。
(変更例)
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
本発明は上記各実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
上記実施形態では、待機状態においてはフレーム周波数を低くしたが、これに加えて、待機状態から所定時間(例えば、10分)後には、液晶に印加する転移防止電圧を0Vにして、オフ状態にしてもよい。これにより、さらに低い表示電力を維持することができる。
また、上記実施形態ではフレーム反転駆動について説明したが、これに代えてライン反転駆動、カラム反転駆動、ドット反転駆動であってもよい。
10 液晶表示装置
12 アレイ基板
14 対向基板
26 コントローラ
12 アレイ基板
14 対向基板
26 コントローラ
Claims (6)
- OCB型の液晶パネルを有する液晶表示装置において、
前記液晶パネルで画像を表示しない待機状態における前記液晶に印加する交流電圧について、逆転移防止電圧以上であって、かつ、フレーム周波数を前記画像の表示時のフレーム周波数より低くする、
液晶表示装置。 - 前記待機状態のフレーム周波数が、0.5Hz〜10.0Hzである、
請求項1記載の液晶表示装置。 - 前記待機状態の前記液晶に印加する交流電圧が、1V以上である、
請求項1記載の液晶表示装置。 - 前記待機状態の前記液晶に印加する交流電圧が、1V以上であって、画像表示における黒の階調を表現する黒表示電圧以下である、
請求項1記載の液晶表示装置。 - 前記液晶パネルは、フレーム反転駆動、ライン反転駆動、カラム反転駆動、または、ドット反転駆動で表示する、
請求項1記載の液晶表示装置。 - 前記液晶パネルの待機状態の開始から所定時間後に前記液晶に印加する交流電圧を0Vにする、
請求項1記載の液晶表示装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007303093A JP2008170963A (ja) | 2006-12-13 | 2007-11-22 | 液晶表示装置 |
US11/950,780 US20080143899A1 (en) | 2006-12-13 | 2007-12-05 | Liquid crystal display device |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006336224 | 2006-12-13 | ||
JP2007303093A JP2008170963A (ja) | 2006-12-13 | 2007-11-22 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008170963A true JP2008170963A (ja) | 2008-07-24 |
Family
ID=39711096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007303093A Pending JP2008170963A (ja) | 2006-12-13 | 2007-11-22 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008170963A (ja) |
-
2007
- 2007-11-22 JP JP2007303093A patent/JP2008170963A/ja active Pending
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