JP2008170809A - プロジェクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】特定の機器を特定の映像入力端子に接続した場合に限って映像を投影することによって、盗難を抑止することが可能なプロジェクタを提供する。
【解決手段】プロジェクタ1は、映像入力端子15a、15b及び15cのうちから一つを選択的に切替える入力切替部16と、外部映像機器2から与えられた入力信号のパラメータデータを出力する映像処理部17、映像入力端子及びパラメータデータを記憶するEEPROM19cを有する判定部19を備えている。判定部19は、外部映像機器2が接続された映像入力端子及び外部映像機器2から与えられた入力信号のパラメータデータとEEPROM19cに記憶されたパラメータデータとが一致するか否かを判定し、判定結果に応じて投射デバイス制御部18を制御し、外部映像機器2の映像の投射を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、盗難を抑止することが可能なプロジェクタに関する。
近年広く使われているプロジェクタは、高額及び比較的小型軽量であるために、可搬式又は設置式に関わらず盗難される場合が多い。盗難を抑止するために、施錠具を設け、設置場所に備えられた取付具とプロジェクタの施錠具とを索条体で連結して移動を妨げるプロジェクタがある。また、パスワード認証、又は暗号鍵が書き込まれたIDカード若しくはUSBキー等による鍵認証によって操作の受付を制限し、盗難時の商品価値を下げることにより、盗難を抑止するプロジェクタがある(特許文献1、特許文献2及び特許文献3)。
特開2004−77967号公報 特開2005−181606号公報 特開2005−351996号公報
しかしながら、特許文献1乃至3に記載された方法では、索条体で連結する手間が生じるという問題点、パスワードを入力する手間が生じるという問題点、鍵の紛失又は盗難を防ぐためにIDカード又はUSBキー等の鍵の管理が必要であるという問題点がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、入力信号のパラメータデータと記憶手段に記憶されているパラメータデータとが一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段が一致しないと判定した場合に、映像の投射を停止する停止手段とを備えることにより、特定の外部映像機器をプロジェクタに接続した場合に限って映像を投影し、盗まれた場合に商品価値を下げて盗難の抑止が可能となるプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、判定手段が一致するか否かの判定を行うパラメータデータを入力信号の垂直同期周波数、水平同期周波数、垂直及び水平同期信号の夫々の極性及び幅、垂直及び水平同期信号の発生から映像信号の始点までの夫々の時間、又は映像信号の始点から終点までの時間のデータのうち少なくとも1つを含むことにより、パスワード入力又は鍵等を必要とせずに映像を投射する外部映像機器を特定し、利便性を損なうこと無く盗難の抑止が可能となるプロジェクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、停止手段の動作を有効又は無効に切替える切替手段を備えることにより、盗まれる可能性が低い場所に設置されており、不特定の外部映像機器が接続される場合に、停止手段の動作を無効に切替えて常に映像の投射を行い、利便性を向上させることが可能となるプロジェクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、判定手段が一致しないと判定した場合に、記憶部に記憶されている報知画面を読出して投射する手段を備えることにより、停止手段の動作が有効に切替えられていることを設置場所において報知し、盗難を抑止することが可能なプロジェクタを提供することにある。
本発明の他の目的は、複数の映像入力端子の夫々を選択的に切替える入力切替部と、選択された映像入力端子を記憶する記憶手段と、選択された映像入力端子が記憶手段に記憶された映像入力端子と一致するか否かを判定する判定手段とを備えることにより、外部映像機器を特定の映像入力端子に接続した場合に限って映像の投影を行い、盗難を抑止することが可能なプロジェクタを提供することにある。
本発明に係るプロジェクタは、映像入力端子と、該映像入力端子に入力された入力信号のパラメータデータを出力するパラメータデータ出力手段とを備え、該パラメータデータ出力手段が出力するパラメータデータに応じて映像を投射するプロジェクタにおいて、前記パラメータデータを記憶する記憶手段と、前記パラメータデータが前記記憶手段に記憶されている状態で前記映像入力端子に前記入力信号が入力された場合に、前記パラメータデータ出力手段が出力するパラメータデータと前記記憶手段に記憶されたパラメータデータとが一致するか否かを判定する判定手段と、該判定手段が一致しないと判定した場合に、映像の投射を停止する停止手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、映像の投射を行う外部映像機器を登録するために、登録する外部映像機器から与えられた入力信号のパラメータデータを検出して記憶手段に記憶する。判定手段は、記憶手段にパラメータデータが記憶されている状態で入力信号が入力された場合、入力信号から検出されたパラメータデータと記憶手段に記憶されているパラメータデータとが一致するか否かを判定する。停止手段は、判定手段が一致しないと判定した場合に、映像の投射を停止する。
本発明に係るプロジェクタは、前記パラメータデータは、前記入力信号の垂直同期周波数、水平同期周波数、垂直及び水平同期信号の夫々の極性及び幅、垂直及び水平同期信号の発生から映像信号の始点までの夫々の時間又は映像信号の始点から終点までの時間を示すデータのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
本発明にあっては、記憶手段には、入力信号の垂直同期周波数、水平同期周波数、垂直及び水平同期信号の夫々の極性及び幅、垂直及び水平同期信号の発生から映像信号の始点までの夫々の時間又は映像信号の始点から終点までの時間を示すデータのうち少なくとも1つを含むパラメータデータが記憶されている。判定手段は、パラメータデータが記憶されている状態で入力信号が入力された場合に、入力信号のパラメータデータを構成する夫々のデータと記憶されているパラメータデータを構成する夫々のデータとが一致するか否かを判定し、判定結果に応じて、映像の投影を停止させる。
本発明に係るプロジェクタは、前記停止手段の動作を有効又は無効に切替える切替手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、切替手段は、判定手段の判定結果に応じて映像の投射を停止させる場合に、停止手段の動作を有効に切替え、判定結果に関わらず常に映像の投射を行う場合に、前記停止手段の動作を無効に切替える。
本発明に係るプロジェクタは、前記記憶手段が、報知画面を記憶しており、前記判定手段が一致しないと判定した場合に、前記記憶部に記憶された報知画面を読出して投射する手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、判定手段が一致しないと判定した場合、記憶部に記憶された報知画面が読み出されて投射され、報知される。
本発明に係るプロジェクタは、複数の映像入力端子のうちから一の映像入力端子を、前記パラメータデータ出力手段に接続するよう選択的に切替える入力切替部とを備え、前記記憶手段は、前記パラメータデータを記憶する場合に、選択された映像入力端子と共に記憶するよう構成してあり、前記判定手段は、映像入力端子に入力信号が入力された場合に、入力された映像入力端子と前記記憶手段に記憶された映像入力端子とが一致するか否かを判定するよう構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、複数の映像入力端子のうちから、一の映像入力端子をパラメータデータ出力手段に接続するよう選択的に切替える入力切替部を備え、選択された映像入力端子が記憶手段に記憶された映像入力端子と一致するか否かを判定し、判定結果に応じて映像の投射を停止させて、特定の映像入力端子に接続された外部映像機器に限って映像の投射を行う。
本発明にあっては、入力信号のパラメータデータと記憶手段に記憶されているパラメータデータとが一致するか否かを判定する判定手段と、判定手段が一致しないと判定した場合に、映像の投射を停止する停止手段とを備えることにより、特定の外部映像機器をプロジェクタに接続した場合に限って映像の投影を行う。これにより、プロジェクタが盗まれた場合にプロジェクタの商品価値が下がる。従って、映像の投影が行われる外部映像機器が特定されていることを記載したシール部材をプロジェクタ本体の表面に貼付する、又はその旨を広告等で報知して盗難を抑止することが可能となる。
本発明にあっては、判定手段が一致するか否かを判定するパラメータデータは、入力信号の垂直同期周波数、水平同期周波数、垂直及び水平同期信号の夫々の極性及び幅、垂直及び水平同期信号の発生から映像信号の始点までの夫々の時間又は映像信号の始点から終点までの時間を示すデータを含んで構成されるため、パスワード入力又は鍵の管理等を必要とせず、利便性を損なわずに映像の投射を行う外部映像機器を特定し、盗難の抑止が可能となる。
本発明にあっては、判定結果に応じて映像の投射を停止させる場合に、停止手段の動作を有効に切り替え、判定結果に関わらず映像を常に投射させる場合に、停止手段の動作を無効に切替える切替手段を備えることにより、盗まれる可能性が低い場所に設置されており、不特定の外部映像機器が接続される場合に、切替手段は、停止手段を無効に切替えて利便性を向上させたプロジェクタを得ることが可能となる。
本発明にあっては、判定手段が一致しないと判定した場合に、記憶部に記憶されている報知画面を読出して投射する手段を備えることにより、停止手段の動作が有効に切替えられていることを設置場所において報知し、設置場所からの盗難を抑止することが可能となる。
本発明にあっては、複数の映像入力端子のうち、外部映像機器が接続された一の映像入力端子が記憶手段に記憶された映像入力端子と一致するか否かを判定し、判定結果に応じて映像の投射を停止させる判定手段を備えることにより、映像の投影を行う映像入力端子を特定することにより、プロジェクタが盗まれた場合にプロジェクタの商品価値が下がり、盗難を抑止することが可能となる等、本発明は優れた効果を奏する。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明におけるプロジェクタの構成を示すブロック図である。図中の白抜矢印は光を示す。プロジェクタ1は、キセノンランプ又は超高圧水銀ランプ等の光源11を備え、光源11から放射される白色光は、カラーフィルタ、レンズ又はプリズム等で構成される集光光学系12に入射して集光、偏光及び色分離等が行われRGB各色の光が生成される。集光光学系12により生成されたRGB各色の光は、液晶パネル又はDMD(Digital Micromirror Device)等を一又は複数個用いてなる平板上の投射デバイス13に投射される。投射デバイス13は、投射されるRGB各色の光に同期して、RGB各色の画像を形成し、画像を形成した投射デバイス13に対してRGB各色の光が反射又は透過する。反射又は透過したRGB各色の画像を有するRGB各色の光は、投射光学系14でRGB各色の画像が拡大されて外部のスクリーン3に投射される。
プロジェクタ1は、パーソナルコンピュータ又は映像再生装置等の外部映像機器2から映像信号及び同期信号からなる入力信号が入力される映像入力端子15a、15b及び15cを備える。映像入力端子15a、15b及び15cは、RGB入力端子、S−VIDEO入力端子、コンポジットビデオ入力端子及びDVI入力端子等であり、接続される外部映像機器2に応じて選択される。映像入力端子15a、15b及び15cには、それぞれ入力端子番号1、2及び3が夫々割り当てられている。入力切替部16は、映像入力端子15a、15b及び15cのいずれか1つを選択的に映像処理部17に接続すると共に、選択した入力端子番号を判定部19に出力する。入力切替部16は、操作部20とも接続されており、操作部20が受付けた操作によって映像入力端子を選択的に接続することが可能となるように構成されている。
映像処理部17は、入力信号のパラメータデータを検出して判定部(判定手段)19に出力し、本発明におけるパラメータデータ出力手段として機能すると共に、入力信号に対してA/D変換、解像度変換及び表示位置補正を行い、映像デジタル信号として投射デバイス制御部18に出力する。複数の映像入力端子は、夫々異なる規格の映像入力端子で構成される例に限るものでは無く、同規格の映像入力端子が含まれており、夫々に異なる入力端子番号が割り当てられている場合でも良い。
投射デバイス制御部18は、映像処理部17から与えられる映像デジタル信号、すなわち外部映像機器2からの入力信号に基づく映像画面又は後述する判定部19から与えられる無地の画面からなるミュート画面のいずれか1つを選択して投射デバイス13に出力するように判定部19により制御される。投射デバイス制御部18は、映像画面及びミュート画面を切替えることにより本発明における映像の投射を停止する手段(停止手段)として機能し、停止手段の機能の有効/無効を切替制御する判定部19は、本発明における切替手段としても機能する。ミュート画面は、ロゴ等を表示した画面であっても良い。投射デバイス制御部18は、図示しないOSD(On−Screen Display)回路を備えている。OSD回路は、投射デバイス制御部18が投射デバイス13に出力する映像画面又はミュート画面に判定部19から与えられた報知画面等を重畳して投射デバイス13に出力し、OSD表示を行う。判定部19は、CPU19a並びに、記憶手段としてROM19b及び書換え可能な不揮発性メモリであるEEPROM19c等で構成されている。
ROM19bには、CPU19aが実行するプログラム並びに、非認証報知画面、パスワードエラー報知画面、パスワード変更画面、パスワード入力画面、接続確認画面及び削除報知画面等の画面データが記憶されている。また、EEPROM19cには、パラメータデータ、入力端子番号及びパスワード等が記憶されている。判定部19は、入力信号のパラメータデータ及び選択されている入力端子番号とEEPROM19cに記憶されている登録機器のパラメータデータ及び入力端子番号とを照合して一致する登録機器が存在するか否かを判定する。判定部19は、判定結果に応じて投射デバイス制御部18を制御する。判定部19は、判定を行う認証モード及び判定を行わない通常モードとを切替可能に構成されており、認証モードが選択されている場合、判定結果に応じて映像の投影を停止すべく投射デバイス制御部18を制御する。判定部19は、通常モードが選択されている場合、判定結果に関わらず、常に映像を投射させるべく投射デバイス制御部18を制御する。
また、判定部19は、図示しないパスワードの変更を受付ける変更キー、機器の登録を受付ける登録キー、登録機器の削除を受付ける削除キー、認証/通常モードの切替を受付けるモードキー及びテンキー等を備えた操作部20と接続されている。判定部19は、プロジェクタ1の図示しない電源スイッチにも接続されており、電源スイッチのオン/オフ状態の切替を検知する。図2は、入力信号に含まれる同期信号及び映像信号の対応関係を示すタイミングチャートである。図中の横軸は、時間であり、入力信号に含まれる垂直同期信号、水平同期信号及び映像信号を上から順に図2(a)、(b)及び(c)に示す。図2(a)中のtv1は、垂直同期信号のパルス幅を、図2(b)中のth1は、水平同期信号のパルス幅を示す。図2(c)中のtv2は、垂直同期信号のパルスの終端部から映像信号の始点までの時間、すなわち垂直バックポーチを示す。
図2(c)中のth2は、水平同期信号のパルスの終端部から映像信号の始点までの時間、すなわち水平バックポーチを、ts は、映像信号の始点から終端までの時間、すなわち映像信号区間をそれぞれ示す。また、図2に示す例では、垂直同期信号及び水平同期信号のパルスは、共に負極性となっている。ここで、垂直同期信号の周波数すなわち垂直同期周波数をfv 、水平同期信号の周波数すなわち水平同期周波数をfh とする。映像処理部17は、映像信号の垂直同期周波数fv 、水平同期周波数fh 、垂直同期信号のパルス幅tv1、水平同期信号のパルス幅th1、垂直及び水平同期信号の夫々の極性、垂直バックポーチtv2、水平バックポーチth2並びに映像信号区間ts からなるパラメータデータを検出する。
図3は、映像処理部17の構成を示すブロック図である。映像処理部17は、信号入力30、A/D(Analog/Degital)変換部31、解像度変換部32、表示位置補正部33、同期分離部34、PLL(Phase−Locked Loop)35、バックポーチ検出部36、映像信号区間検出部37、同期極性検出部38、同期周波数検出部39、同期幅検出部40、映像デジタル信号出力41及びパラメータデータ出力42で構成される。信号入力30に与えられた入力信号は、A/D変換部31及び同期分離部34に与えられる。同期分離部34は、与えられた入力信号から垂直及び水平同期信号を夫々分離し、バックポーチ検出部36、映像信号区間検出部37、同期極性検出部38、同期周波数検出部39、同期幅検出部40及びPLL35に与える。同期極性検出部38は、与えられた垂直及び水平同期信号の夫々の極性を検出してパラメータデータ出力42及び解像度変換部32に出力する。
同期周波数検出部39は、与えられた垂直及び水平同期信号の垂直同期周波数fv 及び水平同期周波数fh を夫々検出して、パラメータデータ出力42及び解像度変換部32に出力する。同期幅検出部40は、与えられた垂直及び水平同期信号の垂直同期信号幅tv1及び水平同期信号幅th1を夫々検出して、パラメータデータ出力42及び解像度変換部32に出力する。PLL35は、与えられた垂直及び水平同期信号に夫々同期した同期信号をA/D変換部31に出力する。A/D変換部31は、信号入力30から与えられた入力信号をPLL35から与えられた同期信号に同期してサンプリングを行い、デジタル信号に変換して解像度変換部32、バックポーチ検出部36及び映像信号区間検出部37に出力する。バックポーチ検出部36は、同期分離部34から与えられた垂直及び水平同期信号並びにA/D変換部31から与えられたデジタル信号から垂直バックポーチtv2及び水平バックポーチth2を検出し、パラメータデータ出力42及び表示位置補正部33に出力する。
映像信号区間検出部37は、同期分離部34から与えられた垂直及び水平同期信号並びにA/D変換部31から与えられたデジタル信号から映像信号区間ts を検出し、パラメータデータ出力42及び表示位置補正部33に出力する。解像度変換部32は、A/D変換部31から与えられたデジタル信号に対して、同期極性検出部38、同期周波数検出部39及び同期幅検出部40から夫々与えられた垂直/水平同期信号の極性、垂直同期周波数fv 、水平同期周波数fh 、垂直同期幅tv1及び水平同期幅th1に基づき投射デバイス13の解像度と一致するように解像度変換を行い、表示位置補正部33に出力する。
表示位置補正部33は、解像度変換部32から与えられたデジタル信号を、バックポーチ検出部36から夫々与えられた垂直バックポーチtv2及び水平バックポーチth2並びに映像信号区間検出部37から与えられた映像信号区間ts に基づいて、映像信号が投射デバイス13の形成可能な領域内に収まるように表示位置を補正して得た映像デジタル信号を、映像デジタル信号出力41に出力する。パラメータデータ出力42は、判定部19と接続されており、各検出部によって検出されたデータからなるパラメータデータが、判定部19により読み取られる。また、映像デジタル信号出力41は、投射デバイス制御部18に接続されており、投射デバイス制御部18に映像デジタル信号が与えられる。
図4は、パラメータデータ及び入力端子番号のフォーマット例を示す説明図である。パラメータデータ及び入力端子番号は、判定部19のEEPROM19cに記憶される。図4(a)及び(b)には、夫々3種類の外部映像機器すなわち登録機器1、2及び3が記憶されており、異なるフォーマット例を示している。図4(a)は、映像処理部17が検出した垂直同期周波数fv 、水平同期周波数fh 、垂直同期極性、水平同期極性、垂直同期幅tv1、水平同期幅th1、垂直バックポーチtv2、水平バックポーチth2及び入力切替部16から出力された入力端子番号から構成されている。垂直同期周波数fv 、垂直同期幅tv1及び垂直バックポーチtv2の夫々は、映像処理部17の同期周波数検出部39によって周波数を、同期幅検出部40によって時間幅を、バックポーチ検出部36によってバックポーチの時間を検出する例を示しているが、水平同期信号を基準に夫々をカウントして得たライン数で表される垂直同期ライン数、垂直同期幅ライン数及び垂直バックポーチライン数として図4(b)で示すフォーマット例でEEPROM19cに記憶しても良い。図4に示す例では、入力端子番号1に対応して登録機器1及び登録機器2が登録されており、パラメータデータのうち水平同期周波数fh のみ、夫々、48.36kHz及び48.48kHzと異なっている。また、入力端子番号2に対応して登録機器3が登録されている。また、映像信号区間ts をパラメータデータに含めても良い。
図5及び図6は、判定処理の手順を示すフローチャートである。判定処理は、プロジェクタ1の電源スイッチがオンにされた場合に、判定部19のCPU19aにより実行される。判定部19は、映像処理部17から出力されるパラメータデータを読み取る(ステップS1)。判定部19は、読み取ったパラメータデータを基にして入力信号がプロジェクタ1に入力されているか否かを判定する(ステップS2)。判定部19は、入力信号が入力されていると判定した場合(ステップS2でYES)、認証モードに選択されているか否かを判定する(ステップS3)。判定部19は、認証モードが選択されていると判定した場合(ステップS3でYES)、入力切替部16から出力される入力端子番号を読み取る(ステップS4)。判定部19は、読み取った入力端子番号がEEPROM19cに記憶されている入力端子番号と一致するか否かを判定する(ステップS5)。
判定部19は、読み取った入力端子番号がEEPROM19cに記憶されている入力端子番号と一致すると判定した場合(ステップS5でYES)、映像処理部17から読み取ったパラメータデータが、EEPROM19cに記憶されている該当する入力端子番号に対応した登録機器のパラメータデータと一致するか否かを判定する(ステップS6)。判定部19は、登録機器のパラメータデータと一致する判定した場合(ステップS6でYES)、投射デバイス制御部18を制御して外部映像機器2から与えられた入力信号による映像画面を投射デバイス13に出力させて映像を投射させる(ステップS7)。判定部19は、認証モードに選択されているか否かを判定するステップS3において選択されていないと判定した場合(ステップS3でNO)、記憶されている入力端子番号と一致するか否かを判定するステップS5において一致しないと判定した場合(ステップS5でNO)及び登録機器のパラメータデータと一致するか否かを判定するステップS6において一致しないと判定した場合(ステップS6でNO)、ミュート画面を投射デバイス制御部18に出力しミュート画面を投射させて、外部映像機器2から与えられた入力信号による映像の投射を停止させる(ステップS10)。
ミュート画面を投射させて入力信号による映像の投射を停止させる例を示したが、これに限るものではなく、光源11を消灯することにより、映像の投射を停止させても良い。判定部19は、登録機器と一致せず認証できないために映像を停止させた旨を報知する非認証報知画面の画面データをROM19bから読出して投射デバイス制御部18に出力し、ミュート画面にOSD表示させて投射させる(ステップS11)。図7は、非認証報知画面の例を示す模式図である。図7に示すようにメッセージ「接続された機器は認証できません。」が表示されている。判定部19は、入力信号がプロジェクタ1に入力されているか否かを判定するステップS2において入力されていないと判定した場合(ステップS2でNO)、操作部20のキーの押下を検出したか否かを判定する(ステップS8)。また、非認証報知画面表示を行うステップS11の次、及び映像投射を行うステップS7の次にも、操作部20のキーの押下を検出したか否かを判定する(ステップS8)。
判定部19は、キーの押下を検出していないと判定した場合(ステップS8でNO)、電源スイッチがオフにされたか否かを判定する(ステップS9)。判定部19は、電源スイッチがオフにされていないと判定した場合(ステップS9でNO)、パラメータデータの読取を行うステップS1に処理を戻す。判定部19は、電源スイッチがオフにされたと判定した場合(ステップS9でYES)、判定処理を終了する。判定部19は、キーの押下を検出したか否かを判定するステップS8において、キーの押下を検出したと判定した場合(ステップS8でYES)、いずれのキーが押下されたかを判定する(ステップS12)。判定部19は、操作部20の変更キーが押下されたと判定した場合(ステップS12の”変更”)、パスワード変更処理を行い(ステップS13)、電源スイッチがオフされたか否かを判定するステップS9に処理を移す。判定部19は、操作部20の登録キーが押下されたと判定した場合(ステップS12の”登録”)、機器登録処理を行い(ステップS14)、電源スイッチがオフされたか否かを判定するステップS9に処理を移す。
判定部19は、操作部20の削除キーが押下されたと判定した場合(ステップS12の”削除”)、機器削除処理を行い(ステップS15)、電源スイッチがオフされたか否かを判定するステップS9に処理を移す。判定部19は、操作部20のモードキーが押下されたと判定した場合(ステップS12の”モード”)、モード変更処理を行い(ステップS16)、電源スイッチがオフされたか否かを判定するステップS9に処理を移す。判定処理として、読み取った入力端子番号及びパラメータデータが登録機器の入力端子番号及びパラメータデータと一致するか否かを判定する例を示したが、パラメータデータについてのみ一致するか否かを判定するようにしてもよい。また、登録機器と一致せず映像の投射を停止させて報知する場合、非認証報知画面を投射させる例を示したが、これに限るものではなく、プロジェクタ1に設けたLED(Light Emitting Diode)等を発光させても良い。
図8は、パスワード変更処理の手順を示すフローチャートである。パスワードは、パスワードの変更、機器の登録及び削除、並びに認証モード/通常モードの切替を行う操作を受付けた場合に、各操作に対応する処理を実行するか否かを判定するために判定部19のEEPROM19cに記憶されている複数桁の数字等からなる文字列である。判定部19は、パスワード入力画面の画面データをROM19bから読出し、投射デバイス制御部18に出力してパスワード入力画面を投影させる(ステップS20)。パスワード入力画面として、例えば、パスワードの入力を使用者に促すメッセージである「パスワードを入力してください。」及びパスワードを入力するためのフィールド等を表示すると良い。
判定部19は、使用者により操作部20のテンキー等を用いて入力されたパスワードを受付ける(ステップS21)。判定部19は、受付けたパスワードがEEPROM19cに記憶されているパスワードと一致するか否かを判定する(ステップS22)。判定部19は、受付けたパスワードがEEPROM19cに記憶されているパスワードと一致すると判定した場合(ステップS22でYES)、パスワード変更画面の画面データをROM19bから読出し、投射デバイス制御部18に出力してパスワード変更画面を投射させる(ステップS23)。パスワード変更画面として、例えば、新たに設定するパスワードの入力を促すメッセージである「新しく設定するパスワードを入力してください」及びパスワードを入力するためのフィールド等を表示すると良い。判定部19は、使用者により操作部20のテンキー等を用いて入力されたパスワードを受付ける(ステップS24)。判定部19は、EEPROM19cに記憶されているパスワードを、受付けたパスワードに書き換えて変更し(ステップS25)、パスワード変更処理を終了する。
判定部19は、入力されたパスワードがEEPROM19cに記憶されているパスワードと一致するか否かを判定するステップS22において、一致しないと判定した場合(ステップS22でNO)、パスワードが一致しない旨を通知するパスワードエラー報知画面のデータをROM19bから読出し、投射デバイス制御部18に出力してパスワードエラー報知画面を投影させて(ステップS26)、パスワード変更処理を終了する。パスワードエラー報知画面として、例えばメッセージ「パスワードが一致しません。」を表示すると良い。
図9は、機器登録処理の手順を示すフローチャートである。判定部19は、パスワード入力画面の画面データをROM19bから読出し、投射デバイス制御部18に出力してパスワード入力画面を投影させる(ステップS30)。判定部19は、使用者により操作部20のテンキー等を用いて入力されたパスワードを受付ける(ステップS31)。判定部19は、入力されたパスワードがEEPROM19cに記憶されているパスワードと一致するか否かを判定する(ステップS32)。判定部19は、一致すると判定した場合(ステップS32でYES)、投射デバイス制御部18を制御して投射デバイス13に外部映像機器2から与えられた入力信号による映像画面を出力させて映像を投射させる(ステップS33)。判定部19は、接続確認画面の画面データをROM19bから読出し、投射デバイス13に出力して映像画面に重畳させ、接続確認画面のOSD表示を行わせる(ステップS34)。
接続確認画面として、例えばメッセージ「登録する機器を接続し、映像が正しく表示されていることを確認してください。」が表示されており、使用者による確認を受付けるために例えば「確認」と表示されたソフトウェアボタンを備えると良い。判定部19は、操作部20による操作を受付ける(ステップS35)。判定部19は、外部映像機器2の映像が正しく投射されていることを使用者が確認して操作した「確認」の選択操作を受付けたか否かを判定する(ステップS36)。「確認」の選択操作を受付けていないと判定した場合(ステップS36でNO)、操作を受付けるステップS35に処理を戻す。判定部19は、「確認」の選択操作を受付けたと判定した場合(ステップS36でYES)、映像処理部17から出力されるパラメータデータ及び入力切替部16から出力される入力端子番号を読み取る(ステップS37)。判定部19は、読み取ったパラメータデータ及び入力端子番号をEEPROM19cに追加記憶し(ステップS38)、機器登録処理を終了する。
判定部19は、入力されたパスワードがEEPROM19cに記憶されているパスワードと一致するか否かを判定するステップS32において、一致しないと判定した場合(ステップS32でNO)、ROM19bからパスワードエラー報知画面のデータを読出して投射デバイス制御部18に出力し、パスワードエラー報知画面を投射させて(ステップS39)、機器登録処理を終了する。
図10は、機器削除処理の手順を示すフローチャートである。判定部19は、削除確認画面の画面データをROM19bから読出して投射デバイス制御部18に出力し、接続確認画面を投射させる(ステップS50)。接続確認画面として、例えばメッセージ「登録を削除する機器を接続して映像が正しく表示されているか確認した後、削除キーを押してください。」を表示させ、「削除」及び「中止」と表示されたソフトウェアボタンを備えると良い。判定部19は、映像処理部17から出力されるパラメータデータ及び入力切替部16から出力される入力端子番号を読み取る(ステップS51)。判定部19は、読み取った入力端子番号がEEPROM19cに記憶されている入力端子番号と一致するか否かを判定する(ステップS52)。
判定部19は、読み取った入力端子番号がEEPROM19cに記憶されている入力端子番号と一致すると判定した場合(ステップS52でYES)、映像処理部17から読み取ったパラメータデータが、EEPROM19cに記憶されている該当する入力端子番号に対応した登録機器のパラメータデータと一致するか否かを判定する(ステップS53)。判定部19は、登録機器のパラメータデータと一致すると判定した場合(ステップS53でYES)、投射デバイス制御部18を制御して映像処理部17から与えられる映像デジタル信号による映像画面を投射デバイス13に出力させて映像を投射させる(ステップS54)。判定部19は、操作部20による操作を受付ける(ステップS55)。判定部19は、「削除」が選択されたか否かを判定し(ステップS56)、「削除」が選択されていないと判定した場合(ステップS56でNO)、パラメータデータ及び入力端子番号を読み取るステップS51に処理を戻す。
判定部19は、「削除」が選択されたと判定した場合(ステップS56でYES)、読み取ったパラメータデータ及び入力端子番号と一致するEEPROM19cに記憶されているパラメータデータ及び入力端子番号を削除する(ステップS57)。判定部19は、ミュート画面を投射デバイス制御部18に出力しミュート画面を投射させて、外部映像機器2から与えられた入力信号による映像の投射を停止する(ステップS58)。判定部19は、登録機器を削除した旨を報知する削除報知画面の画面データをROM19bから読出し、投射デバイス制御部18に出力し、ミュート画面にOSD表示させ投射させ(ステップS59)、機器削除処理を終了する。削除報知画面には、例えばメッセージ「現在接続されている機器は、登録機器から正常に削除されました」を表示すると良い。
記憶されている入力端子番号と一致するか否かを判定するステップS52において一致しないと判定した場合(ステップS52でNO)及び登録機器のパラメータデータと一致するか否かを判定するステップS53において一致しないと判定した場合(ステップS53でNO)、判定部19は、操作部20による操作を受付ける(ステップS60)。判定部19は、「中止」が選択されたか否かを判定し(ステップS61)、「中止」が選択されたと判定した場合(ステップS61でNO)、パラメータデータ及び入力端子番号を読み取るステップS51に処理を戻す。判定部19は、「中止」が選択されたと判定した場合(ステップS61でYES)、機器削除処理を終了する。
図11は、モード変更処理の手順を示すフローチャートである。判定部19は、認証モードに設定されているか否かを判定する(ステップS71)。判定部19は、認証モードに設定されている場合(ステップS71でYES)、パスワード入力画面の画面データをROM19bから読出し、投射デバイス制御部18に出力してパスワード入力画面を投影させる(ステップS72)。判定部19は、使用者により操作部20のテンキー等を用いて入力されたパスワードを受付ける(ステップS73)。判定部19は、入力されたパスワードがEEPROM19cに記憶されているパスワードと一致するか否かを判定する(ステップS74)。判定部19は、一致すると判定した場合(ステップS74でYES)、通常モードに設定し(ステップS75)、モード変更処理を終了する。
判定部19は、一致しないと判定した場合(ステップS74でNO)、パスワードエラー報知画面の画面データをROM19bから読出し、投射デバイス制御部18に出力してパスワードエラー報知画面を投射させ(ステップS76)、モード変更処理を終了する。判定部19は、認証モードに設定されているか否かを判定するステップS71において、認証モードに設定されていないと判定した場合(ステップS71でNO)、認証モードに設定し(ステップS77)、モード変更処理を終了する。
プロジェクタ1は、映像が投射される外部映像機器2が特定されるため、盗まれた場合に商品価値が下がり、盗難される可能性を低減する。また、映像の投射を認証する外部映像機器2の入力信号のパラメータデータをEEPROM19cに記憶させた後は、認証する外部映像機器2を接続して与えられた入力信号のみで認証を行うことができるため、パスワード入力等の煩雑な操作を必要とせず、高い利便性が得られる。
映像の投射を行う機器を認証するためにパラメータデータ及び入力端子番号を照合する例を示したが、パラメータデータのみを照合しても良い。判定部19は、読み取ったパラメータデータを構成する垂直同期周波数fv 、水平同期周波数fh 、垂直同期信号の極性、水平同期信号の極性、垂直同期幅tv1、水平同期幅th1、垂直バックポーチtv2、水平バックポーチth2並びに映像信号区間ts が、EEPROM19cに記憶されたパラメータデータを構成する夫々のデータと全て一致するか否かを判定する例を示したが、これに限るものではなく、これらのうち幾つかを省略しても良い。
説明のため入力信号が複合同期信号で与えられる例を示したが、これに限るものではなく、同期信号が映像信号と独立して水平同期信号及び垂直同期信号、若しくは水平同期信号と垂直同期信号が複合された同期信号を伴う分離同期式の入力信号でも良い。
判定部19は、読み取ったパラメータデータを構成する各データがEEPROM19cに記憶されたパラメータデータの各データと完全に一致するか否かを判定する例を示した。しかし、外部映像機器2からの垂直同期周波数fv 、水平同期周波数fh 、並びに垂直及び水平同期信号の極性等は、時間の経過に対して若干の変動が発生する場合があるため、所定の尤度を設けて判定するようにしても良いのは言うまでもない。
プロジェクタ1は、3種類の映像入力端子を備える例を示したが、これに限るものではなく、4種類以上又は3種類未満であっても良い。また、キセノンランプ又は超高圧水銀ランプ等の光源11を備えたプロジェクタ1を例として示したが、光源11にLEDを用いたプロジェクタであっても良い。
本発明におけるプロジェクタの構成を示すブロック図である。 入力信号に含まれる同期信号及び映像信号の対応関係を示すタイミングチャートである。 映像処理部の構成を示すブロック図である。 パラメータデータ及び入力端子番号のフォーマット例を示す説明図である。 判定処理の手順を示すフローチャートである。 判定処理の手順を示すフローチャートである。 非認証報知画面の例を示す模式図である。 パスワード変更処理の手順を示すフローチャートである。 機器登録処理の手順を示すフローチャートである。 機器削除処理の手順を示すフローチャートである。 モード変更処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 プロジェクタ
2 外部映像機器
3 スクリーン
11 光源
12 集光光学系
13 投射デバイス
14 投射光学系
15a、15b、15c 映像入力端子
16 入力切替部
17 映像処理部
18 投射デバイス制御部
19 判定部
19a CPU
19b ROM
19c EEPROM
20 操作部

Claims (5)

  1. 映像入力端子と、該映像入力端子に入力された入力信号のパラメータデータを出力するパラメータデータ出力手段とを備え、該パラメータデータ出力手段が出力するパラメータデータに応じて映像を投射するプロジェクタにおいて、
    前記パラメータデータを記憶する記憶手段と、
    前記パラメータデータが前記記憶手段に記憶されている状態で前記映像入力端子に前記入力信号が入力された場合に、前記パラメータデータ出力手段が出力するパラメータデータと前記記憶手段に記憶されたパラメータデータとが一致するか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段が一致しないと判定した場合に、映像の投射を停止する停止手段と
    を備えることを特徴とするプロジェクタ。
  2. 前記パラメータデータは、前記入力信号の垂直同期周波数、水平同期周波数、垂直及び水平同期信号の夫々の極性及び幅、垂直及び水平同期信号の発生から映像信号の始点までの夫々の時間又は映像信号の始点から終点までの時間を示すデータのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載のプロジェクタ。
  3. 前記停止手段の動作を有効又は無効に切替える切替手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のプロジェクタ。
  4. 前記記憶手段は、報知画面を記憶しており、
    前記判定手段が一致しないと判定した場合に、前記記憶部に記憶された報知画面を読出して投射する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載のプロジェクタ。
  5. 複数の映像入力端子のうちから一の映像入力端子を、前記パラメータデータ出力手段に接続するよう選択的に切替える入力切替部とを備え、
    前記記憶手段は、前記パラメータデータを記憶する場合に、選択された映像入力端子と共に記憶するよう構成してあり、
    前記判定手段は、映像入力端子に入力信号が入力された場合に、入力された映像入力端子と前記記憶手段に記憶された映像入力端子とが一致するか否かを判定するよう構成してあること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載のプロジェクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012163796A (ja) * 2011-02-08 2012-08-30 Seiko Epson Corp プロジェクターおよび認証方法
JP2018097219A (ja) * 2016-12-14 2018-06-21 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機、及び遊技用装置

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