JP2008166284A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、本発明は、４枚の鋼板からなり、前記鋼板のエッジを互いに接合することにより内側に３層の隔離された空間部が設けられる溶融炭酸塩燃料電池の分離板において、第１層空間部には酸化剤ガスの流動経路を形成する空気極流路が設けられ、第２層空間部には前記空気極流路とは隔離されて燃料ガスの流動経路を形成する燃料極流路が設けられ、前記第１層空間部と前記第２層空間部との間の第３層空間部には前記燃料ガスを改質する内部改質流路が設けられたことを特徴とする、溶融炭酸塩燃料電池の分離板を提供する。

本発明に係る溶融炭酸塩燃料電池に備えられる分離板１０は、４枚の鋼板からなり、内側には３層の流路が設けられ、縁部には６つのマニホルドが設けられる。具体的に、分離板１０は、４枚の鋼板からなるが、４枚の鋼板のエッジを互いに接合することにより内側に３層の空間部が設けられるように製造する。前記分離板１０の内側に設けられた空間部は、一部遮断または開口され、ガスの流れる流路を形成する。このような分離板１０は、内側には空気極流路１００、内部改質流路２００および燃料極流路３００が設けられ、縁部には、ガス流入のための燃料ガス入口マニホルド２、ガス流出のための燃料ガス出口マニホルド１、酸化剤ガス入口マニホルド３、酸化剤ガス出口マニホルド４、改質ガス交換マニホルド５、およびガス漏れ止めマニホルド６が設けられる。

Claims (1)

1. 溶融炭酸塩燃料電池の分離板であって、前記分離板は４枚の鋼板からなり、前記４枚の鋼板のエッジを互いに接合することにより、前記４枚の鋼板の間に３層の空間部が設けられ、前記分離板は、
   第１層空間部に設けられ、酸化剤ガスの流動経路を形成する空気極流路と、
   第２層空間部に設けられ、前記空気極流路とは隔離されて燃料ガスの流動経路を形成する燃料極流路と、
   前記第１層空間部と前記第２層空間部との間の第３層空間部に設けられ、前記燃料ガスを改質する触媒層が担持される、燃料ガス改質流路とを備えており、
   前記分離板は、その縁部に、前記酸化剤ガスが前記空気極流路に流入するための酸化剤ガス入口マニホルドと、前記酸化剤ガスが前記空気極流路から流出するための酸化剤ガス出口マニホルドと、前記燃料ガスが前記燃料ガス改質流路に流入するための燃料ガス入口マニホルドと、前記燃料ガスが前記燃料ガス改質流路から流出するための燃料ガス出口マニホルドと、改質ガス交換マニホルドとを備え、前記改質ガス交換マニホルドで前記燃料ガス改質流路及び前記燃料極流路が分岐して、前記燃料ガス改質流路から前記燃料極流路に前記燃料ガスが流れる、溶融炭酸塩燃料電池の分離板。