JP2008168115A - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ Download PDF

Info

Publication number
JP2008168115A
JP2008168115A JP2007234026A JP2007234026A JP2008168115A JP 2008168115 A JP2008168115 A JP 2008168115A JP 2007234026 A JP2007234026 A JP 2007234026A JP 2007234026 A JP2007234026 A JP 2007234026A JP 2008168115 A JP2008168115 A JP 2008168115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaper
fastening
center line
index
virtual center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007234026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5021402B2 (ja
Inventor
Yuko Fukuda
優子 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2007234026A priority Critical patent/JP5021402B2/ja
Publication of JP2008168115A publication Critical patent/JP2008168115A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5021402B2 publication Critical patent/JP5021402B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】おむつを着用者の体型にフィットさせ得る、おむつの着用法を誘引する指標を有し、外見的にも良好な使い捨ておむつを提供すること。
【解決手段】ランディングテープ7の右側領域7R及び左側領域7Lそれぞれに、ファスニングテープ6止着用の複数の指標が表示されており、複数の該指標は、第2仮想中心線CL2よりおむつ1の内方に位置する第1指標11と、該第2仮想中心線CL2よりおむつ1の外方に位置する第2指標12とを含んでいる。第1指標11は、そのおむつ1の長手方向第2端部1b側が第1仮想中心線CL1に最も近く、長手方向第1端部1a側が該第1仮想中心線CL1から最も遠くなるように傾斜している。第2指標12は、その長手方向第2端部1b側がおむつ1の長手方向側縁1cに最も近く、長手方向第1端部1a側が該長手方向側縁1cから最も遠くなるように傾斜している。
【選択図】図1

Description

本発明は、長手方向一端部(第1端部)側の左右両側縁部に左右一対のファスニングテープを有し、このファスニングテープを長手方向他端部(第2端部)側に設けられたランディングテープに止着することによって身体に装着する、いわゆる展開型の使い捨ておむつに関する。
従来、展開型の使い捨ておむつとして、ランディングテープにファスニングテープの止着箇所を示す縦線などの目印が印刷され、この目印にファスニングテープの先端部を一致させて該ファスニングテープを該ランディングテープに止着させることにより、おむつ着用者の個々の体型に対して大まかにおむつをフィットさせるようにしたものが知られている。例えば特許文献1には、ランディングテープに、ファスニングテープの止着箇所の目印となる直線指標と、おむつの着用者の平均的な胴回り及び足回り寸法からなる数値指標とを表示した使い捨ておむつが開示されている。
しかし、このような数値指標に合わせてファスニングテープを止着させるためには、おむつ着用者の体型測定を予め行っておくことが必要であり、該数値指標を活かしたおむつの着用を行うためには煩雑な作業が必要となる。また、予め測定した各種体型値が常に正確であるとは限らないため、数値指標にのみ依存してファスニングテープの止着を行なうと、充分なフィット感が得られないばかりか、おむつ着用者の体型に合わせた臨機応変なファスニングテープの止着を妨げるおそれがある。また例えば、乳幼児の腹部が前方に突出した体型は、上記のような数値指標のみでは充分に表現できない立体的特徴をもち、また、おむつ着用者の体型は空腹時、満腹時などで大きく変化することから、正確な体型測定をしたとしても、数値指標の通りにおむつを着用することが、おむつをフィットさせる上で常に適切であるとは言い難い。また、ランディングテープの表面はおむつの中でも特に目立つ部位であり、該表面に、直線や数値が書き込まれているデザインは、機械的で面白味がない。特に、乳幼児向けのおむつにおいては、ランディングテープの表面のデザインが、おむつ購入時の選択の重要な要素となる場合があり、特許文献1に記載のおむつは、デザインの面でも改良の余地がある。
ファスニングテープの止着箇所を示す指標が表示されたランディングテープのデザインに関し、特許文献2には、ファスニングテープの外面に、ランディングテープの外面のデザインと相関するデザインが施され、ランディングテープの外面に施されたデザインを阻害することなく、見た目にも違和感がなく、着用者である幼児に対して知育ができる使い捨ておむつが開示されている。
しかし、この使い捨ておむつは、おむつ着用者の様々な身体的特徴、体型に対応したものとは言えず、ランディングテープの外面に表示された指標に合わせてファスニングテープを止着しても、充分なフィット感が得られない場合があった。
特開2000−60899号公報 特開2003−111798号公報
従って本発明の目的は、おむつを着用者の体型にフィットさせ得る、おむつの着用法を誘引する指標を有し、外見的にも良好な使い捨ておむつを提供することにある。
本発明は、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を備え、縦長に形成されており、長手方向第1端部の左右両側縁部に一対のファスニングテープが設けられており、長手方向第2端部の該裏面シート上に該ファスニングテープ止着用のランディングテープが貼付されている使い捨ておむつであって、前記おむつの幅方向を二分する第1仮想中心線によって分けられる前記ランディングテープの右側領域及び左側領域それぞれの表面に、該幅方向に並ぶ、前記ファスニングテープの止着位置を示す複数の指標が表示されており、複数の前記指標それぞれは、前記長手方向第2端部側から前記長手方向第1端部側に向かって延びる仮想直線に沿って表示されており、前記右側領域及び前記左側領域それぞれにおける複数の前記指標は、前記第1仮想中心線と平行で且つ該領域のそれぞれを二分する第2仮想中心線より前記おむつの内方に位置する第1指標と、該第2仮想中心線より前記おむつの外方に位置する第2指標とを含んでおり、前記第1指標が、前記長手方向第2端部側が前記第1仮想中心線に最も近く、前記長手方向第1端部側が該第1仮想中心線から最も遠くなるように傾斜しており、前記第2指標が、前記長手方向第2端部側が前記おむつの長手方向側縁に最も近く、前記長手方向第1端部側が該長手方向側縁から最も遠くなるように傾斜している使い捨ておむつを提供することにより、前記目的を達成したものである。
また本発明は、表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を備え、実質的に縦長に形成されており、長手方向第1端部の左右両側縁部に一対のファスニングテープが設けられており、長手方向第2端部の該裏面シート上に該ファスニングテープ止着用のランディングテープが貼付されている使い捨ておむつであって、前記おむつの幅方向を二分する仮想中心線によって分けられる前記ランディングテープの右側領域及び左側領域それぞれの表面に、絵柄を含んで構成されるデザインが施されており、前記絵柄は、前記ファスニングテープの止着位置を示す指標を有しており、該指標は、前記おむつの長手方向側縁側から前記仮想中心線側に向けて実質的に連続し且つ前記長手方向第2端部側に凸の円弧状又は山型形状を有しており、前記ファスニングテープの前記ランディングテープとの止着面と反対側の面に、前記絵柄と相関する絵柄が施されている使い捨ておむつを提供することにより、前記目的を達成したものである。
本発明の使い捨ておむつは、おむつを着用者の体型にフィットさせ得る、おむつの着用法を誘引するファスニングテープの止着指標を有しているため、該指標に合わせてファスニングテープの止着位置を調整するだけの簡単な作業で、標準的な体型をもつ着用者をはじめ、おむつの適応サイズからやや外れた体型をもつ着用者に対しても充分なフィット感を提供でき、体液の漏れやおむつのずり落ちが効果的に防止される。また、外見的にも良好で、おむつの着用に楽しさを与えることができる。
以下、本発明の使い捨ておむつを、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。
図1には、本発明の第1実施形態としての使い捨ておむつが示されている。図2は、図1に示すおむつを腹側部から見た斜視図である。
おむつ1は、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3、及び両シート2,3間に介在された液保持性の吸収体4を備えている展開型のものである。おむつ1は、図1に示すように、実質的に縦長に形成されており、長手方向の中央部に股下部Aを有し、且つ該股下部Aから長手方向前後にそれぞれ延びる腹側部B及び背側部Cを有している。股下部Aはおむつ着用時に着用者の股下に位置する部位、腹側部Bは着用者の腹側に位置する部位、背側部Cは着用者の背側に位置する部位である。表面シート2の外面は、おむつ1の着用時に着用者の肌に当接する肌当接面となっている。裏面シート3の外面は、おむつ1の着用時に衣類と当接する衣類当接面(非肌当接面)となっている。
おむつ1は、股下部Aの両側縁が円弧状に湾曲しており、全体として長手方向中央部が内方に括れた砂時計状の形状となっている。表面シート2及び裏面シート3は、おむつの外形形状に一致する砂時計状の外形を有している。吸収体4は、長方形形状の外形を有しており、おむつ1の幅方向中央部に配されている。表面シート2及び裏面シート3は、それぞれ、吸収体4の長手方向両側縁及び幅方向両端縁から外方に延出しており、それらの延出部において互いに接合されている。おむつ1における長手方向の両側には、それぞれレッグギャザー形成用の弾性部材5が配されて、レッグギャザーが形成されている。尚、幅方向とは、縦長あるいは横長に形成された物品の長手方向と直交する方向を意味する。
おむつ1の長手方向第1端部1aの左右両側縁部には一対のファスニングテープ6,6が設けられている。具体的には、背側部Cの両側部それぞれにはサイドフラップSが形成されており、そのサイドフラップSにファスニングテープ6が取り付けられている。尚、サイドフラップSは、腹側部Bの左右両側部にも形成されている。ファスニングテープ6の肌当接面側には、メカニカルファスナのフック部材(図示せず)が取り付けられている。このフック部材としては当業界で公知のものを特に制限なく用いることができる。特に、不織布製の基材にフック部材を取り付けたものは、止着中でも透湿性を高く保つことができるので好ましい。ファスニングテープ6自体は、不織布や樹脂フィルムなど、当業界で公知のものを特に制限なく用いることができる。
ファスニングテープ6の先端縁6aは直線となっている。即ち、ファスニングテープ6を図1に示すように平面視したとき、その先端縁6aが直線状となっている。この先端縁6aにおける直線の長さL1は、好ましくは10〜40mm、更に好ましくは15〜30mmである。
ファスニングテープ6の幅方向(おむつ1の長手方向と平行な方向)の長さ(最大長さ)L2は、好ましくは20〜50mm、更に好ましくは30〜40mmであり、ファスニングテープ6の長手方向(おむつ1の幅方向と平行な方向)の長さL3は、好ましくは30〜60mm、更に好ましくは35〜45mmである。
腹側部Bにおけるおむつ1の長手方向第2端部1bの裏面シート3上(衣類当接面上)には、ファスニングテープ6,6止着用のランディングテープ7が貼付されている。ランディングテープ7は、基材シート7及び該基材シート7に貼り合わされたループ材料(図示せず)から構成されている。基材シート7は、ループ材料を支持すると共に、ランディングテープ7を裏面シート3の外面に貼付するために用いられるものである。基材シート7としては、不織布や樹脂フィルムなど、当業界で公知のものを特に制限なく用いることができる。ループ材料は、ファスニングテープ6に取り付けられたメカニカルファスナの前記フック部材と係合する係合部材として用いられる。このループ材料としては、フック部材を押しつけることにより、フック部材を止着可能なものを特に制限なく用いることができる。ループ材料としては、公知の機械的面ファスナーのメス部材を用いることができる。
ランディングテープ(基材シート)7は、横長の長方形形状を有しており、その長手方向をおむつ1の幅方向に一致させて、おむつ1の幅方向中央部に設けられている。ランディングテープ7の幅方向の長さL4は、好ましくは20〜60mm、更に好ましくは30〜50mmであり、ランディングテープ7の長手方向の長さL5は、好ましくは12〜25cm、更に好ましくは15〜20cmである。
ランディングテープ7は、おむつ1の幅方向を二分する第1仮想中心線CL1によって、右側領域7Rと左側領域7Lとによって二分される。つまり、第1仮想中心線CL1は、おむつ1の長手方向と平行で且つランディングテープ7の長手方向中央部を通過している。右側領域7Rと左側領域7Lそれぞれの表面には、おむつ1の幅方向に並ぶ、ファスニングテープ6の止着位置を示す複数の指標(第1実施形態では、「きっちり」、「ゆったり」、「ぴったり」の3つ)が印刷により表示されており、これら複数の指標は第1仮想中心線CL1を挟んで左右対称位置に表示されている。
以下、ランディングテープ7の右側領域7Rを例にとって説明するが、右側領域7Rについての以下の説明は特に断らない限り、左側領域7Lにも適用される。
前記複数の指標それぞれは、図3に示すように、おむつ1の長手方向第2端部1b側から長手方向第1端部1a側に向かって(おむつ1の上方側から下方側に向かって)延びる仮想直線X1〜X3に沿って表示されている。ここで、指標が仮想直線に沿って表示されているとは、指標の長手方向が仮想直線と略平行になるように該指標が表示されていることを意味する。つまり、第1実施形態においては、各指標は実質的に縦長の形状を有している。第2仮想中心線CL2は、第1仮想中心線CL1と平行で且つ右側領域7Rを二分している。
右側領域7Rにおける前記複数の指標は、第2仮想中心線CL2よりおむつ1の内方に位置する第1指標11「きっちり」と、該第2仮想中心線CL2よりおむつ1の外方に位置する第2指標12「ゆったり」とを含んでいる。また、第1実施形態においては、これら2つの指標に加えて更に、第2仮想中心線CL2に並行に配置された仮想直線X3に沿って表示されている第3指標13「ぴったり」を含んでいる。
第1指標11は、長手方向第2端部1b側が第1仮想中心線CL1に最も近く、長手方向第1端部1a側が該第1仮想中心線CL1から最も遠くなるように傾斜している。具体的には第1指標11は、そのおむつ長手方向第2端部1b寄りの端部11bが第1仮想中心線CL1に最も近く、該端部11bと反対側の端部11aが該第1仮想中心線CL1から最も遠くなるように傾斜している。
第2指標12は、長手方向第2端部1b側がおむつ1の長手方向側縁1cに最も近く、長手方向第1端部1a側が該長手方向側縁1cから最も遠くなるように傾斜している。具体的には第2指標12は、そのおむつ長手方向第2端部1b寄りの端部12bがおむつ1の長手方向側縁1cに最も近く、該端部12bと反対側の端部12aが該長手方向側縁1cから最も遠くなるように傾斜している。
第3指標13は、上述したように、第1仮想中心線CL1と平行な第2仮想中心線CL2(仮想直線X3)に沿って表示されており、傾斜しておらず、おむつ1の長手方向と平行に表示されている。
図4には、おむつ1のファスニングテープ6をランディングテープ7の第3指標13「ぴったり」に合わせて止着させた状態が示されている。第1実施形態においては、ファスニングテープ6のランディングテープ7への止着は、図4に示すように、ファスニングテープ6の幅方向を指標の長手方向に一致させ且つその先端縁6aを該指標に一致させるようにして行うことが好ましい。図4では、止着されたファスニングテープ6は、その先端縁6aから基端部6bに向かっておむつ1の幅方向に平行な状態にある。図4に示す止着形態は、第3指標13が示すとおり、着用者の体型がおむつ1の適応サイズに「ぴったり」な場合、即ち、標準的な体型をもつ着用者に好適な止着形態であり、おむつ1のウエスト周りを該着用者の体型にフィットさせることができる。
図5には、おむつ1のファスニングテープ6をランディングテープ7の第1指標11「きっちり」に合わせて止着させた状態が示されている。図5では、止着されたファスニングテープ6は、その先端縁6aから基端部6bに向かっておむつ1の上方向へ傾斜した状態にある。このとき、ランディングテープ7は乳幼児の腹部でっぱりのさらに上部に位置することになり、おむつ1の背側部Cと着用者の背中とが隙間無くフィットする。図5に示す止着形態は、第1指標11が示すとおり、おむつ1のウエスト周りを「きっちり」ときつめにフィットさせたい場合に好適な止着形態であり、特に、おむつ1の適応サイズよりも小さめの体型をもつ着用者に好適である。
第1指標11におけるファスニングテープ6の止着効果をより効果的に発現させる観点から、第1指標11(仮想直線X1)のおむつ1の長手方向(第2仮想中心線CL2)に対する傾斜角度は、好ましくは10〜45°、更に好ましくは15〜30°である。
図6には、おむつ1のファスニングテープ6をランディングテープ7の第2指標12「ゆったり」に合わせて止着させた状態が示されている。図6では、止着されたファスニングテープ6は、その先端縁6aから基端部6bに向かっておむつ1の下方向へ傾斜した状態にある。このとき、ランディングテープ7は、乳幼児の腹部でっぱりからその下部に位置することになる。図6に示す止着形態は、第2指標12が示すとおり、おむつ1のウエスト周りを「ゆったり」とゆるめにフィットさせたい場合に好適な止着形態であり、特に、おむつ1の適応サイズよりも大きめの体型をもつ着用者に好適である。
第2指標12におけるファスニングテープ6の止着効果をより効果的に発現させる観点から、第2指標12(仮想直線X2)のおむつ1の長手方向(第2仮想中心線CL2)に対する傾斜角度は、好ましくは10〜45°、更に好ましくは15〜30°である。
このように、第1実施形態の使い捨ておむつ1は、標準的な体型、標準より小さめの体型、標準より大きめの体型それぞれに最適なおむつの着用法を誘引する、ファスニングテープ6の止着指標11〜13を有しているため、所望の指標に合わせてファスニングテープ6,6の止着位置を調整するだけの簡単な作業で、上記各体型に対して良好なフィット感を提供することができ、体液の漏れやずり落ちを防止することができる。また、第1実施形態の各指標11〜13は、適合体型を数値で表現した指標ではなく、着用時のフィット感を官能的に表現した文字から構成されているため、満腹時、空腹時で変化するおむつ着用者の体型に合わせた臨機応変なファスニングテープの止着を誘引することができる。また、ランディングテープ7の表面デザインがすっきりしており、外見的にも良好である。
おむつ1における各部の形成材料について説明すると、表面シート2、裏面シート3、吸収体4、レッグギャザー形成用の弾性部材5としては、従来の使い捨ておむつにおいて、それぞれ材料として用いられている各種公知の材料等を、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート2としては、不織布や開孔フィルム等の各種液透過性のシート材を用いることができ、裏面シート3としては、透湿性を有しない樹脂フィルムや、微細孔を有し、透湿性を有する樹脂フィルム、撥水不織布等の不織布、これらと他のシートとのラミネート体等を用いることができ、吸収体4としては、解繊パルプ等の親水性繊維からなる繊維集合体又はこれに高吸収性ポリマーを保持させたもの等を用いることができる。
以下、本発明の使い捨ておむつの他の実施形態について説明する。以下の実施形態については、上述した第1実施形態のおむつ1と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、第1実施形態のおむつ1についての説明が適宜適用される。
図7は、本発明の第2実施形態の要部を示す平面図である。第2実施形態のおむつ1は、第1指標11、第2指標12、第3指標13の各デザインが、「ピアノの鍵盤」を示す絵柄から構成されている。また、ファスニングテープ6のランディングテープ7との止着面と反対側の面に、指標11〜13のデザイン「ピアノの鍵盤」と相関するデザイン61が施されている。ここで、「指標のデザインと相関するデザイン」とは、指標と組み合わされても違和感を覚えさせないデザインを意味する。デザイン61は、「猫の手」を示す絵柄から構成されており、ファスニングテープ6を指標11〜13の何れかに止着させることで、「猫の手」が「ピアノの鍵盤」を叩くイメージが想起される。
第2実施形態のおむつ1によれば、第1実施形態と同様の効果(良好なフィット性、体液の漏れやずり落ち防止)の他、見た目に楽しく、外見的に面白味がある。第2実施形態のおむつ1は、主たる着用者である幼児の興味を誘うおむつであるといえる。
図8は、本発明の第3実施形態の要部を示す平面図である。第3実施形態のおむつ1は、第1指標、即ち、「そのおむつ長手方向第2端部1b寄りの端部(11b,11b´)が第1仮想中心線CL1に最も近く、該端部と反対側の端部(11a,11a´)が該第1仮想中心線CL1から最も遠くなるように傾斜している指標」を複数(第3実施形態では2つ)有している。これら複数の第1指標11,11´は、第1仮想中心線CL1に対する傾斜角度が異なっている。つまり、第3実施形態のおむつ1は、第1仮想中心線CL1に対する傾斜角度が異なる複数(2つ)の第1指標11,11´を有している。また、これら複数の第1指標11,11´それぞれは、複数(第3実施形態では3つ)の同一形状の指標を含んで構成されており、これら複数(3つ)の指標は、該指標の長手方向と直交する方向に所定間隔を置いて並列に配されており、第1仮想中心線CL1に対する傾斜角度が同一である。
複数の第1指標11,11´のうち、第1仮想中心線CL1に最も近い位置に表示されている中心線最近接指標11が、おむつ1の長手方向(第2仮想中心線CL2)に対する傾斜角度が最大となっており、且つ複数の第1指標11,11´は、第1仮想中心線CL1から第2仮想中心線CL2(仮想直線X3)に向かうに従って該傾斜角度が小さくなっている。中心線最近接指標11の前記傾斜角度は、好ましくは10〜45°、更に好ましくは15〜30°である。
第1指標は、上述したように、おむつ1のウエスト周りをきつめにフィットさせたい場合に好適な止着形態を誘引する止着指標であり、このような第1指標が複数表示されていることにより、特に、おむつ1の適応サイズよりも小さめの体型をもつ着用者に対して、よりきめ細かな止着形態を提供することができる。
また、第3実施形態のおむつ1は、第2指標、即ち、「そのおむつ長手方向第2端部1b寄りの端部(12b,12b´)がおむつ1の長手方向側縁1cに最も近く、該端部と反対側の端部(12a,12a´)が該長手方向側縁1cから最も遠くなるように傾斜している指標」を複数(第3実施形態では2つ)有している。これら複数の第2指標12,12´は、おむつ1の長手方向側縁1cに対する傾斜角度が異なっている。つまり、第3実施形態のおむつ1は、おむつ1の長手方向側縁1cに対する傾斜角度が異なる複数(2つ)の第2指標12,12´を有している。また、これら複数の第2指標12,12´それぞれは、複数(第3実施形態では3つ)の同一形状の指標を含んで構成されており、これら複数(3つ)の指標は、該指標の長手方向と直交する方向に所定間隔を置いて並列に配されており、おむつ1の長手方向側縁1cに対する傾斜角度が同一である。
複数の第2指標12,12´のうち、おむつ1の長手方向側縁1cに最も近い位置に表示されている側縁最近接指標12が、おむつ1の長手方向(第2仮想中心線CL2)に対する傾斜角度が最大となっており、且つ複数の第2指標12,12´は、該長手方向側縁1cから第2仮想中心線CL2(仮想直線X3)に向かうに従って該傾斜角度が小さくなっている。側縁最近接指標12の前記傾斜角度は、好ましくは10〜45°、更に好ましくは15〜30°である。
第2指標は、上述したように、おむつ1のウエスト周りをゆるめにフィットさせたい場合に好適な止着形態を誘引する止着指標であり、このような第1指標が複数表示されていることにより、特に、おむつ1の適応サイズよりも大きめの体型をもつ着用者に対して、よりきめ細かな止着形態を提供することができる。
尚、第3指標13も、第1指標11及び第2指標12と同様に、複数(第3実施形態では3つ)の同一形状の指標を含んで構成されており、これら複数の指標は、該指標の長手方向と直交する方向に所定間隔を置いて並列に配されており、おむつ1の長手方向と平行に表示されている。
また、第3実施形態のおむつ1は、前記各指標11〜13の形状と、ファスニングテープ6の先端縁6aの形状とが一致している。即ち、各指標11〜13それぞれのデザインが「波線」(3本の波線を組み合わせた図柄)から構成されていると共に、ファスニングテープ6の先端縁6aが、指標11〜13と同一形状の波線状に形成されている。このように、指標とファスニングテープの先端縁の形状(先端縁を平面視したときの形状)とが一致していることにより、ファスニングテープを止着すべき位置がより明確になるため、ファスニングテープの止着がより適切に行われ、フィット感の向上につながる。
図9は、本発明の第4実施形態の要部を示す平面図、図10は、本発明の第5実施形態の要部を示す平面図、図11は、本発明の第6実施形態の要部を示す平面図である。第4、第5及び第6実施形態は、何れも、複数の指標の少なくとも一部が、ファスニングテープ6の先端縁6aの形状と同一形状部分を有しており、該同一形状部分が、おむつ1の長手方向第2端部1b側から長手方向第1端部1a側に向かって延びる仮想直線(図中、Xで始まる符号で示す)に沿って表示されている。
第4実施形態においては、図9に示すように、第1指標11、第2指標12及び第3指標13それぞれが、正方形形状の枠14と、該枠14内に表示された複数の指標と(11´,12´,13´)から構成されている。枠14内に表示された複数の指標は、当該枠14内において該指標の長手方向と直交する方向に所定間隔を置いて並列に表示されている。各枠14内において、複数の指標は延びる方向が統一されている。
また、ファスニングテープ6の先端縁6aは、3つの凸部が該凸の方向と直交する方向に連なった3連波線形状に形成されており、第1指標11を構成する複数の指標11´の一部、第2指標12を構成する複数の指標12´の一部、及び第3指標13を構成する複数の指標13´の全部が、それぞれ該3連波線形状と同一形状部分を有している。
第4実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
第5実施形態においては、図10に示すように、ファスニングテープ6の先端縁6aが、2つの凸部が該凸の方向と直交する方向に連なった2連波線形状に形成されており、第1指標11、第2指標12及び第3指標13それぞれが、該2連波線形状と同一形状部分を有している図柄(第5実施形態ではハートマーク)を含んで構成されている。具体的には、第1指標11、第2指標12及び第3指標13それぞれは、複数(3つ)の図柄(ハートマーク)を向きを同じにして部分的に重ね合せた形状を有しており、各図柄における前記同一形状部分が重ならずに露出している。
第5実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
第6実施形態においては、図11に示すように、第1仮想中心線CL1に対する傾斜角度が異なる複数の第1指標11と、おむつ1の長手方向側縁1cに対する傾斜角度が異なる複数の第2指標12と、第2仮想中心線CL2上に表示された第3指標13とが表示されている(図11では、説明容易のため、一部の指標にのみ仮想直線を表示している)。複数の第1指標11のうち、第1仮想中心線CL1に最も近い位置に表示されている中心線最近接指標11Qが、おむつ1の長手方向(第2仮想中心線CL2)に対する傾斜角度が最大となっており、且つ複数の第1指標11は、第1仮想中心線CL1から第2仮想中心線CL2(仮想直線X3)に向かうに従って該傾斜角度が小さくなっている。また、複数の第2指標12のうち、おむつ1の長手方向側縁1cに最も近い位置に表示されている側縁最近接指標12Qが、おむつ1の長手方向(第2仮想中心線CL2)に対する傾斜角度が最大となっており、且つ複数の第2指標12は、該長手方向側縁1cから第2仮想中心線CL2(仮想直線X3)に向かうに従って該傾斜角度が小さくなっている。
また、ファスニングテープ6の先端縁6aは、3つの凸部が該凸の方向と直交する方向に連なった3連波線形状に形成されており、複数の指標11,12,13の一部が、それぞれ該3連波線形状と同一形状部分を有している。
第6実施形態は、複数の指標の形状が統一されていないものの、傾斜角度の異なる複数の第1指標11及び第2指標12が表示されている点で、図8に示す第3実施形態と共通しており、このため、第3実施形態と同様の効果を奏し、着用者に対してよりきめ細かな止着形態を提供することができる。
図12は、本発明の第7実施形態の要部を示す平面図である。第7実施形態のおむつ1は、おむつ1の幅方向を二分する第1仮想中心線CL1(仮想中心線)によって分けられるランディングテープ7の右側領域7R及び左側領域7Lそれぞれの表面に、絵柄を含んで構成されるデザイン20が施されている。デザイン20は第1仮想中心線CL1を挟んで左右対称位置に施されている(左側領域7Lのデザインは図示省略)。第7実施形態の絵柄は、「雲」と「虹」から構成されている。
デザイン20を構成する絵柄は、ファスニングテープ6の止着位置を示す指標21としての「虹」を有している。指標21「虹」は、おむつ1の長手方向側縁1c側から第1仮想中心線CL1側に向けて実質的に連続し、且つおむつ1の長手方向第2端部1b側(おむつ1の上方側)に凸の円弧状を有している。この指標21における凸は、「虹」のおむつ幅方向の略中心点と一致している。ここで、「実質的に連続する」とは、長手方向側縁1c側から第1仮想中心線CL1側に向けて途切れている部分が全くない一続きの場合のみならず、途中に多少の不連続部分があっても全体としては連続しているとみなせる場合も含む。
また、ファスニングテープ6のランディングテープ7との止着面と反対側の面に、デザイン20を構成する絵柄と相関する絵柄61が施されている。ここで、「デザイン20を構成する絵柄と相関する絵柄」とは、デザイン20を構成する絵柄と組み合わされても違和感を覚えさせない絵柄を意味する。第4実施形態では、絵柄61は、デザイン20を構成する指標21「虹」の一部と、この虹の上に傘を持って立つ「うさぎ」とから構成されている。
第7実施形態のおむつ1を着用する際は、ランディングテープ7のデザイン20を構成する指標21「虹」の形状に合わせてファスニングテープ6を止着させる。このようなファスニングテープの止着法は、デザイン20と絵柄61との高い相関性により、特に説明がなくても容易に行うことができる。
第7実施形態のおむつ1は、指標21「虹」が、おむつ1の長手方向第2端部1b側に凸の円弧状を有していることにより、該指標21における該凸部から第1仮想中心線CL1側に亘る部分が、前述した実施形態における第1指標と同様に機能し、該凸部からおむつ1の長手方向側縁側1c側に亘る部分が、前述した実施形態における第2指標と同様に機能する。しかも、この指標21「虹」が、おむつ1の長手方向側縁1c側から第1仮想中心線CL1側に向けて実質的に連続して形成されているので、複数の指標が不連続に並んでいる前述の実施形態に比して、ファスニングテープ6の止着位置の自由度が高く、標準的な体型、標準より小さめの体型、標準より大きめの体型それぞれに対して、良好なフィットが得られるように、よりきめ細かな止着形態を提供することができる。
また、第4実施形態のおむつ1は、ファスニングテープ6の止着位置によりファスニングテープ6とランディングテープ7とから構成される一連の絵柄が変化する(「うさぎ」の位置が変化する)という演出が加味されており、おむつの着用に楽しさを与えることができる。第4実施形態のおむつ1は、見た目に楽しく、外見的に面白味があり、主たる着用者である幼児の興味を誘うおむつであるといえる。
図13は、本発明の第8実施形態の要部を示す平面図、図14は、本発明の第9実施形態の要部を示す平面図である。第8及び第9実施形態は、ランディングテープ7に施されているデザイン20及びファスニングテープ6に施されているデザイン61が異なる点以外は、第7実施形態と同じである。第8及び第9実施形態によっても、第7実施形態と同様の効果が奏される。
第8実施形態のおむつ1は、デザイン20を構成する絵柄が三角形形状の「丘陵」と「花」から構成されている。デザイン20を構成する絵柄は、ファスニングテープ6の止着位置を示す指標21としての「丘陵」を有している。指標21「丘陵」は、おむつ1の長手方向側縁1c側から第1仮想中心線CL1側に向けて実質的に連続し、且つおむつ1の長手方向第2端部1b側(おむつ1の上方側)に凸の山型形状を有している。この指標21における凸は、「丘陵」のおむつ幅方向の略中心点と一致している。
また、ファスニングテープ6のランディングテープ7との止着面と反対側の面に、デザイン20を構成する絵柄と相関する絵柄61が施されており、この絵柄61は、デザイン20を構成する指標21「丘陵」の一部と、この丘陵の上に花を持って立つ「うさぎ」とから構成されている。
第9実施形態のおむつ1は、デザイン20を構成する絵柄が「波」から構成されており、この「波」が、ファスニングテープ6の止着位置を示す指標21である。指標21「波」は、おむつ1の長手方向側縁1c側から第1仮想中心線CL1側に向けて実質的に連続し、且つおむつ1の長手方向第2端部1b側(おむつ1の上方側)に凸の円弧状を有している。この指標21における凸は、「波」のおむつ幅方向の略中心点と一致している。
また、ファスニングテープ6のランディングテープ7との止着面と反対側の面に、デザイン20を構成する絵柄と相関する絵柄61が施されており、この絵柄61は、デザイン20を構成する指標21「波」の一部と、この波にサーフボードで波乗りしている「うさぎ」とから構成されている。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。
例えば前記実施形態では、ファスニングテープの止着機構が、ループ部材(ランディングテープ)とフック部材(ファスニングテープ)とからなるメカニカルファスナであったが、これに代えて、合成樹脂等からなるシート(ランディングテープ)と粘着剤(ファスニングテープ)との組み合わせとしてもよい。
また、おむつ1の構成は本発明の目的を阻害しない範囲で適宜変更可能であり、公知のおむつのように、おむつ1の表面シート2側の左右両側部に立体ギャザーが形成されていてもよい。
本発明の第1実施形態としての使い捨ておむつを平面状に拡げた状態を示す非肌当接面側の平面図である。 図1に示すおむつを腹側部から見た斜視図である。 図1に示すおむつの要部を拡大して示す平面図である。 図1に示すおむつのファスニングテープをランディングテープの第3指標に合わせて止着させた状態を示す平面図である。 図1に示すおむつのファスニングテープをランディングテープの第1指標に合わせて止着させた状態を示す平面図である。 図1に示すおむつのファスニングテープをランディングテープの第2指標に合わせて止着させた状態を示す平面図である。 本発明の第2実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第3実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第4実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第5実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第6実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第7実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第8実施形態の要部を示す平面図である。 本発明の第9実施形態の要部を示す平面図である。
符号の説明
1 使い捨ておむつ
1a おむつの長手方向第1端部(腹側の長手方向端部)
1b おむつの長手方向第2端部(背側の長手方向端部)
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 弾性部材
6 ファスニングテープ
6a ファスニングテープの先端縁
6b ファスニングテープの基端部
7 ランディングテープ(基材シート)
7R ランディングテープの右側領域
7L ランディングテープの左側領域
11 第1指標
12 第2指標
13 第3指標
20 ランディングテープに施されるデザイン
21 指標
61 ファスニングテープに施される絵柄
S サイドフラップ
A 股下部
B 腹側部
C 背側部
CL1 第1仮想中心線
CL2 第2仮想中心線
X1〜X3、X1´、X2´ 仮想直線

Claims (7)

  1. 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を備え、縦長に形成されており、長手方向第1端部の左右両側縁部に一対のファスニングテープが設けられており、長手方向第2端部の該裏面シート上に該ファスニングテープ止着用のランディングテープが貼付されている使い捨ておむつであって、
    前記おむつの幅方向を二分する第1仮想中心線によって分けられる前記ランディングテープの右側領域及び左側領域それぞれの表面に、該幅方向に並ぶ、前記ファスニングテープの止着位置を示す複数の指標が表示されており、
    複数の前記指標それぞれは、前記長手方向第2端部側から前記長手方向第1端部側に向かって延びる仮想直線に沿って表示されており、
    前記右側領域及び前記左側領域それぞれにおける複数の前記指標は、前記第1仮想中心線と平行で且つ該領域のそれぞれを二分する第2仮想中心線より前記おむつの内方に位置する第1指標と、該第2仮想中心線より前記おむつの外方に位置する第2指標とを含んでおり、
    前記第1指標が、前記長手方向第2端部側が前記第1仮想中心線に最も近く、前記長手方向第1端部側が該第1仮想中心線から最も遠くなるように傾斜しており、
    前記第2指標が、前記長手方向第2端部側が前記おむつの長手方向側縁に最も近く、前記長手方向第1端部側が該長手方向側縁から最も遠くなるように傾斜している使い捨ておむつ。
  2. 前記右側領域及び前記左側領域それぞれにおける複数の前記指標は、前記第2仮想中心線に沿って表示されている第3指標を含んでいる請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 前記第1指標を複数有し、複数の該第1指標のうち、前記第1仮想中心線に最も近い位置に表示されている中心線最近接指標が、前記おむつの長手方向に対する傾斜角度が最大となっており、且つ複数の該第1指標は、該第1仮想中心線から前記第2仮想中心線に向かうに従って該傾斜角度が小さくなっている請求項1又は2記載の使い捨ておむつ。
  4. 前記第2指標を複数有し、複数の該第2指標のうち、前記おむつの前記長手方向側縁に最も近い位置に表示されている側縁最近接指標が、前記おむつの長手方向に対する傾斜角度が最大となっており、且つ複数の該第2指標は、該長手方向側縁から前記第2仮想中心線に向かうに従って該傾斜角度が小さくなっている請求項1〜3の何れかに記載の使い捨ておむつ。
  5. 前記ファスニングテープの前記ランディングテープとの止着面と反対側の面に、前記指標のデザインと相関するデザインが施されている請求項1〜4の何れかに記載の使い捨ておむつ。
  6. 複数の前記指標の少なくとも一部が、前記ファスニングテープの先端縁の形状と同一形状部分を有しており、該同一形状部分が、前記仮想直線に沿って表示されている請求項2〜5の何れかに記載の使い捨ておむつ。
  7. 表面シート、裏面シート及び両シート間に介在された吸収体を備え、実質的に縦長に形成されており、長手方向第1端部の左右両側縁部に一対のファスニングテープが設けられており、長手方向第2端部の該裏面シート上に該ファスニングテープ止着用のランディングテープが貼付されている使い捨ておむつであって、
    前記おむつの幅方向を二分する仮想中心線によって分けられる前記ランディングテープの右側領域及び左側領域それぞれの表面に、絵柄を含んで構成されるデザインが施されており、
    前記絵柄は、前記ファスニングテープの止着位置を示す指標を有しており、該指標は、前記おむつの長手方向側縁側から前記仮想中心線側に向けて実質的に連続し且つ前記長手方向第2端部側に凸の円弧状又は山型形状を有しており、
    前記ファスニングテープの前記ランディングテープとの止着面と反対側の面に、前記絵柄と相関する絵柄が施されている使い捨ておむつ。
JP2007234026A 2006-12-14 2007-09-10 使い捨ておむつ Active JP5021402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007234026A JP5021402B2 (ja) 2006-12-14 2007-09-10 使い捨ておむつ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006336451 2006-12-14
JP2006336451 2006-12-14
JP2007234026A JP5021402B2 (ja) 2006-12-14 2007-09-10 使い捨ておむつ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008168115A true JP2008168115A (ja) 2008-07-24
JP5021402B2 JP5021402B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=39696737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007234026A Active JP5021402B2 (ja) 2006-12-14 2007-09-10 使い捨ておむつ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5021402B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100752A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Livedo Corporation おむつ
WO2020170899A1 (ja) * 2019-02-18 2020-08-27 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP7362501B2 (ja) 2020-02-07 2023-10-17 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000060899A (ja) * 1998-08-21 2000-02-29 Uni Charm Corp 使い捨ておむつ
JP2003509163A (ja) * 1999-09-21 2003-03-11 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 位置決め標識を備えた吸収性物品
JP2003111798A (ja) * 2001-10-04 2003-04-15 Daio Paper Corp 使い捨て紙おむつ
JP2004121363A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Daio Paper Corp 紙おむつ
JP2005160686A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2006246999A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Kao Corp 使い捨ておむつ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000060899A (ja) * 1998-08-21 2000-02-29 Uni Charm Corp 使い捨ておむつ
JP2003509163A (ja) * 1999-09-21 2003-03-11 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 位置決め標識を備えた吸収性物品
JP2003111798A (ja) * 2001-10-04 2003-04-15 Daio Paper Corp 使い捨て紙おむつ
JP2004121363A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Daio Paper Corp 紙おむつ
JP2005160686A (ja) * 2003-12-02 2005-06-23 Kao Corp 使い捨ておむつ
JP2006246999A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Kao Corp 使い捨ておむつ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012100752A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Livedo Corporation おむつ
WO2020170899A1 (ja) * 2019-02-18 2020-08-27 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP2020130540A (ja) * 2019-02-18 2020-08-31 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
CN113365591A (zh) * 2019-02-18 2021-09-07 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品
CN113365591B (zh) * 2019-02-18 2022-11-08 尤妮佳股份有限公司 吸收性物品
JP7174643B2 (ja) 2019-02-18 2022-11-17 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品
JP7362501B2 (ja) 2020-02-07 2023-10-17 ユニ・チャーム株式会社 吸収性物品

Also Published As

Publication number Publication date
JP5021402B2 (ja) 2012-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2430372T3 (es) Artículo absorbente que tiene una guía de colocación
JP4874392B2 (ja) 有用な指標を有する使い捨て吸収性物品
TWI602551B (zh) Disposable diapers
TW201735886A (zh) 吸收性物品
EA027051B1 (ru) Одноразовый подгузник
JP4090913B2 (ja) 吸収性物品
JP5021402B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP2010269002A (ja) 吸収性物品
JP5506188B2 (ja) 着用物品群
TWI788344B (zh) 吸收性物品
CN104869962B (zh) 一次性尿布
JP6252005B2 (ja) 吸収性物品の製造方法
JPS62243807A (ja) 使い捨て吸収性パンツ
JP4834630B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP6986494B2 (ja) 吸収性物品
JP2004195244A (ja) 使い捨ておむつ
CN203436468U (zh) 吸收性物品
JP6020193B2 (ja) 吸収性物品
JP2004305761A (ja) 使い捨て紙おむつ
CN210301434U (zh) 一种柔软亲肤的纸尿裤
WO2019244891A1 (ja) 吸収性物品
JP6993133B2 (ja) 吸収性物品
JP6880157B1 (ja) 使い捨ておむつ
WO2022050081A1 (ja) パッドタイプ使い捨ておむつ
KR200424081Y1 (ko) 일자형 기저귀와 탄성 착용 밴드의 결합구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120614

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5021402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250