JP2008166737A - 露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 重ね合わせ検査を実施することなく決定される計測条件での計測精度を改善する。
【解決手段】 本発明は、基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置である。露光装置は、計測部と処理部とコンソールとを備える。計測部は、該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する。処理部は、該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求める。コンソールは、該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、露光装置及びデバイス製造方法に関する。
半導体デバイス製造用の露光装置においては、回路の微細化及び高密度化に伴い、レチクル面上の回路パターンを基板面上により高い解像力で投影露光できることが要求されている。回路パターンの投影解像力は投影光学系の開口数(NA)と露光波長に依存するので、高解像度化の方法としては、投影光学系のNAを大きくする方法や露光波長をより短波長化する方法が採用されている。露光波長をより短波長化する方法において、露光光源は、g線からi線に移行し、更にi線からエキシマレーザに移行しつつある。また、エキシマレーザにおいても、その発振波長が248nm及び193nmの露光装置が既に実用化され使用されている。現在では13nmのEUV(Extreme Ultra Violet)露光方式が次世代の露光方式の候補として検討されている。
また、半導体デバイスの製造プロセスも多様化しており、露光装置の深度不足の問題を解決する平坦化技術として、化学機械的研磨(CMP)プロセス等の技術も注目されている。また、半導体デバイスの構造や材料も多種多様である。例えば、GaAs、InP等の化合物を組み合わせて構成したP−高電子移動度トランジスタやM−高電子移動度トランジスタや、SiGe、SiGeC等を使用したヘテロ接合バイポーラトランジスタが提案されている。
一方、回路パターンの微細化に伴い、回路パターンが形成されているレチクルとそれが投影される基板とを高精度にアライメントすることも要求されている。その必要精度は回路線幅の1/3であり、例えば、現状の90nmデザインにおける必要精度はその1/3の30nmである。
しかし、基板アライメントを実施する際には、製造プロセスに起因する基板のプロセス誤差(wafer induced shift)が発生することがあり、半導体デバイスの性能、及び半導体デバイス製造の歩留まりを低下させる要因となっていた。本明細書では、プロセス誤差(Wafer Induced shift)を「WIS」と呼ぶ。WISの一例としては、CMP工程等の平坦化プロセスの影響により、アライメントマークの構造が非対称となってしまうものや、基板に塗布するレジスト形状が非対称になるものがある。更に、半導体デバイスは複数のプロセスを経て作成されるため、プロセス毎にアライメントマークの光学条件が変わりWISの量がプロセス毎にばらつくことも問題となっていた。これに対処するためには複数のアライメント用の計測条件を複数用意し、プロセス毎に最適な計測条件を決定する必要がある。従来の基板アライメントでは実際に幾つかの計測条件で基板を露光し重ね合わせ検査(重ね焼き検査)することで、最も重ね合わせ検査の結果が良い計測条件を決定していた。しかし、この方法は計測条件の決定に多大な時間を要した。特許文献1では「アライメントマーク信号の非対称性やコントラストを定量化した値」を指標とすることで、重ね焼き検査を実施すること無く、計測条件を決定する手法が提案された。「アライメントマーク信号の非対称性やコントラストを定量化した値」のように、アライメントマークの信号から算出された計測精度に関わる特徴量を、本明細書では「特徴量」と呼ぶこととする。
特開平4−32219号公報
特許文献1に記載される計測条件を決定する方法では、特徴量の基板面内における平均値や基板面内のばらつきを指標として計測条件が決定される。しかし、実際のデバイス製造現場で発生する計測誤差は、基板のシフト・倍率・回転が問題となるため、従来の指標では実際に問題となっているWISと対応させることが難しい。したがって、WISの影響を受けにくい計測条件を決定することができなかった。
本発明は、重ね合わせ検査を実施することなく決定される計測条件での計測精度を改善することを例示的目的とする。
本発明の第1の側面は、基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求め、
該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数に基づき、前記計測部にアライメントマークの位置を計測させる計測条件を設定する、処理部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第2の側面は、基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求める、処理部と、
該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数を表示するコンソールと、
を備えることを特徴とする。
本発明の第3の側面は、基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求め、
該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数の複数の基板にわたるばらつきに基づき、前記計測部にアライメントマークの位置を計測させる計測条件を設定する、処理部と、
を備えることを特徴とする。
本発明の第4の側面は、基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求める、処理部と、
該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数の複数の基板にわたるばらつきを表示するコンソールと、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、重ね合わせ検査を実施することなく決定される計測条件での計測精度を改善することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は露光装置の概略図である。露光装置1は、レチクル2を縮小投影する縮小投影光学系3と、基板4を保持する基板チャック5と、基板4を所定の位置に位置決めする基板ステージ6と、アライメント検出光学系7、コンソール100等から構成されている。レチクル2には、ある回路パターンが描画されている。基板4には、前工程で下地パターンおよびアライメントマークが形成されている。アライメント検出光学系7は、基板4上のアライメントマーク15のイメージ信号を得、該信号に基づいてアライメントマーク15の位置を計測する計測部として機能する。
図11は本実施形態の計測条件を決定する方法を示す一連のフローチャートである。
S101で基板4が露光装置1に搬入される。S102で、中央処理装置(処理部)9の中の設定部10は、アライメントを行う際の条件である計測条件を設定する。計測条件は、例えば、計測の際の照明条件、アライメントマークの種類、サンプルショットの数、サンプルショットの配置でありうる。サンプルショットは、基板4上のアライメントマーク15が設けられた複数のショット領域のうちでショット配列を決定するためにアライメントマーク15が計測されるショット領域である。
S103で、アライメント検出光学系7は、基板4上のサンプルショットセットの中の1つのサンプルショットについてアライメントマーク15の位置を検出する。図2はアライメント検出光学系7の主要な構成要素を示したものである。光源71からの照明光は、ビームスプリッタ72で反射し、レンズ73を通り、基板4上のアライメントマーク15を照明する。アライメントマーク15からの回折光はレンズ73、ビームスプリッタ72、レンズ74を通り、ビームスプリッタ75で分割され、分割された回折光はCCDセンサ76,77で受光される。アライメントマーク15は、レンズ73,74により分解能が計測精度を満たすことができる倍率で拡大され、CCDセンサ76,77に結像される。CCDセンサ76,77はそれぞれ、アライメントマーク15のX方向のずれ計測用、アライメントマーク15のY方向のずれ計測用になっており、光軸に対して90度回転されて設置されている。X方向とY方向の計測原理は同じなので、X方向の位置の計測についてのみ説明する。
図3に位置の計測に用いるアライメントマーク15の一例を示す。この例では、計測方向(X方向)と非計測方向(Y方向)に所定の長さの短冊型アライメントマーク16が、X方向に所定の間隔で複数本並んでいる。このとき、アライメントマーク15の断面構造はエッチング処理によって凹形状をしており、アライメントマーク15上にはレジスト17が塗布されている。
図4に、複数本の短冊型アライメントマーク16に照明光を照射して得られる反射光をCCDセンサ76で受光したときの、アライメントマークの信号18の一例を示す。図4の各信号18から各アライメントマークの位置を検出する。最終的に各アライメントマークの位置の平均値を求め、アライメントマーク位置として検出する。
ステップS104で、第1の算出部12は、特徴量Wを算出する。特徴量Wは、例えばアライメントマークの信号の非対称性S、コントラスト(S/N比)C、形状Pを使って表される数式(1)を用いて算出することができる。特徴量Wの算出は、中央処理装置9の第1の算出部12によってなされる。
W=A×Sa×Cb×Pc ・・・・・・・・・・(1)
A、a、b、cは特徴量WとWISとの関係から求まる定数である
信号の非対称性Sは図5の信号の「右側処理領域Rw」と「左側処理領域Lw」に対して数式(2)で定義する。以下、「右側処理領域Rw」及び「左側処理領域Lw」を、それぞれ「右ウインドウ」及び「左ウインドウ」という。
S=(Rw内σ−Lw内σ)/(Rw内σ+Lw内σ) ・・・・(2)
ここでσは標準偏差である。
信号のコントラストCは図6の信号の右ウインドウRwと左ウインドウLwに対して数式(3)で定義する。
C=(Rw内コントラスト+Lw内コントラスト)/2 ・・・・(3)
w内コントラスト=(w内最大値−w内最小値)/(w内最大値+w内最小値)
信号の形状Pは図7の信号の右ウインドウRwと左ウインドウLwに対して数式(4)で定義する。
P={(Lw右端値+Rw左端値)−(Lw左端値+Rw右端値)}/
{(Lw右端値+Rw左端値)+(Lw左端値+Rw右端値)}
・・・・・・・・・・・・・・(4)
特徴量WとWISに相関があることは、例えば図8に示すように、実際にWISが発生している基板を使用した実験によって確認されている。つまり特徴量Wを求めることで「信号がどの程度WISを発生させ得るか(以下、「WISに対する影響度」という。)」を知ることが可能となる。本実施形態では、特徴量Wを計測条件を決定する際の指標として使用する。
次に、第1の算出部12は、基板上の全ショット領域から選択した複数のサンプルショットそれぞれに対して、S103〜S104を繰り返しながら、各サンプルショットのアライメントマークの位置を検出し、特徴量Wを順次算出していく。サンプルショットの全てについてアライメントマークの位置を検出し、特徴量Wを算出したらS106に進む。この実施形態では、サンプルショットの全てについてアライメントマークの位置を検出する。しかし、サンプルショットの全てではなく、少なくとも一部の複数のサンプルショットについてアライメントマークの位置を検出することとしうる。
S106で、各サンプルショットのアライメントマークの位置を統計処理してショット配列の目標配列からのずれ量を示す第2の指標を算出するグローバルアライメントが実施される。第2の指標は特徴量Wに基づくものではない。第2の指標の算出は、中央処理装置9の第2の算出部13によって行われる。
グローバルアライメントの方法については、例えば特開昭63−232321号公報に示されている。
以下、グローバルアライメントの計算方法のみ簡単に説明する。ショット配列のずれ量は、X方向のシフトSxと、Y方向のシフトSyと、X軸に対する回転θxと、Y軸に対する回転θyと、X方向の倍率Bxと、Y方向の倍率Byのパラメータで記述できる。各サンプルショットの検出値Aiは、検出ショット番号をiとすると、数式(5)によって決定される。
Figure 2008166737
各サンプルショットのアライメントマークを設計した位置の座標Diは、数式(6)によって決定される。
Figure 2008166737
グローバルアライメントでは、先に示したショット配列のずれ量を表す6つのパラメータ(Sx, Sy, θx, θy, Bx, By)を用いて、以下の1次座標変換D'iを行う。D'iは数式(7)によって決定される。
Figure 2008166737
ここで、θx,θyは微小量であるためcosθ=1,sinθ=θを用いた。またBx≒1,By≒1のため、θx×Bx=θx, θy×By=θy等の近似を用いた。
図9に示すようにWで示す位置に基板上のアライメントマークがあり、設計上の位置であるMの位置からAiだけずれており、座標変換D'iを行うと基板上のアライメントマークの位置ずれ(以下、「補正残差」という。)はRiとなる。ここで、図9は座標変換D'iと補正残差Riを示す概略図である。補正残差Riは数式(8)によって決定される。
Ri=(Di+Ai)−D'i ・・・・・・・・・(8)
グローバルアライメントでは各サンプルショットでの補正残差Riが最小になるように最小二乗法を適用している。すなわち、数式(10)により補正残差Riの平均二乗和Vを最小とするシフト、回転、倍率のずれ量(Sx,Sy, θx,θy, Bx, By)すなわちショット配列のずれ量を算出する。Vは数式(9)により決定される。
Figure 2008166737
Figure 2008166737
数式(9)及び数式(10)に、各サンプルショットでの検出値(xi,yi)及び設計位置(Xi,Yi)を代入してシフト、回転、倍率のずれ量(Sx, Sy,θx, θy, Bx, By)を求める。以上でグローバルアライメントによるショット配列のずれ量の算出は終了する。
S107で中央処理装置9の第2の算出部13は、全サンプルショットの特徴量Wを統計演算して、「ショット配列の目標配列からのずれ量」を示す第1の指標を算出する。ショット配列のずれ量はS106のグローバルアライメントの数式(5)を数式(11)に置き換えて数式(6)〜(10)まで同様の計算をすることで算出されることができる。
Figure 2008166737
Wxi,Wyiは各サンプルショットの特徴量である。以下、算出したショット配列のずれ量を(WSx,WSy, Wθx, Wθy, WBx, WBy)とする。ショット配列のずれ量を算出することで、マーク信号が発生させ得るWIS量を、実際のデバイス製造現場で問題となっている誤差と同じ成分に変換することができる。これによりWISに対する影響度をより高精度なものとすることが可能となる。
次に、計測条件を変えながら複数の計測条件下でS102〜S107を繰り返し実施し、計測条件のそれぞれについて、第1の指標が順次算出される。ここで計測条件として、アライメント検出光学系の照明条件、アライメントマークの種類、サンプルショットの数、サンプルショットの配置等を使用しうる。計測条件の設定は中央処理装置9の設定部10でなされる。設定部10、第1の算出部12、第2の算出部13、決定部14は、アライメントマークの位置を計測する条件を処理する処理部を構成している。
また、中央処理装置9の制御部11は、設定された複数の計測条件でアライメントマークが計測されるようにアライメント検出光学系7、基板ステージ6等を制御する。
次に、上記S102〜S107を複数枚の基板に対して実施し、基板のそれぞれについて第1に指標を順次算出していく。S110では、基板間における第1の指標のばらつきを算出する。
基板間における第1の指標のシフトずれ、回転ずれ、倍率ずれのばらつきにより、各計測条件がどのずれ量成分でWISがばらつく影響をどれくらい受けるか予測できる。つまり、計測条件を決定する際の最終的な指標として利用することが可能となる。
S111で、基板間における第1の指標のばらつきが最も小さい計測条件を最もWISの影響を受けにくい計測条件として決定し、一連の計測条件を決定する工程を終了する。計測条件の決定は、中央処理装置9の決定部14によりなされる。
本実施形態の計測条件を決定する工程を用いることで、実際に重ね焼き評価を実施することなく、デバイス製造現場で問題となっているプロセス誤差を最小にする計測条件を容易に決定することが可能となる。
本実施形態のアライメントマークは図3の形に限定されるものではない。また、マーク特徴量Wの算出方法は上記数式1の算出結果に限定されるものではなくWISと相関のある値であれば何を用いても良い。また、選択する計測条件は上記のものに限定されない。また、計測条件を決定する際に使用する第1の指標のばらつきは、デバイス製造現場で問題となっているずれ量成分のみ、例えば回転ずれ量成分のみを使うことができる。また、シフトずれ量成分、回転ずれ量成分、倍率ずれ量成分の少なくとも2つ以上を組み合わせた数式(12)や数式(13)の値を用いてもよい。
Figure 2008166737
Figure 2008166737
[第2の実施形態]
第2の実施形態は、基板1枚分の第1の指標の値から計測条件を決定する工程を適用したときの本発明の実施形態である。計測条件を決定する工程以外の露光装置の構成及び動作は第1の実施形態と同じである。本実施形態の計測条件を決定する工程についてのみ、図12のフローチャートを使って説明する。基板搬入から第1の指標を算出するまでのS201〜S208は、S101〜S108と同様である。
本実施形態ではS209で、基板1枚について第1の指標を算出する。
S210では、第1の指標が最も小さい計測条件を最もWISの影響を受けにくい計測条件として決定し、一連の計測条件を決定する工程を終了する。
本実施形態の計測条件を決定する工程を用いることで、計測条件を決定するために計測する基板枚数を1枚に減らすことが可能となり、計測条件を決定する時間の短縮が可能となる。
計測条件を決定する際に使用する第1の指標は、デバイス製造現場で問題となっている誤差成分のみ、例えば回転ずれ量成分のみを使うことができる。また、シフトずれ量成分、回転ずれ量成分、倍率ずれ量成分の少なくとも2つ以上を組み合わせた数式(14)や数式(15)の値を用いてもいい。
Figure 2008166737
Figure 2008166737
[第3の実施形態]
第3の実施形態は、複数のサンプルショット配置のそれぞれで第1の指標を算出し、その平均値によって計測条件を決定する実施形態である。計測条件を決定する工程以外の露光装置の構成及び動作は第1の実施形態と同じである。本実施形態の計測条件を決定する工程を図13のフローチャートを使って説明する。
基板搬入から特徴量Wを算出するまでのS301〜S304の内容は、S101〜S104と同様である。本実施形態では、S301〜S304を全サンプルショットに対して繰り返し実施する。
S306では、図10に示すような複数のサンプルショット配置の中から1つのサンプルショット配置1を選択し、S307のグローバルアライメントと、S308の特徴量に基づいてショット配列の目標配列からのずれ量の算出を行う。S307〜S308の内容はS106〜S107と同様であり、n種類のサンプルショット配置で算出が終了するまで繰り返し実施する。S310では、n種類のサンプルショット配置のそれぞれについて特徴量に基づいてショット配列の目標配列からのずれ量の平均値を算出する。S301〜S310を計測条件と基板を変えながら繰り返し実施し、基板間におけるショット配列の目標配列からのずれ量の平均値のばらつきをS313で算出する。S313で算出した指標から計測条件を決定するS314はS111と同様である。本実施形態により、ショット配列のずれ量の再現性を向上することができ、計測条件を決定するときの精度を向上させることが可能となる。なお、第2の実施形態におけるように、ショット配列のずれ量のばらつきではなくずれ量の値に基づいて計測条件を決定してもよい。
[第4の実施形態]
第4の実施形態は、WISによって補正残差成分が問題となっているプロセスでの計測条件を決定するときの精度を上げる実施形態である。計測条件を決定する工程以外の露光装置の構成及び動作は第1の実施形態と同じである。本実施形態の計測条件を決定する工程についてのみ、図14のフローチャートを使って説明する。
基板搬入からグローバルアライメントを実施するまでのS401〜S406はS101〜S106と同様である。本実施形態ではS407において、ショット配列のシフトずれ量成分、倍率ずれ量成分及び回転ずれ量成分以外の残差ずれ量成分を算出し、その3σを算出する。なおσは残差ずれ量成分の標準偏差である。ショット配列の残差ずれ量成分は、数式(5)に数式(11)を入力して数式(6)〜数式(10)まで計算した際のRiである。S409で、ショット配列の残差ずれ量成分3σを第1の指標とし計測条件を決定し、一連の計測条件を決定する工程を終了する。これによりWISによる残差ずれ量成分の誤差が問題になっている場合でも計測条件を決定することができる。なお、第3の実施形態3のように、複数のサンプルショット配置の平均値を用いてもよい。
[第5の実施形態]
第5の実施形態は、数式(3)に示したマーク信号のコントラスト(S/N比)Cが低い計測条件を最初に候補から除去することで、計測条件を決定する時間の短縮と決定の精度の向上を実現する実施形態である。計測条件を決定する工程以外の露光装置の構成及び動作は第1の実施形態と同じである。本実施形態の計測条件を決定する工程についてのみ、図15のフローチャートを使って説明する。基板搬入からアライメントマークの位置を検出するまでのS501〜S503はS101〜S103と同様である。本実施形態ではS504において、信号のコントラスト(S/N比)が設定された閾値よりも小さい場合に、その時の計測条件を決定候補から除去する。候補から除去する理由は、マーク信号のコントラストが一定の閾値以下になると、信号のS/Nが急激に悪化するため、ノイズによるアライメント精度の大幅な低下が発生するためである。また、図8に示す特徴量WとWISとの相関関係が弱くなることも分かっており、コントラストが一定の閾値以下の計測条件は精度良く指標を算出できない可能性がある。候補から除去しなかった計測条件に対する以降の処理S505〜S512は、S104〜S111と同様である。本実施形態により、コントラストが設定された閾値以下の計測条件がある場合に、計測条件を決定する時間の短縮と決定の精度の向上が可能になる。なお、本実施形態のステップS504を、第2〜4の実施形態に適用してもよい。
[第6の実施形態]
第6の実施形態は、複数の異なる指標を使用して最終的な計測条件を決定することで、計測条件を決定するときの信頼度を高める工程を適用したときの本発明の実施形態である。計測条件を決定する工程以外の露光装置の構成及び動作は第1の実施形態と同じである。本実施形態の計測条件を決定する工程についてのみ、図16のフローチャートを使って説明する。基板搬入から、特徴量に基づくショット配列の目標配列からのずれ量の基板間におけるばらつきを算出するまでのS601〜S610はS101〜S110と同様である。本実施形態ではS611において、S606で算出した、特徴量に基づかないショット配列のずれ量の倍率成分の基板間におけるばらつきを、計測条件を決定するための指標の1つとする。S612において、S606で算出した数式(8)の補正残差Riからその標準偏差Ri(3σ)を算出し、その平均値Ri(3σ)(ave)を算出し計測条件を決定するための指標の1つとする。S613では、S610〜S612で算出した各指標を加重平均した値を用いて最終的な計測条件を決定し、一連の計測条件を決定する工程を終了する。本実施形態により、1種類の指標から計測条件を決定する場合よりも、その信頼度を高めることが可能となる。なお、指標の種類と組み合わせはS610〜S612で使用するものに限定するものではなく、第2の実施形態2のようなショット配列のずれ量の値を使用することも可能である。また、S611で指標とした特徴量に基づかないショット配列のずれ量の基板間におけるばらつきは倍率成分に限定されない。また、S613で最終的な計測条件を決定する方法は、各指標の加重平均に限定するものではない。
[変形例]
以上の実施形態では、第1の指標(数式(5)を数式(11)に置き換えて算出される、座標変換の式(7)の係数)、または複数の基板にわたる該第1の指標のばらつき(標準偏差等)に基づいて、中央処理装置9が計測条件を自動的に設定した。しかし、複数の計測条件のそれぞれに関して求められた第1の指標、または複数の基板にわたる該第1の指標のばらつきを中央処理装置9が表示部に表示させるようにしてもよい。該表示された情報に基づいて露光装置1のユーザーは計測条件を設定することができる。ここで、当該表示部は、例えば、露光装置1の中央処理装置9に接続されたコンソール100に含まれていてもよい。
[デバイス製造の実施形態]
次に、図17及び図18を参照して、上述の露光装置を利用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図17は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。ここでは、半導体チップの製造方法を例に説明する。
ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップS2(マスク製作)では設計した回路パターンに基づいてマスク(原版またはレチクルともいう)を製作する。ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ(基板ともいう)を製造する。ステップS4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、マスクと基板を用いて、上記の露光装置によりリソグラフィ技術を利用して基板上に実際の回路を形成する。ステップS5(組み立て)は、後工程と呼ばれ、ステップS4によって作製された基板を用いて半導体チップ化する工程である。ステップS4は、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップS6(検査)では、ステップS5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、それが出荷(ステップS7)される。
図18は、ステップ4のウエハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップS11(酸化)では、基板の表面を酸化させる。ステップS12(CVD)では、基板の表面に絶縁膜を形成する。ステップS13(電極形成)では、基板上に電極を蒸着によって形成する。ステップS14(イオン打ち込み)では、基板にイオンを打ち込む。ステップS15(レジスト処理)では、基板に感光剤を塗布する。ステップS16(露光)では、露光装置を用い、マスクの回路パターンを介して基板を露光する。ステップS17(現像)では、露光した基板を現像する。ステップS18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップS19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって基板上に多重に回路パターンが形成される。
図1は露光装置の概略図である。 図2は図1におけるアライメント検出光学系7を示す図である。 図3はアライメントマークの一例を示す図である。 図4はアライメントマークの信号の一例を示す図である。 図5は特徴量の説明図である。 図6は特徴量の説明図である。 図7は特徴量の説明図である。 図8は特徴量とWISとの相関関係を示す図である。 図9は座標変換D'iと補正残差Riとの関係を示す説明図である。 図10は複数のサンプルショットの配置例を示す図である。 図11は第1の実施形態に係わる計測条件を決定する工程のフローチャートである。 図12は第2の実施形態に係わる計測条件を決定する工程のフローチャートである。 図13は第3の実施形態に係わる計測条件を決定する工程のフローチャートである。 図14は第4の実施形態に係わる計測条件を決定する工程のフローチャートである。 図15は第5の実施形態に係わる計測条件を決定する工程のフローチャートである。 図16は第6の実施形態に係わる計測条件を決定する工程のフローチャートである。 図17は露光装置を使用したデバイスの製造を説明するためのフローチャートである。 図18は図17に示すフローチャートのステップ4のウエハプロセスの詳細なフローチャートである。
符号の説明
1:露光装置
2:レチクル
3:縮小投影光学系
4:基板
5:基板チャック
6:基板ステージ
7:アライメント検出光学系
8:アライメント信号処理部
9:中央処理装置
10:設定部
11:制御部
12:第1の算出部
13:第2の算出部
14:決定部
15:アライメントマーク
71:光源
72,75:ビームスプリッタ
73,74:レンズ
76,77:CCDセンサ
20:短冊型のアライメントマーク
21:レジスト
22:アライメントマークの信号
100:コンソール

Claims (8)

  1. 基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
    該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
    該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
    該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
    該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求め、
    該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数に基づき、前記計測部にアライメントマークの位置を計測させる計測条件を設定する、処理部と、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  2. 基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
    該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
    該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
    該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
    該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求める、処理部と、
    該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数を表示するコンソールと、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  3. 基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
    該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
    該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
    該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
    該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求め、
    該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数の複数の基板にわたるばらつきに基づき、前記計測部にアライメントマークの位置を計測させる計測条件を設定する、処理部と、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  4. 基板上に配された複数の領域のそれぞれを露光する露光装置であって、
    該領域に形成されたアライメントマークのイメージ信号を得、該信号に基づいて該アライメントマークの位置を計測する計測部と、
    該複数の領域のうち少なくとも一部の複数の領域のそれぞれに形成されたアライメントマークの位置を前記計測部に複数の計測条件下で計測させ、
    該計測条件のそれぞれに関し、該信号の特徴量を求め、
    該複数の計測条件のそれぞれに関し、該計測された位置を近似する式であって該アライメントマークの設計上の位置の座標変換の式を用いて、該特徴量を近似する該座標変換の式の係数を求める、処理部と、
    該複数の計測条件のそれぞれに関して求められた該係数の複数の基板にわたるばらつきを表示するコンソールと、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  5. 該特徴量は、該信号の非対称性を表す量、該信号のコントラストを表す量及び該信号の形状を表す量の少なくとも1つを含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 前記処理部は、前記計測部にアライメントマークの位置を計測させる計測条件として、該複数の計測条件のうち該係数が最小となる計測条件を設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の露光装置。
  7. 前記処理部は、前記計測部にアライメントマークの位置を計測させる計測条件として、該複数の計測条件のうち該係数のばらつきが最小となる計測条件を設定する、
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の露光装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載される露光装置を用いて基板を露光する工程と、
    前記工程で露光された基板を現像する工程とを備えることを特徴とするデバイス製造方法。
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