JP2015179935A - 通信システム、通信方法および表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線接続の権限を有しない者が不正に表示装置に無線接続するのを防止する。
【解決手段】通信システムC1において、プロジェクター1は、無線接続における通信回線の切替指示の入力を受け付ける受付手段111と、切替指示の入力が受け付けられると、第1の通信回線により自装置と無線接続されたタブレット端末2に、第2の通信回線により無線接続するための無線接続情報を送信する送信手段112と、無線接続情報が送信されると、タブレット端末2との第1の通信回線による無線接続を切断する切断手段113とを有する。タブレット端末2は、第1の通信回線による無線接続が切断されると、無線接続情報を用いて、第2の通信回線によりプロジェクター1と無線接続する接続手段211を有する。タブレット端末3は、無線接続情報を用いて、第2の通信回線によりプロジェクター1と無線接続する接続手段311を有する。
【選択図】図2
【解決手段】通信システムC1において、プロジェクター1は、無線接続における通信回線の切替指示の入力を受け付ける受付手段111と、切替指示の入力が受け付けられると、第1の通信回線により自装置と無線接続されたタブレット端末2に、第2の通信回線により無線接続するための無線接続情報を送信する送信手段112と、無線接続情報が送信されると、タブレット端末2との第1の通信回線による無線接続を切断する切断手段113とを有する。タブレット端末2は、第1の通信回線による無線接続が切断されると、無線接続情報を用いて、第2の通信回線によりプロジェクター1と無線接続する接続手段211を有する。タブレット端末3は、無線接続情報を用いて、第2の通信回線によりプロジェクター1と無線接続する接続手段311を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、通信システム、通信方法および表示装置に関する。
電子機器の表示部に表示されたQRコード(登録商標)を他の電子機器が撮像して読み取ることにより、無線LANの設定などの各種操作を容易に行えるようにする技術が知られている。特許文献1には、一の撮像装置が、他の撮像装置のディスプレイに表示されたQRコードを撮像してデコードし無線LANの設定情報や撮影条件等の情報を読み出す技術が記載されている。
表示装置と端末装置とが無線接続される通信システムにおいては、過去に無線接続したことのある端末装置には無線接続するための情報が記憶される。そのため、無線接続の権限を有しない者の端末装置であっても過去に表示装置に無線接続したことがあれば当該表示装置に再び無線接続できてしまうという問題があった。本発明は、表示装置と端末装置とが無線接続される通信システムにおいて、無線接続の権限を有しない者の端末装置が不正に無線接続するのを防止することを目的の一つとする。
上述の課題を解決するため、本発明は、表示装置と、前記表示装置と無線接続される第1の端末装置および第2の端末装置とを有し、前記表示装置は、前記無線接続における通信回線を切り替えるための指示の入力を受け付ける受付手段と、前記入力が受け付けられると、第1の通信回線により自装置と無線接続された前記第1の端末装置に、前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線により無線接続するための第2接続情報を送信する送信手段と、前記第2接続情報が送信されると、前記第1の端末装置との前記第1の通信回線による無線接続を切断する切断手段とを有し、前記第1の端末装置は、前記第1の通信回線による無線接続が切断されると、前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続する第1の接続手段を有し、前記第2の端末装置は、前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続する第2の接続手段を有する通信システムを提供する。この通信システムによれば、第2の端末装置が、第1の通信回線により不正に無線接続することが防止される。
別の好ましい態様において、前記表示装置は、前記表示装置は、エンコードされた前記第2接続情報を示すコード画像を表示画面に表示する表示手段を有し、前記第2の端末装置は、前記コード画像が表示された表示画面を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された撮像画像から前記コード画像を抜き出してデコードするデコード手段とを有し、前記第2の接続手段は、前記デコード手段によりデコードされた前記第2接続情報を用いて前記表示装置と無線接続することを特徴とする。この通信システムによれば、第2接続情報を手入力する操作をユーザーが行わなくても、表示装置と第2の端末装置とが無線接続される。
別の好ましい態様において、前記第1の端末装置は、前記第1の通信回線により前記表示装置と無線接続するための第1接続情報を記憶する記憶手段を有することを特徴とする。この通信システムによれば、第1接続情報を入力する操作をユーザーが行わなくても、表示装置と第1の端末装置とが無線接続される。
別の好ましい態様において、前記第1の接続手段は、前記第2の通信回線による無線接続が切断されると、前記記憶手段に記憶された第1接続情報を用いて、前記第1の通信回線により前記表示装置と無線接続することを特徴とする。この通信システムによれば、第2の通信回線による無線接続が切断されたときに、無線接続するための操作をユーザーが行わなくても、表示装置と第1の端末装置とが再び無線接続される。
前記第1の通信回線と前記第2の通信回線は、無線接続するための接続情報がそれぞれ異なる同じ通信回線であることを特徴とする。この通信システムによれば、第2の端末装置が、第1の端末装置と同じ接続情報を用いて同じ通信回線により無線接続することが防止される。
別の好ましい態様において、前記表示装置は、プロジェクターであることを特徴とする。この通信システムによれば、第2の端末装置が、第1の通信回線により不正にプロジェクターに無線接続することが防止される。
また、本発明は、無線接続における通信回線を切り替えるための指示の入力を表示装置が受け付けるステップと、前記入力が受け付けられると、第1の通信回線により前記表示装置と無線接続された第1の端末装置に、前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線により無線接続するための第2接続情報を前記表示装置が送信するステップと、前記第2接続情報が送信されると、前記第1の端末装置との前記第1の通信回線による無線接続を前記表示装置が切断するステップと、前記第1の通信回線による無線接続が切断されると、前記第1の端末装置が、前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続するステップと、第2の端末装置が、前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続するステップとを有する通信方法を提供する。この通信方法によれば、第2の端末装置が、第1の通信回線により不正に無線接続することが防止される。
また、本発明は、無線接続における通信回線を切り替えるための指示の入力を受け付ける受付手段と、前記入力が受け付けられると、第1の通信回線により自装置と無線接続された第1の端末装置に、前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線により無線接続するための第2接続情報を送信する送信手段と、前記第2接続情報が送信されると、前記第1の端末装置との前記第1の通信回線による無線接続を切断する切断手段と、前記第1の通信回線による無線接続が切断されると、前記第2の通信回線により前記第1の端末装置および第2の端末装置と無線接続する接続手段とを有する表示装置を提供する。この表示装置によれば、第2の端末装置が、第1の通信回線により不正に無線接続することが防止される。
1.構成
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムC1の全体構成を示す図である。通信システムC1は、表示装置としてのプロジェクター1、タブレット端末2、タブレット端末3、コントローラーR、およびスクリーンSCを有する。プロジェクター1は、映像ソースである電子機器から入力された映像信号により示される画像(以下、「入力画像」という)をスクリーンSCに投写する投写装置である。タブレット端末2(第1の端末装置の一例)およびタブレット端末3(第2の端末装置の一例)は、映像信号をプロジェクター1に出力する電子機器である。通信システムC1において、タブレット端末2およびタブレット端末3は、プロジェクター1と無線接続される。図1において、タブレット端末2は、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントPを介してプロジェクター1と無線接続されている。プロジェクター1は、タブレット端末2から入力された入力画像をスクリーンSCに投写している。図1において、タブレット端末3は、プロジェクター1と未だ無線接続されていない。コントローラーRは、赤外線通信等の無線でプロジェクター1を制御するための装置、いわゆるリモートコントローラーである。スクリーンSCは、プロジェクター1により投写される画像(以下、「投写画像」という)を映し出す面である。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムC1の全体構成を示す図である。通信システムC1は、表示装置としてのプロジェクター1、タブレット端末2、タブレット端末3、コントローラーR、およびスクリーンSCを有する。プロジェクター1は、映像ソースである電子機器から入力された映像信号により示される画像(以下、「入力画像」という)をスクリーンSCに投写する投写装置である。タブレット端末2(第1の端末装置の一例)およびタブレット端末3(第2の端末装置の一例)は、映像信号をプロジェクター1に出力する電子機器である。通信システムC1において、タブレット端末2およびタブレット端末3は、プロジェクター1と無線接続される。図1において、タブレット端末2は、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントPを介してプロジェクター1と無線接続されている。プロジェクター1は、タブレット端末2から入力された入力画像をスクリーンSCに投写している。図1において、タブレット端末3は、プロジェクター1と未だ無線接続されていない。コントローラーRは、赤外線通信等の無線でプロジェクター1を制御するための装置、いわゆるリモートコントローラーである。スクリーンSCは、プロジェクター1により投写される画像(以下、「投写画像」という)を映し出す面である。
プロジェクター1は、無線LANのアクセスポイントの機能を内蔵している。そのため、タブレット端末2およびタブレット端末3は、アクセスポイントPを介さずに、プロジェクター1と直接無線接続されることも可能である。以下では、通信システムC1において、アクセスポイントPを通る通信回線を「第1通信回線」と表現し、アクセスポイントPを通らない通信回線(すなわちプロジェクター1のアクセスポイントの機能を利用した通信回線)を「第2通信回線」と表現する。
図1において、タブレット端末2はユーザーUaにより利用されており、タブレット端末3はユーザーUbにより利用されている。この例で、ユーザーUaは、通信システムC1の無線接続を管理する権限(以下、「管理権限」という)を有するユーザーである。ユーザーUbは、管理権限を有しないユーザー(例えば、通信システムC1を一時的に利用するユーザー)である。
通信システムC1における無線接続は、ユーザーUaおよびユーザーUbが、SSID(Service Set Identifier)、伝送速度、および暗号鍵などの無線接続に関する情報(以下、「無線接続情報」という)をタブレット端末2およびタブレット端末3に入力することにより行われる。このような無線接続情報を入力する通信システムにおいては、過去にプロジェクターと無線接続したことがある電子機器には入力された無線接続情報が記憶されているため、当該電子機器が、管理権限を有するユーザーの意図しないタイミングで再びプロジェクターに無線接続する可能性がある。例えば、図1の通信システムC1において、ユーザーUbがプロジェクター1と一時的に無線接続した場合、ユーザーUaの意図しないタイミングで、ユーザーUbがプロジェクター1に再び無線接続する可能性がある。通信システムC1は、管理権限を有しないユーザーの利用する電子機器が無線接続される場合と、当該電子機器が無線接続されない場合とで、無線接続に利用される通信回線を切り替えることにより、管理権限を有しないユーザーが不正に無線接続することを防止する。
図2は、通信システムC1の機能的構成を示すブロック図である。プロジェクター1は、通信手段11と、投写手段12とを有する。通信手段11は、タブレット端末2およびタブレット端末3と通信する。通信手段11は、受付手段111、送信手段112、切断手段113、および接続手段114を有する。受付手段111は、無線接続における通信回線を切り替えるための指示(以下、「切替指示」という)の入力を受け付ける。送信手段112は、切替指示の入力が受け付けられると、第1通信回線により自装置と無線接続されたタブレット端末2に第1通信回線とは異なる第2通信回線により無線接続するための情報(以下、「第2無線接続情報」という)を送信する。第2無線接続情報は、本発明における第2接続情報の一例である。切断手段113は、第2無線接続情報が送信されると、タブレット端末2との第1通信回線による無線接続を切断する。接続手段114は、第1通信回線または第2通信回線により外部装置と無線接続する。接続手段114は、第1通信回線による無線接続が切断されると、第2通信回線によりタブレット端末2およびタブレット端末3と無線接続する。投写手段12(表示手段の一例)は、エンコードされた第2無線接続情報を示すコード画像をスクリーンSCに投写する。
タブレット端末2は、通信手段21と、記憶手段22とを有する。通信手段21は、プロジェクター1と通信する。通信手段21は、接続手段211を有する。接続手段211は、第1通信回線または第2通信回線によりプロジェクター1と無線接続する。接続手段211は、第1通信回線による無線接続が切断されると、プロジェクター1から取得された第2無線接続情報を用いて第2通信回線によりプロジェクター1と無線接続する。記憶手段22は、第1通信回線によりプロジェクター1と無線接続するための情報(以下、「第1無線接続情報」という)を記憶する。第1無線接続情報は、本発明における第1接続情報の一例である。
タブレット端末3は、通信手段31と、撮像手段32と、デコード手段33とを有する。通信手段31は、プロジェクター1と通信する。通信手段31は、接続手段311を有する。接続手段311は、第2無線接続情報を用いて、第2通信回線によりプロジェクター1と無線接続する。撮像手段32は、コード画像が投写された投写面を撮像する。デコード手段33は、撮像手段32により撮像された撮像画像からコード画像を抜き出してデコードする。
図3は、プロジェクター1のハードウェア構成を示すブロック図である。プロジェクター1は、MCU(Micro Control Unit)100と、ROM(Read Only Memory)101と、RAM(Random Access Memory)102と、記憶部103と、IF(インターフェース)部104と、画像処理回路105と、投写ユニット106と、受光部107と、操作パネル108と、入力処理部109とを有する。MCU100は、プログラムを実行することによりプロジェクター1の各部を制御する制御装置である。ROM101は、各種プログラムおよびデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。ROM101は、MCU100が実行するプログラムを記憶する。RAM102は、データを記憶する揮発性の記憶装置である。RAM102は、入力画像をフレーム毎に記憶するフレームメモリーを有する。記憶部103は、データおよびプログラムを記憶する記憶装置である。
IF部104は、タブレット端末2およびタブレット端末3などの外部装置と通信を行う。IF部104は、外部装置と接続するための各種端子(例えば、VGA端子、USB端子、有線LANインターフェース、S端子、RCA端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface:登録商標)端子など)および無線LANインターフェースを備える。プロジェクター1のアクセスポイント機能は、この無線LANインターフェースをMCU100が制御することにより実現している。本実施形態において、IF部104は、無線LANインターフェースを介してタブレット端末2およびタブレット端末3と通信を行う。画像処理回路105は、入力画像に所定の画像処理を施す。画像処理回路105は、画像処理後の入力画像をフレームメモリーに書き込む。
投写ユニット106は、光源116と、液晶パネル126と、光学系136と、光源駆動回路146と、パネル駆動回路156と、光学系駆動回路166とを有する。光源116は、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ、若しくはメタルハライドランプなどのランプ、またはLED(Light Emitting Diode)若しくはレーザーダイオードなどの固体光源を有し、液晶パネル126に光を照射する。液晶パネル126は、光源116から照射された光を画像データに応じて変調する光変調器である。この例で、液晶パネル126は透過型の液晶パネルであり、各画素の透過率が画像データに応じて制御される。プロジェクター1は、RGBの三原色に対応した3枚の液晶パネル126を有する。光源116からの光はRGBの3色の色光に分離され、各色光は対応する液晶パネル126に入射する。各液晶パネルを通過して変調された色光はクロスダイクロイックプリズム等によって合成され、光学系136に射出される。光学系136は、液晶パネル126により画像光へと変調された光を拡大してスクリーンSCに投写するレンズと、投写する画像の拡大・縮小および焦点の調整を行うズームレンズとを有する。光源駆動回路146は、MCU100の制御に従って光源116を駆動する。パネル駆動回路156は、画像処理回路105から出力された画像データに応じて液晶パネル126を駆動する。光学系駆動回路166は、MCU100の制御に従って光学系136を駆動し、ズームの度合いの調整およびフォーカスの調整を行う。
受光部107は、コントローラーRから送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして入力処理部109に出力する。操作パネル108は、プロジェクター1の電源のオン/オフまたは各種操作を行うためのボタンおよびスイッチを有する。入力処理部109は、コントローラーRおよび操作パネル108による操作内容を示す情報を生成し、MCU100に出力する。
プロジェクター1において、プログラムを実行しているMCU100により制御されたIF部104は、通信手段11の一例である。プログラムを実行しているMCU100により制御された投写ユニット106は、投写手段12の一例である。
図4は、タブレット端末2のハードウェア構成を示すブロック図である。タブレット端末2は、CPU(Central Processing Unit)200と、ROM201と、RAM202と、IF部203と、タッチパネル204と、撮像部205と、記憶部206とを有する。CPU200は、プログラムを実行することによりタブレット端末2の各部を制御する制御装置である。ROM201は、各種のプログラムおよびデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。RAM202は、データを記憶する揮発性の記憶装置である。IF部203は、プロジェクター1などの外部装置と通信を行う。IF部203は、プロジェクター1と無線接続するための無線LANインターフェースを備える。タッチパネル204は、液晶ディスプレイなどの表示面上に座標を感知するパネルが重ねて設けられた入力装置である。タッチパネル204には、例えば、光学式、抵抗膜方式、静電容量式、または超音波式のタッチパネルが用いられる。撮像部205は、被写体を撮像し、画像データを生成するデジタルカメラであり、レンズ、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサー、および信号処理回路(いずれも図示せず)を有する。記憶部206は、データおよびプログラムを記憶する記憶装置である。タブレット端末3は、タブレット端末2と同様のハードウェア構成を有する。
タブレット端末2において、プログラムを実行しているCPU200により制御されたIF部203は、通信手段21の一例である。RAM102は、記憶手段22の一例である。タブレット端末3において、プログラムを実行しているCPU300により制御されたIF部303は、通信手段31の一例である。プログラムを実行しているCPU300により制御された撮像部305は、撮像手段32の一例である。プログラムを実行しているCPU300は、デコード手段33の一例である。
2.動作
図5は、通信システムC1において行われる処理を示すシーケンスチャートである。図5は、タブレット端末2とプロジェクター1とが第1通信回線により予め無線接続された状態で、新たにタブレット端末3とプロジェクター1とを無線接続する際の処理を示している。なお、タブレット端末2およびタブレット端末3には、プロジェクター1と無線接続して映像ソースとして動作するためのソフトウェア(以下、「無線接続用ソフトウェア」という)が予めインストールされており、タブレット端末2においては無線接続用ソフトウェアが実行されている。
図5は、通信システムC1において行われる処理を示すシーケンスチャートである。図5は、タブレット端末2とプロジェクター1とが第1通信回線により予め無線接続された状態で、新たにタブレット端末3とプロジェクター1とを無線接続する際の処理を示している。なお、タブレット端末2およびタブレット端末3には、プロジェクター1と無線接続して映像ソースとして動作するためのソフトウェア(以下、「無線接続用ソフトウェア」という)が予めインストールされており、タブレット端末2においては無線接続用ソフトウェアが実行されている。
ステップS1において、タブレット端末2のCPU200は、切替指示の入力を受け付ける。切替指示は、例えば、ユーザーUaがタッチパネル204を操作することにより入力される。ステップS2において、CPU200は、無線接続における通信回線を切り替えさせるための命令(以下、「切替命令」という)をプロジェクター1に送信する。ステップS3において、タブレット端末2のCPU200は、第1無線接続情報に、前回用いられた無線接続情報であることを識別するための情報(以下、「識別情報」という)を付加する。なお、第1無線接続情報は、タブレット端末2とプロジェクター1とが第1通信回線により無線接続された際にRAM102に記憶されている。また、第1無線接続情報は、プロジェクター1の記憶部103に記憶されている。第1無線接続情報は、第1通信回線のSSID(以下、「第1SSID」という)と、第1通信回線による無線接続に用いられる暗号鍵(以下、「第1暗号鍵」という)とを含む。第1暗号鍵は、所定の文字列を示すキーである。
ステップS4において、プロジェクター1のMCU100は、第2無線接続情報を生成する。具体的には、MCU100は、所定のアルゴリズムにより乱数を生成し、生成された乱数を第2通信回線の固定文字列に付加する。なお、第2通信回線の固定文字列は、予め記憶部103に記憶されている。乱数が付加された固定文字列は、第2通信回線のSSID(以下、「第2SSID」という)を示す。MCU100は、また、第2通信回線による無線接続に用いられる暗号鍵(以下、「第2暗号鍵」という)を所定のアルゴリズムにより生成する。第2暗号鍵は、いわゆるワンタイムキーであり、生成される度に異なる文字列を示すキーである。MCU100は、第2SSIDおよび第2暗号鍵をRAM102に記憶する。
ステップS5において、MCU100は、第2無線接続情報をタブレット端末2に送信する。第2無線接続情報には、第2SSIDおよび第2暗号鍵が含まれる。タブレット端末2のCPU200は、プロジェクター1から取得した第2無線接続情報をRAM202に記憶する。ステップS6において、MCU100は、タブレット端末2との第1通信回線による無線接続を切断する。ステップS7において、タブレット端末2のCPU200は、第2通信回線によりプロジェクター1と無線接続する。具体的には、CPU200は、RAM202に記憶された第2無線接続情報を用いてプロジェクター1と無線接続する。
図6は、ステップS7における無線接続の詳細を示すシーケンスチャートである。第1通信回線による無線接続が切断されると、タブレット端末2のCPU200は、第2無線接続情報(具体的には第2SSID)により識別されるアクセスポイント(プロジェクター1)に対して、第2SSIDを確認させるための要求(プローブ要求)を送信する。プローブ要求は、第2SSIDを含む。プロジェクター1のMCU100は、プローブ要求を受信すると、プローブ要求に含まれるSSIDとRAM102に記憶された第2SSIDとが一致するか否かを判定する。MCU100は、第2SSIDが一致する場合には、プローブ要求に対する応答(プローブ応答)をタブレット端末2に送信する。
CPU200は、プローブ応答を受信すると、プロジェクター1に無線接続の認証をさせるための要求(認証要求)をプロジェクター1に送信する。認証要求は、第2暗号鍵を含む。CPU200は、RAM202から第2暗号鍵を読み出して認証要求を送信する。MCU100は、認証要求を受信すると、認証要求に含まれる暗号鍵とRAM102に記憶された第2暗号鍵とが一致するか否かを判定する。MCU100は、暗号鍵が一致する場合には、無線接続の認証をしたことを示す応答(認証応答)をタブレット端末2に送信する。暗号鍵が一致しない場合には、MCU100は、認証応答を送信しない。この場合、プロジェクター1とタブレット端末2との無線接続は行われない。
CPU200は、認証応答を受信すると、無線接続を開始するための要求(アソシエーション要求)をプロジェクター1に送信する。MCU100は、アソシエーション要求を受信すると、無線接続を許可する応答(アソシエーション応答)をプロジェクター1に送信する。アソシエーション応答が送信されると、プロジェクター1とタブレット端末2との第2通信回線による無線接続が開始される。
再び図5を参照する。ステップS8において、プロジェクター1のMCU100は、第2無線接続情報を所定のアルゴリズムでエンコードすることによりQRコード(コード画像の一例)を生成する。ステップS9において、MCU100は、生成されたQRコードを投写する。
ステップS10において、タブレット端末3のCPU300は、QRコードが投写された投写面を撮像する。QRコードの撮像は、例えば、ユーザーUbが、タブレット端末3のタッチパネル304を操作して無線接続用ソフトウェアを起動した上で、QRコードを読み取る(撮像してデコードする)ための指示を入力することにより行われる。ユーザーUbは、スクリーンSCに投写されたQRコードが撮像部305により撮像されるように、タブレット端末3を構える。CPU300は、撮像画像を示す画像データをRAM302に記憶する。
図7は、ステップS10の処理が行われるときの通信システムC1を示す図である。図7において、タブレット端末2は、第2通信回線によりプロジェクター1と無線接続されている。プロジェクター1は、第2無線接続情報を示すQRコードD2をスクリーンSCに投写している。ユーザーUbは、タブレット端末3を操作してQRコードD2を撮像する。
再び図5を参照する。ステップS11において、タブレット端末3のCPU300は、RAM302に記憶された撮像画像からQRコードを抜き出して所定のアルゴリズムでデコードする。このアルゴリズムは、ステップS8で用いられたアルゴリズムと共通のものである。CPU300は、デコードされた第2無線接続情報をRAM302に記憶する。ステップS12において、CPU300は、第2通信回線によりプロジェクター1と無線接続する。具体的には、CPU300は、RAM302に記憶された第2無線接続情報を用いて、図6に示した処理と同様の処理によりプロジェクター1と無線接続する。ステップS1からステップS12までの処理が行われると、タブレット端末2およびタブレット端末3は、いずれも第2通信回線によりプロジェクター1と無線接続される。タブレット端末3は、無線接続された状態で映像ソースとして動作する。
ステップS13において、タブレット端末2のCPU200は、再び切替指示の入力を受け付ける。ユーザーUaは、例えば、ユーザーUbがプロジェクター1を利用し終えたタイミングで切替指示を入力する。ステップS14において、CPU200は、切替命令をプロジェクター1に送信する。ステップS15において、プロジェクター1のMCU100は、タブレット端末2およびタブレット端末3との第2通信回線による無線接続を切断する。ステップS16において、タブレット端末2のCPU200は、第1通信回線によりプロジェクター1と無線接続する。具体的には、CPU200は、識別情報が付加された無線接続情報(第1無線接続情報)をRAM102から読み出して、当該無線接続情報を用いてプロジェクター1と無線接続する。CPU200は、図6に示した処理と同様の処理によりプロジェクター1と無線接続する。なお、第1SSIDには、乱数は付加されていない。そのため、プロジェクター1のMCU100は、乱数が一致するか否かを判定せずに、プローブ要求に含まれるSSIDと記憶部103に記憶された第1SSIDとが一致する場合には、プローブ応答をタブレット端末2に送信する。
以上の処理により、タブレット端末3は第2通信回線によってプロジェクター1と無線接続するため、第1無線接続情報はタブレット端末3に記憶されない。したがって、管理権限を有しないユーザーが第1通信回線により不正に無線接続することが防止される。また、第2通信回線による無線接続に用いられる第2無線接続情報には、第2SSIDと第2暗号鍵が含まれている。第2SSIDと第2暗号鍵は、プロジェクター1において、切替命令が取得される度に異なる。したがって、第2通信回線によってプロジェクター1と無線接続したことのあるタブレット端末に第2SSIDと第2暗号鍵が記憶される場合であっても、管理権限を有しないユーザーが、記憶された情報を用いて第2通信回線により不正に無線接続することも防止される。特に第1通信回線が、他の機器が接続している社内LANなどの場合、一時的にせよ、タブレット端末3などの第3者の端末が接続することは情報漏洩などのリスクがある。上述の処理によれば、プロジェクター1と第3者の端末とは第2通信回線によって無線接続されるため、情報漏洩などのリスクを回避することができる。
<変形例>
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち、2つ以上のものが組み合わされて用いられてもよい。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下で説明する変形例のうち、2つ以上のものが組み合わされて用いられてもよい。
(1)変形例1
切替指示は、タブレット端末2を操作することにより入力される場合に限らない。切替指示は、例えば、コントローラーRまたはプロジェクター1の操作パネル108を操作することにより入力されてもよい。
切替指示は、タブレット端末2を操作することにより入力される場合に限らない。切替指示は、例えば、コントローラーRまたはプロジェクター1の操作パネル108を操作することにより入力されてもよい。
(2)変形例2
ステップS4において生成される第2暗号鍵は、ワンタイムキーでなくてもよい。第2暗号鍵は、例えば、無線接続のための認証に用いられた回数が所定の閾値を超える度に異なる文字列に変更されてもよい。別の例で、第2暗号鍵は、所定の時間が経過する度に異なる文字列に変更されてもよい。さらに別の例で、第2暗号鍵は、所定の文字列を示すキーであってもよい。
ステップS4において生成される第2暗号鍵は、ワンタイムキーでなくてもよい。第2暗号鍵は、例えば、無線接続のための認証に用いられた回数が所定の閾値を超える度に異なる文字列に変更されてもよい。別の例で、第2暗号鍵は、所定の時間が経過する度に異なる文字列に変更されてもよい。さらに別の例で、第2暗号鍵は、所定の文字列を示すキーであってもよい。
(3)変形例3
第2暗号鍵は、プロジェクター1により生成されたキーでなくてもよい。第2暗号鍵は、例えば、ユーザーUaがタブレット端末2、コントローラーR、または操作パネル108を操作することにより入力された任意の文字列を示すキーであってもよい。別の例で、第2暗号鍵は、タブレット端末2により生成されてもよい。この場合、タブレット端末2は、所定のアルゴリズムにより第2暗号鍵を生成し、プロジェクター1に送信する。
第2暗号鍵は、プロジェクター1により生成されたキーでなくてもよい。第2暗号鍵は、例えば、ユーザーUaがタブレット端末2、コントローラーR、または操作パネル108を操作することにより入力された任意の文字列を示すキーであってもよい。別の例で、第2暗号鍵は、タブレット端末2により生成されてもよい。この場合、タブレット端末2は、所定のアルゴリズムにより第2暗号鍵を生成し、プロジェクター1に送信する。
(4)変形例4
第2SSIDは、乱数が付加された固定文字列に限らない。固定文字列が第2SSIDであってもよい。この場合、ステップS7およびステップS12の無線接続において、プロジェクター1のMCU100は、乱数が一致するか否かを判定することなく、プローブ要求に含まれるSSIDとRAM102に記憶された第2SSIDとが一致する場合には、プローブ応答をタブレット端末2およびタブレット端末3に送信する。
第2SSIDは、乱数が付加された固定文字列に限らない。固定文字列が第2SSIDであってもよい。この場合、ステップS7およびステップS12の無線接続において、プロジェクター1のMCU100は、乱数が一致するか否かを判定することなく、プローブ要求に含まれるSSIDとRAM102に記憶された第2SSIDとが一致する場合には、プローブ応答をタブレット端末2およびタブレット端末3に送信する。
(5)変形例5
タブレット端末3が第2無線接続情報を取得する方法は、スクリーンSCに投写されたQRコードを撮像する方法に限らない。例えば、タブレット端末2が第2無線接続情報を示すQRコードを生成してタッチパネル204に表示し、タブレット端末3が当該QRコードを読み取ることにより第2無線接続情報を取得してもよい。別の例で、タブレット端末2とタブレット端末3との間の無線通信を介して、タブレット端末2からタブレット端末3へ第2無線接続情報が送信されてもよい。さらに別の例で、プロジェクター1が第2無線接続情報を示す文字列をスクリーンSCに投写し、ユーザーUbがこれを確認して第2無線接続情報をタブレット端末3に手入力してもよい。
タブレット端末3が第2無線接続情報を取得する方法は、スクリーンSCに投写されたQRコードを撮像する方法に限らない。例えば、タブレット端末2が第2無線接続情報を示すQRコードを生成してタッチパネル204に表示し、タブレット端末3が当該QRコードを読み取ることにより第2無線接続情報を取得してもよい。別の例で、タブレット端末2とタブレット端末3との間の無線通信を介して、タブレット端末2からタブレット端末3へ第2無線接続情報が送信されてもよい。さらに別の例で、プロジェクター1が第2無線接続情報を示す文字列をスクリーンSCに投写し、ユーザーUbがこれを確認して第2無線接続情報をタブレット端末3に手入力してもよい。
(6)変形例6
第2通信回線から第1通信回線への切り替えは、プロジェクター1に切替命令が入力されたことを契機として行われる場合に限らない。例えば、プロジェクター1とタブレット端末3との無線接続が切断されたことを契機として、プロジェクター1とタブレット端末2との無線接続が第2通信回線から第1通信回線に切り替えられてもよい。
第2通信回線から第1通信回線への切り替えは、プロジェクター1に切替命令が入力されたことを契機として行われる場合に限らない。例えば、プロジェクター1とタブレット端末3との無線接続が切断されたことを契機として、プロジェクター1とタブレット端末2との無線接続が第2通信回線から第1通信回線に切り替えられてもよい。
(7)変形例7
無線接続情報に含まれる情報は、SSID、伝送速度、および暗号鍵に限らない。無線接続情報は、SSIDなどに加えて、例えば、セキュリティ方式またはQoS(Quality of Service)機能などの通信に関する各種パラメーターを含んでもよい。
無線接続情報に含まれる情報は、SSID、伝送速度、および暗号鍵に限らない。無線接続情報は、SSIDなどに加えて、例えば、セキュリティ方式またはQoS(Quality of Service)機能などの通信に関する各種パラメーターを含んでもよい。
(8)変形例8
コード画像は、QRコードに限らない。コード画像は、エンコードされた無線接続情報を示す画像であれば、例えば、PDF417、CP(Communication Platform)コード、HCCB(High Capacity Color Barcode)などの他の二次元コードであってもよい。また、コード画像は、一次元コードであってもよい。
コード画像は、QRコードに限らない。コード画像は、エンコードされた無線接続情報を示す画像であれば、例えば、PDF417、CP(Communication Platform)コード、HCCB(High Capacity Color Barcode)などの他の二次元コードであってもよい。また、コード画像は、一次元コードであってもよい。
(9)変形例9
第1通信回線および第2通信回線は、実施形態に記載された通信回線に限らない。例えば、アクセスポイントPを通らない通信回線が第1通信回線であり、且つ、アクセスポイントPを通る通信回線が第2通信回線であってもよい。別の例で、第1通信回線および第2通信回線がともに、プロジェクター1が内蔵しているアクセスポイントの機能を利用した通信回線であってもよい。この場合、第1通信回線と第2通信回線は同じ通信回線ハードウェアを使用するのであるが、無線接続情報は異なっている。さらに別の例で、通信システムC1がアクセスポイントPに加えて他のアクセスポイントをプロジェクター1の外部に有しており、当該他のアクセスポイントを通る通信回線が第2通信回線であってもよい。また、通信システムC1における無線接続に利用される通信回線は2つに限らない。3つ以上の通信回線が無線接続に利用されてもよい。
第1通信回線および第2通信回線は、実施形態に記載された通信回線に限らない。例えば、アクセスポイントPを通らない通信回線が第1通信回線であり、且つ、アクセスポイントPを通る通信回線が第2通信回線であってもよい。別の例で、第1通信回線および第2通信回線がともに、プロジェクター1が内蔵しているアクセスポイントの機能を利用した通信回線であってもよい。この場合、第1通信回線と第2通信回線は同じ通信回線ハードウェアを使用するのであるが、無線接続情報は異なっている。さらに別の例で、通信システムC1がアクセスポイントPに加えて他のアクセスポイントをプロジェクター1の外部に有しており、当該他のアクセスポイントを通る通信回線が第2通信回線であってもよい。また、通信システムC1における無線接続に利用される通信回線は2つに限らない。3つ以上の通信回線が無線接続に利用されてもよい。
(10)変形例10
通信システムC1において、プロジェクター1がタブレット端末2およびタブレット端末3に対する映像ソースとして動作してもよい。この場合、タブレット端末2およびタブレット端末3は、プロジェクター1から入力された映像信号により示される入力画像をタッチパネル204およびタッチパネル304に表示する。
通信システムC1において、プロジェクター1がタブレット端末2およびタブレット端末3に対する映像ソースとして動作してもよい。この場合、タブレット端末2およびタブレット端末3は、プロジェクター1から入力された映像信号により示される入力画像をタッチパネル204およびタッチパネル304に表示する。
(11)変形例11
通信システムC1で用いられる各装置のハードウェア構成は、図3および図4に示した構成に限らない。図5および図6に示した処理が実行されれば、各装置はどのようなハードウェア構成を有していてもよい。例えば、液晶パネル126は、反射型の液晶パネルであってもよい。また、液晶パネル126に代えて、有機EL(ElectroLuminescence)素子、デジタルミラーデバイス(DMD)等の電気光学素子が用いられてもよい。また、液晶パネル126は色成分毎に設けられていなくてもよく、プロジェクター1は単一の液晶パネル126を有していてもよい。この場合、各色成分の画像は時分割で表示されてもよい。また、プロジェクター1は、アクセスポイントの機能を内蔵していなくてもよい。この場合、通信システムC1には、アクセスポイントPに加えて他のアクセスポイントがプロジェクター1の外部に設けられていてもよい。また、プロジェクターの代わりに、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの直視の表示装置を採用してもかまわない。
通信システムC1で用いられる各装置のハードウェア構成は、図3および図4に示した構成に限らない。図5および図6に示した処理が実行されれば、各装置はどのようなハードウェア構成を有していてもよい。例えば、液晶パネル126は、反射型の液晶パネルであってもよい。また、液晶パネル126に代えて、有機EL(ElectroLuminescence)素子、デジタルミラーデバイス(DMD)等の電気光学素子が用いられてもよい。また、液晶パネル126は色成分毎に設けられていなくてもよく、プロジェクター1は単一の液晶パネル126を有していてもよい。この場合、各色成分の画像は時分割で表示されてもよい。また、プロジェクター1は、アクセスポイントの機能を内蔵していなくてもよい。この場合、通信システムC1には、アクセスポイントPに加えて他のアクセスポイントがプロジェクター1の外部に設けられていてもよい。また、プロジェクターの代わりに、液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどの直視の表示装置を採用してもかまわない。
(12)変形例12
通信システムC1においては、3台以上の端末装置がプロジェクター1と無線接続されてもよい。また、端末装置は、タブレット端末に限らない。端末装置は、プロジェクター1と無線接続できる電子機器であれば、パーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯電話機、デジタルカメラ、ゲーム機などでもよい。
通信システムC1においては、3台以上の端末装置がプロジェクター1と無線接続されてもよい。また、端末装置は、タブレット端末に限らない。端末装置は、プロジェクター1と無線接続できる電子機器であれば、パーソナルコンピューター、スマートフォン、携帯電話機、デジタルカメラ、ゲーム機などでもよい。
1…プロジェクター、11…通信手段、111…受付手段、112…送信手段、113…切断手段、114…接続手段、12…投写手段、100…MCU、101…ROM、102…RAM、103…記憶部、104…IF部、105…画像処理回路、106…投写ユニット、116…光源、126…液晶パネル、136…光学系、146…光源駆動回路、156…パネル駆動回路、166…光学系駆動回路、107…受光部、108…操作パネル、109…入力処理部、2…タブレット端末、21…通信手段、211…接続手段、22…記憶手段、3…タブレット端末、31…通信手段、311…接続手段、32…撮像手段、33…デコード手段、200,300…CPU、201,301…ROM、202,302…RAM、203,303…IF部、204,304…タッチパネル、205,305…撮像部、206,306…記憶部
Claims (8)
- 表示装置と、前記表示装置と無線接続される第1の端末装置および第2の端末装置とを有し、
前記表示装置は、
前記無線接続における通信回線を切り替えるための指示の入力を受け付ける受付手段と、
前記入力が受け付けられると、第1の通信回線により自装置と無線接続された前記第1の端末装置に、前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線により無線接続するための第2接続情報を送信する送信手段と、
前記第2接続情報が送信されると、前記第1の端末装置との前記第1の通信回線による無線接続を切断する切断手段と
を有し、
前記第1の端末装置は、
前記第1の通信回線による無線接続が切断されると、前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続する第1の接続手段
を有し、
前記第2の端末装置は、
前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続する第2の接続手段
を有する通信システム。 - 前記表示装置は、
エンコードされた前記第2接続情報を示すコード画像を表示画面に表示する表示手段
を有し、
前記第2の端末装置は、
前記コード画像が表示された表示画面を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された撮像画像から前記コード画像を抜き出してデコードするデコード手段と
を有し、
前記第2の接続手段は、前記デコード手段によりデコードされた前記第2接続情報を用いて前記表示装置と無線接続する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。 - 前記第1の端末装置は、
前記第1の通信回線により前記表示装置と無線接続するための第1接続情報を記憶する記憶手段
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。 - 前記第1の接続手段は、前記第2の通信回線による無線接続が切断されると、前記記憶手段に記憶された第1接続情報を用いて、前記第1の通信回線により前記表示装置と無線接続する
ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。 - 前記第1の通信回線と前記第2の通信回線は、無線接続するための接続情報がそれぞれ異なる同じ通信回線である
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の通信システム - 前記表示装置は、プロジェクターである
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の通信システム。 - 無線接続における通信回線を切り替えるための指示の入力を表示装置が受け付けるステップと、
前記入力が受け付けられると、第1の通信回線により前記表示装置と無線接続された第1の端末装置に、前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線により無線接続するための第2接続情報を前記表示装置が送信するステップと、
前記第2接続情報が送信されると、前記第1の端末装置との前記第1の通信回線による無線接続を前記表示装置が切断するステップと、
前記第1の通信回線による無線接続が切断されると、前記第1の端末装置が、前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続するステップと、
第2の端末装置が、前記第2接続情報を用いて、前記第2の通信回線により前記表示装置と無線接続するステップと
を有する通信方法。 - 無線接続における通信回線を切り替えるための指示の入力を受け付ける受付手段と、
前記入力が受け付けられると、第1の通信回線により自装置と無線接続された第1の端末装置に、前記第1の通信回線とは異なる第2の通信回線により無線接続するための第2接続情報を送信する送信手段と、
前記第2接続情報が送信されると、前記第1の端末装置との前記第1の通信回線による無線接続を切断する切断手段と、
前記第1の通信回線による無線接続が切断されると、前記第2の通信回線により前記第1の端末装置および第2の端末装置と無線接続する接続手段と
を有する表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014056108A JP2015179935A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | 通信システム、通信方法および表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014056108A JP2015179935A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | 通信システム、通信方法および表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015179935A true JP2015179935A (ja) | 2015-10-08 |
Family
ID=54263718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014056108A Pending JP2015179935A (ja) | 2014-03-19 | 2014-03-19 | 通信システム、通信方法および表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015179935A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116095283A (zh) * | 2021-11-08 | 2023-05-09 | 精工爱普生株式会社 | 显示装置的图像显示方法 |
JP7487589B2 (ja) | 2020-07-10 | 2024-05-21 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理装置、プログラム、およびシステム |
-
2014
- 2014-03-19 JP JP2014056108A patent/JP2015179935A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20160617 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20160628 |