JP2008168532A - 液体吐出方法および液体吐出装置 - Google Patents

液体吐出方法および液体吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】吐出する液体の物性や、ヘッド構造などの諸条件によらず、液滴の微細化を達成し得る適切かつ液体吐出ヘッドの駆動を実現する。
【解決手段】単に駆動波形を選択したり、あるいは液低吐出ヘッドの固有周期に基いて液体吐出ヘッドの駆動条件を定めるのではなく、液体吐出を行わせるための圧力を発生する個別液室の容積の増減、ないしは、その増減に直接関わる容積制御手段の変位の時間推移に基いて液体吐出ヘッドの駆動条件を定める。
【選択図】図6

Description

本発明は、液体吐出方法および液体吐出装置に関し、特に液体を吐出するための吐出口と、該吐出口に連通し、容積の増減によって吐出口から液体を吐出させる個別液室とを有する液体吐出ヘッドを用いるものである。そして本発明は、紙,布,皮革,不織布,OHP用プラスチックフィルム等の記録媒体に記録を行う機器だけでなく、基板,板材,固体物等に液体を付着させることでパターニングや加工を行う装置、さらには塗装装置等にも適用可能なものである。
液体吐出ヘッドとして、個別液室に液体と接する振動板を備え、電圧の印加に応じて変形する圧電素子により振動板を変位させることで、個別液室の容積を増減させて、インクを吐出させるものがある。かかる構成の液体吐出ヘッドから吐出される液体は、柱状に伸びた後に途中で分離され、これにより分離した液滴が記録媒体などの受容体に到達する。
液体吐出ヘッド、例えば記録剤としてのインクを吐出する液体吐出ヘッドにおいては、記録の高精細化を図る上で液滴を微細化することが重要な課題となっている。また、吐出口の小径化によって吐出液滴の微細化を図る場合には、目詰まりが発生しやすくなるので、例えば特許文献1においては、吐出口を小径化することなくインク滴を微細化する(1pl台の微小液滴を吐出する)技術が開示されている。
この特許文献1には肝心の吐出口寸法が明記されていないが、同一出願人および同一発明者になる特許文献2にも同一の表1が記載されており、特許文献2に記載されている数値から、特許文献1で用いている吐出口径は20μmと推定される。なお、特許文献2には、あたかも吐出口径10μm〜35μmのノズルから1pl台の小液滴が吐出できるかのように記載されているが、本発明者らが検討したところ、吐出口径30μmの場合には3pl台の大きい液滴を吐出できるのみであった。
かかる特許文献1および特許文献2においては、微細なインク滴の吐出を行うためにアクチュエータ(圧電素子)に投入する駆動波形を、そのアクチュエータの固有周期に基いて規定するものとなっている。そして、そのアクチュエータの固有周期の算出方法として特許文献3に開示の技術を挙げている。
しかしながら、特許文献3に開示の方法は、電気回路のヘルムホルツ周期を算出するにはともかく、液体を含むインクジェットヘッドの固有周期算出に適用するのには疑問がある。なぜなら、ヘッドの構造(形状特徴や寸法など)および液体の物性(粘性など)を表す恣意的なパラメータを固有周期算出に導入するからである。そして、これらのパラメータを適用する上での統一的な基準もない。このように、固有周期算出方法は考慮すべきパラメータから理論的に独立していないので、ある特定の場合での固有周期算出方法が、形状の違うすべてのインクジェットヘッドに対して正確な固有周期を計算する保証はない。また、特許文献1および特許文献2には、計算精度を確認した測定に関する記述もないが、そもそも確認する測定方法があれば上記のような計算の必要性がない。つまり特許文献1および特許文献2に開示の技術は、固有周期の計算対象としたインクジェットヘッドにしか適用できないものである。
一方、特許文献4には、吐出速度のピーク間の時間を固有周期と評価するとした測定装置に関する技術が開示されている。この際圧電素子に投入される駆動電圧波形としては台形型のものが採用されている。
しかし駆動電圧波形が台形波形でなければならない理由はないし、JISその他の工業規格により定められたものでもない。そこで本発明者らは、個別液室の容積を増大させた後に減少させて液滴を吐出させる矩形波を用い、容積を増大させる電位変化を投入した時刻と、容積を減少させる電位変化を投入する時刻との差の時間を種々変更することで、吐出速度の変化を整理した。ここで本発明者らは、いわゆるベンダー型の圧電素子を用いた液体吐出ヘッドにステップ状の電圧を加え、圧電膜の上に形成されている電極表面(制御手段表面)の変位をレーザー・ドップラー方式により測定し、鋭意検討を重ねた。圧電膜層および電極層ともに薄い構成を取っている場合、電極表面の面外変位はほぼ等しく振動板の面外変位を示していると解釈でき、電極表面の面外変位の時間推移によって液体を含めたピエゾヘッドの全体系の振動周期が観察できると考えられる。
その結果、レーザー・ドップラー方式による圧電素子の電極の面外変位の時間推移から評価される振動の周期と、特許文献4開示の方法のように吐出速度のピーク間の時間から評価される周期とがほぼ一致することを確認した(但し特許文献4では台形波が使用されている)。
次に、レーザー・ドップラー方式による圧電素子の電極の面外変位の時間推移から評価される周期に普遍性があるか否かの検討を行った。すなわち、個別液室の容積を増大させる電位変化の傾きを種々変えて、電極の面外変位の時間推移から評価される周期を整理した。
図9はこの際の種々の電位変化の説明図であり、VからVまでの電位変化において、a、bおよびcの電位変化(傾きがこの順で小さくなる)が示されている。図10(a)、(b)および(c)は、それぞれ、電位変化a、bおよびcに対する圧電素子の電極の初期位置からの面外変位の応答曲線を示している。これらの図から明らかなように、電位変化の傾きを緩やかにするにつれて電極の面外変位の時間推移から評価される周期tが長くなることが確認された(tHc>tHb>tHa)。つまり、投入する電圧波形の形状によって、評価される周期tは変化してしまうことが確認されたのである。
特開2001−246746号公報 特開2002−19105号公報 米国特許第4,697,193号明細書 特開2003−202261号公報 特開平10−193587号公報
以上のとおり、本発明者らは、特許文献1および特許文献2に開示されるような、固有周期に基いて規定した駆動電圧波形の投入によって達成される液滴微細化は限定された条件下でのみ有効なものに過ぎず、普遍的な解決方法とはなり得ないことを認識した。
また、レーザー・ドップラー方式による電極の面外変位の時間推移から系の固有周期を評価する方法も、特許文献4に示された方法も、世界的に統一された規格で定めた波形を、規格統一された方法にて評価するものでない限り、誰が測定しても同じ結果を得ることにはならない。上記各特許文献でそれぞれに記載される多義的な「固有周期」が存在しているのが現状であり、従って本発明者らは、吐出液滴の微細化を達成する駆動波形決定の基準に固有周期を導入すること自体がそもそも不適当であるという考えに至った。
よって本発明は、普遍的な指針に基づき、吐出液滴の微細化を有効に達成し得る液体吐出ヘッドの駆動を実現することを目的とする。ここで、液体吐出ヘッドは、記録装置だけでなくパターニング装置や塗布装置など様々な分野に応用され、様々な物性の液体や様々なヘッド構造が用いられることが考えられる。従って、適切かつ普遍的な液体吐出ヘッドの駆動制御の指針を与え、応用分野を拡大する上でも、本発明は好ましいものである。
そのために、本発明は、吐出口と、該吐出口に連通する個別液室と、該個別液室の容積の増減を行なう容積制御手段と、振動板と、を具え、前記容積制御手段は圧電膜と電極とを含み、前記電極に信号を入力して該圧電膜を変形させることで、前記振動板を変位させて、前記吐出口から液体を吐出して、該液体を媒体に到達させる液体吐出装置であって、
前記容積制御手段の、該容積制御手段が形成される振動板面に垂直な方向における変位の時間推移おいて、当該変位の時間推移で最も早く出現する第1極大部δU1と、2番目に出現する第2極大部δU2
との関係が、
δU1×1.2≧δU2≧δU1×0.9
となるように制御する手段を有することを特徴とする。
また、本発明は、吐出口と、該吐出口に連通する個別液室と、該個別液室の容積の増減を行なう容積制御手段と、振動板と、を具え、前記容積制御手段は圧電膜と電極とを含み、該圧電膜を変形させることで、前記振動板を変位させて、前記吐出口から液体を吐出して、該液体を媒体に到達させる液体吐出方法であって、
前記容積制御手段の、該容積制御手段が形成される振動板面に垂直な方向における変位の時間推移おいて、当該変位の時間推移で最も早く出現する第1極大部δU1と、2番目に出現する第2極大部δU2
との関係が、
δU1×1.2≧δU2≧δU1×0.9
であることを特徴とする。
本発明によれば、個別液室の容積の増減に基づいて液滴微細化の駆動条件が定められる。これによって、室内に現に存在する液体の物性や、ヘッド構造などの諸条件によらず、吐出液滴の微細化を有効に達成することができるようになる。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
1.本発明の基本概念
本発明者らは、上述した様々な実験および検討を通じ、吐出口の小径化を伴うことなく吐出液滴の微細化を有効に達成するための普遍的な指針を定めるにあたっては、固有周期ではなく、他の視点をもってより汎用的なメカニズムを論じるべきであると考察した。
ここで、個別液室の容積の増減を生じさせる機械的な駆動源である圧電素子には、投入電圧と変位量とがほぼ線形に動作する範囲が存在しているが、まず本発明者らは、既存の液体吐出方法はこの性質を前提として成立していることに着目した。
しかるに、特許文献5には、その図3に関して、駆動電圧をゼロに戻しても、機械的な駆動源であるアクチュエータの変位がゼロにならないことが示されている。また、同じくその図4には、アクチュエータの変位は、電圧の絶対値が大きい、先行するパルス状駆動波形付加時よりも、電圧の絶対値が小さい、後続のステップ状駆動波形電圧付加時の方が大きくなることが示されている。
つまり圧電素子においては、電圧が静的に印加されている状態や、時間軸に対してある程度ゆっくりと電圧を変化させたときには、印加電圧に対し変位量がほぼ線形となる。しかし液体を吐出させるために、数十μs程度の時間幅内で変化する駆動電圧波形が投入される場合には、その波形と変位量との間に相似性がないことを特許文献5は教示している。
以上のように、圧電膜の変形やたわみを利用した液体吐出ヘッドでは、必ずしも電圧変化とアクチュエータないしは振動板の変位がそのまま一致するわけではない。また、電圧を一定に保持していてもそれまでの電圧変化の仕方によって振動板に変位が発生することもある。従って、駆動波形決定の基準に固有周期を導入すること自体がそもそも不適であるし、またそのように決定された駆動波形にて、吐出液滴の微細化を達成する直接的かつ汎用的な条件や因果関係を求めることは困難であり、かつ不十分であることがわかる。
液体の運動は、駆動波形の投入に伴う個別液室の容積の増減により生じる。しかし駆動波形の入力に対する容積の増減の応答特性は、室内に現に存在する液体の物性や、ヘッド構造などの諸条件によって異なってくる。従って、限定された条件下での固有周期に基いて駆動波形を規定しても、液体の吐出性能(吐出量および吐出速度など)や液体の挙動(液柱の発生、液滴の分離および吐出口付近のメニスカスの状態など)を制御する普遍的な解決方法とはなり得ないのである。
これに対し、個別液室の容積が初期容積よりも増大する動作をしているときには、吐出口付近の液体は必ず内方に引き込まれ、個別液室の容積が初期容積よりも減少する動作をしているときは吐出口付近の液体は必ず外方に押し出される。
そこで本発明者らは、吐出性能や液体挙動を制御する指標としては、固有周期ではなく、個別液室の容積の増減の推移に着目すべきであると考えるに至った。そして、
・個別液室の容積を初期容積から増大させ、減少させ、再度増大させ、再度減少させて初期容積に戻すよう変化させることで液体吐出を行わせること、および、
・この過程に応じた初期容積からの容積の変化曲線において、最初に現れる第1極大値、2番目に現れる第2極大値、およびこれらの極大値間にある極小値の関係を好ましく規定すること、
によって、所期の目的を達成するものである。
ここで、個別液室の容積の増減は、該室内に配置される振動板の変位によって生じ、振動板はアクチュエータ5の変形もしくは撓みに応動する。従って、具体的には、振動板4に接合するアクチュエータ5すなわち圧電膜層およびその上に配置される電極が十分に薄ければ、電極の変位の時間推移を、個別液室の容積の増減により好ましい吐出性能および液体挙動を得るための指標とすることができる。
なお、以下の実施形態では、個別液室の容積をまず増大させ、減少させ、再度増大させ、再度減少させるようアクチュエータを駆動することで液滴を吐出させるようにしている。ここで、「増大」とは、駆動開始前の個別液室の初期容積から容積が増大するよう変化させることを言い、「減少」とは、増大している個別液室の容積が初期容積に向けて変化するようにすることを言うものとする。
2.液体吐出装置およびヘッドの実施形態
図1は、本発明が適用可能な液体吐出装置の一例として、インクジェット記録装置形態のものを示す概略斜視図である。液体吐出装置に挿入された記録媒体Pは、送りローラ107,108;109,110によって液体吐出ヘッドユニット100の記録可能領域へ搬送される。液体吐出ヘッドユニット100は、ガイド軸102によって、その延在方向(主走査方向)に沿って移動可能に支持されている。そして、モータ103の駆動によってプーリ105,106に架けられたベルト104が移動し、液体吐出ヘッドユニット100が記録領域を往復走査する。液体吐出ヘッドユニット100の走査方向(A方向)が主走査方向であり、記録媒体Pの搬送方向(B方向)が副走査方向となる。
液体吐出ヘッドユニット100には、複数色のインク液滴を吐出するため液体吐出ヘッド103と、それぞれの液体吐出ヘッド103にインクを供給するためのインクタンク101が搭載されている。この例の液体吐出装置における複数色のインクは、ブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色である。各色の位置は特に限定されるものではなく、また、用いる色調(色および濃度)の種類およびその数についても限定されるものではない。
また、本例の場合、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色インク(Bk,C,M,Y)のインクタンクが全て独立に交換可能な構成となっている。液体吐出ヘッドユニット100には、Bk,C,M,Yの各色液滴を吐出する液体吐出ヘッドの群と、Bk用インクタンク101B、C用インクタンク101C、M用インクタンク101M、Y用インクタンク101Yが搭載される。各インクタンクは対応する液体吐出ヘッドと接続され、その液体吐出ヘッドの吐出口に連通する個別液室内にインクを供給する。この例以外にも、例えば、各色用のインクタンクと液体吐出ヘッドとが分離不能に一体となった構造としてもよい。また、液体吐出ヘッドユニットには液体吐出ヘッドのみを搭載し、装置の固定部位に設けたインクタンクから可撓性チューブ等を介してインクが供給されるものでもよい。
液体吐出ヘッドユニット100が移動可能な主走査領域の一端(図では右端)の下部には、回復系ユニット112が配備されている。回復系ユニット112は、液体吐出ヘッドの吐出口形成面をキャッピングし、非記録動作時などにおいてはその保護を行ったり、あるいは吸引回復を行ったりするためのキャップや、吐出口形成面を払拭するワイパブレードなどを有したものとすることができる。
図2および図3は本発明に適用可能な液体吐出ヘッドの構成例であり、それぞれ、吐出口形成面側から見た模式的正面図およびそのC−C線断面図を示している。
この例の液体吐出ヘッドは、インクを吐出する複数の吐出口2が設けられたオリフィスプレート1と、各吐出口に対応する個別液室3の複数およびこれらに共通に連通してインクを供給する共通液室11を画成する壁部が配置された基体6とを有する。個別液室3は、連通路7を介して吐出口2に連通している。
個別液室3の側面の一部には変位可能な振動板4が設けられ、この振動板4に対して、個別液室の容積制御手段である圧電膜および電極を含むアクチュエータ5が配置されている。そのアクチュエータ5に、記録情報に対応して駆動電圧信号を印加することにより振動板4を変位させ、個別液室3の容積を変化させることで、吐出口2から液滴を吐出させることが可能である。アクチュエータ5は、これに印加される駆動電圧が下降する場合には個別液室の容積を増大させるよう、また駆動電圧が上昇する場合に個別液室の容積を減少させるよう、それぞれ厚み方向に変形するものとする。すなわち、本実施形態では、アクチュエータである圧電膜の変形を利用し、これに固定される振動板の、その面外方向の変位によって個別液室の容積の増減を行わせる形態の液体吐出ヘッドを用いている。
本発明が好適に実施されるヘッドの個別液室の長さは2000μm以上12000μm以下、吐出口直径は20μm以上50μm以下である。また、アクチュエータ5(上電極、圧電膜、下電極)、および振動板4はこれら自体の変形を容易にするために、それぞれ、10μm以下の厚みとすることが好ましい。より好ましくは、振動板が3μm以上6μm以下であり、振動板とアクチュエータとをあわせても10μm以下の薄膜形状がよい。このような薄膜形状のアクチュエータであれば、個別液室の容積の増減を示す指標となる、振動板の変位の時間推移δ(t)を、アクチュエータ5の表面(上電極位置)の変位(面外変位)で近似・代用する事ができる。この変位は、振動板が形成されている面(振動板面)に対して垂直な方向の変位を指し、例えばレーザー・ドップラー速度計によって測定することができる。このようなヘッドを用い、図5に示す個別液室の容積変化が生じるよう、圧電膜の変形、つまり撓みに応動する振動板の変位を行なうことで、液体吐出が好適に行なわれる。
図4はアクチュエータ5の駆動部の構成例を示す。アクチュエータ5は電力を供給するための電極配線を介して駆動回路51に接続されている。駆動回路51は、記録情報に対応する駆動データ(吐出の有無を定めるためのデータ)に応じ、駆動波形設定部53に規定される駆動波形にて、アクチュエータ5を作動させることができる。
駆動波形設定部53は、好ましい液体の挙動を生じさせる個別液室の容積増減の時間推移(振動板の面外変位の時間推移)が生じるような駆動波形を設定する。
3.実施例
以下、本発明の規定に従う液体吐出ヘッドの駆動態様および効果について、具体的な実施例および比較例を説明する。
3.1 実施例1
まず、図2および図3に示す液体吐出ヘッドを作製した。ここで、吐出口は直径30μmの丸穴とし、個別液室3の長さ(図3の横方向寸法)は6000μm、幅(図3の図面直交方向の寸法)は100μmとした。また、アクチュエータ5の厚みは3μm、振動板4の厚みは6μmである。
なお、上記液体吐出ヘッドは、アクチュエータである圧電膜の変形を利用し、これに固定される振動板の、その面に垂直な方向の変位(面外変位)によって個別液室の容積の増減を行わせる形態のものである。かかる形態のヘッドでは、振動板4が変形することで排除する/流動させる液体の体積量(制御液体量VCON)は、個別液室の長さと、個別液室の幅と、振動板変位の時間推移δ(t)とにより定まる。そして、これらの3つの積に、制御液体量VCONは概ね比例する。従って、個別液室の長さが半分となって幅が2倍となった構成などにおいても同様の効果が得られる。
次に、上記液体吐出ヘッドに液体を供給して吐出動作を行った。ここでは、液体として、密度1.0×10kg/m,粘性3.3×10−3Pa・s,表面張力3.3×10−2N/mのシアンインクを用いた。
ここで、まず吐出口径が30μmと大きいため、メニスカスが静定している状態から単に個別液室の容積を減少させて吐出動作を行わせても、28pl以上の大きな液滴しか吐出できない。そこで、このように口径が大きい吐出口から1pl台の小液滴吐出を実現するために、細い液柱を形成するようにした。
図5(a)〜(b)はその具体的な方法の説明図である。まずメニスカスを一旦引き込ませてから(図5(a))、メニスカスの中心底部に圧力を付加してこの部分に隆起部が形成されるようにした(図5(b))。これは、個別液室の容積を初期容積から増大させるプロセス(以下、第1膨張プロセスという)を実行してから、減少させるプロセス(以下、第1収縮プロセスという)を実行すればよい。つまり、図5(b)の状態は、第1膨張プロセスによっておよそ放物曲面状に引き込まれたメニスカスに対して個別液室側から加圧を行えば実現できる。当該加圧に応じ、必然的にメニスカスの中心底部に高圧部が発生してこの部分のみを隆起できるからである。飛行するロケットの先端部に最も高圧部が形成されるのと同じ理由である。
この第1収縮プロセスの後には、個別液室の容積を再度増大させるプロセス(以下、第2膨張プロセスという)と、さらに個別液室の容積を再度減少させて初期容積に戻すプロセス(以下、第2収縮プロセスという)とを実行する。これらによって、生成させる細い液柱のサイズ(太さ、長さ)の制御と、液柱サイズ(長さ)のリサイズ(短化および分断(液滴分離))制御との2段階制御が行われ、より広範かつ確実に微細化された液滴吐出を実現できる(図5(c))。すなわち、第2膨張プロセスでは、液柱は慣性によって吐出方向に前進する一方、メニスカス外縁部の前進は一時的に抑制され、これによりメニスカス外縁部までもが吐出されることを防止し、第1収縮プロセスと相俟って所望サイズの液柱を形成できるからである。
なお、特許文献1には、個別液室を必ずしも減圧側にする必要はない旨の記載があるが、より広範かつ確実な吐出量制御を実現するためには、本実施例のような積極的に個別液室の容積を増大させる第1膨張プロセスは有用である。また、特許文献1には、慣性力によって液柱先端部の一部が分断されることに依存する方法が記載されているが、これでは温度変化によってインクの物性が変化した場合等には吐出量が簡単に変動してしまうことになる。
本実施例において、容積制御手段の表面(圧電素子の電極)の面外変位量の時間推移δ(t)を、好ましい吐出性能および液体挙動を得るための指標とする。
図6は圧電素子の電極の面外変位量の時間推移をレーザー・ドップラー方式の変位測定装置にて測定した線図である。ここで、測定位置は、個別液室幅方向中央かつ長手方向中央とした。この面外変位は、個別液室の容積の第1膨張プロセス、第1収縮プロセス、第2膨張プロセスおよび第2収縮プロセスを生じさせるものである。
本実施例では、測定された変位量の時間推移δ(t)において、時間軸上最も早く出現する第1極大部δU1と、2番目に早く出現する第2極大部δU2
と、これら極大部間に存在する極小部δL1との関係が、
δU1=δU2 かつ δL1=δU1×0.85
となる条件で吐出動作を行わせた。
この動作で吐出される液滴を画像ピクセル幅が0.75μmなる分解能の画面に表示し、そこから液滴直径を求め、これをもとに吐出量を計算したところ、0.9plであった。また、このときのδU1となった時刻とδU2となった時刻との差tp−pは2μsであった(図1)。これに対してこの時刻差が1μsの場合には、アクチュエータ5の動作によって吐出口付近のメニスカスを有効に制御できず、不安定な吐出となった。
図7は、図6のような面外変位の時間推移を得るために印加した駆動電圧の波形である。これは基本的に次の波形部分からなっている。すなわち、
・個別液室の容積を増大させるべく初期電圧Eから第1電圧Eまで変化する波形部分L
・第1電圧Eに保持する波形部分L
・増大した個別液室の容積を減少させるべく第1電圧Eから第2電圧Eまで変化する波形部分L
・第2電圧E2に保持する波形部分L
・個別液室の容積を増大させるべく第2電圧Eから第1電圧Eまで変化する波形部分L
・第1電圧Eに保持する波形部分L
・個別液室の容積を初期容積に戻すべく第1電圧Eから初期電圧Eまで変化する波形部分L、および
・初期電圧Eに保持する波形部分L
である。なお、波形部分LとLとは異なる電圧レベルを保持するものであっても構わないし、また波形部分LとLとは同一電圧レベルであっても、L>Lであっても構わない。
かかる駆動電圧波形を投入することで、微小液滴すなわち吐出口の等価円直径より小さい直径を持つ主滴の吐出が可能となる。本実施例では、微小液滴の吐出のためにかかる駆動電圧波形を用いているが、ここで注意すべきことは、始めに波形の設定があるのでもなければ、固有周期に基く駆動波形の設定があるのでもない。あくまでも、吐出液滴を微細化する上で普遍的な基準となる個別液室の容積増減、より具体的にはこれと強く相関のある容積制御手段表面(圧電素子の電極表面)の面外変位量の時間推移が生じるように、駆動波形が選択され、設定されることである。
すなわち、図7に示すような基本波形に対し、電圧や各波形部分の傾きおよび形状などを、好ましい吐出性能や液体の挙動に照らして適宜定めることができる。
3.2 実施例2
実施例2においては、tp−pを5μsとなる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、1.8plであった。
3.3 比較例1
比較例1においては、tp−pを6μsとなる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、2.4plであった。
3.3 実施例3
実施例3においては、
δU2=δU1×1.2
となる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、0.6plであった。これは、第2膨張行程において個別液室の容積を大きく増大させることにより、液柱サイズ(長さ)のリサイズ(短化および液柱分断)制御の効果が大きくなり、これにって吐出量をさらに減少させることができたものと考えられる。
3.4 比較例2
比較例2においては、
δU2=δU1×1.25
となる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、実施例3と同じ0.6plであった。しかし、実施例3と比較して、第2膨張行程において個別液室の容積をさらに大きく増大させたことにより、その後の残留振動が長い間継続し、駆動周波数の低下を招いた。
3.5 実施例4
実施例4においては、
δU2=δU1×0.9
となる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、1.8plであった。これは、第2膨張行程において個別液室の容積を増大させることによる液柱サイズ(長さ)のリサイズ(短化および液柱分断)制御の効果が小さくなったために吐出量が増加したと考える。
これに関連して、δU2<δU1×0.9となる場合について実験を行ったところ、吐出量が増えてしまい、1pl台に収められないことが確認された。
3.6 比較例3
比較例3においては、
δU1=δU2 かつ δL1=δU1×0.9
となる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、3.9plであった。これは、上記2段階制御による効果が減殺され、充分細い液柱が形成されなかったことによるものと考えられる。すなわち、δL1とδU1との差が小さくなったため単一の膨張プロセスと単一の収縮プロセスとの2工程からなる吐出形態のようになって、吐出量が3pl台にまで増加したものと思われる。
3.6 実施例5
実施例5においては、
δU1=δU2 かつ δL1=δU1×0.7
となる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、0.9plであった。
3.7 実施例6
実施例6においては、
δU1=δU2 かつ δL1=δU1×0.5
となる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。そして実施例1と同様にして吐出量を計算したところ、1.3plであった。
3.8 比較例4
比較例4においては、
δU1=δU2 かつ δL1=δU1×0.4
となる条件で吐出させた。他の条件は実施例1と同じである。液柱は細いものが形成されたが、これが長くなり過ぎ、主滴以外にサテライトと称される副次的な液滴が液柱から多数分離して、画質不良を起こした。
3.9 比較例5
比較例5においては、第1膨張プロセスに要する時間を短縮する目的で、当該プロセスに関与する駆動電圧波形部分の傾きを実施例1に比べて急峻にした。
図3はこのときの圧電素子の電極の面外変位量の時間推移をレーザー・ドップラー方式の変位測定装置にて測定した線図である。同図に示すように、測定されたδ(t)には段差Stが観測され、吐出状態は実施例1に比べて安定しなくなった。これは、第1膨張プロセスが円滑に行なわれないために、その後の各プロセスに悪影響を与えたためと考えられる。
以上の実施例および比較例を通じ、圧電素子の電極の面外変位の時間推移δ(t)において、時間軸上最も早く出現する第1極大部δU1と、2番目に早く出現する第2極大部δU2
との関係が、
δU1×1.2≧δU2≧δU1×0.9
を満たせば小液滴の好ましい吐出動作を行うことができることが確認された。
また、第1極大部δU1と第2極大部δU2との時間差が2μs以上5μsであれば好ましく、さらに、両極大部間に存在する極小部δL1と第1極大部δU1との関係において、
δU1×0.85≧δL1≧δU1×0.5
を満たせばより好ましいことが確認された。
4.その他
上例ではインクジェット記録装置形態の液体吐出装置およびヘッドに本発明を適用した場合について説明したが、本発明は、記録装置だけでなくパターニング装置や塗布装置など様々な液体吐出装置に好ましく適用可能である。装置に応じて様々な物性の液体や様々なヘッド構造が用いられることに対して、吐出口を小径化せずに吐出液滴の微細化を達成し得る適切かつ普遍的な液体吐出ヘッドの駆動制御の指針を与えることができるからである。
本発明が適用可能な液体吐出装置の一例として、インクジェット記録装置形態のものを示す概略斜視図である。 本発明に適用可能な液体吐出ヘッドの構成例であり、吐出口形成面側から見た模式的正面図を示している。 本発明に適用可能な液体吐出ヘッドの構成例であり、図2のC−C線断面図を示している。 アクチュエータ(圧電素子)の駆動部の構成例を示すブロック図である。 (a)〜(c)は実施例1における液体吐出状態の説明図である。 実施例1における圧電素子の電極の面外変位量の時間推移を示す線図である。 図6のような面外変位量の時間推移を得るために印加した駆動電圧の基本的な波形の例を示す図である。 比較例における圧電素子の電極の面外変位量の時間推移を示す線図である。 圧電素子の電極の面外変位から評価される液体吐出ヘッドの固有周期に普遍性があるか否かを検討するために、個別液室の容積を増大させる電位変化の傾きを変えた状態を示す説明図である。 (a)〜(c)は、図9に示す傾きの違いによる面外変位の応答曲線の違いを説明するための説明図である。
符号の説明
2 吐出口
3 個別液室
4 振動板
5 容積制御手段(アクチュエータ)

Claims (5)

  1. 吐出口と、該吐出口に連通する個別液室と、該個別液室の容積の増減を行なう容積制御手段と、振動板と、を具え、前記容積制御手段は圧電膜と電極とを含み、前記電極に信号を入力して該圧電膜を変形させることで、前記振動板を変位させて、前記吐出口から液体を吐出して、該液体を媒体に到達させる液体吐出装置であって、
    前記容積制御手段の、該容積制御手段が形成される振動板面に垂直な方向における変位の時間推移おいて、当該変位の時間推移で最も早く出現する第1極大部δU1と、2番目に出現する第2極大部δU2
    との関係が、
    δU1×1.2≧δU2≧δU1×0.9
    となるように制御する手段を有することを特徴とする液体吐出装置。
  2. 前記第1極大部δU1と前記第2極大部δU2との時間差が2μs以上5μsあることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 第1極大部δU1と第2極大部δU2との間に存在する極小部δL1と前記第1極大部δU1との関係が、
    δU1×0.85≧δL1≧δU1×0.5
    あることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記第1極大部δU1が出現するまでの前記変位の時間推移において段差が生じないように制御することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の液体吐出装置。
  5. 吐出口と、該吐出口に連通する個別液室と、該個別液室の容積の増減を行なう容積制御手段と、振動板と、を具え、前記容積制御手段は圧電膜と電極とを含み、該圧電膜を変形させることで、前記振動板を変位させて、前記吐出口から液体を吐出して、該液体を媒体に到達させる液体吐出方法であって、
    前記容積制御手段の、該容積制御手段が形成される振動板面に垂直な方向における変位の時間推移おいて、当該変位の時間推移で最も早く出現する第1極大部δU1と、2番目に出現する第2極大部δU2
    との関係が、
    δU1×1.2≧δU2≧δU1×0.9
    であることを特徴とする液体吐出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010179539A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Seiko Epson Corp 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドの駆動方法
JP2012232574A (ja) * 2011-04-19 2012-11-29 Canon Inc 液体吐出ヘッドの駆動方法および液体吐出装置

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